JPH11280131A - トイレ用薬液排出器 - Google Patents
トイレ用薬液排出器Info
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- JPH11280131A JPH11280131A JP10210398A JP10210398A JPH11280131A JP H11280131 A JPH11280131 A JP H11280131A JP 10210398 A JP10210398 A JP 10210398A JP 10210398 A JP10210398 A JP 10210398A JP H11280131 A JPH11280131 A JP H11280131A
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Abstract
用薬液排出器を提案する。 【解決手段】 第1底板3中央部から有底かつ排水孔付
き第1筒部4を垂下する基部材1と、環状溝形成部15か
ら脚部18と該脚部よりも長く複数弾性脚片17とを垂下
し、該脚片下端を第1底板3上へ載置する環状水入れ部
材11と、環状溝形成部の内筒13内面へ係合させて、上方
大径筒部22を内筒13内へ、かつ下方第2筒部24を第1筒
部4内へそれぞれ嵌合させ、第2筒部下部内へ吐出弁26
付き第3筒部25を嵌着する薬液収納筒21とからなり、環
状溝内への手洗水充水で環状溝形成部15および薬液収納
筒21が下降するとき、吐出弁を形成するポペット弁30の
弁軸29下端が第1筒部4の第2底板5に接し下降を阻止
され、弁頭28が弁座27から離れて開弁する。
Description
器に関する。
のが知られているが、例えば実開平5-14277 号において
は、水洗タンクの透孔付き蓋板上に載置させる透孔付き
深皿状部材の上部内へ、薬液入り容器体を倒立させて支
持させ、又その容器体の口頸部内からはフロートを吊下
げて、上記タンク内水の排水により手洗い用の水が深皿
状部材内へ入るとフロートが薬液入り容器体内へ上昇し
て薬液が流下し、深皿状部材内の水がタンク内へ入って
減少すると上記フロートが下降して薬液の流出が停止す
るよう設けている。
ロートの上下動により薬液を流出させ、又その流出を停
止させるため、比較的多量の薬液を流出させることとな
るものであった。
るに適した薬液排出器を提案するものである。
2を起立する第1底板3中央部を開口して、該開口周縁
から有底の第1筒部4を垂下し、該筒部下端の第2底板
5外周部に第1排水孔6を穿設した基部材1と、フラン
ジ状に設けた第3底板12の内外周縁から内筒13と外筒14
とを起立する環状溝形成部15を設けて内筒の下部内面に
内向きフランジ状に受座16を付設し、又該受座ないし第
3底板から脚部18と該脚部よりも下方まで垂下させて複
数の弾性脚片17とを垂下し、弾性脚片下端を第1底板3
上面へ載置させて外筒14を基部材の外周壁2内へ上下動
可能に嵌合させ、又第3底板12に第2排水孔19を穿設し
た環状水入れ部材11と、上記受座16上方の内筒部分内へ
嵌合させた、有頂の大径筒部22下端の内向きフランジ23
を上記受座16上へ載置させ、又該内向きフランジ内周か
ら第1筒部4内へ遊挿させて第2筒部24を垂下し、かつ
該第2筒部の下部内に吐出弁付きの第3筒部25を嵌着さ
せた薬液収納筒21とからなり、上記吐出弁は、第3筒部
の下部内面に付設した内向きフランジ状の弁座27と、該
弁座上面へ弁頭28を載置させて弁軸29を第3筒部25下方
まで垂下するポペット弁30とで形成し、上記環状溝形成
部15が充水により弾性脚片17の弾性に抗し下降して、脚
部18下端が第1底板3に接したとき、弁軸下端が第2底
板5に接し停止して吐出弁26が開弁可能に形成した。
と共に弁軸29外径を、弁座27の内周面が形成する弁孔と
ほぼ同径として弁孔内へ水密にかつ上下動自在に嵌合さ
せると共に、弁軸29外面には微少量の液体だけを通過さ
せる細溝31を縦設した。
を有すると共に弁頭28上面から単数ないし複数の弾性螺
条線32を起立し、螺条線上端に嵌合リング33を一体に付
設したポペット弁付き部材34を合成樹脂材で一体成形し
ておき、嵌合リング33を第3筒部25の上端部内面に周設
した係合突条の下内面へ係合させて、上記螺条線の弾性
で弁頭28下面を弁座27上面へ圧接させた。
状水入れ部材と薬液収納筒とからなる。基部材1は、外
周壁2を起立する第1底板3中央部を開口して、該開口
周縁から有底の第1筒部4を垂下し、該第1筒部下端の
第2底板5外周部に適当数の第1排水孔6を穿設する。
第2底板中央部は図示のように隆起させるとよい。
ンク用蓋板7の中央部等に穿設されている、透孔8内へ
遊挿可能とするもので、第1底板3はその蓋板上へ載置
させる。図示例では外周壁2上部から下外方へ装飾板9
を垂下している。外周壁2内面には複数の係合板を縦設
している。
板12の内外周縁から内筒13と外筒14とを起立する環状溝
形成部15を有し、内筒13下部内面に内向きフランジ状の
受座16を付設し、該受座内面から複数弾性脚片17をほぼ
等間隔に垂下してその下端を第1底板3上へ載置してお
り、又内筒下端から弾性脚片よりも短かく脚部18を垂下
している。該脚部は一部を切欠いた筒状でもよく、又複
数突部で形成してもよい。第3底板12内周と内筒下端と
の連続部に第2排水孔19を穿設している。上記外筒14は
基部材の外周壁2内へ上下動可能に嵌合させる。
へ嵌合させた、有頂の大径筒部22下端に内向きフランジ
23を付設して上記受座16上へ載置させ、又該内向きフラ
ンジ内周から第1筒部4内へ遊挿させて第2筒部24を垂
下し、かつ該第2筒部の下部内に下部を下方突出して吐
出弁付きの第3筒部25を嵌着させている。
付設した内向きフランジ状の弁座27と、その弁座上へ弁
頭28を載置させて弁孔を通り弁軸29を第3筒部25下方ま
で垂下するポペット弁30とで形成し、既述環状溝形成部
15が下降するとき、弁軸29下端が第2底板5に接し、下
降を停止して吐出弁26が開弁するよう設けている。図示
例では弁孔内径と弁軸29外径とをほぼ同径とし、弁軸外
面に微少量の液体だけを通過させる細溝31を縦設して、
上記開弁によりその細溝を通り薬液が流下するよう設け
ている。
面から複数の弾性螺条線32を起立し、螺条線上端に嵌合
リング33を一体に付設した形状のポペット弁付き部材34
を合成樹脂材で一体成形し、その嵌合リングを第3筒部
25の上端部内面に周設した係合突条の下内面へ係合させ
て、上記螺条線の弾性で弁頭28下面を弁座27上面へ圧接
させている。但しポペット弁を充分な比重を有するもの
で形成すれば、上記螺条線、ないし該螺条線に代る他の
スプリング等は不要で、薬液収納筒21正立時等におけ
る、ポペット弁抜出しを防止する係合機構を第3筒部25
内面に付設すれば足る。
水と同時に蓋板7から起立する排水パイプを介して手洗
水が環状溝形成部15内へ入り、重量が増すにつれて弾性
脚片17の弾性に抗して図2が示すように環状溝形成部は
下降して脚部18下端が第1底板3に接する。環状溝形成
部15内へ入った水は第2排水孔19を通り、又第1筒部4
と第2筒部24との間隙内を通り流下して第1排水孔6を
通って貯水タンク内へ入る。薬液収納筒21は、内向きフ
ランジ23を環状水入れ部材11の受座16上へ載置させてい
るから、環状水入れ部材の環状溝形成部15が下降する
と、図2が示すようにポペット弁30は弁軸29下端が第2
底板5に接して停止するに対して薬液収納筒21は受座16
を有する環状溝形成部と共に下降することとなり、よっ
て弁頭28が弁座27から離れて吐出弁26が開弁し、すると
細溝31を通って弁座27下方へ薬液が流下して第1筒部4
下部内の水と混合し、共に第1排水孔6から貯水タンク
内へ流下するものである。
水が減少して、軽量化するに従って弾性脚片17の弾性復
元によって上昇し、すると薬液収納筒21も共に引き上げ
られることとなって、第3筒部25上昇で弁座27が弁頭28
に接してポペット弁30を引上げ、吐出弁26を閉塞する。
1は第1底板3中央部を開口して、第1筒部4を垂下す
るから、その第1筒部を貯水タンク蓋板7の透孔8内へ
挿入させて第1底板をその蓋板上へ載置することで、そ
の基部材が蓋板7に対して盲動することがない。
可能に嵌合させて環状水入れ部材11を設け、該部材から
垂設した複数の弾性脚片17下端を第1底板3上へ載置さ
せたから、該環状水入れ部材の環状溝形成部15内が充水
されたとき、その弾性脚片よりも短かく設けた脚部18下
端が第1底板3へ接するまで、環状水入れ部材の内筒13
内へ係止させた薬液収納筒21を下降させることが出来る
と共に、環状溝形成部内液体が第1排出孔6から流出す
ると再び薬液収納筒21を環状溝形成部15と共に上昇させ
ることが出来る。
付きの第3筒部25を嵌着させ、該吐出弁26は、第3筒部
の下部内面に付設した内向きフランジ状の弁座27と、該
弁座上面へ弁頭28を載置させて弁軸29を弁孔を通って第
3筒部25よりも下方まで垂下するポペット弁30とで形成
して、薬液収納筒21下降時には弁軸29下端が基部材第1
筒部4の第2底板5に接し停止して吐出弁26が開弁する
よう設けたから、又上記薬液収納筒の上昇と共に吐出弁
は自動的に閉塞するから、よって環状溝形成部15および
第1排水孔の大きさの調整、又弁孔内径と弁軸29外径と
の径差を変えることによって吐出弁が開弁してから閉弁
するまでの時間的長短の調整、およびその吐出弁を通っ
て流下する薬液量の調整を自由に行うことが出来る便利
がある。
径として弁孔内へ水密にかつ上下動自在に嵌合させると
共に、弁軸29外面へ微少量の液体だけを通過させる細溝
31を縦設することで、貯水タンク内へ流下する薬液量を
微少量とすることが容易である。
起立し、該螺条線上端に嵌合リング33を付設したポペッ
ト弁付き部材34を合成樹脂材で一体成形しておき、嵌合
リングを第3筒部25の上端部内面に周設した係合突条の
下内面へ係合させて、弁頭28下面を弁座27上面へ圧接さ
せることで、その第3筒部25とポペット弁30とを一体的
な部材とすることが出来、よって第3筒部内からポペッ
ト弁が外れるようなことがなく、薬液収納筒21の形成も
容易となる。
示す、本発明薬液排出器の半断面図である。
断面図である。
示す、斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外周壁2を起立する第1底板3中央部を
開口して、該開口周縁から有底の第1筒部4を垂下し、
該筒部下端の第2底板5外周部に第1排水孔6を穿設し
た基部材1と、 フランジ状に設けた第3底板12の内外周縁から内筒13と
外筒14とを起立する環状溝形成部15を設けて内筒の下部
内面に内向きフランジ状に受座16を付設し、又該受座な
いし第3底板から脚部18と該脚部よりも下方まで垂下さ
せて複数の弾性脚片17とを垂下し、弾性脚片下端を第1
底板3上面へ載置させて外筒14を基部材の外周壁2内へ
上下動可能に嵌合させ、又第3底板12に第2排水孔19を
穿設した環状水入れ部材11と、 上記受座16上方の内筒部分内へ嵌合させた、有頂の大径
筒部22下端の内向きフランジ23を上記受座16上へ載置さ
せ、又該内向きフランジ内周から第1筒部4内へ遊挿さ
せて第2筒部24を垂下し、かつ該第2筒部の下部内に吐
出弁付きの第3筒部25を嵌着させた薬液収納筒21とから
なり、 上記吐出弁は、第3筒部の下部内面に付設した内向きフ
ランジ状の弁座27と、該弁座上面へ弁頭28を載置させて
弁軸29を第3筒部25下方まで垂下するポペット弁30とで
形成し、 上記環状溝形成部15が充水により弾性脚片17の弾性に抗
し下降して、脚部18下端が第1底板3に接したとき、弁
軸下端が第2底板5に接し停止して吐出弁26が開弁可能
に形成したことを特徴とするトイレ用薬液排出器。 - 【請求項2】 弁軸29外径を、弁座27の内周面が形成す
る弁孔とほぼ同径として弁孔内へ水密にかつ上下動自在
に嵌合させると共に、弁軸29外面には微少量の液体だけ
を通過させる細溝31を縦設したことを特徴とする、請求
項1記載のトイレ用薬液排出器。 - 【請求項3】 弁頭28上面から単数ないし複数の弾性螺
条線32を起立し、螺条線上端に嵌合リング33を一体に付
設したポペット弁付き部材34を合成樹脂材で一体成形し
ておき、嵌合リング33を第3筒部25の上端部内面に周設
した係合突条の下内面へ係合させて、上記螺条線の弾性
で弁頭28下面を弁座27上面へ圧接させたことを特徴とす
る請求項1又は2記載のトイレ用薬液排出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210398A JP3638080B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | トイレ用薬液排出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10210398A JP3638080B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | トイレ用薬液排出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280131A true JPH11280131A (ja) | 1999-10-12 |
JP3638080B2 JP3638080B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=14318468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10210398A Expired - Fee Related JP3638080B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | トイレ用薬液排出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3638080B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242260A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Kao Corp | 薬剤吐出容器 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10210398A patent/JP3638080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242260A (ja) * | 2001-02-15 | 2002-08-28 | Kao Corp | 薬剤吐出容器 |
JP4553087B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2010-09-29 | 花王株式会社 | 薬剤吐出容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3638080B2 (ja) | 2005-04-13 |
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