JPH11268379A - 画像形成装置の負荷制御装置 - Google Patents

画像形成装置の負荷制御装置

Info

Publication number
JPH11268379A
JPH11268379A JP10369358A JP36935898A JPH11268379A JP H11268379 A JPH11268379 A JP H11268379A JP 10369358 A JP10369358 A JP 10369358A JP 36935898 A JP36935898 A JP 36935898A JP H11268379 A JPH11268379 A JP H11268379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
output
load
image forming
counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10369358A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shirosugi
浩司 白杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10369358A priority Critical patent/JPH11268379A/ja
Publication of JPH11268379A publication Critical patent/JPH11268379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機等の画像形成装置において、ASIC
による負荷出力回路の出力状態が異常になったときに、
モータ等への給電を停止して連続通電による発熱や発火
等を未然に防止し、安全性の確保とともに部品の損傷を
防ぐことができる負荷制御装置を提供する。 【解決手段】 ASICによる負荷出力回路2の出力状
態をリセット回路6で監視し、出力アクティブ状態と判
断したらリセット回路6内のタイマ機能で計数を開始
し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する。こ
の計数があらかじめ設定されている時間を超過したら、
リレー10をオンにしてそのリレー接点10aをオープ
ンし、負荷であるモータ7・8への通電を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機・プリン
タ・ファクシミリやそれらの複合機等の画像形成装置に
おいて、負荷に対する出力を制御する負荷制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置において、安全性や
故障等を回避するため、非常時にモータ等の負荷を停止
させる技術として、たとえば次の公開公報に開示された
ようなものがあった。
【0003】 特開平5−286642号 給紙トレイをモータにより装着位置と引き出し位置との
間で移動させ、給紙トレイと本体との間に障害物を検出
するためのセンサを設け、モータの駆動時にセンサが障
害物を検出したら、モータの駆動を停止させる。
【0004】 特開平5−304718号 モータ駆動時に電流を検出し、定格値以上の電流値が検
出されたら、過負荷表示をする。また、電流ヒューズの
溶断を促進させる。
【0005】 特開平6−6996号 モータの反転検出をして、設定時間内に反転検出できな
いときは、装置の異常と判断してモータの駆動を停止さ
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術は、
異常検出手段により異常を検出し、モータを駆動するハ
ードウェア(負荷出力回路)が正常な状態であることを
前提としたモータ駆動停止回路に関するものである。
【0007】ところで、最近は、複写機等にはステッピ
ングモータ等が多数用いられるようになっているが、コ
スト等の面からモータを支える基盤がモールド部品に直
接取り付けられるケースが多くなっている。
【0008】したがって、モータが何らかの原因で通電
されたままになると、モータが発熱して異常な高温とな
り、モータを支えているモールド部品が溶けたり変形す
る問題が発生する。
【0009】また、複数のステッピングモータの制御
を、マイクロコンピュータ自身で行おうとすると、マイ
クロコンピュータの処理が、ステッピングモータ制御で
大半を占められることもあり、最近は、ASIC(Appl
ication Specific IntegratedCircuit)等のハードウェ
ア回路でステッピングモータの処理を行うことが多くな
っている。
【0010】そこで、仕様範囲のAC電源電圧で複写機
等を使用すれば問題はないが、1回路のAC電源から複
数の複写機等が接続されている場合、仕様範囲外の低い
電圧で複写機等が使用されると、ASICまたはマイク
ロコンピュータに供給されるDC電圧が仕様範囲外にな
ってしまう可能性がある。
【0011】仕様範囲外のDC電圧でASICおよびマ
イクロコンピュータが使用されると、ASICおよびマ
イクロコンピュータが思わぬ動作をして、予期しない現
象が発生してしまう可能性がある。
【0012】そこで、この発明の目的は、複写機等の画
像形成装置において、ASICによる負荷出力回路の出
力状態が異常になったときに、モータ等への給電を停止
して連続通電による発熱等を未然に防止し、安全性の確
保とともに部品の損傷を防ぐことができる負荷制御装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の形態の
負荷制御装置は、ASICによる負荷出力回路と、該負
荷出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出
力状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数
を開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了す
るタイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ
設定されている時間を超過したら、負荷出力回路に接続
されている負荷を強制的に非通電状態とするリレー手段
とを備える。
【0014】この発明の第2の形態の負荷制御装置は、
ASICによる負荷出力回路と、該負荷出力回路の状態
を監視する出力状態監視手段と、該出力状態監視手段が
出力アクティブ状態と判断したら計数を開始し、非アク
ティブ状態と判断したら計数を終了するタイマ手段と、
該タイマ手段による計数があらかじめ設定されている時
間を超過したら、負荷出力回路を初期状態に戻すリセッ
ト手段とを備える。
【0015】この発明の第3の形態の負荷制御装置は、
ASICによる負荷出力回路と、該負荷出力回路の状態
を監視する出力状態監視手段と、該出力状態監視手段が
出力アクティブ状態と判断したら計数を開始し、非アク
ティブ状態と判断したら計数を終了するタイマ手段と、
該タイマ手段による計数があらかじめ設定されている時
間を超過したら、負荷出力回路への通電を遮断する電源
遮断手段とを備える。
【0016】この発明の第4の形態の負荷制御装置は、
画像形成装置が画像形成中か否かを監視する画像形成動
作監視手段と、ASICによる負荷出力回路と、該負荷
出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
定されている時間を超過したら、画像形成動作監視手段
が非画像形成状態であれば、負荷出力回路に接続されて
いる負荷を直ちに強制的に非通電状態とし、画像形成状
態であれば、画像形成中断後、負荷出力回路に接続され
ている負荷を強制的に非通電状態とするリレー手段とを
備える。
【0017】この発明の第5の形態の負荷制御装置は、
画像形成装置が画像形成中か否かを監視する画像形成動
作監視手段と、ASICによる負荷出力回路と、該負荷
出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
定されている時間を超過したら、画像形成動作監視手段
が非画像形成状態であれば、負荷出力回路を直ちに初期
状態に戻し、画像形成状態であれば、画像形成中断後、
負荷出力回路を初期状態に戻すリセット手段とを備え
る。
【0018】この発明の第6の形態の負荷制御装置は、
画像形成装置が画像形成中か否かを監視する画像形成動
作監視手段と、ASICによる負荷出力回路と、該負荷
出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
定されている時間を超過したら、画像形成動作監視手段
が非画像形成状態であれば、負荷出力回路への通電を直
ちに遮断し、画像形成状態であれば、画像形成中断後、
負荷出力回路への通電を遮断する電源遮断手段とを備え
る。
【0019】この発明の第7の形態の負荷制御装置は、
モータを支える基盤がモールド部品に直接取り付けられ
ているスッテピングモータと、ASICによる前記スッ
テピングモータを駆動する負荷出力回路と、該負荷出力
回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力状態
監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を開始
し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了するタイ
マ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設定さ
れている時間を超過したら、前記負荷出力回路に接続さ
れている負荷を強制的に非通電状態とするリレー手段と
を備える。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面にしたがって詳述する。
【0021】図1に、この発明による負荷制御装置の概
略構成を示す。この負荷制御装置は、CPU1やASI
C2を含むマイコンユニット3を中心として、これにア
ドレスバスやデータバスで接続されるROM4およびR
AM5と、マイコンユニット3の入出力ポートP1・P
3に接続されたリセット回路6と、たとえば第1および
第2の2台のモータ(ステッピングモータ)7・8を駆
動するモータ駆動用ドライバ9と、マイコンユニット3
の出力ポートP2に接続されたモータ電源オン/オフ用
の第1のリレー10と、マイコンユニット3の出力ポー
トP4に接続されたAC電源オン/オフ用の第2のリレ
ー11とにより構成されている。実際の負荷制御装置
は、もっと複雑な回路構成であるが、図1では、この発
明の説明に必要な最小限の構成だけを示している。
【0022】ROM4は、この負荷制御装置を制御する
プログラムが格納されている読み込み専用のメモリであ
る。RAM5は、ROM4に格納されているプログラム
の命令実行をする過程におけるデータ処理やデータ保存
に使用する読み書き可能なメモリである。
【0023】ASIC2は、その出力ポートA1・A2
・B1・B2に接続されたモータ駆動用ドライバ9に信
号を出力して、モータ7・8を駆動する負荷出力回路で
ある。
【0024】第1のリレー10は、マイコンユニット3
により制御されてリレー接点10aをオン/オフするこ
とにより、モータ7・8の電源ラインを接続/非接続す
る。第2のリレー11は、マイコンユニット3により制
御されて図示しないリレー接点をオン/オフすることに
より、当該複写機等のAC電源ラインを接続/非接続す
る。
【0025】リセット回路6は、マイコンユニット3の
状態を監視する監視手段としての機能と時間計測するタ
イマ手段としての機能を有する。監視機能としては、負
荷出力回路であるASIC2の出力状態、つまり出力ア
クティブ状態であるか非アクティブ状態であるかを判断
する出力状態監視機能と、当該複写機等が画像形成中か
否かを監視する画像形成動作監視機能とがある。
【0026】次に、動作について説明する。マイコンユ
ニット3が正常に動作しているときは、その出力ポート
P1から図2に示すように、ある周期の方形波がリセッ
ト回路6に出力されているが、マイコンユニット3が暴
走すると、方形波が出力ポートP1から出力されなくな
る。リセット回路6は、その内部のタイマ手段により出
力ポートP1からの方形波にしたがって計数を行い、あ
る設定された値を越えるまで計数すると、マイコンユニ
ット3の入力ポートP3にリセット信号を出力するよう
になっている。このリセット信号により、マイコンユニ
ット3は初期状態から再度立ち上がることになる。な
お、複写機等の電源投入時は、このリセット信号により
マイコンユニット3が立ち上がるように構成されてい
る。
【0027】リセット回路6は、出力ポートP1からの
方形波の立ち上がりまたは立ち下がりによって、タイマ
手段の計数値がリセットされるようになっているため、
通常ではリセット回路6からリセット信号は出力されな
い。なお、当然のことであるが、方形波の周期は、リセ
ット回路6内のタイマ手段の計数が、リセット信号を出
力する時間未満になるように設定されている。
【0028】モータ7・8は、4つのコイルからなる4
相のステッピングモータで、その各相に方形波を出力す
ることにより駆動される。その方形波出力のため、各モ
ータにASIC2の各4出力ポートA1・A2・B1・
B2が接続されている。図3に、各モータを駆動するた
めの方形波の出力タイミングを示す。この出力波形は
「2相励磁駆動」といわれる。なお、他に「1−2相励
磁駆動」といわれる出力パターンもあるが、この発明と
は関連がないので、説明は省略する。
【0029】マイコンユニット3の出力ポートP2に接
続された第1のリレー10は、出力ポートP2の論理が
ハイレベルになるとコイルに電流が流れ、リレー接点1
0aがクローズしてモータ7・8にDC24Vの電源が
供給される。また、出力ポートP2の論理がロウレベル
になるとコイルに電流が流れないため、リレー接点10
aがオープンしてモータ7・8にDC24Vの電源が供
給されなくなる。
【0030】図4は、モータ7・8の使用例で、複写機
等で両面コピー時に使用されている両面コピー用給紙ユ
ニット12の概要を示している。
【0031】第1のモータ7を駆動すると、その出力軸
に掛けられているサイドフェンス駆動ベルト13によ
り、サイドフェンス駆動ギア14が駆動される。このギ
ア14には、両側のサイドフェンス15のラック16が
噛み合っているため、両サイドフェンス15が同時に移
動される。つまり、第1のモータ7の回転方向に応じて
両サイドフェンス15が閉じたり開いたりする。
【0032】また、第2のモータ8が回転すると、エン
ドフェンス駆動プーリ17に掛け渡されたエンドフェン
ス駆動ベルト18によりエンドフェンス19が移動され
る。つまり、第2のモータ8の回転方向に応じてエンド
フェンス19が上方または下方へ移動される。
【0033】次に、この発明の制御例についてフローチ
ャートを参照して説明する。図5は、第1および第2の
モータ7・8の通電状態を図1のリセット回路6の監視
機能で判断するフローチャートである。まず、ステップ
S1で図1のASIC2の出力ポートA1・A2・B1
・B2の出力状態を監視することにより、モータ7・8
への通電状態を判断する。具体的には、出力ポートA1
・A2・B1・B2のいずれか1つでも出力状態である
か否か監視する。
【0034】その結果、非通電状態であれば、異常無し
ということで、ステップS2でモータ通電タイマ(リセ
ット回路6のタイマ手段)をリセットし、逆に通電状態
であれば、異常発生の可能性有りということで、ステッ
プS3にてモータ通電タイマのカウント処理を行う。
【0035】次に、モータ通電タイマがカウント処理を
してたとえば3分経過したか否かステップS4で判断
し、3分経過していれば、異常発生とみなしてステップ
S5でセット回路方形波出力停止要求フラグをセットす
る。
【0036】因に、図5のフローによる制御は、複写機
等の電源が投入されている間は常時実行されているの
で、モータ通電タイマがカウント処理を行っていても、
途中でモータ7または8が非通電状態になれば、モータ
通電タイマはリセット処理される。なお、モータ通電タ
イマのタイムアップ時間をこの例では3分に設定した
が、この設定は、モータ7・8の正常時の駆動時間以上
であればよく、特に3分に限られるものではない。
【0037】図6は、図5のステップS5の結果を受け
て、ASIC2からリセット回路6への方形波出力を処
理するフローチャートである。ステップS6において、
リセット回路方形波出力停止要求フラグがセットされて
いるか否か判断し、セットされていなければ、ステップ
S7でリセット回路6への方形波出力を継続し、セット
されていれば、ステップS8でリセット回路6への方形
波出力を停止する。このフローも、複写機等の電源が投
入されている間は常時実行される。
【0038】図7は、図5のステップS5の結果を受け
て、モータ7への電源ラインの接続/非接続を処理する
フローチャートである。ステップS9において、リセッ
ト回路方形波出力停止要求フラグがセットされているか
否か判断し、セットされていなければ、ステップS10
で第1のリレー10をオンとしてそのリレー接点10a
をクローズし、第1のモータ7への電源ラインを接続状
態とする。一方、リセット回路方形波出力停止要求フラ
グがセットされていれば、ステップS11で第1のリレ
ー10をオフとしてそのリレー接点10aをオープン
し、第1のモータ7への電源ラインを非接続状態とす
る。
【0039】図8は、図7と基本的には同じであるが、
複写機等がコピー動作中(画像形成中)であるか否かス
テップS12で判断し、コピー動作中であれば、第1の
リレー10をオフにしないようにする。コピー動作中で
あるか否かの判断は、たとえば複写機等の操作部上にあ
るコピースタートキーによる操作部の状態表示の変化を
判断すればよい。一般的に、コピー動作中の表示は赤表
示で、コピー待機中は緑表示になる。
【0040】図9は、図7と基本的に同じ処理を行う
が、処理対象が第1のリレー10から第2のリレー11
に変わっている。
【0041】図10は、図8と基本的に同じ処理を行う
が、処理対象が第1のリレー10から第2のリレー11
に変わっている。
【0042】図11は、図9と基本的に同じ処理を行う
が、ステップS10ではリセット回路6への方形波出力
を継続し、ステップS11ではリセット回路6への方形
波出力を停止する。
【0043】以上のように、図5にて、第1および第2
のモータ7・8の通電状態が異常と判断されれば、図6
や図11に示すように、リセット回路6への方形波出力
が停止されるので、リセット回路6からマイコンユニッ
ト3へリセット信号が出力されることにより、マイコン
ユニット3がリセットされるとともに、ASIC2も初
期状態(出力ポート全オフ状態)へリセットされるの
で、第1および第2のモータ7・8への通電が遮断され
ることになる。
【0044】また、図5にて、第1および第2のモータ
7・8が通電状態が異常と判断されれば、図7や図8に
示すように、第1のリレー10がオフにされるので、第
1および第2のモータ7・8への電源ラインが遮断され
る。
【0045】さらに、図5にて、第1および第2のモー
タ7・8が通電状態が異常と判断されれば、図9や図1
0に示すように、第2のリレー11がオフにされるの
で、複写機等へのAC電源の供給が遮断されるので、A
SIC2およびモータ7・8への通電も当然遮断され
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ASI
Cによる負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時
間がある設定時間を超過すると、負荷を非通電状態にす
るので、モータ等の負荷の発熱を防止できるとともに、
複写機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、ASIC
による負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時間
がある設定時間を超過すると、負荷出力回路を初期状態
にリセットするので、負荷への通電が停止されるため、
モータ等の負荷の発熱・発火を防止できるとともに、複
写機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、ASIC
による負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時間
がある設定時間を超過すると、負荷出力回路への通電を
遮断するので、負荷への通電も当然遮断されるため、モ
ータ等の負荷の発熱・発火を防止できるとともに、複写
機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、ASIC
による負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時間
がある設定時間を超過すると、画像形成動作中であれ
ば、画像形成動作を中断してから、負荷を強制的に非通
電状態とするので、用紙ジャム等の二次的トラブルを回
避しながら、モータ等の負荷の発熱・発火を防止できる
とともに、複写機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、ASIC
による負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時間
がある設定時間を超過すると、画像形成動作中であれ
ば、画像形成動作を中断してから、負荷出力回路を初期
状態に戻すので、用紙ジャム等の二次的トラブルを回避
しながら、モータ等の負荷の発熱・発火を防止できると
ともに、複写機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、ASIC
による負荷出力回路の出力状態を監視し、その出力時間
がある設定時間を超過すると、画像形成動作中であれ
ば、画像形成動作を中断してから、負荷出力回路への通
電を遮断するので、用紙ジャム等の二次的トラブルを回
避しながら、モータ等の負荷の発熱・発火を防止できる
とともに、複写機等の部品の損傷を防ぐことができる。
【0052】スッテピングモータを使用する場合には、
モータの駆動が停止した状態でも、コイルに電流が流れ
てしまう場合(通電状態)が生じる。ASICを使用し
た場合には、ASIC自身ではこのような通電状態を監
視することはできない。ASIC内に専用回路を設けて
も、電源電圧低下等による何らかの原因でASIC自身
が動作不良すると、前記専用回路の動作保証もできなく
なってしまう。そこで、請求項7に記載の発明によれ
ば、ASICを使用した場合、負荷出力回路の状態を監
視する出力状態監視手段を別途設けることで、このよう
な通電状態を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による負荷制御装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1中のリセット回路の動作タイミングチャー
トである。
【図3】図1中のモータを駆動するための方形波の出力
タイミングチャートである。
【図4】図1中のモータを使用した両面コピー用給紙ユ
ニットの概要構成図である。
【図5】モータの通電状態を図1のリセット回路の監視
機能で判断するフローチャートである。
【図6】図5の判断結果を受けて、リセット回路への方
形波出力を処理するフローチャートである。
【図7】図5の判断結果を受けて、モータへの電源ライ
ンの接続/非接続を処理するフローチャートである。
【図8】図7のフローに、複写機等がコピー動作中であ
るか否かのステップが加わったフローチャートである。
【図9】図7と基本的に同じ処理を行うが、処理対象を
第1のリレーから第2のリレーに変えたフローチャート
である。
【図10】図8と基本的に同じ処理を行うが、処理対象
を第1のリレーから第2のリレーに変えたフローチャー
トである。
【図11】図9と基本的に同じ処理を行うが、リセット
回路への方形波出力を行うか停止するかの点が異なるフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ASIC(負荷出力回路) 3 マイコンユニット 4 ROM 5 RAM 6 リセット回路 7 第1のモータ 8 第2のモータ 9 モータ駆動用ドライバ 10 モータ電源オン/オフ用リレー 11 AC電源オン/オフ用リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 106 G03G 21/00 372

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ASICによる負荷出力回路と、該負荷
    出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
    状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
    開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
    タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
    定されている時間を超過したら、前記負荷出力回路に接
    続されている負荷を強制的に非通電状態とするリレー手
    段とを備えたことを特徴とする、画像形成装置の負荷制
    御装置。
  2. 【請求項2】 ASICによる負荷出力回路と、該負荷
    出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
    状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
    開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
    タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
    定されている時間を超過したら、前記負荷出力回路を初
    期状態に戻すリセット手段とを備えたことを特徴とす
    る、画像形成装置の負荷制御装置。
  3. 【請求項3】 ASICによる負荷出力回路と、該負荷
    出力回路の状態を監視する出力状態監視手段と、該出力
    状態監視手段が出力アクティブ状態と判断したら計数を
    開始し、非アクティブ状態と判断したら計数を終了する
    タイマ手段と、該タイマ手段による計数があらかじめ設
    定されている時間を超過したら、前記負荷出力回路への
    通電を遮断する電源遮断手段とを備えたことを特徴とす
    る、画像形成装置の負荷制御装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置が画像形成中か否かを監視
    する画像形成動作監視手段と、ASICによる負荷出力
    回路と、該負荷出力回路の状態を監視する出力状態監視
    手段と、該出力状態監視手段が出力アクティブ状態と判
    断したら計数を開始し、非アクティブ状態と判断したら
    計数を終了するタイマ手段と、該タイマ手段による計数
    があらかじめ設定されている時間を超過したら、前記画
    像形成動作監視手段が非画像形成状態であれば、前記負
    荷出力回路に接続されている負荷を直ちに強制的に非通
    電状態とし、画像形成状態であれば、画像形成中断後、
    前記負荷出力回路に接続されている負荷を強制的に非通
    電状態とするリレー手段とを備えたことを特徴とする、
    画像形成装置の負荷制御装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置が画像形成中か否かを監視
    する画像形成動作監視手段と、ASICによる負荷出力
    回路と、該負荷出力回路の状態を監視する出力状態監視
    手段と、該出力状態監視手段が出力アクティブ状態と判
    断したら計数を開始し、非アクティブ状態と判断したら
    計数を終了するタイマ手段と、該タイマ手段による計数
    があらかじめ設定されている時間を超過したら、前記画
    像形成動作監視手段が非画像形成状態であれば、前記負
    荷出力回路を直ちに初期状態に戻し、画像形成状態であ
    れば、画像形成中断後、前記負荷出力回路を初期状態に
    戻すリセット手段とを備えたことを特徴とする、画像形
    成装置の負荷制御装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置が画像形成中か否かを監視
    する画像形成動作監視手段と、ASICによる負荷出力
    回路と、該負荷出力回路の状態を監視する出力状態監視
    手段と、該出力状態監視手段が出力アクティブ状態と判
    断したら計数を開始し、非アクティブ状態と判断したら
    計数を終了するタイマ手段と、該タイマ手段による計数
    があらかじめ設定されている時間を超過したら、前記画
    像形成動作監視手段が非画像形成状態であれば、前記負
    荷出力回路への通電を直ちに遮断し、画像形成状態であ
    れば、画像形成中断後、前記負荷出力回路への通電を遮
    断する電源遮断手段とを備えたことを特徴とする、画像
    形成装置の負荷制御装置。
  7. 【請求項7】 モータを支える基盤がモールド部品に直
    接取り付けられているスッテピングモータと、ASIC
    による前記スッテピングモータを駆動する負荷出力回路
    と、該負荷出力回路の状態を監視する出力状態監視手段
    と、該出力状態監視手段が出力アクティブ状態と判断し
    たら計数を開始し、非アクティブ状態と判断したら計数
    を終了するタイマ手段と、該タイマ手段による計数があ
    らかじめ設定されている時間を超過したら、前記負荷出
    力回路に接続されている負荷を強制的に非通電状態とす
    るリレー手段とを備えたことを特徴とする、画像形成装
    置の負荷制御装置。
JP10369358A 1998-01-19 1998-12-25 画像形成装置の負荷制御装置 Pending JPH11268379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10369358A JPH11268379A (ja) 1998-01-19 1998-12-25 画像形成装置の負荷制御装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-21500 1998-01-19
JP2150098 1998-01-19
JP10369358A JPH11268379A (ja) 1998-01-19 1998-12-25 画像形成装置の負荷制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268379A true JPH11268379A (ja) 1999-10-05

Family

ID=26358571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10369358A Pending JPH11268379A (ja) 1998-01-19 1998-12-25 画像形成装置の負荷制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11268379A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064847A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 電源遮断装置、画像形成装置、電源遮断方法、及び電源遮断装置用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064847A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 電源遮断装置、画像形成装置、電源遮断方法、及び電源遮断装置用プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007143319A (ja) 発電制御装置および発電システム
JPH07241096A (ja) 電動モータの制御装置
JP6420146B2 (ja) モータの保護および制御、装置、システムおよび/または方法
JP2001197792A (ja) エンジン駆動発電装置の負荷始動方法及びエンジン駆動発電装置。
JP2009011042A (ja) 突入電流防止回路の保護方法およびインバータ装置
JPH0268570A (ja) 画像記録装置の電源装置
JP2006330506A (ja) 画像形成装置および異常箇所特定方法
JPH11268379A (ja) 画像形成装置の負荷制御装置
JP2004280182A (ja) 電源装置
JPH09149547A (ja) 空気調和機の運転制御装置と運転制御方法
JP3484013B2 (ja) 画像形成装置
US6175402B1 (en) Safety load control apparatus and method
JP2001046773A (ja) ミシンモータの制御装置
JPH08140393A (ja) モータ駆動制御回路の保護装置
JP2007206652A (ja) 異常検知制御装置、画像形成装置、異常検知制御方法、画像形成方法、異常検知制御プログラム、画像形成プログラム、及び記録媒体
JP2008292357A (ja) インピーダンス測定装置、インピーダンス測定方法
JP3149293B2 (ja) 画像形成装置
JP2001268991A (ja) ステッピングモータ駆動装置
JP2000122487A (ja) 画像形成装置
JPH04115281A (ja) 定着温度制御装置
JP2000122477A (ja) 画像形成装置
JP2006010825A (ja) 画像形成装置
JP4279100B2 (ja) 画像形成装置
KR20000013338A (ko) 브러시레스 직류 모터의 초기 구동전압 제어방법
JP2004088924A (ja) モータ制御回路の異常判定装置及びその異常判定装置を備えた送風ファン用モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051227