JP2016017704A - チャンバ - Google Patents
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Abstract
【課題】送り込まれた空気の圧力損失を抑える。【解決手段】空気が送り込まれるチャンバ本体部11と、チャンバ本体部11に設けられ、主ダクト104に通じる複数の開口部12と、チャンバ本体部11内に設けられ、当該チャンバ本体部11内に送り込まれた空気を主ダクト104側に誘導する流路14とを備えた。【選択図】図2
Description
この発明は、送り込まれた空気を複数のダクトに分岐するチャンバに関するものである。
床置式の空調システムでは、図4に示すように、空調機101からの空気(冷風又は温風)がサプライチャンバ102に送り込まれ、ダンパ103を介して複数系統の主ダクト104に分岐される。そして、主ダクト104に分岐された空気は分岐チャンバ105に送り込まれ、複数系統の分岐ダクト106に分岐されて各居住空間に供給される(例えば特許文献1参照)。
この空調システムの組み立てでは、まず、図5(a)に示すように、空調機101の上面に設けられた開口部1011に対して、サプライチャンバ102の底面に設けられた開口部1021を合わせて上から差し込む。次いで、図5(b)に示すように、サプライチャンバ102の上面に設けられた複数の開口部1022に対して、それぞれダンパ103を取り付けて、タッピングネジで固定する。そして、ダンパ103上に主ダクト104を接続する。
上述したように、床置式の空調システムでは、空調機101からの空気がサプライチャンバ102に送り込まれ、ダンパ103を介して複数系統の主ダクト104に分岐される。また、主ダクト104からの空気が分岐チャンバ105に送り込まれ、複数系統の分岐106に分岐される。一方、従来のチャンバ102,105は、単純な箱型形状に構成されている。そのため、従来のチャンバ102,105では、空気が送り込まれた場合に角部で発生する渦による圧力損失が考慮されていないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、送り込まれた空気の圧力損失を抑えることができるチャンバを提供することを目的としている。
この発明に係るチャンバは、空気が送り込まれるチャンバ本体部と、チャンバ本体部に設けられ、ダクトに通じる複数の開口部と、チャンバ本体部内に設けられ、当該チャンバ本体部内に送り込まれた空気をダクト側に誘導する流路とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、送り込まれた空気の圧力損失を抑えることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るサプライチャンバ(チャンバ)1の構成を示す図である。
サプライチャンバ1は、床置式の空調システムに用いられるものであり、空調機101の直上に設置される。このサプライチャンバ1には、図1に示すように、中空の箱型形状に構成されたチャンバ本体部11が設けられている。このチャンバ本体部11の底面には、空調機101の上部に設けられた開口部1011に差し込まれる開口部(不図示)が設けられており、空調機101からの空気(冷風又は温風)がチャンバ本体部11内に送り込まれる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るサプライチャンバ(チャンバ)1の構成を示す図である。
サプライチャンバ1は、床置式の空調システムに用いられるものであり、空調機101の直上に設置される。このサプライチャンバ1には、図1に示すように、中空の箱型形状に構成されたチャンバ本体部11が設けられている。このチャンバ本体部11の底面には、空調機101の上部に設けられた開口部1011に差し込まれる開口部(不図示)が設けられており、空調機101からの空気(冷風又は温風)がチャンバ本体部11内に送り込まれる。
また、チャンバ本体部11の上面には、主ダクト(ダクト)104が接続される筒部(開口部)12が複数設けられている。なお図1の例では、主ダクト104が2系統の場合を想定して、筒部12が2つ設けられた場合を示している。
また、筒部12には、チャンバ本体部11から主ダクト104へ送り込まれる空気の流量を調整するダンパ部13が設けられている。このダンパ部13は、円板部材からなり、筒部12の直径周りに回動可能な羽根部131を備えている。そして、この羽根部131により、筒部12を全閉とすることで主ダクト104側への空気を遮断し、筒部12を全開とすることで主ダクト104側へ最大流量で空気を送り込むことができる。なお、ダンパ部13には、羽根部131を回動するための電源(不図示)が取り付けられてもよい。
このように、サプライチャンバ1にダンパ部13を追加することで、図4,5に示す従来のサプライチャンバ102とダンパ103とを接続するために必要であった接合シロ及び余分な部品(サプライチャンバ102の開口部1022とダンパ103が同径(呼び径が同じ)の場合と呼び径自体が異なる場合に用いられるニップル等)を削除することができる。そのため、システム全体を小型化することができ、高さを抑制することができる。
また、図2,3に示すように、チャンバ本体部11の内部には、デッドスペースをなくすため、空調機101からチャンバ本体部11内に送り込まれた空気を主ダクト104側に誘導する流路14が設けられている。この流路14は、EPS(Expanded Poly−Styrene)等のモールドにより成型される。これにより、空調機101から送り込まれた空気の圧力損失を抑えることができる。また、上記流路14は、各主ダクト104への空気の分配比が均一(略均一の意味を含む)になるように設計される。
なお、筒部12と流路14との間には、空気の漏れを防ぐためのシール部材15が設けられている。
なお、筒部12と流路14との間には、空気の漏れを防ぐためのシール部材15が設けられている。
以上のように、この実施の形態1によれば、チャンバ本体部11内に設けられ、当該チャンバ本体部11内に送り込まれた空気を主ダクト104側に誘導する流路14を設けるように構成したので、送り込まれた空気の圧力損失を抑えることができる。
なお上記では、サプライチャンバ1にダンパ部13を追加し、システム全体の小型化を図る構成について示した。この場合、サプライチャンバ1の高さが低くなり、空調機101から送り込まれた空気の圧力損失が増加する傾向がある。しかしながら、このような場合であっても、本発明のようにサプライチャンバ1内に流路14を形成することで、圧力損失を抑制することができる。
上記では、サプライチャンバ1にダンパ13部を追加し、システム全体の小型化を図る場合を示した。しかしながら、これに限るものではなく、図4,5に示すように、別体のサプライチャンバ102とダンパ103を用い、当該サプライチャンバ102に本発明の流路14を適用してもよい。
また上記では、チャンバとしてサプライチャンバ1を用い、空調機101からの空気を主ダクト(ダクト)104側へ誘導する流路14を設けた場合を例に説明を行った。それに対して、チャンバとして分岐チャンバ105を用い、主ダクト104からの空気を分岐ダクト(ダクト)106側へ誘導する流路を設けてもよく、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 サプライチャンバ
11 チャンバ本体部
12 筒部(開口部)
13 ダンパ部
14 流路
15 シール部材
101 空調機
102 サプライチャンバ(チャンバ)
103 ダンパ
104 主ダクト(ダクト)
105 分岐チャンバ(チャンバ)
106 分岐ダクト(ダクト)
131 羽根部
1011,1021,1022 開口部
11 チャンバ本体部
12 筒部(開口部)
13 ダンパ部
14 流路
15 シール部材
101 空調機
102 サプライチャンバ(チャンバ)
103 ダンパ
104 主ダクト(ダクト)
105 分岐チャンバ(チャンバ)
106 分岐ダクト(ダクト)
131 羽根部
1011,1021,1022 開口部
Claims (2)
- 空気が送り込まれるチャンバ本体部と、
前記チャンバ本体部に設けられ、ダクトに通じる複数の開口部と、
前記チャンバ本体部内に設けられ、当該チャンバ本体部内に送り込まれた空気を前記ダクト側に誘導する流路と
を備えたチャンバ。 - 前記流路は、前記チャンバ本体部から前記各ダクトへ送り込まれる空気の分配比を均一にするよう設計された
ことを特徴とする請求項1記載のチャンバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014141257A JP2016017704A (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | チャンバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014141257A JP2016017704A (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | チャンバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016017704A true JP2016017704A (ja) | 2016-02-01 |
Family
ID=55233044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014141257A Pending JP2016017704A (ja) | 2014-07-09 | 2014-07-09 | チャンバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016017704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018021705A (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 伸和コントロールズ株式会社 | 空気調和装置 |
Citations (3)
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JPH11270895A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気装置 |
JPH11287476A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和システム |
US20110092150A1 (en) * | 2009-10-21 | 2011-04-21 | Jean-Paul Morier | Air distribution system |
-
2014
- 2014-07-09 JP JP2014141257A patent/JP2016017704A/ja active Pending
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WO2018025919A1 (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 伸和コントロールズ株式会社 | 空気調和装置 |
CN109477646A (zh) * | 2016-08-03 | 2019-03-15 | 伸和控制工业股份有限公司 | 空气调节装置 |
CN109477646B (zh) * | 2016-08-03 | 2022-02-22 | 伸和控制工业股份有限公司 | 空气调节装置 |
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