JPH11272195A - 液晶パネルの固定装置 - Google Patents
液晶パネルの固定装置Info
- Publication number
- JPH11272195A JPH11272195A JP6982198A JP6982198A JPH11272195A JP H11272195 A JPH11272195 A JP H11272195A JP 6982198 A JP6982198 A JP 6982198A JP 6982198 A JP6982198 A JP 6982198A JP H11272195 A JPH11272195 A JP H11272195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- adhesive
- fixing device
- support portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルを支持枠に接着剤で固定するもの
において固定力を強固にする。 【解決手段】 液晶パネル１（赤、緑、青用の三枚）の
縁周部に固定用穴４を穿設し、支持枠２に立設した支持
部３に挿通し、水平方向、鉛直方向および光軸に対する
回転ずれ等のレジストレーション調整の後、固定用穴の
支持部との隙間に接着剤５を充填し、液晶パネルを支持
枠に固定する。支持部３を螺旋形状または波断形状に形
成して接着剤が凹凸面に充填されるようにし、フォーカ
ス方向（図の左右方向）の引き抜き耐力を上げ、固定強
度を強化する。
において固定力を強固にする。 【解決手段】 液晶パネル１（赤、緑、青用の三枚）の
縁周部に固定用穴４を穿設し、支持枠２に立設した支持
部３に挿通し、水平方向、鉛直方向および光軸に対する
回転ずれ等のレジストレーション調整の後、固定用穴の
支持部との隙間に接着剤５を充填し、液晶パネルを支持
枠に固定する。支持部３を螺旋形状または波断形状に形
成して接着剤が凹凸面に充填されるようにし、フォーカ
ス方向（図の左右方向）の引き抜き耐力を上げ、固定強
度を強化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶パネルの固定装
置に係り、液晶パネルの支持枠に液晶パネルを強固に固
定するものに関する。
置に係り、液晶パネルの支持枠に液晶パネルを強固に固
定するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】光源よりの白色光をダイクロイックミラ
ー等で赤光、緑光および青光に分離し、赤用、緑用およ
び青用の三枚の液晶パネルを照射して赤色、緑色および
青色の映像光を生成し、ダイクロイックプリズム等で合
成しスクリーンに投写する液晶プロジェクタ装置では、
例えば、図３に示す要部分解斜視図のように、液晶パネ
ル１の縁部に複数の固定用穴４を穿設し、液晶パネル１
を固定するための支持枠２に固定用穴４の内径より細い
外形の支持部３を立設し、支持部３を固定用穴４に挿通
させて液晶パネル１を支持枠２に取付け、液晶パネル１
を水平方向あるいは鉛直方向に動かし、あるいは回転さ
せる等してレジストレーション調整を行い、固定用穴４
内の支持部３との隙間に接着剤を充填し、液晶パネル１
を固定するようにしたものがある。この方法は、支持部
３の外周と固定用穴４の内周との間が接着剤で固まるた
め支持部３と直角の方向、すなわち水平方向および鉛直
方向に対しては強固に固定されるが、支持部３に接着剤
の付着する面積が少ないためフォーカス方向（液晶パネ
ル面に垂直な方向）に対して固定力が弱いという問題が
ある。
ー等で赤光、緑光および青光に分離し、赤用、緑用およ
び青用の三枚の液晶パネルを照射して赤色、緑色および
青色の映像光を生成し、ダイクロイックプリズム等で合
成しスクリーンに投写する液晶プロジェクタ装置では、
例えば、図３に示す要部分解斜視図のように、液晶パネ
ル１の縁部に複数の固定用穴４を穿設し、液晶パネル１
を固定するための支持枠２に固定用穴４の内径より細い
外形の支持部３を立設し、支持部３を固定用穴４に挿通
させて液晶パネル１を支持枠２に取付け、液晶パネル１
を水平方向あるいは鉛直方向に動かし、あるいは回転さ
せる等してレジストレーション調整を行い、固定用穴４
内の支持部３との隙間に接着剤を充填し、液晶パネル１
を固定するようにしたものがある。この方法は、支持部
３の外周と固定用穴４の内周との間が接着剤で固まるた
め支持部３と直角の方向、すなわち水平方向および鉛直
方向に対しては強固に固定されるが、支持部３に接着剤
の付着する面積が少ないためフォーカス方向（液晶パネ
ル面に垂直な方向）に対して固定力が弱いという問題が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、支持部の接着剤の付着面積を広げ、フォーカス
方向に対しても液晶パネルを強固に固定できるようにす
ることを目的とする。
に鑑み、支持部の接着剤の付着面積を広げ、フォーカス
方向に対しても液晶パネルを強固に固定できるようにす
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶パネルの固定装置においては、三枚の
液晶パネルで赤色、緑色および青色の映像光を生成し、
ダイクロイックプリズム等で合成しスクリーンに投写す
るものであって、液晶パネルに穿設された複数の固定用
穴を支持枠に立設された該固定用穴の内径より細い外形
の支持部に挿通し、レジストレーション調整の後、該固
定用穴と支持部との間に接着剤を充填して接着し、液晶
パネルを取付けるようにしたものにおいて、前記支持部
の接着剤塗布面を液晶パネルの面と非直角に形成し、引
き抜き耐力を上げて固定強度を増加させる。
め、本発明の液晶パネルの固定装置においては、三枚の
液晶パネルで赤色、緑色および青色の映像光を生成し、
ダイクロイックプリズム等で合成しスクリーンに投写す
るものであって、液晶パネルに穿設された複数の固定用
穴を支持枠に立設された該固定用穴の内径より細い外形
の支持部に挿通し、レジストレーション調整の後、該固
定用穴と支持部との間に接着剤を充填して接着し、液晶
パネルを取付けるようにしたものにおいて、前記支持部
の接着剤塗布面を液晶パネルの面と非直角に形成し、引
き抜き耐力を上げて固定強度を増加させる。
【０００５】前記支持部の引き抜き耐力を上げるため、
支持部の接着剤塗布面を螺旋形状に形成するか、または
波断形状に形成するようにする。
支持部の接着剤塗布面を螺旋形状に形成するか、または
波断形状に形成するようにする。
【０００６】あるいは、支持部を互いに不平行に形成、
例えば、互いの先端が外方に広がるように斜立させて形
成する。
例えば、互いの先端が外方に広がるように斜立させて形
成する。
【０００７】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図１は本発明による液晶パ
ネルの固定装置の一実施例の要部側面図である。図にお
いて、１は液晶パネル、２は液晶パネル１を固定する支
持枠、３は支持枠２に立設した支持部、４は液晶パネル
１の縁部に穿設された固定用穴、５は固定用穴４と支持
部５との間に充填された接着剤である。
き図面を参照して説明する。図１は本発明による液晶パ
ネルの固定装置の一実施例の要部側面図である。図にお
いて、１は液晶パネル、２は液晶パネル１を固定する支
持枠、３は支持枠２に立設した支持部、４は液晶パネル
１の縁部に穿設された固定用穴、５は固定用穴４と支持
部５との間に充填された接着剤である。
【０００８】液晶パネル１は赤色用、緑色用および青色
用の三枚の、それぞれ、縁部の固定用穴４（例えば、左
右上部および下部の三か所）を対応する支持枠２の支持
部３に挿通し、水平方向、鉛直方向および光軸に対する
回転ずれ等のレジストレーション調整を行った後、各固
定用穴４の支持部３の周囲に接着剤を充填し、支持枠２
に液晶パネル１を固定する。
用の三枚の、それぞれ、縁部の固定用穴４（例えば、左
右上部および下部の三か所）を対応する支持枠２の支持
部３に挿通し、水平方向、鉛直方向および光軸に対する
回転ずれ等のレジストレーション調整を行った後、各固
定用穴４の支持部３の周囲に接着剤を充填し、支持枠２
に液晶パネル１を固定する。
【０００９】支持部３は、例えば、図２（イ）に部分断
面図で示す支持部3aのように螺旋形状に形成するか、同
図（ロ）に示す支持部3bのように波断形状に形成し、接
着剤５が支持部の凹凸面に入り込むようにし、フォーカ
ス方向（液晶面と直角方向）の引き抜き耐力（固定強
度）が大きくなるようにする。あるいは、同図（ハ）に
示すように、支持部3cを支持枠２の面に斜めで、かつ互
いに先端を広げて立設し、接着剤５の充填によりフォー
カス方向の固定強度が大きくなるようにする。
面図で示す支持部3aのように螺旋形状に形成するか、同
図（ロ）に示す支持部3bのように波断形状に形成し、接
着剤５が支持部の凹凸面に入り込むようにし、フォーカ
ス方向（液晶面と直角方向）の引き抜き耐力（固定強
度）が大きくなるようにする。あるいは、同図（ハ）に
示すように、支持部3cを支持枠２の面に斜めで、かつ互
いに先端を広げて立設し、接着剤５の充填によりフォー
カス方向の固定強度が大きくなるようにする。
【００１０】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による液
晶パネルの固定装置によれば、支持部の形状を螺旋形状
あるいは波断形状に形成することにより、螺旋形状面あ
るいは波断形状面に接着剤が充填されるのでフォーカス
方向（液晶パネル面に垂直な方向）への引き抜き耐力が
上がり、あるいは、支持部を斜立させて形成することに
より同様に引き抜き耐力が上がるので、フォーカス方向
の固定強度が増大し、液晶パネルを強固に固定すること
ができる。
晶パネルの固定装置によれば、支持部の形状を螺旋形状
あるいは波断形状に形成することにより、螺旋形状面あ
るいは波断形状面に接着剤が充填されるのでフォーカス
方向（液晶パネル面に垂直な方向）への引き抜き耐力が
上がり、あるいは、支持部を斜立させて形成することに
より同様に引き抜き耐力が上がるので、フォーカス方向
の固定強度が増大し、液晶パネルを強固に固定すること
ができる。
【図１】本発明による液晶パネルの固定装置の一実施例
の要部側断面図である。
の要部側断面図である。
【図２】本発明による液晶パネルの固定装置の実施例の
部分側断面図である。
部分側断面図である。
【図３】従来の液晶パネルの固定装置の一例の要部分解
斜視図である。
斜視図である。
１ 液晶パネル ２ 支持枠 ３、3a、3b、3c 支持部 ４ 固定用穴 ５ 接着剤
Claims (5)
- 【請求項１】 三枚の液晶パネルで赤色、緑色および青
色の映像光を生成し、ダイクロイックプリズム等で合成
しスクリーンに投写するものであって、液晶パネルに穿
設された複数の固定用穴を支持枠に立設された該固定用
穴の内径より細い外形の支持部に挿通し、レジストレー
ション調整の後、該固定用穴と支持部との間に接着剤を
充填して接着し、液晶パネルを取付けるようにしたもの
において、前記支持部の接着剤塗布面を液晶パネルの面
と非直角に形成し、引き抜き耐力を上げて固定強度を増
加させるようにした液晶パネルの固定装置。 - 【請求項２】 前記支持部の接着剤塗布面を螺旋形状に
形成した請求項１記載の液晶パネルの固定装置。 - 【請求項３】 前記支持部の接着剤塗布面を波断形状に
形成した請求項１記載の液晶パネルの固定装置。 - 【請求項４】 前記支持部を互いに非平行に形成した請
求項１、２または３記載の液晶パネルの固定装置。 - 【請求項５】 前記支持部を互いの先端が外方に広がる
ように斜立させて形成した請求項１、２または３記載の
液晶パネルの固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6982198A JPH11272195A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 液晶パネルの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6982198A JPH11272195A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 液晶パネルの固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11272195A true JPH11272195A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13413816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6982198A Pending JPH11272195A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 液晶パネルの固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11272195A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1041828A2 (en) * | 1999-02-02 | 2000-10-04 | Seiko Epson Corporation | Device for mounting a liquid crystal display in a projector |
| DE10317616A1 (de) * | 2003-04-11 | 2004-10-21 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Justage und Fixierung optischer Bauelemente |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6982198A patent/JPH11272195A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1041828A2 (en) * | 1999-02-02 | 2000-10-04 | Seiko Epson Corporation | Device for mounting a liquid crystal display in a projector |
| EP1041828A3 (en) * | 1999-02-02 | 2001-12-12 | Seiko Epson Corporation | Device for mounting a liquid crystal display in a projector |
| US6587167B1 (en) | 1999-02-02 | 2003-07-01 | Seiko Epson Corporation | Unit for precision mounting electro-optical devices |
| KR100483216B1 (ko) * | 1999-02-02 | 2005-04-15 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 전기광학장치 장착 유닛 및 이를 이용한 투사형 표시장치 |
| DE10317616A1 (de) * | 2003-04-11 | 2004-10-21 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Justage und Fixierung optischer Bauelemente |
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