JPH11266804A - ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセル - Google Patents
ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセルInfo
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- JPH11266804A JPH11266804A JP10093931A JP9393198A JPH11266804A JP H11266804 A JPH11266804 A JP H11266804A JP 10093931 A JP10093931 A JP 10093931A JP 9393198 A JP9393198 A JP 9393198A JP H11266804 A JPH11266804 A JP H11266804A
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- royal jerry
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリ
ーカプセルにおいて、簡易且つ確実に経時的な変色を抑
制すること。 【解決手段】 ローヤルゼリーを懸濁させる油液に、化
学的に安定な固体を配合し、変色を抑制したもの。
ーカプセルにおいて、簡易且つ確実に経時的な変色を抑
制すること。 【解決手段】 ローヤルゼリーを懸濁させる油液に、化
学的に安定な固体を配合し、変色を抑制したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローヤルゼリー油性
懸濁液及びローヤルゼリーカプセルに関する。
懸濁液及びローヤルゼリーカプセルに関する。
【0002】
【従来の技術】ローヤルゼリーは若い働き蜂が分泌する
乳白色の粘性物質で、古来より滋養強壮の妙薬として食
されてきた。中でも、ローヤルゼリーを油脂或いは油状
脂肪酸等の油液に、懸濁(分散)させてカプセル内容物
としたローヤルゼリーソフトカプセルやローヤルゼリー
ハードカプセル等のローヤルゼリーカプセルは、取扱い
のし易さ、服用し易さ等の利便性に優れることから健康
食品として根強い人気がある。ところが、ローヤルゼリ
ーは甚だ不安定な物質であるために、ローヤルゼリー中
の脂質の酸化や、糖質とアミノ酸の反応(メイラード反
応)による変色を起こし易いことが知られている。従っ
てローヤルゼリーだけでなくこのローヤルゼリーをカプ
セル内容物としたローヤルゼリーカプセルも、長期保管
すると変色してしまい、商品価値を失ってしまう欠点が
あるため、現状では、保管・取扱いを低温下で行なった
り、賞味期限を通常の食品と比べて短く設定したりして
対応せざるを得なかった。
乳白色の粘性物質で、古来より滋養強壮の妙薬として食
されてきた。中でも、ローヤルゼリーを油脂或いは油状
脂肪酸等の油液に、懸濁(分散)させてカプセル内容物
としたローヤルゼリーソフトカプセルやローヤルゼリー
ハードカプセル等のローヤルゼリーカプセルは、取扱い
のし易さ、服用し易さ等の利便性に優れることから健康
食品として根強い人気がある。ところが、ローヤルゼリ
ーは甚だ不安定な物質であるために、ローヤルゼリー中
の脂質の酸化や、糖質とアミノ酸の反応(メイラード反
応)による変色を起こし易いことが知られている。従っ
てローヤルゼリーだけでなくこのローヤルゼリーをカプ
セル内容物としたローヤルゼリーカプセルも、長期保管
すると変色してしまい、商品価値を失ってしまう欠点が
あるため、現状では、保管・取扱いを低温下で行なった
り、賞味期限を通常の食品と比べて短く設定したりして
対応せざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このローヤルゼリーの
変色の欠点を補うために従来いくつかの技術が提案され
ている。例えば特公昭58-20583、特開平4-36159 等があ
る。然しながらこれらの方法はいずれも製造方法が複雑
で製造原価が上昇してしまう、副原材料を多く用いるた
めにローヤルゼリー本来の配合量が少なくなってしまう
等の欠点があって十分でない。
変色の欠点を補うために従来いくつかの技術が提案され
ている。例えば特公昭58-20583、特開平4-36159 等があ
る。然しながらこれらの方法はいずれも製造方法が複雑
で製造原価が上昇してしまう、副原材料を多く用いるた
めにローヤルゼリー本来の配合量が少なくなってしまう
等の欠点があって十分でない。
【0004】本発明の課題は、ローヤルゼリー油性懸濁
液及びローヤルゼリーカプセルにおいて、簡易且つ確実
に経時的な変色を抑制することにある。
液及びローヤルゼリーカプセルにおいて、簡易且つ確実
に経時的な変色を抑制することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ローヤルゼリーを懸濁させる油液に、化学的に安定
な固体を配合し、変色を抑制したものである。
は、ローヤルゼリーを懸濁させる油液に、化学的に安定
な固体を配合し、変色を抑制したものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載のローヤルゼリー油性懸濁液を内容物としてハードカ
プセル又はソフトカプセル等にカプセル化してなるもの
である。
載のローヤルゼリー油性懸濁液を内容物としてハードカ
プセル又はソフトカプセル等にカプセル化してなるもの
である。
【0007】
【作用】本発明の作用は必ずしも明らかではないが、ロ
ーヤルゼリーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に懸濁して
ローヤルゼリー油性懸濁液を製造する際に、化学的に安
定な固体を同時に適宜配合すると、その固体のうち粒子
径の小さいなものが、ローヤルゼリーの粒子間に入り込
むことで、水分、酸素の如くローヤルゼリーと反応し、
酸化やメイラード反応等を起こす物質や熱が直接ローヤ
ルゼリーと作用することを防ぎ、結果として酸化やメイ
ラード反応による変色を抑制するものと推察される。
ーヤルゼリーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に懸濁して
ローヤルゼリー油性懸濁液を製造する際に、化学的に安
定な固体を同時に適宜配合すると、その固体のうち粒子
径の小さいなものが、ローヤルゼリーの粒子間に入り込
むことで、水分、酸素の如くローヤルゼリーと反応し、
酸化やメイラード反応等を起こす物質や熱が直接ローヤ
ルゼリーと作用することを防ぎ、結果として酸化やメイ
ラード反応による変色を抑制するものと推察される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、油液に分散する生ロー
ヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリーに、水分、酸素、熱に
対して化学的に安定な固体で、できるだけ粒子径の小さ
なものを同時に配合したローヤルゼリー油性懸濁液及び
これを含むローヤルゼリーカプセルを製造するものであ
る。
ヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリーに、水分、酸素、熱に
対して化学的に安定な固体で、できるだけ粒子径の小さ
なものを同時に配合したローヤルゼリー油性懸濁液及び
これを含むローヤルゼリーカプセルを製造するものであ
る。
【0009】ここで、化学的に安定な固体とは、主とし
て各種食用の金属塩及び室温で固体の油脂等であり、具
体的には、(a) 炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩
化カルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウ
ム、クエン酸カルシウム、硫酸カルシウム、パントテン
酸カルシウム等のカルシウムの塩類及びこれらのカルシ
ウム塩を主成分とする牛骨粉末、魚骨粉末、卵殻粉末、
貝殻粉末、珊瑚粉末、雲丹殻粉末、乳清カルシウム等の
天然カルシウム、(b) 二酸化チタン、及び(c) 硬化油等
をいうが、これらに限定されるものではない。またこれ
らは単独で使用しても良くまたこれらの任意に選択した
2種以上を互いに組合わせて使用しても良い。
て各種食用の金属塩及び室温で固体の油脂等であり、具
体的には、(a) 炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩
化カルシウム、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウ
ム、クエン酸カルシウム、硫酸カルシウム、パントテン
酸カルシウム等のカルシウムの塩類及びこれらのカルシ
ウム塩を主成分とする牛骨粉末、魚骨粉末、卵殻粉末、
貝殻粉末、珊瑚粉末、雲丹殻粉末、乳清カルシウム等の
天然カルシウム、(b) 二酸化チタン、及び(c) 硬化油等
をいうが、これらに限定されるものではない。またこれ
らは単独で使用しても良くまたこれらの任意に選択した
2種以上を互いに組合わせて使用しても良い。
【0010】また、配合する化学的に安定な固体の粉末
粒子径は限定はされないが、平均粒子径が細かければ細
かいほどローヤルゼリーの粒子間に入り込んで変色抑制
効果が良く、平均粒子径として 200μm 以下が好まし
い。更に好ましくは20μm 以下である。
粒子径は限定はされないが、平均粒子径が細かければ細
かいほどローヤルゼリーの粒子間に入り込んで変色抑制
効果が良く、平均粒子径として 200μm 以下が好まし
い。更に好ましくは20μm 以下である。
【0011】また、化学的に安定な固体の配合量の上限
値に制限はなく、ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤ
ルゼリーカプセルのローヤルゼリー含有量、期待する効
果等を考慮して適宜決定すれば良い。但しローヤルゼリ
ーに対して、化学的に安定な固体の量が 1%未満では効
果が発現しにくい。
値に制限はなく、ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤ
ルゼリーカプセルのローヤルゼリー含有量、期待する効
果等を考慮して適宜決定すれば良い。但しローヤルゼリ
ーに対して、化学的に安定な固体の量が 1%未満では効
果が発現しにくい。
【0012】また、化学的に安定な固体は白色度が強け
れば強いほどローヤルゼリーの乳白色に近似してローヤ
ルゼリーの変色をマスキングし、ローヤルゼリーの変色
の抑制に効果的となる。
れば強いほどローヤルゼリーの乳白色に近似してローヤ
ルゼリーの変色をマスキングし、ローヤルゼリーの変色
の抑制に効果的となる。
【0013】また、本発明を実施するには、ローヤルゼ
リーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に懸濁する際に、化
学的に安定な固体を適宜配合する他は常法によってロー
ヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセルを製
造すれば良く他に何ら特別な手段を必要としない。
リーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に懸濁する際に、化
学的に安定な固体を適宜配合する他は常法によってロー
ヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセルを製
造すれば良く他に何ら特別な手段を必要としない。
【0014】また、本発明は他のローヤルゼリーの変質
防止技術や保存技術(乾燥剤、保存剤、脱酸素材等)と
併用可能である。
防止技術や保存技術(乾燥剤、保存剤、脱酸素材等)と
併用可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体的実施結果を示す。本発
明はこれらの実施例に限定されない。 (実施例1)表1の処方により、常法に従い、ローヤル
ゼリー油性懸濁液を各100gずつ製造した。この油性懸濁
液を20mlガラス製バイアル瓶に各10g ずつ入れ、冷凍庫
(−20℃)、室温(15〜25℃)、恒温槽(40℃)の各保
存条件で 1ヶ月間保存し、油性懸濁液の変色の度合いを
目視にて観察した。結果は表2に示す。
明はこれらの実施例に限定されない。 (実施例1)表1の処方により、常法に従い、ローヤル
ゼリー油性懸濁液を各100gずつ製造した。この油性懸濁
液を20mlガラス製バイアル瓶に各10g ずつ入れ、冷凍庫
(−20℃)、室温(15〜25℃)、恒温槽(40℃)の各保
存条件で 1ヶ月間保存し、油性懸濁液の変色の度合いを
目視にて観察した。結果は表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】表2の結果より本発明のローヤルゼリー油
性懸濁液は対照の油性懸濁液と比較して、着色(変色)
が少ない点で優れていた。また、本発明のローヤルゼリ
ー油性懸濁液の中では、卵殻粉末を配合したものが、配
合した直後(初期値)の色合いが、化学的に安定な固体
を配合しない対照のローヤルゼリー油性懸濁液と変わら
ず、また 1ヶ月保管後の色合いの変化が少ない点で最も
優れていた。
性懸濁液は対照の油性懸濁液と比較して、着色(変色)
が少ない点で優れていた。また、本発明のローヤルゼリ
ー油性懸濁液の中では、卵殻粉末を配合したものが、配
合した直後(初期値)の色合いが、化学的に安定な固体
を配合しない対照のローヤルゼリー油性懸濁液と変わら
ず、また 1ヶ月保管後の色合いの変化が少ない点で最も
優れていた。
【0019】(実施例2)表3の処方により常法に従
い、ローヤルゼリーソフトカプセルの内容物を各 1kgず
つ製造した。続いてゼラチン20kg、グリセリン6kg 、精
製水20kgを混合後、約70℃で加温溶解し、 真空脱泡しロ
ーヤルゼリーソフトカプセル用のカプセル皮膜剤とし
た。これらをロータリー式ソフトカプセル製造機に仕込
み、該カプセルの内容物を450mg 封入したオーバル7.5
型のローヤルゼリーソフトカプセルを製造した。続いて
このカプセルを 6号ガラス製規格瓶に各50個ずつ入れ冷
凍庫(−20℃)、恒温槽(40℃)の各保存条件下で 1ヶ
月間保存し、カプセルの変色の度合いを目視にて観察し
た。結果は表4に示す。
い、ローヤルゼリーソフトカプセルの内容物を各 1kgず
つ製造した。続いてゼラチン20kg、グリセリン6kg 、精
製水20kgを混合後、約70℃で加温溶解し、 真空脱泡しロ
ーヤルゼリーソフトカプセル用のカプセル皮膜剤とし
た。これらをロータリー式ソフトカプセル製造機に仕込
み、該カプセルの内容物を450mg 封入したオーバル7.5
型のローヤルゼリーソフトカプセルを製造した。続いて
このカプセルを 6号ガラス製規格瓶に各50個ずつ入れ冷
凍庫(−20℃)、恒温槽(40℃)の各保存条件下で 1ヶ
月間保存し、カプセルの変色の度合いを目視にて観察し
た。結果は表4に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】表4の結果より本発明による卵殻粉末を配
合したローヤルゼリーソフトカプセルは、対照のカプセ
ルと比べて、着色(変色)が少ない点で優れていた。但
し、カプセル内容液中のローヤルゼリーに対し、卵殻粉
末の配合量が 0.5%では変色防止効果が弱かった。
合したローヤルゼリーソフトカプセルは、対照のカプセ
ルと比べて、着色(変色)が少ない点で優れていた。但
し、カプセル内容液中のローヤルゼリーに対し、卵殻粉
末の配合量が 0.5%では変色防止効果が弱かった。
【0023】これにより、本発明において、化学的に安
定な固体の配合量は、ローヤルゼリーに対し 1%未満で
は変色防止効果が弱く、 1%以上とすることが好ましい
ものと認められる。
定な固体の配合量は、ローヤルゼリーに対し 1%未満で
は変色防止効果が弱く、 1%以上とすることが好ましい
ものと認められる。
【0024】(実施例3)卵殻粉末について、実施例
1、2で使用した原料(粒子径 1μm 以下の卵殻粉末
A)、粉末の平均粒子がそれより大きい原料(平均粒子
径20μm の卵殻粉末B、平均粒子径 200μm の卵殻粉末
C、平均粒子径 200μm 以上の卵殻粉末D)を使用し表
5に示した処方により常法に従い、ローヤルゼリーソフ
トカプセルの内容物を各 1kgずつ製造した。実施例2と
同様な製法で、該内容物を300mg 封入したオーバル 5型
のローヤルゼリーソフトカプセルを製造した。続いてこ
のカプセルを 6号ガラス製規格瓶に各50個ずつ入れ冷凍
庫(−20℃)、恒温槽(40℃)の各保存条件下で 1ヶ月
間保存し、冷凍保存品と40℃保存品の色合いを比較する
ことで、カプセルの変色の度合いを観察した。尚対照と
して実施例2で製造した検体(19)及び(20)を用いた。結
果は表6に示す。
1、2で使用した原料(粒子径 1μm 以下の卵殻粉末
A)、粉末の平均粒子がそれより大きい原料(平均粒子
径20μm の卵殻粉末B、平均粒子径 200μm の卵殻粉末
C、平均粒子径 200μm 以上の卵殻粉末D)を使用し表
5に示した処方により常法に従い、ローヤルゼリーソフ
トカプセルの内容物を各 1kgずつ製造した。実施例2と
同様な製法で、該内容物を300mg 封入したオーバル 5型
のローヤルゼリーソフトカプセルを製造した。続いてこ
のカプセルを 6号ガラス製規格瓶に各50個ずつ入れ冷凍
庫(−20℃)、恒温槽(40℃)の各保存条件下で 1ヶ月
間保存し、冷凍保存品と40℃保存品の色合いを比較する
ことで、カプセルの変色の度合いを観察した。尚対照と
して実施例2で製造した検体(19)及び(20)を用いた。結
果は表6に示す。
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】表6の結果より本発明に係る卵殻粉末を配
合したローヤルゼリーソフトカプセルは、配合する卵殻
粉末の粒子径にかかわらず変色防止効果が認められた。
但し粒子径が細かい卵殻粉末ほどその効果は高いことが
認められ、中でも平均粒子径が 200μm 以下、特に20μ
m 以下が効果的であった。
合したローヤルゼリーソフトカプセルは、配合する卵殻
粉末の粒子径にかかわらず変色防止効果が認められた。
但し粒子径が細かい卵殻粉末ほどその効果は高いことが
認められ、中でも平均粒子径が 200μm 以下、特に20μ
m 以下が効果的であった。
【0028】これにより、本発明において、化学的に安
定な固体の粒子径は限定されないものの、平均粒子径 2
00μm 以下が好ましく、平均粒子径20μm 以下が更に好
ましいものと認めれる。
定な固体の粒子径は限定されないものの、平均粒子径 2
00μm 以下が好ましく、平均粒子径20μm 以下が更に好
ましいものと認めれる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、生ローヤルゼリー、乾
燥ローヤルゼリーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に分散
・懸濁する際に、化学的に安定でできるだけ粒子径の小
さなものを配合するだけで、特別な工程がなくとも優れ
たローヤルゼリーの変色抑制機能を有するローヤルゼリ
ー油性懸濁液及びこれを含むローヤルゼリーカプセルを
得ることができる。
燥ローヤルゼリーを油脂又は油状脂肪酸等の油液に分散
・懸濁する際に、化学的に安定でできるだけ粒子径の小
さなものを配合するだけで、特別な工程がなくとも優れ
たローヤルゼリーの変色抑制機能を有するローヤルゼリ
ー油性懸濁液及びこれを含むローヤルゼリーカプセルを
得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ローヤルゼリーを懸濁させる油液に、化
学的に安定な固体を配合し、変色を抑制したローヤルゼ
リー油性懸濁液。 - 【請求項2】 請求項1に記載のローヤルゼリー油性懸
濁液を内容物としてカプセル化してなるローヤルゼリー
カプセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093931A JPH11266804A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093931A JPH11266804A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266804A true JPH11266804A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14096190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10093931A Withdrawn JPH11266804A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11266804A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314283A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Yawata Bussan Kk | ローヤルゼリー含有カプセル剤及びローヤルゼリー含有カプセル剤の製造方法 |
JP2006321718A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Sansho Pharmaceutical Co Ltd | 軟エキス高含有カプセル剤及びその製造方法 |
JP2009072064A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-09 | Q P Corp | 包装容器詰め野菜の製造方法および変色防止材 |
JP2012110253A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Yawata Bussan Kk | ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル |
US8414917B2 (en) | 2003-07-31 | 2013-04-09 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Chewable capsule and production method thereof |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP10093931A patent/JPH11266804A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8414917B2 (en) | 2003-07-31 | 2013-04-09 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Chewable capsule and production method thereof |
JP2006314283A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Yawata Bussan Kk | ローヤルゼリー含有カプセル剤及びローヤルゼリー含有カプセル剤の製造方法 |
JP4529047B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-08-25 | 八幡物産株式会社 | ローヤルゼリー含有カプセル剤及びローヤルゼリー含有カプセル剤の製造方法 |
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JP2012110253A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Yawata Bussan Kk | ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |