JPS5816008B2 - ガスゼツエンカイヘイソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その内部（こ絶縁性ガスを充填した接地電位
にある密封容器内にしゃ断部断路部接地装置部を配置し
開閉装置を構成したガス絶縁開閉装置ｆこ関する。

一般に絶縁性、消弧性の優れたＳＦ、ガス等の絶縁性ガ
スを用いて縮少化を図った電気機器が公知である。

例えば変電所（こおける開閉装置にあっては最近の都市
における用地難の問題から接地電位（こある密封容器内
に絶縁性ガスを充填し、この絶縁性ガス雰囲気中をこ上
記密封容器から絶縁して支持した荷電部導体即ちしゃ断
部断路部を配置し、線路及びしゃ断器を点検する際の安
全性の意味から接地導体が上記接地電位１こある密封容
器へ接続出来る装置を備えたガス絶縁開閉装置が広く採
用されつつある。

そして、この開閉装置はしゃ断器、断路器、接地装置及
び変流器が構成され著しく縮少化された開閉装置が実現
されている。

例えば第１図に示す従来のガス絶縁開閉装置をこおいて
は、変流器４を断路部２及び接地装置３の外側に配置し
ている。

この構成をとると系統保護上しゃ断器の外側１こある断
路器、接地装置部分等での地絡事故が生じた場合、変流
器が地絡電流を検出して不必要な。

しゃ断器をトリップ動作させる欠点があった。

この欠点は系統保護をこおける故障部分を小範囲に局限
して、ほかの健全部分への波及を防ぐ効果を失って電力
供給をこ支承参きたすことになる。

又一方第１図の破線で示す位置（こ変流器５を配置して
、上記欠点を除く事が考えられるがこの構成をとると変
流器をを替える必要が生じた場合、現場での分解が断路
部、接地装置部分まで必要となり。

ガス絶縁機器ｆこおける清浄化作業上非常をこ困難とな
る。

又変流器５の位置がブッシング６の下部スペースを利用
していない為、全高及び輸送高すが高くなる欠点があっ
た。

本発明は上記従来のものの欠点を除去し系統保護を円滑
に行ない、極めて小型で安価ｔこ構成されたガス絶縁開
閉装置を提供するものである。

以下本発明の一実施例を図面さ共に説明する。

第２図ａ、ｂｆこおいて、ブッシング引出形のガス絶縁
開閉装置を示し、しゃ断部１及び断路器部２が電気的１
こ直列１こ接続され１両側ブツシング６で引き出されて
いる。

変流器４は前記の欠点を鑑み取替が簡単で全高及び輸送
高すを縮少する為（こブッシング６の下部で、断路器２
の外側Ｅこ配置されている。

しゃ断器部１の外被１２は内部【こＳＦ６ガス等の絶縁
性ガスを充填し、接地電位をこめる。

接地装置３のブレードは電気的をこ断路器外被１１ｆこ
接続され、その外被１１は内部（こ上記断路器２及び接
地装置３を配置して、地絡検出変流器８例えば、モール
ド形変流器を通して接地されている。

上記地絡検出変流器８はロックリレー９を通して前記変
流器４から地絡検出リレー１０を通った電流とのＡＮＤ
回路を形成し、しゃ断器のトリップ回路へ導かれている
。

尚しゃ断器１の点検時外被１２内の絶縁性ガスを回収す
ると、断路器２の絶縁性ガスも回収されてしまい、断路
器の極間絶縁距離を気中絶縁に見合って設定しなければ
ならないが、外被１１及び外被１２の間（こ絶縁スペー
サ１を設ける事によりガス区分が出来、断路器２自身も
非常をこ縮少化された寸法にする事が可能となる。

又この絶縁スペーサγは外被１１と外被１２（ｌ！：の
絶縁増付け１こも利用されている。

次に動作を説明する。

令弟２図をこおいて、ブッシング６′が母線側１こブッ
シング６が線路側に接続され、変流器４が図示していな
い母線保護継電器（こ接続され変流器４′が図示してい
ない線路保護継電器に接続されで運用されている場合、
しゃ断器１が開又は閉状態において、断路部２及び接地
装置部３の部分警こおいて地絡事故が発生すると地絡電
流は外被１１から変流器８を通して大地へ流れる。

この時変流器４も事故電流を検出し地絡検出リレー１０
を動作させる７５’、変流器８によつで検出された電流
によりロックリレー９が動作してＩＮＨＩＢＩＴ回路の
形成により地絡検出リレーｆこよるしゃ断器トリップ信
号を鎖錠する事？こなり不必要しゃ断器までトリップし
てしまう事を防げる。

但シ、シゃ断器１が閉状態１こおいては、線路側相手端
の変流器の事故検出（こより、しゃ断器１あみトリップ
動作をする。

次に同じく第２図においてブッシング６′が線路側（こ
、ブッシング６が母線側に接続され、変流器４′が図示
していない母線保護継電器に、変流器４が図示していな
い線路保護継電器に接続されている場合、しゃ断器１が
開又は閉状態Ｊこおいて断路部２及び接地装置３の部分
１こおいて地絡事故が発生するム５同様Ｅこ地絡電流は
ロックリレー９を動作させ線路保護継電器を鎖錠する。

但し、しゃ断器１が閉状態ｆこおいては事故電流を変流
器４′が検出し、しゃ断器１をトリップする。

尚上記いずれの母線、線路接続（こおいても断路器２及
び接地装置３等の外被１１以外での地絡又は短絡事故１
こおいては短絡検出変流器８ｆこ電流が流れない為、従
来と同様の系統保護の運用が可能となるう 上記実施例では、１や断器、断路器、接地装置を構成す
る。

ブッシング引出し形（複合開閉装置）（こついて説明し
たが、他の構成１こよる２例えばガス絶縁変電所の様な
母線ユニットの構成においても適用出来る。

本発明は上述したように、変流器をしゃ断器ｆこ対し断
路器、接地装置の外側に配置構成したために、変流器の
取替作業が簡単になり開閉装置全体が著しく縮少され全
高及び輸送高すが低く極めて安価なガス絶縁開閉装置と
することができる。

またこの構成で、断路器、接地装置の地絡電流を検出す
ること（こより、従来のしゃ断器のすぐ外側（こ変流器
を構成する場合と全く同様の系統保護が可能さなりこの
発明効果は非常（こ大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは従来のガス絶縁開閉装置の一例を示すス
ケルトン及び簡易断面図、第２図ａ、ｂは本発明の一実
施例１こ係るガス絶縁開閉装置のスケルトン及び簡易断
面図を示す。 図（こおいて、１はしゃ断部、２は断路部、３は接地装
置、４，５は変流器、６，６′はブッシング。 γは絶縁スペーサで、ある。 尚１図中同一符号は同−又は和尚部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 内部音こ絶縁性ガスを充填し、しゃ断部と断路部を
   接地電位に為した密封容器内ｆこしや断器、断路器、接
   地装置を収納し、系統保護用変流器をしゃ断器ｆこ対し
   、断路器、接地装置の線路側または母線側に配置したも
   の〔こおいて、上記断路器、接地装置の密封容器及び接
   地装置の接地回路を地絡検出変流器を通して接地電位（
   こ導き、この変流器が検出する電流によって諮統保護継
   電器を鎖錠することを特徴とするガス絶縁開閉装置。