JPH11271712A - 液晶表示装置および位置検出装置 - Google Patents

液晶表示装置および位置検出装置

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JPH11271712A
JPH11271712A JP7167398A JP7167398A JPH11271712A JP H11271712 A JPH11271712 A JP H11271712A JP 7167398 A JP7167398 A JP 7167398A JP 7167398 A JP7167398 A JP 7167398A JP H11271712 A JPH11271712 A JP H11271712A
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容子 福永
Masahiko Akiyama
政彦 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質で低消費電力かつ軽量薄型の座標入力
機能付き液晶表示装置を提供する。 【解決手段】液晶表示装置において、液晶層を挟持する
アレイ基板11と対向基板12とのギャップを保つため
のスペーサ14と、圧電体23などの圧力検出素子を重
なるように配設する。液晶パネルに印加された圧力によ
り、圧力検出素子が信号を出力し、この信号に基づいて
座標検出を行う。このような構成を採用することにより
従来問題となっていた表示品質の低下、位置検出精度の
低さ、または重量の増大などの問題を生ずることなく、
液晶表示装置に位置検出機能を付加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示画面に位置検出
機能を内蔵した表示装置に関し、特に表示画面に位置検
出機能を内蔵した液晶表示装置に関する。また本発明は
位置検出装置に関し、特に表示装置との整合性の高い位
置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は高画質化、高精細
化が進められており、パーソナルコンピュータ用ディス
プレイなどの中小型ディスプレイとしてはブラウン管に
代わり主流になりつつある。また、最近は移動通信技術
の進歩により、液晶表示装置の携帯端末としての展開が
期待されている。
【0003】携帯端末には、書込み用入力ペンまたは指
からの加圧点の座標の検出機能を備えることか望まし
い。現在このような入力方式として、透明な抵抗膜を2
枚対向させ、圧力印加により抵抗膜がショートすること
を利用した抵抗膜抵抗膜感圧方式が主流であり、この位
置検出デバイスを液晶表示装置における観測側に外付け
して用いている。
【0004】このような位置検出デバイスの外付け方式
においては、以下のような問題点がある。まず、(1)
外付けした位置検出デバイスによる反射/吸収に由来す
る光ロスにより表示品質が低下したり、(2)外付した
位置検出デバイスでの反射により表示画像が2重像とな
るという問題がある。抵抗膜感圧方式における透明電極
/空気界面での反射は界面あたり5[%]程度であり、
基板および透明電極での吸収は5[%]程度である。し
たがって、光ロスは透過型液晶表示装置で(1−0.9
2 =)20[%]程度、反射型液晶表示装置では光路が
倍になるため(1−0.94 =)35[%]程度とな
る。このような光ロスをバックライトの輝度で補償する
ことも可能だが、その場合消費電力が増大してしまう。
反射型液晶表示では表示画面上に外付けした位置検出デ
バイスに起因する反射率不足により、画質が低下してし
まう。特に反射型液晶表示装置の場合もともと表示輝度
に制約があるため、この光ロスによる画質低下は大きな
問題となる。
【0005】また位置検出デバイスを外付けした場合、
(3)位置検出デバイスと表示装置との張り合わせ精度
が十分に得ることが困難で、入力位置と液晶表示装置の
表示座標とにずれが生じてしまうという問題がある。外
付け方式においては、座標入力等を行う位置検出デバイ
スを表示装置に貼り合わせる工程を必要とするが、両装
置を精度良く貼りあわせることは難しく、表示位置と座
標入力位置とのズレを生じる原因となる。この位置ズレ
を解決するためには、個々の製品に対して回路的な補正
を施す必要があり、コストアップの原因となる。
【0006】また、(4)位置検出デバイスの厚さに由
来する、入力位置・表示位置の視差ズレの問題もある。
【0007】表示装置の表示画面と位置検出デバイスと
を互いに接して貼り合わせると、ギャップムラによる干
渉縞が発生して表示品質を著しく低下させてしまう。そ
のため、表示装置の表示画面と位置検出デバイスとの間
には1[mm]程度のギャップを設ける必要がある。そ
の結果、位置検出デバイスの座標検出面と表示装置の表
示画面との間には、位置検出デバイスの厚さにさらにギ
ャップの厚さを加えた分の距離が存在し、装置のユーザ
ー(観測者)の視線の方向によって表示位置と座標入力
位置とのズレ(パララックス)が生じてしまうという問
題がある。
【0008】さらに、(5)外付けした位置検出デバイ
スにより、表示装置全体の厚さ、重量が大きくなってし
まうという問題もある。外付け抵抗膜感圧方式において
は、外付け部材の重量・厚さに加え、上述のギャップ分
の厚さか加わり、モジュールの軽量・薄膜化が困難にな
るという問題点がある。特に携帯型電子機器の場合に
は、重量、大きさの増大は可搬性を低下させてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものである。すなわち本
発明は、従来の外付け位置検出機能付き表示装置におけ
る上述の問題点を解決し、位置検出機能を付加すること
による画質低下のない、高い表示品質を備えた表示装置
を提供することを目的とする。また本発明は、位置ずれ
やパララックスのない、入力位置精度の高い位置検出機
能を備えた表示装置を提供することを目的とする。また
本発明は位置検出機能の付加による重量、大きさの増大
の少ない、軽量薄型で携帯用途にも適した表示装置を提
供することを目的とする。
【0010】また本発明は消費電力の小さな位置検出機
能つき表示装置を提供することを目的とする。さらに本
発明は、生産性の高い構造を備えた位置検出機能つき表
示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した問題点は、いず
れも座標入力機能を例えば液晶セルのような表示装置自
体に内蔵させることにより解決することができる。しか
しながら、液晶表示装置はセルギャップ両端の電極の電
位差により表示状態をするため、従来の抵抗膜感圧(接
触)方式を単純に液晶セルに内蔵させることはできなか
った。本発明は以下に説明するような構成を採用するこ
とにより、座標入力機能を表示装置に内蔵させたもので
ある。
【0012】前述のような課題を解決するため、本発明
は以下のような構成を備えている。本発明の液晶表示装
置は、第1の電極が配設された第1の基板と、第2の電
極が配設された第2の基板と、前記第1の基板と前記第
2の基板との間にマトリクス状に配設された柱状のスペ
ーサーと、前記スペーサーにより保持された前記第1の
基板と前記第2の基板との間隙に挟持された液晶層と、
前記第1の電極または前記第2の電極に表示信号電圧を
印加する手段と、前記第1の基板または前記第2の基板
の前記スペーサーと対向する領域に配設された圧力検出
素子と、前記圧力検出素子に圧力が加わった時、前記圧
力検出素子の出力信号に基づいて、前記圧力が加わった
圧力検出素子の位置を検出する手段、とを具備したこと
を特徴とする。
【0013】また、第1の電極が配設された第1の基板
と、第2の電極が配設された第2の基板と、前記第1の
基板と前記第2の基板との間にマトリクス状に配設され
たスペーサと、前記第1の基板と前記第2の基板との間
に挟持された液晶層と、前記第1の電極と前記第2の電
極との間に表示信号に対応した電圧を印加する手段と、
前記第1の基板または前記第2の基板の前記スペーサー
と対向する領域に配設された圧力検出素子と、前記圧力
検出素子に圧力が加わった時、前記圧力検出素子の抵抗
変化または誘起電位に基づいて、前記圧力が加わった圧
力検出素子の位置を検出する手段、とを具備するように
してもよい。
【0014】また、第1の領域と第2の領域とを有し、
前記第1の領域に第1の電極が配設された第1の基板
と、第1の領域と第2の領域とを有し、前記第1の領域
に第2の電極が配設された第2の基板と、前記第1の基
板の前記第2の領域および前記第2の基板の前記第2の
領域と対向するように、前記第1の基板と前記第2の基
板との間にマトリクス状に配設された柱状のスペーサ
と、前記スペーサにより保持された前記第1の基板と前
記第2の基板との間隙に挟持された液晶層と、前記第1
の電極または前記第2の電極に表示信号電圧を印加する
手段と、前記第1の基板の前記第2の領域または前記第
2の基板の前記第2の領域に配設された圧力検出素子
と、前記圧力検出素子に圧力が加わった時、前記圧力検
出素子の出力信号に基づいて、前記圧力が加わった圧力
検出素子の位置を検出する手段、とを具備するようにし
てもよい。
【0015】液晶表示装置の表示領域の一部に圧力がか
かった場合、その圧力のほとんどはその領域に配設され
たスペーサが支えることか知られている。本発明は、こ
のスペーサ部への圧力集中を利用して、スペーサ部に設
けられた圧力検出素子により位置座標を検出するもので
ある。
【0016】本発明は、アクティブマトリクス型の液晶
表示装置に適用するようにしてもよいし、単純マトリク
ス型の液晶表示装置に適用するようにしてもよい。
【0017】またアクティブマトリクス型液晶表示装置
の場合、走査線駆動回路から走査線へ走査信号が、信号
線駆動回路から信号線へは表示信号が印加される。そし
て、各画素電極ごとに配設された例えば薄膜トランジス
タ、MIMなどの非線形スイッチング素子は走査信号に
よりオン、オフしオン状態のときに信号線に印加された
表示信号を選択して画素電極に印加する。
【0018】また、柱状スペーサの高さを調整すること
により、液晶層の厚さ(セルギャップ)を、スペーサの
密度を調整することにより、スペーサ1個あたりにかか
る圧力範囲を最適化することが可能となる。スペーサー
を画素と重複しないようなかつ圧力検出素子と対応する
ような適切な位置に配設することができれば、柱状スペ
ーサ以外の例えば球状スペーサ等を用いるようにしても
よい。また、前記スペーサの少なくとも一部は圧電性材
料により構成されていてもよい。
【0019】また、前記第1の基板または前記第2の基
板の前記圧力検出素子が配設された面に配設された抵抗
膜をさらに具備し、前記圧力検出素子の前記出力信号は
前記抵抗膜を介して検出するようにしてもよい。この場
合抵抗膜は、液晶表示素子の画素領域と重ならないよう
にパターニングするようにしてもよい。またいわゆるブ
ラックマトリクスと呼ばれる遮光膜と共用するようにし
てもよい。このような構成を採用することにより、抵抗
膜の吸収による光ロスや抵抗膜の電位の液晶表示への影
響を回避することができる。また抵抗膜として、液晶表
示装置にもともと存在するブラックマトリクスを用いる
ことにより、抵抗膜を別に形成する場合に比べ工程数が
削減し、生産性を向上することができる。
【0020】圧力検出素子からの出力信号を抵抗膜を通
して出力することにより、抵抗または容量の加圧部から
の距離依存性を利用して、例えば画素領域の外周部など
基板の端部から出力される信号の比から位置座標を検出
するようにしてもよい。
【0021】本発明の位置検出装置は、第1の基板と、
第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間
にマトリクス状に配設された柱状のスペーサと、前記第
1の基板または前記第2の基板の前記スペーサーと対向
する領域に配設された圧力検出素子と、前記圧力検出素
子に圧力が加わった時、前記圧力検出素子の出力信号に
基づいて、前記圧力が加わった圧力検出素子の位置を検
出する手段とを具備したことを特徴とする。このような
構成を採用することにより本発明の位置検出装置は表示
装置との整合性を高めることができる。例えばスペーサ
により保持された第1の基板と第2の基板との間隙に液
晶組成物を配設し、第1の基板または第2の基板に電極
を配設して液晶層の電気−光学応答を制御するようにす
れば、表示品質を損ねることなく、かつ表示装置の大き
さをコンパクトに保ちながら位置検出機能と表示機能と
を両立することができる。また例えば、スペーサにより
保持された第1の基板と第2の基板との間隙に電界効果
型冷陰極をアレイ状に配設してフィールドエミッション
ディスプレイを構成するようにしてもよい。またプラズ
マアドレス型液晶表示装置に本発明を適用するようにし
てもよい。
【0022】すなわち本発明の液晶表示装置は、圧力検
出素子をスペーサとが対向するように配設した液晶表示
装置である。
【0023】第1の電極パターンが配設された第1の基
板と、第2の電極パターン配設された第2の基板と、前
記第1の基板と第2の基板との間に挟持された液晶層
と、前記第1の電極または前記第2の電極に表示信号電
圧を印加する手段と、前記第1の基板と前記第2の基板
との間に前記液晶層の厚さを保持するように挟持された
スペーサとを有する液晶表示装置において、前記第1の
基板あるいは前記第2の基板のいずれか一方または前記
第1の基板と前記第2の基板間に配設された圧力検出素
子とを具備し、前記圧力検出素子と前記スペーサが対向
させたものである。また前記スペーサの一部が圧力検出
素子からなり、前記液晶表示装置の観測側から前記液晶
表示装置の表示領域の一部に圧力を加えることにより、
前記表示領域における前記圧力を加えた位置近傍の前記
圧力検出素子に圧力が印加され、前記圧力検出素子から
の出力信号に基づいて圧力が印加された位置を検出する
手段を備えたものである。 また、前記第1の基板ある
いは前記第2の基板の少なくとも一方に配設された抵抗
膜を具備し、前記抵抗膜の一部と前記圧力検出素子が対
向しており、前記抵抗膜と前記第1の電極および第2の
電極の少なくとも一方が電気的に絶縁されており)、前
記圧力検出素子からの出力信号が、前記抵抗膜を介して
前記液晶表示装置の非表示領域で電気信号として出力さ
れるようにしてもよい。
【0024】このような圧力検出素子としては、例え
ば、圧力により表面電荷を発生する圧電体を用い、前記
電気信号として電流または電荷量を用いて位置を検出す
るようにしてもよい。圧電体とは、圧力を加えたときに
表面電荷を発生するものである。圧電定数(d33)と発
生する電荷(Q)には圧電体に加わる力をFとすると、
以下の関係がある。 Q=d33×F [C] したがって、この電荷を利用して位置検出を行うことが
できる。例えば、電荷は電流の時間積分により検出する
ようにしてもよい。圧電体の面積は、上式にもとづき、
適切な電荷量が得られるように調節するようにすればよ
い。
【0025】また、圧力検出素子として、例えば圧力に
より電気抵抗が変化する感圧体を用い、前記電気信号と
して電流または電圧を用いて位置を検出するようにして
もよい。 感圧体とは、ここでは圧力を加えたときに抵
抗が変化する素子をいう。感圧体としては、例えば絶縁
性材料に導電性の微粒子を分散したものを用いるように
してもよい。圧力により導電性の微粒子同士か接触する
ことにより、抵抗か大きく変化する。すなわち、理想的
には圧力印加により絶縁状態から導通状態への変化か起
こる。したがって、この感圧体に圧力を印加することに
よる抵抗変化(ON/OFF)を利用して位置検出を行
うようにすればよい。また感圧体の面積・厚さは、適切
なON/OFF比が得られる圧力が加わるように調節す
るようにすればよい。
【0026】さらに前記圧力検出素子を、圧電体がゲー
トに電気的に接続されたトランジスタから構成し、前記
電気信号として電流または電圧を用いて位置を検出する
ようにすればよい。例えばTFTのゲート電極に接続さ
れた圧電体に圧力を印加することにより、ゲート電圧を
変化させて、ソース・ドレイン間の抵抗のON/OFF
制御を行い、位置検出を行うようにしてもよい。適切な
ON/OFFマージンを確保するために、圧電体の面積
・厚さ、およひ圧電ゲートに印加するバイアス電圧を調
整するようにしてもよい。
【0027】また第1の電極(画素電極)がマトリクス
状に配設されたスイッチング素子に電気的に結合されて
おり、前記第2の電極が液晶駆動用の共通(コモン)電
極であり、前記圧力検出素子を介して前記抵抗膜に電気
的に結合された位置検出用の対向電極を具備し、前記液
晶駆動用の共通電極と前記位置検出用の対向電極とを電
気的に導通させるようにしてもよい。例えば液晶表示装
置にもともと存在する共通(コモン)電極と、表面分割
型の位置検出素子のバイアス電極とを同電位とすること
により、両者のカップリングに由来するノイズを低減す
ることができる。またバイアス電極を別に形成する場合
に比べ工程数を削減し、生産性を向上することもでき
る。
【0028】ここで本発明の液晶表示装置および位置検
出装置におけるスペーサの設計方法について説明する。
【0029】液晶セルに加圧した場合、圧力のほとんど
はスペーサが支える。スペーサ密度n[個/cm2 ]の
セルに、N[N/cm2 ]の力を加えた場合、スペーサ
1個あたりに加わる力はN/n[N/個]となる。
【0030】柱状のスペーサは、例えばレジストの塗
布、露光、現像、ベーク等の一連のフォトエッチングプ
ロセスにより形成することができる。また、露光の際の
マスクパターンにより、スペーサの2次的な形状・密度
・位置を制御するようにしてもよい。スペーサの配設密
度により、スペーサ1個あたりにかかる圧力範囲を最適
化することができる。
【0031】スペーサの配設位置と圧電体の配設位置を
重複させるか、スペーサ自体を圧電体により構成する場
合、スペーサー1個の両端に発生する電荷量(Q)は以
下のように計算される。 Q=d33×N÷n [C] 書込み用入力ペンまたは指を用いて加圧を行う場合、常
識的な圧力はN=0.1〜1[kg/cm2 ]=9.8
〜98[N/cm2 ]である。この値と、用いる圧電材
料の圧電定数(d33)、出力信号の検出方法や、そのS
/N設定等により、最適なスペーサ密度を設定するよう
にしればよい。
【0032】スペーサ位置に感圧体があるか、スペーサ
自体が感圧体の場合も、感圧体の抵抗の圧力依存性から
同様に最適なスペーサの配設密度を設定するようにすれ
ばよい。
【0033】次に、本発明の液晶表示装置または表示装
置における抵抗膜の設計方法について説明する。
【0034】本発明においては、圧電体または感圧体と
抵抗膜とが接触するように配設されている。図9は液晶
セルと抵抗膜との関係を説明するための図である。抵抗
膜1は圧電体または感圧体が配設された第1の基板と第
2の基板とからなる液晶セル2の片面(図9(a))に
形成されていてもよいし、両面(図9(b))に形成さ
れていてもよい。片面に形成する場合には、もう一方を
抵抗膜1に比べ十分抵抗の低いバイアス印加用電極とす
ることが有効である(図9(a))。ベタの抵抗膜を用
いる場合、周辺部に抵抗膜に比べ十分抵抗の低い信号取
り出し電極3を設け、そこから出力信号を得ることが有
効である(図9(a)、図9(b))。表面分割型の場
合は抵抗膜の4辺に(図9(a))、両面分割型の抵抗
膜あたり2辺づつに(図9(b))信号取り出し電極3
を設けることが有効である。さらに、信号取り出し電極
3間の干渉を低減する目的で、信号取り出し電極3の形
状を変形するようにしてもよい。
【0035】また、例えば画素領域と相補的なパターン
等にパターニングされた抵抗膜を用いる場合について
も、抵抗膜2は液晶セルの片面(図11(a))に形成
されていても両面(図11(b))に形成されていても
よい。片面に形成する場合には、もう一方を抵抗膜に比
べ十分抵抗の低いバイアス印加用電極とすることが有効
である(図11(a))。バイアス印加用の電極もパタ
ーニングされていても構わない。ただしこの場合には、
圧電体または感圧体のある部分にバイアス印加用の電極
が残っていることが必要である。抵抗膜を両面に形成す
る場合も、両面がストライプ上に互いに直交するように
パターニングされていても(図11(b))、片面のみ
がパターニングされ、残る片面がベタ膜であっても構わ
ない。両面がストライプ上に互いに直交するようにパタ
ーニングされている場合には、その交点の部分に圧電体
または感圧体を配設するようにすればよい。抵抗膜をス
トライプ上にパターニングする場合は、ストライプ電極
からの出力をそのまま出力信号として用いても、周辺部
に抵抗膜に比べ十分抵抗の低い信号取り出し用電極を設
け、そこから出力信号を得ても構わない。出力信号処理
回路のコスト低減のためには、周辺部に信号取り出し用
極3を設け、一括信号処理を行うことが望ましい(図1
1(a)、図11(b))。信号取り出し電極3は、表
面分割型の場合は抵抗膜の4辺に(図11(a))、両
面分割型の抵抗膜あたり2辺づつに(図11(b))配
設される。抵抗膜の抵抗は、出力信号の検出方法・出力
範囲、S/N設定等により、最適設計するようにすれば
よい。
【0036】また、抵抗膜2を液晶表示装置の非開口部
にのみ設置することにより、抵抗膜の吸収による光ロス
や、抵抗膜の電位の液晶表示への影響を回避することが
でき、表示品質を向上することができる。
【0037】図10は抵抗膜のパターンの例を概略的に
示す図である。抵抗膜3を黒色の遮光膜として、抵抗膜
3を液晶表示装置のブラックマトリクスとして形成する
ことにより、プロセスを削減してコスト低下を図る上で
有効である。
【0038】また、表面分割型のバイアス電極をTFT
液晶表示装置のコモン電極電位とすることにより、コモ
ン電極とのカップリング容量に由来するノイズを低減す
ると共に、バイアス電極形成プロセスを削減してコスト
低下を図る上で有効てある。次に、本発明の位置検出機
能内蔵液晶表示装置おける座標算出方法について述べ
る。
【0039】図12は、圧力検出素子が圧電体からな
り、電荷量を検出する場合の座標算出方法の例を説明す
るための図である。圧電体に圧力を加えると、圧力が加
わった位置に表面電荷が誘起される。この電荷は抵抗膜
による抵抗Rと、容量Cとの積に比例した時定数で減衰
しつつ、両端の引き出し線から電流として出力される。
両端から出力される電流の積分値すなわち電荷量の比
は、加圧点で分断された容量に比例する。すなわち、Q
とQx(1)、Qx(2)、Qy(1)、Qy(2)と
の間にそれぞれ形成される容量は、圧力Fが加わった点
と、引き出し電極との距離の2乗に比例する。したがっ
て、位置座標は以下のように算出される。 (2x/Lx )2 ={Qx(2)−Qx(1)}/{Q
x(2)+Qx(1)} (2y/Lx )2 ={Qy(2)−Qy(1)}/{Q
y(2)+Qy(1)} また、引き出し線近傍でのゆがみが生じる場合には、こ
の分は補正するようにしればよい。
【0040】図12の例においては、抵抗膜の抵抗とし
て、表面分割型を用いているが、両面分割型を用いても
構わない。図14は、表面分割型を用い、バイアス電位
VB を設定したときの等価回路の例であり、図16は表
面分割型を用い対向をフローティングとしたときの等価
回路の例であり、図17は両面分割型を用いたときの等
価回路の例である。
【0041】表面分割型を用いた場合の等価回路におい
ては、簡略のためX座標側のみ記し、Y座標側について
は同様のため省略している。(表面分割型については以
下同様にY座標側の等価回路を省略する。)圧電体を用
い電荷量を検出する場合、圧力が変化したときのみ電流
が流れ、電荷量のピーク値を用いて位置座標を検出す
る。このため、圧力が変化した瞬間の電流を精度良く検
出することが必要となる。抵抗膜の抵抗Rは、電流出力
の時定数を調節し、電前検出回路の帯域を落としてS/
N比を上げるよう貨定される。ペンまたは指からの加圧
で入力する場合、帯域は1[kHz]〜数[Hz]の間
に設定するようにすればよい。これは、1[kHz]以
上の速さで人か入力するのは困難であり、数[Hz]以
下だと遅いと感じることが主たる理由である。特に、液
晶の駆動周波数である60[Hz]周期で検出すること
が、駆動周期由来のノイズを効果的に低減する上で望ま
しい。
【0042】図21、図23は圧電体を用いたときの座
標検出回路の構成の例を示す図である。図22、図24
は感圧体をゲートに接続した薄膜トランジスタを用いた
時の座標検出回路の構成の例を示す図である。図21に
おいては、Q−Vアンプからの出力をA/D変換して、
その後デジタル演算により座標演算・ピーク検出を行
う。このとき、液晶表示のクロックと同期させることに
より、たとえばコモン反転時のコモン電極とのカップリ
ングノイズ等を除去することがS/N比向上の点で有効
である。さらに、デジタル演算により引き出し線近傍の
ゆがみ補正を行うことが、位置精度向上の点で有効であ
る。図23においては、加算、減算、割り算、ピークホ
ールドまでアナロク処理し、最後にA/D変換をするよ
うにすればよい。この場合もA/D変換後のデジタル演
算において、駆動周期依存のノイズ除去、引き出し線近
傍のゆがみ補正等を行うことが好ましい。
【0043】図13は圧力検出素子が感圧体からなり、
電流または電圧を検出する場合の座標算出方法の例を説
明するための図である。感圧体に圧力を加えると、圧力
が加わった位置の抵抗が低下し、理想的にはバイアス電
極とショートする。バイアス電圧は抵抗膜により抵抗分
割されて、両端の引き出し線から電流または電圧として
出力される。両端から出力される電流の比は抵抗に反比
例する。抵抗は引き出し線からの距離に比例するため、
位置座標は以下のように算出される。 (2x/Lx )2 ={Ix(2)−Ix(1)}/{I
x(2)+Ix(1)} (2y/Lx )2 ={Iy(2)−Iy(1)}/{I
y(2)+Iy(1)} 図13においては、抵抗膜の構造として表面分割型を用
いているが、両面分割型を用いても構わない。
【0044】図15は表面分割型を用いバイアス電位を
設定したときの等価回路の例であり、図18は、両面分
割型を用いたときの等価回路の例である。また、感圧体
を用いたときの座標検出回路構成例を図22、図24に
示している。図22の例では、I−Vアンプからの出力
をA/D変換して、その後デシタル演算により座標演算
を行う。このとき、液晶表示のクロックと同期させるこ
とにより、たとえばコモン反転時のコモン電極とのカッ
プリングノイズ等を除去することがS/N比向上の点で
有効である。さらに、デシタル演算により引き出し線近
傍のゆがみの補正を行うことが、位置精度向上の点で有
効である。図24の例においては、加算、減算、割り算
までアナロダ処理し、最後にA/D変換をする。この場
合もA/D変換後のデジタル演算において、駈動周期依
存のノイズ除去、引き出し線近傍のゆがみ補正を行うこ
とが有効である。
【0045】圧力検出素子が圧電ゲートトランジスタか
らなり、電流または電圧を検出する場合の座標算出方去
こついては、感圧体と同様である。図19は圧電ゲート
トランジスタを用いた表面分割型の等価回路の例を示す
図であり、図20は両面分割型の等価回路の例を示す図
である。図19においては、圧電ゲートトランジスタの
ソースはすべて共通電位(図中COMで表示)に設定さ
れる。圧電ゲートにはTFTのON/OFFマージンを
見込んだバイアス電圧が印加される(図中の電池記
号)。圧電体を圧縮したときに発生する電圧の極性は圧
電体の分極方向によって決められる。
【0046】図20においては、圧電ゲートトランジス
タのソース・ドレイン電極がそれぞれX軸座標・Y軸座
標出用の抵抗配線につながれている。圧電ゲートにはT
FTのON/OFFマージンを見込んだバイアス電圧
(図中VB )が印加される。圧電体を圧縮したときに発
生する電圧の極性は圧電体の分極方向によって決められ
る。図19、図20いずれの場合も圧電体に圧力を加え
ると、圧力が加わった位置のTFTがON状態となり、
抵抗膜により抵抗分割されて、両端の引き出し線から電
流または電圧として出力される。
【0047】次に表示装置に用いる圧電材料およびその
分極処理方法について説明する。
【0048】圧電材料としては、代表的な圧電体である
PZTの他、例えばBaTiO3 、PbTiO3 、Bi
2 SrTa2 9 、Bi3 Ti4 12、BaMgF4
Gd2 (MoO4 3 などを用いることができる。圧電
性を示すためには、分極方向がそろっている必要があ
る。分極方向を揃えるには、圧電材料に電圧を印加して
分極反転させることが有効である。表面分割型でバイア
ス電極が形成されている場合には、信号取り出し用電極
とバイアス電極との間に、圧電体分極反転電圧より大き
い電圧を与えることにより分極方向を揃えることが可能
である。両面分割型の場合も同様に、両側の対向電極間
に圧電体より大きい電圧を与えることにより分極方向を
揃えることが可能である。
【0049】また、表面分割型で対向電立がフローティ
ングの場合には、フローティング側を空気側として、イ
オナイザーを照射しつつ、信号取り出し用し電極にグラ
ンド電位を基準として圧電体の分極反転電圧より大きい
電圧を与えることにより分極方向を揃えるようにしても
よい。
【0050】なお圧力検出素子として圧電体を用いた場
合、圧電体の少なくとも一方の電極がフローティングの
場合には偏加重がかかって高電圧が発生し短絡する恐れ
がある。例えば圧力検出素子としてゲート電極に圧電体
を用いた圧電ゲート薄膜トランジスタを用いるような場
合には、このような短絡を回避する構成を備えておくこ
とが好ましい。例えば、過大電圧が発生した場合の保護
のための保護回路を圧電体の一方のフローティング電極
に接続しておくようにしてもよい。このような例として
は例えば図8に例示した構成をあげることができる。い
ずれも薄膜トランジスタで構成することができるので、
画素選択用の薄膜トランジスタと同時に形成することが
できる。このため保護回路の形成による液晶表示装置の
生産性の低下を回避することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に本発明についてさらに詳細
に説明する。 (実施形態1)図1は本発明の液晶表示装置の構成の例
を概略的に示す図である。図1の液晶表示装置は、座標
入力機能を内蔵した液晶表示装置であり、液晶表示方式
として、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Fil
m Transistor)を用いたアクティブマトリ
クス方式が用いられている。また、液晶表示モードとし
ては、透過型のTN(Twisted Nemati
c)方式が用いられている。圧力検出のための感圧素子
としては圧電体が用いられている、また、感圧素子の電
極構造は表面分割型であり、バイアス電極が液晶表示用
のコモン電極としての機能を兼ねており、さらに抵抗膜
がブラックマトリクスとしての機能を兼ねている(図1
1(a)参照)。この液晶表示装置は、アレイ基板11
と対向基板12との間に液晶層13を挟持したものであ
る。アレイ基板11と対向基板12との間隙は柱状のス
ペーサ14により保持されている。アレイ基板11は、
ガラス基板などの絶縁性基板15と、この絶縁性基板1
5上にマトリクス状に配設された画素電極16と、この
画素電極16に表示信号に対応した電圧を印加するため
の薄膜トランジスタ17とを備えている。なおアレイ基
板11と対向基板12の液晶層13挟持面には図示しな
い配向膜が配設されている。薄膜トランジスタ17は、
絶縁性基板15上に配設されたゲート電極17gと、ゲ
ート電極17gを覆うように配設されたゲート絶縁膜と
18、ゲート絶縁膜18を介してゲート電極17gと対
向した例えばa−Si、p−Siなどの半導体膜17i
と、半導体膜17iと接合したソース電極17s、ドレ
イン電極17dと、チャネル保護膜17eと、薄膜トラ
ンジスタを覆うように配設されたパッシベーション膜1
9とを備えている。なお、半導体膜17iのソース・ド
レイン電極との接合面には、ソース・ドレイン電極と半
導体膜とがオーミック接合するように図示しない例えば
+ a−Siなどのコンタクト層が配設されている。
【0052】対向基板12は、例えばガラス基板などの
絶縁性基板21と、この絶縁性基板21上に画素電極と
相補的な所定のパターンで配設された抵抗膜22と、抵
抗膜22とスペーサ14との間に配設された感圧素子2
3と、抵抗膜22および感圧素子23を覆うように配設
されたカラーフィルタ24と、液晶層挟持面に配設され
たコモン電極(対向電極)25とを備えている。なおこ
の例では抵抗膜22は遮光性を有する材料から構成され
ており、隣接する画素領域間を遮光するブラックマトリ
クスとしても機能するように構成されている。またカラ
ーフィルタ24は、R(赤)、G(緑)、B(青)の加
法混色の3原色に着色した絶縁材料を、各画素領域を覆
うように配設されている。
【0053】この構造における座標座標算出方法は図1
2に、等価回路は図14に示したとおりである。また、
座標検出回路の構成例は図21、図23で説明したとお
りであり、図23の座標検出回路の構成例を用いたとき
の座標検出回路は図25に示した通りである。すなわ
ち、対向基板12に圧力が加わると、感圧素子が加圧さ
れて例えば誘起電荷、電流、電圧などの電気信号を出力
する。そして前述したようにこの電気信号に基づいて、
圧力が加わった表示画面上の位置を検出する。本発明の
液晶表示装置では、位置検出機能の付加を、表示に寄与
する各画素領域と相補的に配設することができる。また
従来の液晶表示装置のように、表示に寄与する領域に位
置検出のための電極を配設する必要もない。さらに視差
等による検出位置のずれもなく高精度な位置検出を行う
ことができる。
【0054】次に、上述した液晶表示装置の製造方法の
例について説明する。まず、アレイ基板11の製造方法
について述べる。
【0055】まず、絶縁性基板15上にMo−Ta合金
を厚さ300[nm]堆積し、パターニングすることに
よりゲート線およびゲート線と連続したゲート電極17
g、および図示しない補助容量線を同時に形成する。次
いで、シリコン酸化膜を厚さ400[nm]、SiNx
を厚さ50[nm]、a−Siを厚さ50[nm]、エ
ッチングストッパ層用SiNx を厚さ200[nm]を
堆積する。そしてレジスト塗布後に裏面露光および通常
露光することによりゲート線上のみに自己整合的にSi
Nx からなるストッパ層17eを残し、他はエッチング
する。次にオーミックなコンタクト層となるn+ a−S
iを50[nm]堆積し、n+ a−Si層/a−Si層
/SiNx 層を一括パターニングすることにより、半導
体膜17i、コンタクト層を形成する。
【0056】ついで、ITO(酸化インジウム錫)を厚
さ100[nm]堆積し、パターニングすることにより
画素電極16を形成する。さらに、図示しない引き出し
線上の酸化膜をパターニングし、スルーホールを形成す
る。
【0057】次に、Cr80[nm]、Al30[n
m]、Cr80[nm]を堆積し、パターニングするこ
とにより信号線、薄膜トランジスタのソース電極17
s、ドレイン電極17dを形成する。そして、Cr/A
l/CrをマスクにしてRIE(Reactive I
on Etching)を行うことにより、コンタクト
領域以外のいらない部分のn+ a−Si層を除去する。
【0058】そして、SiNx を厚さ20[nm]堆積
し、パターニングすることにより、アレイ基板の画素電
極以外の部分にパッシベーション膜19を成膜する。
【0059】次に、対向基板の製造方法について説明す
る。
【0060】まず、ガラスなどの絶縁性基板21上にC
rを30[nm]堆積し、パターニングすることによ
り、ブラックマトリクスと兼ねた抵抗膜22を形成す
る。次に、圧電体であるPZTをスパッタリング法等に
より厚さ1[μm]堆積し、レジストのマスク露光・ド
ライエッチングにより、画素領域と相補的な形状にパタ
ーニングする。
【0061】その後、顔料分散レジストを2[μm]塗
布しパターニングすることを、赤、緑、青の三色につい
て繰り返すことにより、カラーフィルタを形成する。次
に、透明電極であるITOをマスクスパッタで厚さ15
0[nm]堆積することにより、抵抗膜へのバイアス電
極を兼ねたコモン電極25を形成する。
【0062】次に、液晶セルの製造方法について述べ
る。
【0063】まず、対向基板12に、ポリイミド等から
なる、液晶分子の配向を制御する配向膜を印刷法により
厚さ70[nm]形成し、焼成する。この配向膜に、液
晶の配向方向を規定するためのラビング処理を行う。
【0064】その後、スペーサ14形成のために、例え
ばアクリル系レジストを塗布、マスク露光、現像、ベー
クすることにより、圧電体からなる感圧素子23と対応
する領域に選択的に絶縁性のスペーサ14を形成する。
【0065】一方、アレイ基板11も、対向基板12と
同様に配向膜の印刷、焼成、ラビング処理を行う。その
後、対向基板12にシール剤を塗布、乾燥する。シール
剤は、信号線側基板と走査線側基板を接着し液晶だめを
作る役割を担う。次に封着時の合わせズレをおさえる役
割を担う紫外線硬化樹脂(仮止め剤)を対向基板12の
シールの外側に塗布し、アレイ基板11と対向基板12
の配向膜形成面を対向させるように組み立てる。次にア
レイ基板と対向基板の位置合わせ(目ズレ修正)を行
い、仮止め位置に紫外線を照射することにより、仮止め
剤を硬化させる。そして、セル全面を荷重しつつオーブ
ンで加熱することにより、シール剤を硬化させる。
【0066】その後、真空状態でシール剤のオープンに
なっている部分(注入口)に液晶組成物を浸すことによ
り、液晶組成物の注入を行う。次に注入口に紫外線硬化
剤を付け、紫外線を照射することにより、注入口を封止
する。
【0067】次に、この液晶セルをオーブンで加熱し、
冷却することにより、液晶の配向を均一化する。最後
に、この液晶セルの両側の基板の表面にそれそれのラビ
ング方向と平行または垂直となるように偏光板を接着す
る。
【0068】(実施形態2)図1に例示した液晶表示装
置の感圧素子23として、圧電性材料に換えて、感圧素
子として圧力により抵抗値が変化する感圧体を用いて液
晶表示装置を構成した。この構造における座標座標算出
方法を図13に、等価回路を図15に示す。また、座標
検出回路の構成例を図22、図24に、図24の座標検
出回路の構成例を用いたときの、座標検出回路の実施形
態を図26に示す。
【0069】製造方法についても、圧電体形成プロセス
の代わりに、感圧体である金属微粒子分散レジストを塗
布、露光・現像によりパターニングすることを除いては
実施形態1と同様であるので説明を省略する。
【0070】(実施形態3)図2は本発明の液晶表示装
置の構成の別の例を概略的に示す図である。
【0071】図2に例示した液晶表示装置の構造と機能
について図面を参照しながら説明する。図2の液晶表示
装置においては、液晶表示方式として、薄膜トランジス
タ(TFT:Thin Film Transisto
r)を用いたアクディブマトリクス方式が用いられてい
る。また、液晶表示モードとしては、透過型のTN(T
wisted Nematic)方式が用いられてい
る。感圧素子23としては、圧電体が用いられ、その構
造は表面分割型であり、ブラックマトリクス31はバイ
アス電極としての機能を兼ねている。ブラックマトリク
ス31とコモン電極25とは接触することにより導通し
ている。ここで、ブラックマトリクス31はパターニン
グされることによるコモン電極25の抵抗アップ分を補
償する役割を担っている。また、抵抗膜22(図10参
照)はコモン電極25と同じ層で構成され、両者はパタ
ーニングされることにより絶縁されている。抵抗膜22
のパターンは、ブラックマトリクス31に対向する非開
口部に形成されている。この構造における座標座標算出
方法、等価回路、座標検出回路の構成例については実施
形態1と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0072】次に、図2に例示した本発明の液晶表示装
置の製造方法の例について説明する。 アレイ基板11
の製造方法については、実施形態1で説明した製造方法
と同様に製造することができる。
【0073】対向基板の製造方法については、まず、絶
縁性基板21上にCrを500[nm]堆積し、パター
ニングすることにより、ブラックマトリクス31を形成
する。次に、圧電体であるPZTをスパッタリングによ
り厚さ1[μm]堆積し、レジストのマスク露光・ドラ
イエッチングにより圧電体23をパターニングする。次
に、顔料分散レジストを21[μm]塗布しパターニン
グすることを、赤、緑、青の色について繰り返すことに
より、カラーフィルタ24を形成する。次に、透明電極
であるITOをスパッタ法等で厚さ150[nm]堆積
し、レジストのマスク露光・ウェットエッチングにより
ITOをパターニングすることにより、コモン電極25
と抵抗膜22とを同時形成する。
【0074】液晶セルの製造方法については、実施形態
1と同様であるので、ここでは省略する。
【0075】(実施形態4)図2に例示した液晶表示装
置の感圧素子23として、圧電性材料に換えて、感圧素
子として圧力により抵抗値が変化する感圧体を用いて液
晶表示装置を構成した。この構造における座標座標算出
方法は実施形態2と同様である。また製造方法について
も、圧電体形成プロセスの代わりに、感圧体である金属
微粒子分散レジストを塗布、露光・現像によりパターニ
ングすることを除いては実施形態1と同様であるので説
明を省略する。
【0076】(実施形態5)図3は本発明の液晶表示装
置の構成の別の例を概略的に示す図である。図3に例示
した液晶表示装置の構造と機能について図面を参照しな
がら説明する。
【0077】図3の座標入力機能内蔵液晶表示装置にお
いては、液晶表示方式として、薄膜トランジスタ(TF
T:Thin Film Transistor)を用
いたアクディブマトリクス方式が用いられている。ま
た、液晶表示モードとしては、透過型のTN(Twis
ted Nematic)方式が用いられている。感圧
素子としては、圧電体が用いられ、その構造は表面分割
型であり、バイアス電極が画素電極とともに液晶層に電
界を形成するためのコモン電極としての機能を兼ねてい
る(図11(a)参照)。また、抵抗膜22(図10参
照)はアレイ基板15側に画素電極16と同層で構成さ
れ、両者は絶縁するように分離してパターニングされて
いる。抵抗膜22のパターンは、ブラックマトリクス3
1に対向する領域に、画素電極16と重ならないような
非開口部に形成されている(図10参照)。
【0078】すなわちこの例では、抵抗膜22はアレイ
基板11側に配設され、例えば圧電材料からなる感圧素
子23の電気信号をこの抵抗膜22を介して検出するこ
とにより、圧力が加わった位置の座標を検出する。
【0079】また、この例ではアレイ基板11と対向基
板12との間隙を保持するスペーサの一部は、カラーフ
ィルタにより構成されている。すなわち、RGBのカラ
ーフィルタ24R、24G、24Bは、順次形成される
が、このときにカラーフィルタ24Rと、カラーフィル
タ24Bとを一部重なるように配設し、さらにカラーフ
ィルタ24Bと、カラーフィルタ24Gとを一部重なる
ように配設することにより、重なるり部分のロフトを高
くしたものである。このような構成を採用することによ
り、スペーサを個別に形成する工程を省くことができ、
生産性を向上することができる。
【0080】図3に例示した液晶表示装置においても、
座標算出方法、等価回路、座標検出回路の構成例につい
ては実施形態1と同様てあるのでここでは省略する。
【0081】ここで、図3に例示した液晶表示装置の製
造方法の例について説明する。アレイ基板11の製造方
法こついては、画素電極16と同時に抵抗膜パターンを
形成することを除いては実施形態1と同様であるのでこ
こでは省略する。
【0082】次に、対向基板の製造方法について説明す
る。まず、絶縁性基板21上にCrを50[nm]堆積
し、パターニングすることにより、ブラックマトリクス
31を形成する。次に、顔料分散レジストを2[μm]
塗布しパターニングすることを、赤、緑、青の三色につ
いて繰り返すことにより、カラーフィルタ24R、24
B、24Gを形成する。このとき、スペーサに対応する
部分のレジストを重ねて残しておくことにより、スペー
サの一部をカラーフィルタレジストに分担させる。
【0083】この後、透明電極であるITOをスパッタ
法などにより厚さ15[nm]堆積し、コモン電極25
を形成する。
【0084】液晶セルの製造方法については、スペーサ
材料として、圧電体微粒子を分散したレジストを用いる
ことを除いては前述と同様であるので、ここでは説明を
省略する。
【0085】(実施形態6)図3に例示した液晶表示装
置の感圧素子23として、圧電性材料に換えて、感圧素
子として圧力により抵抗値が変化する感圧体を用いて液
晶表示装置を構成した。この構造における座標座標算出
方法は前述と同様である。また製造方法についても、圧
電体形成プロセスの代わりに、感圧体である金属微粒子
分散レジストを塗布、露光・現像によりパターニングす
ることを除いては前述の実施形態と同様であるのでここ
では説明を省略する。
【0086】(実施形態7)図4は本発明の液晶表示装
置の構成の別の例を概略的に示す図である。図4に例示
した本発明の液晶表示装置の構造と機能について図面を
参照しながら説明する。図4の座標入力機能内蔵液晶表
示装置においては、液晶表示方式として、薄膜トランジ
スタ(TFT:Thin Film Transist
or)を用いたアクディブマトリクス方式が用いられて
いる。また、液晶表示モードとしては、透過型のTN
(Twisted Nematic)方式が用いられて
いる。感圧素子としては、圧電体が用いられ、その構造
は表面分割型であり、バイアス電極26が薄膜トランジ
スタのゲート電極17iと同じ層で構成され、両者はパ
ターニングされることにより絶縁されている。また、抵
抗膜22(図10参照)は画素電極16と同一材料から
同層で構成され、両者はパターニングされることにより
絶縁されている。抵抗膜22パターンは、ブラックマト
リクス31に対向する非開口部に形成されている(図1
0参照)。
【0087】すなわち、図4に例示した本発明の液晶表
示装置においては、アレイ基板11のスペーサ14と対
向する領域に感圧素子23配設されている。スペーサ1
4と感圧素子23との間には抵抗膜22が挟持されてい
る。また感圧素子23の抵抗膜22と反対側の面にはバ
イアス電極26が配設されている。
【0088】このような構成の液晶表示装置における座
標座標算出方法、等価回路、座標検出回路の構成例につ
いても前述の実施形態と同様であるのでここでは説明を
省略する。
【0089】ここで、図4に例示した本発明の液晶表示
装置の製造方法の例について説明する。まず、アレイ基
板11の製造方法について説明する。
【0090】まず、ガラス、無アルカリガラス、石英、
樹脂等からなる絶縁性基板15上にMo−Ta合金を厚
さ300[nm]堆積し、パターニングすることにより
ゲート電極17g、ゲート線、バイアス電極26、およ
び図示しない補助容量線を同時に形成する。
【0091】次いで、圧電材料であるPZTをスパッタ
リングにより厚さ11[μm]堆積し、レジストのマス
ク露光・ドライエッチングにより圧電体23をパターニ
ングする。
【0092】次いで、シリコン酸化膜SiNx を厚さ4
00[nm]、シリコン窒化膜SiNx を厚さ50[n
m]、a−Si半導体膜を厚さ50[nm]、エッチン
グストッパ用SiNx を厚さ200[nm]を堆積す
る。
【0093】次にレジスト塗布後に裏面露光および通常
露光することによりゲート線上のみにSiNx ストッパ
層17eを残し、他はエッチングする。次にコンタクト
層となるn+ a−Siを[nm]堆積し、n+ a−Si
層/a−Si層/SiNx 層を一括パターニングするこ
とによりa−Siの島を形成する。
【0094】次にCr80[nm]、Al[nm]、C
r80[nm]を堆積し、パターニングすることにより
信号線、薄膜トランジスタのソース電極17s、ドレイ
ン電極17dを形成する。
【0095】次に、Cr/Al/CrをマスクにしてR
IE(Reactive IonEtching)する
ことにより、コンタクト領域以外のn+ a−Si層を除
去する。
【0096】次に、圧電体23上の酸化膜、および図示
しない引き出し線上の酸化膜をパターニングしスルーホ
ールを形成する。次に、アクリル系レジストを厚さ2
[μm]塗布し、パターニングすることにより、ソース
電極との間にコンタクトホールの空いたパッシベーショ
ン膜19を作成する。
【0097】そして、ITOをスパッタ法などにより厚
さ100[nm]堆積し、パターニングすることにより
画素電極16を形成する。
【0098】次に、対向基板の製造方法について説明す
る。
【0099】まず、ガラス等の透光性を有する絶縁性基
坂21上にCrを500[nm]堆積し、パターニング
することにより、ブラックマトリクス31を形成する。
【0100】次に、透明導電性材料であるITOをスパ
ッタ法等で厚さ150[nm]堆積し、コモン電極25
を形成する。
【0101】液晶セルの製造方法については、実施形態
1と同様であるので、ここでは省略する。
【0102】(実施形態8)図4に例示した液晶表示装
置の感圧素子23として、圧電性材料に換えて、感圧素
子として圧力により抵抗値が変化する感圧体を用いて液
晶表示装置を構成した。この構造における座標座標算出
方法は前述と同様である。また製造方法についても、圧
電体形成プロセスの代わりに、感圧体である金属微粒子
分散レジストを塗布、露光・現像によりパターニングす
ることを除いては前述の実施形態と同様であるのでここ
では説明を省略する。
【0103】(実施形態9)図5は本発明の液晶表示装
置の構成の別の例を概略的に示す図である。図5に例示
した液晶表示装置の構造と機能について図面を参照しな
がら説明する。図5の座標入力機能内蔵液晶表示装置に
おいては、液晶表示方式として、ストライプ電極を対向
させた単純マトリクス方式が用いられている。また、液
晶表示モードとしては、透過型のSTN(Super
Twisted Nematic)方式が用いられてい
る。感圧素子23としては、圧電体が用いられ、感圧素
子の電極構造は表面分割型であり(図9(a)参照)、
抵抗膜22がブラックマトリクスとしての機能を兼ねて
いる。この構造における座標座標算出方法は図12に、
等価回路は図16に、また、座標検出回路の構成例は図
21、図23に示したとおりである。さらに図23の座
標検出回路の構成例を用いたときの、座標検出回路の実
施形態を図25に示している。
【0104】図5に例示した液晶表示装置は単純マトリ
クス型の液晶表示装置であり、走査電極41が配設され
た基板15と、信号電極42が配設された基板21との
間に液晶層13を挟持したものである。ITOなどの透
明絶縁性材料からなる走査電極41は、ガラスなどの絶
縁性材料からなる基板15上に、例えばストライプ状に
配設されている。また、基板21上には上述したような
ブラックマトリクスを兼ねた抵抗膜22のパターンが配
設されている。そして抵抗膜22とスペーサ14との間
には圧電体23が挟持されており、液晶セルに圧力が加
わると、この圧力に応じてその表面に誘起電荷を生じる
ように構成されている。誘起電荷は抵抗膜22を通じて
表示領域の外側等で取り出されて位置検出のための信号
処理がなされる。また抵抗膜22の上側からカラーフィ
ルタ24が配設されており、信号電極42はこのカラー
フィルター24の上側に配設されている。
【0105】このように本発明はアクティブマトリクス
型の液晶表示装置に限ることなく、単純マトリクス型の
液晶表示装置にも適用することができる。
【0106】ここで、図5に例示した本発明の液晶表示
装置の製造方法について説明する。まず、基板21の製
造方法について述べる。
【0107】まず、絶縁性を有する基板21上にCrを
300[nm]堆積し、パターニングすることにより、
ブラックマトリクスを兼ねた抵抗膜22を形成する。次
に、圧電体23としてPZTをスパッタリングにより厚
さ11[μm]にわたって堆積し、レジストのマスク露
光・ドライエッチングによりパターニングする。
【0108】さらに、顔料分散レジストを21[μm]
塗布しパターニングすることを、赤、緑、青の三色につ
いて繰り返すことにより、カラーフィルタ24を形成す
る。
【0109】この後、透明導電性膜として例えばITO
を150[nm]堆積し、パターニングすることによ
り、液晶駆動用の信号電極42を形成する。
【0110】次に、基板15の製造方法について説明す
る。まず、ガラス基板上に、透明電極であるITOを1
50[nm]堆積し、パターニングすることにより、液
晶駆動用の走査電極41を形成する。
【0111】液晶セルの製造方法については、前述した
実施形態と同様にであるので、ここでは説明を省略す
る。
【0112】(実施形態10)図6は本発明の液晶表示
装置の構成の別の例を概略的に示す図である。図6に例
示した本発明の液晶表示装置の構造と機能について図面
を参照しながら説明する。
【0113】図6に例示した座標入力機能を内蔵した本
発明の液晶表示装置においては、液晶表示方式として、
ストライプ電極を対向させた単純マトリクス方式が用い
られている。また、液晶表示モードとしては、透過型の
STN(Super Twisted Nemati
c)方式が用いられている。図6に例示した液晶表示装
置も単純マトリクス型の液晶表示装置であり、図示しな
い走査電極41が配設された基板15と、信号電極42
が配設された基板21との間に液晶層13を挟持したも
のである。ITOなどの透明絶縁性材料からなる走査電
極41は、ガラスなどの絶縁性材料からなる基板15上
に、例えばストライプ状に配設されている。また抵抗膜
22bは走査電極41と平行に、走査電極41と絶縁さ
れて配設されている。また、基板21上には上述したよ
うなブラックマトリクス31のパターンが配設されてい
る。さらにこの例では、スペーサが圧電体23から構成
されており、抵抗膜22と圧電体23からなるスペーサ
との間には抵抗膜22が挟持されている。液晶セルに圧
力が加わると、この圧力に応じて圧電体の表面に誘起電
荷を生じるように構成されている。誘起電荷は抵抗膜2
2を通じて表示領域の外側等で取り出されて位置検出の
ための信号処理がなされる。また基板21の上側からカ
ラーフィルタ24が配設されており、信号電極42はこ
のカラーフィルター24の上側に配設されている。
【0114】上述のようにこの例ではスペーサーと圧力
検出素子を兼ねており、その構成材料としては圧電体2
3が用いられており、さらに圧力検出素子の電極構造は
両面分割型である(図11(b)参照)。抵抗膜22
は、信号電極42と同一材料から同層で形成され、両者
はパターニングされることにより絶縁されている。同様
に、走査電極41と抵抗膜22bは同じ層で構成され、
両者はパターニングされることにより絶縁されている。
さらに、抵抗膜22、抵抗膜22bともに、ブラックマ
トリクス31で遮光されている部分にのみ選択的に形成
されている。
【0115】この構造における座標座標算出方法を図1
2に(図12では表面分割型の模式図を示しているが、
計算方法については同じである。)、等価回路を図17
に示す。また、座標検出回路の構成例を図21、23
に、図23の座標検出回路の構成例を用いたときの、座
標検出回路の実施形態を図25に示す。
【0116】次に、図6に例示した本発明の液晶表示装
置の製造方法について説明する。
【0117】まず、基板21の製造方法について説明す
る。
【0118】まず、ガラスなどからなる基板21上に、
顔料分散レジストを2[μm]塗布しパターニングする
ことを、黒、赤、緑、青の4色について繰り返すことに
より、ブラックマトリクス31とカラーフィルタ24を
形成する。そして透明電極であるITOを150[n
m]堆積し、パターニングすることにより、液晶駆動用
の信号電極42と抵抗膜22を同時形成する。
【0119】次に、基板15の製造方法について説明す
る。
【0120】まず、ガラスなどからなる基板上15に、
透明電極であるITOを150[nm]堆積し、パター
ニングすることにより、走査電極41と抵抗膜22bと
を同時形成する。液晶セルの製造方法については、前述
の実施形態と同様てあるので、ここでは説明を省略す
る。
【0121】(実施形態11)次に、本発明の液晶表示
装置の別の例について説明する。
【0122】図6に例示した液晶表示装置では圧力検出
を行う感圧素子として圧電体を採用したが、この例では
感圧体を採用している。この構造における座標算出方法
を図13に(図13では表面分割型の模式図を示してい
るが、計算方法については同じである。)、等価回路を
図18に示す。また、座標検出回路の構成例を図22、
24に、図24の座標検出回路の構成例を用いたとき
の、座標検出回路の実施形態を図26に示す。
【0123】(実施形態12)図7は本発明の液晶表示
装置の構成の別の例を概略的に示す図である。まず、本
発明の第12の実施形態にかかわる座標入力機能内蔵液
晶表示装置の構造と機能について図面を参照しながら説
明する。図7の液晶表示装置においては、液晶表示方式
として、MIM(MetalInsulator Me
tal)素子40を用いたアクティブマトリクス方式が
用いられている。すなわち、信号線43に印加される電
位に応じてオン・オフが制御され、オンのときにその表
示信号が画素電極16に印加される。
【0124】また、液晶表示モードとしては、透過型の
TN(Twisted Nematic)方式が用いら
れている。圧力検出素子としては、圧電体23が用いら
れ、圧力検出素子の電極構造は表面分割型であり、抵抗
膜22がブラックマトリクスとしての機能を兼ねている
(図11(a)、図10参照)。また、バイアス電極2
6は画素電極16と同じ層およびMIM40の上部電極
40aと同じ層を重ねた構造で構成され、バイアス電極
26と画素電極16、バイアス電極26とMIM上部電
極40aはパターニングされることにより絶縁されてい
る。
【0125】この構造における座標算出方法を図12
に、等価回路を図14に示す。また、座標検出回路の構
成例を図21、23に、図23の座標検出回路の構成例
を用いたときの、座標検出回路の実施形態を図25に示
す。
【0126】次に、本発明の第12の実施形態にかかわ
る座標入力機能内蔵液晶表示装置の製造方法について説
明する。まず、MIMを形成したアレイ基板11bの製
造方法について説明する。
【0127】まず、ガラスなどの絶縁性基板15上にT
aを厚さ500[nm]堆積し、パターニングすること
により信号線43を形成する。つづいて、タンタル酸化
膜を厚さ300[nm]堆積する。次に、Crを厚さ4
00[nm]堆積し、パターニングすることにより、M
IM上部電極40aおよびバイアス電極26を同時形成
する。次に、ITOを厚さ100[nm]堆積し、パタ
ーニングすることにより画素電極16およびバイアス電
極を同時形成する。
【0128】次に、圧電体微粒子分散レジストを2[μ
m]塗布し、露光・現像によりパターニングすることに
より、圧電体23を成膜、パターニングする。次に、顔
料分散レジストを2[μm]塗布しパターニンダするこ
とを、赤、緑、青の三色について繰り返すことにより、
カラーフィルタ24を形成する。この後、Crを厚さ3
00[nm]堆積し、パターニンダすることによりブラ
ックマトリックスを兼ねた抵抗膜22のパターンを作成
する。
【0129】次に、対向基板12bの製造方法について
説明する。ガラス基板21上に透明電極であるITOを
厚さ150[nm]堆積し、パターニングすることによ
り、走査電極41を形成する。
【0130】液晶セルの製造方法については、前述した
実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
【0131】(実施形態13)次に図7に例示した本発
明の液晶表示装置の変形例について説明する。この例で
は、圧力検出素子として圧電体23の代わりに、圧力に
応じて抵抗値が変化する感圧体が用いられていることを
除いては、図7に例示した本発明の液晶表示装置と同様
の構造を有している。この構造における座標算出方法を
図13に、等価回路を図15に示す。また、座標検出回
路の構成例を図22、24に、図24の座標検出回路の
構成例を用いたときの、座標検出回路の実施形態を図2
6に示す。
【0132】製造方法についても、圧電体形成プロセス
の代わりに、感圧体である金属微粒子分散レジストを塗
布、露光・現像によりパターニングすることを除いては
実施形態12と同様である。
【0133】(実施形態14)図8は本発明の液晶表示
装置の構成の別の例を概略的に示す図である。図8に例
示した本発明の座標入力機能を内蔵した液晶表示装置の
構成と櫟能について図面を参照しながら説明する。
【0134】図8に例示した本発明の液晶表示装置おい
ては、液晶表示方式として、薄膜トランジスタ(TF
T:Thin Film Transistor)を用
いたアクティブマトリクス方式が用いられている。ま
た、液晶表示モードとしては、透過型のTN(Twis
ted Nematic)方式が用いられている。圧力
検出素子としては、圧電ゲートトランジスタが用いら
れ、圧力検出素子の電極構造は表面分割型である。この
構造の等価回路を図19に示す。図8において液晶駆動
用の薄膜トランジスタ17のゲート線17gと圧電ゲー
トTFT50のゲートバイアス線51、バイアス電極2
6は同じ層で構成され、その三者はパターニングされる
ことによりそれぞれ絶縁されている。また、液晶駆動用
のTFT17のチャンネル半導体膜17i(例えばa−
Si)と圧電ゲートTFTのチャンネル半導体膜50i
(a−Si)は同じ層で構成され、両者はパターニング
されることにより絶縁されている。また、抵抗膜22は
画素電極16と同じ層で構成され、両者はパターニング
されることにより絶縁されている。そして圧力が加わる
と、スペーサ14により圧電体23が加圧され、薄膜ト
ランジスタ50のチャネル半導体膜50iが導通状態に
なる。このとき、バイアス電極26と抵抗膜22とはド
レイン電極50dを通じて同電位となる。したがって、
図19に例示した等価回路では、導通状態になった点で
Ix(1)、Ix(2)、Iy(1)、Iy(2)が分割され、したがっ
て圧力がかかった座標を検出することができる。なお、
ゲートバイアス電極51により圧電体23に適当なバイ
アスを印加することにより、加わった力に対する圧力検
出素子の感度を調節することができる。
【0135】また、この構造における座標算出方法を図
13に、圧電ゲートトランシスタをスイッチとして表し
た等価回路を図15に示す。また、座標検出回路の構成
例を図22、24に、図24の座標検出回路の構成例を
用いたときの、座標検出回路の実施形態を図26に示
す。
【0136】ここで図8に例示した本発明の液晶表示装
置の製造方法について説明する。まず、アレイ基板の製
造方法について説明する。
【0137】まず、ガラス基板上にMo−Ta合金を厚
さ300[nm]堆積し、パターニンダすることにより
ゲート電極17g、ゲー卜線、圧電ゲートTFTのゲー
トバイアス線51、圧電ゲートTFTのバイアス電極2
6および図示しない補助容量線を同時に形成する。
【0138】次いで、圧電体23としてPZTをスパッ
タリングにより厚さ1[μm]堆積し、レジストのマス
ク露光・ドライエッチングによりパターニングする。次
いで、シリコン酸化膜SiOx を厚さ400[nm]堆
積し、パターニングすることにより圧電体23上および
図示しない引き出し線上の酸化膜をパターニングし、ス
ルーホールを形成する。
【0139】次いで、SiNx を厚さ50[nm]、a
−Si半導体膜を厚さ50[nm]、iストッパ用Si
Nx を厚さ200[nm]を堆積する。次にレジスト塗
布後に裏面露光および通常露光することにより薄膜トラ
ンジスタ17のゲート電極17g上のみに自己整合的に
SiNx からなるストッパ層17eを残し、他はエッチ
ングにより除去する。次に、n+ a−Siを50[n
m]堆積し、n+ a−Si層/a−Si層/SiNx層
を一括パターニングすることにより、薄膜トランジスタ
17のp半導体膜17iおよび圧電ゲートTFTの半導
体膜50iの島を同時に形成する。
【0140】次にCrを80[nm]、Alを350
[nm]、Crを80[nm]を堆積し、パターニング
することにより信号線、薄膜トランジスタ17のソース
電極17s、ドレイン電極17d、圧電ゲートTFT5
0のドレイン電極50dを同時形成する。
【0141】次に、Cr/Al/CrをマスクにしてR
IE (Reactive IonEtching)す
ることにより、コンタクト領域以外の部分のn+ a−S
i層を除去する。次に顔料分散レジストを2[μm]塗
布し・露光・現像を赤・緑・青について繰り返すことに
よりカラーフィルタ24を形成する。その後、ITOを
厚さ100[nm]堆積し、パターニングすることによ
り画素電極16および抵抗膜33を同時に形成する。
【0142】次に、対向基板12の製造方法について説
明する。まず、ガラス基板21上にCrを300[n
m]堆槓し、パターニングすることにより、ブラックマ
トリクス31を形成する。
【0143】次に、透明導電性材料としてITOをマス
クスパッタで厚さ150[nm]堆積することにより、
コモン電極25を形成する。液晶セルの製造方法につい
ては、アレイ基板上にスペーサを形成することを除いて
は前述の実施形態と同様である。
【0144】(実施形態15)実施形態14では、圧力
検出素子の電極構造を表面分割型にした例について説明
したが、前述したように両面分割型にするようにしても
よい。
【0145】図20は圧力検出素子の電極構造を両面型
にした場合の等価回路の例である。この場合、図8に例
示した液晶表示装置において、液晶駆動用の薄膜トラン
ジスタ17のゲート電極17gと圧電ゲート薄膜トラン
ジスタのゲートバイアス線51とは同じ層で構成され、
両者はパターニングされることによりそれぞれ絶縁され
る。また、液晶駆動用の薄膜トランジスタ17のチャン
ネル半導体膜17i(a−Si)と圧電ゲート薄膜トラ
ンジスタのチャンネル半導体膜50i(a−Si)およ
び抵抗膜パターン22bは同じ層で構成され、三者はそ
れぞれパターニングされることにより絶縁されている。
【0146】また、抵抗膜22は画素電極16と同層で
構成され、両者はパターニングされることにより絶縁さ
れている(図10参照)。
【0147】また、この構造における座標算出方法を図
13に、圧電ゲートトランジスタをスイッチとして表し
た等価回路を図15に示す。また、座標検出回路の構成
例を図22、24に、図24の座標検出回路の構成例を
用いたときの、座標検出回路の実施形態を図26に示
す。
【0148】次に、圧力検出素子の電極構造を両面型に
した場合の液晶表示装置の製造方法について説明する。
アレイ基坂11の製造方法については、ゲート線および
ゲート電極17gとゲートバイアス線51、図示しない
補助容量線が同時形成されること、薄膜トランジスタ1
7の半導体膜17i、圧電ゲート薄膜トランジスタ50
の半導体膜50iTFTのa−Siの島、抵抗膜22b
が同時形成されることを除いては実施形態14と同様で
ある。対向基板の製造方法、液晶セルの製造方法につい
ても実施形態14と同様に行うことができる。
【0149】なお上述の実施形態では、液晶表示装置を
例にとって説明したが、本発明は液晶表示装置に限るこ
となく、例えばフィールドエミッションディスプレイ
や、プラズマアドレス型液晶表示装置など、他のタイプ
の平面型表示装置にも適用することができる。
【0150】(実施形態16)上述の例では、位置検出
の手法として例えば圧力検出素子が出力した電流を検出
して位置検出を行う例を説明したが、本発明の液晶表示
装置に適用可能な位置検出の手法はこれに限ることはな
い。ここで位置検出の手法の別の例について説明する。
【0151】図27は、ペン入力機能を備えた表示装置
の構成の例を示す図である。図27において、195は
抵抗膜を示し、196は抵抗膜を示し、197は抵抗膜
195上に配設された導電層を示し、198は抵抗膜1
96上に配設された導電層を示し、5は抵抗膜196上
に配置された導電層を示し、200は抵抗膜196上に
配設された導電層を示し、SW1およびSW2はCNT
1で制御されるスイッチであり、SW3およびSW4は
CNT2で制御されるスイッチであり、204は一定電
圧を各抵抗膜に供給する電圧源でありここでは5Vを供
給している。インピーダンス変換部202は導電層19
8及び導電層6からアナログの電気信号で検出ペン20
5の表示装置10´上での位置を示しているX方向信号
とY方向信号を、インピーダンス変換した後X´、Y´
として出力するインピーダンス変換部であり、203は
アナログ信号であるX´、Y´をそれぞれDX、DYの
ディジタル信号に変換するA/D変換部である。以上説
明した各構成要素の動作は後述するが、これらの参考文
献として例えば「東芝レビュー、1994、Vol.4
9、No.12」等がある。なお移動ベクトル方向(X
方向、Y方向)の定義は図27に示すとおりである。
【0152】図28はペン座標検出装置の原理を説明す
るための図である。図28(a)は195と196の抵
抗膜で形成されるタブレットの断面図を示しており、1
13は非ペン入力時に抵抗膜195と196とを接触さ
せておくためのスペーサである。このように、抵抗膜1
95と196とに検出ペン圧力を加えていないと抵抗膜
195と196は非接触状態を保っている。
【0153】図28(b)は、抵抗膜195と196に
検出ペン205が圧力を加えている状態を示す図であ
り、このように検出ペンからの圧力が加えられると抵抗
膜195と196とは接触状態になる。また検出ペン2
05から圧力を加えられている箇所を対向電極207と
し、図28(c)に示すように導電層197と対向電極
207との間の抵抗をR15とし、導電層198と対向
電極207との間の抵抗をR16とし、200と検出ペ
ン205との間の抵抗をR20とする。なお、195と
196の抵抗膜にはある一定のシート抵抗が存在する
が、導電層197、198、199、200ではこのシ
ート抵抗が無視できるほど小さい。
【0154】図29に、インピーダンス変換部202の
構成を示す。図29の208および209はオペアンプ
であり、いわゆるボルテージフォロワーとして用いられ
ており、入力信号をインピーダンス変換して出力する。
【0155】図30にSW1〜SW4の制御を示す。C
NT1がHighレベルのとき、SW1、SW2はオン
状態であり、CNT1がLowレベル時はSW1、SW
2はオフ状態である。CNT2がHighレベル時には
SW3、SW4はオン状態であり、CNT2がLowレ
ベルのときにはSW3、SW4はオフ状態である。CN
T1及びCNT2は常に両方が逆位相で駆動されてい
る。
【0156】図31に図28(c)の場合の等価回路を
示す。図31(a)はCNT1=High、CNT2=
Lowの場合の等価回路を示しており、導電層199お
よび6に電圧が印加されておらず導電層197に0Vが
198に5Vが印加されている。したがって、6の電圧
は(5×R15)/(R15+R16)となるためX´
=(5×R15)/(R15+R16)である。つま
り、検出ペンのX方向の位置14がアナログ信号X´と
して検出された。
【0157】図31(b)はCNT1=Low、CNT
2=Highの場合の等価回路を示しており、導電層1
97および導電層198には電圧が印加されておらず導
電層199に0Vが、6に5Vが印加されている。した
がって、200の電圧は5VとなるためX´=5Vであ
る。本実施例では、X´=5Vの場合には、これをペン
のX方向の位置を示すアナログ信号として取り扱わな
い。
【0158】図32に図28(c)の場合の等価回路図
を示す。図32(a)はCNT1=High、CNT2
=Lowの場合の等価回路を示しており、導電層199
および6に電圧が印加されておらず導電層197に0V
が198に5Vが印加されている。したがって、198
の電圧は5Vであり、Y´=5Vとなる。本実施例では
Y´=5Vの場合これをペンのY方向の位置を示すアナ
ログ信号として取り扱わない。
【0159】図32(b)はCNT1=Low、CNT
2=Highの場合の等価回路を示しており、導電層1
97及び導電層198に電圧が印加されておらず、導電
層199に0Vが導電層200に5Vが印加されてい
る。したがって、6の電圧は5Vとなるため、Y´=
(5×R19)/(R19+R20)である。つまり、
検出ペンのY方向の位置14がアナログ信号Y´として
検出された。
【0160】図27に例示した表示装置では以上のよう
にペンの位置を検出する。すなわち、CNT1=Hig
h、CNT2=Lowの場合には検出ペンのX方向の位
置をアナログ信号として検出し、一方、CNT196=
High、CNT1=Lowの場合には検出ペンのY方
向の位置をアナログ信号として検出する。そして、得ら
れたアナログ信号をA/D変換部203によりディジタ
ル信号DX、DYに変換する。ディジタル信号DX、D
Yに変換する。ディジタル信号DX、DYは図27のペ
ンスピード検出部170、ベクトル変化検出部171お
よび補正部172に出力されて補正される。
【0161】この例で説明したような構成、手法により
本発明の液晶表示装置において位置検出を行うようにし
てもよい。
【0162】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示装
置によれば、二重像、視差ズレ(パララックス)などの
画質低下、厚さ・重量アップの問題を、製造コストを増
加させることなく、液晶表示装置等の表示装置に位置検
出機能を付加することができる。したがって本発明によ
れば、高画質で消費電力が小さく、かつ軽量薄型の座標
入力機能付き液晶表示装置を提供することができる。ま
た本発明の表示装置を例えば携帯型情報端末に適用する
ことにより、可搬性が高く、表示品質が良好で、かつ入
力精度の高い位置検出機能内蔵型表示装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図2】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図3】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図4】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図5】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図6】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図7】本発明の液晶表示装置の断面構造の例を概略的
に示す図。
【図8】本発明の液晶表示装置の構成の別の例を概略的
に示す図。
【図9】液晶セルと抵抗膜との関係を説明するための
図。
【図10】本発明の液晶表示装置が備える抵抗膜のパタ
ーンの例を概略的に示す図。
【図11】本発明の液晶表示装置が備える抵抗膜のパタ
ーンの例を概略的に示す図。
【図12】圧力検出素子が圧電体からなる場合の座標算
出方法の例を説明するための図。
【図13】圧力検出素子が感圧体からなる場合の座標算
出方法の例を説明するための図。
【図14】表面分割型を用いバイアス電位VB を設定し
たときの等価回路。
【図15】圧力検出素子として感圧体または圧電ゲート
薄膜トランジスタを用いた場合の等価回路。
【図16】圧力検出素子が圧電体からなり、表面分割型
を用い対向をフローティングとしたときの等価回路。
【図17】圧力検出素子が圧電体からなり、両面分割型
を用いたときの等価回路。
【図18】圧力検出素子として感圧体または圧電ゲート
薄膜トランジスタを用い、両面分割型を用いたときの等
価回路。。
【図19】圧力検出素子として圧電ゲート薄膜トランジ
スタを用いた場合の等価回路(表面分割型)。
【図20】圧力検出素子として圧電ゲート薄膜トランジ
スタを用いた場合の等価回路(両面分割型)。
【図21】圧電体を用いたときの座標検出回路の構成の
例を示す図。
【図22】感圧体をゲートに接続した薄膜トランジスタ
を用いた時の座標検出回路の構成の例を示す図。
【図23】圧電体を用いたときの座標検出回路の構成の
例を示す図。
【図24】感圧体をゲートに接続した薄膜トランジスタ
を用いた時の座標検出回路の構成の例を示す図。
【図25】圧電体を用いたときの座標検出回路の構成の
例を示す図。
【図26】圧力検出素子として感圧体または圧電ゲート
薄膜トランジスタを用いた場合の座標検出回路の構成の
例を示す図。
【図27】ペン入力機能を備えた表示装置の構成の例を
示す図。
【図28】ペン座標検出装置の原理を説明するための
図。
【図29】インピーダンスの構成の例を説明するための
図。
【図30】SW1〜SW4の制御を説明するための図。
【図31】図28(c)に対応する等価回路。
【図32】図28(c)に対応する等価回路。
【図33】図28(c)に対応する等価回路。
【符号の説明】
11………アレイ基板 12………対向基板 13………液晶層 14………スペーサ 15………絶縁性基板 16………画素電極 17………薄膜トランジスタ 17g………ゲート電極 17s………ソース電極 17d………ドレイン電極 17i………半導体膜 18…………ゲート絶縁膜 19…………パッシベーション膜 21…………絶縁性基板 22…………抵抗膜 23…………圧電体 24…………カラーフィルタ 25…………コモン電極 26…………バイアス電極 31…………ブラックマトリクス 40…………MIM 50…………感圧ゲート薄膜トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極が配設された第1の基板と、 第2の電極が配設された第2の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間にマトリクス状
    に配設された柱状のスペーサーと、 前記スペーサーにより保持された前記第1の基板と前記
    第2の基板との間隙に挟持された液晶層と、 前記第1の電極または前記第2の電極に表示信号電圧を
    印加する手段と、 前記第1の基板または前記第2の基板の前記スペーサー
    と対向する領域に配設された感圧素子と、 前記感圧素子に圧力が加わった時、前記感圧素子の出力
    信号に基づいて、前記圧力が加わった感圧素子の位置を
    検出する手段とを具備したことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スペーサの少なくとも一部は圧電性
    材料により構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の基板または前記第2の基板の
    前記感圧素子が配設された面に配設された抵抗膜をさら
    に具備し、前記感圧素子の前記出力信号は前記抵抗膜を
    介して検出されることを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 第1の基板と、 第2の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間にマトリクス状
    に配設された柱状のスペーサーと、 前記第1の基板または前記第2の基板の前記スペーサー
    と対向する領域に配設された感圧素子と前記感圧素子に
    圧力が加わった時、前記感圧素子の出力信号に基づい
    て、前記圧力が加わった感圧素子の位置を検出する手段
    とを具備したことを特徴とする位置検出装置。
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