JPH11273110A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH11273110A JPH11273110A JP7176098A JP7176098A JPH11273110A JP H11273110 A JPH11273110 A JP H11273110A JP 7176098 A JP7176098 A JP 7176098A JP 7176098 A JP7176098 A JP 7176098A JP H11273110 A JPH11273110 A JP H11273110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- rotation
- radius
- reproducing apparatus
- reference clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】CLV制御、CAV制御であってもトラックピ
ッチを得ることができる。 【解決手段】回転検出手段から得られる回転検出パルス
と信号処理部から得られるチャンネルクロックを用い
て、ディスク1回転のチャンネルクロック数を最内周の
第1位置と、最内周位置から再生速度で予め定められた
時間経過する第2位置において計測する。第1位置のチ
ャンネルクロック数から線速度を演算し、第2位置のチ
ャンネルクロック数から、第2位置の半径を演算してえ
られたデータからトラックピッチを得る。
ッチを得ることができる。 【解決手段】回転検出手段から得られる回転検出パルス
と信号処理部から得られるチャンネルクロックを用い
て、ディスク1回転のチャンネルクロック数を最内周の
第1位置と、最内周位置から再生速度で予め定められた
時間経過する第2位置において計測する。第1位置のチ
ャンネルクロック数から線速度を演算し、第2位置のチ
ャンネルクロック数から、第2位置の半径を演算してえ
られたデータからトラックピッチを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCLV(線速度一
定)方式で記録されたディスクを再生するディスク再生
装置、特にトラックピッチを精度よく測定できるディス
ク再生装置に関する。
定)方式で記録されたディスクを再生するディスク再生
装置、特にトラックピッチを精度よく測定できるディス
ク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク再生装置において、アクセスの
際、ヘッドの現在位置から目的の位置までの距離(ディ
スクの半径)又はトラック数を演算する必要がある。こ
の演算の際に、トラックピッチを計測する必要がある。
際、ヘッドの現在位置から目的の位置までの距離(ディ
スクの半径)又はトラック数を演算する必要がある。こ
の演算の際に、トラックピッチを計測する必要がある。
【0003】従来、このようなディスク再生装置におけ
るトラックピッチの計測手段は、特開平3―14274
9号公報で示されているように、半径が既知である第1
の位置でコンパクトディスク(以後、CDディスクと言
う)の再生信号からサブコードを読み取って記憶し、そ
の後直ちに1トラック内周にジャンプし、その位置から
第1の位置のサブコードが読み取れるまでの時間を測定
して第1の位置のトラックの1回転に要する時間を第1
の回転時間として記憶し、更にあらかじめ定められた第
2の位置で前回と同様な手段によって第2の回転時間を
計測して記憶し、第1の回転時間及び第2の回転時間か
ら第2の位置におけるディスクの半径位置を求め、第1
の位置と第2の位置の半径の差分と、第1の回転時間と
第2の回転時間の差分からトラックピッチを求めてい
る。
るトラックピッチの計測手段は、特開平3―14274
9号公報で示されているように、半径が既知である第1
の位置でコンパクトディスク(以後、CDディスクと言
う)の再生信号からサブコードを読み取って記憶し、そ
の後直ちに1トラック内周にジャンプし、その位置から
第1の位置のサブコードが読み取れるまでの時間を測定
して第1の位置のトラックの1回転に要する時間を第1
の回転時間として記憶し、更にあらかじめ定められた第
2の位置で前回と同様な手段によって第2の回転時間を
計測して記憶し、第1の回転時間及び第2の回転時間か
ら第2の位置におけるディスクの半径位置を求め、第1
の位置と第2の位置の半径の差分と、第1の回転時間と
第2の回転時間の差分からトラックピッチを求めてい
る。
【0004】CDディスクの規格によると、線速度は
1.2〜1.4m/sの範囲内に決められており、トラ
ックピッチは1.5〜1.7μ/mの範囲に決められて
いるため、従来のトラックピッチ計測においては、n倍
速のCLV制御でディスクの回転をロックさせなければ
計測できなかった。CLV制御でディスクの回転をロッ
クさせると言うことは、ディスクの線速度に応じて回転
数が変わってくることを意味する。1倍速のCLV制御
の場合、線速度が1.2m/sで記録されているディス
クならば、ディスクの1回転に要する時間は130.9
msになり、線速度が1.4msで記録されているディ
スクならば、1回転の時間は112.2msとなる。こ
のため、きわめて正確なCLV制御が必要になってく
る。
1.2〜1.4m/sの範囲内に決められており、トラ
ックピッチは1.5〜1.7μ/mの範囲に決められて
いるため、従来のトラックピッチ計測においては、n倍
速のCLV制御でディスクの回転をロックさせなければ
計測できなかった。CLV制御でディスクの回転をロッ
クさせると言うことは、ディスクの線速度に応じて回転
数が変わってくることを意味する。1倍速のCLV制御
の場合、線速度が1.2m/sで記録されているディス
クならば、ディスクの1回転に要する時間は130.9
msになり、線速度が1.4msで記録されているディ
スクならば、1回転の時間は112.2msとなる。こ
のため、きわめて正確なCLV制御が必要になってく
る。
【0005】また、このトラックピッチの計測におて
は、n倍速CLVで回転がロックしていることを確認す
る必要がある。実際には時間短縮のため、4倍速で測定
を行ってきた。ところが、最近の信号処理LSIでは、
例えば、4倍速に設定していても、2倍速からサブコー
ドを読むことができるので、本当に4倍速になっている
か否かを確認する必要がある。n倍速の場合には本当に
n倍速になっているかを確認する必要がある。更に、回
転速度一定方式のCLV方式で記録されたディスクを高
速で読み出す場合、CAV(回転数一定)方式で読み出
しているが、このようなディスク再生装置においては、
CLV制御回路を省略する方向にある。この場合、従来
技術においてはトラックピッチを測定することができな
い。
は、n倍速CLVで回転がロックしていることを確認す
る必要がある。実際には時間短縮のため、4倍速で測定
を行ってきた。ところが、最近の信号処理LSIでは、
例えば、4倍速に設定していても、2倍速からサブコー
ドを読むことができるので、本当に4倍速になっている
か否かを確認する必要がある。n倍速の場合には本当に
n倍速になっているかを確認する必要がある。更に、回
転速度一定方式のCLV方式で記録されたディスクを高
速で読み出す場合、CAV(回転数一定)方式で読み出
しているが、このようなディスク再生装置においては、
CLV制御回路を省略する方向にある。この場合、従来
技術においてはトラックピッチを測定することができな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のデ
ィスク再生装置においては正確なCLV制御システムが
必要でり、かつn倍速のCLVで回転がロックしている
ことを確認する必要があった。
ィスク再生装置においては正確なCLV制御システムが
必要でり、かつn倍速のCLVで回転がロックしている
ことを確認する必要があった。
【0007】本発明は上記従来の欠点を解決し、正確に
トラックピッチを計測することができるディスク再生装
置を提供することを目的とする。
トラックピッチを計測することができるディスク再生装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明のディスク再生装
置は、回転検出手段から得られる回転検出パルスと信号
処理部から得られるディスクに記録された基準クロック
を用いて、半径が予め定められた第1位置でディスクの
あらかじめ定められた回転数の基準クロック数を計測す
る手段と、前記第1位置の前記基準クロック数から線速
度を演算する手段とから構成されている。
置は、回転検出手段から得られる回転検出パルスと信号
処理部から得られるディスクに記録された基準クロック
を用いて、半径が予め定められた第1位置でディスクの
あらかじめ定められた回転数の基準クロック数を計測す
る手段と、前記第1位置の前記基準クロック数から線速
度を演算する手段とから構成されている。
【0009】更に、本発明においては、回転検出手段か
ら得られる回転検出パルスと信号処理部から得られるデ
ィスクに記録された基準クロックを用いて、半径が予め
定められた第1位置でディスクあらかじめ定められた回
転数の基準クロック数を計測する手段と、第1位置から
再生速度で予め定められた時間離れた第2位置において
ディスクあらかじめ定められた回転数の基準クロック数
を計測する手段と、第1位置の前記基準クロック数から
線速度を演算する手段と、第2位置の基準クロック数か
ら第2位置の半径を演算する手段と、これらデータから
トラックピッチを得る手段とを備えている。
ら得られる回転検出パルスと信号処理部から得られるデ
ィスクに記録された基準クロックを用いて、半径が予め
定められた第1位置でディスクあらかじめ定められた回
転数の基準クロック数を計測する手段と、第1位置から
再生速度で予め定められた時間離れた第2位置において
ディスクあらかじめ定められた回転数の基準クロック数
を計測する手段と、第1位置の前記基準クロック数から
線速度を演算する手段と、第2位置の基準クロック数か
ら第2位置の半径を演算する手段と、これらデータから
トラックピッチを得る手段とを備えている。
【0010】本発明においては、基準クロックとしてチ
ャンネルクロックを利用することができる。また、第1
位置としてディスクのプログラム開始位置を用いると好
適である。
ャンネルクロックを利用することができる。また、第1
位置としてディスクのプログラム開始位置を用いると好
適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、実施例を用いて説明する。
て、実施例を用いて説明する。
【0012】前述したように、現在の位置から目的の位
置にアクセスする際に、現在位置と目的の位置までの距
離、すなわち半径またはトラック数の演算を行う必要が
あるが、この演算を行うためにはトラックピッチを知る
ことが不可欠である。
置にアクセスする際に、現在位置と目的の位置までの距
離、すなわち半径またはトラック数の演算を行う必要が
あるが、この演算を行うためにはトラックピッチを知る
ことが不可欠である。
【0013】今、ディスクのプログラム開始位置の半径
をr0(25mm)、目的位置の半径をr、ディスクの
線速度をCLV、1倍速で再生した場合ディスクのプロ
グラムの開始位置Aから目的位置Bまでの時間をS、デ
ィスクのトラックピッチをTPとすると、ディスクのプ
ログラム開始位置Aと目標位置までの面積の関係から、
数1式が成り立つ。
をr0(25mm)、目的位置の半径をr、ディスクの
線速度をCLV、1倍速で再生した場合ディスクのプロ
グラムの開始位置Aから目的位置Bまでの時間をS、デ
ィスクのトラックピッチをTPとすると、ディスクのプ
ログラム開始位置Aと目標位置までの面積の関係から、
数1式が成り立つ。
【0014】
【数1】
【0015】数1式を変形すると、目的の位置の半径r
は数2の式で表わされる。
は数2の式で表わされる。
【0016】
【数2】
【0017】0分0秒0セクタのプログラムの開始位置
(半径r0)でディスクが1回転する間のチャンネルク
ロックLRCKの個数n0をカウントすると、1倍速時
のチャンネルクロックLRCKは44.1KHzである
ため、数3の式が成立する。
(半径r0)でディスクが1回転する間のチャンネルク
ロックLRCKの個数n0をカウントすると、1倍速時
のチャンネルクロックLRCKは44.1KHzである
ため、数3の式が成立する。
【0018】
【数3】
【0019】この数3から、線速度CLVは数4で表わ
すことができる。
すことができる。
【0020】
【数4】
【0021】次に、ディスクの特定の位置Cでディスク
が1回転する間のチャンネルクロックLRCKの個数n
1をカウントする。また、位置Cのディスクの半径をr1
とすると、数5の式が成立する。
が1回転する間のチャンネルクロックLRCKの個数n
1をカウントする。また、位置Cのディスクの半径をr1
とすると、数5の式が成立する。
【0022】
【数5】
【0023】数5からr1を求めると、数6の式にな
る。
る。
【0024】
【数6】
【0025】この式において、n1は計測されており、
既知の値になるため、r1を求めることができる。
既知の値になるため、r1を求めることができる。
【0026】今、位置Aから位置Cまでの時間をS1と
し、S1をあらかじめ定められた時間とする。数2の式
はrがいかなる値でも成り立つため、S=S1、r=r1
を数1に代入すると、トラックピッチTPは数7から求
めることができる。
し、S1をあらかじめ定められた時間とする。数2の式
はrがいかなる値でも成り立つため、S=S1、r=r1
を数1に代入すると、トラックピッチTPは数7から求
めることができる。
【0027】
【数7】
【0028】数7において、r1は数6から求めること
ができ、S1はあらかじめ定められた時間、例えば10
分であるので、数7からトラックピッチTPを求めるこ
とができる。
ができ、S1はあらかじめ定められた時間、例えば10
分であるので、数7からトラックピッチTPを求めるこ
とができる。
【0029】トラックジャンプの指令はパソコンから時
間S等で指令される。したがって、数2からジャンプす
べき半径が計算できるので、この計算された半径rにし
たがって、ヘッドが移動される。
間S等で指令される。したがって、数2からジャンプす
べき半径が計算できるので、この計算された半径rにし
たがって、ヘッドが移動される。
【0030】図1は本発明によるディスク再生装置の一
実施例を示すブロック図であり、図において、ディスク
1に記録された信号又はデータはヘッド又はピックアッ
プ2で読み出されて、信号処理部3に供給される。信号
処理部3において、チャンネルクロックLRCKが抜き
取られてマイコン等を含む制御部4に供給される。チャ
ンネルクロックLRCKはEMF信号に含まれており、
この信号から抜き出される。このチャンネルクロックL
RCKはCD−ROMからも再生される。DVDでもこ
れに相当する信号、例えば再生クロックが含まれてお
り、チャンネルクロックLRCKの変わりに利用するこ
とができる。回転制御検出手段5はディスクの回転検出
パルスを検出して制御部4に送る。制御部4において、
この回転検出パルスを用いてディスクの1回転に相当す
るチャンネルクロックLRCK数がカウントされ、マイ
コンのメモリに記憶される。
実施例を示すブロック図であり、図において、ディスク
1に記録された信号又はデータはヘッド又はピックアッ
プ2で読み出されて、信号処理部3に供給される。信号
処理部3において、チャンネルクロックLRCKが抜き
取られてマイコン等を含む制御部4に供給される。チャ
ンネルクロックLRCKはEMF信号に含まれており、
この信号から抜き出される。このチャンネルクロックL
RCKはCD−ROMからも再生される。DVDでもこ
れに相当する信号、例えば再生クロックが含まれてお
り、チャンネルクロックLRCKの変わりに利用するこ
とができる。回転制御検出手段5はディスクの回転検出
パルスを検出して制御部4に送る。制御部4において、
この回転検出パルスを用いてディスクの1回転に相当す
るチャンネルクロックLRCK数がカウントされ、マイ
コンのメモリに記憶される。
【0031】図2はディスクの回転検出パルスとチャン
ネルクロックのタイミング図である。回転検出パルスは
1回転のパルス数があらかじめ定められている。このた
め、回転検出パルスの立ち上がりからチャンネルクロッ
クLRCKの数をカウントし始め、1回転の回転検出パ
ルスの間チャンネルクロックLRCKをカウントし、次
の回転検出パルスの立ち上がりでカウントを止めること
によって、ディスクの1回転に相当する時間のチャンネ
ルクロック数をカウントすることができる。
ネルクロックのタイミング図である。回転検出パルスは
1回転のパルス数があらかじめ定められている。このた
め、回転検出パルスの立ち上がりからチャンネルクロッ
クLRCKの数をカウントし始め、1回転の回転検出パ
ルスの間チャンネルクロックLRCKをカウントし、次
の回転検出パルスの立ち上がりでカウントを止めること
によって、ディスクの1回転に相当する時間のチャンネ
ルクロック数をカウントすることができる。
【0032】図3は本発明によるディスク再生装置を説
明するためのフローチャートである。ステップ31にお
いて、ディスク1をディスク再生装置に挿入して、ディ
スク1を再生状態にすると、ステップ32に示すよう
に、ヘッド2はディスク1の0分、0秒、0セクタの位
置Aに移動する。この位置がディスク1のプログラム開
始位置の半径r0(CDディスクの場合25mm)にな
る。ステップ33において、位置Aからディスク1が1
回転する間のチャンネルクロックLRCK数n0をカウ
ントして制御部4のマイコンに記憶する。このデータを
基に、ステップ34で数4を用いて線速度CLVを計算
する。この計算結果はマイコンに記憶される。ステップ
35において、マイコンの指令によって、ヘッド2を位
置Aから特定の時間S1の位置Cに移動させる。ステッ
プ36において、位置Cからディスク1を1回転させ
て、ディスク1回転のチャンネルクロックの個数n1を
カウントし、マイコンに記憶する。ステップ37で数6
を用いて位置Cの半径r1を計算し、r0、n0、S1、n
1から数7の式を用いてトラックピッチTPを計算し、ス
テップ38で終了する。
明するためのフローチャートである。ステップ31にお
いて、ディスク1をディスク再生装置に挿入して、ディ
スク1を再生状態にすると、ステップ32に示すよう
に、ヘッド2はディスク1の0分、0秒、0セクタの位
置Aに移動する。この位置がディスク1のプログラム開
始位置の半径r0(CDディスクの場合25mm)にな
る。ステップ33において、位置Aからディスク1が1
回転する間のチャンネルクロックLRCK数n0をカウ
ントして制御部4のマイコンに記憶する。このデータを
基に、ステップ34で数4を用いて線速度CLVを計算
する。この計算結果はマイコンに記憶される。ステップ
35において、マイコンの指令によって、ヘッド2を位
置Aから特定の時間S1の位置Cに移動させる。ステッ
プ36において、位置Cからディスク1を1回転させ
て、ディスク1回転のチャンネルクロックの個数n1を
カウントし、マイコンに記憶する。ステップ37で数6
を用いて位置Cの半径r1を計算し、r0、n0、S1、n
1から数7の式を用いてトラックピッチTPを計算し、ス
テップ38で終了する。
【0033】なお、上述の実施例においては、プログラ
ム開始位置でディスク1回転のチャンネルクロックを計
測していたが、必ずしもプログラム開始位置で計測する
必要はなく、予め半径が分かっている位置でディスク1
回転のチャンネルクロック数を計測してもよい。また、
本実施例においてはディスク1回転をチャンネルクロッ
クを用いて計測したが、再生信号から得られる基準とな
るクロックならばいかなるクロックも利用できる。又、
本実施例においては、ディスク1回転のチャンネルクロ
ック数の計測を行っているが、必ずしもディスク1回転
でなくてもよく、1回転半でも2回転でも予め定められ
た回転数ならばどのような回転数でもよい。更に、本発
明は、CDディスク、CD−ROM、DVDディスクの
再生装置等、同様な機能を持つ再生装置に応用すること
ができる。
ム開始位置でディスク1回転のチャンネルクロックを計
測していたが、必ずしもプログラム開始位置で計測する
必要はなく、予め半径が分かっている位置でディスク1
回転のチャンネルクロック数を計測してもよい。また、
本実施例においてはディスク1回転をチャンネルクロッ
クを用いて計測したが、再生信号から得られる基準とな
るクロックならばいかなるクロックも利用できる。又、
本実施例においては、ディスク1回転のチャンネルクロ
ック数の計測を行っているが、必ずしもディスク1回転
でなくてもよく、1回転半でも2回転でも予め定められ
た回転数ならばどのような回転数でもよい。更に、本発
明は、CDディスク、CD−ROM、DVDディスクの
再生装置等、同様な機能を持つ再生装置に応用すること
ができる。
【0034】以上述べたように、再生信号、または再生
データからえられたチャンネルクロックを用いてディス
クの1回転のクロック数、すなわち時間を正確に計測す
ることができるため、CLV制御時でも、CAV制御時
でもトラックピッチを得ることができる。また、ディス
クの回転数が何倍速であっても、ディスクを加速してい
る最中でも、されにはディスクに回転むらがあっても、
チャンネルクロックを用いて1回転のパルス数を正確に
計測できるため、どのような状態においても正確にトラ
ックピッチを得ることができる。
データからえられたチャンネルクロックを用いてディス
クの1回転のクロック数、すなわち時間を正確に計測す
ることができるため、CLV制御時でも、CAV制御時
でもトラックピッチを得ることができる。また、ディス
クの回転数が何倍速であっても、ディスクを加速してい
る最中でも、されにはディスクに回転むらがあっても、
チャンネルクロックを用いて1回転のパルス数を正確に
計測できるため、どのような状態においても正確にトラ
ックピッチを得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上延べたように、本発明においては、
CLV制御時であっても、CAV制御時であっても、ト
ラックピッチを正確に得ることができる。
CLV制御時であっても、CAV制御時であっても、ト
ラックピッチを正確に得ることができる。
【図1】本発明によるディスク再生装置の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1を説明するためのパルスのタイミング図で
ある。
ある。
【図3】本発明によるディスク再生装置の一実施例を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
1…ディスク、2…ピックアップ、3…信号処理部、4
…制御部、5…回転数検出手段。
…制御部、5…回転数検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 清信 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内
Claims (11)
- 【請求項1】回転検出手段から得られる回転検出パルス
と信号処理部から得られるディスクに記録された基準ク
ロックを用いて、半径が予め定められた第1位置でディ
スクのあらかじめ定められた回転数の基準クロック数を
計測する手段と、前記第1位置から予め定められた時間
離れた第2位置においてディスクのあらかじめ定められ
た回転数の基準クロック数を計測する手段と、前記第1
位置の前記基準クロック数から線速度を演算する手段
と、前記第2位置の前記基準クロック数から前記第2位
置の半径を演算する手段と、これらデータからトラック
ピッチを得る手段とから構成されることを特徴とするデ
ィスク再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載のディスク再生装置におい
て、前記基準クロックはチャンネルクロックであること
を特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項3】請求項1記載のディスク再生装置におい
て、前記第1位置における半径がディスクのプログラム
開始位置であることを特徴とするディスク再生装置。 - 【請求項4】回転検出手段から得られる回転検出パルス
と信号処理部から得られるチャンネルクロックを用い
て、プログラム開始位置の第1位置でディスクのあらか
じめ定められた回転数のチャンネルクロック数を計測す
る手段と、前記第1位置から予め定められた時間離れた
第2位置においてディスクのあらかじめ定められた回転
数のチャンネルクロック数を計測する手段と、前記第1
位置の前記基準クロック数から線速度を演算する手段
と、前記第2位置のディスク1回転のチャンネルクロッ
ク数から前記第2位置の半径を演算する手段と、前記演
算結果及び既知のデータからトラックピッチを演算する
手段とから構成されることを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項5】請求項4記載のディスク再生装置におい
て、前記既知のデータがプログラム開始位置の半径と前
記予め定められた時間であることを特徴とするディスク
再生装置。 - 【請求項6】請求項4記載のディスク再生装置におい
て、前記信号処理部及び回転数検出手段に接続された制
御部を設け、前記制御部前記チャンネルクロック数の計
測と前記演算を行うことを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項7】請求項4記載のディスク再生装置におい
て、前記第1位置及び前記第2位置におけるそれぞれの
予め定められた回転数を1回転とすることを特徴とする
ディスク再生装置。 - 【請求項8】請求項4記載のディスク再生装置におい
て、前記演算結果から得られた線速度CLV、前記予め
定められた時間をS1、前記演算された半径をr1、前記
プログラム開始位置の半径をr0とすると、トラックピ
ッチTPは、 CLV・S1・TP=π(r1 2‐r0 2) の式を用いて演算することによって得られることを特徴
とするディスク再生装置。 - 【請求項9】請求項8記載のディスク再生装置におい
て、前記演算することによって得られたトラックピッチ
TPと、現在位置から目的位置までの時間Sとから、目
的位置までの半径を、 π(r2‐r0 2)=CLV・TP・S の式を用いて演算することを特徴とするディスク装置。 - 【請求項10】回転検出手段から得られる回転検出パル
スと信号処理部から得られるディスクに記録された基準
クロックを用いて、半径が予め定められた第1位置でデ
ィスクのあらかじめ定められた回転数の基準クロック数
を計測する手段と、前記第1位置の前記基準クロック数
から線速度を演算する手段とから構成されることを特徴
とするディスク再生装置。 - 【請求項11】請求項10記載のディスク再生装置にお
いて、プログラムの開始位置の半径をr0、ディスクが1
回転する間のチャンネルクロックLRCKの個数をn0
とすると、線速度CLVは、 CLV・n0=88.2×103πr0 の式を用いて演算することを特徴とするディスク再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176098A JPH11273110A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7176098A JPH11273110A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11273110A true JPH11273110A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13469830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7176098A Pending JPH11273110A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11273110A (ja) |
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1998
- 1998-03-20 JP JP7176098A patent/JPH11273110A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |