JPH11281659A - トーンホィール付シール - Google Patents
トーンホィール付シールInfo
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- JPH11281659A JPH11281659A JP10100570A JP10057098A JPH11281659A JP H11281659 A JPH11281659 A JP H11281659A JP 10100570 A JP10100570 A JP 10100570A JP 10057098 A JP10057098 A JP 10057098A JP H11281659 A JPH11281659 A JP H11281659A
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- Japan
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- seal
- elastic
- tone wheel
- closed ring
- magnet
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7889—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to an inner race and extending toward the outer race
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転速度を検出するための回転速度検出装置
を形成したシール材であって、広面積の磁極部へ正確な
着磁をなさしめて精度の高い回転数検出を実現すること
のできるトーンホィール付シールを提供する。 【解決手段】 閉鎖環(2a)へ多極磁石の弾性マグネ
ット(2b)が設けられたトーンホィール付シールであ
って、前記閉鎖環(2a)の径方向部へ裏面に通ずる切
り欠き部(2c)を形成し、前記閉鎖環(2a)の裏面
側より前記切り欠き部(2c)を流入通路として前記複
合材を射出充填し弾性マグネット(2b)を形成せしめ
る。これによって、パルス発生面の裏面側より切り欠き
部(2c)を通して注入形成せしめることができ、平滑
面を得て弾性材料中の磁性材を円周上に均一に分布させ
る。
を形成したシール材であって、広面積の磁極部へ正確な
着磁をなさしめて精度の高い回転数検出を実現すること
のできるトーンホィール付シールを提供する。 【解決手段】 閉鎖環(2a)へ多極磁石の弾性マグネ
ット(2b)が設けられたトーンホィール付シールであ
って、前記閉鎖環(2a)の径方向部へ裏面に通ずる切
り欠き部(2c)を形成し、前記閉鎖環(2a)の裏面
側より前記切り欠き部(2c)を流入通路として前記複
合材を射出充填し弾性マグネット(2b)を形成せしめ
る。これによって、パルス発生面の裏面側より切り欠き
部(2c)を通して注入形成せしめることができ、平滑
面を得て弾性材料中の磁性材を円周上に均一に分布させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車輪等の
回転速度を検出するための回転速度検出装置を形成した
シール材であって、回転検出精度の向上と良好な成形性
を図ったトーンホィール付シールに関する。
回転速度を検出するための回転速度検出装置を形成した
シール材であって、回転検出精度の向上と良好な成形性
を図ったトーンホィール付シールに関する。
【0002】
【従来の技術】トーンホィールは自動車に置けるアンチ
ロックブレーキシステム、トラクションコントロールシ
ステム、あるいはスタビリティコントロールシステムな
どの走行安全装置を自在に制御するために装備されるも
のであって、その配置箇所としては、自動車の懸架装置
のハブフランジ等に配備されてその車輪の回転数を検出
せしめており、前後・左右など複数の車輪の回転数の違
いを感知して駆動装置あるいはブレーキ装置等をオン・
オフせしめ、自動車の緊急時の挙動を制御し安定性と安
全性を確保している。
ロックブレーキシステム、トラクションコントロールシ
ステム、あるいはスタビリティコントロールシステムな
どの走行安全装置を自在に制御するために装備されるも
のであって、その配置箇所としては、自動車の懸架装置
のハブフランジ等に配備されてその車輪の回転数を検出
せしめており、前後・左右など複数の車輪の回転数の違
いを感知して駆動装置あるいはブレーキ装置等をオン・
オフせしめ、自動車の緊急時の挙動を制御し安定性と安
全性を確保している。
【0003】一方、前記のような走行安全装置の装着さ
れる回転部分では潤滑油の漏洩を防ぐシールが不可欠な
ものとなっており、その回転部分の空隙に回転数検出装
置とシール材とを装着した構造が一般的に用いられてい
る。昨今では、このような回転数検出装置とシール材の
それぞれを合体せしめた回転検出装置付きの密封環が普
及するに至っている。その一般的な構造の回転数検出装
置付シール、すなわちトーンホィール付シールとして
は、図面によって説明すると図4に示すように、径方向
のフランジを持つ密封材(3a)へ磁性を有する径方向
の円環部(3b)を形成し、この円環部(3b)を着磁
せしめてトーンホィールを構成している構造が多く、該
円環部(3b)へ回転数検出センサ(4)を近設配備し
てその車輪の回転数を感知検出している。
れる回転部分では潤滑油の漏洩を防ぐシールが不可欠な
ものとなっており、その回転部分の空隙に回転数検出装
置とシール材とを装着した構造が一般的に用いられてい
る。昨今では、このような回転数検出装置とシール材の
それぞれを合体せしめた回転検出装置付きの密封環が普
及するに至っている。その一般的な構造の回転数検出装
置付シール、すなわちトーンホィール付シールとして
は、図面によって説明すると図4に示すように、径方向
のフランジを持つ密封材(3a)へ磁性を有する径方向
の円環部(3b)を形成し、この円環部(3b)を着磁
せしめてトーンホィールを構成している構造が多く、該
円環部(3b)へ回転数検出センサ(4)を近設配備し
てその車輪の回転数を感知検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな密封材(3a)のフランジに形成された径方向の円
環部(3b)からなるトーンホィールにあっては、走行
安定を図るものであるから回転数検出の正確性が要求さ
れるので、広面積で平滑なパルス発生面(31b)を必
要とするが、実際は生産性あるいは金型製作上等で材料
充填用の射出成形注入穴(図示していない)が該パルス
発生面(31b)上に配置される場合が多く、このよう
にパルス発生面(31b)へ前記注入穴が設置されると
その近辺に流れ波傷あるいはバリ等が発生し、該部分を
注意深く仕上げ形成しても平面の平滑度が失われている
ので、その後の着磁しての磁力に少なからず悪影響を及
ぼし精度の高い磁極を形成し得ない。
うな密封材(3a)のフランジに形成された径方向の円
環部(3b)からなるトーンホィールにあっては、走行
安定を図るものであるから回転数検出の正確性が要求さ
れるので、広面積で平滑なパルス発生面(31b)を必
要とするが、実際は生産性あるいは金型製作上等で材料
充填用の射出成形注入穴(図示していない)が該パルス
発生面(31b)上に配置される場合が多く、このよう
にパルス発生面(31b)へ前記注入穴が設置されると
その近辺に流れ波傷あるいはバリ等が発生し、該部分を
注意深く仕上げ形成しても平面の平滑度が失われている
ので、その後の着磁しての磁力に少なからず悪影響を及
ぼし精度の高い磁極を形成し得ない。
【0005】また、従来から行なわれている金型内に磁
性弾性体材料と密封材(3a)とを投入して円環部(3
b)を圧縮形成せしめるコンプレッション成型方法(図
示していない)においては、圧縮流れ方向に均一性が保
てずプレスされた弾性材料中の磁性材を円周上に均一に
分布させるのが難しいもので、これも均質な磁極を形成
し得ない。
性弾性体材料と密封材(3a)とを投入して円環部(3
b)を圧縮形成せしめるコンプレッション成型方法(図
示していない)においては、圧縮流れ方向に均一性が保
てずプレスされた弾性材料中の磁性材を円周上に均一に
分布させるのが難しいもので、これも均質な磁極を形成
し得ない。
【0006】本発明はこのような欠点に鑑み、広面積の
磁極部へ正確な着磁をなさしめて精度の高い回転数検出
を実現することのできるトーンホィール付シールを提供
することを目的としている。
磁極部へ正確な着磁をなさしめて精度の高い回転数検出
を実現することのできるトーンホィール付シールを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】本発明はハウジングで
ある軸受ユニット(1)の内・外径側(図示していな
い)に圧入支持された閉鎖環(2a)と、該閉鎖環(2
a)の径方向へS極とN極とを周状に配した多極磁石の
弾性マグネット(2b)が設けられたトーンホィール付
シールであって、図1に示すように前記弾性マグネット
(2b)は合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性材料中にフ
ェライトなどの強磁性材の粉末を混合形成した複合材か
らなっており、前記閉鎖環(2a)の径方向部へ均等に
配分した裏面に通ずる切り欠き部(2c)を形成し、前
記閉鎖環(2a)の裏面側より前記切り欠き部(2c)
を流入通路として前記複合材を射出充填し弾性マグネッ
ト(2b)を形成せしめることを特徴としている。
ある軸受ユニット(1)の内・外径側(図示していな
い)に圧入支持された閉鎖環(2a)と、該閉鎖環(2
a)の径方向へS極とN極とを周状に配した多極磁石の
弾性マグネット(2b)が設けられたトーンホィール付
シールであって、図1に示すように前記弾性マグネット
(2b)は合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性材料中にフ
ェライトなどの強磁性材の粉末を混合形成した複合材か
らなっており、前記閉鎖環(2a)の径方向部へ均等に
配分した裏面に通ずる切り欠き部(2c)を形成し、前
記閉鎖環(2a)の裏面側より前記切り欠き部(2c)
を流入通路として前記複合材を射出充填し弾性マグネッ
ト(2b)を形成せしめることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は上記したように、磁極が
回転することでその回転数を感知する磁性型のトーンホ
ィールと回転数検出センサ(4)にあって、パルスを発
生する磁極面(21)を閉鎖環(2a)の裏面側より切
り欠き部(2c)を通して射出形成せしめることによっ
て平滑に整え、形成された弾性マグネット(2b)の磁
極面(21)に着磁ヨーク(図示していない)を押し当
て、該着磁ヨークに配置された通りのはっきりとS極、
N極を等間隔に交互に刻んだ磁極をそのまま正確に移し
て着磁せしめる。ここで明確で強い磁極が得られ、回転
数検出センサ(4)の感知能力を飛躍的に高め精度の高
い回転数検出をなさしめることができるものとなる。
回転することでその回転数を感知する磁性型のトーンホ
ィールと回転数検出センサ(4)にあって、パルスを発
生する磁極面(21)を閉鎖環(2a)の裏面側より切
り欠き部(2c)を通して射出形成せしめることによっ
て平滑に整え、形成された弾性マグネット(2b)の磁
極面(21)に着磁ヨーク(図示していない)を押し当
て、該着磁ヨークに配置された通りのはっきりとS極、
N極を等間隔に交互に刻んだ磁極をそのまま正確に移し
て着磁せしめる。ここで明確で強い磁極が得られ、回転
数検出センサ(4)の感知能力を飛躍的に高め精度の高
い回転数検出をなさしめることができるものとなる。
【0009】
【実施例】本発明は弾性マグネット(2b)の磁性材を
円周状に均等に分布せしめて成型するためになされてお
り、その実施においては、金型のキャビティ内に磁性材
料含有の複合材を射出する射出成型方法あるいはポット
から複合材を注入するトランスファー成型方法を用い、
図1及び図3に示すように投入する閉鎖環(2a)の裏
面側の金型キャビティへ材料充填用の注入穴(2d)を
配置させ、図2に示すように該注入穴(2d)から切り
欠き部(2c)を通って材料の注入をなさしめ裏面側か
ら前記複合材を充填して弾性マグネット(2b)を形成
せしめる。この切り欠き穴(2c)は閉鎖環(2a)の
径方向部へ均等に配分形成されており、前記射出あるい
は注入成形用の注入穴(2d)から注入された複合材は
前記切り欠き部(2c)から磁極面(21)に向かい正
しい配分位置を保ちながら均等量をもって流入し、充填
され、キャビティ内へ充満する。ここで磁極面(21)
は平滑な成型面が得られると共に、均等に整合配列され
た磁性材を得ることができ、よって着磁の精度を高めて
明確なるパルス発生磁極を形成する。
円周状に均等に分布せしめて成型するためになされてお
り、その実施においては、金型のキャビティ内に磁性材
料含有の複合材を射出する射出成型方法あるいはポット
から複合材を注入するトランスファー成型方法を用い、
図1及び図3に示すように投入する閉鎖環(2a)の裏
面側の金型キャビティへ材料充填用の注入穴(2d)を
配置させ、図2に示すように該注入穴(2d)から切り
欠き部(2c)を通って材料の注入をなさしめ裏面側か
ら前記複合材を充填して弾性マグネット(2b)を形成
せしめる。この切り欠き穴(2c)は閉鎖環(2a)の
径方向部へ均等に配分形成されており、前記射出あるい
は注入成形用の注入穴(2d)から注入された複合材は
前記切り欠き部(2c)から磁極面(21)に向かい正
しい配分位置を保ちながら均等量をもって流入し、充填
され、キャビティ内へ充満する。ここで磁極面(21)
は平滑な成型面が得られると共に、均等に整合配列され
た磁性材を得ることができ、よって着磁の精度を高めて
明確なるパルス発生磁極を形成する。
【0010】前記の図2で示した切り欠き部(2c)は
閉鎖環(2a)の径方向部外周縁を切り欠いた形状が造
形するに容易であり複合材の充填流れ性にも優れるが、
図1に示すような裏面に通じる複数の貫通穴の形状に造
形することも可能であって、この形状ではより注入量を
コントロールすることができるので複合材を注入する正
確性が増すと共に外縁全周の剛性が強く保てるものとな
る。
閉鎖環(2a)の径方向部外周縁を切り欠いた形状が造
形するに容易であり複合材の充填流れ性にも優れるが、
図1に示すような裏面に通じる複数の貫通穴の形状に造
形することも可能であって、この形状ではより注入量を
コントロールすることができるので複合材を注入する正
確性が増すと共に外縁全周の剛性が強く保てるものとな
る。
【0011】着磁においては、S極とN極を交互に配し
た着磁ヨークを弾性マグネット(2b)の磁極面(2
1)へ圧接触せしめると、合成ゴムまたは合成樹脂等の
弾性材でなる弾性マグネット(2b)は弾性変形を伴い
ながらその全周面が均等確実に密着するもので、これに
より等ピッチに精度高く刻まれた磁極を正確に移し込み
着磁をなさしめることができるものとなっている。
た着磁ヨークを弾性マグネット(2b)の磁極面(2
1)へ圧接触せしめると、合成ゴムまたは合成樹脂等の
弾性材でなる弾性マグネット(2b)は弾性変形を伴い
ながらその全周面が均等確実に密着するもので、これに
より等ピッチに精度高く刻まれた磁極を正確に移し込み
着磁をなさしめることができるものとなっている。
【0012】
【発明の効果】上記のような構成によって、以下に示す
優れた効果が得られる。本発明のトーンホィール付シー
ルは、金型キャビティ内へ成型材料を直接注入して形成
することのできる生産性に優れた射出あるいは注入成形
タイプの成型方法を用いるものであり、この射出成型方
法であってもパルス発生面の裏面側より切り欠き部(2
c)を通して注入形成せしめることで平滑面を得て弾性
材料中の磁性材を円周上に均一に分布させることがで
き、もって正確な着磁をなさしめて精度の高い回転数検
出を実現することができるものとなった。
優れた効果が得られる。本発明のトーンホィール付シー
ルは、金型キャビティ内へ成型材料を直接注入して形成
することのできる生産性に優れた射出あるいは注入成形
タイプの成型方法を用いるものであり、この射出成型方
法であってもパルス発生面の裏面側より切り欠き部(2
c)を通して注入形成せしめることで平滑面を得て弾性
材料中の磁性材を円周上に均一に分布させることがで
き、もって正確な着磁をなさしめて精度の高い回転数検
出を実現することができるものとなった。
【図1】本発明の一実施例を示す略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す略断面図である。
【図3】本発明を用いない装着例を示す断面図である。
1 軸受ユニット 2a 閉鎖環 2b 弾性マグネット 2c 切り欠き部 2d 注入穴 21 磁極面 3a 密封材 3b 円環部 31b パルス発生面 4 回転数検出センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す略断面図である。
【図4】本発明を用いない装着例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 軸受ユニット 2a 閉鎖環 2b 弾性マグネット 2c 切り欠き部 2d 注入穴 21 磁極面 3a 密封材 3b 円環部 31b パルス発生面 4 回転数検出センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングの内径側あるいは外径側に圧
入支持された閉鎖環と、該閉鎖環の径方向へS極とN極
とを周状に配した多極磁石の弾性マグネットが設けられ
たトーンホィール付シールにおいて、 前記弾性マグネットは弾性材料中に強磁性材の粉末を混
合形成した複合材より構成され、 前記閉鎖環の径方向部へ均等な位置に配分された裏面に
通ずる切り欠き部を形成し、 前記閉鎖環の裏面側より前記切り欠き部を流入通路とし
て前記複合材を射出充填し弾性マグネットを形成せしめ
たことを特徴とするトーンホィール付シール。 - 【請求項2】 前記閉鎖環の径方向部に形成する裏面に
通ずる切り欠き部は複数の貫通穴であることを特徴とす
る請求項1のトーンホィール付シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057098A JP3484474B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | トーンホィール付シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10057098A JP3484474B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | トーンホィール付シール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281659A true JPH11281659A (ja) | 1999-10-15 |
JP3484474B2 JP3484474B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=14277577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057098A Expired - Fee Related JP3484474B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | トーンホィール付シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3484474B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001143931A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Uchiyama Mfg Corp | 磁性ゴム環の着磁方法 |
FR2853384A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-10-08 | Skf Ab | Poulie, dispositif de detection comprenant une telle poulie, et moteur a combustion interne equipe d'un tel dispositif |
JP2006329742A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nok Corp | 磁気エンコーダ |
WO2007080792A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Uchiyama, Manufacturing, Corp. | トーンホイール及びその製造方法 |
WO2007116542A1 (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nakanishi Metal Works Co., Ltd. | 磁気エンコーダおよびその製造方法 |
CN111271379A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-06-12 | 浙江零跑科技有限公司 | 一种轮毂轴承结构 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10057098A patent/JP3484474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001143931A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-25 | Uchiyama Mfg Corp | 磁性ゴム環の着磁方法 |
JP4498506B2 (ja) * | 1999-11-15 | 2010-07-07 | 内山工業株式会社 | 磁性ゴム環の着磁方法 |
FR2853384A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-10-08 | Skf Ab | Poulie, dispositif de detection comprenant une telle poulie, et moteur a combustion interne equipe d'un tel dispositif |
WO2004094873A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-11-04 | Aktiebolaget Skf | Poulie, dispositif de dEtection comprenant une telle poulie, et moteur A combustion interne EquipE d'un tel dispositif |
JP2006329742A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nok Corp | 磁気エンコーダ |
WO2007080792A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Uchiyama, Manufacturing, Corp. | トーンホイール及びその製造方法 |
JP2007187484A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Uchiyama Mfg Corp | トーンホイール及びその製造方法 |
DE112006003635T5 (de) | 2006-01-11 | 2008-11-27 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Polrad und Verfahren zu seiner Herstellung |
JP4705854B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2011-06-22 | 内山工業株式会社 | トーンホイール及びその製造方法 |
WO2007116542A1 (ja) | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nakanishi Metal Works Co., Ltd. | 磁気エンコーダおよびその製造方法 |
CN111271379A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-06-12 | 浙江零跑科技有限公司 | 一种轮毂轴承结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3484474B2 (ja) | 2004-01-06 |
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