JP7270910B2 - 吸排気弁および排水ホッパー - Google Patents
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Description
図4に示すように、非特許文献1に記載されている従来の吸排気弁100は、立管SPにおける空気の吸気および排気と排水Dとを行う吸排気口105にドレン配管106が接続されている。なお、本明細書において「排水」とは、給水管WP(具体的には、立管SP)内において排出される水をいう。ドレン配管106は、吸排気口105から略水平方向に延びる横引き配管107と、この横引き配管107から略垂直に下方に曲がって延び、開口端108bが下方に向けて開口している立下り配管108とを含んでなる。そして、従来は、立下り配管108の開口端108bの下方に、開口部の大きさに応じて定められた空間・寸法(排水口空間DS)をあけて排水ホッパーDHが設けられており、この排水ホッパーDHが開口端108bからの排水Dを受けて建物の排水管路に流すようになっている。
また、本明細書および特許請求の範囲における「略水平」、「略垂直」、「略直角」、「略鉛直」などはいずれも厳密に水平、垂直、直角、鉛直であることを要せず、概ね水平、垂直、直角、鉛直であればよいことを意味しており、それぞれ水平、垂直、直角、鉛直から例えば±2°の範囲で設定することができるが限定はされない。
はじめに、本実施形態に係る吸排気弁について説明する。参照する図面において、図1A~図1Dは、本実施形態に係る吸排気弁1が配置される一態様を説明する概略構成図である。図2Aは、本実施形態に係る吸排気弁1および排水ホッパー7の一態様を説明する一部切欠き概略側面図である。図2Bは、図2AのIIB矢視図である。図2Cは、図2AのIIC-IIC線断面図である。
増圧直結給水方式(標準型)とは、図1Bに示すように、配水管WDPから分岐させた給水管WPに増圧ポンプBPを設置し、水圧の不足分を増圧して建物Bの中高層階まで直結給水する方式をいう。
増圧直結給水方式(並列型)とは、図1Dに示すように、増圧ポンプBPを並列に配置して給水する方式をいう。増圧直結給水方式(並列型)は、大規模な集合住宅などに増圧直結給水する場合に適用される。
通気口73は、型を使用して排水ホッパー7を製造する場合は、通気口73に対応する形状の凸部を型に設けておくことで容易に形成できる。また、通気口73は、排水ホッパー7製造後に機械加工を行って穿孔することでも形成できる。
次に、図3を参照して本実施形態に係る排水ホッパー37について説明する。図3は、本実施形態に係る排水ホッパー37の一態様を説明する概略断面図である。
比較例として、図4に示す構成の吸排気弁100を作製した。すなわち、吸排気口105→0.5mの横引き配管107→エルボ178→0.5mの立下り配管108→排水ホッパーDHという構成の吸排気弁100を作製した。なお、横引き配管107、エルボ178、立下り配管108は、口径25mmの硬質塩化ビニル管を用い、これらの部材の合計の長さが1mとなるように作製した。そして、その吸気性能を測定したところ813L/minであった。
2 取付部
3 本体部
4 カバー
5 吸排気口
6 横引き配管
7、37 排水ホッパー
71 対向壁部
72 壁部
73 通気口
371 接続口
SP 立管
SPa 開口部
T 頂部
WP 給水管
Claims (6)
- 直結給水方式の給水管のうちの立管の頂部に配置される吸排気弁であって、
前記立管における空気の吸気および排気と排水とを行う吸排気口と、
前記吸排気口に接続され、前記吸排気口から略水平方向に延びる横引き配管と、
前記横引き配管に接続された排水ホッパーと、を有し、
前記排水ホッパーは、前記横引き配管の端部から所定距離離間して前記横引き配管と対向するように形成された対向壁部を一部に有する壁部によって形成されており、前記対向壁部以外の前記壁部に空気の吸気および排気を行わせる通気口が設けられている
ことを特徴とする吸排気弁。 - 前記通気口が、前記排水ホッパーの上側の壁部および前記排水ホッパーの前記横引き配管と接続する側の壁部の一方または両方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸排気弁。
- 前記排水ホッパーのうち、少なくとも前記通気口を覆うネット部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸排気弁。
- 前記排水ホッパーの底部に、略鉛直に下方に延びる排水配管が接続されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸排気弁。
- 直結給水方式の給水管のうちの立管の頂部に配置されるとともに、前記立管における空気の吸気および排気と排水とを行う吸排気口と、前記吸排気口に接続され、前記吸排気口から略水平方向に延びる横引き配管と、を有する吸排気弁に対して、前記横引き配管に応じて取り付けることのできる排水ホッパーであって、
前記横引き配管と接続する接続口と、
前記接続口から所定距離離間して前記接続口と対向するように形成された対向壁部を一部に有する壁部によって形成されており、前記対向壁部以外の前記壁部に空気の吸気および排気を行わせる通気口が設けられている
ことを特徴とする排水ホッパー。 - 前記接続口と前記横引き配管との間に設けられるアダプターを有していることを特徴とする請求項5に記載の排水ホッパー。
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JP2019145793A JP7270910B2 (ja) | 2019-08-07 | 2019-08-07 | 吸排気弁および排水ホッパー |
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JP2021025358A JP2021025358A (ja) | 2021-02-22 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000170936A (ja) | 1998-12-04 | 2000-06-23 | Ben:Kk | 吸排気弁 |
JP3201854U (ja) | 2015-10-19 | 2016-01-07 | 株式会社日邦バルブ | 吸排気弁 |
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- 2019-08-07 JP JP2019145793A patent/JP7270910B2/ja active Active
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JP3201854U (ja) | 2015-10-19 | 2016-01-07 | 株式会社日邦バルブ | 吸排気弁 |
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