JPH06150626A - Clvディスク再生装置 - Google Patents
Clvディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH06150626A JPH06150626A JP29482692A JP29482692A JPH06150626A JP H06150626 A JPH06150626 A JP H06150626A JP 29482692 A JP29482692 A JP 29482692A JP 29482692 A JP29482692 A JP 29482692A JP H06150626 A JPH06150626 A JP H06150626A
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- linear velocity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CLVディスク再生装置における線速度測定
方法に関し、測定を行うための特別の装置を持たず、安
価にして、かつ短時間で高速にディスクの線速度を測定
できる線速度測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 読み取り装置11をディスク10上で半径が
定められたトラックの近傍に移動させた後、アドレス検
出装置12がアドレス情報21を検出するのを待つ。検
出されたアドレスを第一のアドレスとし、検出と同時に
時間計測装置13で計時を始め、さらに読み取り装置1
1を指定本数外側あるいは内側のトラックに向かって半
径方向に移動させ、アドレス検出装置12がアドレス情
報21を検出するのを待つ。検出されたアドレスを第二
のアドレスとし、検出と同時に計時を終了する。第一の
アドレスと第二のアドレスと測定された時間とに基づ
き、線速度算出装置14で線速度を算出する。
方法に関し、測定を行うための特別の装置を持たず、安
価にして、かつ短時間で高速にディスクの線速度を測定
できる線速度測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 読み取り装置11をディスク10上で半径が
定められたトラックの近傍に移動させた後、アドレス検
出装置12がアドレス情報21を検出するのを待つ。検
出されたアドレスを第一のアドレスとし、検出と同時に
時間計測装置13で計時を始め、さらに読み取り装置1
1を指定本数外側あるいは内側のトラックに向かって半
径方向に移動させ、アドレス検出装置12がアドレス情
報21を検出するのを待つ。検出されたアドレスを第二
のアドレスとし、検出と同時に計時を終了する。第一の
アドレスと第二のアドレスと測定された時間とに基づ
き、線速度算出装置14で線速度を算出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMドライブ
等高速アクセスの要求される線速度一定(CLV)ディ
スク再生装置に関するものであり、ディスクから信号を
読み取るピックアップをディスク上の目標地点まで高速
に移動するために、読み取り装置の移動トラック本数を
正確に算出するために必要となるディスク記録時の線速
度を検出する手段に特徴を有するものである。
等高速アクセスの要求される線速度一定(CLV)ディ
スク再生装置に関するものであり、ディスクから信号を
読み取るピックアップをディスク上の目標地点まで高速
に移動するために、読み取り装置の移動トラック本数を
正確に算出するために必要となるディスク記録時の線速
度を検出する手段に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】CLVディスクにおいては、トラックに
沿って等間隔に同期信号及び順次変化するアドレス信号
が記録されており、再生時にはこの同期信号が予め定め
られた一定周期で再生されるようにディスクの回転が制
御され、そしてディスク上のアドレスの間隔は、読み取
り装置の現在アドレスから目的アドレスへの移動トラッ
ク本数を算出する際の重要なパラメータとなる。ところ
が、CLVディスクの線速度は、例えばコンパクトディ
スクにおいては規格により1.2〜1.4m/sと定め
られておりディスク間では必ずしも一定ではない。その
ためCLVディスクを高速にアクセスするためにはアク
セスするディスクの記録時の線速度の測定が必要であ
る。
沿って等間隔に同期信号及び順次変化するアドレス信号
が記録されており、再生時にはこの同期信号が予め定め
られた一定周期で再生されるようにディスクの回転が制
御され、そしてディスク上のアドレスの間隔は、読み取
り装置の現在アドレスから目的アドレスへの移動トラッ
ク本数を算出する際の重要なパラメータとなる。ところ
が、CLVディスクの線速度は、例えばコンパクトディ
スクにおいては規格により1.2〜1.4m/sと定め
られておりディスク間では必ずしも一定ではない。その
ためCLVディスクを高速にアクセスするためにはアク
セスするディスクの記録時の線速度の測定が必要であ
る。
【0003】以下図面を参照しながら、従来例のコンパ
クトディスク再生装置の線速度測定装置について説明す
る。
クトディスク再生装置の線速度測定装置について説明す
る。
【0004】図3は従来の線速度測定装置のブロック図
を示すものである。図3において、31はディスク30
から信号を読み取る読み取り装置、32は読み取り装置
31で読み取った信号からアドレス情報を検出するアド
レス検出装置、33はディスク30の1回転に要する時
間を測定するための時間計測装置、34は時間計測装置
33によって計測された時間と予め判明している距離と
に基づき再生中のディスク30の線速度を算出する線速
度算出装置である。
を示すものである。図3において、31はディスク30
から信号を読み取る読み取り装置、32は読み取り装置
31で読み取った信号からアドレス情報を検出するアド
レス検出装置、33はディスク30の1回転に要する時
間を測定するための時間計測装置、34は時間計測装置
33によって計測された時間と予め判明している距離と
に基づき再生中のディスク30の線速度を算出する線速
度算出装置である。
【0005】以上のように構成された線速度測定装置に
ついてその動作を説明する。まず読み取り装置31をデ
ィスク30上で回転中心からの距離が判明しているアド
レス開始地点に移動させる。アドレス開始地点が検出さ
れると読み取り装置を1トラック内周方向へ移動させ再
びアドレス開始地点が検出されるのを待つ。アドレス開
始地点が最初に検出されてから再び検出されるまでの時
間を時間計測装置33によって測定する。そして線速度
算出装置34により、アドレス開始地点の中心からの距
離と時間測定装置33によって計測された回転所用時間
とに基づいて再生中のディスクの線速度を算出する。
ついてその動作を説明する。まず読み取り装置31をデ
ィスク30上で回転中心からの距離が判明しているアド
レス開始地点に移動させる。アドレス開始地点が検出さ
れると読み取り装置を1トラック内周方向へ移動させ再
びアドレス開始地点が検出されるのを待つ。アドレス開
始地点が最初に検出されてから再び検出されるまでの時
間を時間計測装置33によって測定する。そして線速度
算出装置34により、アドレス開始地点の中心からの距
離と時間測定装置33によって計測された回転所用時間
とに基づいて再生中のディスクの線速度を算出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、例えば、算出された線速度の値の信頼
性あるいは精度を向上させる目的等により測定を複数回
行う場合や、ディスクの傷などにより線速度の測定に失
敗した際に再試行を行うような場合に、1回の測定に少
なくともディスクが1回転するための時間を要するた
め、測定を終了するまでに長い時間を要していた。これ
はCD−ROMドライブなどのような計算機の周辺機器
として使用される場合には応答時間の遅れにつながり問
題であった。
来例の構成では、例えば、算出された線速度の値の信頼
性あるいは精度を向上させる目的等により測定を複数回
行う場合や、ディスクの傷などにより線速度の測定に失
敗した際に再試行を行うような場合に、1回の測定に少
なくともディスクが1回転するための時間を要するた
め、測定を終了するまでに長い時間を要していた。これ
はCD−ROMドライブなどのような計算機の周辺機器
として使用される場合には応答時間の遅れにつながり問
題であった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、安価にして迅速かつ高精度にCLVディスクの
線速度を測定できるCLVディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
であり、安価にして迅速かつ高精度にCLVディスクの
線速度を測定できるCLVディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のCLVディスク再生装置は、CLVディスク
を再生するに際し、ディスク上で予め中心からの距離が
判明している位置の近傍において第一のアドレスを検出
し、第一のアドレスよりディスクの外周あるいは内周に
向けて読み取り装置をディスクの径方向に所定のトラッ
ク本数だけ移動せしめ、その移動後に第二のアドレスを
検出し、第一のアドレスが検出されてから第二のアドレ
スが検出されるまでの時間を測定し、測定された時間と
第一のアドレスと第二のアドレスとに基づきディスクの
記録時の線速度を算出することを特徴としている。
に本発明のCLVディスク再生装置は、CLVディスク
を再生するに際し、ディスク上で予め中心からの距離が
判明している位置の近傍において第一のアドレスを検出
し、第一のアドレスよりディスクの外周あるいは内周に
向けて読み取り装置をディスクの径方向に所定のトラッ
ク本数だけ移動せしめ、その移動後に第二のアドレスを
検出し、第一のアドレスが検出されてから第二のアドレ
スが検出されるまでの時間を測定し、測定された時間と
第一のアドレスと第二のアドレスとに基づきディスクの
記録時の線速度を算出することを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成において、まず読み取り装置を予めデ
ィスク上で中心からの距離が判明している位置の近傍に
移動させる。読み取り装置がディスクに記録された信号
を読み取りながらトラックを追従するうちに、アドレス
検出装置がディスクからアドレス情報を検出する。検出
されたアドレスを第一のアドレスとし、第一のアドレス
が検出されると同時に時間計測装置により時間の計測を
開始する。
ィスク上で中心からの距離が判明している位置の近傍に
移動させる。読み取り装置がディスクに記録された信号
を読み取りながらトラックを追従するうちに、アドレス
検出装置がディスクからアドレス情報を検出する。検出
されたアドレスを第一のアドレスとし、第一のアドレス
が検出されると同時に時間計測装置により時間の計測を
開始する。
【0010】その後に、読み取り装置を所定トラック本
数だけ外周あるいは内周に向けて移動させる。読み取り
装置がトラックを追従して再生するうち、再びアドレス
検出装置によってアドレス情報が検出される。検出され
たアドレスを第二のアドレスとし、第二のアドレスが検
出されると同時に時間計測装置により計測された時間を
読み出す。第一のアドレスと、第二のアドレスと、予め
判明している前記の距離と、所定トラック本数と、時間
測定装置によって計測されたディスクの回転所用時間と
に基づいて再生中のCLVディスクの記録時の線速度を
算出する。
数だけ外周あるいは内周に向けて移動させる。読み取り
装置がトラックを追従して再生するうち、再びアドレス
検出装置によってアドレス情報が検出される。検出され
たアドレスを第二のアドレスとし、第二のアドレスが検
出されると同時に時間計測装置により計測された時間を
読み出す。第一のアドレスと、第二のアドレスと、予め
判明している前記の距離と、所定トラック本数と、時間
測定装置によって計測されたディスクの回転所用時間と
に基づいて再生中のCLVディスクの記録時の線速度を
算出する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。図1はコンパクトディスク再生装置の線
速度測定装置のブロック図を示すものである。図1にお
いて、11はディスク10から信号を読み取る読み取り
装置、12はディスク10に記録された同期信号に同期
して読み取り装置11で読み取った信号からディスク1
0のアドレス情報を検出するアドレス検出装置、13は
時間計測装置、14は時間計測装置13によって計測さ
れたディスクの回転所用時間と、アドレス検出装置12
によって検出された第一のアドレスと第二のアドレス
と、所定トラック本数と第一のアドレスのディスク中心
からの距離とに基づき再生中のディスク10の線速度を
算出する線速度算出装置である。
がら説明する。図1はコンパクトディスク再生装置の線
速度測定装置のブロック図を示すものである。図1にお
いて、11はディスク10から信号を読み取る読み取り
装置、12はディスク10に記録された同期信号に同期
して読み取り装置11で読み取った信号からディスク1
0のアドレス情報を検出するアドレス検出装置、13は
時間計測装置、14は時間計測装置13によって計測さ
れたディスクの回転所用時間と、アドレス検出装置12
によって検出された第一のアドレスと第二のアドレス
と、所定トラック本数と第一のアドレスのディスク中心
からの距離とに基づき再生中のディスク10の線速度を
算出する線速度算出装置である。
【0012】以上のように構成された線速度測定装置の
動作について図2を参照しながら説明する。図2はディ
スク10の模式図であり、トラック上には等間隔に存在
する各フレームごとにアドレス情報21が絶対時間とし
て記録されている。ディスク10のアドレス開始地点S
は規格により中心Oからの距離r0 が25mmと定めら
れている。また、トラックピッチdは一定で1.6μm
と定められている。
動作について図2を参照しながら説明する。図2はディ
スク10の模式図であり、トラック上には等間隔に存在
する各フレームごとにアドレス情報21が絶対時間とし
て記録されている。ディスク10のアドレス開始地点S
は規格により中心Oからの距離r0 が25mmと定めら
れている。また、トラックピッチdは一定で1.6μm
と定められている。
【0013】まず読み取り装置11をディスク10のア
ドレス開始地点以降トラック1、2周以内の位置、例え
ばアドレス開始地点以降15番目以内のアドレスが検出
される位置まで移動させる。その検出されたアドレス情
報21を第一のアドレスとし、第一のアドレスの検出と
同時に、時間計測装置13により計時を始め、さらに、
読み取り装置をトラックを横切って予め定められた本
数、例えば4本だけ外周側のトラックを再生するよう、
読み取り装置11を移動させる。移動後、読み取り装置
11がトラックを追従するに従い、アドレス検出装置1
2がアドレス情報21を検出する。その検出されたアド
レス情報21を第二のアドレスとし、第二のアドレスが
検出された時点で時間計測装置13の計時を終える。
ドレス開始地点以降トラック1、2周以内の位置、例え
ばアドレス開始地点以降15番目以内のアドレスが検出
される位置まで移動させる。その検出されたアドレス情
報21を第一のアドレスとし、第一のアドレスの検出と
同時に、時間計測装置13により計時を始め、さらに、
読み取り装置をトラックを横切って予め定められた本
数、例えば4本だけ外周側のトラックを再生するよう、
読み取り装置11を移動させる。移動後、読み取り装置
11がトラックを追従するに従い、アドレス検出装置1
2がアドレス情報21を検出する。その検出されたアド
レス情報21を第二のアドレスとし、第二のアドレスが
検出された時点で時間計測装置13の計時を終える。
【0014】A,B,tをそれぞれ第一のアドレス、第
二のアドレス、時間計測装置13により計測された時間
(単位:秒)とし、所定移動本数をn本、中心Oから第
一のアドレスAまでの距離をrA 、トラックピッチを
d、ディスク記録時の線速度をvとすると、
二のアドレス、時間計測装置13により計測された時間
(単位:秒)とし、所定移動本数をn本、中心Oから第
一のアドレスAまでの距離をrA 、トラックピッチを
d、ディスク記録時の線速度をvとすると、
【0015】
【数1】
【0016】から、再生中のディスクの線速度が線速度
算出装置14により算出される。上記実施例の場合は中
心Oから第一のアドレスAまでの距離rA は、トラック
ピッチdがr0に比べて十分に小さいので、アドレス開
始地点までの距離r0または(r0+d)として計算でき
る。
算出装置14により算出される。上記実施例の場合は中
心Oから第一のアドレスAまでの距離rA は、トラック
ピッチdがr0に比べて十分に小さいので、アドレス開
始地点までの距離r0または(r0+d)として計算でき
る。
【0017】この方法により再生ディスクの線速度の測
定を行えば、線速度の測定の際に使用するアドレス検出
装置12及び時間計測装置13は、マイクロコンピュー
タにより実現することができるので、測定のために回転
角度検出装置等の特別な装置を必要とせず、安価にしか
も小型化されたCLVディスク再生装置を得ることがで
きる。また、移動本数nは数本で十分なので移動に要す
る時間は短く、検出するアドレスを特定していないので
アドレスを検出する際にディスクの回転を待つ時間も短
いので、1回の測定に要する時間は従来例と比較して大
幅に短縮される。さらに、移動本数をn本とすることに
より、従来例の方法によって線速度の測定をn回行って
平均をとった場合と同じ程度の精度でディスクの線速度
を得ることができる。
定を行えば、線速度の測定の際に使用するアドレス検出
装置12及び時間計測装置13は、マイクロコンピュー
タにより実現することができるので、測定のために回転
角度検出装置等の特別な装置を必要とせず、安価にしか
も小型化されたCLVディスク再生装置を得ることがで
きる。また、移動本数nは数本で十分なので移動に要す
る時間は短く、検出するアドレスを特定していないので
アドレスを検出する際にディスクの回転を待つ時間も短
いので、1回の測定に要する時間は従来例と比較して大
幅に短縮される。さらに、移動本数をn本とすることに
より、従来例の方法によって線速度の測定をn回行って
平均をとった場合と同じ程度の精度でディスクの線速度
を得ることができる。
【0018】さらに、この方法によればディスクのキズ
等によりディスクのアドレス情報21が部分的に検出で
きないような場合にも、最終的にアドレス情報21が検
出されるまでの時間を時間測定装置により測定するので
アドレス情報21がすぐに検出できた場合と同じように
線速度を検出することができる。
等によりディスクのアドレス情報21が部分的に検出で
きないような場合にも、最終的にアドレス情報21が検
出されるまでの時間を時間測定装置により測定するので
アドレス情報21がすぐに検出できた場合と同じように
線速度を検出することができる。
【0019】なお、第一のアドレスをディスク10上で
規格により半径の定められているアドレス開始地点の近
傍で検出することにより、数1のrAを定数として計算
できるので、線速度を算出する際の計算が容易になり、
また、アドレス開始位置付近ではディスク間での半径の
ばらつきが小さいので、線速度の測定誤差を小さくする
ことができる。
規格により半径の定められているアドレス開始地点の近
傍で検出することにより、数1のrAを定数として計算
できるので、線速度を算出する際の計算が容易になり、
また、アドレス開始位置付近ではディスク間での半径の
ばらつきが小さいので、線速度の測定誤差を小さくする
ことができる。
【0020】本実施例においては、所定移動本数nを4
本としたがnを少なくとると、1回の測定に要する時間
を短縮する効果と、読み取り装置のトラック移動ミス等
測定が失敗する要因を少なくする効果があり、nを大き
くとると測定のばらつきをおさえることにより測定値の
精度を向上させる効果がある。また、本実施例において
は、読み取り装置を外周方向へ移動させたが、内側へ移
動させた場合には、nの符号を負として数1により線速
度が算出される。ただしコンパクトディスクなどではア
ドレス開始位置よりも内周側ではアドレス情報として相
対時間は記録されているが絶対時間は記録されていな
い。しかし、その場合にも相対時間を絶対時間に喚算す
ることにより数1によって容易に線速度を算出すること
ができる。
本としたがnを少なくとると、1回の測定に要する時間
を短縮する効果と、読み取り装置のトラック移動ミス等
測定が失敗する要因を少なくする効果があり、nを大き
くとると測定のばらつきをおさえることにより測定値の
精度を向上させる効果がある。また、本実施例において
は、読み取り装置を外周方向へ移動させたが、内側へ移
動させた場合には、nの符号を負として数1により線速
度が算出される。ただしコンパクトディスクなどではア
ドレス開始位置よりも内周側ではアドレス情報として相
対時間は記録されているが絶対時間は記録されていな
い。しかし、その場合にも相対時間を絶対時間に喚算す
ることにより数1によって容易に線速度を算出すること
ができる。
【0021】以上の実施例においては、予め中心からの
距離が判明している位置で検出されるアドレス情報を第
一のアドレスとしたが、任意の位置において検出される
アドレス情報を第一のアドレスとし、その第一のアドレ
スより所定のトラック本数nだけ移動した位置において
検出されるアドレスを第二のアドレスとした場合、第一
のアドレスの中心からの距離rA は、
距離が判明している位置で検出されるアドレス情報を第
一のアドレスとしたが、任意の位置において検出される
アドレス情報を第一のアドレスとし、その第一のアドレ
スより所定のトラック本数nだけ移動した位置において
検出されるアドレスを第二のアドレスとした場合、第一
のアドレスの中心からの距離rA は、
【0022】
【数2】
【0023】と表される。数1と数2を連立させて解く
ことにより線速度vを算出することができる。
ことにより線速度vを算出することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CLVデ
ィスクの記録時の線速度を測定するために特別なハード
ウェア構成による装置をつけたすことなく、短時間に、
かつ高い精度でCLVディスクの線速度を測定すること
を可能とするものであり、CLVディスク再生装置の低
コスト化、小型化、高性能化に寄与する優れた線速度測
定装置を実現できるものである。
ィスクの記録時の線速度を測定するために特別なハード
ウェア構成による装置をつけたすことなく、短時間に、
かつ高い精度でCLVディスクの線速度を測定すること
を可能とするものであり、CLVディスク再生装置の低
コスト化、小型化、高性能化に寄与する優れた線速度測
定装置を実現できるものである。
【図1】本発明の実施例におけるCLVディスク再生装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】本発明の実施例における動作説明のためのCL
Vディスクの模式図
Vディスクの模式図
【図3】従来のCLVディスク再生装置のブロック図
11,31 読み取り装置 12,32 アドレス検出装置 13,33 時間計測装置 14,34 線速度算出装置
Claims (2)
- 【請求項1】CLVディスク上で予め中心からの距離が
判明している位置の近傍において第一のアドレスを検出
し、その位置から読み取り装置をディスクの外周あるい
は内周へ向けてディスクの径方向に所定のトラック本数
だけ移動し、第二のアドレスを検出し、その際に前記第
一のアドレスが検出されてから第二のアドレスが検出さ
れるまでの時間を測定し、前記第一のアドレスと第二の
アドレスと測定された時間とに基づきディスクの記録時
の線速度を算出することを特徴とするCLVディスク再
生装置。 - 【請求項2】CLVディスク上で第一のアドレスを検出
し、その位置から読み取り装置をディスクの外周あるい
は内周へ向けてディスクの径方向に所定のトラック本数
だけ移動し、第二のアドレスを検出し、その際に前記第
一のアドレスが検出されてから第二のアドレスが検出さ
れるまでの時間を測定し、前記第一のアドレスと第二の
アドレスと測定された時間とに基づきディスクの記録時
の線速度を算出することを特徴とするCLVディスク再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29482692A JPH06150626A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | Clvディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29482692A JPH06150626A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | Clvディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150626A true JPH06150626A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17812757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29482692A Pending JPH06150626A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | Clvディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06150626A (ja) |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP29482692A patent/JPH06150626A/ja active Pending
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