JPH11281229A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

Info

Publication number
JPH11281229A
JPH11281229A JP8560198A JP8560198A JPH11281229A JP H11281229 A JPH11281229 A JP H11281229A JP 8560198 A JP8560198 A JP 8560198A JP 8560198 A JP8560198 A JP 8560198A JP H11281229 A JPH11281229 A JP H11281229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
rectifier
outlet
cool air
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8560198A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakayama
幸司 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8560198A priority Critical patent/JPH11281229A/ja
Publication of JPH11281229A publication Critical patent/JPH11281229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板部の吹出口からの冷気が貯蔵室のコーナ
部近傍に到達し易いショーケースを提供する。 【解決手段】 コーナ部2を介して隣接する2側面に開
口1a,1bを有し、天板部3の吹出口25からケース
下部7の吸込口19に向けて冷気を吹き出すことにより
開口1a,1bにエアカーテンを形成するショーケース
100において、コーナ部2の近傍に天板部3の吹出口
25からの冷気を導くダクトを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーナ部を介して
隣接する2側面に開口を有するショーケースに係り、特
に当該コーナ部に冷気を効率よく供給する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケット等に設置さ
れるショーケースでは、コーナ部を介して隣接する2側
面に開口を有し、天板部の吹出口からケース下部の吸込
口に向けて冷気を吹き出すことにより前記開口にエアカ
ーテンを形成するショーケースが知られている。
【0003】この種のものでは、ショーケースの貯蔵室
の上方に設けられた陳列棚よりも下方に設けられた陳列
棚を前面側に突出させているので、消費者は下方の陳列
棚に配置された商品も見やすくなる。したがって、ケー
ス下部の吸込口が天板部の吹出口よりも前面側に位置
し、天板部の吹出口からの冷気はケース下部の吸込口に
向けて斜め前方に吹き出されるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たショーケースでは、天板部の吹出口からの冷気がコー
ナ部近傍に到達しにくく、貯蔵室内の温度が均一化され
ないという問題がある。また、従来の構成では、輸送に
当たって天板下がりを防止するため、天板部とケース下
部との間に輸送用補強材を嵌め込んでいるが、これでは
部品点数が増加し、コスト高等を招くという問題があ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した課題を
解消し、天板部の吹出口からの冷気がコーナ部近傍に到
達し易く、しかも天板下がり等を防止することのできる
ショーケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コーナ部を介して隣接する2側面に開口を有し、天板部
の吹出口からケース下部の吸込口に向けて冷気を吹き出
すことにより前記開口にエアカーテンを形成するショー
ケースにおいて、前記コーナ部近傍に前記天板部の吹出
口からの冷気を導くダクトを設けたことを特徴とするも
のである。
【0007】この発明によれば、ダクトによってコーナ
部近傍に導かれる冷気の量が増加するので、コーナ部近
傍を十分に冷却することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ダクトを天板部とケース下部との間に
掛け渡して支持したことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、天板部がケース下部に
接続されたダクトにより支持されるので、輸送時等にお
ける天板下がりが防止される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、ダクトに冷気を導くダクト
用送風機を設けたことを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、ダクト用送風機によっ
てコーナ部近傍に導かれる冷気の量が増加するので、コ
ーナ部近傍を十分に冷却することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、コーナ部を介して
隣接する2側面に開口を有し、天板部の吹出口からケー
ス下部の吸込口に向けて冷気を吹き出すことにより前記
開口にエアカーテンを形成し、前記吹出口は直線部と前
記コーナ部に対応する吹出口コーナ部とを備えたショー
ケースにおいて、前記吹出口コーナ部に前記直線部に設
けた整流器の風路抵抗よりも風路抵抗の小さいコーナ用
整流器を設けたことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、コーナ用整流器の風路
抵抗がほかの直線部における整流器の風路抵抗に比べて
小さい分だけコーナ部近傍に導かれる冷気の量が増加す
るので、コーナ部近傍を十分に冷却することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、吹出口コーナ部で向かい合う直線部の整流
器をハニカム状の通風路を有する整流器で形成し、この
整流器の吹出口コーナ部側端部を夫々通風路に沿って直
角に切断し、この切断面間に前記コーナ用整流器を配置
したことを特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、ハニカム状の通風路を
有する整流器を通風路に沿って直角に切断するので、ハ
ニカム状の通風路形状が崩れることがない。従って、直
線部における通風路形状がハニカム状のまゝ維持され
る。
【0016】また、切断面間にはコーナ用整流器が配置
されるので、この部分でもコーナ用整流器によって通風
路形状が維持される。
【0017】よって、吹出口の整流器の通風路の形状は
どの位置においても崩れることがなく、コーナ用整流器
の風路抵抗がほかの直線部における整流器の風路抵抗に
比べて小さい分だけコーナ部近傍に導かれる冷気の量が
増加するので、コーナ部近傍を十分に冷却することがで
きる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載の発明において、前記コーナ用整流器に導く冷気の
風量を調整する風量調整板を設けたことを特徴とするも
のである。
【0019】この発明によれば、コーナ用整流器を介し
てコーナ部近傍に流れる冷気の風量が調整される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1において、符号100は本実施形態に
よるコーナ用ショーケース(以下、コーナケースとい
う)を示し、このコーナケース100は、前面側に開口
を有するオープンショーケース100a,100bに隣
接してコーナに設置される。また、コーナケース100
にはコーナ部2を介して2つの側面に開口1a,1bが
形成され、コーナケース100の上部には前面側に突出
する天板部3が形成され、コーナケース100の背側に
は天板部3を支持する背側支持部5が形成され、コーナ
ケース100の下部にはこの背側支持部5を支持するケ
ース下部7が形成される。このケース下部7は天板部3
よりも前面側に突出している。
【0022】開口1a,1bの奥側には貯蔵室11が形
成され、この貯蔵室11には3段の陳列棚13a〜13
cが設けられる。最も下の陳列棚13aはその上の陳列
棚13bより前面側に突出し、陳列棚13bはその上の
陳列棚13cより前面側に突出するように構成されてい
るので、消費者が陳列棚13a〜13cに陳列された商
品を見やすくなっている。
【0023】図2に示すように、貯蔵室11の上側、背
側、下側には、仕切板15が設けられ、この仕切板15
の外側には冷気通路17a〜17cが設けられる。下側
の冷気通路17aの端部には吸込口19が設けられる。
冷気通路17a内には冷却器用送風機21が設けられ、
背側の冷気通路17bには冷却器23が設けられ、上側
の冷気通路17cの端部には吹出口25が設けられ、こ
の吹出口25にはハニカム状の通風路を有する整流器
(図示せず)が設けられる。
【0024】コーナケース100が冷却運転を行ってい
る時には、貯蔵室11の冷気は吸込口19を介して冷気
通路17aに吸い込まれた後、冷却器用送風機21に吸
い込まれ、次いで冷気通路17bの冷却器23において
冷却されて上昇し、冷気通路17cに進入する。その
後、冷気は、図1に示すように、吹出口25から斜め前
方(矢印方向)に吹き出され、開口1a,1bにエアカ
ーテンAを形成すると共に、貯蔵室11を冷却する。
【0025】このとき、吹出口25から吹き出される冷
気は、図3に示すように、コーナ空間(コーナ部近傍)
4に向けて吹き出されにくいため、従来の構成では、コ
ーナ空間4が十分に冷却されず、しかも、吹出口25か
ら遠いコーナ空間4の下部は最も冷却されにくかった。
【0026】この実施形態では、図1および図2に示す
ように、コーナケース100にコーナ空間4に冷気通路
17cから冷気を導くダクト29が設けられる。このダ
クト29の一端29aは天板部3の角3aに取り付けら
れ、ダクト29の他端29bはケース下部7の角7bに
接続される。
【0027】このダクト29によって強度が増すため、
従来のようにショーケースの背側支持部5の背面に背面
補強材を設ける必要がなくなり、背側支持部5の背側の
スペースを有効利用できる。また、コーナケース100
の輸送時に、従来のように天板部3とケース下部7との
間に輸送用補強材を嵌めこむ必要がなく、部品点数が減
少して、コストダウンを図ることができる。
【0028】ダクト29は、図4に示すように、鋼板製
のダクト本体31と鋼板製のダクトカバー33とで構成
される。これらダクト本体31とダクトカバー33とは
曲げ加工等により折り曲げられてそれぞれコの字状に形
成され、ダクト本体31の下面部31aにはほぼ全域に
亘って等間隔に複数の冷気吹出孔35が設けられ、これ
ら冷気吹出孔35の大きさは、図2に示すように、ダク
ト29の下端29bに近いものほど大きく形成されてい
る。ダクト29の内部には空洞部37が形成され、この
空洞部37は冷気通路17cとは連通しているが、ダク
ト29の下端29bは閉塞している。
【0029】冷気通路17cの冷気の一部は、ダクト2
9の上端29aから進入し、この進入した冷気はダクト
29の空洞部37をダクト29の下端29bに向けて移
動する。このとき、空洞部37を移動する冷気の一部
は、矢印で示すように冷気吹出孔35を介してコーナ空
間4に向けて吹き出されるので、冷気をコーナ空間4に
十分に供給することができる。また、冷気吹出孔35の
大きさはダクト29の下端29bに近いものほど大きく
形成され、コーナ空間4の下部に向けて最も多くの冷気
が吹き出されるので、最も冷却されにくいコーナ空間4
の下部に冷気を十分に供給することができる。
【0030】このようにダクト29を介してコーナ空間
4に冷気が十分に供給されるので、コーナ空間4を含む
貯蔵室11全域の温度を均一化することができる。
【0031】ダクト29に冷気を導くダクト用ファン4
1を冷気通路17cに設けることも可能である。このダ
クト用ファン41はダクト29の空洞部23の風量を増
加させるので、ダクト29の冷気吹出孔35を介してコ
ーナ空間4に冷気を十分に供給することができる。
【0032】図5および図6には他の実施形態によるダ
クト43を示す。
【0033】このダクト43は、鋼板製のダクト本体4
5と鋼板製のダクトカバー47とで構成され、ダクト4
3の一端は天板部3の角3a(図1)に取り付けられ、
ダクト43の他端はケース下部7の角7b(図1)に取
り付けられる。ダクト本体45には曲げ加工等により5
個の面部49a〜49eが形成され、面部49b〜49
dには複数の冷気吹出孔51が設けられる。ダクトカバ
ー47には2個の面部53a,53cと円弧部53bと
が形成される。面部53a,53cとダクト本体45の
面部53a,53eがそれぞれ溶接等により接着され、
ダクト43の内部には空洞部55が形成される。冷却運
転時、冷気通路17c(図2)からダクト43の空洞部
43に流入した冷気は、面部49b〜49dの冷気吹出
孔51を介して矢印B1〜B3で示すように3方向に吹
き出されるので、コーナ空間4のほぼ全域に到達する。
【0034】図7および図8には、他の実施形態とし
て、ダクトの代わりにルーバ(コーナ用整流器)をコー
ナ部に対応したコーナ部吹出口に設けたものを示す。
【0035】図7に示すように、吹出口25は直線部6
3とコーナ部2に対応する吹出口コーナ部59とを備え
る。直線部63には整流器65が設けられ、この整流器
65は複数のハニカム状の通風路69を有する。冷気通
路17cから整流器65に流れ込んだ冷気は、この通風
路69を介して鉛直下方よりも斜め前方寄り(矢印C方
向)に向けて吹き出される。吹出口コーナ部59には、
図8に示すように、ルーバ(コーナ用整流器)61が設
けられる。このルーバ61は、冷気通路上壁62から延
びる支持板61aと、仕切板15から延びる支持板61
bと、これら支持板61a,61bに固定された支持棒
61cとを備え、この支持棒61cには2枚の風向板6
1dが取り付けられている。これら風向板61dは曲げ
加工等によりくの字状に曲げられ、風向板61dは、図
7に示すように冷気の上流側から下流側に向けて末広が
り形状を呈し、支持板61a,61bも同様に末広がり
形状を呈する。また、整流器65の吹出口コーナ部59
側の切断面65aは、風向板61dの側部に当接され
る。
【0036】冷気通路17cの冷気は、ルーバ61の風
向板61dによる風路抵抗はハニカム状の通風路69を
有する整流器65の風路抵抗より小さいので、ルーバ6
1に向かって流れやすくなり、より多くの冷気がルーバ
61に流れ込む。そして、ルーバ61に流れ込んだ冷気
は、コーナ部2寄りの斜め下方に向けて吹き出され、冷
気はコーナ空間4に十分に供給される。また、ルーバ6
1における冷気の風路は末広がり形状であるため、ルー
バ61を通過する冷気は、末広がり状に広がって多方向
(矢印E)に吹き出され、コーナ空間4のほぼ全域に到
達する。
【0037】また、従来では、吹出口がコーナ部に対応
した部分で例えば直角に曲がっていたため、例えばハニ
カム状の通風路を有する整流器を斜めに切断して、この
斜めの切断面を直角に曲がった吹出口に設置して対処し
ていた。この場合、整流器を通風路に沿って切断しない
ため、切断面付近の通風路が潰れたりして切断作業が困
難であった。
【0038】しかしながら、この他の実施形態では、図
7に示すように、吹出口コーナ部59に設置されたルー
バ61が末広がり形状であるため、直線部63に設置さ
れた整流器65の吹出口コーナ部59側を通風路69に
沿って直角に切断することができる。したがって、ハニ
カム状の通風路69の形状が崩れることがなくなると共
に、整流器65の切断作業が容易になる。
【0039】また、図7に示すように、ルーバ61へ流
れる冷気の風量を調整する一対の風量調整板67を設け
ることも可能である。
【0040】一対の風量調整板67は、図示を省略した
が、例えば矩形状を呈し、各風量調整板67の一方の側
縁67aをルーバ61の冷気入口側部64に例えばスポ
ット溶接する。ルーバ61へ流れる冷気を少なくする場
合には、各風量調整板67の他方の側縁67bを内側に
向けた状態で風量調整板67の下部端縁を仕切板15に
例えばスポット溶接する。ルーバ61へ流れる冷気を多
くする場合には、図示を省略したが、各風量調整板67
の他方の側縁67bを外側に向けた状態で風量調整板6
7の下部端縁を仕切板15に例えばスポット溶接する。
【0041】このように風量調整板67を設ければ、ル
ーバ61を介してコーナ空間4に流れる冷気の風量が調
整され、コーナ空間4の温度を調節することができる。
【0042】以上、実施形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施
形態では、2側面に開口1a,1bを有するコーナケー
ス100について説明したが、例えば4側面に開口を有
するオープンショーケースにも適用できることは言うま
でもない。また、本実施形態ではダクト29の冷気吹出
孔35の大きさは下端29bに近いものほど大きく形成
されているが、全ての冷気吹出孔35の大きさを等しく
して冷気吹出孔35の数を下端29bに近づくにつれて
増加させてもよく、コーナ空間4の下部に供給される冷
気の量を多くするように構成すればよい。また、本実施
形態では、吹出口コーナ部59に2枚の風向板61dを
有するルーバ61を設けているが、この限りではない。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、コーナ部
近傍に天板部の吹出口からの冷気を導くダクトを設けた
ので、ダクトによってコーナ部近傍に導かれる冷気の量
が増加し、コーナ部近傍を十分に冷却することができ
る。
【0044】請求項2記載の発明によれば、ダクトを天
板部とケース下部との間に掛け渡して支持したので、輸
送時等における天板下がりが防止される。
【0045】請求項3記載の発明によれば、ダクトに冷
気を導くダクト用送風機を設けたので、ダクト用送風機
によってコーナ部近傍に導かれる冷気の量が増加し、コ
ーナ部近傍を十分に冷却することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、吹出口コー
ナ部に直線部に設けた整流器の風路抵抗よりも風路抵抗
の小さいコーナ用整流器を設けたので、コーナ用整流器
の風路抵抗がほかの直線部における整流器の風路抵抗に
比べて小さい分だけコーナ部近傍に導かれる冷気の量が
増加し、コーナ部近傍を十分に冷却することができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、ハニカム状
の通風路を有する整流器を通風路に沿って直角に切断す
るので、ハニカム状の通風路形状が崩れることがなく、
直線部における通風路形状がハニカム状のまゝ維持され
る。
【0048】また、切断面間にはコーナ用整流器が配置
されるので、この部分でもコーナ用整流器によって通風
路形状が維持される。したがって、吹出口の整流器の通
風路の形状はどの位置においても崩れることがなく、コ
ーナ用整流器の風路抵抗がほかの直線部における整流器
の風路抵抗に比べて小さい分だけコーナ部近傍に導かれ
る冷気の量が増加するので、コーナ部近傍を十分に冷却
することができる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、コーナ用整
流器に導く冷気の風量を調整する風量調整板を設けたの
で、コーナ用整流器を介してコーナ部近傍に流れる冷気
の風量が調整され、コーナ部近傍の温度を調節すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるショーケースを示す斜
視図である。
【図2】図1のショーケースの構造を示す断面図であ
る。
【図3】図1のショーケースの平面図である。
【図4】図1〜図3のダクトの断面図である。
【図5】他の実施形態によるダクトの部分斜視図であ
る。
【図6】図5のダクトの断面図である。
【図7】他の実施形態によるルーバを備えた吹出口にお
ける冷気の流れを示す概略的平面図である。
【図8】図7のルーバを示す断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 開口 2 コーナ部 3 天板部 4 コーナ空間(コーナ部近傍) 7 ケース下部 11 貯蔵室 19 吸込口 25 吹出口 29,43 ダクト 39 コーナ部 41 ダクト用送風機 59 吹出口コーナ部 61 ルーバ(コーナ用整流器) 63 直線部 65 整流器 67 風量調整板 69 通風路 100 コーナケース(ショーケース) A エアカーテン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナ部を介して隣接する2側面に開口
    を有し、天板部の吹出口からケース下部の吸込口に向け
    て冷気を吹き出すことにより前記開口にエアカーテンを
    形成するショーケースにおいて、前記コーナ部近傍に前
    記天板部の吹出口からの冷気を導くダクトを設けたこと
    を特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 前記ダクトを天板部とケース下部との間
    に掛け渡して支持したことを特徴とする請求項1記載の
    ショーケース。
  3. 【請求項3】 前記ダクトに冷気を導くダクト用送風機
    を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のショ
    ーケース。
  4. 【請求項4】 コーナ部を介して隣接する2側面に開口
    を有し、天板部の吹出口からケース下部の吸込口に向け
    て冷気を吹き出すことにより前記開口にエアカーテンを
    形成し、 前記吹出口は直線部と前記コーナ部に対応する吹出口コ
    ーナ部とを備えたショーケースにおいて、 前記吹出口コーナ部に前記直線部に設けた整流器の風路
    抵抗よりも風路抵抗の小さいコーナ用整流器を設けたこ
    とを特徴とするショーケース。
  5. 【請求項5】 前記吹出口コーナ部で向かい合う直線部
    の整流器をハニカム状の通風路を有する整流器で形成
    し、この整流器の吹出口コーナ部側端部を夫々通風路に
    沿って直角に切断し、この切断面間に前記コーナ用整流
    器を配置したことを特徴とする請求項4記載のショーケ
    ース。
  6. 【請求項6】 前記コーナ用整流器に導く冷気の風量を
    調整する風量調整板を設けたことを特徴とする請求項4
    または5記載のショーケース。
JP8560198A 1998-03-31 1998-03-31 ショーケース Pending JPH11281229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8560198A JPH11281229A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8560198A JPH11281229A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 ショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11281229A true JPH11281229A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13863355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8560198A Pending JPH11281229A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 ショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11281229A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241136A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2007163020A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Sanden Corp ショーケース
JP2013113573A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Okamura Corp 冷蔵ショーケース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241136A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2007163020A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Sanden Corp ショーケース
JP2013113573A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Okamura Corp 冷蔵ショーケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2014379851B2 (en) Air conditioner
JP2011163574A (ja) ショーケース
JP2017140353A (ja) ショーケース
JPH11257830A (ja) オープンショーケース
JP2009072282A (ja) ショーケース
JPH11281229A (ja) ショーケース
CA3095213C (en) Merchandiser with even distribution fan plenum
JP4923972B2 (ja) ショーケース
JP2718469B2 (ja) ショーケース
US20100018227A1 (en) Refrigerated Case
JP2000028255A (ja) オープンショーケース
JP4023271B2 (ja) 窓用空気調和機の構造
JP2715235B2 (ja) 冷蔵ショーケースの冷気循環構造
JPH10205969A (ja) 冷気循環式オープンショーケース
JP2567714B2 (ja) ショーケース及びその気流循環方法
JP3178579B2 (ja) 空気調和機
JPH06265255A (ja) オープンショーケースの通風路構造
CA3024422C (en) Refrigerated merchandiser with airflow support system
JP3096627B2 (ja) 冷却ショーケース
JP3086621B2 (ja) ショーケースの棚装置
JP4362189B2 (ja) 冷蔵オープンショーケース
JPH1073361A (ja) ショーケース
WO2019193136A1 (en) A refrigerated display case, an air curtain discharge grille and a method of modifying a refrigerated display case
JP2022053722A (ja) 通風板及び商品収納装置
JPH11264643A (ja) 冷凍ショーケース