JPH11275325A - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

画像形成装置及び方法

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JPH11275325A
JPH11275325A JP10071609A JP7160998A JPH11275325A JP H11275325 A JPH11275325 A JP H11275325A JP 10071609 A JP10071609 A JP 10071609A JP 7160998 A JP7160998 A JP 7160998A JP H11275325 A JPH11275325 A JP H11275325A
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JP
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image forming
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copying operation
area
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JP10071609A
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Inventor
Masahiko Taniguchi
雅彦 谷口
Takeshi Nozaki
武史 野▲崎▼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気記憶装置及びファイルシステムの動作を、
画像形成装置で使用する場合において、上記磁気記憶装
置の特定領域部分に集中するアクセス負荷を軽減するこ
と、及びファイルシステムの動作を拡張すること。 【解決手段】本発明は、媒体の画像を読み取り、当該画
像データに所定の画像処理を施した後に所定の複写動作
を行う画像形成装置であって、先の複写動作でファイル
が生成され当該複写動作終了と共に画像データの記憶が
消去されたハードディスク110の第1の領域の最終ア
ドレス以降に存在する第2の領域を、次の複写動作に使
用するよう制御するCPU100を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスキャナ機
能、プリンタ機能、ファックス送受信機能、画像処理機
能、ネットワーク接続機能を有する複合型の画像形成装
置に係り、特に画像情報の蓄積手段としての磁気記憶装
置を高効率で使用する画像形成装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像情報や画像形成装置の管
理情報等の蓄積手段として、磁気記憶装置を内蔵した画
像形成装置に関する種々の技術が開発されている。
【0003】かかる画像形成装置においては、付随する
ファイル操作技術に、主として計算機等で汎用されてい
る技術を採用している。実際、画像形成装置での磁気記
憶装置上のファイルの扱い方法等は、計算機のそれと互
換であることが多い。
【0004】上記計算機での磁気記憶装置及びファイル
の制御では、計算機若しくはその使用者が不必要とした
ファイルは、磁気記憶装置上から消去され、新たなファ
イルの磁気記憶装置への書き込みは消去された部分への
「上書き」となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気記
憶装置上で扱うファイルの種類は、計算機と画像形成装
置とでは明らかに相違する。よって、計算機での磁気記
憶装置及びファイルの制御方法をそのまま画像形成装置
に流用するのみでは、当該画像形成装置で期待される磁
気記憶装置及びファイルの制御に好適であるとは言い難
かった。
【0006】具体的には、前述したように、計算機での
磁気記憶装置及びファイルの制御では、計算機若しくは
その使用者が不必要としたファイルは、磁気記憶装置上
から消去され、新たなファイルの磁気記憶装置への書き
込みは消去された部分への「上書き」となる。これに対
して、画像形成装置では、磁気記憶装置は長期的にファ
イルを保存するのではなく、半導体記憶の延長としての
役割が大きい。
【0007】即ち、1回の複写で発生するファイルは、
複写終了時には不要なファイルとなることが多い。よっ
て、画像形成装置に、かかる計算機の磁気記憶装置及び
ファイルの制御方法をそのまま流用すると、画像形成装
置で扱うファイルは磁気記憶装置へ書き込みと直ちに消
去を繰り返すことになる。従って、磁気記憶装置の特定
領域部分のみに関して、書き込みと消去を繰り返す動作
となる。
【0008】このように、計算機において汎用されてい
る磁気記憶装置及びファイルの制御技術を、画像形成装
置に単に流用するのみでは、当該ファイルの特異性から
磁気記憶装置の特定領域部分へのアクセスが集中する為
に、磁気記憶装置の特定領域部分のみに負荷をかけるこ
ととなる。尚、上記の他、画像形成装置で磁気記憶装置
を使用する場合には、画像形成装置の動作に追従する為
に、高速なファイルアクセスが要求される場合がある。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、磁気記憶装置及びファイ
ルシステムの動作を、画像形成装置で使用する場合にお
いて、上記磁気記憶装置の特定領域部分に集中するアク
セス負荷を軽減すること、及びファイルシステムの動作
を拡張することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の態様によれば、媒体の画像を読み取り、当該
画像データに所定の画像処理を施した後に所定の複写動
作を行う画像形成装置において、上記画像データの入力
を受ける入力手段と、上記画像データを一時的に記憶す
る記憶手段と、先の複写動作でファイルが生成され当該
複写動作終了と共に画像データの記憶が消去された上記
記憶手段の第1の領域の最終アドレス以降に存在する第
2の領域を、次の複写動作に使用するよう制御する制御
手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0011】第2の態様によれば、媒体の画像を読み取
り、当該画像データに所定の画像処理を施した後に所定
の複写動作を行う画像形成装置において、上記画像デー
タの入力を受ける入力手段と、上記画像データを一時的
に記憶する記憶手段と、画像形成装置が複写動作可能な
状態になってから所定時間以上、複写動作が指示されな
い場合に、先の複写動作で使用された上記記憶手段の領
域を、次の複写動作に再使用可能とするよう制御する制
御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0012】第3の態様によれば、媒体の画像を読み取
り、当該画像データに所定の画像処理を施した後に所定
の複写動作を行う画像形成装置において、上記画像デー
タの入力を受ける入力手段と、上記画像データを一時的
に記憶する記憶手段と、先の複写動作で使用した記憶手
段の領域のうち、最新に使用された領域から順に再使用
可能となるように処理し、当該処理中に新たな複写動作
が指示されると、直ちに上記処理を中止し、当該処理が
終了した領域中の所定位置より続けて次の複写動作に使
用するよう制御する制御手段とを具備することを特徴と
する画像形成装置が提供される。
【0013】第4の態様によれば、上記第1乃至第3の
態様において、上記制御手段は、上記記憶手段の所定領
域にファイルを生成するとき、画像データにファイル管
理の所定単位となるような所定情報を付加し、当該所定
情報を不可した画像データを上記記憶手段に書き込むこ
とでファイル生成するよう制御することを特徴とする。
【0014】第5の態様によれば、上記第1乃至第4の
態様において、上記制御手段は、電源投入直後の所定時
間内において、先に電源が遮断される前に複写動作で使
用された上記記憶手段の領域を、再使用可能な状態にす
ることを更に特徴とする。
【0015】第6の態様によれば、記憶手段を有し、媒
体の画像を読み取り、当該画像データに所定の画像処理
を施した後に所定の複写動作を行う画像形成装置による
画像形成方法において、先の複写動作でファイルが生成
され当該複写動作終了と共に画像データの記憶が消去さ
れた上記記憶手段の第1の領域の最終アドレス以降に存
在する第2の領域を、次の複写動作に使用するよう制御
することを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0016】第7の態様によれば、記憶手段を有し、媒
体の画像を読み取り、当該画像データに所定の画像処理
を施した後に所定の複写動作を行う画像形成装置による
画像形成方法において、上記画像形成装置が複写動作可
能な状態になってから所定時間以上、複写動作が指示さ
れない場合に、先の複写動作で使用された上記記憶手段
の領域を、次の複写動作に再使用可能とするよう制御す
ることを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0017】第8の態様によれば、記憶手段を有し、媒
体の画像を読み取り、当該画像データに所定の画像処理
を施した後に所定の複写動作を行う画像形成装置による
画像形成方法において、先の複写動作で使用した記憶手
段の領域のうち、最新に使用された領域から順に再使用
可能となるように処理し、当該処理中に新たな複写動作
が指示されると、直ちに上記処理を中止し、当該処理が
終了した領域中の所定位置より続けて次の複写動作に使
用するよう制御することを特徴とする画像形成方法が提
供される。
【0018】第9の態様によれば、上記第6乃至第8の
態様において、磁気記憶手段の所定領域にファイルを生
成するとき、画像データにファイル管理の所定単位とな
るような所定情報を付加し、当該所定情報を不可した画
像データを上記記憶手段に書き込むことでファイル生成
するよう制御することを更に特徴とする。
【0019】第10の態様では、上記第6乃至第9の態
様において、電源投入直後の所定時間内において、先に
電源が遮断される前に複写動作で使用された上記記憶手
段の領域を、再使用可能な状態にすることを更に特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0021】先ず、図1は本発明の実施の形態に係る画
像形成装置の概略構成図である。
【0022】図1に於いて、本画像形成装置1は、画像
入力手段としてのスキャナ2、及び出力手段としてのプ
リンタ3を備えており、更に、これらの上部には、自動
原稿送り装置(ADF)4を装着している。この自動原
稿送り装置4は、筐体としてのカバー本体21の後端縁
部が、装置本体の上面後端縁部に不図示のヒンジ装置を
介して開閉自在に配設されており、必要に応じて自動原
稿送り装置4全体を開閉させて原稿台5上を開放し得る
構成となっている。
【0023】上記カバー本体21の上面や右方向部位に
は、複数枚の原稿を一括保持し得る構成の原稿台22が
設けられている。そして、装置の一端側には、原稿を順
次一枚ずつ取り出し、原稿台5の一端側(図1中の左端
側を指す)に供給する給送手段23が設けられている。
この給送手段23には、原稿を取り出すためのピックア
ップローラ27、原稿を該ピックアップローラ27に押
し付けるウェイト板28、原稿給紙台22への原稿のセ
ット状態を感知する原稿感知センサとしてのエンプティ
センサ29等が配置されている。上記ピックアップロー
ラ27の原稿取り出し方向には、給紙ローラ32が配置
されており、これにより確実に原稿が一枚ずつ給送され
るように構成されている。
【0024】一方、上記原稿台5の上面には、当該面を
覆うべく原稿搬送ベルト37が張設されている。この原
稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40、該ベル
トローラ40に掛け渡された外表面が白色の幅広無端ベ
ルトからなり、不図示のベルト駆動機構によって正逆方
向に走行し得る構成となっている。
【0025】また、上記原稿搬送ベルト37の内周部の
表面側には、ベルト面を原稿台5に押さえつける為の複
数のベルト押えローラ41、及び自動原稿送り装置の開
閉状態を検知する不図示のセットスイッチが配設されて
いる。そして、上記給送手段23によって給送された原
稿を、上記原稿台5の一端側(図1中の左端側)から他
端側(図1中の右端側)へと搬送することになる。
【0026】本画像形成装置1の右側部位には、排紙手
段38が設けられている。当該排紙手段38には、搬送
ローラ44と該搬送ローラ44に原稿を押し付けるピン
チローラ45と排紙方向に送られる原稿の後端を検出す
る原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられて
いる。原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48が設け
られている。また、原稿排出路には、原稿を裏表逆にし
て原稿台5に導く為にゲート82が設けられており、原
稿を両面複写可能としている。
【0027】上記スキャナ2は、光源としての照明ラン
プ6と、当該照明ランプ6の光を所定方向に反射するた
めのミラー15を設置した第一キャリッジ7、該反射光
の光路を折り曲げるミラー8a,8bを設置した第二キ
ャリッジ9、レンズ10、反射光を受光するCCDセン
サ11、これらの各部の位置を変更する不図示の駆動
系、及びCCDセンサ11の出力、つまり画像データを
アナログデータからディジタルデータへ変換する不図示
のA/D変換部により構成されている。
【0028】上記第一、第二キャリッジ7,9は、互い
に不図示のタイミングベルトで接続されており、第二キ
ャリッジ9は第一キャリッジ7の1/2の速さで同じ方
向に移動するよう構成されている。これにより、レンズ
10までの光路長が一定になるように操作可能となって
いる。上記レンズ10は、焦点距離固定で変倍時に光軸
方向へ移動されるようになっている。
【0029】上記CCD11センサは、原稿の1画素が
CCDセンサの1画像に対応している。このCCDセン
サ11の出力は、A/D変換部へ出力されるようになっ
ている。第一、第二キャリッジ7,9、ミラー12a,
12bの移動は、それぞれ不図示のステッピングモータ
により行われる。
【0030】上記第一、第二キャリッジ7,9は、上記
ステッピングモータの回転軸に連結された不図示のドラ
イブプリーとアイドルプリーの間に掛け渡された不図示
のタイミングベルトの動作に応じて移動するようになっ
ている。
【0031】上記レンズ10は、対応する不図示のステ
ッピングモータにより不図示のスパイラルシャフトが回
転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動す
るようになっている。図1の符号60は、レーザーダイ
オードである。このレーザーダイオード60に対応して
コリメートレンズ62、ポリンゴンミラー(多面反射
鏡)64、レンズ66、反射鏡68、70、レンズ72
が配置され露光装置52がレーザー光を感光体ドラム5
0に照射するようになっている。
【0032】上記プリンタ3は、例えばレーザー光学系
と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み合わせ
ている。即ち、プリンタ3は、装置内の略中央部に回転
自在に軸支された感光ドラム50を有し、この感光体ド
ラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転
写チャージャ55、剥離チャージャ56、PCCチャー
ジャ57、除電ランプ58及び帯電チャージャ59が順
に配置されている。上記感光体ドラム50は、帯電チャ
ージャ59によって一様に帯電されるようになっている
と共に、上記スキャナ2からレーザー光を出力して上記
感光体ドラム50上に原稿の画像を形成するようになっ
ている。
【0033】そして、上記感光体ドラム50上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置54により現像され、後述す
る給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ2
0、アライニングローラ25を介して送紙されるコピー
用紙P上に現像画像を転写チャージャ55によって転写
される。そして、この転写チャージャ55による転写後
のコピー用紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージ
ャ56により剥離されて、搬送ベルトを介して定着器7
1に搬送される。そして、この定着器71によって現像
画像が溶融定着されたコピー用紙Pは、排紙ローラ対7
3により排紙トレイ74aを有するユニット74に排出
される。
【0034】ユニット74は、排紙ローラ対73から排
紙されるコピー用紙Pをフェイスダウンするローラ対7
4bを有し、更にユニット74の上部にステープルソー
トモードの際に1部毎にステープルするステープラ74
cを有している。
【0035】一方、上記コピー用紙Pへの現像画像の転
写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、
PCCチャージャ57により清掃され、除電チャージャ
58により感光体ドラム50上の電位を一定のレベル以
下にして、次のコピーを動作を可能にしている。尚、コ
ピー用紙Pの両面に印刷する両面コピーの場合には、前
述した定着器71によって現像画像が溶融定着されたコ
ピー用紙Pは、搬送路75aを介して搬送された後トレ
イ75bに蓄積される。
【0036】このトレイ75bに蓄積された片面印刷済
みのコピー用紙Pは、搬送路75cを介して前述した転
写チャージャ55に搬送され、印刷されていない他方の
面に現像画像が転写される。また、トレイ75bの下部
には、光反射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ7
5b上にスタックされる用紙の有無が検知される。ま
た、搬送路75a、トレイ75b、搬送路75c、及び
紙センサ75dとから自動両面反転機構としての自動両
面装置(ADD)75が構成されている。
【0037】また、図1中の符号30は前記装置本体1
のフロント側より脱着自在に上下複数段に装着された給
紙手段としての給紙カセットである。この給紙カセット
30は、コピー用紙Pが収納された筐体であるカセット
ケース31からなり、このカセットケース31の取り出
し端部は用紙取り出し方向に向け傾斜させてなる構成を
有する。そして、前記給紙カセット30のカセットケー
ス31内に収納されたコピー用紙Pはピックアップロー
ラ81にて最上層からピックアップされて取り出される
ように構成されている。かかるピックアップローラ81
にて取り出されて、前記カセットケース31の取り出し
端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケ
ース31の取り出し端部の内側上方に配置された給紙ロ
ーラ84と分離ローラ(また分離パッド)85からなる
用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け
搬送される。
【0038】図2は実施の形態に係る画像形成装置の制
御系の構成を示す図である。
【0039】この図2に於いて、画像形成装置は、装置
全体の制御を司るCPU100、コントロールパネル1
03、メカ部制御用のCPU106、画像処理部10
7、バスコントローラ108、ROM101、RAM1
02等が制御バスB1を介して相互に接続され、上記C
PU100により全体の制御がなされる。
【0040】さらに、バスコントローラ108には、ハ
ードディスクドライブ110、ファクシミリ送受信部1
11、ページメモリ112、ネットワークインターフェ
イス113が、制御バスB2を介して接続されている。
そして、上記CPU100は、バスコントローラ108
及び制御バスB2を介して、ハードディスクドライブ1
10、ファクシミリ送受信部111、ページメモリ11
2、ネットワークインターフェイス113を制御するよ
うになっている。
【0041】また、画像処理部107、プリンタ部10
5、ファクシミリ送受信部111、ページメモリ112
は、画像バスB3を介して画像データの受け渡しを行う
ように構成されている。さらに、制御バスB2でも、画
像データをハードディスク110、ページメモリ11
2、ファクシミリ送受信部111、ネットワークインタ
ーフェイス114で受け渡しできるように構成されてい
る。これに加えて、画像形成装置のスキャナ部104、
プリンタ部105、ファクシミリ送受信部111は、個
々に独立して動作可能となっている。
【0042】図3は上記スキャナ部104及び画像処理
部107の詳細な構成を示す図である。図3に於いて、
スキャナ部104のスキャナCPU104aには、照明
ランプ104bを制御するランプ制御部104c、走査
モータ104dを制御するモータドライバ104e、セ
ンサ、スイッチ、ソレノイド等を駆動制御する駆動部1
04gが接続され、当該CPU104aはこれらを制御
する。
【0043】さらに、画像処理部107は、CCD等の
光電素子115からの画像データについて画像処理する
為のA/D変換回路107a、解像度変換回路107
b、シェーディング補正回路107c、画質改善回路1
07d、2値化回路107eを有している。上記光電素
子115で読みとられた画像データは、画像処理部10
7の2値化回路107eから、画像バスB3を介してペ
ージメモリ112に送信され、当該ページメモリ112
に記憶される。
【0044】図4は上記プリンタ部105の詳細な構成
を示す図である。
【0045】この図4に於いて、プリンタ部105のプ
リンタCPU105aには、メインモータ105bを駆
動するメインモータドライバ105c、センサ、スイッ
チ、ソレノイド等105dを駆動制御する駆動部105
e、定着ランプ105fを制御する定着ランプ制御部1
05g、帯電チャージャ105h、転写チャージャ10
5i、剥離チャージャ105j、PPCチャージャ10
5kを制御する高圧出力制御部105m、除電ランプ1
05nを制御する除電ランプ制御部105c、給紙ロー
ラ105p、ピックアップローラ105q用の給紙モー
タ105rを制御する給紙制御部105s、電光変換部
(レーザダイオード)105t、ポリゴンモータ105
u用のレーザ駆動回路105vを駆動する変調回路10
5wが接続されている。プリンタCPU105aは、こ
れらの動作を制御する。
【0046】このような構成のプリンタ部105によ
り、ページメモリ112から画像バスB3を介して送ら
れてきた画像データは、プリンタCPU105aによる
制御の下、所定の用紙に印刷されるようになっている。
【0047】図5は上記ファクシミリ送受信部111の
詳細な構成を示す図である。
【0048】この図5に於いて、ファクシミリ送受信部
111のファクシミリCPU111aは、制御バスI/
F、画像バスI/Fからなるインタフェイス制御回路1
11b、制御プログラムが格納されているメモリ(EP
ROM)111c、画像データを格納するメモリ(SR
AM)111d、入出力の際に画像データを圧縮/伸長
するCODEC111e、画像データを送受信する際の
圧縮/伸長のためのCODEC111f、通信回線に接
続されて例えば公衆回路網を制御するNCU(Network
Control Unit)111gを介してデータの送受信を行う
為の変調/復調を行うモデム111hに接続されてお
り、これらを制御する。
【0049】このような構成のファクシミリ送受信部1
11では、ページメモリ112、画像バスB3を介して
送られてきた画像データに対し、圧縮等の処理を行っ
て、通信回線に出力すると共に、通信回線を介して受信
した画像データに伸長等の処理を施し、画像バスB3を
介してページメモリ112に送信し、当該ページメモリ
112に一時記憶されるようになっている。
【0050】図6はページメモリ112の構成を示す図
である。
【0051】この図6に於いて、ページメモリ112に
は画像データ蓄積用に多数のDRAM112c、回転処
理用にSRAM112b、圧縮/伸長用にCODEC1
12dが搭載され、これらは全てページメモリコントロ
ーラ112aに接続されていて、ページメモリコントロ
ーラ112aの制御対象となる。
【0052】また、ページメモリコントローラ112a
には、制御バスB2、画像バスB3の両方に接続されて
おり、当該制御バスB2と画像バスB3を介したページ
メモリ112へのアクセスの調停作業も行う。上記ペー
ジメモリ112上の画像データに対する圧縮、伸長、回
転、合成といった各種の画像処理は、CPU100がバ
スコントローラ、制御バスB2を介してページメモリコ
ントローラ112aを制御することで達成する。また、
ページメモリ112上の画像データへのアクセスは、制
御バスB2、画像バスB3のいずれからも可能であり、
アクセスの調停作業はページメモリコントローラ112
aが行うことになる。
【0053】以下、上記構成の画像形成装置に適用する
ハードディスクドライブ、及びそのファイルの制御方法
を説明する。
【0054】一般に、計算機等で採用されているハード
ディスクドライブの制御は、ソフトウェアのシーケンス
に基づいて実行される。かかるソフトウェアは、通常、
図7に示されるような3階層構造となっており、本実施
の形態に係る画像形成装置で採用するソフトウェアにも
当該3階層構造を採用している。
【0055】すなわち、図7に於いて、各ソフトウェア
の主な動作として、アプリケーション層200では、ハ
ードディスクドライブ上へファイルのオープン(ope
n)、クローズ(close)、生成(create)、読み出し(rea
d)、書き込み(write)、削除(delete)、ファイル名の変
更(rename)、追加(append)等を、ファイル単位で一般化
したハードディスクドライバ202に対し行うことがで
きる。
【0056】例えば、MS−DOSでは「C:」に対
し、UNIXでは「/dev/sd0a」に対し、上記
コマンドを入力して行うことになる。
【0057】このアプリケーション層200からの指示
に従い、ファイルシステム201がそのファイル管理方
法に基づいてファイルを管理し、ハードディスクドライ
バ202へのアクセス指示を出す。ハードディスクドラ
イバ202は、ファイルシステム201の指示に従い、
当該ハードディスクドライバ202内のコントローラよ
りハードディスク203へコマンドを発行し、動作させ
る。
【0058】本実施の形態では、計算機から流用する上
記ファイルシステムを、DOSファイルシステムとし、
それを基にして画像形成装置での制御方法の拡張を施す
ものである。以下、この制御方法の拡張を説明する。
【0059】図8はDOSファイルシステムのディスク
上の領域管理を示す図である。
【0060】この図8に於いて、予約領域210とは、
システムが予約している領域のことであり、MS−DO
SではMS−DOSをハードディスクから起動させる為
のイニシャル・プログラム・ローダ(Initial Program
Loader)が記憶されている。そして、FAT(File Allo
cation Table)領域211は、ファイルやディレクトリ
を構成しているクラスタのリンク状態や使用クラスタ、
不良クラスタに関する情報が予め記録されている管理テ
ーブルである。
【0061】また、ディレクトリ領域212には、ファ
イルに関連した情報が記憶される。即ち、図9に示され
るように、例えばファイル名、拡張子、属性、予約、更
新日時、更新時刻、FAT先頭番号、ファイルサイズ等
といったファイルに関連した情報を有したディレクトリ
エントリ構造となっている。
【0062】さらに、データ領域213には、ファイル
の実際の中身のデータが置かれている。図10に示され
るように、DOSファイルシステムでは、このデータ領
域213はクラスタ301と称される単位で管理され
る。このクラスタ301は、複数のセクタ300(通常
512バイト)から構成されている。この為、DOSフ
ァイルシステムでは、ハードディスクのデータ領域への
アクセスは、必ずセクタ単位のアクセスとなる。
【0063】以下、図11及び図12を参照して、DO
Sファイルシステム上でのファイルの内容、即ちデータ
へのアクセス方法の概要を説明する。
【0064】アプリケーション層200で、例えばファ
イルの読み込みといった動作が指示されると、ファイル
システム201では、先ずディレクトリ領域212の各
ディレクトリエントリ構造中のファイル名を検索する。
ここで、合致するファイル名が存在しない場合には(ス
テップS3)、アプリケーション層200にERROR
を返送し、動作を終了する(ステップS4)。
【0065】一方、合致するファイル名が存在する場合
には(ステップS3)、そのエントリの先頭のFAT番
号を取得する(ステップS5)。
【0066】そして、FAT領域で先頭のFAT番号が
指すFATを参照し、そのFAT番号に対応するクラス
タ番号のデータ領域213に対してアクセスする。ま
た、2つ以上のクラスタにまたがるデータのアクセス方
法は、FATエントリに記述されている内容は、次のF
ATを指し示すようになっている。
【0067】即ち、前述した例では、先頭のFAT番号
で指されるFATエントリには、次のFATエントリの
番号が記述され、各FATエントリに対応したクラスタ
を順次アクセスする。そして、ファイルの終わりのクラ
スタに対応するFATエントリには、「0xFFFF」
コードが記述されている(ステップS6,S7)。この
ようFATチェインをたどることで、得られたクラスタ
番号に対応するデータ領域のデータを読み出す。
【0068】また、ファイルシステム201では、ファ
イルの消去の扱いは、アプリケーション層200から指
定された消去するファイル名を前記のディレクトリ領域
212の各ディレクトリエントリから検索する。その結
果、合致した場合、そのディレクトリエントリのファイ
ル名の先頭の文字を「0xE5」コードに書き換えるこ
とで消去動作を達成する。即ち、消去するファイルのデ
ィレクトリエントリの一部の変更のみで、実際のファイ
ルのデータはハードディスク上に存在する。
【0069】そして、ファイルの消去後に新たにファイ
ルの書き込みを行うと、DOSファイルシステム201
は、ディレクトリエントリの「0xE5」のコードを消
去済みと判断し、先に消去したファイルと同一のデータ
領域へ上書きを行い、そのディレクトリエントリを新た
に書き換えることとなる(ステップS8)。
【0070】このとき、アプリケーション層200に対
しては、ファイルデータとファイルの最後であるコード
(EOF;End Of File)を返送することになる。
【0071】ここで、画像形成装置では、ハードディス
クドライブを半導体メモリの代替として使用する。即
ち、1回の複写ジョブで読み込んだ原稿データをファイ
ル化してハードディスクドライブへ置き、印刷時にハー
ドディスクドライブから読み出し使用する。一旦、複写
ジョブが終了してしまえば、その画像データは破棄して
も構わず、画像データの長期保存もしない、且つ、この
画像データは画像形成装置の電源を遮断して失っても構
わない特徴がある。この点が、計算機等で扱うファイル
と大きく性質を異にするものである。
【0072】よって、画像形成装置では、複写毎に画像
等データファイルの作成、消去を繰り返すため、計算機
等で使用しているDOSファイルシステムを画像形成装
置へそのまま流用すると、上記DOSファイルシステム
の制御では大容量のハードディスクであってもその特定
領域しか使用しないということが発生する。
【0073】また、DOSファイルシステムの特徴でも
あるクラスタ単位でファイルを管理する方式であると、
例えファイル中の1バイトのデータを書き換えたくと
も、最低1クラスタのデータを読み出し、1バイトの変
更を加え再度、そのクラスタを書き戻すといった作業と
なる。このリード・モディファイ・ライト制御方法を画
像形成装置でそのまま使用すると、ハードディスクへの
データライト時間の増大につながる。
【0074】以下、本実施の形態に係る画像形成装置に
よる、DOSファイルシステムの拡張について詳細に説
明する。
【0075】先ず、図13を参照して、拡張の基本概念
を説明する。
【0076】本実施の形態では、画像形成装置でのファ
イル、即ち画像データの管理は、ページ毎をファイルと
して管理することを基本としている。ファイルの生成順
番も手置きの場合は1ページから発生し、ADF(自動
原稿送り装置)使用の場合は最終ページから発生する。
いずれの場合も、ファイルの発生した順番でハードディ
スクに書き込みが行われる。このため、図13(a)に
示されるように、一度の複写ジョブでハードディスク上
のデータ領域302には、一連の配置となるファイル群
が形成される。
【0077】そして、従来技術のように、複写終了時に
アプリケーション層200でファイル削除を指示する。
このとき、本実施の形態では、ファイルシステム201
はDOSファイルと同様にアプリケーション層200か
ら渡された削除するファイルのファイル名に合致するデ
ィレクトリエントリをディレクトリ領域212から検索
する。そして、ファイル名に合致するものがディレクト
リエントリに存在しなければファイルシステムはアプリ
ケーション層200に対してエラーを返す。
【0078】これに対して、合致するファイル名がディ
レクトリエントリに存在すれば、そのエントリのファイ
ル名の先頭の文字を「0xE5」の消去コードに書き換
え、アプリケーション層200に正常終了を表すステー
タスを返す。
【0079】これで1複写ジョブが終了となる。そこ
で、更に複写ジョブが発生すると、上記のような一連の
ファイルの書き込みが発生する。
【0080】本実施の形態では、ファイルシステムでフ
ァイル発生時にディレクトリ領域212を検索し、消去
済みのコードである「0xE5」のあるディレクトリエ
ントリは再使用(上書き)せず、未使用を表すディレク
トリエントリ(コード0x00)を検索し、新たにファ
イルをハードディスク上に書き込んでいく。
【0081】即ち、図13(b)に示されるように、既
に複写ジョブによって使用され当該ジョブ終了時にファ
イルが消去された領域304には、上書きをせず、当該
領域の最終アドレスから始まるデータ領域303にデー
タを書き込む。このように、ハードディスク上にファイ
ルを作成していくと、ハードディスク上のデータ領域2
13を全域に渡り使用することが可能となり、ハードデ
ィスクの特定の領域に偏った使用が発生するという画像
形成装置特有の問題が解消される。しかも、この動作は
ファイルシステムが行うのでアプリケーション層200
が意識することなく、この動作を行うことが可能であ
る。
【0082】尚、本実施の形態で対象とするファイルシ
ステムでは、画像形成装置の電源投入後に発生する画像
軽装装置のウォームアップ時間中に複写ジョブで既に使
用し一度消去したファイルのディレクトリエントリのコ
ード、即ち「0xE5」を未使用を意味する「0x0
0」に書き換える動作を行う。これにより、画像形成装
置の電源投入後には、前回使用したハードディスク上の
データ領域は未使用としてファイルシステムが認識する
ことができ、再度利用可能となる。以下、この動作を、
使用済み領域のフラッシュと称する。
【0083】次に、図14のフローチャートを参照し
て、画像形成装置の使用中に使用済み領域をフラッシュ
させる制御を説明する。ハードディスクの容量は有限で
あるため、画像形成装置使用中にも容量不足で使用済み
領域をフラッシュさせる必要が生じるが、かかる場合に
この制御がなされる。
【0084】先ず、使用済み領域の容量がハードディス
ク全体の容量の数十%を上回ると(ステップS10)、
使用済み領域のフラッシュの準備状態に入り(ステップ
S11)、複写ジョブが終了してから一定時間経過して
も新たな複写ジョブが発生していない場合には(ステッ
プS12)、使用済み領域のフラッシュ動作を開始する
(ステップS13)。即ち、この動作は、予め設定され
た閾値、例えば、ハードディスクの使用済み容量が全容
量の数十%を上回った等でフラッシュ準備状態に入り、
且つ当該フラッシュ準備状態で複写ジョブが終了し一定
時間経過しても次の複写ジョブが発生しない場合にフラ
ッシュ動作に入る。
【0085】フラッシュ動作では、一番最新に作成され
たファイルの順番でコードの変更が行われる(図15参
照)。これは、フラッシュ動作中に新たな複写ジョブが
発生した場合のことを考慮したものである。
【0086】即ち、新たに複写ジョブが発生すると、フ
ラッシュ動作は直ちに停止し複写ジョブが優先される
(ステップS16)。複写動作(ファイル作成)を開始
して(ステップS17)、一連の複写ジョブを終了する
と(ステップS18)、上記ステップS10に移行し待
機状態となる。一方、新たに複写ジョブが発生しない場
合には(ステップS14)、使用済み領域のフラッシュ
動作を終了し(ステップS15)、全ての動作を終了す
る。
【0087】以上の手法による効果を図16を参照して
説明する。
【0088】図16(a)に示されるように、ファイル
が生成された順番でフラッシュ動作(ディレクトリエン
トリのコード変更)が行われる。即ち、使用済み領域4
01と400が存在する場合には、最新に使用されや領
域400をフラッシュし、当該フラッシュ終了により未
使用と認識する。
【0089】そして、図16(b)に示されるように、
上記領域400のフラッシュ動作が完全に終了した後
に、新たな複写ジョブが発生した場合には、フラッシュ
済みの領域400の開始アドレス、即ち領域401の終
了アドレス以降に存在する領域を当該新たな複写ジョブ
によるファイル生成に使用する。
【0090】一方、上記フラッシュ動作の最中に新たな
複写ジョブが発生した場合には、当該領域400のフラ
ッシュ動作を中段し、当該フラッシュが終了している領
域400中のアドレスを新たな領域の開始アドレスと定
義し、かかる領域を新たな複写ジョブによるファイル生
成に使用する。かかる手法を取ることにより、ハードデ
ィスク上でのファイルの分断を防ぐことが可能となる。
【0091】次に本発明の画像形成装置及び方法の他の
実施の形態を説明する。
【0092】ここでは、ハードディスクとファイルの制
御でファイル生成するときにおけるDOSファイルシス
テムの拡張動作を説明する。
【0093】ハードディスクとメモリ上のデータとのや
り取りは、512バイト単位で行うものとする。これ
は、セクタと称され、規格化されている。DOSファイ
ルシステムでは、このセクタの複数個をまとめてクラス
タという単位で管理する。前述したように、ファイルの
ハードディスクへの書き込み読み出しは、このクラスタ
単位で行なうことになる。
【0094】その為、DOSファイルシステムをそのま
ま流用した場合、図17(a)に示されるように、ハー
ドディスク上のファイルの内容を1バイト変更する場合
でも、その1バイトが属するクラスタをメモリ上にハー
ドディスクから読み出しメモリ上で、変更したい1バイ
トを修正し、ハードディスクに書き戻すリード・モディ
ファイ・ライト動作がDOSファイルシステムの基本動
作となる。この動作は、ファイル作成時にも発生し、書
き込み場所のクラスタ上に存在するデータをハードディ
スクから読み出し、メモリ上で書き込みたいデータと合
成し、ハードディスクに書き戻す動作を行う。
【0095】これに対して、本実施の形態によるDOS
ファイルシステムの拡張では、図17(b)に示される
ように、上記DOSファイルシステムが行うファイル作
成時のリード・モディファイ・ライト動作を廃止して、
メモリ上にあるファイル化したい画像データをクラスタ
の倍数になるように0情報を付加し、ファイル作成時の
みライト動作のみでファイルをハードディスク上に書き
込み動作を行う。
【0096】これにより、ファイル生成の時間が大幅に
短縮され、画像形成装置でハードディスクを使用する場
合、ファイル作成の為のハードディスクアクセス時間の
短縮化をもたらすといった効果を奏する。
【0097】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
磁気記憶装置及びファイルシステムの動作を、画像形成
装置で使用する場合において、上記磁気記憶装置の特定
領域部分に集中するアクセス負荷を軽減すること、及び
ファイルシステムの動作を拡張することが可能な画像形
成装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
構成図である。
【図2】実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成
を示す図である。
【図3】スキャナ部104及び画像処理部107の詳細
な構成を示す図である。
【図4】プリンタ部105の詳細な構成を示す図であ
る。
【図5】ファクシミリ送受信部111の詳細な構成を示
す図である。
【図6】ページメモリ112の構成を示す図である。
【図7】ソフトウェアの3階層構造を示す図である。
【図8】DOSファイルシステムのディスク上の領域管
理を示す図である。
【図9】ディレクトリ領域212のディレクトリエント
リ構造を示す図である。
【図10】DOSファイルシステムにおいて、ータ領域
213を区分する単位であるクラスタについて説明する
ための図である。
【図11】DOSファイルシステム上でのファイルの内
容、即ちデータへのアクセス方法の概要を説明する。
【図12】DOSファイルシステム上でのファイルの内
容、即ちデータへのアクセス方法の概要を説明する。
【図13】実施の形態に係る画像形成装置による、DO
Sファイルシステムの拡張の基本概念を説明するための
図である。
【図14】画像形成装置の使用中に使用済み領域をフラ
ッシュさせる制御を示すフローチャートである。
【図15】フラッシュ動作にて、一番最新に作成された
ファイルの順番でコードの変更が行われる様子を示す図
である。
【図16】新たに複写ジョブが発生したとき、フラッシ
ュが中断した時点からファイルをハードディスク上に生
成する様子を示す図である。
【図17】本発明の画像形成装置及び方法の他の実施の
形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 スキャナ 3 プリンタ 4 ADF 5 原稿台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の画像を読み取り、当該画像データ
    に所定の画像処理を施した後に所定の複写動作を行う画
    像形成装置において、 上記画像データの入力を受ける入力手段と、 上記画像データを一時的に記憶する記憶手段と、 先の複写動作でファイルが生成され当該複写動作終了と
    共に画像データの記憶が消去された上記記憶手段の第1
    の領域の最終アドレス以降に存在する第2の領域を、次
    の複写動作に使用するよう制御する制御手段と、を具備
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 媒体の画像を読み取り、当該画像データ
    に所定の画像処理を施した後に所定の複写動作を行う画
    像形成装置において、 上記画像データの入力を受ける入力手段と、 上記画像データを一時的に記憶する記憶手段と、 画像形成装置が複写動作可能な状態になってから所定時
    間以上、複写動作が指示されない場合に、先の複写動作
    で使用された上記記憶手段の領域を、次の複写動作に再
    使用可能とするよう制御する制御手段と、を具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 媒体の画像を読み取り、当該画像データ
    に所定の画像処理を施した後に所定の複写動作を行う画
    像形成装置において、 上記画像データの入力を受ける入力手段と、 上記画像データを一時的に記憶する記憶手段と、 先の複写動作で使用した記憶手段の領域のうち、最新に
    使用された領域から順に再使用可能となるように処理
    し、当該処理中に新たな複写動作が指示されると、直ち
    に上記処理を中止し、当該処理が終了した領域中の所定
    位置より続けて次の複写動作に使用するよう制御する制
    御手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記記憶手段の所定領
    域にファイルを生成するとき、画像データにファイル管
    理の所定単位となるような所定情報を付加し、当該所定
    情報を不可した画像データを上記記憶手段に書き込むこ
    とでファイル生成するよう制御することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、電源投入直後の所定時
    間内において、先に電源が遮断される前に複写動作で使
    用された上記記憶手段の領域を、再使用可能な状態にす
    ることを更に特徴とする請求項1乃至4に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 記憶手段を有し、媒体の画像を読み取
    り、当該画像データに所定の画像処理を施した後に所定
    の複写動作を行う画像形成装置による画像形成方法にお
    いて、 先の複写動作でファイルが生成され当該複写動作終了と
    共に画像データの記憶が消去された上記記憶手段の第1
    の領域の最終アドレス以降に存在する第2の領域を、次
    の複写動作に使用するよう制御することを特徴とする画
    像形成方法。
  7. 【請求項7】 記憶手段を有し、媒体の画像を読み取
    り、当該画像データに所定の画像処理を施した後に所定
    の複写動作を行う画像形成装置による画像形成方法にお
    いて、 上記画像形成装置が複写動作可能な状態になってから所
    定時間以上、複写動作が指示されない場合に、先の複写
    動作で使用された上記記憶手段の領域を、次の複写動作
    に再使用可能とするよう制御することを特徴とする画像
    形成方法。
  8. 【請求項8】 記憶手段を有し、媒体の画像を読み取
    り、当該画像データに所定の画像処理を施した後に所定
    の複写動作を行う画像形成装置による画像形成方法にお
    いて、 先の複写動作で使用した記憶手段の領域のうち、最新に
    使用された領域から順に再使用可能となるように処理
    し、当該処理中に新たな複写動作が指示されると、直ち
    に上記処理を中止し、当該処理が終了した領域中の所定
    位置より続けて次の複写動作に使用するよう制御するこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】 上記記憶手段の所定領域にファイルを生
    成するとき、画像データにファイル管理の所定単位とな
    るような所定情報を付加し、当該所定情報を不可した画
    像データを上記記憶手段に書き込むことでファイル生成
    するよう制御することを更に特徴とする請求項6乃至8
    のいずれかに記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 電源投入直後の所定時間内において、
    先に電源が遮断される前に複写動作で使用された上記記
    憶手段の領域を、再使用可能な状態にすることを更に特
    徴とする請求項6乃至9に記載の画像形成方法。
JP10071609A 1998-03-20 1998-03-20 画像形成装置及び方法 Pending JPH11275325A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100418357C (zh) * 2004-08-18 2008-09-10 佳能株式会社 图像处理装置和图像处理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100418357C (zh) * 2004-08-18 2008-09-10 佳能株式会社 图像处理装置和图像处理方法

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