JPH11276032A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

魚釣用スピニングリール

Info

Publication number
JPH11276032A
JPH11276032A JP9814498A JP9814498A JPH11276032A JP H11276032 A JPH11276032 A JP H11276032A JP 9814498 A JP9814498 A JP 9814498A JP 9814498 A JP9814498 A JP 9814498A JP H11276032 A JPH11276032 A JP H11276032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
reverse rotation
fishing
state
spinning reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9814498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ito
幸雄 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP9814498A priority Critical patent/JPH11276032A/ja
Publication of JPH11276032A publication Critical patent/JPH11276032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚釣用スピニングリールにおけるローターを
逆転可能状態から逆転防止状態への切換復帰を、ロータ
ーの釣糸巻取り方向の回転によって自動的に行い魚釣り
操作を迅速かつ確実にする。 【解決手段】 ローター1の回転軸筒3に設けた逆転防
止装置11の作動部材12をリール本体に支持された切
換部材13でローター1を逆転可能状態又は逆転防止状
態に切換自在に構成しローター逆転可能位置の切換部材
13をローター1の釣糸巻取り方向の回動によってロー
ター1に設けた復帰レバー16によって自動的にロータ
ーの逆転防止位置に復帰させるようにして、魚釣り操作
に迅速に対応できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用スピニングリ
ールにおけるローターの逆転防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に魚釣用スピニングリールは、リー
ル本体に釣糸案内部を有するローターを回転可能に支持
すると共に該ローターに設けた釣糸繰出し方向の逆転を
防止する逆転防止装置をリール本体に設けた切換部材に
よりローター逆転状態とローター逆転防止状態に切換自
在に構成されている。ところが釣法によってはローター
を逆転可能状態にして魚釣り操作を行うことがあり、従
来このような場合ローターの逆転によるトラブルを防止
するためにローター逆転状態であることをローターの正
転又は逆転時に発音で報知することが実開平5−216
61号公報で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の発音報知手段は単にローターが逆転状態にあることを
報知するだけであって、ローターの逆転可能状態から逆
転防止状態への切換はその都度切換部材を手動操作しな
ければならず、その操作が面倒であったり、発音報知を
聞き逃したり、迅速確実に対応できなかったりして一連
の魚釣り操作を円滑容易に行うことができない問題点が
ある。このような現状に鑑み、本発明はローターの釣糸
巻取り方向の回転操作によりローターを自動的に逆転防
止状態に切換え魚釣り操作が円滑容易に行えるようにし
た魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、リール本体に釣糸案内部を有するローター
を回転可能に支持すると共に該ローターの釣糸繰出し方
向の逆転を防止する逆転防止装置を、リール本体に設け
た切換部材によりローター逆転可能状態とローター逆転
防止状態に切換自在に構成した魚釣用スピニングリール
において、前記ローターの逆転可能状態時にローターの
巻取り方向の回転力によって前記ローター逆転可能状態
の切換部材をローター逆転防止状態に切換復帰させる自
動復帰手段を設けたことを特徴とするものであり、前記
自動復帰手段はローターの釣糸の釣糸案内部であるベー
ル取付腕の基部に設けられかつ発条で付勢されたレバー
状の復帰部材を切換部材に係合せしめて切換部材をロー
ターを逆転防止状態に復帰するように構成するのが好適
であり、また前記逆転防止装置としては、転がり式一方
向クラッチ又はラチェットによる逆転防止機構が好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例の図
面について説明すると、魚釣用スピニングリールにおけ
るローター1を固着しかつリール本体2の前部に回転可
能に支持された回転軸筒3内には公知のように先端スプ
ール4を有するスプール軸5がハンドル軸6で連動され
る摺動機構7によって軸方向に摺動自在に挿着されると
共に前記回転軸筒3もその後端に形成されたピニオン8
がハンドル軸6と連動回動され、前記ローター1の両側
のベール取付腕9・9に支持されたベール10を介して
釣糸をスプール4に巻回できるように構成されている。
【0006】また前記ローター1の凹陥部内における回
転軸筒3の外周部には転がり式一方向クラッチ11が嵌
装され、該転がり式一方向クラッチ11に設けられた作
動部材12の係合孔12′はリール本体2に支持された
切換部材13の先端に形成された切換カム14の係合突
部14′に係合し、切換部材13後端の操作部13′の
切換操作により、前記転がり式一方向クラッチ11の作
動部材12を切換えて公知のように一方向クラッチ11
の転がり部材の楔作用を制御することで回転軸筒3を逆
転可能状態と逆転防止状態に切換えることができるよう
に構成されている。
【0007】しかして前記ローター1の一方のベール取
付腕9の基部には付勢バネ15を有しかつ前記先端部が
前記切換カム14に係合可能な復帰レバー16が軸着さ
れると共に前記ベール支持腕9には一側が前記復帰レバ
ー16の回動を規制する係止面17′に、他側が復帰レ
バー16を付勢バネ15に抗して回動できる切欠部17
に形成されている。
【0008】本発明は上記のように構成されているの
で、切換部材13が切換カム14を図4の位置に保持し
たローター1の逆転可能状態において、ローター1を釣
糸巻取り方向(図で時計回り方向)に回転すると、復帰
レバー16は係止面17′に規制保持されローター1と
一体的になって切換カム14に係合して該切換カム14
を図5の位置に回動して切換カム14を逆転防止位置に
復帰させ、ローター1は逆転防止状態になる。
【0009】また切換カム14が図4のローターの逆転
可能な位置において、ローター1が逆転(図で反時計回
り方向)されると、復帰レバー16が切換カム14に係
合しても図7に示すように付勢バネ15に抗して切欠部
17内に回動してこれをかわし、ローター1は逆転が可
能状態になり、従ってローター1は逆転可能状態から逆
転防止状態に切換部材13を操作することなくローター
1の釣糸巻取り方向の回転で自動的に切換カム14を逆
転防止位置に切換復帰せしめてローター1を逆転防止状
態に復帰して釣糸巻取り操作を迅速容易に行うことがで
きる。
【0010】図8乃至図11に示す実施例は、逆転防止
装置としてラチェット方式を使用した場合であり、この
場合にはリール本体2に軸着されかつバネ18を設けた
係止爪19を回転軸筒3に固着されたラチェット20に
係合自在に形成すると共に係止爪19の他端の作動片1
9′を切換カム14に係合せしめたものであり、切換部
材13の切換カム14が図8の逆転可能な位置にある状
態においてローター1が釣糸巻取り方向に回転される
と、その復帰レバー16は係止爪19を押圧してラチェ
ット20に係合せしめて逆転を防止すると共にその作動
片19′は切換カム14を回動して逆転防止位置に切換
え図9に示すようにローター1を逆転防止状態に復帰せ
しめる。
【0011】また前記切換カム14が逆転可能な位置に
おいてローター1が逆転方向に回転する場合には図11
に示すように復帰レバー16は係止爪19に係合するも
ののその付勢バネ15に抗して切欠部17内に回動さ
れ、係止爪19はラチェット20に係合せずローター1
は逆転されるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明はローターの逆転可能状態から逆
転防止状態への切換操作を、切換部材の手動操作ではな
く、ローターの釣糸巻取り方向の回転によりローターを
逆転防止状態に自動的に切換え復帰できるようにしたも
ので、魚釣り操作時におけるローターの切換え復帰操作
を迅速かつ確実に行うことができ、一連の釣糸の繰出し
及び巻取り操作を容易に行うことができる優れた特徴を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図。
【図2】同一部切欠側面図。
【図3】同一部切欠正面図。
【図4】本発明の作動説明図。
【図5】本発明の作動説明図。
【図6】本発明の作動説明図。
【図7】本発明の作動説明図。
【図8】本発明の第2実施例の作動説明図。
【図9】本発明の第2実施例の作動説明図。
【図10】本発明の第2実施例の作動説明図。
【図11】本発明の第2実施例の作動説明図。
【符号の説明】
1 ローター 2 リール本体 3 回転軸筒 9 ベール取付腕 10 リール 11 一方向クラッチ 12 作動部材 13 切換部材 14 切換カム 15 付勢バネ 16 復帰レバー 17 切欠部 18 バネ 19 係止爪 20 ラチェット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に釣糸案内部を有するロータ
    ーを回転可能に支持すると共に該ローターの釣糸繰出し
    方向の逆転を防止する逆転防止装置を、リール本体に設
    けた切換部材によりローター逆転可能状態とローター逆
    転防止状態に切換自在に構成した魚釣用スピニングリー
    ルにおいて、前記ローターの逆転可能状態時にローター
    の巻取り方向の回転力によって前記ローター逆転可能状
    態の切換部材をローター逆転防止状態に切換復帰させる
    自動復帰手段を設けたことを特徴とする魚釣用スピニン
    グリール。
  2. 【請求項2】 自動復帰手段がローターのベール取付腕
    の基部に設けられた復帰部材と切換部材との係合作用に
    より切換部材を切換復帰させるようにしたことを特徴と
    する魚釣用スピニングリール。
  3. 【請求項3】 逆転防止装置が回転軸筒に設けた転がり
    式一方向クラッチによる逆転防止機構であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 【請求項4】 逆転防止装置が回転軸筒に設けたラチェ
    ットによる逆転防止機構であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の魚釣用スピニングリール。
JP9814498A 1998-03-27 1998-03-27 魚釣用スピニングリール Pending JPH11276032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9814498A JPH11276032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 魚釣用スピニングリール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9814498A JPH11276032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 魚釣用スピニングリール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11276032A true JPH11276032A (ja) 1999-10-12

Family

ID=14212017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9814498A Pending JPH11276032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 魚釣用スピニングリール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11276032A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116354515A (zh) * 2023-06-02 2023-06-30 青岛市城市规划设计研究院 一种河道生态保护修复设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116354515A (zh) * 2023-06-02 2023-06-30 青岛市城市规划设计研究院 一种河道生态保护修复设备
CN116354515B (zh) * 2023-06-02 2023-08-18 青岛市城市规划设计研究院 一种河道生态保护修复设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4881699A (en) Rotor-locking mechanism for a fishing reel
JP2001112383A (ja) スピニングリール
JPH11276032A (ja) 魚釣用スピニングリール
US4477038A (en) Click device with a line sagging prevention mechanism for a fishing reel
US5333811A (en) Spinning reel having anti-reverse mechanism that facilitates bail switching
US4962900A (en) Fishing line reel selectively operated in the right-hand or left-hand mode
JP3981219B2 (ja) スピニングリールのロータ駆動装置
US7055771B2 (en) Trip mode selector switch for spinning reel
JP4027883B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
EP2111754B1 (en) Fishing spinning reel
JP3585782B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
JP2994151B2 (ja) 逆転防止装置
JPH10290651A (ja) 魚釣り用リールの回転制動装置
JP3006528U (ja) 魚釣用リ−ルの逆転防止装置
JP2008245566A (ja) 魚釣用リール
JP3854485B2 (ja) 魚釣用リールの逆転防止装置
JP3240107B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2540898Y2 (ja) 釣り用リールの逆転防止機構
JP2004016177A (ja) 魚釣用リ−ル
JP2537952Y2 (ja) 魚釣用リール
JP3512693B2 (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
JP2594929Y2 (ja) スピニングリール
JP3542749B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2000037153A (ja) 魚釣用スピニングリ−ル
JP3838751B2 (ja) 釣用リールの逆転防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040331