JPH0222341B2 - - Google Patents

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JPH0222341B2
JPH0222341B2 JP55163490A JP16349080A JPH0222341B2 JP H0222341 B2 JPH0222341 B2 JP H0222341B2 JP 55163490 A JP55163490 A JP 55163490A JP 16349080 A JP16349080 A JP 16349080A JP H0222341 B2 JPH0222341 B2 JP H0222341B2
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JP
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value
output signal
sensor
oxygen
temperature
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JP55163490A
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JPS5685637A (en
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Arufuretsudo Batsukunhamu Hawaado
Bikutaa Fuerudoman Hyuu
Gotorei Hooru
Yangu Richaado
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Neotronics Ltd
Original Assignee
Neotronics Ltd
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Publication date
Application filed by Neotronics Ltd filed Critical Neotronics Ltd
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Publication of JPH0222341B2 publication Critical patent/JPH0222341B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/003Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
    • F23N5/006Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties the detector being sensitive to oxygen

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は化石燃料を用いた燃焼器具の燃焼効率
を表わす出力信号を得る測定装置に関する。 燃焼器具、例えばボイラ又は炉の効率の度合い
を定める公知の方法は、酸素又は炭酸ガス濃度お
よび排気ガスの温度の測定を必然的に伴い、該測
定された値は「スタツク損失(煙突損失)」(熱損
失の割合)、または種々の温度における効率値お
よび酸素濃度値または炭酸ガス濃度値を示す標準
チヤートと照合される。異なる種類の燃料、例え
ば固体燃料、燃料油又は天然ガスに対しては異な
る標準チヤートが参照されねばならない。このよ
うなチヤートの使用に特有な正確さの限界とは別
に取扱者は間違つたチヤート、すなわち間違つた
燃料についてのチヤートを参照したりあるいは間
違つた行又は欄を見たりする可能性がありまた2
つの測定器具の一方又は両方の読み取るべき値を
誤まつて読み取つたり誤まつて解釈するような可
能性までもある。 排気ガスの温度および酸素又は炭酸ガス濃度の
測定から効率の度合いを自動的に定めるための手
段を設けることにより前述した欠点を克服するた
めの種々の形式の装置が提案されている。 例えば英国特許出願第2016707号には、排気ガ
スの温度および酸素濃度センサの出力信号と関連
させた作動効率(η)の所定のアルゴリズムを遂
行し且つ使用される酸素および温度センサの非直
線性に対する補正を具現するための装置が開示さ
れている。 しかしながらこの装置はセンサに対する非直線
性の補正は単一のアルゴリズムにおいては一体的
に具現されるので実際の酸素濃度および排気ガス
温度は分離しては表示され得ないという欠点を有
する。 別の型の装置が英国特許第1562536号に開示さ
れており、この場合、電子計算装置が酸素又は炭
酸ガス濃度センサおよび温度センサからの出力信
号を受信し、効率ηに関する所定の式に従つて排
気ガスの酸素又は炭酸ガス濃度および温度に対す
る該効率ηを計算する。しかし、このような装置
は受信したセンサ信号の変化における直線性を測
定した量で仮定する。このことは、特にガス濃度
センサの場合には、遂行されることは稀である。 酸素濃度センサを較正する問題は1979年10月発
行の「Power & Works Engineering」にお
けるアラン・エム・クロスリイ氏の論文「煙道ガ
ス中のO2の測定の改良」において論ぜられてい
る。 しかし、提案された解決法は、問題とされる範
囲に公知の異なる酸素濃度を有する試験ガスにつ
いての幾つかの試験測定を必然的に伴うので、面
倒でありかつ時間を要する。 本発明の目的の一つは、燃焼器具の効率の度合
いを測定する装置であつて、使用が比較的簡単
で、比較的迅速に測定結果を生じさせ、かつ、チ
ヤートを使用する方法よりもより正確な測定結果
を生じさせるものを提供することにある。また本
発明の目的の一つは、燃焼器具の効率の度合いを
測定する装置であつて、成分ガス濃度と排気ガス
温度の別個の表示を生じさせ、かつ、成分ガス濃
度または排気ガス温度測定のいずれかに用いられ
るかまたは両方に用いられるセンサの非直線性を
考慮に入れた測定を行うことができるものを提供
することにある。 また本発明の目的の他の1つは、ポータブルの
燃焼効率測定計算装置として、 酸素センサによる酸素濃度測定技術とマイクロ
プロセツサを用いる電子計算による燃焼効率の計
算技術を結合することにより、この測定計算装置
の破損等が生ずることのない装置構成の完全性、
および汚染、ドリフト誤差等を生ずることのない
装置動作の正確性を実現することにある。 本発明においては、 燃焼器具の効率を測定する装置であつて、該装
置が、該器具の排気ガス中の酸素濃度に応じて変
化する出力信号を発生する電気化学的酸素セン
サ、該排気ガスの温度に応じて変化する出力信号
を発生する温度センサ、およびプログラム可能な
計算装置を具備し、該プログラム可能な計算装置
は第1に該電気化学的酸素センサおよび該温度セ
ンサの出力信号を受け該出力信号から排気ガスの
酸素濃度および温度をあらわす測定値を導出し、
第2に該測定値を燃焼の効率を排気ガスの温度お
よび酸素濃度に関係づける所定の関係式の計算に
適用し、第3に該器具の燃焼の効率をあらわす出
力信号を発生させるに適合しているものにおい
て、 該装置が電源投入されるたびごとに燃焼の効率の
実際の測定が、計算手段のプログラムにより自動
的に阻止され、該装置が「試験」モードへと切換
えられ、 該「試験」モードにおいては下記の各過程、すな
わち、 (a) 該計算手段10がまず該酸素センサ3を用い
て既知の21%の酸素濃度を有する空気の試験的
測定を行うこと、 (b) 該計算装置10が該酸素センサ3の出力信号
の値を自動的にサンプリングし、該サンプリン
グされた出力信号の値を該試験ガスにおける該
成分ガスの公称または既知の濃度についてのセ
ンサ出力信号の予想値をあらわす記憶された値
と比較し、 該比較の結果の差値が所定の限界値より大であ
るときは該比較の結果の差値が該所定の限界値
以内となるまで所定の時間間隔で反復するこ
と、 (c) 該計算手段10が、Sを酸素センサ3の出力
信号の値、Kを係数とするとき、 酸素濃度の分数値=1−exp(−S/K) であらわされる関係式における該係数の値を計
算し、それにより該試験的測定から較正係数を
導出すること、そして、 (d) 該較正係数を該酸素センサ3を用いて求めた
其の後の実際の酸素濃度の測定に適用するこ
と、が行われることを特徴とする燃焼器具の効
率を測定する装置、が提供される。 これは、好適な実施例においては、センサの出
力信号と測定されるべき量との間の公知の非直線
性の関係を有するセンサの場合には、試験測定に
より発生されるセンサの出力信号から該非直線性
の関係を定める等式又は数式の係数の値を計算す
ることにより達成される。較正係数と便宜的によ
ばれるこの係数は次でセンサの出力信号と測定さ
れるべき量との間の非直線性の関係を定める等式
に従つて排気ガスの測定値を得る場合に計算手段
により使用される。このようにしてセンサは較正
され且つセンサの応答の非直線性は単一の試験測
定から自動的に同時に補償される。 燃焼器具の効率の度合いは、燃焼器具の作動効
率(η)の又は排気ガスの熱損失又はスタツク損
失を定めることによつて与えられる。 成分ガスの濃度および排気ガスの温度の得られ
た測定値からこれらの値を計算するのに用いられ
る特に予め定められた式は、スタツク損失の前述
の計算に依存している。成分ガスが酸素である選
択された場合においては、スタツク損失は好適に
は、下記の式に従つて計算される。 すなわち、 スタツク損失=K3(T1−T2)/%O2IN−%O2OUT ここに、K3は燃料の種類に関連した定数であ
りT1およびT2はそれぞれ燃料又は排気ガスの温
度および基準温度、例えば周囲温度であり、%
O2INおよび%O2OUTは通常は略々21に等しく設定
される燃焼器具に供給される空気および排気ガス
の各々の百分率で表わした酸素濃度である。 また濃度が測定される成分ガスは炭酸ガスであ
つてもよくその場合にはスタツク損失は実質的に
次のように計算される。 すなわち、 スタツク損失=K1(T1−T2)/%CO2 ここに、T1およびT2は前述と同じ値、K1はこ
の場合にも使用される燃料の種類に関連した定
数、%CO2は排気ガスの濃度である。 いずれのスタツク損失の計算式が使用されても
また排気ガスの%O2又は%CO2のいずれに基づい
ても燃焼器具の作動効率を定める場合には下記の
好ましい式が使用される。 すなわち、 効率=100−〔R+(スタツク損失) +K4{P+(T1−T2)}〕 ここに、RおよびPは燃焼器具の種類および排
気ガスの湿気および水素含有量に関連した定数、
K3およびK4は使用される燃料の種類に関連した
定数、T1およびT2は前述と同じ値である。 従つて、好ましくは、温度センサは例えば
(T1−T2)の値に関連した出力信号を発生するよ
うにされ、使用される熱電対の冷接点又は基準接
点は周囲の大気中に置かれ、一方、熱電対の熱接
点は煙道ガス中に置かれる。好ましくは、K型合
金の熱電対が用いられる。 好ましくは固体燃料、燃料油又は天然ガスのよ
うな異なる種類の燃料に対して好適な定数K1
K3およびK4のための異なる値が計算手段内に記
憶され該装置は所定の式の計算において定数のい
ずれの値が使用されるべきかを選択するための手
段を有する。 装置の操作を簡単化し且つ誤差の可能性を減少
させるため、計算手段は好ましくは較正の目的で
の試験測定から始まつて排気ガスについてなされ
た測定から成分ガス濃度および温度の測定値を得
て便宜的にはスイツチング装置又はそれに類した
装置によつて取扱者からの指令を受ける時のスタ
ツク損失及び/又は作動効率の最終的な計算に至
る作動手順の個々の段階を自動的に遂行するよう
に作動し得る。 従つて、次の作動の段階が遂行されるべく適宜
のスイツチング装置が作動され得るようにこれら
の個々の段階のいくつか又は各個がうまく完遂さ
れた時を視覚的又は聴覚的に指示するための手段
も装置中に含まれる。 さて、添付図面を参照して本発明の一実施例が
より詳細に説明される。なお、実施例は例示のた
めのものであり、本発明がそれに限定されるもの
ではない。 第1図において、装置はアナログモジユール1
を有し該アナログモジユール1は酸素センサ3か
らの出力を受ける第1の入力端子2と温度センサ
5からの出力を受ける第2の入力端子4を有す
る。アナログモジユール1は上記2つの入力端子
で受信した入力電圧を直線増幅して第3の出力端
子9で発生される代表的には3ボルトである基準
電圧の値に各個が等しい各々の出力端子7,8で
の有効な出力電圧を発生する各々の増幅器を有す
る。 アナログモジユール1の出力端子7,8,9は
2つの入力チヤンネルを有する内部の8ビツト
A/D変換器を組み込んだ8ビツトのマイクロプ
ロセツサチツプ10のA/D1,A/D2および
A/DREFで指示した各々の入力端子に接続され
る。端子A/D1,A/D2は2つのA/D変換
器チヤンネルのための入力接続を与える一方、ア
ナログモジユール1から入力端子A/DREFに印
加された電圧は変換領域の上限を定める。本実施
例において用いられるマイクロプロセツサチツプ
10は市場で得られる構成部品でありアメリカ合
衆国のインテルコーポレーシヨンオブアメリカ社
により製造されINTEL(登録商標)8022の表示の
下に販売されている。酸素センサ3および温度セ
ンサ5の出力信号の外部A/D変換の必要性を除
去するに際して要求される2チヤンネルA/D変
換装置が構成されるので上記商品は特に本出願に
適している。 マイクロプロセツサチツプ10はまた各個が8
本の回線からなる3つの入力/出力(I/O)ポ
ート12,13,14を有する。第1のポート1
2のI/O回線の中の3本は燃料選択の三路スイ
ツチに接続される一方、別の3本はマイクロプロ
セツサチツプ10内に含有される2K(8ビツト)
ワードの容量を有する読出し専用記憶装置
(ROM)内に記憶された3つの異なる操作プロ
グラムの中の適当な1つを選択するため各々のス
イツチ17,18,19に接続される。 第2のポート13は発振器20をして酸素濃度
が測定された時に可聴警報音を鳴らすスピーカ2
1を附勢せしめ得るようにそのI/O回線の中の
1本を接続し且つ別の酸素濃度が測定されるより
前に酸素センサ3内に空気を導入するための空気
吸入ポンプのモータ22を作動させるように別の
回線を接続している。第2のポート13のI/O
ラインの別の2本は第3のポート14の8本の
I/O回線と共に表示モジユール24の各々の入
力に接続される。 表示モジユール24はマイクロプロセツサ10
の第3のI/Oポート14のI/O回線の中の7
本により駆動される3つの7−セグメントの英数
字表示装置25,25,25と、3つの
量、すなわち温度、百分率酸素又は効率の中のい
ずれが英数字表示装置25,25,25
に表示されているかを指示するためポート14の
第8番目のI/O回線により制御される3つのイ
ンジケータ光26,26,26のグループ
と、表示モジユール24に接続されるポート13
の2本のI/O回線により制御されるさらに2つ
のインジケータ光27,28(一方のインジケー
タ光27は酸素センサがうまく較正された時を表
示するためのものであり他方のインジケータ光2
8は酸素濃度の読み取りがうまく完遂された時を
表示するためのものである)とを有する。 マイクロプロセツサチツプ上の他の端子には電
力供給端子30,31および1対の水晶制御端子
34,35が含まれ該電力供給端子30と31間
には安定化した+5ボルトの供給源32が接続さ
れると共に該1対の水晶制御端子34と35の間
には内部の水晶制御発振器およびマイクロプロセ
ツサチツプ10内に構成されるクロツク回路のタ
イミングを制御するための時限素子36が接続さ
れる。本実施例の場合、時限素子36は150マイ
クロ秒の命令サイクル時間を与える5マイクロ秒
(30クロツク周期)にプロセツサのクロツク周期
を設定する15キロオームの抵抗からなる。 第2図はクロツク40を有するマイクロプロセ
ツサチツプ10の内部構造を示す概略的ブロツク
図であり該クロツク40のクロツク周期は時限素
子36(第1図)により定められ且つ該クロツク
40は8ビツトの中央処理装置(CPU)41を
介してマイクロプロセツサの命令サイクル時間を
制御する。中央処理装置41はさまざまな算術演
算を行ない且つ前述した読出専用記憶装置
(ROM)42内に記憶されたプログラム命令に
従つてマイクロプロセツサの残りの部分の演算を
制御する。マイクロプロセツサはまた8ビツト64
ワードの容量のデータ記憶装置43を有する。該
データ記憶装置はその中にデータを書き込み且つ
それからデータを読み出すため演算中の呼出しが
可能である。マイクロプロセツサは更に8ビツト
タイマ/インベントカウンタ44およびアナログ
モジユール1(第1図)に関連して前述した2チ
ヤンネル8ビツトA/D変換器45を有する。
CPU41、プログラム記憶装置42、データ記
憶装置43、タイマ/イベントカウンタ44およ
び2チヤンネルA/D変換器45はすべて相互に
接続されると共に内部の母線回路網47により3
つのI/Oポート12,13,14に接続され
る。 さて再び第1図に関して説明を続けるが酸素セ
ンサ3および温度センサ5の出力信号をおよそ3
ボルトのフル・スケール値までレベル上昇させる
のに必要とされるアナログモジユール1内の各々
の増幅器の利得は該2つの出力信号の範囲に依存
する。本実施例において酸素センサ3により測定
されるべき酸素濃度の必要とされる最大範囲は0
から約27パーセントの間である(20.9パーセント
が空気についての公称の周囲酸素濃度である)。 特に好適な型の酸素センサはC/Sの表示の下
に市販され英国ロンドンのシテイテクノロジーリ
ミツテイツドにより製造されるセンサであり該セ
ンサは4.7オームの抵抗体により荷重された場合
に周囲の空気酸素濃度(20.9パーセント)に対し
て47ミリボルトのフル・スケール出力電圧を与え
る。この種の酸素センサは電解原理に基ずいて作
動する。該センサは自己附勢され拡散制限され且
つ基本的には金属陽極と電解液と空気陰極とから
成る。空気陰極への酸素の拡散は毛管拡散障壁に
より制御される。 酸素センサと関連したアナログモジユール1内
の増幅器は従つて約22パーセントの最大酸素濃度
を表わす50ミリボルトの入力信号に対し3ボルト
のフル・スケール出力電圧を発生するよう約60の
利得を有する。 好ましい型の温度センサは1973年の英国規格
B・S・No.4937Part4に定められその出力が温度
と共に関与する温度領域の上限である1000℃にお
いて約41ミリボルトのフル・スケール読み取りを
与える100℃当り約4.1ミリボルトの速度で変化す
るK型合金熱電対を有する。また60の増幅率が45
ミリボルトのセンサ出力電圧に対し約2.6ボルト
のフル・スケール出力電圧を与えるこの熱電対の
出力信号に対して好適である。 ±1パーセント以内の総合計器精度を得るため
には市販される型のアナログモジユール内の増幅
器は20℃の作動温度領域に亘つて±1パーセント
よりも優れた精度を維持し温度ドリフトはすべて
使用中の再較正の必要性を除去するよう自動的に
補償される。 第3図aおよび第3図bはセンサ3,5の出力
を増幅するための別の2つの好適な直流演算増幅
回路を示すものであるが、これは例示のための回
路であり限定的な意味を有するものではない。第
3図aの回路は2トランジスタ前置増幅器T1
T2(好ましくはいずれも同一のチツプからの)か
らなる前置増幅器を用いている一方、第3図bは
出力をアースした出力ダイオードDIを使用して
いる。 アナログモジユール1からの直線増幅されたセ
ンサ出力信号は次で入力端子A/D1,A/D2
を介してマイクロプロセツサの8ビツトのA/D
変換器45の各々のチヤンネルに印加される。
A/D変換器45の両方のチヤンネルは端子A/
DREFに加えられる基準電圧により定められる3
ボルトの最大入力電圧が加えられた時に256のフ
ル・スケールのデジタル読み取りをもたらすよう
に設定される。従つてデジタル領域の各々の増分
は約12ミリボルトに対応する。いずれかのチヤン
ネル上のA/D変換の結果はプログラムの過程で
内部の母線回路網47を介してA/D変換器45
から読み取ることができる。 しかしながら、これらの値が正確な値を与える
のに使用され得るよりも前に温度および酸素セン
サ5,3はいずれも測定するのに使用される量と
直線的に関連した出力電圧を有しないので較正さ
れねばならない。いずれの場合にも補正はセンサ
信号のデジタル値について行なわれる。 酸素センサの出力電圧と実際の酸素のサンプリ
ングレベルとの間の関係は指数関数となる。 すなわち、 C=1−exp−S/k …() ここにCは酸素濃度の分数値(例えば周囲空気
において0.209)、Sはセンサからの出力信号、k
は定数である。 上記指数関数を展開すると、 exp−S/k=1−S/k+S2/2k2−S3/6k3…(
) 従つて第1近似としては C=S/k が用いられ、また第2近似としては C=S/k(1−S/2k) …() が用いられる。 しかしながらCの値の前に酸素濃度をこれらの
近似の中の一方又は他方から計算することが可能
であり較正定数であるの値を最初に得る必要が
ある。これは試験ガス、例えば周囲空気の酸素濃
度の初期の較正読み取り値を得て結果的にA/D
変換されたデジタル読み取り値S′を割り当てるこ
とによりなされ、その場合周囲空気の公称分数酸
素濃度C′=0.209kは等式()から得られる次式
に従つて計算される。 すなわち、 k=S′/loge1/1−C′ =4.2651×S′ (試験ガスとしての周囲空気に対して)
…() 初期の較正読み取り値S′からに対する値を定
め終えるとこの値は式()又はむしろその後の
測定から式()又は()(この例では式
())により与えられる簡単化した近似の中の1
つを用いる実際の酸素濃度を定める際に較正定数
として記憶され使用される。 K型合金熱電対5は関与する領域、すなわち50
℃ないし100℃の大部分に亘つて略々直線的な出
力電圧を発生する。 熱電対の較正は必要であるが、しかしながらこ
れはいずれの接点も同じ(周囲)温度にあるので
熱電対の出力電圧は零であることが必要とされる
周囲温度の読み取り値に基づいて煙道測定をなす
よりも前にアナログモジユール内の関連する増幅
器のオフセツト電圧の適宜の調節により便宜に達
成される。 煙道測定をなす時に熱電対は煙道ガスと周囲と
の間の温度差を自動的に記録する。 またマイクロプロセツサ10は周囲温度の試験
測定により発生された熱電対の出力信号を表わす
値を記憶し且つこの基準値を排気ガスの測定で熱
電対により生成される適宜の値から減算するよう
に配置してもよい。 熱電対5と酸素センサ3の測温接点はいずれも
共通プローブ上の空洞内に収納される。モータ駆
動による小型ポンプ22はマイクロプロセツサ1
0により作動され酸素の読み取りがなされる時に
空気を空洞内に導入せしめる。 1972年の英国規格B.S.No.845によると正味発燃
量に基づく乾燥煙道ガス内の熱損失(スタツク損
失)は次式により与えられる。 スタツク損失=〔K1(T1−T2)/%CO2〕 …() ここにK1は燃料の種類に依存する定数であり、
T1は煙道ガス温度、T2は周囲温度である。%
CO2は次式により与えられる。 %CO2=(1−%O2/21)×K2 …() ここにK2は最大理論%CO2値である。式()
を式()に代入し、K3=21K1/K2と定義すると スタツク損失=〔K3(T1−T2)/21−%O2〕…() が与えられる。 煙道ガス温度と周囲温度との差(T1−T2)は
熱電対の冷接点又は基準接点は周囲温度にあるた
め熱電対の読み取り値により自動的に与えられる
一方、%O2値は酸素センサの読み取り値により
与えられる。これらの値を等式()に入れるこ
とにより固体燃料、燃料油および天然ガスに対し
て次の値K1,K2およびK3を用いるスタツク損失
測定が与えられる。
【表】 熱電対および酸素センサ出力のA/D変換器の
読み取り値の上記補正はマイクロプロセツサ10
内に自動的に加えられる。熱電対の読み取りの場
合にはこれは単にA/D変換器の読み取り値に
4.835の定数率を乗算することを含むものである
が酸素センサの場合には初期の較正測定(S′)が
周囲空気について行なわれ式()に従つて較正
定数k(k=4.2651×S′)の値が定められ次いで
この定数の値は上述したように等式()を用い
るその後の測定Sから煙道ガスの酸素濃度を計算
するのに使用される。次いでこれらの値を用いて
等式()に従つてスタツク損失か計算され該ス
タツク損失から効率が得られ燃料の種類に依存す
る定数Kに対する適宜の値が選択され3つの異な
るKの値がマイクロプロセツサ10のROM42
内に記憶される。 さて燃料効率モニタの較正および測定の手順が
次に説明される。 主プログラムは「較正」ルーチン、「オペレー
シヨン」ルーチンおよびスタツク損失(効率)計
算からなる第4図の流れ図により説明される。更
に表示選択スイツチ19が操作されるたび毎に表
示を更新し時間のトラツクを保ち且つ要求される
値、例えば酸素濃度又はスタツク損失値に表示の
内容を変えるように働らく2ミリ秒のサイクル時
間で連続的に実行させられる第5図の流れ図によ
り説明される割込みプログラムがある。 まず第4図を参照するに監視プログラムがスイ
ツチ・オンされている時に英数字表示装置25お
よびインジケータ光27,28はオフのままであ
る。オペレータは次いで酸素センサ3および熱電
対「熱」接点を含有するプローブを周囲雰囲気中
に置き較正スイツチ17を操作する。これにより
破線で囲つた主プログラムでの「較正」ルーチン
が開始されポンプモータ22がスイツチ・オンさ
れ5秒間待つてA/D変換器45のチヤンネル
A/D1上の変換結果が読み取られる。この変換
器の読み取り値が20ないし22パーセントの酸素濃
度に対応して220と250との間にあればモータ22
のスイツチはオフにされる。220と250との間の読
み取り値が得られるまでにそれ以上の読み取りが
なされなければモータ22はスイツチ・オフされ
る。 次いでこの読み取り値(S′)は20.9パーセント
の公称周囲酸素濃度に対応するものとされ式
()に従つて、すなわち式()に4.265を乗算
することにより較正定数を計算するのに用いら
れる。このように計算された較正定数は次いで一
時的にRAM43に記憶され較正インジケータ光
27がスイツチ・オンされる。これはオペレータ
に対し酸素センサの較正が完遂されたこと、セン
サプローブが煙道の中に挿入されるべきこと、そ
して「操作」スイツチ18が作動されるべきこと
を指示する。これによりプログラムの「操作」ル
ーチンが開始される。すなわち15秒の待ち時間を
もつて該プログラムルーチンが開始しその後に変
換器45のチヤンネルA/D2上に現われる変換
結果が読み取られる。変換チヤンネルA/D2の
第2の読み取り値は5秒後に得られて第1の読み
取り値と比較される。約10℃あるいはそれ以下の
温度差に対応して2つの値が2以下だけ異なるな
らばこの温度値は記録され煙道ガスの酸素濃度測
定に備えてポンプモータ22がスイツチ・オンさ
れる。そうでない場合には2つの連続する読み取
り値の間の差が2以下になるまで該プロセスは5
秒毎に繰り返される。 センサプローブのポンプモータ22がスイツ
チ・オンされた後に5秒の遅れがありA/D1上
の読み取り値(S)が得られる。次いで「読み取
り値を得た」というインジケータ光28のスイツ
チがオンにされ更に10秒の遅れに続いてプローブ
は煙道から退避され得ることを指示するためスピ
ーカ21を附勢する発振器20の作動により可聴
警報音が鳴らされる。次いでポンプモータ22は
スイツチ・オフされる。 プログラムの上述した区分の間にA/D変換器
の2つのチヤンネルから読み取られた値は各々の
センサ3,5からの出力信号の値のデジタル表示
を与えるにすぎない。前述したようにこれらの値
はこれらの値を実際の酸素濃度および温度に変換
するための補正を必要とする。これをなすために
はA/D変換器45のチヤンネルA/D1からの
補正のない酸素濃度値は値x=S/k(ここにS
は式(),()および()における如く煙道
酸素濃度のA/D変換の結果である)を得るため
先に定義した酸素センサ較正定数kにより割り算
される。これは次いで式()に使用されて次の
如く補正した酸素濃度値が計算される。 C=x(1−x/2) ここにx=S/kである。 従つてこの値は煙道ガスの実際の分数の酸素濃
度であり一時的に記憶される一方、変換器45の
チヤンネルA/D2からの補正のない温度値は該
値に4.835の固定補正係数を乗算することにより
補正され煙道ガスと周囲温度との間の温度差に等
しいデジタル値が与えられる。10秒の遅れの後に
スピーカ21により発生される可聴警報音はスイ
ツチ・オフされ燃料選択スイツチ16は効率又は
スタツク損失値の計算を開始するため適宜の燃料
に設定されるべきことが指示される。これにより
定数K3に対する3つの異なる値(それは固定燃
料に対する0.738、燃料油に対する0.759および天
然ガスに対する0.676である)の中のいずれが式
()の計算における補正した酸素濃度Cおよび
補正した温度値(T1−T2)と共に使用されるべ
きかが定められる。次いで警報光27がスイツ
チ・オンされ且つ読み取り値を得た光28はスイ
ツチ・オフされる。更に次いで煙道ガス読み取り
値が例えば「操作」スイツチ18の繰り返し操作
により煙道の異なる部分から得られ得る。 ひとたび補正した温度、酸素濃度およびスタツ
ク損失が定められるとこれらの値は各々の緩衝記
憶装置B1,B2およびB3(図示せず)内に記憶され
表示モジユール24の3つの7・セグメントの英
数字表示装置25,25,25上への表示
のため利用し得るようにされる。この機能は「割
込み」プログラムにより与えられその流れ図は第
5図に説明され「表示選択」スイツチ19により
制御されるものである。 このルーチンは本実施例では2ミリ秒の規則的
なインタバルで循環的に繰り返され各サイクルの
始めに内部の8ビツトカウンタは1のカウントだ
け増される。このようにカウンタの完全サイクル
には256×2ミリ秒=0.512秒の時間を要しこれは
主プログラムの操作中に生ずるさまざまな遅延の
タイミングを制御するクロツクとして用いられ
る。 これまでに説明した装置は燃焼器具の排気ガス
の熱損失またはスタツク損失を自動的に計算する
に適合している。しかしながら前述したように該
装置はすでに説明した(T1−T2)および%O2
得られた測定値から燃焼器具の百分率で示した作
動効率(η)の表示を上述した機能に代えて又は
それに追加して行なうように改良されることも容
易である。燃料の総発熱量に基づいたηの計算は
次の計算を行なうようマイクロプロセツサ10を
プログラムすることにより達成され得る。 η=100−〔R+K3(T1−T2)/21−%O2 +K4{P+(T1−T2)}〕 …() ここにRは燃焼器具の放熱損失に関連した(代
表的には3パーセントと10パーセントの間の)定
数であり、K4は使用される燃料の種類に関連し
た定数であり、Pは器具に加えられる空気の水素
および湿気含有量に関連した(この例では公称的
に1121.4に設定される)定数でありK3,T1およ
びT2は先に定義したと同じである。 角がつこ内の第2項は若し前もつて計算されれ
ば式()内にその値が簡単に代入され得る該式
()からのスタツク損失として認められる。ま
たK3に対する異なる値の他に定数K4に対する異
なる値が記憶され燃焼器具の種類に従つて選択さ
れるPに対する値の範囲と共に燃料選択スイツチ
16を操作することにより選択される。K2に対
する代表的な値は次の通りである。 固体燃料 0.00409 燃料油 0.00512 天然ガス 0.00828 前述した酸素センサに代えて炭酸ガスセンサを
使用して排気ガスの%CO2濃度に基づいてスタツ
ク損失を測定することが要求される時には式
()の代りに式()が使用される。次いで異
なる種類の燃料に対し前掲した定数K1の異なる
値が記憶され燃料選択スイツチ16の操作により
選択される。勿論較正および線形化の過程では炭
酸ガスセンサ出力信号の変化における測定される
量との異なる関係を考慮する修正が必要とされる
が酸素センサの較正に対して前述した原理に類似
した原理が用いられる。 スタツク損失が計算されるとこの値は百分率効
率(η)を定めるため上記式()の角がつこ内
の第2項として置き換えられる。 更に割込みプログラムは先行するサイクルの後
に表示選択スイツチ19が操作されたかどうか、
そしてx=0,1又は2の異なる値により選択さ
れた3つの緩衝記憶装置B0,B1,B2の異なる1
個から得られた情報で表示装置上の情報が置き換
えられたかどうかを定めるため表示選択スイツチ
19が接続されたポート12の入力回線を監視す
る。例えば表示装置が緩衝記憶装置B0内に含ま
れる温度値を示しているとするとその時表示選択
スイツチ19の操作によりx=0はx=1に変え
られこれによりこの表示情報は緩衝記憶装置B1
からの情報、すなわち補正された酸素濃度値によ
り置き換えられる。表示選択スイツチが再び押さ
れるとxはx=1からx=2に変わり表示装置2
5は緩衝記憶装置B2から得られた情報、すなわ
ちスタツク損失値により更新される。表示選択ス
イツチを更に操作することによりxはx=2から
x=0に変わり緩衝記憶装置B0からのもとの温
度に戻される。 また表示された情報と共に3つのインジケータ
光26,26,26の各個が発光しいずれ
の情報が現在表示されているかを示す。 連続する読み取り値が所定値よりも小さい値だ
け異なる迄5秒のインタバルでA/D変換器45
のチヤンネルA/D2上に現われる温度センサの
出力信号の連続する読み取り値を比較する目的は
温度センサの温度が上昇し煙道ガスの実際の温度
に安定したことを確かめることにある。 なお、以上に特定的に記述された装置は単に1
つの好適な具体例であり、本発明の範囲から逸脱
することなく多くの変形が可能であることが了解
されるべきである。例えば、異なる型の温度およ
び酸素又は炭酸ガスセンサを用いることができ、
特にそれらの較正およびそれらの出力信号の直線
化において使用される方法には改良が必要とされ
る。いずれのセンサも非直線性の応答を有し温度
センサの出力信号にも加えられるべき非直線性の
応答が必要とされる。更に本発明は使用された特
別の型のマイクロプロセツサに限定されるもので
はなく、一体構造のA/D変換器を有するか否か
にかかわらず他の型のマイクロプロセツサも同様
に用いることができる。必要に応じて外部のA/
D変換器を用いることも容易である。本発明の装
置が適用される燃料の範囲は、式()および
()における定数K3およびK4の適宜の選択によ
り他の種類の燃料を含むように、適切に変更又は
拡張されることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による燃料効率モニタの概略を
示すブロツク回路図、第2図は第1図のモニタの
マイクロプロセツサ構成部分の内部構成を示す配
置図、第3図aおよびbは第1図に示されるモニ
タに使用するのに好適な2つの型の増幅器の回路
図、第4図および第5図は第1図に示される装置
の作動を制御するプログラムの異なる部分の演算
流れ図である。 1……アナログモジユール、2……第1の入力
端子、3……酸素センサ、4……第2の入力端
子、5……温度センサ、7,8,9……出力端
子、10……マイクロプロセツサチツプ、12,
13,14……入力/出力ポート、20……発振
器、21……警報スピーカ、22……ポンプ電動
機、24……表示モジユール、25a,25b,
25c……英数字表示装置、26a,26b,2
6c,27,28……インジケータ光、32……
電源、34,35……水晶制御端子、36……時
限素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼器具の効率を測定する装置であつて、該
    装置が、該器具の排気ガス中の酸素濃度に応じて
    変化する出力信号を発生する電気化学的酸素セン
    サ、該排気ガスの温度に応じて変化する出力信号
    を発生する温度センサ、およびプログラム可能な
    計算装置を具備し、該プログラム可能な計算装置
    は第1に該電気化学的酸素センサおよび該温度セ
    ンサの出力信号を受け該出力信号から排気ガスの
    酸素濃度および温度をあらわす測定値を導出し、
    第2に該測定値を燃焼の効率を排気ガスの温度お
    よび酸素濃度に関係づける所定の関係式の計算に
    適用し、第3に該器具の燃焼の効率をあらわす出
    力信号を発生させるに適合しているものにおい
    て、該装置が電源投入されるたびごとに燃焼の効
    率の実際の測定が、計算手段のプログラムにより
    自動的に阻止され、該装置が「試験」モードへと
    切換えられ、 該「試験」モードにおいては下記の各過程、すな
    わち、 (a) 該計算手段10がまず該酸素センサ3を用い
    て既知の21%の酸素濃度を有する空気の試験的
    測定を行うこと、 (b) 該計算装置10が該酸素センサ3の出力信号
    の値を自動的にサンプリングし、該サンプリン
    グされた出力信号の値を該試験ガスにおける該
    成分ガスの公称または既知の濃度についてのセ
    ンサ出力信号の予想値をあらわす記憶された値
    と比較し、該比較の結果の差値が所定の限界値
    より大であるときは該比較の結果の差値が該所
    定の限界値以内となるまで所定の時間間隔で反
    復すること、 (c) 該計算手段10が、Sを酸素センサ3の出力
    信号の値、Kを係数とするとき、 酸素濃度の分数値=1−exp(−S/K) であらわされる関係式における該係数の値を計
    算し、それにより該試験的測定から較正係数を
    導出すること、そして、 (d) 該較正係数を該酸素センサ3を用いて求めた
    其の後の実際の酸素濃度の測定に適用するこ
    と、 が行われることを特徴とする燃焼器具の効率を測
    定する装置。 2 該計算手段10は、S′が試験測定から該第1
    のセンサ3により発生された出力信号の値、C′が
    試験ガス(空気)の成分ガスの濃度の分数値を表
    わすとき係数kの値を関係式: k=S′/loge1/1−C′ に従つて計算するよう動作可能であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 該計算手段10は、Sが排気ガスの測定によ
    り発生された酸素センサ3の出力信号を表わすと
    き、成分ガス濃度の測定値を関係式: 成分ガスの濃度の分数値=S/k〔1−S/2k〕 に従つて導出するよう動作可能であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 4 該計算手段10は該温度センサ5の出力信号
    から測定値を得る場合に自動的に温度センサの出
    力信号の値をサンプリングしサンプリングした値
    を所定時間だけ記憶し次で温度センサの出力信号
    の値を再びサンプリングしサンプリングした2つ
    の値を比較しサンプリングされた2つの連続する
    値の差が所定の限界値以下になるまで該手順を反
    復し該所定の限界値以下になると該2つの値の中
    の一方を該測定値として保持するように作動し得
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜第3項
    のいずれかに記載の装置。
JP16349080A 1979-11-23 1980-11-21 Measuring device for degree of efficiency of combustion instrument Granted JPS5685637A (en)

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GB7940671 1979-11-23

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JPH0222341B2 true JPH0222341B2 (ja) 1990-05-18

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JPS5685637A (en) 1981-07-11
DE3042670A1 (de) 1981-10-01
DE3042670C2 (ja) 1993-11-18
FR2470371A1 (fr) 1981-05-29
IN154609B (ja) 1984-11-17
CA1159560A (en) 1983-12-27
FR2470371B1 (fr) 1985-09-13
DE3042670C3 (de) 1993-11-18

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