JPH11268148A - タイヤ構成材料の供給方法及び装置 - Google Patents
タイヤ構成材料の供給方法及び装置Info
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- JPH11268148A JPH11268148A JP10074060A JP7406098A JPH11268148A JP H11268148 A JPH11268148 A JP H11268148A JP 10074060 A JP10074060 A JP 10074060A JP 7406098 A JP7406098 A JP 7406098A JP H11268148 A JPH11268148 A JP H11268148A
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Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の装置を左右に並設するようにしても、広
い設置スペースを必要とせずにレイアウトを容易に行
う。 【解決手段】定尺送りコンベア2上を搬送されてきたタ
イヤ成形ドラムDの周長と略等しい幅を有する長尺のタ
イヤ構成材料Xをその長手方向と直交する方向に定尺切
断し、その定尺切断されたタイヤ構成材料xを切断面x
a をタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方向
にしてタイヤ成形ドラムDに供給する際に、定尺切断さ
れたタイヤ構成材料xを水平方向に90°回転移動させ
てその切断面xa をタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO
と直交するようにする。
い設置スペースを必要とせずにレイアウトを容易に行
う。 【解決手段】定尺送りコンベア2上を搬送されてきたタ
イヤ成形ドラムDの周長と略等しい幅を有する長尺のタ
イヤ構成材料Xをその長手方向と直交する方向に定尺切
断し、その定尺切断されたタイヤ構成材料xを切断面x
a をタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方向
にしてタイヤ成形ドラムDに供給する際に、定尺切断さ
れたタイヤ構成材料xを水平方向に90°回転移動させ
てその切断面xa をタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO
と直交するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ構成材料の
供給方法及び装置に関し、更に詳しくは、複数の装置を
左右に並設しても、従来のような広い設置スペースを必
要とせずにレイアウトを容易に行えるようにしたタイヤ
構成材料の供給方法及び装置に関する。
供給方法及び装置に関し、更に詳しくは、複数の装置を
左右に並設しても、従来のような広い設置スペースを必
要とせずにレイアウトを容易に行えるようにしたタイヤ
構成材料の供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タイヤ構成材料として、空気入
りラジアルタイヤのカーカスがある。このカーカスは、
ゴムシートに有機繊維コードやスチールコードなどから
なる補強コードを埋設した構成になっており、その補強
コードがタイヤ周方向に対して直交する方向に配列され
るようにしてタイヤ内側に配設されている。
りラジアルタイヤのカーカスがある。このカーカスは、
ゴムシートに有機繊維コードやスチールコードなどから
なる補強コードを埋設した構成になっており、その補強
コードがタイヤ周方向に対して直交する方向に配列され
るようにしてタイヤ内側に配設されている。
【0003】上記のようなカーカスを成形する工程で
は、予めタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有し、
長手方向に補強コードを配列した長尺のカーカス材料を
ストックロールから引き出して定尺送りコンベア上を搬
送し、そこで長手方向と直交する方向でカーカス幅に相
当する長さに定尺切断し、それを定尺送りコンベアと直
交するように配置された貼付けコンベアに移載し、カー
カス材料の切断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交
する方向にして搬送し、その先のタイヤ成形ドラムに供
給するようにしている(例えば、特公平2−61384
号公報等)。
は、予めタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有し、
長手方向に補強コードを配列した長尺のカーカス材料を
ストックロールから引き出して定尺送りコンベア上を搬
送し、そこで長手方向と直交する方向でカーカス幅に相
当する長さに定尺切断し、それを定尺送りコンベアと直
交するように配置された貼付けコンベアに移載し、カー
カス材料の切断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交
する方向にして搬送し、その先のタイヤ成形ドラムに供
給するようにしている(例えば、特公平2−61384
号公報等)。
【0004】しかし、定尺送りコンベアと貼付けコンベ
アとが直交する配置となるため、複数の装置を左右に並
設する場合、広い設置スペースが必要になり、レイアウ
ト的な問題がある。
アとが直交する配置となるため、複数の装置を左右に並
設する場合、広い設置スペースが必要になり、レイアウ
ト的な問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の装置を左右に並設するようにしても、広い設置スペー
スを必要とせずにレイアウトを容易に行うことが可能な
タイヤ構成材料の供給方法及び装置を提供することにあ
る。
の装置を左右に並設するようにしても、広い設置スペー
スを必要とせずにレイアウトを容易に行うことが可能な
タイヤ構成材料の供給方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のタイヤ構成材料の供給方法は、定尺送りコンベア上
を搬送されてきたタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅
を有する長尺のタイヤ構成材料をその長手方向と直交す
る方向に定尺切断し、該定尺切断されたタイヤ構成材料
をその切断面を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交
する方向にして貼付けコンベアを介して該タイヤ成形ド
ラムに供給する際に、前記定尺切断されたタイヤ構成材
料を水平方向に90°回転移動させてその切断面を前記
タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交するようにすること
を特徴とする。
明のタイヤ構成材料の供給方法は、定尺送りコンベア上
を搬送されてきたタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅
を有する長尺のタイヤ構成材料をその長手方向と直交す
る方向に定尺切断し、該定尺切断されたタイヤ構成材料
をその切断面を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交
する方向にして貼付けコンベアを介して該タイヤ成形ド
ラムに供給する際に、前記定尺切断されたタイヤ構成材
料を水平方向に90°回転移動させてその切断面を前記
タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交するようにすること
を特徴とする。
【0007】また、本発明のタイヤ構成材料の供給装置
は、定尺送りコンベア上を搬送されてきたタイヤ成形ド
ラムの周長と略等しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料
をその長手方向と直交する方向に定尺切断し、該定尺切
断されたタイヤ構成材料をその切断面を前記タイヤ成形
ドラムのドラム軸と直交する方向にして貼付けコンベア
を介して該タイヤ成形ドラムに供給するようにしたタイ
ヤ構成材料の供給装置において、前記定尺送りコンベア
と貼付けコンベアとの間に、前記定尺切断されたタイヤ
構成材料を水平方向に90°回転移動させる向き変更手
段を設け、前記定尺送りコンベア、向き変更手段、貼付
けコンベア、及びタイヤ成形ドラムを直線状に配置した
ことを特徴とする。
は、定尺送りコンベア上を搬送されてきたタイヤ成形ド
ラムの周長と略等しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料
をその長手方向と直交する方向に定尺切断し、該定尺切
断されたタイヤ構成材料をその切断面を前記タイヤ成形
ドラムのドラム軸と直交する方向にして貼付けコンベア
を介して該タイヤ成形ドラムに供給するようにしたタイ
ヤ構成材料の供給装置において、前記定尺送りコンベア
と貼付けコンベアとの間に、前記定尺切断されたタイヤ
構成材料を水平方向に90°回転移動させる向き変更手
段を設け、前記定尺送りコンベア、向き変更手段、貼付
けコンベア、及びタイヤ成形ドラムを直線状に配置した
ことを特徴とする。
【0008】このようにタイヤ構成材料を長手方向と直
交する方向に定尺切断し、その切断されたタイヤ構成材
料を切断面がタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方
向になるようにしてタイヤ成形ドラムに供給する際に、
その定尺切断されたタイヤ構成材料を水平方向に90°
回転移動させて切断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と
直交するようにしたので、定尺送りコンベアからタイヤ
成形ドラムまでを直線状の配置にすることが可能にな
り、その結果、従来のような広い設置スペースを要する
ことなく、レイアウトを容易に行うことができる。
交する方向に定尺切断し、その切断されたタイヤ構成材
料を切断面がタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方
向になるようにしてタイヤ成形ドラムに供給する際に、
その定尺切断されたタイヤ構成材料を水平方向に90°
回転移動させて切断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と
直交するようにしたので、定尺送りコンベアからタイヤ
成形ドラムまでを直線状の配置にすることが可能にな
り、その結果、従来のような広い設置スペースを要する
ことなく、レイアウトを容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
タイヤ構成材料の供給装置の一例を示し、この供給装置
Mにおいて、1は長手方向に延びる補強コードfを幅方
向に配列して未加硫ゴムに埋設したタイヤ構成材料Xの
供給部、2はそのタイヤ構成材料Xを所定の長さ毎定尺
送りする定尺送りコンベア、3はタイヤ構成材料Xを定
尺切断するカッター、4は定尺切断されたタイヤ構成材
料xの向きを変更する向き変更手段、6は向きを変更し
たタイヤ構成材料xを搬送してタイヤ成形ドラムDに貼
り付ける貼付けコンベアである。供給部1に定尺送りコ
ンベア2、向き変更手段4、貼付けコンベア6、タイヤ
成形ドラムDが順次直線状の配置となるように接続され
ている。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
タイヤ構成材料の供給装置の一例を示し、この供給装置
Mにおいて、1は長手方向に延びる補強コードfを幅方
向に配列して未加硫ゴムに埋設したタイヤ構成材料Xの
供給部、2はそのタイヤ構成材料Xを所定の長さ毎定尺
送りする定尺送りコンベア、3はタイヤ構成材料Xを定
尺切断するカッター、4は定尺切断されたタイヤ構成材
料xの向きを変更する向き変更手段、6は向きを変更し
たタイヤ構成材料xを搬送してタイヤ成形ドラムDに貼
り付ける貼付けコンベアである。供給部1に定尺送りコ
ンベア2、向き変更手段4、貼付けコンベア6、タイヤ
成形ドラムDが順次直線状の配置となるように接続され
ている。
【0010】供給部1は布やポリエチレンーシート等か
らなるライナーYを介してタイヤ成形ドラムDの周長と
略等しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料Xを巻き取っ
たロール11を備え、このロール11からライナーYを
巻き取りロール12(図4参照)に巻き取りながらタイ
ヤ構成材料Xを引き出しロール13を介し、更にダンサ
ーロール14を経由して定尺送りコンベア2に送るよう
になっている。
らなるライナーYを介してタイヤ成形ドラムDの周長と
略等しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料Xを巻き取っ
たロール11を備え、このロール11からライナーYを
巻き取りロール12(図4参照)に巻き取りながらタイ
ヤ構成材料Xを引き出しロール13を介し、更にダンサ
ーロール14を経由して定尺送りコンベア2に送るよう
になっている。
【0011】定尺送りコンベア2は、ダンサーロール1
4からタイヤ構成材料Xを受け取る側の第1定尺送りコ
ンベア21とこれに接続された第2定尺送りコンベア2
4とから構成されている。第1定尺送りコンベア21
は、搬送方向前後のプーリ22a,22bに広幅のコン
ベアベルト23が巻回して構成され、第2定尺送りコン
ベア24は、図2に示すように、搬送方向前後のプーリ
(不図示)に巻回された細帯状のコンベアベルト25を
搬送方向左右に複数水平に並設して構成され、向き変更
手段4に接続される搬送側が凹状の円弧状となるように
配置されている。第1定尺送りコンベア21と第2定尺
送りコンベア24とが同期して運転され、コンベアベル
ト上のタイヤ構成材料Xを所定の切断長さだけ、カッタ
ー3の切断位置から搬送側に順次送るようになってい
る。この送り量を調整することにより、切断長さを変更
できるようにしている。
4からタイヤ構成材料Xを受け取る側の第1定尺送りコ
ンベア21とこれに接続された第2定尺送りコンベア2
4とから構成されている。第1定尺送りコンベア21
は、搬送方向前後のプーリ22a,22bに広幅のコン
ベアベルト23が巻回して構成され、第2定尺送りコン
ベア24は、図2に示すように、搬送方向前後のプーリ
(不図示)に巻回された細帯状のコンベアベルト25を
搬送方向左右に複数水平に並設して構成され、向き変更
手段4に接続される搬送側が凹状の円弧状となるように
配置されている。第1定尺送りコンベア21と第2定尺
送りコンベア24とが同期して運転され、コンベアベル
ト上のタイヤ構成材料Xを所定の切断長さだけ、カッタ
ー3の切断位置から搬送側に順次送るようになってい
る。この送り量を調整することにより、切断長さを変更
できるようにしている。
【0012】カッター3は、定尺送りコンベア2の上方
で、第1定尺送りコンベア21と第2定尺送りコンベア
24の間に配置され、定尺送りコンベア2がタイヤ構成
材料Xを切断位置から搬送側に送る毎にタイヤ構成材料
Xの長手方向と直交する方向に定尺切断し、順次定尺切
断されたタイヤ構成材料xを形成するようになってい
る。このカッター3は、図1ではその位置が固定されて
いるが、破線の矢印kで示す搬送前後方向に往復移動可
能に配設し、定尺の切断長さを上述した定尺送りコンベ
ア2の送り量に代えて、カッター3の移動により変更す
るようにしてもよい。
で、第1定尺送りコンベア21と第2定尺送りコンベア
24の間に配置され、定尺送りコンベア2がタイヤ構成
材料Xを切断位置から搬送側に送る毎にタイヤ構成材料
Xの長手方向と直交する方向に定尺切断し、順次定尺切
断されたタイヤ構成材料xを形成するようになってい
る。このカッター3は、図1ではその位置が固定されて
いるが、破線の矢印kで示す搬送前後方向に往復移動可
能に配設し、定尺の切断長さを上述した定尺送りコンベ
ア2の送り量に代えて、カッター3の移動により変更す
るようにしてもよい。
【0013】向き変更手段4は、図2,3に示すよう
に、定尺送りコンベア2と貼付けコンベア6との間に設
置された向き変更用コンベア41と、向きを変更したタ
イヤ構成材料xの搬送側端部x1 を保持して貼付けコン
ベア6に移送する移送手段42とを備えている。向き変
更用コンベア41は、定尺送りコンベア2の第2定尺送
りコンベア24と同様に、搬送方向前後のプーリ43
a,43bに巻回された細帯状のコンベアベルト44を
搬送方向左右に複数水平に並設した構成にしており、モ
ータ45により作動するようにしている。並設されたコ
ンベアベルト44の両側には、左右のテーブル片45
a,45bが配設され、このテーブル片45a,45b
とコンベアベルト44とから平面視で円形状のテーブル
Tを構成している。
に、定尺送りコンベア2と貼付けコンベア6との間に設
置された向き変更用コンベア41と、向きを変更したタ
イヤ構成材料xの搬送側端部x1 を保持して貼付けコン
ベア6に移送する移送手段42とを備えている。向き変
更用コンベア41は、定尺送りコンベア2の第2定尺送
りコンベア24と同様に、搬送方向前後のプーリ43
a,43bに巻回された細帯状のコンベアベルト44を
搬送方向左右に複数水平に並設した構成にしており、モ
ータ45により作動するようにしている。並設されたコ
ンベアベルト44の両側には、左右のテーブル片45
a,45bが配設され、このテーブル片45a,45b
とコンベアベルト44とから平面視で円形状のテーブル
Tを構成している。
【0014】このテーブルTの周囲に立設された支持枠
46の前後左右の4本の支柱46aに固定された支持板
47上の中央(テーブルTの中心)Oに鉛直方向に延び
る回動軸48が立設され、その上端に取付け部材49を
介してテーブルTを固定するようになっている。回動用
モータ49の駆動により、その駆動力が回動用モータ5
0、スプロケット51、チェーン52、スプロケット5
3、回動軸48を介してテーブルTに伝達され、タイヤ
構成材料xの向きを変更する際に、テーブルTが図2の
位置から矢印a方向に90°回転し、また、復帰する際
に矢印b方向に90°回転して図2の位置に戻り、鉛直
方向を軸として向き変更用コンベア41が水平方向に9
0°回動可能になっている。
46の前後左右の4本の支柱46aに固定された支持板
47上の中央(テーブルTの中心)Oに鉛直方向に延び
る回動軸48が立設され、その上端に取付け部材49を
介してテーブルTを固定するようになっている。回動用
モータ49の駆動により、その駆動力が回動用モータ5
0、スプロケット51、チェーン52、スプロケット5
3、回動軸48を介してテーブルTに伝達され、タイヤ
構成材料xの向きを変更する際に、テーブルTが図2の
位置から矢印a方向に90°回転し、また、復帰する際
に矢印b方向に90°回転して図2の位置に戻り、鉛直
方向を軸として向き変更用コンベア41が水平方向に9
0°回動可能になっている。
【0015】移送手段42は、向き変更用コンベア41
の上方に配置されている。支持枠46の幅方向中央部上
端から搬送方向に沿って水平に吊設された移送用シリン
ダ54を備え、その搬送側に延びるロッド54aの先端
に昇降用シリンダ55が設けられている。この昇降用シ
リンダ55の下方に延びるロッド55aの下端に向きを
変更したタイヤ構成材料xの搬送側端部x1 を保持する
保持具56が取り付けられている。この保持具56とし
ては、補強コードfが有機繊維コードの場合には吸着パ
ッド、スチールコードの場合には磁着パッドにすること
ができ、それらにより吸着保持或いは磁着保持すればよ
い。テーブルTが図2の位置から矢印a方向に90°回
転してタイヤ構成材料xを向きを変更すると、昇降用シ
リンダ55のロッド55aが降下して保持具55により
搬送側端部x1 を保持する。保持後、ロッド55aを上
昇させてタイヤ構成材料xの搬送側端部x1 を浮き上が
った状態にし、次いで、移送用シリンダ54のロッド5
4aが伸びてタイヤ構成材料xを貼付けコンベア6に移
送するようになっている。
の上方に配置されている。支持枠46の幅方向中央部上
端から搬送方向に沿って水平に吊設された移送用シリン
ダ54を備え、その搬送側に延びるロッド54aの先端
に昇降用シリンダ55が設けられている。この昇降用シ
リンダ55の下方に延びるロッド55aの下端に向きを
変更したタイヤ構成材料xの搬送側端部x1 を保持する
保持具56が取り付けられている。この保持具56とし
ては、補強コードfが有機繊維コードの場合には吸着パ
ッド、スチールコードの場合には磁着パッドにすること
ができ、それらにより吸着保持或いは磁着保持すればよ
い。テーブルTが図2の位置から矢印a方向に90°回
転してタイヤ構成材料xを向きを変更すると、昇降用シ
リンダ55のロッド55aが降下して保持具55により
搬送側端部x1 を保持する。保持後、ロッド55aを上
昇させてタイヤ構成材料xの搬送側端部x1 を浮き上が
った状態にし、次いで、移送用シリンダ54のロッド5
4aが伸びてタイヤ構成材料xを貼付けコンベア6に移
送するようになっている。
【0016】貼付けコンベア6は、向き変更手段4から
向きを変更したタイヤ構成材料xを受け取る第1コンベ
ア61と、タイヤ成形ドラムDにタイヤ構成材料xを実
際に貼り付ける第2コンベア62とから構成されてい
る。
向きを変更したタイヤ構成材料xを受け取る第1コンベ
ア61と、タイヤ成形ドラムDにタイヤ構成材料xを実
際に貼り付ける第2コンベア62とから構成されてい
る。
【0017】第1コンベア61は、第2定尺送りコンベ
ア24と同様に構成され、図2に示すように、搬送方向
前後のプーリ(不図示)に巻回された細帯状のコンベア
ベルト61aを搬送方向左右に複数水平に並設して構成
され、不図示のモータにより作動するようになってい
る。向き変更手段4に接続される搬送後方側が凹状の円
弧状となるように配置されている。
ア24と同様に構成され、図2に示すように、搬送方向
前後のプーリ(不図示)に巻回された細帯状のコンベア
ベルト61aを搬送方向左右に複数水平に並設して構成
され、不図示のモータにより作動するようになってい
る。向き変更手段4に接続される搬送後方側が凹状の円
弧状となるように配置されている。
【0018】第1コンベア61に接続される第2コンベ
ア62は、搬送方向前後のプーリ63a,63bに広帯
状のコンベアベルト64を巻回して構成され、不図示の
モータにより作動すると共に、矢印cで示すように、搬
送方向前後に往復移動可能になっている。タイヤ構成材
料xが第1コンベア61から第2コンベア62に搬入さ
れ、第2コンベア62のコンベアベルト64上を所定の
貼付け位置まで搬送されると、第2コンベア62が前進
してタイヤ構成材料xの先端部をタイヤ成形ドラムDに
圧着し、タイヤ成形ドラムDの回転と共に第2コンベア
62がそれに同期作動してコンベアベルト64上のタイ
ヤ構成材料xを搬送し、タイヤ成形ドラムD上にタイヤ
構成材料xの前後が数mm程度スプライスして貼り付ける
ようにしている。
ア62は、搬送方向前後のプーリ63a,63bに広帯
状のコンベアベルト64を巻回して構成され、不図示の
モータにより作動すると共に、矢印cで示すように、搬
送方向前後に往復移動可能になっている。タイヤ構成材
料xが第1コンベア61から第2コンベア62に搬入さ
れ、第2コンベア62のコンベアベルト64上を所定の
貼付け位置まで搬送されると、第2コンベア62が前進
してタイヤ構成材料xの先端部をタイヤ成形ドラムDに
圧着し、タイヤ成形ドラムDの回転と共に第2コンベア
62がそれに同期作動してコンベアベルト64上のタイ
ヤ構成材料xを搬送し、タイヤ成形ドラムD上にタイヤ
構成材料xの前後が数mm程度スプライスして貼り付ける
ようにしている。
【0019】上述した装置によれば、ロール11から引
き出しロール13、ダンサーロール14を介して巻き出
された長尺のタイヤ構成材料Xが定尺送りコンベア2上
を搬送され、定尺送りコンベア2上の切断位置からタイ
ヤ構成材料Xの先端部が所定の切断量搬送側に送られる
と、カッター3により長手方向と直交する方向に定尺切
断される。定尺切断されたタイヤ構成材料xは、第2定
尺送りコンベア24により搬送されて向き変更用コンベ
ア41に搬入される。向き変更用コンベア41では、コ
ンベアベルト44上を搬送され、回動中心Oの位置にタ
イヤ構成材料xのセンターがくるようにセンタリングさ
れる(回動中心Oの位置が搬送側前端及び搬送側後端か
らそれぞれW/2の距離、但し、Wはタイヤ構成材料x
の搬送方向の長さ)。
き出しロール13、ダンサーロール14を介して巻き出
された長尺のタイヤ構成材料Xが定尺送りコンベア2上
を搬送され、定尺送りコンベア2上の切断位置からタイ
ヤ構成材料Xの先端部が所定の切断量搬送側に送られる
と、カッター3により長手方向と直交する方向に定尺切
断される。定尺切断されたタイヤ構成材料xは、第2定
尺送りコンベア24により搬送されて向き変更用コンベ
ア41に搬入される。向き変更用コンベア41では、コ
ンベアベルト44上を搬送され、回動中心Oの位置にタ
イヤ構成材料xのセンターがくるようにセンタリングさ
れる(回動中心Oの位置が搬送側前端及び搬送側後端か
らそれぞれW/2の距離、但し、Wはタイヤ構成材料x
の搬送方向の長さ)。
【0020】次いで、回動用モータ50が作動し、テー
ブルTが図2の位置から矢印a方向に90°回転する。
それにより、タイヤ構成材料xが向き変更用コンベア4
1と共に水平方向に90°回転移動し、その切断面xa
がタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方向に
なる。この状態で、移送手段42の昇降用シリンダ55
のロッド55aが降下してタイヤ構成材料xの搬送側端
部x1 を保持具56で保持する。保持後、ロッド55a
を上昇させ、移送用シリンダ54のロッド54aを伸長
させてタイヤ構成材料xを貼付けコンベア6の第1コン
ベア61に移送し、ロッド55aを降下させて保持を解
除し、タイヤ構成材料xを第1コンベア61のコンベア
ベルト61a上に移載する。
ブルTが図2の位置から矢印a方向に90°回転する。
それにより、タイヤ構成材料xが向き変更用コンベア4
1と共に水平方向に90°回転移動し、その切断面xa
がタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方向に
なる。この状態で、移送手段42の昇降用シリンダ55
のロッド55aが降下してタイヤ構成材料xの搬送側端
部x1 を保持具56で保持する。保持後、ロッド55a
を上昇させ、移送用シリンダ54のロッド54aを伸長
させてタイヤ構成材料xを貼付けコンベア6の第1コン
ベア61に移送し、ロッド55aを降下させて保持を解
除し、タイヤ構成材料xを第1コンベア61のコンベア
ベルト61a上に移載する。
【0021】コンベアベルト61a上のタイヤ構成材料
xは、同期運転される第1,第2コンベア61,62に
より搬送され、第2コンベア62のコンベアベルト64
上を所定の貼付け位置まで搬送されると、第2コンベア
62が前進してタイヤ構成材料xの先端部をタイヤ成形
ドラムDに圧着し、タイヤ成形ドラムDの回転と共に第
2コンベア62がそれに同期作動してコンベアベルト6
4上のタイヤ構成材料xを搬送し、タイヤ成形ドラムD
上にタイヤ構成材料xの前後が数mm程度スプライスして
貼り付けるようにして供給するのである。
xは、同期運転される第1,第2コンベア61,62に
より搬送され、第2コンベア62のコンベアベルト64
上を所定の貼付け位置まで搬送されると、第2コンベア
62が前進してタイヤ構成材料xの先端部をタイヤ成形
ドラムDに圧着し、タイヤ成形ドラムDの回転と共に第
2コンベア62がそれに同期作動してコンベアベルト6
4上のタイヤ構成材料xを搬送し、タイヤ成形ドラムD
上にタイヤ構成材料xの前後が数mm程度スプライスして
貼り付けるようにして供給するのである。
【0022】このように本発明では、定尺送りコンベア
2上を搬送されてきたタイヤ成形ドラムDの周長と略等
しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料Xを長手方向に直
交する方向に定尺切断し、その定尺切断されたタイヤ構
成材料xを切断面xa をタイヤ成形ドラムDのドラム軸
DO と直交する方向にしてタイヤ成形ドラムDに供給す
る際に、定尺切断されたタイヤ構成材料xを水平方向に
90°回転移動させてその切断面xa をドラムドラム軸
DO と直交するようにしたので、供給部1を含めて、定
尺送りコンベア2、向き変更手段4、貼付けコンベア
6、及びタイヤ成形ドラムDを直線状に配置するレイア
ウトにすることができるため、複数の装置を左右に並設
するようにしても、広い設置スペースを要さずに簡単に
レイアウトすることができる。
2上を搬送されてきたタイヤ成形ドラムDの周長と略等
しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料Xを長手方向に直
交する方向に定尺切断し、その定尺切断されたタイヤ構
成材料xを切断面xa をタイヤ成形ドラムDのドラム軸
DO と直交する方向にしてタイヤ成形ドラムDに供給す
る際に、定尺切断されたタイヤ構成材料xを水平方向に
90°回転移動させてその切断面xa をドラムドラム軸
DO と直交するようにしたので、供給部1を含めて、定
尺送りコンベア2、向き変更手段4、貼付けコンベア
6、及びタイヤ成形ドラムDを直線状に配置するレイア
ウトにすることができるため、複数の装置を左右に並設
するようにしても、広い設置スペースを要さずに簡単に
レイアウトすることができる。
【0023】図4は、本発明のタイヤ構成材料の供給装
置の他の例を示す。上述した実施形態では供給装置Mを
1台設置し、タイヤ成形ドラムDに1枚のタイヤ構成材
料xを供給する例を示したが、この実施形態では、供給
装置Mを上下に2台並設し、タイヤ成形ドラムDにサイ
ズ(切断幅)の異なる2枚のタイヤ構成材料xを供給す
るようにしたものであり、1台の向き変更手段4を2台
の供給装置M間で共用するようにしている。向き変更手
段4が昇降可能なリフターL上に載置され、このリフタ
ーLを上下に移動させることにより、向き変更手段4を
2台の供給装置M間で移動できるようにしている。これ
により、2台の供給装置Mに対して、向き変更手段4が
1台で済むため、コストを大きく低減するメリットがあ
る。なお、図中15は補助コンベアである。
置の他の例を示す。上述した実施形態では供給装置Mを
1台設置し、タイヤ成形ドラムDに1枚のタイヤ構成材
料xを供給する例を示したが、この実施形態では、供給
装置Mを上下に2台並設し、タイヤ成形ドラムDにサイ
ズ(切断幅)の異なる2枚のタイヤ構成材料xを供給す
るようにしたものであり、1台の向き変更手段4を2台
の供給装置M間で共用するようにしている。向き変更手
段4が昇降可能なリフターL上に載置され、このリフタ
ーLを上下に移動させることにより、向き変更手段4を
2台の供給装置M間で移動できるようにしている。これ
により、2台の供給装置Mに対して、向き変更手段4が
1台で済むため、コストを大きく低減するメリットがあ
る。なお、図中15は補助コンベアである。
【0024】また、図4では、上下に供給装置Mを2台
設置した例を示したが、左右に2台設置した場合にも向
き変更手段4を共用するようにしてもよい。その場合、
向き変更手段4を載置したリフターLを台車上に設置
し、該台車を左右に移動可能に構成にすることで容易に
対応することができる。
設置した例を示したが、左右に2台設置した場合にも向
き変更手段4を共用するようにしてもよい。その場合、
向き変更手段4を載置したリフターLを台車上に設置
し、該台車を左右に移動可能に構成にすることで容易に
対応することができる。
【0025】図5〜7は、本発明のタイヤ構成材料の供
給装置の更に他の例を示す。この実施形態では、上述し
た向き変更手段4を別の構成にしたものである。ここに
おける向き変更手段7は、定尺送りコンベア2と貼付け
コンベア6との間に設置された向き変更用コンベア71
と、その上方に配置されたタイヤ構成材料xの保持手段
74とを備えている。
給装置の更に他の例を示す。この実施形態では、上述し
た向き変更手段4を別の構成にしたものである。ここに
おける向き変更手段7は、定尺送りコンベア2と貼付け
コンベア6との間に設置された向き変更用コンベア71
と、その上方に配置されたタイヤ構成材料xの保持手段
74とを備えている。
【0026】向き変更用コンベア71は搬送方向前後の
プーリ72a,72bに広幅のコンベアベルト73が巻
回して構成され、不図示のモータによりコンベアベルト
73が走行するようになっている。保持手段74は、鉛
直方向に延びる柱状の支持体75の下端に搬送方向前後
に2股状に分岐するブラケット76が取り付けられ、こ
のブラケット76の前後の両下端にタイヤ構成材料xの
保持具77a,77bがそれぞれ設けられている。この
保持具77a,77bも上述した保持具56と同様に、
吸着パッドや磁着パッドから構成することができる。支
持体75が上下方向に移動可能で、かつ90°回動可能
に配設され、鉛直方向を軸として保持具77a,77b
を図6の位置と図7の位置との間を水平方向に90°回
動移動できるようにしている。
プーリ72a,72bに広幅のコンベアベルト73が巻
回して構成され、不図示のモータによりコンベアベルト
73が走行するようになっている。保持手段74は、鉛
直方向に延びる柱状の支持体75の下端に搬送方向前後
に2股状に分岐するブラケット76が取り付けられ、こ
のブラケット76の前後の両下端にタイヤ構成材料xの
保持具77a,77bがそれぞれ設けられている。この
保持具77a,77bも上述した保持具56と同様に、
吸着パッドや磁着パッドから構成することができる。支
持体75が上下方向に移動可能で、かつ90°回動可能
に配設され、鉛直方向を軸として保持具77a,77b
を図6の位置と図7の位置との間を水平方向に90°回
動移動できるようにしている。
【0027】また、定尺送りコンベア2は、第2定尺送
りコンベア22が、上述した細帯状のコンベアベルト2
5の使用に代えて、第1定尺送りコンベア21と同じ搬
送方向前後のプーリに広幅のコンベアベルト26を巻回
した構成になっている。また、貼付けコンベア6の第1
コンベア61も、細帯状のコンベアベルト51aに代え
て、第2コンベア62と同じ広幅のコンベアベルト65
を用いた構成している。
りコンベア22が、上述した細帯状のコンベアベルト2
5の使用に代えて、第1定尺送りコンベア21と同じ搬
送方向前後のプーリに広幅のコンベアベルト26を巻回
した構成になっている。また、貼付けコンベア6の第1
コンベア61も、細帯状のコンベアベルト51aに代え
て、第2コンベア62と同じ広幅のコンベアベルト65
を用いた構成している。
【0028】上記装置によれば、定尺切断されたタイヤ
構成材料xが向き変更用コンベア71上に搬送されて、
支持体75の回動中心Pがタイヤ構成材料xのセンター
となるようにセンタリングされると、支持体75が降下
して、保持具77a,77bでタイヤ構成材料xの搬送
前後端部を保持する。次いで、支持体75が上昇してタ
イヤ構成材料xを上方に保持した状態で、支持体75が
90°回転し、図7の状態となる。これにより、タイヤ
構成材料xが水平方向に90°回転移動し、その切断面
xa がタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方
向になる。
構成材料xが向き変更用コンベア71上に搬送されて、
支持体75の回動中心Pがタイヤ構成材料xのセンター
となるようにセンタリングされると、支持体75が降下
して、保持具77a,77bでタイヤ構成材料xの搬送
前後端部を保持する。次いで、支持体75が上昇してタ
イヤ構成材料xを上方に保持した状態で、支持体75が
90°回転し、図7の状態となる。これにより、タイヤ
構成材料xが水平方向に90°回転移動し、その切断面
xa がタイヤ成形ドラムDのドラム軸DO と直交する方
向になる。
【0029】次いで、支持体75が降下して、タイヤ構
成材料xをコンベアベルト73上に戻すと、保持具77
a,77bによる保持が解除される。支持体75が上昇
して保持具77a,77bが元の上昇位置に復帰する
と、向き変更用コンベア71が作動し、コンベアベルト
73上に載置されたタイヤ構成材料xを貼付けコンベア
6の第1コンベア61に搬送する。
成材料xをコンベアベルト73上に戻すと、保持具77
a,77bによる保持が解除される。支持体75が上昇
して保持具77a,77bが元の上昇位置に復帰する
と、向き変更用コンベア71が作動し、コンベアベルト
73上に載置されたタイヤ構成材料xを貼付けコンベア
6の第1コンベア61に搬送する。
【0030】このように向き変更手段7として、上下方
向に移動可能で、かつ鉛直方向を軸として90°回動可
能に配設された保持手段74を採用することで、上述し
た効果に加えて、向き変更用コンベア71及びその前後
に配置される定尺送りコンベア2の第2定尺送りコンベ
ア24と、貼付けコンベア6の第1コンベア61を簡単
な構成にすることができる。
向に移動可能で、かつ鉛直方向を軸として90°回動可
能に配設された保持手段74を採用することで、上述し
た効果に加えて、向き変更用コンベア71及びその前後
に配置される定尺送りコンベア2の第2定尺送りコンベ
ア24と、貼付けコンベア6の第1コンベア61を簡単
な構成にすることができる。
【0031】また、この図5〜7の実施形態では、供給
装置Mを1台設置した例を示しているが、図4のように
供給装置Mを上下に2台並設するようにしてもよい。そ
の場合、1台の向き変更手段7を上述と同じようにリフ
ター上に載置し、共用することができる。また、左右に
複数台設置した場合には、向き変更手段4を直接台車上
に設置し、その台車を左右に移動可能に構成することに
より、1台の向き変更手段7を共用することができる。
装置Mを1台設置した例を示しているが、図4のように
供給装置Mを上下に2台並設するようにしてもよい。そ
の場合、1台の向き変更手段7を上述と同じようにリフ
ター上に載置し、共用することができる。また、左右に
複数台設置した場合には、向き変更手段4を直接台車上
に設置し、その台車を左右に移動可能に構成することに
より、1台の向き変更手段7を共用することができる。
【0032】本発明は、定尺送りコンベア上を搬送され
てきたタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有する長
尺のタイヤ構成材料をその長手方向と直交する方向に定
尺切断し、その定尺切断されたタイヤ構成材料をその切
断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方向にし
てタイヤ成形ドラムに供給するようにしたタイヤ構成材
料であればいずれのタイヤ構成材料であってもよく、特
に補強コードをタイヤ周方向と直交する方向に配列する
構成となるカーカス材料に好適に用いることができる。
てきたタイヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有する長
尺のタイヤ構成材料をその長手方向と直交する方向に定
尺切断し、その定尺切断されたタイヤ構成材料をその切
断面をタイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方向にし
てタイヤ成形ドラムに供給するようにしたタイヤ構成材
料であればいずれのタイヤ構成材料であってもよく、特
に補強コードをタイヤ周方向と直交する方向に配列する
構成となるカーカス材料に好適に用いることができる。
【0033】
【発明の効果】上述したように本発明は、定尺送りコン
ベア上を搬送されてきたタイヤ成形ドラムの周長と略等
しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料をその長手方向と
直交する方向に定尺切断し、該定尺切断されたタイヤ構
成材料をその切断面を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸
と直交する方向にして貼付けコンベアを介して該タイヤ
成形ドラムに供給する際に、前記定尺切断されたタイヤ
構成材料を水平方向に90°回転移動させてその切断面
を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交するようにす
るので、定尺送りコンベア、向き変更手段、貼付けコン
ベア、及びタイヤ成形ドラムを直線状に配置にすること
ができ、それによって、複数の装置を左右に並設するよ
うにしても、広い設置スペースを必要とせずにレイアウ
トを容易に行うことができる。
ベア上を搬送されてきたタイヤ成形ドラムの周長と略等
しい幅を有する長尺のタイヤ構成材料をその長手方向と
直交する方向に定尺切断し、該定尺切断されたタイヤ構
成材料をその切断面を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸
と直交する方向にして貼付けコンベアを介して該タイヤ
成形ドラムに供給する際に、前記定尺切断されたタイヤ
構成材料を水平方向に90°回転移動させてその切断面
を前記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交するようにす
るので、定尺送りコンベア、向き変更手段、貼付けコン
ベア、及びタイヤ成形ドラムを直線状に配置にすること
ができ、それによって、複数の装置を左右に並設するよ
うにしても、広い設置スペースを必要とせずにレイアウ
トを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ構成材料の供給装置の一例を向
き変更手段の移送手段を省いて示す平面図である。
き変更手段の移送手段を省いて示す平面図である。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】図2のA−A矢視説明図である。
【図4】本発明のタイヤ構成材料の供給装置の他の例を
概略側面で示す説明図である。
概略側面で示す説明図である。
【図5】本発明のタイヤ構成材料の供給装置の更に他の
例を示す図2に相当する要部拡大平面図である。
例を示す図2に相当する要部拡大平面図である。
【図6】図5のタイヤ構成材料の供給装置において用い
られる向き変更手段を側面で示す説明図である。
られる向き変更手段を側面で示す説明図である。
【図7】図6の向き変更手段において、保持手段がタイ
ヤ構成材料を保持して90°回転した状態を側面で示す
説明図である。
ヤ構成材料を保持して90°回転した状態を側面で示す
説明図である。
1 供給部 2 定尺送りコンベ
ア 3 カッター 4,7 向き変更手
段 6 貼付けコンベア 11 ロール 13 引き出しロール 14 ダンサーロー
ル 21 第1定尺送りコンベア 24 第2定尺送り
コンベア 41 向き変更用コンベア 42 移送手段 48 回動軸 54 移送用シリン
ダ 55 昇降用シリンダ 56 保持具 61 第1コンベア 62 第2コンベア 71 向き変更用コンベア 74 保持手段 75 支持体 77a,77b 保
持具 D タイヤ形成ドラム DO ドラム軸 M タイヤ構成材料の供給装置 O,P 回動中心 X,x タイヤ構成材料 xa 切断面
ア 3 カッター 4,7 向き変更手
段 6 貼付けコンベア 11 ロール 13 引き出しロール 14 ダンサーロー
ル 21 第1定尺送りコンベア 24 第2定尺送り
コンベア 41 向き変更用コンベア 42 移送手段 48 回動軸 54 移送用シリン
ダ 55 昇降用シリンダ 56 保持具 61 第1コンベア 62 第2コンベア 71 向き変更用コンベア 74 保持手段 75 支持体 77a,77b 保
持具 D タイヤ形成ドラム DO ドラム軸 M タイヤ構成材料の供給装置 O,P 回動中心 X,x タイヤ構成材料 xa 切断面
Claims (6)
- 【請求項1】 定尺送りコンベア上を搬送されてきたタ
イヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有する長尺のタイ
ヤ構成材料をその長手方向と直交する方向に定尺切断
し、該定尺切断されたタイヤ構成材料をその切断面を前
記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方向にして貼
付けコンベアを介して該タイヤ成形ドラムに供給する際
に、前記定尺切断されたタイヤ構成材料を水平方向に9
0°回転移動させてその切断面を前記タイヤ成形ドラム
のドラム軸と直交するようにするタイヤ構成材料の供給
方法。 - 【請求項2】 前記定尺切断されたタイヤ構成材料を向
き変更用コンベア上に搬送し、該向き変更用コンベアを
水平方向に90°回転移動させた後、その向きを変更し
たタイヤ構成材料の搬送側端部を保持して前記貼付けコ
ンベアに移送する請求項1に記載のタイヤ構成材料の供
給方法。 - 【請求項3】 前記定尺切断されたタイヤ構成材料を向
き変更用コンベア上に搬送し、該向き変更用コンベア上
のタイヤ構成材料を保持手段により上方に保持し、該保
持手段を水平方向に90°回転移動させた後、その保持
を解除して前記定尺切断されたタイヤ構成材料を前記向
き変更用コンベア上に載置してから前記貼付けコンベア
に搬送する請求項1に記載のタイヤ構成材料の供給方
法。 - 【請求項4】 定尺送りコンベア上を搬送されてきたタ
イヤ成形ドラムの周長と略等しい幅を有する長尺のタイ
ヤ構成材料をその長手方向と直交する方向に定尺切断
し、該定尺切断されたタイヤ構成材料をその切断面を前
記タイヤ成形ドラムのドラム軸と直交する方向にして貼
付けコンベアを介して該タイヤ成形ドラムに供給するよ
うにしたタイヤ構成材料の供給装置において、前記定尺
送りコンベアと貼付けコンベアとの間に、前記定尺切断
されたタイヤ構成材料を水平方向に90°回転移動させ
る向き変更手段を設け、前記定尺送りコンベア、向き変
更手段、貼付けコンベア、及びタイヤ成形ドラムを直線
状に配置したタイヤ構成材料の供給装置。 - 【請求項5】 前記向き変更手段が、前記定尺送りコン
ベアと貼付けコンベアとの間に設置され、鉛直方向を軸
として90°回動可能な向き変更用コンベアと、該コン
ベアの上方に上下かつ搬送方向前後に移動可能に配置さ
れ、向きを変更したタイヤ構成材料をその搬送側端部を
保持して前記貼付けコンベアに移送する移送手段とを有
する請求項4に記載のタイヤ構成材料の供給装置。 - 【請求項6】 前記向き変更手段が、前記定尺送りコン
ベアと貼付けコンベアとの間に設置された向き変更用コ
ンベアと、該コンベアの上方に上下方向に移動可能で、
かつ鉛直方向を軸として90°回動可能に配設されたタ
イヤ構成材料の保持手段とを有する請求項4に記載のタ
イヤ構成材料の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074060A JPH11268148A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ構成材料の供給方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074060A JPH11268148A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ構成材料の供給方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268148A true JPH11268148A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13536287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10074060A Pending JPH11268148A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ構成材料の供給方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11268148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4520581B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2010-08-04 | 住友ゴム工業株式会社 | リールスタンド |
US9914302B2 (en) | 2015-09-01 | 2018-03-13 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP10074060A patent/JPH11268148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4520581B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2010-08-04 | 住友ゴム工業株式会社 | リールスタンド |
US9914302B2 (en) | 2015-09-01 | 2018-03-13 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus |
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