JPH11182894A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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Publication number
JPH11182894A
JPH11182894A JP9353655A JP35365597A JPH11182894A JP H11182894 A JPH11182894 A JP H11182894A JP 9353655 A JP9353655 A JP 9353655A JP 35365597 A JP35365597 A JP 35365597A JP H11182894 A JPH11182894 A JP H11182894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifier
ceiling
air
room
humidification
Prior art date
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Pending
Application number
JP9353655A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Komatsu
正樹 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9353655A priority Critical patent/JPH11182894A/ja
Publication of JPH11182894A publication Critical patent/JPH11182894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬季における冷房運転時において、室内空気
を良好に加湿できて運転費を低減でき、また照明器具の
ランプ効率を向上し、安定器を長寿命化するる加湿装置
を得る。 【解決手段】 部屋1の天井2近くの比較的に温度の高
い空気を、天井2に設けた照明器具11に併設した吸込
み口4を経て吸込む。これにより、空気をさらに加温し
て吸込み、温度が高い空気を加湿機6により加湿する。
これによって、部屋1内空気をそのまま加湿する場合よ
りも高能率で加湿でき、また照明器具11が換気され
る。したがって、冬季における冷房運転時には加湿効率
の悪い運転や、熱的に無駄な運転を行うことなく部屋1
内空気を良好に加湿できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天井に照明器具
が装備された居室等の部屋に設けられる加湿装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の加湿装置を示す図で、部
屋の天井部の縦断面図である。図において、1は居室等
の部屋、2は部屋1の天井、3は天井2に互いに離れて
装着された複数基の冷暖房機、4は天井2に開口した吸
込み口、5は天井2裏、すなわち天井2の上側に設けら
れて一端が吸込み口4に連通した吸込みダクト、6は吸
込みダクト5の反吸込み口4側の端部に設けられた加湿
器、7は加湿ダクトで、一端が加湿器6の送風機の送風
側に接続され、他端が天井2に開口した加湿吹出し口8
に接続されている。
【0003】図3は、他の従来の加湿装置を示す図で、
部屋の天井部の縦断面図である。図において、図2と同
符号は相当部分を示し、3は天井2裏、すなわち天井の
上側に設けられに設けられて吸込みダクト5の反吸込み
口4側の端部に設けられた冷暖房機、6は冷暖房機3の
送風側に接続された加湿器、7は加湿ダクトで、一端が
加湿器6の送風機の送風側に接続され、他端が天井2に
互いに離れて開口した複数の加湿吹出し口8にそれぞれ
接続されている。
【0004】図4も、他の従来の加湿装置を示す図で、
部屋の天井部の縦断面図である。図において、図2と同
符号は相当部分を示し、3は天井2に互いに離れて装着
された複数基の冷暖房機、9は天井2裏、すなわち天井
の上側に設けられた全熱交換形の換気装置で、排気口及
び給気口が部屋1外に開口して設けられている。5は天
井2の上側に設けられて一端が吸込み口4に連通し、他
端が換気装置9の排気側に連通した吸込みダクト、6は
換気装置9の給気側に接続された加湿器、7は天井2の
上側に設けられた加湿ダクトで、一端が加湿器6の送風
機の送風側に接続されて、他端が複数基の冷暖房機3の
加湿吹出し口8にそれぞれ接続されている。
【0005】図5も、他の従来の加湿装置を示す図で、
部屋の天井部の縦断面図である。図において、図2と同
符号は相当部分を示し、3は天井2裏、すなわち天井の
上側に設けられた冷暖房機で、天井2上側の空気を吸入
する。7は天井2の上側に設けられた加湿ダクトで、一
端が冷暖房機3の送風機の送風側に接続され、他端は天
井2に互いに離れて設けられた複数の加湿吹出し口8の
それぞれに接続されている。10は天井2の上側に設け
られた給気装置で、給気口が部屋1外に開口している。
6は給気装置10の給気側に接続された加湿器で、天井
2上側に空気を排出する。
【0006】従来の加湿装置は上記のように構成され、
図2の従来の加湿装置では冷暖房機3とは独立して別個
に吸込みダクト5、加湿器6、加湿ダクト7等が設けら
れる。また、図3の従来の加湿装置では冷暖房機3の送
風側に加湿器6、加湿ダクト7等が設けられる。また、
図4の従来の加湿装置では全熱交換形の換気装置9の給
気側に加湿器6、加湿ダクト7等が設けられて冷暖房機
3に加湿吹出し口8が配置される。また、図5の従来の
加湿装置では給気装置10の給気側に加湿器6が設けら
れる。そして、これらの構成によって加湿吹出し口8か
らの加湿空気の吹出しによって部屋1内が加湿されるよ
うになっている。
【0007】なお、床面積3000m2以上の建物では室
内湿度を40%〜70%に保つ必要があり、また床面積
3000m2未満の建物の場合であっても適度の湿度を保
つ必要がある。また特に、冬季の暖房又は冷房時におい
て室内湿度の低下を防ぐために適宜な手段による加湿が
行われる。このような加湿のための加湿手段として比較
的に大形の空気調和設備には加湿器が組み込まれ、また
比較的に小形の空気調和設備においては別個に独立した
加湿装置が設けられる。
【0008】また、大規模建物の場合にも大形の中央式
空気調和設備を設けずに、小区域ごとにそれぞれ空気調
和装置が設けられることがある。また、冬季の暖房時に
おいて、換気のために供給された外気は湿度が低くく、
室内の湿度が低下するので加湿装置による加湿が行われ
る。また、計算機や照明などの発熱機器が室内に設置さ
れることによる温度上昇のために、冬季においても空気
調和装置が冷房運転されることがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
湿装置において、図2の従来の加湿装置のように冷暖房
機3とは別に加湿器6等を設ける構成では、部屋1内の
空気を加熱せずに加湿器6に通すため加湿効率が低い。
また、図3の従来の加湿装置のように冷暖房機3の送風
側に加湿器6等を設ける構成では、部屋1内を冷房して
いる場合には冷風が加湿器6を通るのでほとんど加湿さ
れない。
【0010】また、図4の従来の加湿装置のように全熱
交換形の換気装置9の給気側に加湿器6等を設ける構成
では、部屋1内を冷房している場合に加湿された外気を
冷暖房機3で冷却しているので加湿後に減湿する無駄運
転になる。また、図5の従来の加湿装置のように給気装
置10の給気側に加湿器6等を設ける構成では、給気装
置10で外気を加熱している一方で部屋1内空気を冷却
することになる。したがって、従来のそれぞれの加湿装
置では、冬季における冷房運転時には加湿効率の悪い運
転や、熱的に無駄な運転が行われるという問題点があっ
た。
【0011】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、冬季における冷房運転時に、室
内空気を良好に加湿することができる加湿装置を得るこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加湿装置
においては、それぞれ吸込み口が設けられて部屋の天井
に装着された複数基の照明器具、天井の上側に設けられ
て吸込み口のそれぞれに連通した吸込みダクトと、この
吸込みダクトの反吸込み口側の端部に設けられた加湿器
と、一端が加湿器の送風機の送風側に接続され、他端が
天井に開口した加湿吹出し口に接続された加湿ダクトと
が設けられる。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態の一例を示す図で、部屋の天井部の縦断面
図である。図において、1は居室等の部屋、2は部屋1
の天井、11は照明器具で、天井2に埋込み状態に装着
されて互いに離れて配置され、それぞれ器具の中に連通
した吸込み口4が併設されている。5は天井2裏、すな
わち天井の上側に設けられて吸込み口4のそれぞれに連
通した吸込みダクトである。
【0014】6は天井2の上側に設けられて吸込みダク
ト5の反吸込み口4側の端部に設けられた加湿器、7は
天井2の上側に設けられた加湿ダクトで、一端が加湿器
6の送風機の送風側に接続され、他端が天井2に開口し
た加湿吹出し口8に接続されている。
【0015】上記のように構成された加湿装置におい
て、部屋1内における空気の湿度が所定値以下になると
加湿器6が運転される。これにより、部屋1の天井2近
くの比較的に温度の高い空気が、照明器具11のスリッ
ト等であって併設された吸込み口4から吸込みダクト5
を経て吸込まれる。
【0016】そして、吸込まれた空気は照明器具11の
ランプや安定器などの発熱体(図示しない)により温度
が上昇する。次いで、吸込まれた空気が加湿器6により
加湿され加湿ダクト7を経て加湿吹出し口8から部屋1
内に吹出される。そして、部屋1内における空気の湿度
が所定値に達すると加湿器6が停止して、加湿空気の吹
出しが終息する。
【0017】このようにして、部屋1の天井2近くの比
較的に温度の高い空気が、照明器具11を通ることによ
ってさらに加温されて吸込まれる。これにより、温度が
高い空気が加湿器6によって加湿されるので、部屋1内
空気をそのまま加湿する場合よりも高能率で加湿するこ
とができる。
【0018】したがって、冬季における冷房運転時には
加湿効率の悪い運転や、熱的に無駄な運転を行うことな
く部屋1内空気を良好に加湿することができ、運転費を
低減することができる。また、吸込み口4を介して部屋
1内空気により照明器具11が換気されるので、ランプ
効率を向上することができ、また安定器を長寿命化する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、それぞ
れ吸込み口が設けられて部屋の天井に装着された複数基
の照明器具、天井の上側に設けられて吸込み口のそれぞ
れに連通した吸込みダクトと、この吸込みダクトの反吸
込み口側の端部に設けられた加湿器と、一端が加湿器の
送風機の送風側に接続され、他端が天井に開口した加湿
吹出し口に接続された加湿ダクトとを設けたものであ
る。
【0020】これによって、部屋の天井近くの比較的に
温度の高い空気が、照明器具を通ることによってさらに
加温されて吸込まれ、温度が高い空気が加湿器によって
加湿される。このため、部屋内空気をそのまま加湿する
場合よりも高能率で加湿することができる。したがっ
て、冬季における冷房運転時には加湿効率の悪い運転
や、熱的に無駄な運転を行うことなく部屋内空気を良好
に加湿することができ、運転費を低減する効果がある。
また、照明器具が吸込み口を介して部屋内空気により換
気されるので、ランプ効率を向上すると共に安定器を長
寿命化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す部屋の天井部
の縦断面図。
【図2】 従来の加湿装置を示す部屋の天井部の縦断面
図。
【図3】 他の従来の加湿装置を示す部屋の天井部の縦
断面図。
【図4】 他の従来の加湿装置を示す部屋の天井部の縦
断面図。
【図5】 他の従来の加湿装置を示す部屋の天井部の縦
断面図。
【符号の説明】
1 部屋、2 天井、4 吸込み口、5 吸込みダク
ト、6 加湿器、7 加湿ダクト、8 加湿吹出し口、
11 照明器具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ吸込み口が設けられて部屋の天
    井に装着された複数基の照明器具、上記天井の上側に設
    けられて上記吸込み口のそれぞれに連通した吸込みダク
    トと、この吸込みダクトの反上記吸込み口側の端部に設
    けられた加湿器と、一端が上記加湿器の送風機の送風側
    に接続され、他端が上記天井に開口した加湿吹出し口に
    接続された加湿ダクトとを備えた加湿装置。
JP9353655A 1997-12-22 1997-12-22 加湿装置 Pending JPH11182894A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9353655A JPH11182894A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 加湿装置

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JP9353655A JPH11182894A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 加湿装置

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ID=18432326

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JP9353655A Pending JPH11182894A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 加湿装置

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JP (1) JPH11182894A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168371A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Toyota Motor Corp 建物の換気システム
JP2013249979A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 加湿装置
CN111442506A (zh) * 2019-12-13 2020-07-24 珠海大横琴科技发展有限公司 一种机房温湿度调节系统

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