JPH1128163A - 火災防止機能天ぷら鍋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用の天ぷら鍋に、油の過熱により発生す
る火災を防ぐ為の警報装置付き火災防止機能天ぷら鍋を
提供する。 【解決手段】 家庭用の天ぷら鍋の中ぶた部（２）に警
報装置（４）を設け、警報装置（４）に、油の過熱を警
告する為のデジタル表示計（６），シグナルランプ
（７）〜（１１），警報器（１２），温度計棒（１４）
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、家庭用天ぷら鍋
の油が過熱により発生する火災を防ぐ為のスイッチ
（５），デジタル表示計（６），シグナルランプ（７）
〜（１１），警音器（１２），脚部の磁石（１３），温
度計棒（１４）等の警報装置（４）を設けた火災防止機
能天ぷら鍋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の一般家庭用で使用されている天ぷ
ら鍋は、温度計のついていない鍋が多く温度が一定でな
いために失敗したり、加熱の際に他の作業で油断して鍋
から離れた場合に火災が発生する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ．揚げ物をする時に油の温度が低温で天ぷらがおいし
く揚がらない。 ロ．（イ）の場合とは反対に温度が高温で天ぷらが上手
に揚がらない。 ハ．天ぷら鍋を火にかけたままの状態で、鍋の場所から
離れた時に、天ぷら油が高温に過熱している危険な状態
に早く気付かない場合がある。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】一般家庭用の天ぷら鍋の
中ぶた部（２）に、警報装置（４）の脚部の磁石（１
３）を設ける。そして警報装置（４）に、油の加熱を警
告する為のデジタル温度表示計（６），シグナルランプ
（７）〜（９），警報器（１２），温度計棒（１４）を
設ける。本発明は、以上の構成によりなる火災防止機能
天ぷら鍋である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）天ぷら鍋の中ぶた部（２）に警報装置（４）を設
置する。警報装置の接着面（１５）に警報装置（４）の
脚部の磁石（１３）を接着させて、油の中に温度計棒
（１４）が入いる状態にします。 （ロ）警報装置（４）のスイッチ（５）を入れて作動を
開始します。この時点でシグナルランプ黄色灯（７）が
点灯をする。 （ハ）油の入った天ぷら鍋を火にかけ、油の温度が上昇
を始める。油温度０℃〜１６０℃までの間はシグナルラ
ンプ黄色灯（７）が点灯します。 （ニ）温度が１６０℃〜１７０℃の適温中はシグナルラ
ンプ青色灯（８）が１つ点灯します。次に１７０℃〜１
９０℃の適温中はシグナルランプ青色灯（９）が２つ点
灯します。次に１９０℃〜２００℃の適温中はシグナル
ランプ青色灯（１０）が３つ点灯します。 （ホ）温度が２００℃以上の高温になるとシグナルラン
プ赤色灯（１１）が点灯する。高温時は２００℃〜２２
０℃で赤色灯が点灯します。 （ヘ）温度が２２０℃以上の最高温では赤色灯の点灯と
同時に警報器（１２）が作動をして警報音が鳴ります。
本発明は以上の構成によりなっています。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、天ぷら
油の火災による防火対策につながり、しかも、天ぷら油
もより経済的に使える。さらに、揚げ物料理を安全にで
きて、また天ぷらを揚げる時に失敗がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の鍋正面図

【図２】本発明の鍋側面図

【図３】本発明の警報装置図

【図４】本発明の警報装置側面図

【図５】本発明の鍋に接着した側面図

【符号の説明】

１ 天ぷら鍋 ２ 中ぶた ３ 鍋ぶた ４ 警報装置 ５ スイッチ ６ デジタル表示警 ７ シグナルランプ黄色灯 ８ シグナルランプ青色灯（１つ灯） ９ シグナルランプ青色灯（２つ灯） １０ シグナルランプ青色灯（３つ灯） １１ シグナルランプ赤色灯 １２ 警音器 １３ 脚部・左・右（磁石） １４ 温度計棒 １５ 警報装置の接着面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】天ぷら鍋の中ぶた部（２）に警報装置
   （４）を設け、この警報装置（４）にスイッチ（５），
   デジタル表示計（６），シグナルランプ黄色灯（７）シ
   グナルランプ青色灯（８）を１つ、シグナルランプ青色
   灯（９）を２つ、シグナルランプ青色灯（１０）を３
   つ、シグナルランプ赤色灯（１１），警音器（１２），
   脚部の磁石（１３），温度計棒（１４）を設けた構成に
   よりなる火災防止機能天ぷら鍋である。