JPH11281513A - ゼロ変動カット機能付圧力計 - Google Patents
ゼロ変動カット機能付圧力計Info
- Publication number
- JPH11281513A JPH11281513A JP10080806A JP8080698A JPH11281513A JP H11281513 A JPH11281513 A JP H11281513A JP 10080806 A JP10080806 A JP 10080806A JP 8080698 A JP8080698 A JP 8080698A JP H11281513 A JPH11281513 A JP H11281513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- button
- zero
- opening
- pressure gauge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】従来の方法では、圧力表示の最小桁を四捨五入
し、切捨てる（非表示）ことで、見かけ上変動を押さえ
ていた。 【解決手段】大気開放時に限って特定圧力範囲以内の変
動は、全てゼロカットを行い、表面上安定しているよう
に見せる。圧力導入口６から入力された圧力Ｐは、内部
にて補正演算され、ＬＣＤ５に圧力値を表示する。（Ｚ
ＥＲＯ ＣＨＥＣＫ）ボタン７は、大気開放時の表示デ
ータを圧力起点値とするために、ゼロリセットを行うボ
タンである。（ＤＩＧＩＴ）ボタン８は、表示データの
最小桁を表示、非表示（０．０００⇔０．００）にする
ボタンである。
し、切捨てる（非表示）ことで、見かけ上変動を押さえ
ていた。 【解決手段】大気開放時に限って特定圧力範囲以内の変
動は、全てゼロカットを行い、表面上安定しているよう
に見せる。圧力導入口６から入力された圧力Ｐは、内部
にて補正演算され、ＬＣＤ５に圧力値を表示する。（Ｚ
ＥＲＯ ＣＨＥＣＫ）ボタン７は、大気開放時の表示デ
ータを圧力起点値とするために、ゼロリセットを行うボ
タンである。（ＤＩＧＩＴ）ボタン８は、表示データの
最小桁を表示、非表示（０．０００⇔０．００）にする
ボタンである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は工業計測の圧力を主
に測定するデジタル圧力計に関する。
に測定するデジタル圧力計に関する。
【０００２】
【従来の技術】大気開放時における、ゼロ点の変動を押
さえる方法として、圧力表示の最小桁を四捨五入し、切
捨てる（非表示）ことで、見かけ上変動を押さえてい
た。
さえる方法として、圧力表示の最小桁を四捨五入し、切
捨てる（非表示）ことで、見かけ上変動を押さえてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、ゼロ
点で表示桁数を１桁落した以上、他加圧点においても、
通常桁落し状態で測定を行う。しかし、他加圧点におい
て入力値は安定しているので、変動は皆無に等しく、入
力値をより高精度に求めるためには、表示の桁落しは避
けるべきである。
点で表示桁数を１桁落した以上、他加圧点においても、
通常桁落し状態で測定を行う。しかし、他加圧点におい
て入力値は安定しているので、変動は皆無に等しく、入
力値をより高精度に求めるためには、表示の桁落しは避
けるべきである。
【０００４】本発明の目的は、上記問題を解決するもの
であり、大気開放時の圧力ゼロ点の変動を押さえること
で、表示の桁落しを避け、高精度を維持したデジタル圧
力計を提供することである。
であり、大気開放時の圧力ゼロ点の変動を押さえること
で、表示の桁落しを避け、高精度を維持したデジタル圧
力計を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、大気開放時のゼロ点の変動が、大気
流体の微少な変化であり、ゼロ点を固定しても、精度に
対する影響値は少ないものと考え、大気開放時に限って
特定圧力範囲以内の変動は、全てゼロカットを行い、表
面上安定しているように見せることである。
の本発明の特徴は、大気開放時のゼロ点の変動が、大気
流体の微少な変化であり、ゼロ点を固定しても、精度に
対する影響値は少ないものと考え、大気開放時に限って
特定圧力範囲以内の変動は、全てゼロカットを行い、表
面上安定しているように見せることである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１はデジタル圧力計の内部ブロ
ック図である。
ック図である。
【０００７】圧力測定を行う際に入力される圧力Ｐは、
受圧部センサ１に導入され、アナログ量としてＡ／Ｄコ
ンバータ２に出力される。Ａ／Ｄコンバータ２は、２０
０ｍＳのサンプリング周期毎にデータを収集し、デジタ
ル量に変換、ＣＰＵ３に出力する。ＣＰＵ３は内部演算
を行いＬＣＤ４にデータを送信する。ＬＣＤ４はＣＰＵ
３からのデータを表示する。
受圧部センサ１に導入され、アナログ量としてＡ／Ｄコ
ンバータ２に出力される。Ａ／Ｄコンバータ２は、２０
０ｍＳのサンプリング周期毎にデータを収集し、デジタ
ル量に変換、ＣＰＵ３に出力する。ＣＰＵ３は内部演算
を行いＬＣＤ４にデータを送信する。ＬＣＤ４はＣＰＵ
３からのデータを表示する。
【０００８】図２はデジタル圧力計の正面図である。
【０００９】圧力導入口６から入力された圧力Ｐは、内
部にて補正演算され、ＬＣＤ５に圧力値を表示する。
（ＺＥＲＯ ＣＨＥＣＫ）ボタン７は、大気開放時の表
示データを圧力起点値とするために、ゼロリセットを行
うボタンである。(ＤＩＧＩＴ)ボタン８は、表示データ
の最小桁を表示，非表示（０.０００⇔０.００）にする
ボタンである。
部にて補正演算され、ＬＣＤ５に圧力値を表示する。
（ＺＥＲＯ ＣＨＥＣＫ）ボタン７は、大気開放時の表
示データを圧力起点値とするために、ゼロリセットを行
うボタンである。(ＤＩＧＩＴ)ボタン８は、表示データ
の最小桁を表示，非表示（０.０００⇔０.００）にする
ボタンである。
【００１０】図３は、内部演算フローチャートを示した
図である。
図である。
【００１１】Step１にて、Ａ／Ｄコンバータにてデジタ
ル量に変換された圧力データの収集を行う。Step２に
て、収集した圧力データに対して、温度等による影響を
補正し、圧力値を算出する。Step３にて、デジタル圧力
計が持っているゼロ点と（ZEROＣＨＥＣＫ）ボタンによ
って、ゼロリセットされた圧力起点値の相対量を算出
し、圧力値の補正を行う。
ル量に変換された圧力データの収集を行う。Step２に
て、収集した圧力データに対して、温度等による影響を
補正し、圧力値を算出する。Step３にて、デジタル圧力
計が持っているゼロ点と（ZEROＣＨＥＣＫ）ボタンによ
って、ゼロリセットされた圧力起点値の相対量を算出
し、圧力値の補正を行う。
【００１２】Step４にて、補正データを変数(ｘ)に格納
する。大気開放時のゼロリセット後、大気流体の微少な
変化とセンサ自身の温度影響等により、ゼロ点時０.０
００〜±０.０１０ 位変動する。そのため、Step５〜７
を追加し、ゼロ点の安定化を図った。Step５にて、設定
した特定範囲の上限値，下限値を呼び出し、それぞれ変
数（ａ)，(ｂ）に格納する。
する。大気開放時のゼロリセット後、大気流体の微少な
変化とセンサ自身の温度影響等により、ゼロ点時０.０
００〜±０.０１０ 位変動する。そのため、Step５〜７
を追加し、ゼロ点の安定化を図った。Step５にて、設定
した特定範囲の上限値，下限値を呼び出し、それぞれ変
数（ａ)，(ｂ）に格納する。
【００１３】圧力レンジが２００ｋＰａ(精度０.０３
％）の場合、特定範囲はレンジの0.01％であり、上限値
は、『０.０２０』，下限値は、『−０．０２０』とな
る。
％）の場合、特定範囲はレンジの0.01％であり、上限値
は、『０.０２０』，下限値は、『−０．０２０』とな
る。
【００１４】Step６にて、判別式ｂ＜ｘ＜ａ（−０．０
２０＜ｘ＜０.０２０＞ にて判別し、範囲内ならばStep
７，範囲外ならばStep８に移行する。
２０＜ｘ＜０.０２０＞ にて判別し、範囲内ならばStep
７，範囲外ならばStep８に移行する。
【００１５】Step７に移行した場合、補正データ（ｘ）
が特定範囲内と分かったので、補正データ（ｘ）を破棄
し、『０．０００』を表示させる。Step８に移行した場
合、補正データ（ｘ）は特定範囲外であると分かるの
で、そのまま補正データ（ｘ）を表示する。
が特定範囲内と分かったので、補正データ（ｘ）を破棄
し、『０．０００』を表示させる。Step８に移行した場
合、補正データ（ｘ）は特定範囲外であると分かるの
で、そのまま補正データ（ｘ）を表示する。
【００１６】
【発明の効果】大気開放時のゼロ点の変動がなくなり、
ゼロ点調整が容易になった。
ゼロ点調整が容易になった。
【図１】本発明の実施例であるデジタル圧力計の内部ブ
ロック図。
ロック図。
【図２】図１のデジタル圧力計の正面図。
【図３】本発明の演算フローチャート図。
１…受圧部センサ、２…Ａ／Ｄコンバータ、３…ＣＰ
Ｕ、４，５…ＬＣＤ、６…圧力導入口、７…（ＺＥＲＯ
ＣＨＥＣＫ）ボタン、８…（ＤＩＧＴＩ）ボタン。
Ｕ、４，５…ＬＣＤ、６…圧力導入口、７…（ＺＥＲＯ
ＣＨＥＣＫ）ボタン、８…（ＤＩＧＴＩ）ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石嶋 康男 茨城県東茨城郡内原町三湯字訳山500番地 日立那珂エレクトロニクス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】高精度(０.０３％ＦＳ）を要求する差圧式
デジタル圧力計において、圧力センサが高感度であるた
め、大気開放時の微少な圧力変化により圧力値が変動し
やすく、圧力ゼロ点調整が難しいから、大気開放時、特
定範囲内の圧力変動をカットし、ゼロ点を安定させるこ
とを特徴とするゼロ変動カット機能付圧力計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080806A JPH11281513A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ゼロ変動カット機能付圧力計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080806A JPH11281513A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ゼロ変動カット機能付圧力計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11281513A true JPH11281513A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13728720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10080806A Pending JPH11281513A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ゼロ変動カット機能付圧力計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11281513A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7030742B2 (en) * | 2003-12-03 | 2006-04-18 | Innova Electronics Corp. | Dual channel air/fuel ratio gauge |
| US7792657B2 (en) | 2007-04-16 | 2010-09-07 | Nagano Keiki Co., Ltd. | Pressure display apparatus |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10080806A patent/JPH11281513A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7030742B2 (en) * | 2003-12-03 | 2006-04-18 | Innova Electronics Corp. | Dual channel air/fuel ratio gauge |
| US7792657B2 (en) | 2007-04-16 | 2010-09-07 | Nagano Keiki Co., Ltd. | Pressure display apparatus |
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