JPH11275720A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH11275720A
JPH11275720A JP10076979A JP7697998A JPH11275720A JP H11275720 A JPH11275720 A JP H11275720A JP 10076979 A JP10076979 A JP 10076979A JP 7697998 A JP7697998 A JP 7697998A JP H11275720 A JPH11275720 A JP H11275720A
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    • H01H33/56Gas reservoirs
    • H01H2033/566Avoiding the use of SF6

Abstract

(57)【要約】 【課題】絶縁性能,消弧性能を損なわず、SF6 ガスの
使用量を低減したガス絶縁開閉装置を提供する。 【解決手段】GISは高電圧絶縁性能と大電流等の遮断
性能が必要であり、絶縁性能に関しては、SF6 ガスよ
りも優る何種類かのガスが見出されているが、電流遮断
性能を左右する消弧性能に関しては現状SF6 ガスに優
るものは発見されていない。このため、開閉部を有する
ガス区画と有しないガス区画とを絶縁スペーサで分離
し、開閉部を有しない区画にSF6 ガス以外のガスを封
入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
係り、特に地球温暖化対策に対応したガス絶縁開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所などに用いられるガス絶縁開閉装
置(以下GISと称す)としては、1970年代より絶
縁性能,消弧性能に優れたSF6 (六弗化硫黄)ガスが
使用されてきた。このGISの基本構造については、例
えば電気学会技術報告 第552号「ガス絶縁開閉装置
(GIS)の適用ガイド」(1995年7月発行)に示
されている。この文献に記載のように、鋼製の接地タン
ク内に導体部、導体接続部,開閉部等の高電圧部を配置
し、この高電圧部と接地タンク間の絶縁確保のため、支
持用あるいは支持及び区画用として絶縁スペーサを配置
したユニット機器を構成し、このユニット機器を単独ま
たは複数接続して目的の機能を得るように組み合せて開
閉所や変電所を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなGISは課
電部が全て鋼製タンク内に収納されているため、気象条
件の影響等を受け難く、耐環境性に優れ、且つ開閉所や
変電所の用地の縮小化にも有利であり、急速な進歩を遂
げてきた。しかしながら、近年、このGISに用いられ
るSF6 ガスは地球温暖化係数が二酸化炭素(CO2
の約24000倍もあり、温暖化対策上から将来に向け
使用量の削減が不可欠になっている。
【0004】SF6 ガスの使用量を削減する方法とし
て、混合ガスの適用も考えられているが、GISの構成
機器の全てに使用すると、万一の場合のガスの分離等の
処理方法が複雑化し、必ずしも有効な方法とは言えな
い。
【0005】本発明の第1の目的は、絶縁性能,消弧性
能を損なわずSF6 ガスの使用量を低減したガス絶縁開
閉装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、ガス処理が簡単で
SF6 ガスの使用量を低減したガス絶縁開閉装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明のガス絶縁開閉装置は、接地タンク
内に配置された導体部と該導体部を支持する絶縁スペー
サを設けた第1のユニット機器と、接地タンク内に導体
部と開閉部が配置され、該導体部を支持する絶縁スペー
サを設けた第2のユニット機器とを組み合わせて構成さ
れたガス絶縁開閉装置において、前記第1のユニット機
器にSF6 (六弗化硫黄)ガスより地球温暖化係数の小
さいガスが封入され、前記第2のユニット機器にSF6
(六弗化硫黄)ガスが封入されたことを特徴とする。
【0008】又、接地タンク内に配置された導体部と該
導体部を支持する絶縁スペーサを設けた第1のユニット
機器と、接地タンク内に導体部と遮断器が配置され、該
導体部を支持する絶縁スペーサを設けた第2のユニット
機器と、接地タンク内に導体部と接地開閉器が配置さ
れ、該導体部を支持する絶縁スペーサを設けた第3のユ
ニット機器とを組み合わせて構成されたガス絶縁開閉装
置において、前記第1のユニット機器にSF6 (六弗化
硫黄)ガスより地球温暖化係数の小さいガスが封入さ
れ、前記第2のユニット機器にSF6 (六弗化硫黄)ガ
スが封入されたことを特徴とする。
【0009】又、前記第3のユニット機器に混合ガスも
しくはトリフルオロメチルヨージドを封入したものであ
る。
【0010】上記の第2の目的を達成するために、本発
明のガス絶縁開閉装置は、前記地球温暖化係数がSF6
ガスよりも小さいガスとして窒素ガス,空気、もしくは
トリフルオロメチルヨージドを封入したものである。
【0011】又、前記地球温暖化係数がSF6ガスより
も小さいガスの圧力をSF6(六弗化硫黄)ガスの圧力
よりも高く設定しているものである。
【0012】又、前記各ユニット機器間を隔離する区画
用の絶縁スペーサとして円錐状スペーサを用いるととも
に、前記第2もしくは第3のユニット機器側に凸部を配
置したものである。
【0013】又、前記第2のユニット機器を前記第1の
ユニット機器内のガスの一時的な回収容器として使用す
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図7
により説明する。図1は、GISの全体配置構成を示す
平面図、図2は、図1の矢視A−A断面図、図3は、本
実施例のガス絶縁開閉装置の一部を模式的に示す模式
図、図4は、本実施例のガス絶縁開閉装置の線路ユニッ
ト機器を示す横断面図、図5は、本実施例の母線接続ユ
ニット機器を示す断面図、図6は、本実施例の母線区分
ユニット機器を示す断面図、図7は、本実施例の絶縁ス
ペーサを示す縦断面図である。
【0015】図1及び図2に示すガス絶縁開閉装置構成
の一例では、主母線100,101に母線断路器19
8,199,遮断器200,線路断路器201の開閉用
の各ユニット機器が接続され、母線202,ブッシング
203を介して送電線路に接続されている。線路引込み
口には過電圧抑制のために避雷器204が設けられてい
る。このように構成されたGISの一部を拡大して図3
に示している。ガス絶縁開閉装置(GIS)は、通常は
3相交流回路を構成するが、図3には1相分を示してい
る。
【0016】GISを構成する各機器は、接地タンク1
内に中心導体2が配置され、この中心導体2は絶縁スペ
ーサ80,85により支持されている。主母線ユニット
100,101はそれぞれ絶縁スペーサ80,85を介し
て線路ユニット機器10a〜10dと接続され、主母線
ユニット100と主母線ユニット101とは母線接続ユ
ニット機器20を介して接続されている。主母線ユニッ
ト100,101には、それぞれ母線区分ユニット機器
30a,30bが設けられている。又、線路ユニット機
器10a〜10dには、それぞれ線路母線110a〜1
10d等と接続されている。本実施例では、ガス絶縁開
閉装置の一例を示したが、各ユニット機器は、それが使
用される変電所あるいは開閉所等の目的に合った構成に
組み立てられている。
【0017】図4から図6は図3の主要ユニット機器を
より詳細に示したものである。図4に示す線路ユニット
機器10について述べる。
【0018】接地タンク1内に中心導体2が配置され、
窒素ガス75を封入した主母線100,101に区分用の
絶縁スペーサ80を介して母線用断路器50,51が設
けられている。この母線用断路器50,51は、両端に
接地開閉器60,61を備えた遮断器90に接続されて
いる。遮断器90の線路側には、線路用断路器52,線
路用接地開閉器62を介して線路用母線110に接続さ
れている。図4に示すように、3枚の区分用絶縁スペー
サ80で囲まれたユニット機器10には遮断器90,断
路器50,51,52,接地開閉器60,61,62の
開閉部が含まれている。このように構成されたユニット
機器10では、電流開閉性能が要求されるので、SF6
ガス70を封入している。これに対し、線路用母線11
0及び主母線100,101は、遮断性能は要求されな
いため、SF6 ガスよりも温暖化係数の小さいガス、本
実施例では、窒素ガス75を封入している。又、絶縁ス
ペーサ85は、遮断器ユニット90と断路器ユニット5
0,51,52を分離しており、絶縁スペーサ85を設
けることにより、組立がし易すく、遮断能力に応じ封入
ガス圧力を変えることができる。又、線路用母線110
及び主母線100,101には、窒素ガス75の他に空
気を封入することができる。
【0019】又、絶縁スペーサ80と絶縁スペーサ85
で仕切られた部分には、断路器50,51,52が設け
られているだけであるので、遮断器90程遮断開閉性能
が要求されないので、SF6 ガスと異なるガスを封入し
てもよい。この部分に用いられるガスとしては、混合ガ
ス,トリフルオロメチルヨージド(CF3Z )が挙げら
れる。
【0020】母線接続ユニット機器20は、図5に示す
ように、接地タンク1内に中心導体2が配置されてお
り、絶縁スペーサ80によって支持,区画されている。
母線接続ユニット機器20内には、断路器53,遮断器
91,断路器54が設けられており、主母線100と1
01を接続している。又、遮断器91の両側には、接地
開閉器63,64が設けられている。この母線接続ユニ
ット機器20は、電流開閉性能が要求されるので、SF
6 ガスが封入されている。
【0021】母線区分ユニット機器30には、図6に示
すように、中心導体2が配置され、断路器65,遮断器
92,断路器66を介して主母線100a,100b
間、もしくは主母線101間を接続している。又、遮断
器92の両側には、接地開閉器55,56が設けられて
いる。この母線区分ユニット機器30は、電流開閉性能
が要求されるので、SF6 ガスが封入されている。
【0022】GISは高電圧絶縁性能と大電流等の遮断
性能が必要である。絶縁性能に関しては、SF6 ガスよ
りも優る何種類かのガスが見出されているが、電流遮断
性能を左右する消弧性能に関しては現状SF6 ガスに優
るものは発見されていない。このように構成のGISに
おいて、開閉部を有する線路ユニット機器10a〜10
d,母線接続ユニット機器20,母線区分ユニット機器
30a,30bには、封入ガスとして大電流遮断の点か
ら消弧特性の優れた従来から使用されているSF6 ガス
70を用いている。一方、開閉部(遮断器90等)を有
しない主母線ユニット100,101及び線路母線11
0a〜110dにはSF6 ガスよりも温暖化係数の小さ
いガス75、本実施例においては大気中に約4/5含有
している窒素ガスを封入している。又、空気,トリフル
オロメチルヨージド(CF3Z)を用いることができる。
【0023】窒素ガスを使用している場合においては、
窒素ガスの絶縁耐力は同圧力のSF6ガスの約1/3であ
る。そのため、SF6 ガスと同じガス圧力で使用する場
合には窒素ガス封入部分のユニット機器の絶縁寸法は約
3倍必要となるが、GIS全体の寸法を増大する訳では
なく、部分的なこの程度の大きさの増大は縮小化が進ん
でいるGISでは大きな問題にはならない。又、空気,
トリフルオロメチルヨージド(CF3Z )を用いる場合
も同様である。
【0024】次に、ユニット機器の寸法をSF6 ガスを
用いたユニット機器と同一寸法に押えようとする場合に
は、窒素ガスの圧力を約3倍にする。この場合には、接
地タンク1の肉厚を増大し耐圧力性能を確保する必要が
あるが、最大圧力は10気圧程度であり、大幅な増大に
はならない。
【0025】近年、GISの縮小化が進展しており、開
閉部を有するユニット機器は小形化されている。一方、
気中引出し口の寸法は大気絶縁で決定されるため、開閉
部ユニットと気中引出し口を結ぶ線路母線部分の容積が
GIS全体の容積に占める大きさが増大してきている。
最近では、この開閉部ユニットと気中引出し口を結ぶ線
路母線部分の容積がGIS全体の容積に占める割合が5
0%以上のものも出てきている。
【0026】このような構成のGISにすることによ
り、本来GISに要求される電流遮断性能を損なうこと
なく、GIS中に占めるSF6 ガスの量を50%以下に
押えることが可能になる。このため現在問題になってい
る地球温暖化防止のためのSF6ガス使用量の大幅削減に
供することができる。
【0027】図7は、区分用絶縁スペーサ80の要部を
示したものである。開閉部を有するユニット機器側接地
タンク1a,中心導体2aと開閉部を有しないユニット
機器側接地タンク1b,中心導体2bとを絶縁スペーサ
80を介して離隔する場合、両側の圧力に差圧を生じる
場合が多い。これは前述したようにSF6 ガスと窒素ガ
スとの耐電圧が異なるためである。この組み合せでは窒
素ガスの圧力を高くする場合が多くなる。すなわち、S
6 ガス70側よりも窒素ガス75側の方が高圧とな
る。一般に円錐形のスペーサでは凸面側81が高圧で、
凹面側82を低圧にして使用することが信頼性上有利な
使い方となる。
【0028】このようにスペーサを使用することによ
り、スペーサの強度を向上することなく経済性に優れた
GISを適用できる。
【0029】次に、図示はしていないが、万一、GIS
内部の開閉部を含むユニット機器で事故を発生した場
合、この部分のガスを回収する必要がある。この場合、
回収タンクの容量にも因るが回収時間が長い場合には復
旧に多大な時間を要する事になる。
【0030】GIS構成においては、事故に伴い運転停
止となった部分の母線中の窒素ガスは大気中への放出が
可能なため、窒素ガスを大気に放出して容器内の圧力を
低下させるもしくは真空とし、この部分を一時的な回収
容器として使用することが可能となる。このような方法
により復旧時間の短縮も図れる効果が加わる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも遮断器を有
する機器では、SF6 ガスを使用しているので、本来G
ISに要求される電流遮断性能を損なうことなく、GI
S中に占めるSF6 ガスの量を50%以下に低減するこ
とが可能になる。このため、現在問題になっている地球
温暖化防止のためのSF6 ガス使用量を大幅に削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるガス絶縁開閉装置の全
体配置を示す平面図である。
【図2】図1の矢視A−A断面図である。
【図3】本実施例のガス絶縁開閉装置の一部を模式的に
示す模式図である。
【図4】本実施例のガス絶縁開閉装置の線路ユニット機
器を示す横断面図である。
【図5】本実施例の母線接続ユニット機器を示す断面図
である。
【図6】本実施例の母線区分ユニット機器を示す断面図
である。
【図7】本実施例の絶縁スペーサを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…接地タンク、2…中心導体、10a〜10d…線路
ユニット機器、20…母線接続ユニット機器、30a,
30b…母線区分ユニット機器、50,51,52…断
路器、60,61,62…接地開閉器、70…SF6
ス、75…窒素ガス、80,85…絶縁スペーサ、81
…絶縁スペーサ凸面、82…絶縁スペーサ凹面、90…
遮断器、100,101…主母線ユニット、110a〜
110d…線路母線。
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ガス絶縁開閉装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁開閉装置に
係り、特に地球温暖化対策に対応したガス絶縁開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所などに用いられるガス絶縁開閉装
置(以下、「GIS」と称す)としては1970年代よ
り絶縁性能,消弧性能に優れたSF6 (六弗化硫黄)ガ
スが使用されてきた。このGISの基本構造について
は、例えば電気学会技術報告 第552号「ガス絶縁開
閉装置(GIS)の適用ガイド」(1995年7月発
行)に示されている。この文献に記載のように鋼製の接
地タンク内に導体部,導体接続部,開閉部等の高電圧部
を配置し、この高電圧部と接地タンク間の絶縁確保のた
め、支持用あるいは支持及び区画用として絶縁スペーサ
を配置したユニット機器を構成し、このユニット機器を
単独または複数接続して目的の機能を得るように組み合
せて開閉所や変電所を構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなGISは課
電部が全て鋼製タンク内に収納されているため、気象条
件の影響等を受け難く、耐環境性に優れ、且つ開閉所や
変電所の用地の縮小化にも有利であり、急速な進歩を遂
げてきた。しかしながら、近年、このGISに用いられ
るSF6 ガスは地球温暖化係数が二酸化炭素(CO2
の約24000倍もあり、温暖化対策上から将来に向け
使用量の削減が不可欠になっている。
【0004】SF6 ガスの使用量を削減する方法として
混合ガスの適用も考えられるが、GISの構成機器の全
てに使用すると、万一の場合のガスの分離等の処理方法
が複雑化し、必ずしも有効な方法とは言えない。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みなされたもので
あり、絶縁性能,消弧性能を損なわずSF6 ガスの使用
量を低減したガス絶縁開閉装置を提供を目的とするもの
である。また、ガス処理が簡単でSF6 ガスの使用量を
低減したガス絶縁開閉装置の提供を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1番目の発明に係るも
のは、絶縁ガスを封入した容器内に通電導体及び接離可
能な一対の接触子を収納してなると共に容器を複数のガ
ス区画に分割してなるガス絶縁開閉装置であり、複数の
ガス区画のうち接触子を含まないガス区画の絶縁ガス
に、SF6 (六弗化硫黄)ガスよりも地球温暖化係数の
小さい絶縁ガスを用いたものである。
【0007】第2番目の発明に係るものは、遮断器を第
1の接地タンク内に収納したユニットと、絶縁支持部材
により支持した通電導体を第2の接地タンク内に収納し
たユニットとを有するガス絶縁開閉装置であり、第1の
接地タンク内にSF6 (六弗化硫黄)ガスを封入し、第
2の接地タンク内に前記SF6 (六弗化硫黄)ガスより
も地球温暖化係数の小さい絶縁ガスを封入したものであ
る。
【0008】第3番目の発明に係るものは、遮断器を第
1の接地タンク内に収納したユニットと、絶縁支持部材
により支持した導体を第2の接地タンク内に収納したユ
ニットと、接地開閉器を第3の接地タンク内に収納した
ユニットとを有するガス絶縁開閉装置であり、第1の接
地タンク内にSF6 (六弗化硫黄)ガスを封入し、第2
及び第3の接地タンク内にSF6 (六弗化硫黄)ガスよ
りも地球温暖化係数の小さいガスを封入したものであ
る。
【0009】上記第1番目乃至第3番目の発明に係るガ
ス絶縁開閉装置はSF6 (六弗化硫黄)ガスよりも地球
温暖化係数の小さい絶縁ガスとして窒素ガス又は空気の
いずれかを用いるものである。また、第3番目の発明に
係るガス絶縁開閉装置は第2の接地タンク内に窒素ガス
又は空気を封入し、第3の接地タンク内に混合ガスを封
入してなるものである。
【0010】上記第2番目又は第3番目の発明に係るガ
ス絶縁開閉装置はSF6 (六弗化硫黄)ガスよりも地球
温暖化係数の小さい絶縁ガスを封入した接地タンク内の
圧力を、SF6 (六弗化硫黄)ガスを封入した接地タン
ク内の圧力よりも高く設定したものである。また、各接
地タンクを円錐状の凸部を有する絶縁スペーサを介して
機械的に接続し、その凸部をSF6 (六弗化硫黄)ガス
よりも地球温暖化係数の小さい絶縁ガスを封入した接地
タンク側となるように配置したものである。また、SF
6 (六弗化硫黄)ガスよりも地球温暖化係数の小さい絶
縁ガスを封入した接地タンクをSF6 (六弗化硫黄)ガ
スの回収容器として使用するものである。
【0011】第4番目の発明に係るものは、遮断器を接
地タンク内に収納した第1のユニットと、絶縁支持部材
により支持した通電導体を接地タンク内に収納した第2
のユニットとを有するガス絶縁開閉装置であり、第1の
ユニットの接地タンク内にSF6 (六弗化硫黄)ガスを
封入し、第2のユニットの接地タンク内にSF6(六弗
化硫黄)ガスよりも同圧力における絶縁耐圧が小さい絶
縁ガスを封入してなると共に、絶縁耐力の小さい分、第
2のユニットの絶縁寸法を第1のユニットの絶縁寸法よ
り大きくしたものである。
【0012】第5番目の発明に係るものは、遮断器を接
地タンク内に収納した第1のユニットと、絶縁支持部材
により支持した通電導体を接地タンク内に収納した第2
のユニットとを有するガス絶縁開閉装置であり、第1の
ユニットの接地タンク内にSF6 (六弗化硫黄)ガスを
封入し、第2のユニットの接地タンク内にSF6(六弗
化硫黄)ガスよりも同圧力における絶縁耐圧が小さい絶
縁ガスを封入してなると共に、絶縁耐力の小さい分、第
2のユニットの接地タンク内の圧力を第1のユニットの
接地タンク内の圧力より大きくし、かつ接地タンク内の
圧力を大きくした分、第2のユニットの接地タンクの厚
みを大きくしたものである。
【0013】上記第4番目又は第5番目の発明に係るガ
ス絶縁開閉装置はSF6 (六弗化硫黄)ガスよりも同圧
力における絶縁耐圧が小さい絶縁ガスとしてSF6 (六
弗化硫黄)ガスよりも地球温暖化係数の小さいガスを用
いるものであり、その地球温暖化係数の小さいガスは窒
素ガス又は空気である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
7に示す。図1はGISの全体配置構成を示す平面図、
図2は図1の矢視A−A断面図、図3は本実施の形態の
ガス絶縁開閉装置の一部を模式的に示す模式図、図4は
本実施の形態のガス絶縁開閉装置の線路ユニット機器を
示す横断面図、図5は本実施の形態の母線接続ユニット
機器を示す断面図、図6は本実施の形態の母線区分ユニ
ット機器を示す断面図、図7は本実施の形態の絶縁スペ
ーサを示す縦断面図である。
【0015】図1及び図2に示すガス絶縁開閉装置構成
の一例では主母線100,101に母線断路器198,
199,遮断器200,線路断路器201の開閉用の各
ユニット機器が接続し、母線202,ブッシング203
を介して送電線路に接続している。線路引込み口には過
電圧抑制のために避雷器204が設けている。このよう
に構成されたガス絶縁開閉装置の一部を拡大したものが
図3である。ガス絶縁開閉装置(GIS)は通常は3相
交流回路を構成するが、図3には1相分を示している。
【0016】GISを構成する各機器は接地タンク1内
に中心導体2を配置してなるものであり、中心導体2は
絶縁スペーサ80,85により支持している。主母線ユ
ニット100,101にはそれぞれ絶縁スペーサ80,
85を介して線路ユニット機器10a〜10dを接続
し、主母線ユニット100と主母線ユニット101は母
線接続ユニット機器20を介して接続している。主母線
ユニット100,101にはそれぞれ母線区分ユニット
機器30a,30bを設けている。線路ユニット機器1
0a〜10dにはそれぞれ線路母線110a〜110d
などを接続している。本実施の形態ではガス絶縁開閉装
置の一例を示したが、各ユニット機器はそれが使用され
る変電所あるいは開閉所等の目的に合った構成に組み立
てられているものである。
【0017】図4から図6は図3の主要ユニット機器の
構成をより詳細に示すものであり、図4に線路ユニット
機器10の構成を示す。
【0018】線路ユニット機器10は接地タンク1内に
中心導体2が配置し、窒素ガス75を封入した主母線1
00,101に区分用の絶縁スペーサ80を介して母線
用断路器50,51を設けたものである。母線用断路器
50,51は両端に接地開閉器60,61を備えた遮断
器90に接続されたものである。遮断器90の線路側に
は線路用断路器52,線路用接地開閉器62を介して線
路用母線110を接続している。3枚の区分用絶縁スペ
ーサ80で囲まれたユニット機器10には遮断器90,
断路器50,51,52,接地開閉器60,61,62
の開閉部を含んでいる。このように構成されたユニット
機器10では電流開閉性能が要求されるのでSF6 ガス
70を封入している。これに対して線路用母線110及
び主母線100,101には遮断性能が要求されないた
め、SF6 ガスよりも温暖化係数の小さいガス、本実施
の形態では窒素ガス75を封入している。また、絶縁ス
ペーサ85は遮断器ユニット90と断路器ユニット5
0,51,52を分離しているものであり、絶縁スペー
サ85を設けることにより組み立てがし易すく、遮断能
力に応じ封入ガス圧力を変えることができる。また、線
路用母線110及び主母線100,101には窒素ガス
75の他に空気を封入することができる。
【0019】また、絶縁スペーサ80と絶縁スペーサ8
5によって仕切られた部分には断路器50,51,52
が設けただけであるので、遮断器90程遮断開閉性能が
要求されず、SF6 ガスと異なるガスを封入してもよ
い。この部分に用いられるガスとしては混合ガスを挙げ
ることができる。
【0020】母線接続ユニット機器20は図5に示すよ
うに、接地タンク1内に中心導体2が配置し、絶縁スペ
ーサ80によって支持,区画したものである。母線接続
ユニット機器20内には断路器53,遮断器91,断路
器54を設け、主母線100と101を接続している。
また、遮断器91の両側には接地開閉器63,64を設
けている。母線接続ユニット機器20には電流開閉性能
が要求されるので、SF6 ガスが封入している。
【0021】母線区分ユニット機器30は図6に示すよ
うに、中心導体2を配置し、断路器65,遮断器92,
断路器66を介して主母線100a,100b間、もし
くは主母線101間を接続しているものである。また、
遮断器92の両側には接地開閉器55,56を設けてい
る。母線区分ユニット機器30には電流開閉性能が要求
されるので、SF6 ガスを封入している。
【0022】GISは高電圧絶縁性能と大電流等の遮断
性能が必要である。絶縁性能に関してはSF6 ガスより
も優る何種類かのガスが見出されているが、電流遮断性
能を左右する消弧性能に関しては現状SF6 ガスに優る
ものは発見されていない。このようなことから開閉部を
有する線路ユニット機器10a〜10d,母線接続ユニ
ット機器20,母線区分ユニット機器30a,30bに
は封入ガスとして大電流遮断の点から消弧特性の優れ
た、従来から使用しているSF6 ガス70を用いてい
る。一方、開閉部(遮断器90等)を有しない主母線ユニ
ット100,101及び線路母線110a〜110dに
はSF6 ガスよりも温暖化係数の小さいガス75、本実
施の形態においては大気中に約4/5含有している窒素
ガスを封入している。また、空気を用いることもでき
る。
【0023】窒素ガスを使用する場合、窒素ガスの絶縁
耐力は同圧力のSF6 ガスの約1/3である。そのた
め、SF6 ガスと同じガス圧力で使用する場合には窒素
ガス封入部分のユニット機器の絶縁寸法は約3倍必要と
なる。しかし、GIS全体の寸法を増大する訳ではない
ので、部分的なこの程度の大きさの増大は縮小化が進ん
でいるGISでは大きな問題とはならない。また、空気
を用いる場合も同様である。
【0024】次に、ユニット機器の寸法をSF6 ガスを
用いたユニット機器と同一寸法に押えようとする場合に
は窒素ガスの圧力を約3倍にする。この場合、接地タン
ク1の肉厚を増大し耐圧力性能を確保する必要がある
が、最大圧力は10気圧程度であり、大幅な増大にはな
らない。
【0025】近年、GISの縮小化が進展しており、開
閉部を有するユニット機器は小形化されている。一方、
気中引出し口の寸法は大気絶縁で決定されるため、開閉
部ユニットと気中引出し口を結ぶ線路母線部分の容積が
GIS全体の容積に占める大きさが増大してきている。
最近では開閉部ユニットと気中引出し口を結ぶ線路母線
部分の容積がGIS全体の容積に占める割合が50%以
上のものも出てきている。
【0026】このような構成のGISにすることによ
り、本来GISに要求される電流遮断性能を損なうこと
なく、GIS中に占めるSF6 ガスの量を50%以下に
押えることが可能となる。このため現在問題になってい
る地球温暖化防止のためのSF6ガス使用量の大幅削減に
供することができる。
【0027】図7は区分用絶縁スペーサ80の要部を示
すものである。開閉部を有するユニット機器側接地タン
ク1a,中心導体2aと開閉部を有しないユニット機器
側接地タンク1b,中心導体2bとを絶縁スペーサ80
を介して離隔する場合、両側の圧力に差圧を生じる場合
が多い。これは前述したようにSF6 ガスと窒素ガスと
の耐電圧が異なるためである。この組み合せでは窒素ガ
スの圧力を高くする場合が多くなる。すなわちSF6
ス70側よりも窒素ガス75側の方が高圧となる。一般
に円錐形のスペーサでは凸面側81が高圧で、凹面側8
2を低圧にして使用することが信頼性上有利な使い方と
なる。
【0028】このようにスペーサを使用することによ
り、スペーサの強度を向上することなく経済性に優れた
GISを適用できる。
【0029】次に、図示はしていないが、万一、GIS
内部の開閉部を含むユニット機器で事故を発生した場
合、この部分のガスを回収する必要がある。この場合、
回収タンクの容量にも因るが回収時間が長い場合には復
旧に多大な時間を要する事になる。
【0030】GIS構成においては、事故に伴い運転停
止となった部分の母線中の窒素ガスは大気中への放出が
可能なため、窒素ガスを大気に放出して容器内の圧力を
低下させるもしくは真空とし、この部分を一時的な回収
容器として使用することが可能となる。このような方法
により復旧時間の短縮も図れる効果が加わる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも遮断器を有
する機器ではSF6 ガスを使用しているので、本来GI
Sに要求される電流遮断性能を損なうことなく、GIS
中に占めるSF6 ガスの量を50%以下に低減すること
が可能になる。このため、現在問題になっている地球温
暖化防止のためのSF6 ガス使用量を大幅に削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
全体配置を示す平面図である。
【図2】図1の矢視A−A断面図である。
【図3】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
一部を模式的に示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
線路ユニット機器を示す横断面図である。
【図5】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
母線接続ユニット機器を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
母線区分ユニット機器を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態であるガス絶縁開閉装置の
絶縁スペーサを示す縦断面図である。
【符号の説明】 1…接地タンク、2…中心導体、10a〜10d…線路
ユニット機器、20…母線接続ユニット機器、30a,
30b…母線区分ユニット機器、50,51,52…断
路器、60,61,62…接地開閉器、70…SF6
ス、75…窒素ガス、80,85…絶縁スペーサ、81
…絶縁スペーサ凸面、82…絶縁スペーサ凹面、90…
遮断器、100,101…主母線ユニット、110a〜
110d…線路母線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地タンク内に配置された導体部と該導体
    部を支持する絶縁スペーサを設けた第1のユニット機器
    と、接地タンク内に導体部と開閉部が配置され、該導体
    部を支持する絶縁スペーサを設けた第2のユニット機器
    とを組み合わせて構成されたガス絶縁開閉装置におい
    て、前記第1のユニット機器にSF6 (六弗化硫黄)ガス
    より地球温暖化係数の小さいガスが封入され、前記第2
    のユニット機器にSF6(六弗化硫黄)ガスが封入され
    たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】接地タンク内に配置された導体部と該導体
    部を支持する絶縁スペーサを設けた第1のユニット機器
    と、接地タンク内に導体部と遮断器が配置され、該導体
    部を支持する絶縁スペーサを設けた第2のユニット機器
    と、接地タンク内に導体部と接地開閉器が配置され、該
    導体部を支持する絶縁スペーサを設けた第3のユニット
    機器とを組み合わせて構成されたガス絶縁開閉装置にお
    いて、前記第1のユニット機器にSF6 (六弗化硫黄)
    ガスより地球温暖化係数の小さいガスが封入され、前記
    第2のユニット機器にSF6 (六弗化硫黄)ガスが封入
    されたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】前記地球温暖化係数がSF6 ガスよりも小
    さいガスとして窒素ガス,空気、もしくはトリフルオロ
    メチルヨージドを封入した請求項1又は2に記載のガス
    絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】前記第3のユニット機器に混合ガスもしく
    はトリフルオロメチルヨージドを封入した請求項2に記
    載のガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】前記地球温暖化係数がSF6 ガスよりも小
    さいガスの圧力をSF6 (六弗化硫黄)ガスの圧力より
    も高く設定している請求項1から3のいずれかに記載の
    ガス絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】前記各ユニット機器間を隔離する区画用の
    絶縁スペーサとして円錐状スペーサを用いるとともに、
    前記第2もしくは第3のユニット機器側に凸部を配置し
    た請求項1から3のいずれかに記載のガス絶縁開閉装
    置。
  7. 【請求項7】前記第2のユニット機器を前記第1のユニ
    ット機器内のガスの一時的な回収容器として使用する請
    求項1から3のいずれかに記載のガス絶縁開閉装置。
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