JPH11265434A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH11265434A
JPH11265434A JP10064967A JP6496798A JPH11265434A JP H11265434 A JPH11265434 A JP H11265434A JP 10064967 A JP10064967 A JP 10064967A JP 6496798 A JP6496798 A JP 6496798A JP H11265434 A JPH11265434 A JP H11265434A
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JP
Japan
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input
output
memory
address
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JP10064967A
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English (en)
Inventor
Takahito Kaneda
隆仁 金田
Manabu Araoka
学 荒岡
Shigeru Naoi
茂 直井
Yoshiki Kobayashi
小林  芳樹
Shoji Muramatsu
彰二 村松
Hisanori Suzuki
寿法 鈴木
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】関連する隣接したデータを連続的にアクセスす
る際に、データの読み出し・書き込みを操作することに
より、関連する隣接したデータ間の演算と処理データの
拡大/縮小を単純な回路構成にて高速に処理することを
目的とする。 【解決手段】複数でn個の隣接する画像データの塊が、
シリアルに自然数m組流れてくる時に、前記関連する画
像データを演算処理する画像処理装置において、前記関
連する画像データの演算処理を行うn入力演算器と、シ
リアルに流れてくる前記画像データを遅延させるn−1
段のシフトレジスタと、該シフトレジスタの各段の出力
を前記n入力演算器のn個の入力に入力することを特徴
とするカラー画像処理装置により達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、特にカラー情報であるUVデータが隣接して画像メ
モリに格納されていることを利用して、関連するUVデ
ータをρ,θデータに変換する演算を行う装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】カラーカメラから得られた映像はA/D
変換を行うことにより、輝度を示すY値と色濃度を示す
U値,V値で表されたYUV信号としてデジタル化する
ことができる。このYUV信号は、映像を輝度成分
(Y)と色差成分(U,V)で表した信号のことであ
り、一般にYUV信号では、人間の視覚は色差成分に対
する解像度特性が輝度成分に対する解像度特性に比べて
低いことを利用して、色差信号の解像度を輝度信号より
も低くしてデータを圧縮する方法が用いられる。この色
差成分の圧縮法によりYUVデータは幾つかの形式に分
かれる。例えば、水平方向に隣接する2画素の色差デー
タを同じデータとする4:2:2YUV(Y成分のデー
タ4画素分に対し、UVカラー情報は2画素分に圧縮)
や、水平,垂直方向に2×2の正方形の範囲の色差デー
タを同じデータとする4:1:1YUV(Y成分のデー
タ4画素分に対し、UVカラー情報を1画素分に圧縮)
がある。輝度信号を表すY値,色差信号を表すUV値
は、別称Y,Cr,Cb信号とも表記され、UVカラー
情報は、図2に示す2次元空間で示すことができる。ま
た、図2の2次元空間のU軸,V軸を原点を中心にそれ
ぞれ反時計回りに33°ずらしたものがYIQ方式のI
Q色空間となる。
【0003】しかし、UVの値のままでは、人間の知覚
に合わせた値として不的確である。そこで、人間の感覚
にあわせた定量的な値に変換するために、モノクロを示
す2次元空間の中心(200)を始点とし、U,V各々
の情報をUV空間に反映させた点(203)を終点とす
るベクトルの長さρ(202)とベクトルの角度θ(2
01)で表す極座標系に変換を行う必要がある。
【0004】このような座標系の変換を行うためには、
UとVの2つの値を同時に入力として演算を行う必要が
ある。そのため、隣接して画像メモリに格納されるU成
分とV成分の2つのデータを、U,Vそれぞれで異なる
画像メモリにいったん再格納し、次いで、2入力の演算
器に入力して要求する情報データに変換する方法や、U
データを取り出して一旦異なる画像メモリに格納し、次
にVデータを画像メモリから読み出すのと同時に一旦格
納したUデータを読み出して、2つ同時に演算器に入力
する方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の方法で
は、座標系を変換した後、画像の拡大縮小を行おうとす
ると、n個の隣接したデータを連続して処理する場合、
一旦処理結果を他のメモリに転送した上で、もう一度拡
大縮小のためにメモリにアクセスしなければならないた
め、処理時間がかかってしまう。
【0006】本発明では、画像メモリに格納されている
隣接したデータを連続的にアクセスする際に、読み出し
アドレスと書き込みアドレスを制御し、U,V成分デー
タの読み出して変換の演算を行う際に画像の拡大縮小処
理も行い、その演算結果を元のメモリとは異なる画像メ
モリに書き込むことで、高速に座標系変換と拡大縮小処
理を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラー画像処理装置は、複数でn個の隣接
する画像データを順次読み出して処理を行う場合、画像
データの座標系変換処理を行うn入力演算器と、シリア
ルに流れてくる画像データを遅延させるn−1段のシフ
トレジスタと、該シフトレジスタの各段の出力を前記n
入力演算器のn個の入力に入力して演算を行い、nサイ
クル毎に演算結果を出力先のメモリに書き込むためのイ
ネーブル信号を出力するアドレス制御手段を備え、x倍
に画像を拡大する場合には、n個の隣接する画像データ
をx回読み出すようにし、1/yに縮小する場合には、
(y×n)加算して次のn個の連続するデータを読み出
す入力用アドレスカウンタと、次に書き込むアドレスを
出力データn個毎に+1加算する出力用アドレスカウン
タと、nサイクル毎にイネーブル信号を出力するアドレ
ス制御手段を備える。
【0008】そして、x倍に画像を拡大する場合には、
座標系の変換処理を行うn対のデータをx回順次読み出
し、1サイクルずつ遅延させて演算器に入力し、演算器
からの出力のうち、n回毎に出力される有効な処理結果
をイネーブル信号に基づいてメモリに格納する。また、
1/y倍に画像を縮小する場合は、座標系の変換処理を
行うn対のデータを(y−1)組おきに順次読み出して
演算器に入力し変換処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明によるカラー画像処理
装置の実施例を図を用いて説明する。
【0010】図1に、UVデータからρ,θへの変換を
行うカラー画像処理装置の構成を示す。このカラー画像
処理装置は、画像メモリ#0(301)に格納されてい
るUVデータを、UVデータからρデータに変換する演
算器(330)により変換したρデータを、画像メモリ
#1(302)に格納する場合を示している。
【0011】画像メモリ#0(301)には、4:2:
2YUVカラー映像から取り出したUVカラー情報がU
1,V1(340),U2,V2(341)のように、
関連する2つのデータが4組隣り合う状態で格納されて
いる。このデータを順次U1,V1,U2,V2と連続
してアクセスし、経路1(380),経路2(351)に
データを転送する。経路2には、データ転送のタイミン
グを1クロック分遅らせるためのディレイ回路(32
0)がある。このため2入力1出力の演算器(330)
の入力として、最初はU1と不定データ(360)、次
にV1とU1(361)、そしてU2とV1(362)
がそれぞれ同期して入力される。入力されたUVデータ
に対して変換処理が行われた後、演算器(330)から
出力データρ(370)が出力される。その際、演算器
(330)がパイプライン処理を行った出力データ(3
70)として、必要なデータ(有効なデータ)と不必要
なデータ(無効なデータ)が交互に出力される。この
中、必要なデータのみを画像メモリ#1(302)に格
納するため、アドレス制御回路(310)の出力メモリ
用アドレスカウンタにて画像メモリ#1(302)のア
ドレスカウンタのクロックをデータ伝送クロックの1/
2に分周するか、若しくは、画像メモリ#1(302)
に対するライトイネーブル信号の制御を行い、出力デー
タを1つおきに画像メモリ#1(302)に格納する。
これにより、データの読み出しから、演算、書き込みま
で1パスの処理にて高速にパイプライン処理を実行でき
る。
【0012】図4は、入力メモリ用アドレスカウンタの
回路構成を示した図である。レジスタとして、続けて読
み出すデータの組数を格納するデータ組数レジスタ(4
08),一組当たりのデータの個数を格納するデータ個
数レジスタ(402),データ出力時の拡大/縮小処理
を識別するための拡大/縮小設定レジスタ(407),
拡大処理を行う際の倍率を格納するx倍レジスタ(40
1)、また、縮小処理を行う場合の縮小率を格納する1
/yレジスタ(406),処理の起動を指示する起動レ
ジスタ(409)がある。拡大/縮小設定レジスタ(4
07)には、拡大処理の場合には1が、縮小処理の場合
には0が設定される。また、入力メモリ#0用のアドレ
スカウンタ(アップカウンタ)(410),入力用の初
期アドレス値(405),(データ個数×倍率)毎のダ
ウンカウンタである(n*x)カウンタ(404),デー
タ個数毎のダウンカウンタである(n)カウンタ(40
3),映像をx倍する時のデータの総数ダウンカウンタ
である(m*n*x)カウンタ(411),(データ個
数×(倍率−1))毎のダウンカウンタである(n*
(x−1))カウンタ(412),(個数×2)毎のダウン
カウンタである(n*2)カウンタ(413),1/yに
する時のデータ総数ダウンカウンタである(m/y*
n)カウンタ(418),入力用の(データ個数−1)
毎のアップカウンタである(n−1)カウンタ(41
7)がある。更に、データ転送と同期してアドレスカウ
ンタ(410)を動作させる動作クロック(415)が
ある。入力メモリ用アドレスカウンタ(400)では、
入力用アドレス(414)と拡大/縮小処理時の有効デ
ータを示すイネーブル信号(416)が出力される。
【0013】(n)カウンタ(403),(n*x)カ
ウンタ(404)は動作クロック(415)によってダ
ウンカウントされる。初期アドレス値(405),(m
*n*x)カウンタ(411),(n*(x−1))カ
ウンタ(412),(n*2)カウンタ(413),
(n−1)カウンタ(417)、は、set 端子が1の場
合に、入力端子の値がセットされ、動作クロック(41
5)に従いカウントが行われる。各セレクタ(SEL)
は制御端子の信号が0の場合には、入力端子0の信号が
選択され、制御端子から1が入力されると入力端子1の
信号が選択される。
【0014】まず、2倍拡大の処理を行う場合を例に説
明する。また、この時のタイミングチャートを図6に示
す。初期値として、x倍レジスタ(401)には2、デ
ータ個数レジスタ(402)には2、データ組数レジス
タ(408)には4が設定され、(n*x)カウンタ
(404)には4、(m*n*x)カウンタ(411)
には16、(n*(x−1))カウンタ(412)には
2、(n*2)カウンタ(413)には4が設定され
る。また、初期値としてアドレスカウンタ(410)の値
である0が初期アドレス値(405)にセットされる。
入力メモリ用アドレスカウンタ(400)では、アドレス
カウンタ(410)が動作クロック(415)によってカ
ウントアップされ、そのカウント値が信号線414によ
りアドレスとして入力用の画像メモリ#0(301)に
出力される。その後、アドレスカウンタ(410)が1
になった時、次のクロックでアドレスカウンタに初期ア
ドレス値の0がセットされる。そして更にカウントアッ
プされ、再び1になった時、初期アドレスはセットされ
ず、アドレスカウンタ(410)はカウントを続けて2
になる。そして、初期アドレス値(405)には、(n
*x)カウンタ(404)の値が0になるタイミングでア
ドレスカウンタ(410)の値がセットされ、2が設定
される。この時のセレクタ(420)の動作は、まず
(n*(x−1))カウンタ(412)に最初設定され
ていた値2がカウントダウンされて0になった時に、セ
レクタ制御信号(421)が1となってセレクタ(42
0)の入力端子1の値がセレクトされ、初期アドレス値
(405)の値がアドレスカウンタ(410)に入力さ
れる。次に、(n*(x−1))カウンタ(412)が
0になると、(n*2)カウンタ(413)のset 端子
が1になり、図示されていない信号線により(n*2)
の値である4がセットされ、動作クロック(415)に
従いダウンカウントを始める。その際、(n*(x−
1))カウンタ(412)を0以外の値にプリセットして
おく。(n*2)カウンタ(413)が0になった時、
セレクタ(420)の入力端子1側が選択され、次の初
期アドレスにある値がアドレスカウンタ(410)に設
定される。
【0015】次に、1/2縮小の処理を行う場合を例に
説明する。この時のタイミングチャートを図7に示す。
縮小率を記憶する1/yレジスタ(406)には2、デ
ータ個数レジスタ(402)には2、(データ個数−
1)をダウンカウントする(n−1)カウンタ(41
7)には1、1/yにする時の(m/y*n)カウンタ
(418)には4、他のレジスタは2倍に拡大する処理
の時と同様の値が設定される。また、初期値としてアド
レスカウンタ(410)の値0が初期アドレス値(40
5)にセットされる。入力メモリ用アドレスカウンタ
(400)では、アドレスカウンタ(410)が動作ク
ロック(415)にてカウントアップし、そのアドレス
カウンタ(410)が指すアドレスのデータが画像メモ
リ#0から出力される。その後、アドレスカウンタ(4
10)が1になった時、次のクロックでアドレスカウン
タ(410)には、読み飛ばすデータ数である縮小率2
とデータ個数2との乗算値の4が初期アドレス値0に加
算された値の4がセットされ、アドレスは4からカウン
トを続ける。セレクタ(420)の動作は、制御端子の
入力が拡大/縮小設定レジスタ(407)に設定された
値0であるため、入力端子0の値が選択されることにな
り、(n−1)カウンタ(417)によってn−1クロ
ックおきにカウント結果が出力され、データの組毎に初
期アドレス値(405)の値をアドレスカウンタに設定
する。
【0016】図5は、出力メモリ用アドレスカウンタ
(500)の回路構成を示した図である。レジスタとし
て、演算段数設定レジスタ(501),出力メモリ用ア
ドレスカウンタ(アップカウンタ)(530),出力用
の初期アドレス値(521),出力用の(データ個数−
1)ダウンカウンタである(n−1)カウンタ(50
3),演算段数遅延シフトレジスタ(502)がある。
データ転送と同期でカウンタを動作させる動作クロック
(415),起動レジスタ(409),データ個数レジ
スタ(402)は、入力メモリ用アドレスカウンタ(4
00)と共通である。出力用の画像メモリ#1(30
2)へのデータの書き込みアドレス制御は、基本的に拡
大/縮小共に同様の処理を行う。アドレスカウンタ(5
30)は入力メモリ用アドレスカウンタ(400)から
転送される有効データのイネーブル信号(416)を、
パイプライン処理を行う演算器(330)の遅延段数を
示す演算器段数設定レジスタ(501)の値で指定され
たクロック分遅延させる演算段数遅延シフトレジスタ
(502)の出力する信号を用いて動作する。出力メモ
リ用のアドレスカウンタ(530)とセレクタ(51
0)の動作は、まず、起動レジスタ(409)に1が設
定されて起動がかかった時に初期アドレス値(521)
に初期アドレスがセットされる。そして、セレクタ(5
10)の制御端子set に起動ビットが入力されて、初期
アドレス値(521)からの値が選択され、アドレスカ
ウンタ(530)に出力用の画像メモリ#1の初期アド
レスがセットされる。次に(n−1)カウンタ(50
3)からは、データ個数−1クロックおきに1が出力さ
れる。演算段数遅延シフトレジスタ(502)により遅
延された有効データのイネーブル信号(416)は、
(n−1)カウンタ(503)の出力とANDが取られ
てセレクタの制御端子に入力される。セレクタの制御端
子の値が、1の時にはアドレスカウンタの値に1加算し
た値を再びアドレスカウンタ(530)に設定し、0の
時には同じ値をアドレスカウンタ(530)に再度保持
する事になる。これにより、動作クロックの1/nに分
周した周波数で出力メモリ用アドレスカウンタ(50
0)は動作する。また、出力メモリ用アドレスカウンタ
(500)では、動作クロックのnクロックごとにアド
レスカウンタ(530)がアップされ、書き込みは有効
データが演算器から出力されたときのみ行われる。そこ
で、演算段数遅延シフトレジスタ(502)により遅延
された有効データのイネーブル信号(416)と(n−
1)カウンタ(503)の出力とのANDをとった信号
(532)が書き込みの有効データを示す信号となり、
出力用の画像メモリ#1(302)へのデータイネーブ
ル信号として使用される。
【0017】以上のように入力メモリ用アドレスカウン
タ(400)と出力メモリ用アドレスカウンタ(500)
により、拡大縮小無しの場合は画像メモリ#0(301)
から連続アクセスにて読み出し、演算後の有効データの
みを画像メモリ#1(302)に格納する。なおこの場
合、演算処理したデータを全てそのまま格納し、無効デ
ータを有効データの補間データとして得ることも可能で
ある。
【0018】出力画像を1/y倍にする処理では、画像
メモリ#0(301)のデータをアドレス制御回路(3
10)によって、関連するデータをy個ずつ飛ばして読
み出して演算処理をする。これにより得られたデータ
は、縮小処理を行わない場合のデータをy組ずつ間引い
たものとなり、元のデータに対し解像度が1/y倍とな
る。
【0019】また出力画像をx倍にする処理では、画像
メモリ#0(301)のデータをアドレス制御回路(3
10)によって、関連するデータをx回ずつ読み出して
演算処理をする。従って、演算処理された同じ値のデー
タがx組出力され、これにより映像をx倍に拡大した映
像データを得ることができる。
【0020】以上より、画像メモリのアドレスを操作し
て、データの読み出し回数を増やして処理したデータを
そのまま書き込めば、拡大した映像データに変換するこ
とができ、また幾つかの組毎に飛ばしてデータの読み出
しを行い、処理したデータを書き込めば、縮小した映像
データをパイプライン処理にて得ることができる。ま
た、演算器によりρ変換やθ変換などのデータ変換を同
時に行うことができる。なお、画像メモリ内に関連する
連続したn個のデータがm組ある場合、図1のディレイ
回路320に加えて、関連するデータの数n−1個分の
ディレイ回路を追加し、1つずつ遅延させた画像メモリ
からの各データをそれぞれn入力の演算器に入力するこ
とで、簡単に拡張することができる。この場合、画像メ
モリ#0に格納されているn個の関連したデータは、順
次連続的に読み出され、これらディレイ回路に転送され
て1段毎にデータの転送1クロック分遅延させたデータ
がそれぞれn入力の演算器に入力される。その後、演算
されたデータは、画像メモリ#1に連続して転送され格
納されることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、関連する隣接した画像
データを処理する際に、関連ある隣接したデータを連続
して読み出して演算を行う際に、データの読み出し,書
き込みアドレスを制御することにより、変換処理と同時
に画像データの拡大/縮小を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体構成図である。
【図2】YUV表色系におけるUV空間を示す概念図で
ある。
【図3】本発明の一実施例における入力メモリ用アドレ
スカウンタの図である。
【図4】本発明の一実施例における出力メモリ用アドレ
スカウンタの図である。
【図5】本発明の一実施例における2倍拡大時のタイミ
ングチャートである。
【図6】本発明の一実施例における1/2縮小時のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
200…UV空間における中心座標点、201…UV空
間における基準値からの角度θ、202…UV空間にお
ける基準点からのベクトルρ、203…UV空間におけ
る中心座標点、300…処理装置、301…画像メモリ
#0、302…画像メモリ#1、320…ディレイ回
路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 Z (72)発明者 荒岡 学 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 直井 茂 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 小林 芳樹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 村松 彰二 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 鈴木 寿法 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリに格納された隣接するn個の画像デ
    ータをm組逐次読み出して演算処理する画像処理装置に
    おいて、 前記n個の画像データの演算処理を行うn入力演算器
    と、 逐次読み出された画像データを遅延させるn−1段の遅
    延手段と、該遅延手段の各段の出力を前記n入力演算器
    のn−1の入力とし、 nサイクル毎にイネーブル信号を出力するアドレス制御
    手段を備え、 前記メモリは、データを格納するための入力用メモリ
    と、演算結果を格納する出力用メモリとから構成され、 該入力用メモリからn個の連続するデータをx回読み出
    すようにした入力用アドレスカウンタと、 前記n入力演算器の出力データを該出力用メモリに書き
    込むアドレスを、該n入力演算器の有効な出力データ
    を、前記イネーブル信号に基づきx回書き込むようにし
    た出力用アドレスカウンタとを有するアドレス制御回路
    を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】メモリに格納された隣接するn個の画像デ
    ータをm組逐次読み出して演算処理する画像処理装置に
    おいて、 前記n個の画像データの演算処理を行うn入力演算器
    と、 逐次読み出された画像データを遅延させるn−1段の遅
    延手段と、該遅延手段の各段の出力を前記n入力演算器
    のn−1の入力とし、 nサイクル毎にイネーブル信号を出力するアドレス制御
    手段を備え、 前記メモリは、データを格納するための入力用メモリ
    と、演算結果を格納する出力用メモリとから構成され、 該入力用メモリからn個の連続するデータを読み出した
    後、次に読み出すアドレスの値を(y×n)加算したア
    ドレスからn個の連続するデータを読み出すようにした
    入力用アドレスカウンタと、 前記n入力演算器の出力データを該出力用メモリに書き
    込むアドレスを、該n入力演算器の有効な出力データを
    書き込んだ後、次に書き込むアドレスを出力データ(x
    +1)個ごとに1加算し、次の該n入力演算器の出力デ
    ータを書き込むようにした出力用アドレスカウンタとを
    有するアドレス制御回路を備えることを特徴とするカラ
    ー画像処理装置。
JP10064967A 1998-03-16 1998-03-16 カラー画像処理装置 Pending JPH11265434A (ja)

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