JPH11274202A - バンプ形成装置およびバンプ形成に使用されるチップトレイ - Google Patents

バンプ形成装置およびバンプ形成に使用されるチップトレイ

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JPH11274202A
JPH11274202A JP7566998A JP7566998A JPH11274202A JP H11274202 A JPH11274202 A JP H11274202A JP 7566998 A JP7566998 A JP 7566998A JP 7566998 A JP7566998 A JP 7566998A JP H11274202 A JPH11274202 A JP H11274202A
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JP
Japan
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chip
tray
bump
chip tray
semiconductor
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JP7566998A
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English (en)
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Koichi Oka
幸一 岡
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11274202A publication Critical patent/JPH11274202A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68313Auxiliary support including a cavity for storing a finished device, e.g. IC package, or a partly finished device, e.g. die, during manufacturing or mounting

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バンプ形成効率を向上させるのに有効なバンプ
形成装置およびバンプ形成に使用されるチップトレイを
提供する。 【解決手段】チップトレイ(14)のチップ収容領域
(11)に貫通孔(16)を形成し、該貫通孔(16)
上に半導体チップ(12)を載置した状態でチップ吸着
手段(18)により各半導体チップ(12)を吸着固定
する。これにより、チップトレイ(14)に収容された
半導体チップ(12)の位置決めと固定が行われる。そ
して、この吸着固定された各半導体チップ(12)に対
し、バンプ形成手段(10)によってバンプを形成して
ゆく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ形成装置お
よびバンプ形成に使用されるチップトレイに関し、特
に、バンプ形成効率を向上させるのに有効なバンプ形成
装置およびバンプ形成に使用されるチップトレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの活性面が基板実装面側に
形成されたフェースダウン構造を有する半導体装置で
は、該半導体装置に組み込まれる半導体チップの電極面
にバンプが形成され、該形成されたバンプが外部電極端
子となって基板に実装される。
【0003】上記のようなバンプの形成方法の一つとし
て、従来から熱圧着法や超音波圧着法等のワイヤボンデ
ィング技術によるものが行われている。
【0004】このワイヤボンディング技術を適用したバ
ンプ形成装置では、Au等の金属製ワイヤーを挿入した
キャピラリを半導体チップの活性面に近接させた状態
で、該キャピラリに放電等のエネルギーを印加して金属
製ワイヤーを溶融し、該溶融したワイヤーを半導体チッ
プの電極面に圧着するとともに金属製ワイヤーを切断す
ることにより、バンプの形成が行われる。
【0005】上記のようなバンプ形成装置には、バンプ
形成の対象となる半導体チップを真空吸着する吸着手段
が設けられており、該吸着手段によって固定された半導
体チップにバンプを形成してゆくことにより、安定した
圧着を実現している。
【0006】ここで、従来のバンプ形成装置では、上記
吸着手段に半導体チップを供給する方法として、ピンセ
ット等を使用して個々の半導体チップを供給してゆく方
法が用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
個々の半導体チップを供給してゆく方法では、生産性が
悪く、また、半導体チップの位置決め等が困難となるた
め、ボンディング精度にも悪影響を与える原因となって
いた。
【0008】そこで、本発明は、バンプ形成効率を向上
させるのに有効なバンプ形成装置およびバンプ形成に使
用されるチップトレイを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、半導体チップ(12)にバ
ンプを形成するバンプ形成装置において、チップ収容領
域(11)に貫通孔(16)を有し、前記半導体チップ
(12)を該チップ収容領域(11)に収容するチップ
トレイ(14)と、前記チップトレイ(14)に収容さ
れた前記半導体チップ(12)を前記貫通孔(16)を
介して吸着するチップ吸着手段(18)と、前記チップ
吸着手段が吸着した半導体チップ(12)にバンプを形
成するバンプ形成手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記チップ吸着手段(18)は、前
記半導体チップ(12)とともに前記チップトレイ(1
4)を吸着することを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、前記チップトレイ
(14)を加熱するチップトレイ加熱手段(20)をさ
らに具備し、前記チップトレイ(14)は、熱伝導性の
良い材料で形成されていることを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明において、バンプが
形成されていない半導体チップ(12)を複数収容した
前記チップトレイ(14)を前記チップ吸着手段(1
8)に連続供給するチップトレイ供給手段(22)と、
前記バンプ形成手段(10)によるバンプの形成が終了
したチップトレイ(14)を前記チップ吸着手段(1
8)から取り外し、順次収容するチップトレイ収容手段
(24)とをさらに具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明は、半導体チッ
プ(12)にバンプを形成するバンプ形成装置におい
て、チップ収容領域(11)に貫通孔(16)を有し、
前記半導体チップ(12)を該チップ収容領域(11)
に収容するチップトレイ(14)と、前記貫通孔(1
6)と連通する連通孔(36)および前記チップトレイ
(14)を加熱するヒーター(38)を有し、前記チッ
プトレイ(14)を載置するバンプ形成ステージ(2
6)と、前記チップトレイ(14)に収容された前記半
導体チップ(12)を前記貫通孔(16)および前記連
通孔(36)を介して吸引する真空ポンプ(30)と、
前記真空ポンプ(30)によって吸引されている半導体
チップ(12)にバンプを形成するキャピラリーツール
(34)とを具備することを特徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明は、半導体チッ
プ(12)にバンプを形成する際に使用されるチップト
レイ(14)において、チップ収容領域(11)に貫通
孔(16)を有し、前記半導体チップ(12)を該チッ
プ収容領域(11)に収容することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】(発明の概要)図1は、本発明の第1の実
施形態に係るバンプ形成装置の構成を示すブロック図で
ある。本発明は、同図に示すように、チップトレイ14
のチップ収容領域11に貫通孔16を形成し、該貫通孔
16上に半導体チップ12を載置した状態でチップ吸着
手段18により各半導体チップ12を吸着固定する。こ
れにより、チップトレイ14に収容された半導体チップ
12の位置決めと固定が行われる。そして、この吸着固
定された各半導体チップ12に対し、バンプ形成手段1
0によってバンプを形成してゆくことにより、前述した
課題を解決するものである。
【0017】以下、本発明の内容をさらに詳細に説明す
る。
【0018】(第1の実施形態)以下、本発明の第1の
実施形態に係るバンプ形成装置の構成を図1に示す各ブ
ロックごとに説明する。尚、同図において、半導体チッ
プ12およびチップトレイ14は断面図で示し、他の構
成はブロック図で示している。
【0019】チップトレイ14は、樹脂や金属等の材料
で形成され、半導体チップ12の大きさに応じて区画さ
れたチップ収容領域11が複数設けられる。各チップ収
容領域11は、同図に示すように、半導体チップ12の
幅よりもやや大きめに形成される。このチップ収容領域
11の大きさは、半導体チップ12の位置決め精度に応
じて決定する。例えば、半導体チップ12の位置決め精
度を向上させてバンプ形成の自動化を図りたい場合に
は、チップ収容領域11の開口幅を半導体チップ12の
幅と同等の大きさで形成し、チップ収容領域11に収容
された各半導体チップ12が所望の位置に収容されるよ
うに構成する。
【0020】各チップ収容領域11には、同図に示すよ
うに、チップトレイ14の底面に貫通する貫通孔16が
1つ以上設けられる。この貫通孔16の開口断面は、半
導体チップ12の底面より小さく形成され、チップ収容
領域11の中心に配置することが好ましい。
【0021】チップ吸着手段18は、貫通孔16を介し
て、チップ収容領域11に収容された半導体チップ12
を吸着する手段であり、減圧機、吸引ポンプ、真空ポン
プ等が使用される。このチップ吸着手段18による吸引
作用により、各半導体チップ12はチップトレイ14の
筐体に仮固定される。望ましくは、チップ吸着手段18
の吸着作用により、チップトレイ14を当該チップ吸着
手段18に吸着し、半導体チップ12の仮固定を確実に
する。
【0022】バンプ形成手段10は、チップ吸着手段1
8の吸引作用によって仮固定された半導体チップ12に
バンプを形成する手段であり、熱圧着法や超音波圧着法
を実施するキャピラリーツールが使用される。このバン
プ形成手段10は、仮固定によって位置決めされた半導
体チップ12の活性面に所定の間隔でバンプを連続的に
形成してゆく。そして、1つの半導体チップ12のバン
プ形成が終了すると、他のチップ収容領域11に収容さ
れた半導体チップ12のバンプ形成を行う。この作業を
チップトレイ14に収容されたすべての半導体チップ1
2について行う。
【0023】上記のように構成される本発明の第1の実
施形態によれば、複数の半導体チップ12がチップトレ
イ14に吸着固定されるため、バンプ形成の作業効率を
向上させることができる。
【0024】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係るバンプ形成装置の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、この第2の実施形態に係
るバンプ形成装置は、前述した第1の実施形態に係るバ
ンプ形成装置の構成に加え、チップトレイ14を加熱す
るチップトレイ加熱手段20が設けられる。
【0025】このチップトレイ加熱手段20は、チップ
トレイ14に熱を供給する手段であり、光源による照射
熱や電熱線、あるいは高周波コイル等のヒーターが使用
される。このチップトレイ加熱手段20がチップトレイ
14に供給した熱は、該チップトレイ14の筐体を通っ
て半導体チップ12に伝達され、バンプ形成時に要する
熱エネルギーを補助的に供給する。
【0026】望ましくは、チップトレイ14をアルミニ
ウムや銅等の熱伝導性の良い金属で形成し、半導体チッ
プ12に供給する熱の損失を防止する。
【0027】上記のように構成される本発明の第2の実
施形態によれば、半導体チップ12に補助熱が供給され
るため、バンプの形成をより確実に行うことができる。
【0028】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態に係るバンプ形成装置の構成を示すブロック
図である。同図に示すように、この第3の実施形態に係
るバンプ形成装置は、前述した第1の実施形態に係るバ
ンプ形成装置の構成に加え、バンプ形成が終了していな
いチップトレイを連続供給するチップトレイ供給手段2
2と、バンプ形成が終了したチップトレイを収容するチ
ップトレイ収容手段24が設けられる。
【0029】チップトレイ供給手段22は、バンプが形
成されていない半導体チップ12を収容したチップトレ
イ14(以下、「未処理トレイ」という)をスタック
し、この未処理トレイを順次チップ吸着手段18に供給
する手段であり、チップトレイ収容手段24からの収容
完了通知を受信すると、未処理トレイをチップ吸着手段
18に供給する。
【0030】チップトレイ収容手段24は、バンプが形
成された半導体チップ12を収容したチップトレイ14
(以下、「処理済みトレイ」という)を順次収容してゆ
く手段であり、バンプ形成手段10がバンプ形成終了後
に出力するバンプ形成終了通知を受信すると、チップ吸
着手段18による吸着を解除し、処理済みトレイを収容
する。当該処理済みトレイの収容後、チップトレイ供給
手段22に収容完了通知を行い、次の未処理トレイの供
給を要求する。
【0031】上記のように構成される本発明の第3の実
施形態によれば、バンプの形成工程がチップトレイ単位
で自動化されるため、バンプ形成の効率をより向上させ
ることができる。
【0032】
【実施例】(第1の実施例)図4は、本発明の第1の実
施例に係るバンプ形成装置の構造を示す上面図である。
以下、同図に示すバンプ形成装置の構造を各構成要素ご
とに説明する。
【0033】チップトレイ14には、凹状のチップ収容
領域11が4つ形成され、それぞれ1つの半導体チップ
12を収容する。当該各チップ収容領域11の中央部に
は、チップトレイ14を貫通する円形の貫通孔16が形
成される。当該チップトレイ14は、バンプ形成ステー
ジ26上に載置される。
【0034】バンプ形成ステージ26には、円筒状の通
気路28を介して真空ポンプ30が接続され、該真空ポ
ンプ30の吸引作用によって、バンプ形成ステージ26
内の気圧がコントロールされる。
【0035】キャピラリーツール34は、図示しない位
置決め手段により、図中の矢印で示す方向に移動し、バ
ンプ形成位置で下降してバンプを形成してゆく。このキ
ャピラリーツール34には、Au製のワイヤー32が挿
入されており、放電等の図示しないエネルギー供給手段
から供給されたエネルギーでこの挿入されたワイヤー3
2の先端を溶融し、当該溶融した部分を半導体チップ1
2に圧着する。
【0036】図5は、図4に示すV−V断面を示す断面
図である。同図に示すように、バンプ形成ステージ26
には、チップトレイ14に形成された貫通孔16と連通
する連通孔36が設けられ、その一端が通気路28に接
続される。この連通孔36は、チップトレイ14の底面
にも接触しており、真空ポンプ30の吸引作用によって
半導体チップ12をチップトレイ14に仮固定し、チッ
プトレイ14をバンプ形成ステージ26に仮固定する。
【0037】バンプ形成ステージ26には、さらに、3
本のヒーター38が埋め込まれており、当該各ヒーター
が発生した熱は、バンプ形成ステージ26およびチップ
トレイ14の筐体を通って半導体チップ12に供給され
る。当該熱の供給効率を高めるため、バンプ形成ステー
ジ26およびチップトレイ14は金属で形成されてい
る。
【0038】次に、上記のように構成されるバンプ形成
装置の動作を簡単に説明する。
【0039】まず、バンプ形成ステージ26内に形成さ
れたヒーターを加熱し、バンプ形成ステージ26全体を
温める。
【0040】次に、バンプ形成ステージ26の連通孔3
6と未処理トレイの貫通孔16の位置を合わせながら、
当該未処理トレイをバンプ形成ステージ26上に載置
し、真空ポンプ30を作動させる。
【0041】その後、キャピラリーツール34を図4に
示すような経路で移動させて半導体チップ12にバンプ
を形成してゆく。
【0042】チップトレイ14に収容されたすべての半
導体チップ12についてバンプの形成が終了したら、真
空ポンプをリークして処理済みトレイを取り外し、バン
プ形成ステージ26に次の未処理トレイを載置する。
【0043】以上の一連の動作を繰り返し、バンプの形
成を連続的に実行する。
【0044】尚、本実施例ではAu製ワイヤーによるA
uバンプ形成について述べたが、本発明は、Au製ワイ
ヤーに限定されるものではなく、ハンダ製ワイヤー、C
u製ワイヤー、その他によるものであっても同様の作用
を示す。
【0045】(第2の実施例)図6は、本発明の第2の
実施例に係るバンプ形成装置の構造を示す側面図であ
る。同図に示すバンプ形成装置は、前述した第1の実施
例に係るバンプ形成装置の自動化をさらに進めたもので
ある。
【0046】同図に示すバンプ形成装置において、供給
側トレイマガジン44は、複数の未処理トレイをスタッ
クする装置であり、その内部には、未処理トレイを載置
する供給側トレイスタンド42と、該供給側トレイスタ
ンド42に載置された未処理トレイを押し出す供給側ト
レイプッシャ40が設けられる。この供給側トレイマガ
ジン44には、電動ジャッキやベローズ等で構成された
供給側昇降機構46が接続され、上下動が可能となるよ
うに構成されている。
【0047】予備加熱ステージ56は、供給側トレイマ
ガジン44から供給された未処理トレイを所定温度に加
熱し、バンプ形成ステージ26に移送する。バンプ形成
ステージ26に移送されたチップトレイ14は、前述し
た第1の実施例で説明した動作により処理され、収容側
トレイマガジン52に収容される。
【0048】収容側トレイマガジン52には、供給側ト
レイマガジン44と同様に、バンプ形成の終了した処理
済みトレイを供給側トレイマガジン44内に押し込む収
容側トレイプッシャ48と、当該収容側トレイプッシャ
48によって押し込まれた処理済みトレイを載置する収
容側トレイスタンド50が設けられ、この収容側トレイ
マガジン52にも電動ジャッキ等で構成された収容側昇
降機構54が接続される。
【0049】以下、上記のように構成されるバンプ形成
装置の動作を簡単に説明する。
【0050】まず、供給側昇降機構46により供給側ト
レイマガジン44を一段上昇させ、供給側トレイプッシ
ャ40によって供給側トレイスタンド42に載置された
チップトレイ14を予備加熱ステージ56に押し出す。
【0051】次に、当該押し出されたチップトレイ14
を前に押し出されたチップトレイ14の処理が終了する
まで予備加熱ステージ56で加熱する。そして、当該前
に押し出されたチップトレイ14の処理が終了したら、
予備加熱ステージ56上のチップトレイ14をバンプ形
成ステージに移送する。
【0052】その後、バンプ形成ステージ26上で、真
空ポンプ30による吸着、キャピラリーツール34によ
るバンプ形成を行い、バンプ形成の終了後、収容側トレ
イマガジン52を一段下降させ、収容側トレイプッシャ
48でチップトレイ14を収容側トレイスタンド50に
押し込む。
【0053】チップトレイ14の収容後、再び、供給側
トレイマガジン44を一段上昇させてチップトレイ14
を供給する。以上説明した一連の動作を繰り返し、バン
プの形成をトレイ単位で連続的に実行する。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バンプ形成効率を向上させるのに有効なバンプ形成装置
およびバンプ形成に使用されるチップトレイを提供する
ことができる。
【0055】また、本発明の第1の実施形態によれば、
複数の半導体チップ12がチップトレイ14に吸着固定
されるため、バンプ形成の作業効率を向上させることが
できる。
【0056】また、本発明の第2の実施形態によれば、
半導体チップ12に補助熱が供給されるため、バンプの
形成をより確実に行うことができる。
【0057】また、本発明の第3の実施形態によれば、
バンプの形成工程がチップトレイ単位で自動化されるた
め、バンプ形成の効率をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバンプ形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るバンプ形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るバンプ形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るバンプ形成装置の
構造を示す上面図である。
【図5】図4に示すV−V断面を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るバンプ形成装置の
構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10…バンプ形成手段、11…チップ収容領域、12…
半導体チップ、14…チップトレイ、16…貫通孔、1
8…チップ吸着手段、20…チップトレイ加熱手段、2
2…チップトレイ供給手段、24…チップトレイ収容手
段、26…バンプ形成ステージ、28…通気路、30…
真空ポンプ、32…ワイヤー、34…キャピラリーツー
ル、36…連通孔、38…ヒーター、40…供給側トレ
イプッシャ、42…供給側トレイスタンド、44…供給
側トレイマガジン、46…供給側昇降機構、48…収容
側トレイプッシャ、50…収容側トレイスタンド、52
…収容側トレイマガジン、54…収容側昇降機構、56
…予備加熱ステージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップ(12)にバンプを形成す
    るバンプ形成装置において、 チップ収容領域(11)に貫通孔(16)を有し、前記
    半導体チップ(12)を該チップ収容領域(11)に収
    容するチップトレイ(14)と、 前記チップトレイ(14)に収容された前記半導体チッ
    プ(12)を前記貫通孔(16)を介して吸着するチッ
    プ吸着手段(18)と、 前記チップ吸着手段が吸着した半導体チップ(12)に
    バンプを形成するバンプ形成手段とを具備することを特
    徴とするバンプ形成装置。
  2. 【請求項2】 前記チップ吸着手段(18)は、 前記半導体チップ(12)とともに前記チップトレイ
    (14)を吸着することを特徴とする請求項1記載のバ
    ンプ形成装置。
  3. 【請求項3】 前記チップトレイ(14)を加熱するチ
    ップトレイ加熱手段(20)をさらに具備し、 前記チップトレイ(14)は、 熱伝導性の良い材料で形成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のバンプ形成装置。
  4. 【請求項4】 バンプが形成されていない半導体チップ
    (12)を複数収容した前記チップトレイ(14)を前
    記チップ吸着手段(18)に連続供給するチップトレイ
    供給手段(22)と、 前記バンプ形成手段(10)によるバンプの形成が終了
    したチップトレイ(14)を前記チップ吸着手段(1
    8)から取り外し、順次収容するチップトレイ収容手段
    (24)とをさらに具備することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載のバンプ形成装置。
  5. 【請求項5】 半導体チップ(12)にバンプを形成す
    るバンプ形成装置において、 チップ収容領域(11)に貫通孔(16)を有し、前記
    半導体チップ(12)を該チップ収容領域(11)に収
    容するチップトレイ(14)と、 前記貫通孔(16)と連通する連通孔(36)および前
    記チップトレイ(14)を加熱するヒーター(38)を
    有し、前記チップトレイ(14)を載置するバンプ形成
    ステージ(26)と、 前記チップトレイ(14)に収容された前記半導体チッ
    プ(12)を前記貫通孔(16)および前記連通孔(3
    6)を介して吸引する真空ポンプ(30)と、 前記真空ポンプ(30)によって吸引されている半導体
    チップ(12)にバンプを形成するキャピラリーツール
    (34)とを具備することを特徴とするバンプ形成装
    置。
  6. 【請求項6】 半導体チップ(12)にバンプを形成す
    る際に使用されるチップトレイ(14)において、 チップ収容領域(11)に貫通孔(16)を有し、前記
    半導体チップ(12)を該チップ収容領域(11)に収
    容することを特徴とするチップトレイ。
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