JPH11280129A - ユニット住宅の配管構造 - Google Patents

ユニット住宅の配管構造

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JPH11280129A
JPH11280129A JP8650598A JP8650598A JPH11280129A JP H11280129 A JPH11280129 A JP H11280129A JP 8650598 A JP8650598 A JP 8650598A JP 8650598 A JP8650598 A JP 8650598A JP H11280129 A JPH11280129 A JP H11280129A
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drainage
pipe
unit
housing unit
downstairs
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Yasushi Miki
裕史 三木
Koshiro Nakajima
古史郎 中島
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイフォン併用強制排水手段を含む階上用住
宅ユニットの排水配管と、階下用住宅ユニットの排水縦
管を効率的に接続するユニット住宅の配管構造を提供す
る。 【解決手段】 階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニッ
トとからなるユニット住宅の配管構造であって、階下用
住宅ユニットには予め排水縦管が配管され、階上用住宅
ユニットには、排水機器が予め可撓性を有する排水管の
一端に接続されて設置されており、該可撓性を有する排
水管の他端は、上記階下用住宅ユニットの排水縦管に接
続するように配管され、上記階下用住宅ユニットと階上
用住宅ユニットの組立時に上記階上用住宅ユニットの排
水配管が階下用住宅ユニットの排水縦管に接続されてな
ることを特徴とするユニット住宅の配管構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット住宅の配
管構造に関し、更に詳しくは強制排水手段を用いたユニ
ット住宅の排水管の配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排水配管に関しては、重力式排水
の場合、排水量に応じて定められた管径と勾配が要求さ
れるものであり、日本空調衛生工学会規格(HASS)
等に規定される設計値に従って施工される。しかし、重
力式排水の場合、必要勾配の確保のため、建物構造によ
っては、床下配管スペースの設定等に工夫を要する等面
倒な配管構造となるため、近時、例えば、特開平3−1
22324号公報に開示されるように、ポンプ圧送を用
いた小口径・無勾配の排水システムが集合住宅を中心に
検討され、一部試用されている。
【0003】住宅を各ブロックに分割し、工場における
プレハブ化率が70%を超えるようなユニット住宅と通
称される工業化住宅にあっては、内装工事と共に、給排
水、空調、電気、ガス等の設備配管のプレハブ化が、最
大のメリットである工期短縮をはかるための大きな要因
となっている。特に、平面間取りから構成されるマンシ
ョン等と通称される集合住宅とは異なり、上記ユニット
住宅は、大部分が階下と階上、都市住宅密集地において
は、3、4階建てが一般的であって、これらのユニット
住宅の設備配管にあっては、3次元の配管接続が求めら
れる。
【0004】特開平3−122324号公報に開示され
ている屋内排水システム等において、上記3次元の配管
接続が求められるユニット住宅の設備配管には、その適
用が難しいものである。即ち、ポンプ能力が一定である
と設置箇所毎の排水管路抵抗によって排水流量が変動す
るので、上記排水管路抵抗に応じてポンプの選定が必要
になる。又、このような屋内排水システムにあっては、
排水が完全に行われるまで圧送ポンプを作動させ続ける
ものであるので、ポンプ寿命を縮めるだけでなく、電力
料金、補修部品や補修工数等のランニングコストの増大
につながるものであった。又、階上用住宅ユニットの排
水配管の接続口を階下用住宅ユニットの排水縦管に接続
する効率的配管構造についても新規に開発する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
サイフォン併用強制排水手段を含む階上用住宅ユニット
の排水配管と、階下用住宅ユニットの排水縦管を効率的
に接続するユニット住宅の配管構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニットとからなるユ
ニット住宅の配管構造であって、階下用住宅ユニットに
は予め排水縦管が配管され、階上用住宅ユニットには、
排水機器が予め可撓性を有する排水管の一端に接続され
て設置されており、該可撓性を有する排水管の他端は、
上記階下用住宅ユニットの排水縦管に接続するように配
管され、上記階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニット
の組立時に上記階上用住宅ユニットの排水配管が階下用
住宅ユニットの排水縦管に接続されてなることを特徴と
するユニット住宅の配管構造をその要旨とするものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、上記可撓性を有す
る排水管の外径を上記排水縦管の内径より小さくするこ
とによって上記排水縦管に挿入可能とし、該排水縦管に
挿入される可撓性を有する排水管の垂直落下部の長さ
が、次式(1)で算出される長さである請求項1記載の
ユニット住宅の配管構造をその要旨とするものである。
【0008】
【数−2】
【0009】請求項3記載の発明は、階下用住宅ユニッ
トと階上用住宅ユニットとからなるユニット住宅の排水
配管であって、階下用住宅ユニットには予め排水縦管配
管位置に鞘管が配管され、階上用住宅ユニットには、排
水機器が予め可撓性を有する排水管の一端に接続されて
設置されており、上記階下用住宅ユニットと階上用住宅
ユニットの組立時に、上記階上用住宅ユニットの可撓性
を有する排水管が階下用住宅ユニットの鞘管内に通管さ
れてなることを特徴とするユニット住宅の配管構造をそ
の要旨とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記配管構造が、
上記配管管路内に設けられた強制排水手段によって排水
されるものである請求項1、2又は3記載のユニット住
宅の配管構造をその要旨とするものである。
【0011】上記強制排水手段とは、前記する排水機器
より排出される排水を排水機器に逆流させ該排水機器に
溢水させることなく排水縦管に強制的に送水することの
できる手段であれば特に限定されるものではないが、例
えば、上記排水配管内に設けられたサイフォン機構と組
み合わせられた、排水機器を一時貯留する排水タンク内
に排水ポンプが配設され、該排水タンクに通気口からの
通気管が開口し、排水ポンプからの圧送排水を排水縦管
に送水するための可撓性を有する排水管継手を有する圧
送排水ユニットを用いたサイフォン排水併用型の強制排
水方法が好適に用いられる。
【0012】請求項1記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、上記のように、階上用住宅ユニットの排水機器
が予め可撓性を有する排水管で配管されているので、上
記階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニットの組立時
に、階上用住宅ユニットの排水配管の接続口を階下用住
宅ユニットの排水縦管に挿入して接続するだけで住宅内
の排水配管工事を完了するものであるので、ユニット住
宅建設工期を著しく短縮することができ、且つ、住宅内
の確実な排水機能を付与し得るものである。
【0013】請求項2記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、上記のように、排水機器には、排水縦管に挿入
される可撓性を有する排水管の外径を上記排水縦管の内
径より小さくすることによって上記排水縦管に挿入可能
とし、該可撓性を有する排水管の挿入長さが、上記式
(1)で算出される長さであるので、圧送排水ポンプを
用いて初期圧送ポテンシャルが加われば、水平配管部分
を圧送された排水は、垂直落下部に到り、落下を始める
と、上記排水配管のサイフォン作用により以降の排水が
行われ、上記排水ポンプは停止されので、ポンプ作動時
間が短時間となり、電力料金、補修部品や補修工数等の
ランニングコストを著しく低減するものである。
【0014】請求項3記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、上記のように、階上用住宅ユニットの排水機器
が予め可撓性を有する排水管で配管されているので、上
記階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニットの組立時
に、階上用住宅ユニットの排水配管を延伸し、階下用住
宅ユニットの鞘管に通管して、更に敷地内の汚水枡に接
続するだけで住宅内の排水配管工事を完了するものであ
るので、ユニット住宅建設工期を著しく短縮することが
でき、且つ、住宅内の確実な排水機能を付与し得るもの
である。
【0015】請求項4記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、上記のように、排水機器には、圧送排水ポンプ
が配設されているので、排水管水平部分等の強制圧送を
要する配管部分を圧送された排水は、垂直落下部に到
り、落下を始めると、上記排水配管のサイフォン作用に
より以降の排水が行われ、上記排水ポンプは停止されの
で、ポンプ作動時間が短時間となり、電力料金、補修部
品や補修工数等のランニングコストを著しく低減するも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例
に限定されるものではない。
【0017】(実施例)図1は、本発明のユニット住宅
の配管構造の一例を示す説明図であり、図1(a)は階
下用ユニットであり、該ユニットには、予め排水縦管1
が配管されている。図1(b)は、階上用ユニットであ
り、該ユニットには、予め排水機器(排水を伴う機器類
の意味、以下同じ)2が設置されており、該排水機器2
のシンク21からの排水は器具トラップ22を有する排
水管41を経て、排水タンク31に入り、ここに一時貯
留された排水は、排水ポンプ32によって可撓性を有す
る排水管4内を圧送される。
【0018】又、上記排水ポンプ32は、吸入口と排出
口間は開放されているので、可撓性を有する排水管4の
水平部分を圧送された排水は、後述するサイフォン機構
により排水縦管に流下し、上記排水タンク31より可撓
性を有する排水管4に到る排水水柱栓が系内の気体によ
って壊されるまでサイフォン排水される。上記排水タン
ク31は、上記排水機器2の水位より高い位置にある通
気孔5に開口する通気管6が配管されて系内が大気圧に
保持され排水を円滑ならしめている。又、上記可撓性を
有する排水管4の終端接続部は、上記階下用ユニット
(a)の排水縦管1に接続可能に配管されている。
【0019】図1(c)は、継手7を用いて排水縦管1
に可撓性を有する排水管4を挿入接続して階下用ユニッ
ト(a)及び階上用ユニット(b)を組み立てた状態を
示すものである。図2に、階上用ユニット(b)に設置
された台所排水機器2のシンク21よりの排水管41
を、器具トラップ22を介して床下に設置された圧送排
水ユニット3に接続する。上記器具トラップ22は必ず
しも必要ではなく、又、上記器具トラップ22に限定さ
れるものでもなく、これに替えて、例えば、圧送排水ユ
ニット31内のポンプ吸入口を常に所定水位以下に保っ
てトラップを形成するようになされてもよく、上記排水
管路中に電磁弁も用いた機械式トラップが設けられても
よい。
【0020】上記シンク21と圧送排水ユニット3間を
接続する排水管41の管種、口径等は、個々の排水機器
に応じて選定され、特に限定されるものではないが、本
実施例では、呼び径40のVU(薄肉)管が使用され
る。上記圧送排水ユニット3は、排水タンク31、排水
ポンプ32、これに連なる排水管継手42、43及び通
気管継手52等からなる。上記圧送排水ユニット3から
排水縦管1に接続される可撓性を有する排水管4は床下
に略水平に設置される。上記可撓性を有する排水管4
は、可撓性を有するものであれば特に限定されるもので
はないが、例えば、架橋ポリエチレン管、ポリブテン
管、クロロプレンゴム管等が挙げられる。又、上記可撓
性を有する排水管4の口径は、排水源からの重力排水に
よる排水管41が呼び径40のVU管であっても、該排
水管41を流下した排水は、排水ポンプ31によって圧
送されるものであるので、一般にこれより口径の小さ
い、例えば、呼び径20ないし呼び径25等の排水管が
用いられる。
【0021】階下用ユニット(a)の排水縦管1には、
本実施例では呼び径50のVU管が用いられ、上端は屋
根に開口し、下端は敷地内に設置された排水枡に接続さ
れる。上記可撓性を有する排水管4として、呼び径20
の架橋ポリエチレン管が用いられ、階上用ユニット
(b)の床下水平部分の配管長さ:12m、サイフォン
排水時の排水流速:1.5m/s、摩擦損失水頭:0.
12mAq/m、階下用ユニット(a)及び階上用ユニ
ット(b)接続部分の継手の相当管長さ:3.8mであ
る場合、排水縦管1内に挿入される上記可撓性を有する
排水管4の垂直落下部分の長さ(LV )は、 LV (m)={0.12×(12+3.8)+(1.5)2 ÷(2×9.8) }÷0.85 =2.37(m) である。
【0022】尚、上記可撓性を有する排水管4は、図2
右端中間部に描かれている上記継手7に設けられた接続
口71から、所定曲げ半径で排水縦管1内に角度90°
で曲げられ、シーラントを用いて排水縦管1に固定保持
され、垂直下方向に開口する。又、上記圧送排水ユニッ
ト3に接続された通気管6は、階上用ユニット(b)の
床下から排水縦管1に沿って上方へ誘導され、排水縦管
1内に開口させる。上記排水縦管1内に開口する通気孔
5の高さは、排水機器2のシンク上面のあふれ縁より少
なくとも150mm上方に設定される。上記通気孔5
が、排水機器2の設置位置の関係等から排水縦管1に設
けることができない場合には、図3に示されるように、
適宜壁面を利用して屋外に開口させる壁開口51が用い
られてもよい。
【0023】図4は、本発明のユニット住宅の配管構造
の実施の他の例を示す説明図であり、本実施例において
は、図2に示される排水縦管1に替えて、鞘管8及び可
撓性を有する排水管4を用いるものであって、具体的に
は、階上用ユニット(b)の可撓性を有する排水管4を
上記排水縦管1と略等しい長さだけ延長して配管し、階
下用ユニット(a)と階上用ユニット(b)の組立時
に、該延長配管部分の可撓性を有する排水管4を、階下
用ユニット(a)の排水縦管配管位置に配管された鞘管
8内に通管し、更に、管端部は敷地内に設置された汚水
枡9に接続されるものである。
【0024】図1(a)と同様に、階下用ユニットに
は、予め排水縦管の配管位置に、排水縦管に替えて、鞘
管8が配管される。上記鞘管8は、該鞘管8内に可撓性
を有する排水管4の管路を確保し、該鞘管内に可撓性を
有する排水管4を容易に挿入し得る可撓性を有するもの
であれば特に限定されるものではないが、例えば、表面
滑性の高い硬質塩化ビニル樹脂等のプラスチック製の蛇
腹管やスパイラル管が挙げられる。上記鞘管8の口径
は、用いられる可撓性を有する排水管4によって定まる
ものであって、特に限定されるものではないが、余り排
水管の外径に近い内径であると、通管しにくく、余り排
水管の外径より大きいと建築空間を余分に費やすだけで
なく、排水管の保持性が低下する。又、鞘管8の長さ
は、使用されなかった排水縦管の長さより上下端共に若
干長めに配管し、該鞘管内に通管される排水管の90°
湾曲部の保護機能を高めることが好ましい。上記保護機
能を含め、上記鞘管8の上下端にはシールキャップ81
を冠帽し、鞘管8に可撓性を有する排水管4がシール固
定される。
【0025】又、図1(b)と同様に、階上用ユニット
には、予め排水機器2が設置されており、該排水機器2
の排水は圧送排水ユニット3によって可撓性を有する排
水管4内を圧送されるように、圧送排水ユニット3及び
可撓性を有する排水管4が配管されている。上記可撓性
を有する排水管4の長さは、階上用ユニット用の排水管
4に加えて、階下用ユニット用の排水縦管として機能す
る部分の長さと、更に、該排水縦管として機能する部分
から敷地内の汚水枡9に到る配管長さだけ延長して配管
される。これらの延長部分は、階上用住宅ユニット製造
時においては、上記排水管4の延長部分は捲回して運搬
に便なる形態に纏めて縛って置くことが好ましい。又、
通気管の開口部は、支持に便なる排水縦管がないので、
壁に開口する通気孔が設けられることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明のユニット住宅の配
管構造は、叙上のように構成されているので、住宅ユニ
ットの組立時に、階上用住宅ユニットの排水配管の接続
口を階下用住宅ユニットの排水縦管に挿入して接続する
だけで住宅内の排水配管工事を完了するものであるの
で、ユニット住宅建設工期を著しく短縮することがで
き、且つ、住宅内の確実な排水機能を付与し得るもので
ある。
【0027】請求項2記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、叙上のように構成されているので、排水管水平
部分等の強制圧送を要する配管部分を圧送された排水
は、垂直落下部に到り、落下を始めると、上記排水配管
のサイフォン作用により以降の排水が行われ、上記排水
ポンプは停止されので、ポンプ作動時間が短時間とな
り、電力料金、補修部品や補修工数等のランニングコス
トを著しく低減するものである。
【0028】請求項3記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、叙上のように構成されているので、住宅ユニッ
トの組立時に、階上用住宅ユニットの排水配管を延伸
し、階下用住宅ユニットの鞘管に通管して汚水枡に接続
するだけで住宅内の排水配管工事を完了するものである
ので、ユニット住宅建設工期を著しく短縮することがで
き、且つ、住宅内の確実な排水機能を付与し得るもので
ある。
【0029】請求項4記載の発明のユニット住宅の配管
構造は、叙上のように構成されているので、排水管水平
部分等の強制圧送を要する配管部分を圧送された排水
は、垂直落下部に到り、落下を始めると、上記排水配管
のサイフォン作用により以降の排水が行われ、上記排水
ポンプは停止されので、ポンプ作動時間が短時間とな
り、電力料金、補修部品や補修工数等のランニングコス
トを著しく低減するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット住宅の配管構造の一例につ
き、階下用住宅ユニット(a)及び階上用住宅ユニット
(b)を組み立てる工程を示す説明図である。
【図2】図1(c)に描かれたユニット住宅の配管構造
を拡大してより詳細に示す説明図である。
【図3】本発明のユニット住宅の配管構造の他の例を示
す部分説明図である。
【図4】本発明のユニット住宅の配管構造の他の例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1:配管縦管 2:排水機器 21:シンク 22:器具トラップ 3:圧送排水ユニット 31:排水タンク 32:排水ポンプ 4:可撓性を有する排水管 41:排水管 42、43:排水管継手 5、51:通気孔 6:通気管 7:継手 71:接続口 8:鞘管 81:シールキャップ 9:汚水枡

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニッ
    トとからなるユニット住宅の配管構造であって、階下用
    住宅ユニットには予め排水縦管が配管され、階上用住宅
    ユニットには、排水機器が予め可撓性を有する排水管の
    一端に接続されて設置されており、該可撓性を有する排
    水管の他端は、上記階下用住宅ユニットの排水縦管に接
    続するように配管され、上記階下用住宅ユニットと階上
    用住宅ユニットの組立時に上記階上用住宅ユニットの排
    水配管が階下用住宅ユニットの排水縦管に接続されてな
    ることを特徴とするユニット住宅の配管構造。
  2. 【請求項2】 上記可撓性を有する排水管の外径を上記
    排水縦管の内径より小さくすることによって上記排水縦
    管に挿入可能とし、該排水縦管に挿入される可撓性を有
    する排水管の垂直落下部の長さが、次式(1)で算出さ
    れる長さである請求項1記載のユニット住宅の配管構
    造。 【数1】
  3. 【請求項3】 階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニッ
    トとからなるユニット住宅の排水配管であって、階下用
    住宅ユニットには予め排水縦管配管位置に鞘管が配管さ
    れ、階上用住宅ユニットには、排水機器が予め可撓性を
    有する排水管の一端に接続されて設置されており、上記
    階下用住宅ユニットと階上用住宅ユニットの組立時に、
    上記階上用住宅ユニットの可撓性を有する排水管が階下
    用住宅ユニットの鞘管内に通管されてなることを特徴と
    するユニット住宅の配管構造。
  4. 【請求項4】 上記配管構造が、上記配管管路内に設け
    られた強制排水手段によって排水されるものである請求
    項1、2又は3記載のユニット住宅の配管構造。
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