JPH11280323A - ドアガード - Google Patents

ドアガード

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Publication number
JPH11280323A
JPH11280323A JP9994198A JP9994198A JPH11280323A JP H11280323 A JPH11280323 A JP H11280323A JP 9994198 A JP9994198 A JP 9994198A JP 9994198 A JP9994198 A JP 9994198A JP H11280323 A JPH11280323 A JP H11280323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock arm
door
box
lock
door guard
Prior art date
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Pending
Application number
JP9994198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Osaki
章八 大崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OSAKI SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OSAKI SEISAKUSHO KK filed Critical OSAKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP9994198A priority Critical patent/JPH11280323A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアガードを構成するロックアームをドア内
部に設置した箱体内に収納できるようにしたドアガード
を提供する。 【解決手段】 ロックアーム(C)とロックピン(D)とから
成るドアガードのロックアーム(C)ををドア(A)の内部に
設置した箱体(E)内に、支軸(4)で回動自在に支持した状
態で収納可能とし、かつ、箱体内にロックアームを収納
状態に保持することができ、箱体の外からボタン(7)の
操作で前記係合作用を解除し、同時に箱体の外に押し出
すことができる操作機構(F)を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、一般住宅,アパ
ート,マンション,ホテル等の部屋の出入口ドアに使用
される防犯具用ドアガードの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ドアの防犯用具として代表的なド
アチェーンに代って、細長いU字状のロックアームと、
このロックアームの長溝内に挿入されるロックピンとを
主要部材として組み合わせて構成したドアガードと称せ
られる防犯用具が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ドアガードは、そ
れを構成している細長いU字形のロックアームがドアの
内側表面に、また、ロックピンが壁体表面にそれぞれビ
ス等の止め具で固定されているが、ドアの内側表面にロ
ックアームが突出していると、ドアの入口を通行する人
が不注意で服を引っ掛けたり、突き当ったりすることが
あり、危険な障害物となっている。
【0004】また、ホテル等では利用客が都合によりド
アを半開の状態で仮閉めしようとする場合、手段として
U字形のロックアーム部をドアの外側に突き出された状
態(施錠状態)にしたままドア閉を行う。さらに、一般
家庭等でもU字形のロックアーム部がドアの外側に突き
出された状態であるのを気付かずドア閉めを行なう等の
こともあり、これらの場合壁体との衝撃によりU字形の
ロックアーム部が破損しやすい等の弊害があり、改良が
望まれていた。
【0005】さらに前記構成のドアガードで施錠された
ドアの最大開き角度は、ロックアームの有効長さによっ
て規制される構成となっている。しかし、例えば、来客
の場合、状況によっては施錠した状態でドアを最大開き
角度より小さな開き角度にして対応したい場合、ドアを
小さな開き角度に保持しておくことができず、また、夏
場等の暑い時期に室内の風通しを良くする目的で、施錠
した状態でドアを最大開き角度より小さな開き角度に保
持しておきたくても、それができない。
【0006】本発明は、上述した従来のドアガードの問
題を解消するためになされたものであって、ドア側に取
付けられるロックアームが障害物とならないように構成
された改良型ドアガードを提供することを主たる目的と
しており、また他の目的は、ドアをロックアームの長さ
で規制される最大開き角度より小さな開き角度にも保持
することを可能とした防犯用ドアガードを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドア側に設け
られるロックアームと、壁体側に設けられるロックピン
とから成るドアガードであって、前記ドアに埋設状に設
置される箱体のなかに前記ロックアームをその基端部側
で回動自在に支持するとともに前記箱体の前面開口部か
ら箱体の外に回動変位できるように収納し、箱体に収納
されたロックアームの先端側に係合してロックアームを
収納状態に保持することができ、かつ箱体の外部からの
押しボタン操作で前記係合作用を解除すると同様にロッ
クアームを箱体の外に押し出すことができる操作機構を
箱体内に設けたことを要旨としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図2に示すように、ドアガ
ードを構成するロックアーム(C)とロックピン(D)のう
ち、前記ロックアーム(C)をドア(A)の内部に設置される
箱体(E)のなかに支軸(4)により回動自在に支持すると共
に箱体の前面開口部(3)から箱体の外に回動変位できる
ように収納し、箱体の内部に、収納されたロックアーム
(C)の先端側に係合してロックアームを収納状態に保持
することができ、かつ箱体の外部からの押しボタン(7)
の操作で前記係合作用を解除すると同時にロックアーム
を箱体の外に押し出すことができる操作機構(F)を設け
て構成する。
【0009】
【実施例】図1〜図2に、本発明の一実施例を示す。同
図において、(A)は室のドア、(B)はドアと直交する壁体
であり、この間にドアガードを設けた例を示している。
ドアガードは、細長いU字状のロックアーム(C)と、頭
部付きロックピン(D)とから成る。
【0010】(E)はドアに埋設状に設置された箱体、(1)
は箱体の取付板、(2)は取付ビスであり、この箱体(E)内
に、その前面開口部(3)から入れたロックアーム(C)が、
その基端部で支軸(4)により回動自在に支持されてい
る。箱体(E)内のロックアーム(C)は、支軸を支点として
起立角度で収納され、使用時には箱体の外に回動変位さ
れ、水平角度に位置づけられるようになっている。
【0011】箱体(E)内には、起立角度に収納されたロ
ックアーム(C)をその角度に保持すると共にボタン操作
でロックアームを水平角度位置に押し出せるように作動
する操作機構(F)が組み付けられている。
【0012】前記操作機構(F)は、箱体(E)に支軸(5)で
回動自在に支持された係合板(6)で、この係合板(6)の偏
心部位に固着した棒形ボタン(7)と、係合板(6)に係合さ
せた付勢用スプリング(8)とを主要部材とし、係合板(6)
は前記ロックアーム(C)の先端側に形成した突起部(9)に
係合し得る係合用凹部(10)とカム面(11)とを有し、前記
棒状の押しボタン(7)は箱体(F)から取付板(1)を通して
外部に突出されている。
【0013】箱体(E)内で起立角度に収納されているロ
ックアーム(C)は、その先端側の突起部(9)と前記操作機
構(F)の係合板(6)の凹部(10)との係合作用により、起立
角度に保持されているが、ここでボタン(7)を押すと、
係合板(6)がスプリング(8)に抗じて矢印方向に回動し、
突起部(9)との係合作用を解除すると共にカム面(11)で
ロックアーム(C)の先端部に押し出すように作用するの
で、ロックアーム(C)は支軸(4)を支点として回動し、開
口部(3)から箱体の外に出され、水平角度位置に倒置さ
れるようになっている。
【0014】前記ロックアーム(C)は、平行する板状の
枠材(12),(13)と、その間の長溝(14)とを主要部とし、
下側となる枠体(13)の基端部近くに切欠開口部(15)を設
け、上側となる枠材(12)の所要部位に、立上り面(m)と
傾斜面(n)とからなる凹部(16)を設けて構成したものを
用いており、アーム先端に前記突起部(9)が設けられて
いる。ロックピン(D)は、壁体(B)に取付けられる基板部
(17)と、ピン軸部(18)と、それより径の大きい頭部(19)
とから成る。
【0015】前記ドアガードで施錠を行なう場合には、
棒状の押しボタン(7)を押す。このボタン押動操作で、
箱体(E)内に収納されていたロックアーム(C)は箱体の外
に出され、水平角度位置に倒されるが、その際、ロック
アーム(C)の枠材(13)の切欠開口部(15)を通して長溝(1
4)内にロックピン(D)のピン軸部(18)を受入れることに
より、ロックアーム(C)は他方の枠材(12)を介してピン
軸部(18)に支持され、施錠状態におかれる。前記ドアガ
ードで施錠されたドア(A)の最大開き角度は、ロックア
ームの有効長さによって規制される。
【0016】しかし、前記枠材(12)の中途部位に 設け
た凹部(16)にピン軸部(18)を嵌合させることにより、ド
ア(A)を最大開き角度より小さな開き角度に保持させて
おくことができる。この場合、凹部(16)を形成している
立上り面(m)がピン軸部(18)に当てられているので、ド
ア(A)をそれ以上に閉めることはできないが、立上り面
(m)の反対側がピン軸部を阻止しない傾斜面(n)となって
いるので、ドア(A)を最大開き角度に開くことができ
る。
【0017】上記ロックアーム(C)の枠材(12)に設ける
前記凹部(16)の位置は任意に定め得るものであり、また
凹部を複数設けることにより、それらの凹部に対応して
ドアの開き角度を段階的に調整することができる。
【0018】施錠の解除は、ドア(A)を一度閉成状態と
し、ロックアーム(C)を水平角度位置から回動して持ち
上げ、ロックピン(D)から離すことによって行なうこと
ができる。このあと、そのままロックアーム(C)を回動
して箱体(E)内に入れると、ロックアーム(C)はその先端
の突起部(9)が自動的に係合板(6)の凹部(10)に再び係合
され、収納位置に保持される。
【0019】図3〜図4に、本発明の他の実施例を示
す。本実施例は、ドア(A)と壁体(B)とが平行構造になっ
ている場合、前記ドアガードを設けたものであり、図3
はロックアーム(C)が箱体(E)内に収納され、スライドロ
ックピン(D1)のピン軸部(22)が案内筒部(21)内に挿入収
納された状態を示し、図4ではドア(A)を小さな開き角
度に施錠した状態を示す。なお、図1〜図2と同一また
は類似する部材には同じ符号を付してある。
【0020】本実施例では、壁体(B)にスライド式ロッ
クピン(D1)を用いている。即ち、壁体(B)に取付けられ
る基板部(20)と、基板部(20)に設けた案内筒部(21)と、
この案内筒部(21)に摺動自在に挿入させたピン軸部(22)
と、それより径の大きい頭部(23)と、ピン軸の周面に突
出させたハンドル(24)とで構成したものである。このス
ライドロックピン(D1)は、施錠時にピン軸(22)を前方に
摺動させ、ロックアーム(C)に係合できるようにして用
いる。それによる施錠時の作用効果は、図1〜図2と同
様なので、説明は省略する。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
ドアガードの不使用時に、ロックアームを障害物となら
ないようにドア内部に設置した箱体内に収納しておくこ
とができる実用性に優れたドアガードを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドアガードの使用状態
の斜視図である。
【図2】ドアガードの内部機構を示す一部切断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すドアガードの使用状
態の斜視図である。
【図4】ドアを小さな開き角度に施錠した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
A ドア B 壁体 C ロックアーム D ロックピン D1 ロックピン E 箱体 F 操作機構 1 箱体の取付板 2 取付用ねじ 3 箱体の前面開口部 4 支軸 5 支軸 6 係合板 7 棒状の押しボタン 8 スプリング 9 ロックアームの突起部 10 係合用凹部 11 カム面 12 枠材 13 枠材 14 長溝 15 切欠開口部 16 凹部 17 ロックピンの基板部 18 ピン軸部 19 頭部 20 ロックピンの基板部 21 案内筒部 22 ピン軸部 23 頭部 24 ハンドル m 凹部の立上り面 n 凹部の傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア側に設けられるロックアームと、壁
    体側に設けられるロックピンとから成るドアガードであ
    って、前記ドアに埋設状に設置される箱体のなかに前記
    ロックアームをその基端部側で回動自在に支持すると共
    に前記箱体の前面開口部から箱体の外に回動変位できる
    ように収納し、箱体に収納されたロックアームの先端側
    に係合してロックアームを収納状態に保持することがで
    き、かつ箱体の外部からのボタン操作で前記係合作用を
    解除すると同時にロックアームを箱体の外に押し出すこ
    とができる操作機構を箱体内に設けたことを特徴とする
    ドアガード。
  2. 【請求項2】 前記操作機構を、前記箱体に支軸で回動
    自在に支持した係合板と、この係合板の偏心部位に固着
    した棒状の押しボタンと、係合板に係合させた付勢用ス
    プリングとを主要部材とし、前記係合板に前記ロックア
    ームの先端突起部に係合し得る係合用凹部と、ロックア
    ームの先端を押し出すことができるカム面を有する請求
    項1に記載のドアガード。
JP9994198A 1998-03-30 1998-03-30 ドアガード Pending JPH11280323A (ja)

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JP (1) JPH11280323A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203773A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Glory Ltd 扉装置
JP2010196348A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Opnus:Kk ドアガード

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JP2009203773A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Glory Ltd 扉装置
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