JPH11270895A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH11270895A
JPH11270895A JP7708698A JP7708698A JPH11270895A JP H11270895 A JPH11270895 A JP H11270895A JP 7708698 A JP7708698 A JP 7708698A JP 7708698 A JP7708698 A JP 7708698A JP H11270895 A JPH11270895 A JP H11270895A
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small
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ventilation
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Tamotsu Mizuguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の部屋に連通するフレキシブルチューブ
の接続される複数の接続口を設けた分岐チャンバーの複
数の接続口に流れる通風量の均一化を図ることのできる
換気装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 室外と連通し設けられる送風装置(図示
せず)と接続される大径接続口8と、大径接続口8と対
向し設けられる複数の部屋にフレキシブルチューブ(図
示せず)を介して接続される複数の対向側小径接続口1
0を設けた分岐チャンバー11の内部に対向側小径接続
口10間に、大径接続口8側に向け平行に突出する案内
部12を設けることにより、案内部12により複数の対
向側小径接続口10に対する空気流路が形成され、各対
向側小径接続口10の通風量を均一することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所や住宅の天
井裏等に設置し、複数の部屋の換気を行う換気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、天井裏に換気用機器を設け、複数
の部屋の換気を行う換気装置の普及に伴い、複数の部屋
にフレキシブルチューブを介して連通する複数の接続口
を設けた分岐チャンバー内の空気の流れが各接続口にほ
ぼ均一に流れるようにする要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の換気装置の一例として特開
平8−35701号公報に記載されたものが知られてい
た。以下、その構成について図8および図9を参照しな
がら説明する。
【0004】図に示すように、建物101内の換気を必
要とする複数の部屋102に通風口103をそれぞれ設
け、室外104と連通する送風装置105と、換気を行
う各部屋102からのほぼ中心部となる位置に送風装置
105と大径のフレキシブルチューブ106で接続され
る吐出口107を有し、複数の通気口103にそれぞれ
小径のフレキシブルチューブ108で接続される吸い込
み口109を複数設けた集風器110を配置し、それぞ
れ小径のフレキシブルチューブ108の長さがほぼ同一
の長さになるように設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置では、一つの吐出口107に対し、複数設けられる
吸い込み口109は、集風器110の下面や側面および
対向面に設けられているため、吐出口107からの距離
の遠近および、吐出口107に向かい流れる気流の流れ
に対し直交するように設けられていることから、複数の
吸い込み口109から均一に空気を吸い込むことができ
ないという課題があった。
【0006】また、複数の吸い込み口109は集風器1
10の面から垂直または水平に突出し設けられているた
め、天井裏の狭い場所で配管するとき、小径のフレキシ
ブルチューブ108を極端に曲折しなければならなくな
り、小径のフレキシブルチューブ108内での抵抗によ
る空気流の損失が大きく効率が悪くなるという課題があ
った。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、複数
の部屋に連通するフレキシブルチューブの接続される接
続口を設けた分岐チャンバーの複数の接続口に流れる通
風量の均一化を図ることができ、また、フレキシブルチ
ューブ内での空気流の損失を削減できる換気装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置におい
ては、換気を必要とする複数の部屋にそれぞれ設けられ
る通気口と、室外と連通し設けられる送風装置と、この
送風装置と大径のフレキシブルチューブを介して接続さ
れる大径接続口および前記大径接続口と対向し、前記複
数の通気口とそれぞれ小径のフレキシブルチューブを介
して接続される対向側小径接続口を樹脂で成形し設けら
れるように分割し断熱材で形成した分岐チャンバーとを
備え、前記分岐チャンバー内部の前記対向側小径接続口
間に前記大径接続口側に向け突出する案内部を設けた構
成としたものである。
【0009】この本発明によれば、複数の部屋に連通す
るフレキシブルチューブの接続される接続口を設けた分
岐チャンバーの複数の接続口に流れる通風量の均一化を
図ることのできる換気装置を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、換気を必要とする複数の部屋にそれぞれに設けられ
る通気口と、室外と連通し設けられる送風装置と、この
送風装置と大径のフレキシブルチューブを介して接続さ
れる大径接続口および前記大径接続口と対向し、前記複
数の通気口とそれぞれ小径のフレキシブルチューブを介
して接続される対向側小径接続口を樹脂で成形し設けら
れるように分割し断熱材で形成した分岐チャンバーとを
備え、前記分岐チャンバー内部の前記対向側小径接続口
間に前記大径接続口側に向け突出する案内部を設けた換
気装置の構成としたものであり、排気時には送風装置に
より大径接続口より分岐チャンバー内の空気が吸気され
ることとなり、案内部により複数の対向側小径接続口に
対する空気流路が形成され、ほぼ各対向側小径接続口よ
り均一に吸気され、また、給気時には送風装置により送
られた空気が大径接続口より分岐チャンバー内に送風さ
れ、分岐チャンバー内で拡散し均圧化されたのち、案内
部により各対向側小径接続口にほぼ均一に分離されて対
向側小径接続口より各部屋に供給されるという作用を有
する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図7を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、換気を
必要とする複数の部屋1にそれぞれ設けられる通気口2
と、室外3とダクト4を介して天井裏5に吊り下げられ
る送風装置6と、送風装置6と大径のフレキシブルチュ
ーブ7を介して接続される樹脂製の大径接続口8および
複数の通気口2にそれぞれ小径のフレキシブルチューブ
9を介して接続されるように大径接続口8に対向して設
けられる樹脂製の複数の対向側小径接続口10が設けら
れるように分割し断熱材で形成した分割部分が合わされ
ることにより箱状分岐チャンバー11を形成し、分岐チ
ャンバー11の内部には対向側小径接続口10間に大径
接続口8側に向かい平行に突出する案内部12を設け構
成する。
【0012】上記構成において、排気時には送風装置6
の排気運転により、大径のフレキシブルチューブ7を介
して分岐チャンバー11の大径接続口8に分岐チャンバ
ー11内の空気が吸気されることとなり、案内部12に
より複数の対向側小径接続口10に対する空気流路が形
成され、ほぼ各対向側小径接続口10より均一に吸気さ
れ小径のフレキシブルチューブ9を介して各部屋1に設
けた通気口2より各部屋1の排気を行うことができる。
【0013】また、給気時には、送風装置6の給気運転
により、室外3よりダクト4を介して給気された外気が
大径のフレキシブルチューブ7を介して大径接続口8よ
り分岐チャンバー11内に送られ、分岐チャンバー11
内で拡散され均圧化されたのち、案内部12により各対
向側小径接続口10にほぼ均一に分離されて対向側小径
接続口10より小径のフレキシブルチューブ9を介して
各部屋1に設けた通気口2より新鮮な外気が各部屋1に
給気される。
【0014】このように本発明の実施の形態1の換気装
置によれば、室外3と連通し設けられる送風装置6に接
続される大径のフレキシブルチューブ7の接続される大
径接続口8と複数の部屋1のそれぞれに設けられる通気
口2と接続された小径のフレキシブルチューブ9の接続
される対向側小径接続口10とを設けた分岐チャンバー
11内の各対向側小径接続口10間に大径接続口8側に
向かい平行に突出する案内部12を設けているので、排
気時には案内部12により各対向側小径接続口9に対す
る空気流路が形成され、ほぼ各対向側小径接続口9より
均一に吸気されて、各部屋1の排気を均一に行うことが
でき、また、給気時には送風装置6の給気運転により、
大径接続口8より分岐チャンバー11内に給気された外
気が分岐チャンバー11内で拡散し均圧化されたのち、
案内部12により分離され、各対向側小径接続口10よ
り各部屋1に新鮮な外気が均一に給気されることとな
り、各部屋1の排気および給気による換気がほぼ均一に
行うことができ、建物全体の換気を効率良く行うことの
できる換気装置が得られる。
【0015】(実施の形態2)図3に示すように、大径
接続口8Aと、この大径接続8Aと対向する側に複数設
けられる対向側小径接続口10Aと、大径接続口8A側
近傍の両側部に設けられる側部側小径接続口13とを分
岐チャンバー11Aに設け、分岐チャンバー11Aの内
部に対向側小径接続口10Aの空気流路14と側部側小
径接続口13の空気流路15を区連するように設けら
れ、ほぼ中央に大径接続口8Aに向かい円弧面16を持
って突出し開口17を形成する案内壁18を設け、開口
17を対向側小径接続口10Aの通風口19とし、突出
した案内壁18の端部と大径接続口8Aの周縁部との間
の開口を側部側小径接続口13の通風口20に形成す
る。
【0016】そして、対向側小径接続口10Aの個数を
3個とし、側部側小径接続口13を2個とした場合、大
径接続口8Aの通風量を100としたとき、通風口19
を通る通風量を60とし、通風口20を通る通風量を2
0とすることにより、3個の対向側小径接続口10Aの
各通風量は20となり、2個の側部側小径接続口13の
各通風量は20となり、対向側小径接続口10Aおよび
側部側小径接続口13の通風量が均一となるように案内
壁18および各通風口 19、20の形状、大きさを決
定し構成する。
【0017】上記構成において、排気時には送風装置
(図示せず)の排気運転により、大径接続口8Aに分岐
チャンバー11A内の空気が吸気され、案内壁18によ
り形成された対向側の通風口19より空気流路14内の
空気が吸気され、複数の対向側小径接続口10Aよりほ
ぼ均一に吸気されると共に、大径接続口8Aにより分岐
チャンバー11A内の空気が吸気されるとき、他方の通
風口20より空気流路15内の空気が吸気され、両側部
に設けた側部側小径接続口13より吸気され排気を行う
ことができる。
【0018】また、給気時には送風装置の給気運転によ
り給気された外気が大径接続口8Aより分岐チャンバー
11A内に送られ、通風口20を通り空気流路15を経
て外部側小径接続口13に送られると共に、通風口19
を通り空気流路14を経て対向側小径接続口10Aに送
られ給気が行われる。
【0019】このように本発明の実施の形態2の換気装
置によれば分岐チャンバー11Aの側部に側部側小径接
続口13を設け、内部に対向側小径接続口10Aの空気
流路14と側部側小径接続口13の空気流路15を区連
する形状で対向側小径接続口10Aの通風口19を有
し、側部側小径接続口13の通風口20を形成するよう
に案内壁18を設けたので、側部側小径接続口13を設
けることにより換気する部屋(図示せず)が増加しても
対応できると共に、側部側小径接続口13および対向側
小径接続口10Aに均一な通風量が得られ、各部屋の換
気を均等に行うことができる。
【0020】(実施の形態3)図4に示すように、分岐
チャンバー11Bの内部に対向側小径接続口10Bより
案内壁18Aの通風口19Aに向かい傾斜する傾斜壁2
1を設け構成する。
【0021】上記構成において、排気運転時には大径接
続口8Aに分岐チャンバー11B内の空気が吸気され、
案内壁18Aと傾斜壁21により形成された対向側の通
風口19Aより空気流路14A内の空気が吸気され、複
数の対向側小径接続口10Bよりほぼ均一に吸気される
と共に、大径接続口8Aにより分岐チャンバー11B内
の空気が吸気されるとき、他方の通風口20より空気流
路15内の空気が吸気され、両側部に設けた側部側小径
接続口13より吸気され排気を行うことができる。
【0022】また、給気運転時には給気された外気が大
径接続口8Aより分岐チャンバー11B内に送られ、通
風口20を通り空気流路15を経て側部側小径接続口1
3に送られると共に、通風口19Aを通り空気流路14
Aを経て対向側小径接続口10Bに送られ給気が行われ
る。
【0023】このように本発明の実施の形態3の換気装
置によれば、分岐チャンバー11Bの内部に対向側小径
接続口10B側より案内壁18Aの通風口19Aに向か
って傾斜する傾斜壁21を設けたので、空気流路14A
内を流れる空気流が傾斜壁21に沿いスムーズに流れ分
岐チャンバー11B内での風量損失の少ない換気装置が
得られる。
【0024】(実施の形態4)図5に示すように、分岐
チャンバー11Cの内部の対向側小径接続口10Cの空
気流路14Bに複数の対向側小径接続口10Cの通風量
をほぼ均一とするように通風口19Bに向かう山形形状
の流量調整体22を設けた構成とする。
【0025】上記構成において、排気運転時には、大径
接続口8Aに分岐チャンバー11C内の空気が吸気さ
れ、案内壁18Aと傾斜壁21により形成された通風口
19Bより空気流路14B内の空気が吸気される。この
とき、空気流路14B内に設けられた流量調整体22に
より、中央部分の対向側小径接続口10Cより吸気され
る吸気量が多くなるのが緩和され、各対向側小径接続口
10Cよりほぼ均一に吸気されると共に、大径接続口8
Aにより分岐チャンバー11C内の空気が吸気されると
き、他方の通風口20より空気流路15内の空気が吸気
され、両側部に設けた側部側小径接続口13より吸気さ
れ排気を行うことができる。
【0026】また、給気運転時には、給気された外気が
大径接続口8Aより分岐チャンバー11C内に送られ、
通風口20を通り空気流路15を経て側部側小径接続口
13に送られると共に、通風口19Bを通り空気流路1
4Bに送られ、空気流路14Bに設けた流量調整体22
により分散され、中央部分の対向側小径接続口10Cに
送られ易くなるのを緩和し、各対向側小径接続口10C
にほぼ均一に外気を送り込み給気が行われる。
【0027】このように本発明の実施の形態4の換気装
置によれば、分岐チャンバー11C内部の対向側小径接
続口10Cの空気流路14Bに複数の対向側小径接続口
10Cの通風量をほぼ均一とする流量調整体22を設け
たので、通風口19Bに対向している中央部分の対向側
小径接続口10Cの通風量が少なくなるよう緩和され、
各対向側小径接続口10Cの通風量を均一化することが
できる。
【0028】なお、流量調整体22による流量調整にお
いては、山形形状の内側に山形の両辺に向かい傾斜する
傾斜面を設けたりして各対向側小径接続口10Cの通風
量が均一となるように調整しても良いことはいうまでも
なく、要は通風口19Bに対向し通風量が多くなる中央
部分に設けられる対向側接続口10Cの通風量が少なく
なるように調整して各対向側小径接続口10Cの通風量
の均一化が図れる形状であれば良いことはいうまでもな
い。
【0029】(実施の形態5)図6および図7に示すよ
うに、分岐チャンバー11Dの外壁23を対向側小径接
続口10D側より大径接続口8B側に向け縮少するよう
に傾斜し、側部側小径接続口13Aを大径接続口8Bの
外方に向け傾斜させて構成する。
【0030】上記構成において、建物のほぼ中央部に設
けた分岐チャンバー11Dから大径接続口8B側の方向
に設けられた換気を必要とする部屋1Aに設けた通気口
2Aには、分岐チャンバー11Dに傾斜して設けた側部
側小径接続口13Aに小径のフレキシブルチューブ9A
を設けて接続する。
【0031】そして、排気時には送風装置6を排気運転
すると、大径接続口8Bに分岐チャンバー11D内の空
気が吸気され、通風口20Aより吸気されることにより
側部側小径接続口13Aより小径のフレキシブルチュー
ブ9Aを介して通気口2Aを設けた部屋1Aの空気が排
気され、一方、通風口19Bより給気されることにより
対向側小径接続口10Dにより小径のフレキシブルチュ
ーブ9を介して通気口2より部屋1の空気が排気され
る。
【0032】また、給気時には送風装置6を給気運転す
ることにより、給気された外気が大径接続口8Bより分
岐チャンバー11D内に送られ、通風口20Aを通り傾
斜した側部側小径接続口13Aより小径のフレキシブル
チューブ9Aを介して通気口2Aを設けた部屋1Aに給
気されると共に、通風口19Bを通り対向側小径接続口
10Dに送られ小径のフレキシブルチューブ9を介して
通気口2より部屋1に給気される。
【0033】このように本発明の実施の形態5の換気装
置によれば、分岐チャンバー11Dの外壁23を対向側
小径接続口10Dより大径接続口8B側に向け縮少する
ように傾斜し、側部側小径接続口13Aを大径接続口8
Bの外方に向け傾斜させて設けたので、側部側小径接続
口13Aが分岐チャンバー11Dの側方から突出するの
が緩和され、天井裏(図示せず)の狭い場所で小径のフ
レキシブルチューブ9Aを接続するのが容易となると共
に、建物のほぼ中央に分岐チャンバー11Dを設けたと
き、分岐チャンバー11Dの大径接続口8B側の方向に
設けられている部屋2に対する小径のフレキシブルチュ
ーブ9Aの配管が容易となり、かつ、小径のフレキシブ
ルチューブ9Aを極端に曲げないので小径のフレキシブ
ルチューブ9A内での空気抵抗も少なくなり通風効率を
高めることができる。
【0034】なお、実施の形態5では対向側小径接続口
10Dに接続される部屋1が2つの部屋としているた
め、3個の対向側小径接続口のうち1個を蓋(図示せ
ず)を用いて閉鎖することにより対応するものである。
【0035】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
換気を必要とする複数の部屋にそれぞれ設けられる通気
口と、室外と連通し設けられる送風装置と、この送風装
置と大径のフレキシブルチューブを介して接続される大
径接続口および前記大径接続口と対向し、前記複数の通
気口とそれぞれ小径のフレキシブルチューブを介して接
続される対向側小径接続口を樹脂で成形し設けられるよ
うに分割し断熱材で形成した分岐チャンバーとを備え、
前記分岐チャンバー内部の前記対向側小径接続口間に前
記大径接続口側に向け突出する案内部を設けたので、各
部屋の排気および給気による換気がほぼ均一に行うこと
ができ、建物全体の換気を効率良く行うことのできる換
気装置を提供できる。
【0036】また、大径接続口と、この大径接続口と対
向する側に複数設けられる対向側小径接続口と、前記大
径接続部側近傍の両側部に設けられる側部側小径接続口
とを設けた分岐チャンバーと、この分岐チャンバーの内
部に前記対向側小径接続口の空気流路と前記側部側小径
接続口の空気流路を区連するように設けられ、ほぼ中央
に前記大径接続口に向かい円弧面を持って突出し開口を
形成する案内壁とを備え、前記開口を対向側小径接続口
の通風口とし、前記突出した案内壁端部と大径接続口間
の開口を側部側小径接続口の通風口に形成したので、換
気する部屋が増加しても対応することができると共に各
部屋の換気を均等に行うことができる。
【0037】また、分岐チャンバー内部に対向側小径接
続口側より案内壁の通風口に向かい傾斜する傾斜壁を形
成したので、空気流路内を流れる空気流が傾斜壁により
スムーズに流れ、分岐チャンバー内での風量損失の少な
い換気装置が得られる。
【0038】また、分岐チャンバー内部の対向側小径接
続口の空気流路に複数の対向側小径接続口の通風量をほ
ぼ均一とする流量調整体を設けたので、各対向側小径接
続口の通風量を均一化することができる。
【0039】また、分岐チャンバーの外壁を対向側小径
接続口側より大径接続口側に向け縮少するように傾斜
し、側部側小径接続口を前記大径接続口の外方に向け傾
斜させて設けたので、天井裏の狭い場所での小径フレキ
シブルチューブの接続が容易になると共に、小径のフレ
キシブルチューブの配管が容易で、かつ通風効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気装置の分岐チャン
バーの構成を示す断面図
【図2】同換気装置の施工状態を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態2の換気装置の分岐チャン
バーの構成を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態3の換気装置の分岐チャン
バーの構成を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態4の換気装置の分岐チャン
バーの構成を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態5の換気装置の分岐チャン
バーの構成を示す断面図
【図7】同換気装置の施工状態を示す上面図
【図8】従来の換気装置の施工状態を示す断面図
【図9】同換気装置の集風器の斜視図
【符号の説明】
1 部屋 2 通気口 3 室外 6 送風装置 7 大径のフレキシブルチューブ 8 大径接続口 8A 大径接続口 8B 大径接続口 9 小径のフレキシブルチューブ 9A 小径のフレキシブルチューブ 10 対向側小径接続口 10A 対向側小径接続口 10B 対向側小径接続口 10C 対向側小径接続口 10D 対向側小径接続口 11 分岐チャンバー 11A 分岐チャンバー 11B 分岐チャンバー 11C 分岐チャンバー 11D 分岐チャンバー 12 案内部 13 側部側小径接続口 13A 側部側小径接続口 14 空気流路 14A 空気流路 14B 空気流路 15 空気流路 16 円弧面 17 開口 18 案内壁 18A 案内壁 19 通風口 19A 通風口 19B 通風口 20 通風口 21 傾斜壁 22 流量調整体 23 外壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】換気を必要とする複数の部屋にそれぞれ設
    けられる通気口と、室外と連通し設けられる送風装置
    と、この送風装置と大径のフレキシブルチューブを介し
    て接続される大径接続口および前記大径接続口と対向
    し、前記複数の通気口とそれぞれ小径のフレキシブルチ
    ューブを介して接続される対向側小径接続口を樹脂で成
    形し設けられるように分割し断熱材で形成した分岐チャ
    ンバーとを備え、前記分岐チャンバー内部の前記対向側
    小径接続口間に前記大径接続口側に向け突出する案内部
    を設けた換気装置。
  2. 【請求項2】大径接続口と、この大径接続口と対向する
    側に複数設けられる対向側小径接続口と、前記大径接続
    部側近傍の両側部に設けられる側部側小径接続口とを設
    けた分岐チャンバーと、この分岐チャンバーの内部に前
    記対向側小径接続口の空気流路と前記側部側小径接続口
    の空気流路を区連するように設けられ、ほぼ中央に前記
    大径接続口に向かい円弧面を持って突出し開口を形成す
    る案内壁とを備え、前記開口を対向側小径接続口の通風
    口とし、前記突出した案内壁端部と大径接続口間の開口
    を側部側小径接続口の通風口に形成した請求項1記載の
    換気装置。
  3. 【請求項3】分岐チャンバー内部に対向側小径接続口側
    より案内壁の通風口に向かい傾斜する傾斜壁を形成した
    請求項2記載の換気装置。
  4. 【請求項4】分岐チャンバー内部の対向側小径接続口の
    空気流路に複数の対向側小径接続口の通風量をほぼ均一
    とする流量調整体を設けた請求項2記載の換気装置。
  5. 【請求項5】分岐チャンバーの外壁を対向側小径接続口
    側より大径接続口側に向け縮少するように傾斜し、側部
    側小径接続口を前記大径接続口の外方に向け傾斜させて
    設けた請求項2記載の換気装置。
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