JP2645423B2 - 小玉ラップボビンを自動切断除去する方法と装置 - Google Patents

小玉ラップボビンを自動切断除去する方法と装置

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JP2645423B2 JP17697288A JP17697288A JP2645423B2 JP 2645423 B2 JP2645423 B2 JP 2645423B2 JP 17697288 A JP17697288 A JP 17697288A JP 17697288 A JP17697288 A JP 17697288A JP 2645423 B2 JP2645423 B2 JP 2645423B2
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    • D01G27/04Lap- or sliver-winding devices, e.g. for products of cotton scutchers, jute cards, or worsted gill boxes with automatic discharge of lap-roll or the like
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    • Y10T225/10Methods
    • Y10T225/16Transversely of continuously fed work

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラップを順次供給しながら処理する繊維機械
において、使用中のラップボビンが小玉ラップボビンに
なった時に、この小玉ラップボビンを自動的に切断除去
する方法とその方法を実施するために用いられる装置に
関する。ここに云う繊維機械とは主としてリボンラップ
マシンおよびコーマを意味する。
〔従来の技術〕
前記繊維機械がリボンラップマシンの場合に、リボン
ラップマシンに供給するラップが無くなると、センサが
働いて機台が停止する。従来この場合に、作業者は点灯
したランプを発見した後、現在行っている作業を中止す
るか、その作業を終了後、ランプが点灯した機台へ移動
し、機台のプレート上の余分なラップを手で切断した上
で空ボビンを外し、満ラップボビンを機台のラップ供給
装置上に配置し、そのラップシートの先端を先行するラ
ップシートの後端に重ね合せていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種繊維機械では、6デリベリ又は8デリベリの処
理ユニットが1台の機台に配置されているので、前記作
業を6回あるいは8回行う間機台を停止しておくことに
なると共に、ラップの切断継ぎ作業が熟練を要する作業
であるために作業のやり直しが行われることがあるので
機台の運転効率が非常に悪いという問題点がある。
そこで前述の問題点を解決するために前述の一連の作
業を自動化する試みが提案されているが、これらの装置
は何れも大型化し、そのために作業(清掃作業、保全作
業等)上邪魔となり、また危険となるので、現在実用性
の高いこの種装置は提案されていない。
本発明は従来解決されていなかった小玉ラップボビン
を自動的に切断除去する新規な方法と、この方法を実施
するために用いられる小玉ラップボビン自動切断除去装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は前記リボンラップマシン、コーマ等の
繊維機械が停止した後に、繊維機械の一対の供給ローラ
から成るラップ供給装置上にある小玉ラップボビンをそ
のボビンの軸線方向両側から把持し、次いで一対の供給
のためのラップローラの間隔を前記小玉ラップボビンが
その間を通過できるように拡げながら、又は拡げた後に
前記両側を把持された小玉ラップボビンを一対の供給ロ
ーラ間の下方に移動させ、その移動運動によって小玉ラ
ップボビンに連続するラップシートを緊張することによ
り、繊維機械のラップ供給装置の下流側に配置されたラ
ップ処理機構の上流側で切断し、前記小玉ラップボビン
の把持を開放して小玉ラップボビンを搬出装置に落下さ
せて搬出することを特徴とする小玉ラップボビンを自動
的に切断除去する方法によって達成される。
前記小玉ラップボビンを自動的に切断除去する方法を
実施するための好ましい小玉ラップボビン自動切断除去
装置は、一対の供給のためのラップローラから成り、そ
の上に載置されたラップからラップシートを送り出すラ
ップ供給装置のフロントラップローラの周りに回動可能
に配置され、且つ小玉ラップボビンをその軸線方向両側
から把持可能なラップボビン把持装置と、前記ラップ供
給装置のバックラップローラを前記フロントラップロー
ラから離間可能に支持する支持軸と、落下する小玉ラッ
プボビンを受けて前記ラップ供給装置の軸線方向に小玉
ラップボビンを搬出する搬出装置を含んで成ることを特
徴とする。
前記ラップボビン把持装置が、前記ラップ供給装置の
フロントラップローラの軸に回転可能に支承され且つバ
ックラップローラ側に延びる一対のアームと、該一対の
アームの先端近傍にラップ供給装置の軸線方向に平行に
間隔をあけて配置された一対の小玉ラップボビン支持部
材と、該一対の小玉ラップボビン支持部材の間から円弧
状軌道に沿って突出して小玉ラップボビンを両側に小玉
ラップボビンを把持する把持機構を含んで成ると好まし
い。
又前記支持軸に運動学的に連結されて、該支持軸の運
動に連動して前記ラップ供給装置の下方の実質的に水平
な位置と実質的に垂直な位置間で揺動可能なラップボビ
ン受けが設けられているとより好ましく、さらに前記ラ
ップ受けがプレートから成り、該プレートの一端が、前
記支持回転軸の回転角度を拡大するように配置された歯
車列によって連結された軸に連係されているとより好ま
しい。
〔実施例〕
以下本発明による小玉ラップボビンを自動的に切断除
去する方法を実施するための装置の好ましい一実施例を
示す添付図面を参照して本発明を以下詳述する。
第1図に本発明による小玉ラップボビン自動切断除去
装置をリボンラップマシンに装着した場合の側面図を示
す。
第1図において、参照番号1は一対の供給ローラすな
わちラップローラ5,6から成るラップ供給装置であっ
て、一対のラップローラ5,6上に載置されたラップ3か
らはラップシート4が送出されて、ラップシートを処理
する処理機構2、この場合は一対のニップローラ2a,2b
に供給されてドラフト作用が加えられる。
ラップボビンが満玉から小玉になる迄は前記ラップロ
ーラ5,6は互いに連動して回転してラップシート4を処
理機構2に送り出し、小玉になった時に本発明による小
玉ラップボビン自動切断除去装置(以下の説明ではボビ
ン除去装置と略称する)が作動される。
本発明によるボビン除去装置では処理機構2側のラッ
プローラ、すなわちフロントラップローラ5の支持軸11
に回動可能に配置され、小玉になったラップボビン3を
その軸線方向両側から一対の把持ローラ26a,26bで把持
可能なラップボビン把持装置7が設けられる。したがっ
て小玉ラップボビン3はラップボビン把持装置7に把持
されながら前記フロントラップローラ5の支持軸11を中
心として回転して下降することができる。その際ラップ
シート4はフロントラップローラ5とラップ処理機構2
のニップローラ2a,2b間で切断される。
前記小玉ラップボビン3を下降させるに先立って、前
記ラップ供給装置のフロントラップローラ5とバックラ
ップローラ6の間を、小玉ラップボビン3が通過できる
間隔に拡げる必要がある。第1図に示した実施例ではそ
のためにバックラップローラ6の支持軸36を支え且つバ
ックラップローラ6の下方に前記支持軸36に平行に配置
したバックラップローラ揺動駆動軸(以下バック揺動駆
動軸と称す)38を中心としてバックラップローラ6を第
1図において破線で示すバックラップローラ6aの位置へ
移動する複数のバックラップローラ支持軸支持アーム
(以下バック支持アームと称す)39a,39bおよび39cを設
ける。
このようにして、小玉ラップボビン3は第1図に2点
鎖線で示す位置3aから3bへ移動される。3bの位置では第
1図に示すように把持ローラ26′a,26′bが小玉ラップ
ボビン3bを側方で把持しているので、把持ローラ26′a,
26′bの把持を開放すれば、小玉ラップボビン3bは自重
によって下方の搬出装置9に落下させ、次いで搬出装置
9内のコンベア(図示せず)によって繊維機械の一端に
小玉ラップボビンを搬出させることができる。
しかし把持ローラと搬出装置の高さの差が大きい場合
には前述のように小玉ラップボビン3bを把持ローラ26′
a,26′bで把持された位置から直接搬出装置9に落下さ
せると、ボビンの損傷や騒音の発生等の問題点を生ず
る。そこで本発明のボビン除去装置では把持を開放され
る小玉ラップボビン3bを受けるプレート状の、ラップボ
ビン受け8を設ける。このラップボビン受け8は第1図
において8で示す位置から二点鎖線で示す8a,8bの位置
に前記支持軸と連動して揺動可能に構成されているの
で、小玉ラップボビンを損傷することはなく、搬出装置
9上に置くことができる。
次に第1図に示したボビン除去装置の各機構の駆動機
構を示す第2図と、ボビン把持装置7の要部を詳細に示
す第3図を参照して本発明のボビン除去装置を以下説明
する。
第2図において、10a,10bおよび10cはリボンラップマ
シンのフレームであり、それぞれ1本のラップローラ5,
6が2個のラップボビンを支持する例を示す。したがっ
て第2図においてボビン把持装置7,7′とラップボビン
受け8,8′がそれぞれ2個づつ示される。
第2図において、フロントラップローラ5の支持軸11
はベアリング12a,12bおよび12cを介してフレーム10a,10
bおよび10cに回動可能に支持され、その一端には駆動ギ
ヤー13が固着される。この駆動ギヤー13によってフロン
トラップローラ5に所定の回転が与えられる。フロント
ラップローラ5の両側の支持軸11上に一対のボビン把持
装置支持アーム14a,14bの一端がスプロケット15a,15bと
共にベアリング18a,18bを介して回転可能に配置され
る。一方、フロントラップローラ5の支持軸11に平行に
ボビン把持装置揺動駆動軸17がフレーム10a,10bおよび1
0cに回動可能に配置される。ボビン把持装置揺動駆動軸
17には第2図に示すようにスプロケット19a,19bが固着
されると共に、スプロケット19a,19bと支持軸11に固定
されたスプロケット15a,15b間にはそれぞれチェイン16
a,16bが掛けられる。一方モータ23の軸21上の歯車22と
噛合うように配置された歯車20が前記ボビン把持装置揺
動駆動軸17の一端に固着される。したがってモータ23を
作動することによって、ボビン把持装置揺動駆動軸17お
よびチェイン16a,16bを介してボビン把持装置支持アー
ム14a,14bが支持軸11を中心として揺動し、それによっ
てボビン把持装置14aが第1図に示すように二点鎖線で
示した位置14′aの間で揺動する。
第2図に示すボビン把持装置では、2つの把持装置7,
7′が一対のボビン把持支持アーム14a,14b間に設けられ
る。2つの把持装置は実質的に同一であるので第2図左
側把持装置7について説明する。把持装置7には2本の
ラップボビン受けバー24,25がフロントラップローラ5
と平行に配置され、それぞれの両端はボビン把持支持ア
ーム14a,14bに固定される。ボビン把持装置7にはラッ
プボビン3をその軸線方向両側から把持する一対の把持
ローラ26a,26bが設けられる。把持ローラ26a,26bはピン
27a,27bを介して二股状の支持アーム28aに回転可能に支
持され、支持アーム28aの下端に一体に連結した上部支
持バー29a,29bはボビン把持装置7の側壁(図示せず)
に固定されたピン30a,30bに回動可能に支持される。一
方ボビン把持装置7の下方部材にはエアーシリンダ35a
が固定され、このエアーシリンダ35aに空気を供給する
ことによって摺動するピストン34aを先端には下部支持
バー31aが固定される。この下部支持バー31aの上端はピ
ン30a,30bに回動可能に支持されると共に上部支持バー2
9a,29bに固定される。したがってエアーシリンダ35a,35
b(エアーシリンダ35bは第3図の裏側に配置されるので
図示せず)を作動することによって、上部支持バー29a,
29bはピン30a,30bを中心として回動し、その結果、支持
ローラ26a,26bは第3図に示す互いに間隔をあけた開い
た位置から第2図に示す間隔をせばめた位置の間を移動
することができ、それによってラップボビン受けバー2
4,25上のラップボビン3の両端を把持し下方へ回動する
ことができる。
バックラップローラ6とラップボビン受け8を揺動す
る機構について説明する。バックラップローラ6に平行
にバック揺動駆動軸38が設けられ、軸38はフレーム1a,1
0bおよび10cに回動可能に支持される。バック揺動駆動
軸38に第2図に示すようにバック支持アーム39a,39bお
よび39cが固着され、それらバック支持アーム39a,39bお
よび39cの先端に設けられたベアリング40a,40bおよび40
cを介してバックラップローラ6の支持軸36が回動可能
に配置される。第2図に示すようにバック揺動駆動軸38
の一端にはベアリング41を介して歯車42が設けられ、一
方支持軸36の一端には前記歯車42と噛合う歯車43が固定
される。したがってバックラップローラ6はバック揺動
駆動軸38を回動することによってバック支持アーム39a,
39bおよび39cを介して揺動駆動軸38を中心として揺動す
ることができる。すなわち第1図で実線6で示す位置と
6aで示す位置間を移動することができる。なおリボンラ
ップマシンの正常な作動時には、歯車42が図示しない駆
動源によって回動駆動され、その回転が歯車49に伝達さ
れてバックラップローラ6が回動され、一方歯車42の回
転が図示しない回転連結機構を介してフロントラップロ
ーラ5の歯車13に伝達され、それによってバックラップ
ローラ6とフロントラップローラ5とが同調して回転さ
れることになる。
前記バックラップローラ6の揺動は、その一端がバッ
ク揺動駆動軸38に固定され、その他端がエアーシリンダ
(図示せず)に連結された駆動ロッド40によって行われ
る。
第2図に示すように、2枚のプレート状ラップボビン
受け8,8′はバックラップローラ6に平行に配置された
ラップボビン受け支持軸46にブラケット48,48′を介し
て固定される。ラップボビン受け支持軸46はフレーム10
a,10bおよび10cに回転可能に支持される。ラップボビン
受け支持軸46には第2図に示すように、歯車47が固定さ
れ、この歯車47はバック揺動駆動軸38に固定された歯車
43と中間歯車45で介して連結される。中間歯車45の軸44
はフレーム10bに支持される。歯車列43,45および47はバ
ック揺動駆動軸38の回転角度が増大してラップボビン受
け支持軸46に伝達されるようにギヤ比が定められるとよ
い。このようにすることにより第1図で容易に判るよう
にバックラップローラ6の僅かな揺動角に対して90゜前
後にわたる大きな揺動角をラップボビン受け8に与える
ことができる。なお第1図に示すように、ラップボビン
を案内するガイド50をフロント側に設けるとよい。
第2図に示した装置において、3個のフレーム、より
正確にはフレーム部分10a,10b,10c、および3本のバッ
ク支持アーム39a,39bおよび39cが図示されているが前記
フレーム部分10cおよびバック支持アーム39cは装置の強
度上で設けられているのであって、これらを除いても本
発明のボビン除去装置を構成することができる。
前述のように、本発明のボビン除去装置の駆動源とし
てはボビン除去装置7を揺動するためのモータ23、ボビ
ン把持装置7の一対の把持ローラ26a,26bを開閉するた
めのエアーシリンダ35a,35bおよびバック揺動駆動源38
を揺動するためのエアーシリンダ(図示せず)の3種類
が用いられる。これら3つの駆動源はシーケンサによっ
て相互に連携して作動するようにコントロールされ、そ
のために必要に応じて構成する部材の移動する位置を検
知するセンサーが用いられてもよい。
次に本発明のボビン除去装置の作動を説明する。
一対のラップローラ5,6上のラップが小玉ボビンにな
るとリボンラップマシン等の繊維機械が停止される。次
いで把持装置7が支持軸11を中心としてラップローラ5,
6間を円弧曲線に沿って上昇する。把持装置7のラップ
ボビン受けバー24,25がラップローラ5,6上のラップ3に
接触する直前にバックラップローラ6が第1図で6aの位
置に移動を始める。かくしてラップ3は3aで示す位置に
僅かに落下してラップボビン受けバー24,25上にのる。
この時にボビン把持装置7の把持ローラ26a,26bが各々
ラップボビン受けバーに近づいてラップボビン3aを両側
で把持する。次いでボビン把持装置7が支持軸11を中心
として下方に回動する。その結果ラップボビン3aからラ
ップ処理機構2につながるラップシート4が切断される
ことになる。ラップシートの切断は多くの場合フロント
ラップローラ5とラップ処理機構2のバックローラ対2
a,2b間で行われる。ボビン把持装置7は第1図で3aの位
置にあるラップボビンの把持を開放し、その時に8で示
す位置にあるラップボビン受けの上に落す。次いでラッ
プボビン受けは8a→8bで示す位置に移動し、ラップボビ
ンはガイド50に案内されながら3c、3dで示す位置へ移動
し、搬送装置9内のコンベア上に置かれ、次いで繊維機
械の外にコンベアによって搬出される。なおラップボビ
ン受け8の円弧状の揺動運動に連動してバックラップロ
ーラ6は元の位置に戻る。最後にバックラップローラ6
の後方に待機していた満ラップボビンが所定の間隔に配
置された一対のラップローラ5,6の上に移動される。こ
れにより小玉ラプボビンの自動切断除去作業が完了す
る。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように構成されているので、本発明に
よる方法および装置に用いることにより、下記の効果を
発揮することができる。
ラップフリースの不良部分(前工程の巻き初め部
分)を除去することができるので品質の向上を達成でき
ると共に、ラップ継ぎの失敗を無くすことができる。
装置が繊維機械の要部のほぼ下方に配置されている
ので、機台の清掃、保全作業等の作業が容易かつ安全に
行なうことができ、又装置自体が繊維機械本体内に収容
されているので機台外観を損うことがない。
ラップが把持装置に把持された状態で引張られるた
め、ラップシートは確実に切断される。
装置が小型であり、且つ繊維機械の要部の下方に配
置されているので、当該繊維機械にラップ自動継き装置
を組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による小玉ラップボビンの自動切断装置
の一実施例を示す側面図であり、第2図は第1図に示し
た装置の駆動機構を示す正面図であり、第3図は第1図
に示した装置のラップ把持装置を示す正面図である。 1……ラップ供給装置、 2……ラップシート処理機構、 3……小玉ラップボビン、4……ラップシート、 5……フロントラップローラ、 6……バックラップローラ、 7……ラップボビン把持装置、 8……ラップボビン受け、9……搬送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 貢 大阪府豊中市柴原町1―8―25 (72)発明者 堀田 孝臣 静岡県島田市宝来町8―2 (72)発明者 芹沢 靖浩 静岡県島田市宝来町8―2 (56)参考文献 特開 昭61−69643(JP,A) 特公 昭36−16467(JP,B1) 特公 昭49−8820(JP,B1) 特公 昭32−9121(JP,B1) 特公 昭28−2162(JP,B1) 実公 昭43−3060(JP,Y1) 実公 昭48−30574(JP,Y1) 実公 昭40−170(JP,Y1)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラップを順次供給しながら処理する繊維機
    械で、使用中のラップボビンイが小玉ラップボビンにな
    った時に、該小玉ラップボビンを自動的に切断除去する
    方法であって、 前記繊維機械が停止した後に、繊維機械の一対の供給ロ
    ーラから成るラップ供給装置上にある小玉ラップボビン
    をそのボビンの軸線方向両側から把持し、次いで一対の
    供給ローラの間隔を前記小玉ラップボビンがその間を通
    過できるように拡げながら、又は拡げた後に前記両側把
    持小玉ラップボビンを一対の供給ローラ間を下方に移動
    させ、その移動運動によって小玉ラップボビンに連続す
    るラップシートを緊張することにより、繊維機械のラッ
    プ供給装置の下流側に配置されたラップ処理機構の上流
    側で切断し、前記小玉ラップボビンの把持を開放して小
    玉ラップボビンを搬出装置に落下させて搬出することを
    特徴とする小玉ラップボビンを自動的に切断除去する方
    法。
  2. 【請求項2】一対の供給ローラから成り、その上に載置
    されたラップからラップシートを送り出すラップ供給装
    置と、該ラップ供給装置の下流に配置されて前記送り出
    されたラップシートを処理する処理機構を具備するラッ
    プ処理用繊維機械で用いられる小玉ラップボビン自動切
    断除去装置であって、 前記ラップ供給装置の前記処理機構側のフロントラップ
    ローラの周りに回動可能に配置され、且つ小玉ラップボ
    ビンをその軸線方向両側から把持可能なラップボビン把
    持装置と、前記ラップ供給装置のバックラップローラを
    前記フロントラップローラから離間可能に支持する支持
    軸と、落下する小玉ラップボビンを受けて前記ラップ供
    給装置の軸線方向に小玉ラップボビンを搬出する搬出装
    置を含んで成ることを特徴とする小玉ラップボビン自動
    切断除去装置。
  3. 【請求項3】前記ラップボビン把持装置が、前記ラップ
    供給装置のフロントラップローラの軸に回動可能に支承
    され且つバックラップローラ側に延びる一対のアーム
    と、該一対のアームの先端近傍にラップ供給装置の軸線
    方向に平行に間隔をあけて配置された一対の小玉ラップ
    ボビン支持部材と、該一対の小玉ラップボビン支持部材
    の間から円弧状軌道に沿って突出して小玉ラップボビン
    を両側で把持する把持機構を含んで成る請求項2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】前記支持軸に運動学的に連結されて、該支
    持軸の運動に連動して前記ラップ供給装置の下方の実質
    的に水平な位置と実質的に垂直な位置間で揺動可能なラ
    ップボビン受けが設けられている請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】前記ラップ受けがプレートから成り、該プ
    レートの一端が、前記支持軸の回転角度を拡大するよう
    に配置された歯車列によって連結された軸に連結されて
    いる請求項2記載の装置。
JP17697288A 1988-07-18 1988-07-18 小玉ラップボビンを自動切断除去する方法と装置 Expired - Lifetime JP2645423B2 (ja)

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