JPH11281684A - スペクトラムアナライザ測定方法及びその装置 - Google Patents

スペクトラムアナライザ測定方法及びその装置

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JPH11281684A
JPH11281684A JP8419898A JP8419898A JPH11281684A JP H11281684 A JPH11281684 A JP H11281684A JP 8419898 A JP8419898 A JP 8419898A JP 8419898 A JP8419898 A JP 8419898A JP H11281684 A JPH11281684 A JP H11281684A
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JP
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frequency
level
signal
rbw
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JP8419898A
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Osamu Aoyama
修 青山
Mitsunori Sato
三範 佐藤
Hirofumi Toritsuka
弘文 鳥塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数未知信号モードで0Hz信号の影響を
従来よりも受け難く、低い周波数の入力信号の検出も可
能とする。 【解決手段】 測定可能全周波数帯を複数の帯域に分割
し、その各帯域ごとに0Hz信号の影響を受けず、かつ
適切な掃引速度が得られる周波数分解能決定IFフィル
タ通過帯域幅(RBW)を決めて記憶部41の領域42
に記憶しておき、その各分割帯域とRBWの組を1つづ
つ読出して、スパン設定部21とRBW設定部24にそ
れぞれ設定して入力周波数を掃引、受信し、その検波出
力の最大レベルとその周波数を領域44に記憶し、全分
割帯域について得られた最大レベル中の最大のものLM
とその周波数FM を検索し、そのFM を中心周波数と
し、L M を基準レベルとし観測周波数スパンで観測す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスペクトラムアナ
ライザを用いて、可能な周波数範囲内で、入力(被測
定)信号を検索し、最大レベルの信号を検知する。つま
り未知の周波数成分をもつ信号の最大レベルの信号を検
知する測定方法、そのスペクトラムアナライザ及びその
プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図5Aに従来のスペクトラムアナライザ
を示す。入力端子11よりの入力信号はミキサ12にお
いて局部発振部13よりの局部発振信号と周波数混合さ
れ、これにより周波数変換された信号が中間周波フィル
タ14へ供給され、中間周波(IF)フィルタ14の出
力は中間周波(IF)増幅部15で増幅され、その増幅
出力は検波部16で検波され、その検波出力に表示部1
7へ供給表示される。この例では検波部16の出力はデ
ータ処理部18でデジタル値に変換され、かつ表示周波
数帯域に対応させたデータとしてメモリ(図示せず)に
記憶され、そのメモリに記憶されたデータが表示部17
に表示される。
【0003】周波数スパン設定部21に入力すべき掃引
周波数帯域が設定され、つまりその周波数帯域の始めの
周波数と、終りの周波数又は始めの周波数の帯域幅が設
定され、その設定に応じて掃引信号発生回路22が制御
され、掃引信号が発生し、この掃引信号により局部発振
部13が制御され、設定された周波数スパンの周波数帯
の信号が順次、中間周波フィルタ14に入力され、つま
り入力信号周波数が掃引される。
【0004】中心周波数設定部23に中心周波数が設定
されると、この設定された中心周波数は周波数スパン設
定部21に与えられ、入力信号に対する周波数掃引は設
定された中心周波数を中心として行われる。更に自動掃
引においては周波数スパン設定部21に設定された周波
数スパンに応じてRBW設定部24の通過帯域幅RBW
が設定され、その設定された通過帯域幅RBWに中間周
波フィルタ14の通過帯域幅が設定される。
【0005】つまり、最高掃引速度と対応する最小掃引
時間をTMS、掃引周波数スパン(帯域幅)をFSP、中間
フィルタ14の中の周波数分解能を決める通過帯域幅を
RBWとすると TS =FSP・k/RBW2 k:定数 なる関係がある。自動掃引に設定すると通常は掃引速度
はなるべく速くするように選らばれる。従って、周波数
スパンFSPが設定されると、中間周波フィルタ14の通
過帯域幅RBWも自動的に決まり、この値が中間周波フ
ィルタ14に設定されることになる。一般には、中間周
波フィルタ14の通過帯域幅RBWの取り得る値は、予
め決められた複数の値が与えられており、これらの値の
何れかをとるように中間周波フィルタ14が切替えられ
る。
【0006】基準レベル設定部26に基準レベルが設定
されると、これに応じて中間周波増幅部15の利得が制
御され、表示部17に、入力信号レベルが設定された基
準レベルを基準として表示される。増幅部15は基準レ
ベル設定部26の設定基準レベルに応じて、増幅部15
の出力のレベルを制御するレベル制御手段である。デー
タ検索部27で、データ処理部18内の入力されたデー
タ中へ、つまりデータ処理部18内のメモリ中のレベル
が最大の値と、その周波数の検索が行われる。設定パネ
ル28から測定モード、周波数スパン、中心周波数、基
準レベルなどが操作員により入力されると、制御部29
がその入力に応じて設定部21,23,26などに対す
る設定を行う。制御部29はまた未知周波数成分をもつ
信号の最大レベルの信号を自動的に検知するモード、つ
まり信号検索モードにおいては、このスペクトラムアナ
ライザが測定可能な全周波数帯域を周波数スパン設定部
21に設定して全帯域を掃引し、データ検索部27で検
索した最大レベルとその周波数とが表示部17に表示さ
れる。
【0007】またその検索した入力信号を、設定された
その周辺周波数の状況と共に表示部17に表示させ、そ
の信号を観測するようにすることもできる。つまりその
検知した最大レベル周波数を中心周波数として設定し、
また予め設定入力した目的(観測)周波数スパンが周波
数スパン設定部21に設定され、周波数を横軸とし、レ
ベルを縦軸とした表示が表示部17に表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来において信号検索
モードに設定すると、図5Bに示すような表示が得られ
た。つまり入力された信号31が表示されるが、入力信
号周波数が0Hzの部分に信号32が現われる。これは
局部発振信号の周波数が中間周波フィルタ14の中心周
波数と一致した状態であって、これは局部発振信号がフ
ィードスルーにより現われる現象であり、この0Hz信
号は0Hzの組スペクトルとしてではなく、中間周波フ
ィルタ14の通過特性に応じ観測波形となって現われ、
通過帯域幅RBWが広ければ0Hz信号が現われる周波
数帯域も広くなる。
【0009】最大レベル信号の検索はこの0Hz信号が
現われる部分を外して行わなければ、誤った検知をする
おそれがある。図5Bに示した例では測定可能全周波数
帯域(フルスパン)が3GHzの場合、0Hz信号の影
響を避けるため、20MHz〜3GHzの範囲を検索対
象としなければならない。従って20MHz以下の信号
に対しては検知できない。なお中間周波フィルタ14の
通過帯域幅RBWを狭くすれば0Hz信号の帯域幅も狭
くなる、例えば通過帯域幅RBWをその設定可能な最小
値とすれば、可成り低い周波数から検索可能となるが、
前記掃引時間T S と、周波数スパンFSPと、通過帯増幅
RBWとの関係から、掃引時間を著しく遅くしなければ
ならず、実用上は使用できなくなる。
【0010】この発明の目的は従来よりも低い周波数帯
をも検索対象とすることができ、しかも測定時間をそれ
程長くすることなく、つまり比較的短時間に測定できる
測定方法、その装置と、プログラム記録媒体を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば測定可
能な全周波数帯域(フル周波数スパン)を予め複数帯域
に分割しておき、かつその各分割帯域に対し、適切な周
波数分解能を決定する中間周波通過帯域幅RBWを与え
ておき、これらの組を記憶手段に記憶しておき、その各
組を順次取出して、その分割帯域を掃引し、かつその通
過帯域幅RBWの中間周波フィルタを通して取出し、そ
の時の検波出力レベルの最大値を検索し、その最大レベ
ルとその時の周波数とを一時記憶し、全分割帯域につい
ての掃引が終ると、得られた各最大レベルとその周波数
のうちで最もレベルが高い最大レベルとその周波数を探
索し、探索したその周波数を、必要に応じてそのレベル
も出力する。
【0012】更に、この探索した周波数を中心周波数と
し、かつそのレベルを基準レベルとし、所望の周波数ス
パンで入力信号周波数を掃引して表示部に表示する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1にこの発明によるスペクトラ
ムアナライザの実施例を示し、図5Aと対応する部分に
同一符号を付けてある。この発明によれば記憶部41が
設けられ、このスペクトラムアナライザで測定可能な周
波数範囲(フルスパン)f0〜fnを、図1Bに示すよ
うに複数の分割帯域(スパン)f0〜f1,f1′〜f
2,…fn-1 ′〜fnに分割し、かつ各分割帯域にそれ
ぞれ適切な周波数分解能決定通過帯域幅RBWを、FW
1,FW2,…,FWnを与えて記憶しておく。隣接分
割帯域は一部が互いに重複していることが望ましい。つ
まりf1′=f1−Δf1,f2′=f2−Δf2,
…,fn-1 ′=fn-1 −Δfn-1 とする。これら重複部
分Δf1,Δf2,…,Δfn-1 は例えばf1,f2,
…,fn-1 それぞれ10%〜20%程度とする。最大測
定周波数fnが3GHz、取得するRBWの値が1kH
z,10kHz,100kHz,1MHzの何れかの場
合の分割帯域とそのRBWの例を下記に示す。
【0014】 分割帯域(周波数スパン) RBW (1) 0 Hz 〜 55 kHz 1kHz (2) 45 kHz 〜 110 kHz 1kHz (3) 90 kHz 〜 1.1 MHz 10kHz (4)900 kHz 〜 20.5MHz 100kHz (5)19.5MHz 〜 105 MHz 1MHz (6) 95 MHz 〜 3 GHz 1MHz このような分割帯域とRBWの決定の手法は例えば次の
ように行う。
【0015】まずなるべく低い周波数まで測定できるよ
うに、RBWを最小値FW1=1kHzとし、かつ掃引
速度を適切な値、例えばなるべく短時間で測定するよう
に最小掃引時間とすることにより、最初の周波数スパン
がf0=0Hz〜f1=55kHzと決定する。次にそ
のスパンの上限値f1=55kHzよりもΔf1=10
kHzだけ低い周波数f1′からなるべく大きな掃引周
波数幅を決める。その際に、f1−Δf1=45kHz
付近に、0Hz信号の影響がないようにする。0Hz信
号の影響は例えば0HzからRBWの9倍程度離れると
よい。この例では周波数スパンをなるべく大とするため
RBWを次の10kHzにすると、10kHz×9=9
0kHzとなり、0Hz信号の影響が現われるため、R
BWをFW2=1kHzのままとし、前回とほぼ同一周
波数スパン、この例ではf1′=45kHz〜f2=1
10kHzとする。
【0016】3番目の分割帯域ではf2′=f2−Δf
2=90kHzとなり、RBWを10kHzにしても0
Hz信号の影響を受けない。よってFW3=10kHz
とし、かつ適切な掃引速度から周波数スパンf2′=9
0kHz〜f3=1.1MHzとする。以下同様に周波
数スパンの開始(下限)周波数が0Hz信号の影響を受
けないようにRBWを決定し、かつ適切な掃引速度を与
えて短かい測定時間で周波数スパンをなるべく広くする
ことから周波数スパンの終了(上限)周波数を決定す
る。
【0017】未知周波数信号検知モードでは、このよう
に分割帯域と適切なRBWを予め決めて、記憶部41内
の分割スパンデータ領域42に記憶してあり、これら分
割帯域を順次読出し、入力信号周波数を掃引受信する。
つまり例えば図2に示す手順に従って処理を行う。この
例では測定モードを未知周波数信号検知モードに既に設
定してあり、また検知した未知周波数信号とその周辺周
波数、つまり観測したい周波数スパンとRBWを予め設
定し(S1)、つまり周波数スパン設定部21には観測
周波数スパンfA2 〜fA0 (この例では100kH
z)が設定され、RBW設定部24に自動選択モードで
決る値が設定され、入力周波数が掃引受信が行われてい
る。例えば図3Aに示す表示が表示部17に表示されて
いる。図では最大レベルの入力信号51から40kH
z、0Hz側に0Hz信号32が現われている。
【0018】この状態で操作パネル28中の実行キーを
操作すると(S2)、未知周波数信号検知モードの実行
が開始され、まず周波数スパン設定部21に設定されて
いる周波数スパンfAL 〜fAB が記憶部41中の観測
スパンデータ領域43に記憶される(S3)。次に分割
スパンデータ領域42内の1組の分割帯域とRBWが予
め決めた順、例えば最低周波数帯域から取出し、その読
出した分割帯域f0〜f1を周波数スパン設定部21に
設定し、またRBW設定部24にFW1を設定(S
4)、局部発振周波数を掃引し、つまり入力周波数を掃
引し、その時の検波出力をデータ処理部18に取込み、
更にデータ検索部27で最大レベルを検索し、そのレベ
ルL1=−29.6dBと周波数F1=40.0kHz
を記憶部41内の測定データ記憶領域44に記憶する
(S5)。この例では図3Aの表示に対し、図3Bに示
す表示となり、0Hz信号32の影響が図3Aに示した
場合より小さくなり、RBWが1kHzであるから、最
大レベルの検索は9kHz〜55kHzの受信データに
対して行えばよい。図5について説明した従来の場合よ
りも、低い周波数まで信号入力があるかを検索可能とな
る。
【0019】次に未掃引帯域があるかを調べ(S6)、
あればステップS4に戻り、その1つを取出して同様の
ことを行う。従ってこの例ではスパン設定部21にf
1′=45kHz〜f2=110kHzが設定され、R
BW設定部24にFW2=1kHzが設定され、例えば
図3Cに示す表示結果が得られ、その最大レベルL2=
−74.86dB、その周波数F2=45.13kHz
がデータ領域44に格納される。
【0020】以下同様にスパンf2′=90kHz〜f
3=1.1MHzが、RBW=FW3=10kHzが設
定され、図3Dに示す表示が得られ、最大レベルL3=
−73.72dB、その周波数F3=92kHzが求ま
り、次にスパンf3′=900kHz〜20.5MH
z、RBW=FW4=100kHzがそれぞれ設定さ
れ、図3Eに示す表示が得られ、最大レベルL4=−7
3.00dB、その周波数F4=8.90MHzが求ま
る。その後、スパンf4′=19.5MHz〜f5=1
05MHz、RBW=FW5=1MHzが設定され、図
5Aに示す表示が得られ、最大レベルL5=−66.5
dB、その周波数F5=73.37MHzが求まる。
【0021】更にスパンf5′=95MHz〜f6=3
GHz、RBW=F6=1MHzが設定され、図5Bに
示す表示が得られ、最大レベルL6=−65.17d
B、その周波数F6=2.8083GHzが求まる。ス
テップS6で未掃引帯域がなくなると、信号探索部46
で測定データ領域44内の最大レベルL1〜L6中の最
大レベルLM =−29.6dBを探索し、その最大レベ
ルLM が得られた周波数FM =40kHzを求める(S
7)。この周波数FM を中心周波数設定部23に設定
し、かつその周波数FM の信号が得られた時の分割帯域
f0=0Hz〜f1=55kHzを周波数スパン設定部
21に設定する(S8)。この結果、図4Cに示すよう
に中心周波数がFM =40kHz周波数スパンが55.
0kHzの表示が得られる。
【0022】次に周波数スパンを先に記憶部41に記憶
しておいた観測スパンfAL 〜fA U に変更するが、F
M の信号が得られた周波数帯域に対し、観測帯域fAL
〜fAB が比較的接近してなく、大きく離れているかを
調べ(S9)、大きく離れている場合は周波数スパンの
設定を徐々に変更して観測帯域に近ずける(S10)。
【0023】FM を検出した帯域が観測帯域fAL 〜f
U に近ければ、周波数スパン設定部21の設定をその
観測帯域この例では100kHzに戻す(S11)。こ
の時、表示は図4Dに示すようになる。次に検出した入
力信号の最大レベルLM =−29.61dBを基準レベ
ル設定部26に設定し、つまりLM =−29.61dB
が0dBになるように中間周波数増幅部15の利得が制
御され、図5Eに示す表示が得られる。このようにして
求めた未知信号の周波数を中心として、その周辺の観測
したい周波数帯域の状況を知ることができる。
【0024】ステップS10でも周波数スパン変更は従
来も行っていた手法であり、その手法に従って行えばよ
い。条件パラメータ設定部47を設け、自動検索すべき
信号の条件を設定し、その範囲内で自動検索を行うよう
にすることもできる。この条件パラメータとしては信号
レベルについて(1)検索範囲を特定するしきい値、
(2)信号レベルについて、最大ピークではなく、m番
目に大きいかの順位を示す数、(3)周波数帯域につい
て検索範囲を特定するしきい値などが考えられる。最大
ピークではなく、m番目に大きいものを検索する場合
は、各分割帯域ごとにm番目までのピーク値とその周波
数を測定データ領域44に記憶すればよい。また自動探
索して捕えた信号の周波数をより正確に測定するための
カウンタ機能や信号の持つ各種電力計算を行う電力測定
機能を設けて、同時にその機能を実行させてもよい。
【0025】更に図1Aに示した各機能をコンピュータ
がプログラムを読出し、解読実行することにより行うよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明のスペクトラムアナライザの実施
例を示す機能構成図、Bはその記憶部41の記憶例を示
す図である。
【図2】この発明の方法の実施例の手順を示す流れ図。
【図3】この発明の実施中に現われる各状態における表
示例を示す図。
【図4】この発明の実施中に現われる各状態における表
示例を示す図。
【図5】Aは従来のスペクトラムアナライザの機能構成
を示す図、Bはその周波数未知信号自動検知モードにお
ける表示部の表示例を示す図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を局部発振信号と周波数混合
    し、その周波数混合出力を、周波数分解能を決定する通
    過帯域幅RBWの中間周波フィルタに通し、そのフィル
    タの出力を検波して表示部に表示し、かつ上記局部発振
    信号の周波数を、測定可能な全周波数帯域と対応して掃
    引制御するスペクトラムアナライザの測定方法におい
    て、 上記全周波数帯域を予め複数の帯域に分割しておき、か
    つ、その各分割帯域の入力信号掃引時における使用通過
    帯域幅RBWを予め記憶しておき、 上記分割帯域と、対応通過帯域幅RBWを順次1つづつ
    取出してその分割帯域を周波数スパン設定部に設定し、
    かつその通過帯域幅RBWを上記中間周波フィルタに設
    定し、 その設定された分割帯域を周波数掃引し、 各分割帯域ごとに最大レベルから順に予め決めた数のレ
    ベルと、それが得られた周波数とを一時記憶し、 上記各分割帯ごとに得られたレベル中の最大から所定番
    目の周波数を検索することを特徴とするスペクトラムア
    ナライザ測定方法。
  2. 【請求項2】 上記分割帯域はその隣接分割帯域とそれ
    ぞれ互いに一部重なっており、 上記各分割帯域の通過帯域幅RBWは、0Hz信号の影
    響を受けないように選定されていることを特徴とする請
    求項1記載のスペクトラムアナライザ測定方法。
  3. 【請求項3】 上記検索した所定番目のレベルの周波数
    の受信信号を、その所定番目のレベルを基準レベルと
    し、かつこの周波数を中心周波数とし、かつ予め設定し
    た観測周波数スパンとして表示することを特徴とする請
    求項1又は2記載のスペクトラムアナライザ測定方法。
  4. 【請求項4】 上記検索した所定番目のレベルの周波数
    の受信信号を、その周波数を中心周波数とし、その分割
    帯域幅より周波数スパンを、上記予め設定した周波数ス
    パンに徐々に近づけることを特徴とする請求項3記載の
    スペクトラムアナライザ測定方法。
  5. 【請求項5】 入力信号が、局部発振手段からの局部発
    振信号でミキサにより周波数変換され、上記局部発振手
    段が掃引信号発生手段の周波数掃引信号により制御され
    て局部発振信号の周波数が掃引され、 上記ミキサから周波数変換された信号が、周波数分解能
    を決める通過帯域幅RBWの中間周波フィルタに通さ
    れ、 その中間周波フィルタの出力が、出力レベルを増減する
    レベル制御手段に通され、 そのレベル制御手段の出力が検波手段で検波され、その
    検波出力が表示手段に表示され、 周波数スパン設定手段により設定された周波数帯域に応
    じて上記掃引信号発生手段が制御された入力信号の受信
    周波数帯域が掃引され、 その周波数の掃引は中心周波数設定手段に設定された中
    心周波数を中心として行われ、 RBW設定手段により設定された通過帯域幅に上記中間
    周波フィルタの通過帯域幅が設定され、 基準レベル設定手段に設定されたレベルが、上記表示手
    段に基準レベルとして表示されるように上記レベル制御
    手段が制御され、 上記周波数掃引にもとづき、受信入力された信号におけ
    る上記検波手段の検波出力から最大レベルとその受信周
    波数とがデータ検索手段により検索されるスペクトラム
    アナライザにおいて、 上記スペクトラムアナライザの最大測定周波数範囲を複
    数の周波数帯域に分割した複数の分割帯域と、その分割
    帯域ごとに与えられた通過帯域幅RBWと、目的周波数
    スパンとが記憶された記憶手段と、 上記記憶手段内の1つの分割帯域と通過帯域幅RBWの
    組を順次読出して上記周波数スパン設定手段とRBW設
    定手段にそれぞれ設定し、 上記データ検索手段による各検出した最大レベルより所
    定番目までのものとその周波数をそれぞれ一時、記憶手
    段に記憶し、 上記全ての分割帯域の各レベル及びその周波数中の最大
    レベルから所定番目の周波数を検索し、 その検索したレベルを上記基準レベル設定手段に設定
    し、その検出周波数を上記中心周波数設定手段に設定
    し、上記目的周波数スパンを上記周波数スパン設定手段
    にする制御手段と、 を設けたことを特徴とするスペクトラムアナライザ。
  6. 【請求項6】 スペクトラムアナライザに用いられ、 記憶手段に記憶されている、複数の分割周波数帯域と通
    過帯域幅RBWの組を順次1つづつ読取る第1処理と、 その読取った分割周波数帯域を、入力すべく局部発振信
    号の周波数を掃引し、かつその局部発振信号により周波
    数変換された入力信号を、上記読取った通過帯域幅RB
    Wを通過帯域とする中間周波フィルタに通過する第2処
    理と、 上記中間周波フィルタの出力を検波し、その検波出力中
    の最大レベルから所定番目までのものと、その周波数を
    求める第3処理と、 上記分割周波数帯域及び通過帯域幅RBWの組の全てに
    ついて上記第1乃至第3処理を行った後、全ての上記第
    3処理で得られた最大レベルから所定番目のものとその
    周波数中のレベルが所定番目に大きいレベルの周波数を
    検索する第4処理とをコンピュータにより実行させるプ
    ログラムが記録された記録媒体。
  7. 【請求項7】 記憶手段より目的周波数スパンを読取る
    第5処理と、 上記読取った目的周波数スパンを入力すべく上記局部発
    振信号の周波数を掃引し、上記第4処理で得られた所定
    番目のレベルを基準レベルとし、その周波数を中心周波
    数として表示器に検波出力を表示する第6処理と上記コ
    ンピュータに実行させるプログラムが記録されている請
    求項6記載の記録媒体。
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