JP2001309512A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JP2001309512A JP2001309512A JP2000118892A JP2000118892A JP2001309512A JP 2001309512 A JP2001309512 A JP 2001309512A JP 2000118892 A JP2000118892 A JP 2000118892A JP 2000118892 A JP2000118892 A JP 2000118892A JP 2001309512 A JP2001309512 A JP 2001309512A
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- Japan
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- receiving point
- container
- insulated switchgear
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送電線または配電線に接続する場合には、受
電点に接地開閉器と避雷器および断路装置を必要とし、
スペース増や高価な装置になる。 【解決手段】 接地開閉器と避雷器断路装置が同時に閉
路することがないことに着目し、これらのスイッチ動作
を兼ねた３位置断路器を設ける。容器６内に設ける３位
置断路器９は、受電点に中性端子Ｎを接続し、端子位置
Ｂへの切換えで、送電線または配電線の直流耐圧時に受
電点を開放する。受電点が充電状態になる通常運転時に
３位置断路器の端子位置Ｃに避雷器８の高圧側を接続
し、低圧側を容器の密封端子Ｔに接続そて接地する。送
電線または配電線の接地時に３位置断路器の端子位置Ａ
と端子Ｔとを導体接続して接地する。
電点に接地開閉器と避雷器および断路装置を必要とし、
スペース増や高価な装置になる。 【解決手段】 接地開閉器と避雷器断路装置が同時に閉
路することがないことに着目し、これらのスイッチ動作
を兼ねた３位置断路器を設ける。容器６内に設ける３位
置断路器９は、受電点に中性端子Ｎを接続し、端子位置
Ｂへの切換えで、送電線または配電線の直流耐圧時に受
電点を開放する。受電点が充電状態になる通常運転時に
３位置断路器の端子位置Ｃに避雷器８の高圧側を接続
し、低圧側を容器の密封端子Ｔに接続そて接地する。送
電線または配電線の接地時に３位置断路器の端子位置Ａ
と端子Ｔとを導体接続して接地する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
（ＧＩＳ）に係り、特に受電点に設ける接地開閉器と避
雷器の接続構造に関する。
（ＧＩＳ）に係り、特に受電点に設ける接地開閉器と避
雷器の接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】送電線または配電線に接続されるガス絶
縁開閉装置の受電点には、送電線点検時の安全確保のた
めの接地開閉器と、外雷からガス絶縁開閉部を保護する
ための避雷器が設けられる。
縁開閉装置の受電点には、送電線点検時の安全確保のた
めの接地開閉器と、外雷からガス絶縁開閉部を保護する
ための避雷器が設けられる。
【０００３】図２は、従来の装置構成を単線結線図で示
す。ガス絶縁開閉部は、送電線と変圧器ＴＲとの間に、
断路器（ＤＳ）１としゃ断器（ＣＢ）２の直列接続回路
を介挿する構成になる。また、受電点には、計器用変流
器（ＣＴ）３や計器用変圧器（ＶＤ）４が設けられる。
す。ガス絶縁開閉部は、送電線と変圧器ＴＲとの間に、
断路器（ＤＳ）１としゃ断器（ＣＢ）２の直列接続回路
を介挿する構成になる。また、受電点には、計器用変流
器（ＣＴ）３や計器用変圧器（ＶＤ）４が設けられる。
【０００４】さらに、受電点には接地開閉器５が設けら
れ、この開閉器５によって充電部から接地金属容器６へ
の接地を可能にする。また、避雷器断路装置（または断
路器）７と避雷器８の直列接続回路を設け、避雷器８に
よって充電部から金属容器６への避雷を可能にする。避
雷器断路装置７は、送電線の直流耐圧時に電路から引き
離すためのものである。容器６内にはＳＦ6などの絶縁
ガスが満たされる。
れ、この開閉器５によって充電部から接地金属容器６へ
の接地を可能にする。また、避雷器断路装置（または断
路器）７と避雷器８の直列接続回路を設け、避雷器８に
よって充電部から金属容器６への避雷を可能にする。避
雷器断路装置７は、送電線の直流耐圧時に電路から引き
離すためのものである。容器６内にはＳＦ6などの絶縁
ガスが満たされる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は、その受電点に接地開閉器５と、避雷器８と断路装
置７の直列回路を密封し、それぞれの密封端子Ｔによっ
て容器６に接地する構成になる。
置は、その受電点に接地開閉器５と、避雷器８と断路装
置７の直列回路を密封し、それぞれの密封端子Ｔによっ
て容器６に接地する構成になる。
【０００６】このため、他のガス絶縁開閉装置に比べて
設備のスペース増や高価な装置になる。また、密封端子
は、６箇所（２箇所×３相分）になり、必要とする密封
端子数の多さがコストアップになる。避雷器断路装置７
は、簡易な断路装置とすると、計器用変圧器４とのイン
ターロックがとれず、安全性の面での問題がある。
設備のスペース増や高価な装置になる。また、密封端子
は、６箇所（２箇所×３相分）になり、必要とする密封
端子数の多さがコストアップになる。避雷器断路装置７
は、簡易な断路装置とすると、計器用変圧器４とのイン
ターロックがとれず、安全性の面での問題がある。
【０００７】本発明の目的は、受電点の接地と避雷のた
めの装置構成を簡単化できるガス絶縁開閉装置を提供す
ることにある。
めの装置構成を簡単化できるガス絶縁開閉装置を提供す
ることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、接地開閉器と
避雷器断路装置が同時に閉路することがないことに着目
し、これらのスイッチ動作を兼ねた３位置断路器の切換
動作により各相毎の受電点の接地と避雷動作および直流
耐圧時の回路状態を得るようにしたもので、以下の構成
を特徴とする。
避雷器断路装置が同時に閉路することがないことに着目
し、これらのスイッチ動作を兼ねた３位置断路器の切換
動作により各相毎の受電点の接地と避雷動作および直流
耐圧時の回路状態を得るようにしたもので、以下の構成
を特徴とする。
【０００９】断路器としゃ断器をガス密封容器内に設
け、送電線または配電線に接続されるガス絶縁開閉装置
であって、前記容器内には、受電点に中性端子を接続
し、３つの位置に切換えでき、送電線または配電線の直
流耐圧時に切換える１つの端子位置を開放した３位置断
路器と、受電点が充電状態になる通常運転時に前記３位
置断路器の１つの端子位置に高圧側が接続され、低圧側
が前記容器の密封端子に接続されて接地される避雷器
と、送電線または配電線の接地時に前記３位置断路器の
１つの端子位置に接続され、該端子を前記密封端子に接
続して接地する導体と、を備えたことを特徴とする。
け、送電線または配電線に接続されるガス絶縁開閉装置
であって、前記容器内には、受電点に中性端子を接続
し、３つの位置に切換えでき、送電線または配電線の直
流耐圧時に切換える１つの端子位置を開放した３位置断
路器と、受電点が充電状態になる通常運転時に前記３位
置断路器の１つの端子位置に高圧側が接続され、低圧側
が前記容器の密封端子に接続されて接地される避雷器
と、送電線または配電線の接地時に前記３位置断路器の
１つの端子位置に接続され、該端子を前記密封端子に接
続して接地する導体と、を備えたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
単線結線図であり、図２と同等の部分は同一符号で示
す。
単線結線図であり、図２と同等の部分は同一符号で示
す。
【００１１】ガス絶縁開閉装置の受電点には、計器用変
流器（ＣＴ）３や計器用変圧器（ＶＤ）４の他に、３位
置断路器９が設けられる。
流器（ＣＴ）３や計器用変圧器（ＶＤ）４の他に、３位
置断路器９が設けられる。
【００１２】この３位置断路器９は、その中性端子Ｎを
受電点に接続し、３つの切換端子Ａ，Ｂ，Ｃをもつ。こ
のうち、端子Ａは密封端子Ｔに導体で直結され、端子Ｂ
は開放され、端子Ｃは避雷器８の高圧側端子に導体接続
される。避雷器８の低圧側端子は容器６内で端子Ａに接
続されて密封端子Ｔを通して接地される。
受電点に接続し、３つの切換端子Ａ，Ｂ，Ｃをもつ。こ
のうち、端子Ａは密封端子Ｔに導体で直結され、端子Ｂ
は開放され、端子Ｃは避雷器８の高圧側端子に導体接続
される。避雷器８の低圧側端子は容器６内で端子Ａに接
続されて密封端子Ｔを通して接地される。
【００１３】これら３位置断路器９とその端子Ａ，Ｂ，
Ｃからの接続導体及び避雷器８は３相分設けられ、密封
端子Ｔも３相分設けられる。
Ｃからの接続導体及び避雷器８は３相分設けられ、密封
端子Ｔも３相分設けられる。
【００１４】以上の構成において、３位置断路器９は、
その切換機能により、従来の接地開閉器５と避雷器断路
装置７の機能を兼ねたものになる。すなわち、３位置断
路器９は、受電点が充電状態になる通常運転時には中性
端子Ｎを端子Ｃに接続しておき、避雷器８による避雷動
作を可能にする。また、送電線接地時には中性端子Ｎを
端子Ａに接続し、受電点を接地する。また、送電線の直
流耐圧時には中性端子Ｎを端子Ｂに接続し、避雷器８を
電路から引き離す避雷器断路装置７と同じ回路状態を形
成する。
その切換機能により、従来の接地開閉器５と避雷器断路
装置７の機能を兼ねたものになる。すなわち、３位置断
路器９は、受電点が充電状態になる通常運転時には中性
端子Ｎを端子Ｃに接続しておき、避雷器８による避雷動
作を可能にする。また、送電線接地時には中性端子Ｎを
端子Ａに接続し、受電点を接地する。また、送電線の直
流耐圧時には中性端子Ｎを端子Ｂに接続し、避雷器８を
電路から引き離す避雷器断路装置７と同じ回路状態を形
成する。
【００１５】したがって、ガス絶縁開閉装置としては、
各相毎の受電点の接地と避雷動作および直流耐圧時の回
路状態を得るのに、３位置断路器９と避雷器８および１
箇所の端子Ｔへの接続導体を設けるのみで済み、従来の
接地開閉器５と避雷器８と避雷器断路装置７と２箇所の
接地端子Ｔおよびそれらの接続導体を設ける構成に比べ
て、設備のスペース削減とコストダウンを図ることがで
きる。また、計器用変圧器４とのインターロックが確実
になり、安全性の面での問題もない。
各相毎の受電点の接地と避雷動作および直流耐圧時の回
路状態を得るのに、３位置断路器９と避雷器８および１
箇所の端子Ｔへの接続導体を設けるのみで済み、従来の
接地開閉器５と避雷器８と避雷器断路装置７と２箇所の
接地端子Ｔおよびそれらの接続導体を設ける構成に比べ
て、設備のスペース削減とコストダウンを図ることがで
きる。また、計器用変圧器４とのインターロックが確実
になり、安全性の面での問題もない。
【００１６】なお、実施形態では、送電線に接続するガ
ス絶縁開閉装置の場合を示すが、高圧配電線に接続する
場合に適用して同等の作用効果を得ることができる。
ス絶縁開閉装置の場合を示すが、高圧配電線に接続する
場合に適用して同等の作用効果を得ることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、接地開
閉器と避雷器断路装置のスイッチ動作を兼ねた３位置断
路器の切換動作により、各相毎の受電点の接地と避雷動
作および直流耐圧時の回路状態を得るようにしたため、
受電点の接地と避雷のための装置構成を簡単化でき、装
置の小型化とコストダウンおよび安全性の向上を図るこ
とができる。
閉器と避雷器断路装置のスイッチ動作を兼ねた３位置断
路器の切換動作により、各相毎の受電点の接地と避雷動
作および直流耐圧時の回路状態を得るようにしたため、
受電点の接地と避雷のための装置構成を簡単化でき、装
置の小型化とコストダウンおよび安全性の向上を図るこ
とができる。
【図１】本発明の実施形態を示すガス絶縁開閉装置の構
成図。
成図。
【図２】従来の装置構成図。
１…断路器 ２…しゃ断器 ３…計器用変流器 ４…計器用変圧器 ６…密封容器 ８…避雷器 ９…３位置断路器 Ｔ…密封端子
Claims (1)
- 【請求項１】 断路器としゃ断器をガス密封容器内に設
け、送電線または配電線に接続されるガス絶縁開閉装置
であって、 前記容器内には、 受電点に中性端子を接続し、３つの位置に切換えでき、
送電線または配電線の直流耐圧時に切換える１つの端子
位置を開放した３位置断路器と、 受電点が充電状態になる通常運転時に前記３位置断路器
の１つの端子位置に高圧側が接続され、低圧側が前記容
器の密封端子に接続されて接地される避雷器と、 送電線または配電線の接地時に前記３位置断路器の１つ
の端子位置に接続され、該端子を前記密封端子に接続し
て接地する導体と、を備えたことを特徴とするガス絶縁
開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118892A JP2001309512A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000118892A JP2001309512A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001309512A true JP2001309512A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18629953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000118892A Pending JP2001309512A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001309512A (ja) |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000118892A patent/JP2001309512A/ja active Pending
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