JPH11268765A - 開閉自在密閉容器 - Google Patents

開閉自在密閉容器

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JPH11268765A
JPH11268765A JP10089343A JP8934398A JPH11268765A JP H11268765 A JPH11268765 A JP H11268765A JP 10089343 A JP10089343 A JP 10089343A JP 8934398 A JP8934398 A JP 8934398A JP H11268765 A JPH11268765 A JP H11268765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
cover member
openable
box body
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP10089343A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshida
憲司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKYO PLANNING KK
Original Assignee
KANKYO PLANNING KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KANKYO PLANNING KK filed Critical KANKYO PLANNING KK
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Publication of JPH11268765A publication Critical patent/JPH11268765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉動作が簡単であり、使用しやすく保管や
廃棄も容易な開閉自在密閉容器を提供する 【解決手段】 容易に変形可能に形成され上方が開口し
た箱体10と、この箱体10の上方の開口を、密封状態
で覆ったフィルム状の覆い部材12と、この覆い部材1
2に形成され、箱体10内の収容物34を取り出し可能
な開口部14と、この開口部14の周囲に粘着し、内部
を密閉する開閉自在に設けられた蓋部材20とを備え
る。箱体10の上面周縁部に全周に形成されたフランジ
部8を有し、このフランジ部8に箱体10の上方の開口
を密封状態で覆った覆い部材12が貼り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部を密閉状態
にすることが出来、一側面に開閉部分を有した開閉自在
密閉容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等では、脱脂綿などに消毒用
エタノールを混ぜた消毒綿を使用している。この消毒綿
は、病院側で、脱脂綿にエタノールを染み込ませて作る
場合と、予めエタノールなどを染み込ませた市販の消毒
薬を使用する場合とがあった。市販の消毒綿は、袋に入
れられたものや、プラスチックの硬いケースに詰められ
たものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の技術の前
者の場合、病院側で消毒綿を作る作業が面倒であり、衛
生管理も十分でなく、空気中の雑菌が付着しやすいもの
であった。また従来の技術の後者の袋入りの場合、袋の
ため安定性がなく保管時にかさばり場所を取るものであ
った。また、使用に察して、いちいち袋を手に持って、
開封し、中の消毒綿を取り出さなければならず、使いづ
らいものであった。
【0004】また、従来のプラスチックケースの場合、
蓋の開閉が面倒であり、更にアルコールの蒸発を防止す
るために開閉しづらい硬い蓋が用いられていた。また、
ケースの下部の方にアルコールが沈みやすく、上部の消
毒綿が乾きやすいものであった。また、消毒綿を使用後
ケースを捨てる際も容器がかさばり、資源の無駄も多い
などという問題があった。
【0005】この発明は 上記従来の技術の問題点に鑑
みてなされたもので、開閉動作が簡単であり、使用しや
すく保管や廃棄も容易な開閉自在密閉容器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、容易に変形
可能に形成され上方が開口した箱体と、この箱体の上方
の開口を、密封状態で覆ったフィルム状の覆い部材と、
この覆い部材に形成され、上記箱体内の収容物を取り出
し可能な開口部と、この開口部の周囲に粘着し、内部を
密閉する開閉自在に設けられた蓋部材とを備える。上記
箱体の上面周縁部に全周に形成されたフランジ部を有
し、このフランジ部に上記箱体の上方の開口を密封状態
で覆った上記覆い部材が貼り付けられている。
【0007】この覆い部材及び蓋部材は、樹脂でコーテ
ィングされフィルム状の金属箔を有し、上記蓋部材の一
側縁部が、上記覆い部材に固定され、その一側縁部に
は、切込線が形成され、この切込線の一部に、その切込
線に対して直角方向に形成された突起部を設けたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図4は、この実
施の形態の開閉自在密封閉容器を示し、本体10は、上
面が開口した矩形の箱体であり、この本体10の上面側
は開口している。この開口は、底面より大きい矩形に形
成され、更にその上縁部にはフランジ部8が全周に形成
されている。この本体10は、薄くて比較的柔らかい素
材、例えばポリエチレンによって形成されている。
【0009】そして、そのフランジ部8の上面部には、
本体10の上面開口を覆った覆い部材12が貼りつけら
れている。覆い部材12は、フランジ部8の全周に密着
して、本体10の内部を密閉している。この覆い部材1
2は、樹脂フィルムで形成され、金属箔が挟み込まれ
て、気密性、密閉性が高いものである。この覆い部材1
2の中央部には、矩形の開口部14が形成され、この開
口部14を覆う蓋部材である開閉蓋20が覆い部材12
に設けられている。この開閉蓋20は、開口部14の上
方に位置した金属箔16を有し、その周囲は、覆い部材
12の表面に粘着する粘着部18が設けられている。
【0010】更にこの開閉蓋20は、この一側縁部22
が覆い部材12固着され、その側縁部22には、切込線
26,28が設けられている。切込線26は側縁部22
の中央部から両端近傍に掛けて形成され、切込線28
は、側縁部22の両端部から湾曲して切り込まれてい
る。この切込線26,28の間は、一対の連結部29と
して残り、開閉蓋20が切り離されないようにするとと
もに、その開閉を容易にしている。
【0011】開閉蓋20の側縁部には、切込線26に対
して直角方向に外側に突出するように切込線26がV字
状に形成された突起部32が2ケ所に設けられている。
また、この側縁部22とは反対側の側縁部には、側方に
膨らんだつまみ部30が形成されている。
【0012】次に、この実施形態の開閉自在密封容器の
使用方法について説明する。先ず、この本体10の、開
閉蓋20の開け口を開ける際は、切込線26等が形成さ
れた部分とは反対側のつまみ部30から上方に開閉蓋2
0を開く。このとき、開閉蓋20を90度以上開くと、
図4に示すように、突起部32が切込線26に対して開
閉蓋20の方向とは逆に向き、覆い部材12の表面に当
接して開閉蓋20を開いた状態に保持する。これにより
開閉蓋20は、その弾性力により自然に閉じてしまうこ
とがない。この後、中の消毒綿34を、ピンセットなど
で摘み取る。
【0013】そして、片付けるときは、開閉蓋20を手
で倒し閉める。このとき、突起部32は、開閉蓋20と
ともに揺動し、覆い部材12の表面に位置する。開閉蓋
20を閉じると、粘着部18により、覆い部材12の開
口部14の全周に、確実に開閉蓋20が密着し、本体1
0の内部を密閉する。
【0014】また、この実施形態の開閉自在密封容器
は、消毒綿34のアルコールが本体10の下に沈んで
も、本体10を柔らかい素材にしたので、本体10を逆
さにして、軽い圧縮操作で綿の隅々まで、アルコールを
染込ませることが可能である。そして、金属箔を開閉蓋
20に取りつけることにより、アルコールの蒸発を確実
に防ぐ。
【0015】さらに、粘着部18は何度でも粘着可能で
あり、開閉蓋20の開閉は繰り返し可能であり、消毒綿
34の使用後は残りの消毒綿34を確実に密封すること
ができる。さらに、消毒綿34を使い切った後は、本体
10の形状が底面より開口の大きさの方が大きいため、
本体10を多数重ねて捨てることができ、かさばりが少
なく廃棄も容易である。また、覆い部材はフランジ部8
に貼り付けられているので、本体10内を確実に密閉
し、しかも製造も容易である。
【0016】尚、この発明の開閉自在密閉容器は、上記
の実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状
等、適宜変更可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明の開閉自在密閉容器は、開閉蓋
の開閉を繰り返し可能であり、しかも開閉動作及び閉じ
た状態の密閉も確実なものであり衛生的である。更に、
商品管理、保管、持ち運びが便利であり、蓋部材をはが
すだけで使うことができ、形状的にも安定性がある。ま
た、開閉蓋の切込線に突起部を形成することにより、開
閉蓋が開いた状態を維持させることが可能であり、片手
だけでも取り出すことができ、取り扱い性も良好であ
る。また、本体の箱体は、薄い柔軟な容器であり、取り
扱いが容易であり、使用後の廃棄もかさばらず、資源の
無駄も少なく、環境にも悪影響が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の開閉自在密閉容器を示
す斜視図である
【図2】この発明の一実施形態の開閉自在密閉容器の使
用状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態の開閉自在密閉容器の平
面図である
【図4】この発明の一実施形態の開閉自在密閉容器の開
閉蓋を開いた状態の縦断面図である
【符号の説明】
8 フランジ部 10 本体 12 覆い部材 14 開口部 16 金属箔 18 粘着部 20 開閉蓋 26,28 切込線 32 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容易に変形可能に形成され上方が開口
    した箱体と、この箱体の上方の開口を密封状態で覆った
    フィルム状の覆い部材と、この覆い部材に形成され、上
    記箱体内の収容物を取り出し可能な開口部と、この開口
    部の周囲に粘着し、内部を密閉する開閉自在に設けられ
    た蓋部材とを備えたことを特徴とする開閉自在密閉容
    器。
  2. 【請求項2】 容易に変形可能に形成され上方が開口
    した箱体と、この箱体のの上面周縁部に全周に形成され
    たフランジ部と、このフランジ部に貼り付けられ上記箱
    体の上方の開口を密封状態で覆ったフィルム状の覆い部
    材と、この覆い部材に形成され、上記箱体内の収容物を
    取り出し可能な開口部と、この開口部の周囲に粘着し、
    内部を密閉する開閉自在に設けられた蓋部材とを備えた
    ことを特徴とする開閉自在密閉容器。
  3. 【請求項3】 上記覆い部材及び蓋部材は、フィルム状
    の金属箔を有し、上記蓋部材の一側縁部が上記覆い部材
    に固定され、その一側縁部には、切込線が形成され、こ
    の切込線の一部に、その切込線に対して直角方向に形成
    された突起部が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2記載の開閉自在密閉容器。
JP10089343A 1998-03-18 1998-03-18 開閉自在密閉容器 Pending JPH11268765A (ja)

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Cited By (5)

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Effective date: 20040721

A02 Decision of refusal

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