JP3876583B2 - 表示装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置およびそれを用いた電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
薄膜トランジスタ(以下TFTという)を用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置においては、基板上に設けられた多数の走査線と多数のデータ線とが格子状をなし、それらの各交点においてTFTに接続された画素電極が設けられてアクティブマトリクス基板が形成されている。また、データ線にデータ信号を供給するデータ線駆動回路や、走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路が、アクティブマトリクス基板上に設けられることも一般化してきている。
【0003】
このような場合、アクティブマトリクス基板には、その端子部および配線を介して、データ線側基準クロックなどの制御信号、表示する画像の内容に対応した画像信号、電源などが、データ線駆動回路に供給され、走査線側基準クロックや、電源などが、走査線駆動回路に供給される。そして、走査線駆動回路は、走査線側基準クロックに基づくタイミングで走査信号を走査線に線順次で供給する。これに対応して、データ線駆動回路は、入力された画像信号をサンプリングし、データ線側基準クロックに基づくタイミングでデータ線にデータ信号を供給する。これらによって、走査線にゲートが接続されている各TFTが、走査信号の供給に対応して導通状態とされ、導通状態となったTFTを介してデータ信号が対応する画素電極に供給されて各画素が制御される。
【0004】
近年、液晶表示装置の高解像度化に伴って、データ信号の周波数(クロック周波数)は、例えば、高解像度のパソコン表示において使用されるXGA表示モードやSXGA表示モードでは、それぞれ約65MHzと135MHzとなり、従来のVGA表示モードにおけるクロック周波数である約30MHzより大幅に高くなっている。
【0005】
このようなクロック周波数の高周波数化に伴って、高周波クロックノイズの発生が問題となってきている。例えば、入力される画像信号にクロックノイズが重畳されることによりデータ信号の出力レベルが変化し、劣化してしまう。当然ながら、このように劣化したデータ信号が各画素に供給されると、各画素における表示も劣化してしまう。例えば、各画素において中間レベルの階調表示を行う場合には、10mV程度の微小なノイズが画像信号に重畳してしまっただけでも、表示画像において視認可能なノイズとなってしまう。このように、高精細表示においては、高周波クロックノイズに対する対応が特に重要となる。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、その目的は、入力された画像信号や、これに基づいて生成されるデータ信号へのノイズ混入を低減できる表示装置およびそれを用いた電子機器を提供することにある。
【0007】
本発明に係る表示装置は、基板上に、表示領域と、前記表示領域を駆動する駆動回路を含む周辺回路領域と、前記周辺回路領域に配線パターンを介して接続された端子部と、を備えた表示装置であって、前記周辺回路領域が、走査線駆動回路と、データ線駆動回路とを備え、前記端子部は、前記駆動回路に、前記配線パターンを介してデジタル信号を供給する端子が集められたデジタル信号端子領域と、前記駆動回路に、前記配線パターンを介してアナログ信号を供給する端子が集められたアナログ信号端子領域とを備え、前記デジタル信号端子領域と前記アナログ信号端子領域とが離れて配置され、前記デジタル信号端子領域は、前記走査線駆動回路に接続された走査線駆動回路端子領域と、前記データ線駆動回路に接続されたデータ線駆動回路端子領域とを備え、前記走査線駆動回路端子領域と前記データ線駆動回路端子領域とが、電源入力用の電源端子または接地用の接地端子を挟んで分離されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、端子部において、デジタル信号の端子が集められたデジタル信号端子領域と、アナログ信号の端子が集められたアナログ信号端子領域が形成され、しかもデジタル信号端子領域とアナログ信号端子領域とが離れて配置されている。したがって、ノイズの原因となりやすいクロック信号などが含まれるデジタル信号が、アナログ信号が入力される端子とは離れた端子から入力されることとなり、端子部やその端子部に接続される配線基板などにおいて、アナログ信号にデジタル信号がノイズとして混入する可能性を低下させることができる。
【0010】
本発明によれば、端子部のデジタル信号端子領域において、走査線駆動回路に接続される走査線駆動回路端子領域と、データ線駆動回路に接続されるデータ線駆動回路端子領域とが、電源入力用の電源端子または接地用の接地端子を挟んで分離されている。したがって、走査線駆動回路端子領域と、データ線駆動回路端子領域とが離れて配置されることとなる。その結果、端子部および端子部に接続される配線基板において、走査線駆動回路に入力されるデジタル信号とデータ線駆動回路に入力されるデジタル信号とが、互いにノイズとして他方の信号に混入する可能性が低下する。
【0011】
本発明に係る表示装置は、前記デジタル信号端子領域がデジタル信号系の接地端子を備え、前記アナログ信号端子領域がアナログ信号系の接地端子を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、端子領域において、デジタル信号端子領域とアナログ信号端子領域とが、各領域に別個の接地端子を備えている。したがって、デジタル信号の接地線とアナログ信号の接地線とを別個とすることができ、接地線を介した回り込みによって、アナログ信号にデジタル信号がノイズとして混入する可能性を低減することができる。
【0013】
本発明に係る表示装置は、前記デジタル信号端子領域と前記アナログ信号端子領域とには、別個の配線基板が接続されていることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、デジタル信号端子領域に接続される配線基板と、アナログ信号端子領域に接続される配線基板とが別個となっているため、配線基板を介して、デジタル信号がアナログ信号にノイズとして混入する可能性を低減することができる。
【0015】
本発明に係る電子機器は、前記いずれかに記載の表示装置を表示手段として有することを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、表示画像に対するノイズの混入が少なく、表示品質の高い表示手段を備えた電子機器が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0018】
1. <第1実施形態>
1.1 表示装置
図1は、本実施形態の表示装置としての液晶表示装置10を模式的に示す分解斜視図である。この図に示すように、本実施形態の液晶表示装置10は、表示パネルとしての液晶パネル14と、液晶パネル14の背面側に配置される面光源ユニットとしてのバックライトユニット40とを備えている。さらに、液晶表示装置10は、液晶パネル14とバックライトユニット40とを保護して所定の位置関係に保つ枠部材(図示せず)を備えている。
【0019】
液晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15と対向基板24との間に液晶が封入され、それら基板15,24の外面側に偏光板33(背面側の偏光板32は図1において図示せず)が貼付されて形成されている。そして、液晶パネル14はその一辺に沿って端子部23を備えており、端子部23には配線基板34例えば可撓性配線基板(FPC)が接続されている。図2(A)は液晶パネル14とバックライト40とを示す模式的な平面図であり、図2(B)は図2(A)に描いた線L−Mに沿った位置における断面図である。図2(A)に示すように、液晶パネル14は、表示領域130と、表示領域130の周囲に形成された周辺回路領域170とを備えて形成されている。周辺回路領域170は、例えば、アクティブマトリクス基板15に設けられたポリシリコン層に、液晶パネル14の各画素を駆動する駆動回路などが形成されて構成されている。なお、液晶パネル14については後に詳述する。
【0020】
バックライトユニット40は、光源としての蛍光管50、導光板44、レンズシート42、バックライト固定枠56、およびリフレクタ66を備えて形成されている。蛍光管50には所定電圧の電源を接続するための接続部51を介してインバータ(図示せず)の出力が接続される。導光板44は、その端面45に沿ってほぼ接する状態で光源としての蛍光管50が配置され、蛍光管50からの光を液晶パネル14の全表示領域に向けて導く。なお、図2(A)においては、図示の明確化のため、便宜的に導光板44が蛍光管50とは幾分離れた状態として描いてある。導光板44は、端子部23を除く液晶パネル14の平面形状にほぼ対応した平面形状を備えている。導光板44は、蛍光管50の側において厚さが厚い、くさび状の断面形状に形成されている。導光板44がこのような形状を備えることによって、導光板44から液晶パネル14に向けて放射される光量が蛍光管50の付近と蛍光管50から離れた位置とで均一化される。レンズシート42は、導光板44の前面側に配置されて光利用効率を向上させる。そして、リフレクタ66は、蛍光管50の周囲を導光板44の側を除いて覆い、蛍光管50からの光を導光板44に向けて反射する。インバータは、バックライト固定枠56の背面側に配置され、バックライトユニット40の蛍光管50に電力を供給する。インバータは、例えば、入力された5Vの直流電圧を、250V、100kHzの交流電圧として出力して蛍光管50に供給する。
【0021】
バックライト固定枠56は、底面部57を備え、バックライトユニット40を背面側から固定する。また、バックライト固定枠56は、底面部57から立設された位置決め部58を複数備えている。複数の位置決め部58は、導光板44の対応する端面46,47の形状に合わせた形状を持ち、しかも導光板44の端面47,46に当接するように形成されており、それによって導光板44を底面部57とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする。また、複数の位置決め部58は、導光板44の端面のうち蛍光管50が配置されていない端面47,46をそれぞれほぼ密着して覆う平面状に形成されている。また、それら位置決め部58および底面部57の導光板44に面する側は、十分な光反射率を備えて形成されているため、蛍光管50からの光を高い効率で利用することができる。なお、バックライト固定枠56には、前述したリフレクタ66が一体形成されている。
【0022】
1.2 表示パネル
図3は、本実施形態の表示パネルとしての液晶パネル14の模式的な平面図である。また、図4は、液晶パネル14の端部付近(図3に示した線H−Iに沿った位置)における詳細を示す部分断面図である。
【0023】
これらの図に示すように、液晶パネル14は、石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成された基板16の表面にITO(Indium Tin Oxide)膜からなる画素電極17がマトリクス状に形成されたアクティブマトリクス基板15と、やはり石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成された基板25の表面に対向電極26が形成された対向基板24と、これらの基板間に封入、挟持されている液晶35とを含んで構成されている。ここで、アクティブマトリクス基板15では、基板16の表面に絶縁層232が形成された後、TFT18および画素電極17が形成され、それらの表面が配向膜21で覆われた構成になっている。なお、この液晶パネル14を用いてカラー表示を行う場合には、対向基板24の各画素に対向する領域にカラーフィルタが形成される。
【0024】
アクティブマトリクス基板15と対向基板24とは、それらの間に分散配置されたギャップ材(図示せず)によって所定間隔に保たれ、対向基板24の外周縁に沿って配置されたシール材36によって貼り合わされている。このようにして、アクティブマトリクス基板15、対向基板24、およびシール材36によって画成された領域に、電気光学物質としての液晶35が封入されている。ここで、図3に示したように、シール材36は部分的に途切れて配置されており、その途切れた部分が液晶注入口37となっている。このため、対向基板24とアクティブマトリクス基板15とを貼り合わせた後、シール材36の内側領域を減圧状態にすることによって、液晶注入口37から液晶35を減圧注入することができる。液晶注入口37は、液晶35が注入された後に、樹脂からなる封止部38によって封止される。
【0025】
アクティブマトリクス基板15においては、表示領域の周辺に位置する領域が周辺回路領域とされ、この領域に、ポリシリコンプロセスによって画素スイッチング用のTFT18と同時形成された駆動回路用のTFT(図示せず)を用いて構成された走査線駆動回路171やデータ線駆動回路174が形成されている。また、アクティブマトリクス基板15の端部に形成された端子部23は、対向基板24からはみ出した領域に位置する。なお、アクティブマトリクス基板15については、さらに詳しく後述する。
【0026】
対向基板24には、シール材36の形成領域の内側であって表示領域でない領域を遮光する遮光膜27、およびアクティブマトリクス基板15の各画素電極17の境界領域に対応する領域を遮光する遮光膜28が形成されている。そして、これらの遮光膜27、28の表面側に対向電極26が形成され、対向電極26を覆って配向膜29が形成されている。
また、液晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15および対向基板24の光入射側および光出射側の面に、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、プラスチックシートを用いて形成された偏光板(偏光シート)32,33が所定の向きに配置される。
【0027】
なお、本実施形態では、アクティブマトリクス基板15の方から光が入射して、対向基板24の方から出射される構成になっているが、その逆に、対向基板24の方から光が入射して、アクティブマトリクス基板15の方から出射される構成であってもよい。
【0028】
このように構成した液晶パネル14において、アクティブマトリクス基板15では、データ線(図4においては図示せず)およびTFT18を介して画素電極17に印加した画像信号によって、画素電極17と対向電極26との間において液晶35の配向状態を画素毎に制御し、画像信号に対応した所定の画像を表示する。例えば、液晶パネル14をTNモードで構成した場合に、一対の基板間(アクティブマトリクス基板15と対向基板24)の各々に形成した配向膜21,29に対してラビング処理を行う際にラビング方向を互いに直交する方向に設定すると、液晶35は、基板間で90°の角度をもって捩じれ配向する。このような捩じれ配向は、基板間で液晶35に電場をかけることによって解放される。したがって、基板間に外部から電場を印加するか否かによって、液晶35の配向状態を画素電極17が形成されている領域毎(画素毎)に制御することができる。そのため、透過型の液晶パネル14であれば、光源すなわちバックライトユニット40からの光は、入射側の偏光板32によって所定の直線偏光に揃えられた後、液晶35の層に入射し、ある領域を透過する直線偏光は、旋光されて偏光面が捩じられて出射される一方、他の領域を通過した直線偏光は、旋光されず偏光面が捩じられることなく出射する。このため、入射側の偏光板32と出射側の偏光板33を互いの透過軸が直交するように配置しておけば(ノーマリホワイト)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板33を通過するのは、液晶35によって偏光面が捩じられた方の直線偏光のみである。これに対して、入射側の偏光板32と透過軸が平行になるように出射側の偏光板33を配置しておけば(ノーマリブラック)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板33を通過するのは、液晶35によって偏光面が捩じられることのなかった直線偏光のみである。よって、液晶35の配向状態を画素ごとに制御すれば、任意の情報を表示することができる。
【0029】
したがって、アクティブマトリクス基板15においてデータ線および画素スイッチング用のTFT18を介して画素電極17に画像信号を供給するとともに、対向電極26にも所定の電位を印加する必要がある。そこで、液晶パネル14では、アクティブマトリクス基板15の表面のうち、対向基板24の各コーナー部に対向する部分には、データ線などの形成プロセスを利用してアルミニウム膜(遮光性材料)からなる上下導通用の第1導通電極22が形成されている。一方、対向基板24の各コーナー部には、対向電極26の形成プロセスを援用してITO膜(光透過性材料)からなる上下導通用の第2導通電極30が形成されている。さらに、これらの上下導通用の第1導通電極22と第2導通電極30とは、エポキシ樹脂系の接着剤成分に銀粉や金めっきファイバーなどの導電粒子が配合された導通材39によって電気的に導通している。そのため、液晶パネル14では、アクティブマトリクス基板15および対向基板24のそれぞれに配線基板などを接続しなくても、アクティブマトリクス基板15のみに配線基板34を接続するだけで、アクティブマトリクス基板15および対向基板24の双方に所定の信号を入力することができる。
【0030】
図5は、上述のような構造を持つ液晶パネル14の電気的な構成を模式的に示すブロック図である。この図に示すように、液晶パネル14には、表示領域130と周辺回路領域170とが設けられている。
【0031】
表示領域130には、データ線131および走査線132と、データ線131および走査線132に接続された画素スイッチング用のTFT18と、このTFT18を介してデータ線131から画像信号が入力される液晶セル135が存在する。液晶セル135は、アクティブマトリクス基板15上に形成された画素電極17と、対向基板上に形成された対向電極26と、それらの間の液晶35を含んで構成される。また、TFT18と液晶セル135とを含んで形成される各画素は、容量線133との間に容量素子136を備え、この容量素子136は、液晶セル135における電荷の保持特性を高める機能を果たしている。
【0032】
周辺回路領域170は、走査線駆動回路171およびデータ線駆動回路174を備えている。走査線駆動回路171は、走査線132に接続され、シフトレジスタ172およびレベルシフタ173を含んで構成される。データ線駆動回路174は、データ線131に接続され、データ線駆動回路174、画像信号線184、およびサンプリング回路180を含んで構成される。
【0033】
1.3 アクティブマトリクス基板
ここで、アクティブマトリクス基板15について、さらに詳しく述べる。図6はアクティブマトリクス基板の模式的な平面図である。また、図7は、アクティブマトリクス基板15の端子部23およびデータ線駆動回路174付近の詳細を示す模式的な平面図である。アクティブマトリクス基板15は、石英ガラスまたは耐熱ガラスなどからなる基板16上に、表示領域130においては、マトリクス状に設けられた複数の画素電極17と図6においてX方向に複数配列されておりそれぞれがほぼY方向に延びるデータ線131と、Y方向に複数配列されておりそれぞれがほぼX方向に延びる走査線132と、データ線131と走査線132との各交点付近においてデータ線131と画素電極17との間に介在してそれらの間の導通および非導通状態をスイッチングするTFT18と、容量素子のための配線であり走査線132とほぼ平行に延び容量素子136を介して各画素電極17に接続される容量線133と、を備えている。
【0034】
アクティブマトリクス基板15は、周辺回路領域170においては、走査線駆動回路171と、データ線駆動回路174と、サンプリング回路180と、表示領域の上辺に沿って設けられ2つの走査線駆動回路171を結ぶ複数の配線110と、画像表示領域の四隅に設けられアクティブマトリクス基板15と対向基板24との間を電気的に接続するための導通材39が配置される第1導通電極22と、画像信号やクロック信号そして定電圧電源などが入力される複数の端子を有する端子部23と、端子部23の各端子から走査線駆動回路171やデータ線駆動回路174などへの配線とを備えている。なお、以下の説明においては、アクティブマトリクス基板15の端子部23の各端子から入力される信号名称と、その信号配線とは、説明の明確化のため、信号および配線の後に同一のアルファベット符号を付して呼ぶ。例えば、信号名称である「クロック信号CLX」に対し、その信号配線を「配線CLX」と呼ぶ。また、端子部23については、さらに詳細に後述する。
【0035】
走査線駆動回路104は、外部制御回路から端子部23と配線VSSY,VDDYとを介して供給される、走査線駆動回路用の負電源VSSYおよび正電源VDDYを電源として用い、走査線駆動回路用のスタート信号DYの入力により内蔵のシフトレジスタ172がスタートするよう形成されている。そして、端子部23と配線CLY,CLYiとを介して供給される、走査線駆動回路用の基準クロック信号CLYとその反転クロック信号CLYiに基づくタイミングで、走査線132に走査線号をパルス的に線順次で印加する。
【0036】
データ線駆動回路174は、外部制御回路から端子部23と信号配線VSSX,VDDXを介して供給される、データ線駆動回路用の負電源VSSXおよび正電源VDDXを電源として用い、データ線駆動回路用のスタート信号DXの入力により内蔵のシフトレジスタ175がスタートするよう形成されている。そして、端子部23と配線CLX,CLXiとを介して供給されるデータ線駆動回路用の基準クロック信号CLXおよびその反転クロック信号CLXiに基づきサンプリング回路駆動信号線181にサンプリング回路駆動信号を供給する。
【0037】
図7を参照してさらに詳細に説明すると、データ線駆動回路174は、スタート信号DXが入力されると、基準クロック信号CLXおよびその反転クロック信号CLKiに基づく転送信号の順次生成を開始するシフトレジスタ回路175と、シフトレジスタ回路175からの転送信号を波形成形する波形制御回路176(例えばレベルシフタ)と、波形成形された信号をバッファリングしてサンプリング回路駆動信号線181を介してサンプリング回路180に供給するバッファ回路177とを備えている。また、サンプリング回路180は、6相にシリアル−パラレル変換された画像信号VID1〜VID6に対応してTFTにより構成されるスイッチが6個ずつパラレルに各サンプリング回路信号線181に接続されている。すなわち、スイッチS1〜S6が左から1本目のサンプリング回路駆動信号線181に接続されており、スイッチS7〜S12が左から2本目のサンプリング回路駆動信号線181に接続されており、スイッチSn−5〜Snが右端のサンプリング回路駆動信号線181に接続されている。
【0038】
サンプリング回路180は、TFTからなるスイッチS1〜Snを各データ線131ごとに備えており、配線VID1〜からVID6がスイッチS1〜S6の一端に接続されており、サンプリング回路駆動信号線181がスイッチS1〜S6の制御端子に接続されている。そして、端子部23と、画像信号線である配線VID1〜VID6とを介して供給される画像信号、例えば6相にシリアル−パラレル変換された画像信号VID1〜VID6は、データ線駆動回路174からサンプリング回路駆動信号線181を介して供給されるサンプリング回路駆動信号に応じてサンプリング回路180によってサンプリングされる。サンプリングされた画像信号VID1〜VID6は、6つの隣接するデータ線131からなるグループごとに順次、対応する画素電極17に印加される。
【0039】
以上のように、データ線駆動回路174は、6相にシリアル−パラレル変換された画像信号VID1〜VID6をデータ線131にデータ信号として供給するように構成されている。本実施形態では、隣接する6つのデータ線に接続されるスイッチを同時に選択し、6つのデータ線131からなるグループ毎に順次転送していく方式を述べたが、データ線131を1本ごとに選択してもよいし、隣接する2、3、・・・、5本あるいは7本以上を同時に選択してもよい。また、画像信号線に供給される画像信号のシリアル−パラレル変換数は6相のみならず、サンプリング回路180を構成するスイッチS1〜Sn(例えばTFTからなる)の書き込み特性が良ければ、5相以下でもよいし、画像信号の周波数が高ければ、7相以上に増やしてもよい。この際、少なくとも画像信号のシリアル−パラレル変換数だけ、画像信号用の端子および画像信号線が必要となる。
【0040】
本実施形態のアクティブマトリクス基板においては、図6および図7に示したように、端子部23が、デジタル信号の端子が集められたデジタル信号端子領域70と、アナログ信号の端子が集められたアナログ信号端子領域72とを備えている。デジタル信号端子領域70には、例えばデータ線駆動回路の反転クロック信号CLXi、データ線駆動回路用のクロック信号CLX、およびデータ線駆動回路用のスタート信号DX、走査線駆動回路用の反転クロック信号CLYi、走査線駆動回路用のクロック信号CLY、走査線駆動回路用のスタート信号DYなどの各端子が設けられている。アナログ信号端子領域72には、例えば走査線駆動回路用の負電源VSSY、対向電極電位LCCOM、画像信号VID1〜VID6、データ線駆動回路用の負電源VSSX、データ線駆動回路用の正電源VDDX、走査線駆動回路用の正電源VDDYなどの各端子が設けられている。しかも、図6および図7から明らかなように、デジタル信号端子領域とアナログ信号端子領域とは、互いに離れて配置されている。
【0041】
このように、本実施形態の液晶表示装置は、端子部23において、デジタル信号の端子が集められたデジタル信号端子領域70と、アナログ信号の端子が集められたアナログ信号端子領域72が形成され、しかもデジタル信号端子領域70とアナログ信号端子領域72とが離れて配置されている。したがって、立ち上がりや立ち下がりが急峻で広い周波数成分を含むためノイズの原因となりやすい、クロック信号などのデジタル信号が、アナログ信号が入力される端子とは離れた端子から入力されることとなり、端子部やその端子部に接続される配線基板などにおいて、アナログ信号にデジタル信号がノイズとして混入する可能性を低下させることができる。
【0042】
また、本実施形態に係る表示装置においては、図1、図2、および図6から明らかなように、デジタル信号端子領域70とアナログ信号端子領域72とには、別個の配線基板34が接続されている例を示したが、必ずしも配線基板を分ける必要はなく、例えば接地端子線により両者が分離されていても良い。この場合も、デジタル信号端子領域70に接続される配線基板34と、アナログ信号端子領域70に接続される配線基板とを介して、デジタル信号がアナログ信号にノイズとして混入する可能性を低減することができる。
【0043】
1.4 アクティブマトリクス基板の製造方法
本実施形態に係るアクティブマトリクス基板15の製造方法、特に表示領域130におけるスイッチング素子および容量素子136と、周辺回路領域170におけるスイッチング素子の製造について、その工程を示す図8とともに説明する。なお、表示領域130におけるスイッチング素子としてはNチャネルのTFT18を用い、周辺回路領域170におけるスイッチング素子としてはではTFT260(Nチャネル)およびTFT261(Pチャネル)を相補型として用いた例を示している。
【0044】
まず、図8(1)に示すように、ガラス基板16上に絶縁層232を形成し、その上に、アモルファスのシリコン層を積層する。その後、シリコン層に対して例えばレーザアニール処理等の加熱処理を施すことにより、アモルファスのシリコン層を再結晶させ、結晶性のポリシリコン層240(厚さは、例えば50nm)を形成する。この第1工程は、表示領域130および周辺回路領域170において同様である。
【0045】
次に、図8(2)に示すように、形成されたポリシリコン層240が半導体層Sを形成するようにパターニングし、その上に上記ゲート絶縁層230を積層する。このゲート絶縁層230の厚さは、例えば100〜150nm程度である。この第2工程は、表示領域130および周辺回路領域170において同様である。
【0046】
次に、図8(3)に示すように、表示領域130のうち、接続部216および下部電極218となるべき領域以外の領域をポリイミド等のレジスト241でマスク処理する。 一方、周辺回路領域170においては、その全面をレジスト241でマスク処理する。そして、双方の領域におけるマスク処理の後、例えば、ゲート絶縁層230を介してドナーとしてのPH3/H2イオンをポリシリコン層240に、例えば、31Pを3E14〜5E14/cm2程度ドーピングする。この第3項工程により、接続部216および下部電極218が形成される。
【0047】
次に、図8(4)に示すように、上記PH3/H2イオンをドーピング後、レジスト241を剥離し、その後、夫々のTFT260,261,18におけるゲート電極208,246,247とゲート線206とを形成する。このゲート電極等の形成は、例えば、レジスト上に当該ゲート電極等のパターンを形成した後、タンタル等の金属をスパッタ又は真空蒸着した後当該レジストを剥離することにより行う。
【0048】
そして、当該ゲート電極208,246,247とゲート線206との形成後、周辺回路領域170内のTFT261となる領域および表示領域130内の下部電極218に相当する領域にそれぞれレジスト242を塗布してマスク処理した後、再度、PH3/H2イオンを、例えば、31Pを5E14〜7×E14/cm2程度ドーピングする。以上の第4工程により、TFT18におけるソース領域210とチャネル領域214とドレイン領域212とが形成されると共に、TFT260におけるソース領域243とチャネル領域244とドレイン領域245とが形成される。
【0049】
次に、図8(5)に示すように、上記PH3/H2イオンをドーピング後、レジスト242をそれぞれ剥離し、その後、周辺回路領域170内のTFT260が形成されている領域および表示領域130の全ての領域にレジスト248をそれぞれ塗布してマスク処理した後、アクセプタトしてのB2H6/H2イオンを、例えば、11Bを5E14/cm2程度ドーピングする。以上の第5工程により、TFT261としてのソース領域250とチャネル領域251とドレイン領域252とが形成される。
【0050】
最後に図8(6)に示すように、レジスト248を剥離した後、第1層間絶縁層233を積層し、その後、コンタクトホールC2およびC3並びにTFT260および261のそれぞれの電極に対応するコンタクトホールとなる位置を開口し、各電極のパターンをレジストでパターニングし、その後アルミニウム等の金属を蒸着等することにより、アルミ電極235,253,254,255およびデータ線204を形成する。
【0051】
その後、第2層間絶縁層234を積層してコンタクトホールC1となる位置を開口し、その上の所定の領域に画素電極17を蒸着等により形成して表示領域130のTFT18のおよび周辺回路領域のTFT260,261が完成する。
【0052】
さらに、コンタクトホールC1およびC2により画素電極17に対する導通が図られるので、ドレイン領域212と接続部216と画素電極17とを電気的に確実に接続することができる。
【0053】
1.5 表示装置を備えた電子機器
図9(A)、(B)、および(C)は、本実施形態の表示装置である液晶表示装置10を表示部として用いた電子機器の例を示す外観図である。図9(A)は、携帯電話機88であり、その前面上方に液晶表示装置10を備えている。図9(B)は、腕時計92であり、本体の前面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設けられている。図9(C)は、携帯情報機器96であり、液晶表示装置10からなる表示部と入力部98とを備えている。これらの電子機器は、液晶表示装置10の他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生成部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報機器96の場合にあっては入力部98から入力された情報等に基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供給されることによって表示画像が形成される。
【0054】
なお、本実施形態の液晶表示装置10が組み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、および携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニディスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0055】
2. <第2実施形態>
第2実施形態は、端子部における端子配置が第1実施形態とは幾分異なる。それ以外については、第1実施形態と同様に構成されており、その説明を省略する。また、図面において、第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態と同一の符号を付す。
【0056】
図10は本実施形態の液晶表示装置におけるアクティブマトリクス基板112の端子部付近を示す模式的な平面図である。この図に示すように、本実施形態においても、端子部114は、デジタル信号端子領域115とアナログ信号端子領域119とを備え、それらが互いに離れた位置に形成されている。さらに、本実施形態のアクティブマトリクス基板112における端子部114は、デジタル信号端子領域115において、走査線駆動回路171に接続される走査線駆動回路端子領域116と、データ線駆動回路174に接続されるデータ線駆動回路端子領域117とが、電源入力用の電源端子または接地用の接地端子を挟んで分離されている。
【0057】
すなわち、走査線駆動回路171に接続される走査線駆動回路端子領域116には、走査線駆動回路用の反転クロック信号CLYi、走査線駆動回路用のクロック信号CLY、走査線駆動回路用のスタート信号DYなどの各端子が形成されている。また、データ線駆動回路174に接続されるデータ線駆動回路端子領域117には、データ線駆動回路の反転クロック信号CLXi、データ線駆動回路用のクロック信号CLX、およびデータ線駆動回路用のスタート信号DXなどの各端子が形成されている。そして、走査線駆動回路端子領域116とデータ線駆動回路端子領域117とは、電源端子である走査線駆動回路用の負電源VSSY、データ線駆動回路用の負電源VSSX(接地端子)、データ線駆動回路用の正電源VDDX、走査線駆動回路用の正電源VDDY対向電極電位LCCOMを挟んで分離されている。
【0058】
このように、本実施形態の液晶表示装置は、端子部114のデジタル信号端子領域115において、走査線駆動回路端子領域116と、データ線駆動回路端子領域117とが、電源端子または接地端子を挟んで離れて配置されることとなる。その結果、端子部114および端子部114に接続される配線基板において、走査線駆動回路171に入力されるデジタル信号とデータ線駆動回路174に入力されるデジタル信号とが、互いにノイズとして他方の信号に混入する可能性が低下する。
【0059】
なお、アナログ信号端子領域119には、画像信号VID1〜VID6の各端子が設けられている。
【0060】
3. <第3実施形態>
第3実施形態は、端子部における端子配置が第1実施形態とは幾分異なる。それ以外については、第1実施形態と同様に構成されており、その説明を省略する。また、図面において、第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態と同一の符号を付す。
【0061】
図11は本実施形態の液晶表示装置におけるアクティブマトリクス基板122の端子部付近を示す模式的な平面図である。この図に示すように、本実施形態においても、端子部124は、デジタル信号端子領域125とアナログ信号端子領域127とを備え、それらが互いに離れた位置に形成されている。さらに、本実施形態における端子部124は、デジタル信号端子領域125がデジタル信号系の接地端子であるVLLXを備え、アナログ信号端子領域127がアナログ信号系の接地端子であるVSSXを備えている。
【0062】
すなわち、デジタル信号端子領域125には、走査線駆動回路用の反転クロック信号CLYi、走査線駆動回路用のクロック信号CLY、走査線駆動回路用のスタート信号DY、データ線駆動回路の反転クロック信号CLXi、データ線駆動回路用のクロック信号CLX、データ線駆動回路用のスタート信号DX、およびデジタル信号系の接地端子であるVLLXの各端子が設けられている。
【0063】
そして、アナログ信号端子領域127には、走査線駆動回路用の負電源VSSY、対向電極電位LCCOM、画像信号VID1〜VID6、データ線駆動回路用の負電源VSSX、データ線駆動回路用の正電源VDDX、走査線駆動回路用の正電源VDDYの各端子が設けられている。
【0064】
このように、本実施形態の液晶表示装置は、端子部124において、デジタル信号端子領域125とアナログ信号端子領域127とが、各領域に別個の接地端子を備えている。したがって、デジタル信号の接地線とアナログ信号の接地線とを別個とすることができ、接地線を介した回り込みによって、アナログ信号にデジタル信号がノイズとして混入する可能性を低減することができる。
【0065】
4. <変形例>
ここで、前述した各実施形態に適用可能な変形例について説明する。下記の各変形例においては前述した各実施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0066】
4.1 前述した各実施形態においては、液晶パネルとして、三端子型のスイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)を用いたアクティブマトリクス型の液晶パネルを示した。しかしながら、端子部にデジタル信号とアナログ信号が供給されるのであれば、液晶パネルとしては、これに限らず、駆動方式で言えば、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス型の液晶パネルやスタティック駆動型の液晶パネル、また、他の三端子型スイッチング素子あるいは二端子型スイッチング素子例えばTFD(Thin Film Diode)やMIM(Metal-Insulator-Metal)を用いたアクティブマトリックス型の液晶パネル、電気光学特性で言えば、TN型、STN型、ゲストホスト型、相転移型、強誘電型など、種々のタイプの液晶パネルを用いることができる。
【0067】
4.2 前述した各実施形態においては、表示パネルとして、透過型の液晶パネルを用いた液晶表示装置の例を示した。しかしながら、表示パネルとして反射型の液晶パネルを用いた表示装置であってもよい。なお、その場合、バックライトユニットは不要となる。
【0068】
4.3 表示装置は、液晶表示装置に限らず、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、FED(Field Emission Display)等であってもよい。
【0069】
4.4 本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶表示装置を示す模式的な分解斜視図である。
【図2】(A)は、第1実施形態の液晶表示装置における液晶パネルとバックライトユニットとを示す模式的な平面図である。(B)は、(A)に描いた線L−Mに沿った位置における模式的な断面図である。
【図3】第1実施形態の液晶パネルの模式的な平面図である。
【図4】図3に示した線H−Iに沿った位置における部分断面図である。
【図5】第1実施形態の液晶パネルの電気的構成を示すブロック図である。
【図6】第1実施形態の液晶パネルに用いられたアクティブマトリクス基板の模式的な平面図である。
【図7】第1実施形態の液晶パネルに用いられたアクティブマトリクス基板における端子部付近を示す模式的な平面図である。
【図8】(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、および(6)は、第1実施形態に係るアクティブマトリクス基板の製造における各工程を示す図である。
【図9】第1実施形態の液晶表示装置を用いた電子機器を示す外観図であり、(A)は携帯電話機であり、(B)は腕時計であり、(C)は携帯情報機器である。
【図10】第2実施形態の液晶表示装置におけるアクティブマトリクス基板の端子部付近を示す模式的な平面図である。
【図11】第3実施形態の液晶表示装置におけるアクティブマトリクス基板の端子部付近を示す模式的な平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
14 液晶パネル
15,112,122 アクティブマトリクス基板
23,114,124 端子部
70,115,125 デジタル信号端子領域
72,119,127 アナログ信号端子領域
82 配線基板
88 携帯電話機(電子機器)
92 腕時計(電子機器)
96 携帯情報機器(電子機器)
116 走査線駆動回路端子領域
117 データ線駆動回路端子領域
130 表示領域
131 データ線
132 走査線
170 周辺回路領域
171 走査線駆動回路
174 データ線駆動回路

Claims (4)

  1. 基板上に、
    表示領域と、
    前記表示領域を駆動する駆動回路を含む周辺回路領域と、
    前記周辺回路領域に配線パターンを介して接続された端子部と、
    を備えた表示装置であって、
    前記周辺回路領域が、走査線駆動回路と、データ線駆動回路とを備え、
    前記端子部は、前記駆動回路に、前記配線パターンを介してデジタル信号を供給する端子が集められたデジタル信号端子領域と、前記駆動回路に、前記配線パターンを介してアナログ信号を供給する端子が集められたアナログ信号端子領域とを備え、
    前記デジタル信号端子領域と前記アナログ信号端子領域とが離れて配置され、
    前記デジタル信号端子領域は、前記走査線駆動回路に接続された走査線駆動回路端子領域と、前記データ線駆動回路に接続されたデータ線駆動回路端子領域とを備え、
    前記走査線駆動回路端子領域と前記データ線駆動回路端子領域とが、電源入力用の電源端子または接地用の接地端子を挟んで分離されていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記デジタル信号端子領域は、デジタル信号系の接地端子を備え、
    前記アナログ信号端子領域は、アナログ信号系の接地端子を備えることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1ないし請求項2のいずれかにおいて、
    前記デジタル信号端子領域と前記アナログ信号端子領域とには、別個の配線基板が接続されていることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示装置を表示手段として有することを特徴とする電子機器。
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