JPH1126539A - 半導体製造装置、及び該装置に於ける基板位置ずれ修正方法 - Google Patents

半導体製造装置、及び該装置に於ける基板位置ずれ修正方法

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JPH1126539A
JPH1126539A JP19477597A JP19477597A JPH1126539A JP H1126539 A JPH1126539 A JP H1126539A JP 19477597 A JP19477597 A JP 19477597A JP 19477597 A JP19477597 A JP 19477597A JP H1126539 A JPH1126539 A JP H1126539A
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wafer
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semiconductor manufacturing
projector
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JP19477597A
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Inventor
Takeshi Sugimoto
毅 杉本
Hisashi Yoshida
久志 吉田
Kazuto Ikeda
和人 池田
Shinichiro Watabiki
真一郎 綿引
Yuji Yoshida
祐治 吉田
Shuji Yonemitsu
修司 米満
Hideo Shimura
日出男 志村
Yukinori Yuya
幸則 油谷
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被処理基板搬送の際の被処理基板の位置ずれを
発見し、被処理基板の品質及びスループットの向上を図
る。 【解決手段】基板搬送用ロボット13と、該基板搬送用
ロボットに対峙して設けられた反応室2と、基板収納室
4とを少なくとも具備し、前記基板収納室から反応室に
至る搬送経路途中の少なくとも一箇所に基板位置ずれ検
出装置22を設ける様に構成し、投射器から投射された
前記検出媒体が基板7に遮られることで、該基板が位置
ずれの状態で載置されていることを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置、及
び半導体製造装置に於いてウェーハ等被処理基板の位置
ずれを検出する基板位置ずれ修正方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置はウェーハ等被処理基板
に種々の薄膜を生成し、或はエッチング等を行い、被処
理基板に多数の半導体素子を形成するものである。
【0003】半導体製造装置には、多数の被処理基板を
一度に処理するバッチ式のものと、被処理基板を1枚或
は複数枚ずつ処理する枚葉式のものとがあるが、近年、
製品品質の向上、多種少量生産の要請等から枚葉式の半
導体製造装置が普及している。
【0004】以下、図13〜図16に於いて従来の枚葉
式の半導体製造装置について説明する。
【0005】図中、1は搬送室であり、該搬送室1の一
方の側面には反応室2が第1ゲートバルブ3を介して気
密に連設され、前記一方の側面に対峙する前記搬送室1
の他方の側面にはウェーハ収納室4が第2ゲートバルブ
5を介して気密に連設されている。前記ウェーハ収納室
4の反搬送室1側側面には第3ゲートバルブ6が気密に
設けられ、該第3ゲートバルブ6を通し、外部から前記
ウェーハ収納室4に被処理基板であるウェーハ7が搬入
搬出される。
【0006】前記ウェーハ収納室4には前記ウェーハ7
を水平姿勢で多段に収納するウェーハ棚8が設けられて
いる。該ウェーハ棚8は底板9上に立設された複数の支
柱10と、該各支柱10に鉛直方向に等間隔で多段に水
平に固着された爪11と、前記支柱10の上端に掛渡っ
て固着された天板12とで構成され、前記ウェーハ7は
前記爪11上に載置される。
【0007】前記搬送室1には基板搬送用ロボット13
が設けられている。該基板搬送用ロボット13は前記搬
送室1の底板に設けられた搬送モータ14と、該搬送モ
ータ14に取付けられた搬送アーム15で構成されてい
る。該搬送アーム15は3節アームであり、前記搬送モ
ータ14の駆動により回転、伸縮可能且昇降可能となっ
ている。又、前記搬送アーム15の第3節は前記ウェー
ハ7を載置するツィーザ16となっており、該ツィーザ
16は先端が二股のフォーク状を成している。
【0008】前記反応室2には基板加熱用ヒータ(図示
せず)が設けられていると共に薄膜生成用の反応ガス導
入装置、排気装置(いずれも図示せず)が連通されてい
る。前記反応室2内には前記ウェーハ7が載置される載
置台(図示せず)が設けられている。
【0009】外部搬送装置17により外部の図示しない
ウェーハカセットから前記第3ゲートバルブ6を通し
て、前記ウェーハ7が前記ウェーハ収納室4内に搬入さ
れ、前記ウェーハ棚8の前記爪11上に載置される。
【0010】前記搬送モータ14を駆動し、前記搬送ア
ーム15を回転、伸縮させ、前記第2ゲートバルブ5を
通して前記ウェーハ収納室4内に前記ツィーザ16を挿
入する。該ツィーザ16を若干上昇させ、前記ウェーハ
棚8の前記爪11上の前記ウェーハ7を前記ツィーザ1
6上に受載し、前記ツィーザ16を後退させ、前記搬送
室1内に搬出する。
【0011】前記第1ゲートバルブ3を開放し、前記搬
送モータ14を駆動し、前記搬送アーム15を回転、伸
縮し、前記ウェーハ7を受載した状態の前記ツィーザ1
6を前記反応室2内に挿入する。前記搬送モータ14の
駆動により前記搬送アーム15を若干下降させ、前記ウ
ェーハ7を前記載置台(図示せず)に載置する。
【0012】前記搬送モータ14を駆動し、前記搬送ア
ーム15を後退させ、前記ツィーザ16を前記搬送室1
内に移動させる。前記第1ゲートバルブ3を閉塞し、前
記反応室2内に反応ガスを導入しつつ、該反応室2内を
加熱し、前記ウェーハ7に薄膜を生成する。
【0013】成膜処理が完了すると、前記反応室2内を
排気し、前記第1ゲートバルブ3を開放し、前記搬送モ
ータ14を駆動して、前記搬送アーム15を伸縮し、前
記ツィーザ16を前記反応室2内に挿入する。前記搬送
モータ14の駆動により、前記搬送アーム15を若干上
昇させ、前記ウェーハ7を前記ツィーザ16上に受載
し、前記搬送アーム15を後退させ、前記ウェーハ7を
前記反応室2から搬出する。搬出した前記ウェーハ7は
前述した作動と逆の作動により、前記ウェーハ収納室4
を介して外部に搬出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
製造装置に於いては、外部と前記ウェーハ収納室4との
間、該ウェーハ収納室4と前記反応室2との間で前記ウ
ェーハ7の搬出入を行う際に、前記ウェーハ7が位置ず
れしても発見をすることができなかった。その為、前記
反応室2内の前記載置台(図示せず)に位置ずれして載
置された状態で成膜処理され、前記ウェーハ7の膜厚が
均一とならず、前記ウェーハ7の品質に悪影響を与えて
いた。又、該ウェーハ7が前記ウェーハ棚8等に衝突し
て破損し、破損片が広範囲に飛散し、半導体製造装置内
の清浄な雰囲気を汚染すると共にその都度装置が停止
し、復旧に長時間を要し、スループットの向上が図れな
いという問題があった。
【0015】本発明は斯かる実情に鑑み、ウェーハ搬送
の際のウェーハの位置ずれを発見し、位置ずれ状態でウ
ェーハが搬送、処理されることを防止すると共にウェー
ハの破損を防止し、ウェーハの品質及びスループットの
向上を図ろうとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板搬送用ロ
ボットと、該基板搬送用ロボットに対峙して設けられた
反応室と、基板収納室とを少なくとも具備し、該基板収
納室から前記反応室に至る搬送経路途中の少なくとも一
箇所に基板位置ずれ検出装置を設けた半導体製造装置に
係り、又、前記基板位置ずれ検出装置が、前記基板収納
室に設けられ、基板収納状態を検知する半導体製造装置
に係り、又、前記基板位置ずれ検出装置が、前記基板搬
送用ロボットにより搬送される基板の搬送途中に設けら
れた半導体製造装置に係り、又、前記基板位置ずれ検出
装置が、検出媒体を投射する投射器と検出媒体を受取る
媒体受感器とで一対を成すセンサを有し、前記投射器と
前記媒体受感器が検出対象基板の上下に対向して設けら
れ、検出媒体投射軸が前記検出対象基板の外周縁近傍に
位置する様、前記センサを配置した半導体製造装置に係
り、又、前記投射器が投光器であり、前記媒体受感器が
受光器であり、前記投光器の光軸が正規位置の基板の周
縁近傍を通過する半導体製造装置に係り、又、前記投射
器が所要の断面積を有する光束を投射し、前記媒体受感
器が面状受光器であり、前記光束の一部が正規位置の基
板により遮蔽される半導体製造装置に係り、前記投射器
から投射された前記検出媒体が前記基板に遮られ、該基
板が位置ずれの状態で載置されていることを検出する。
更に又、基板を中継する基板収納室と、基板を搬送する
搬送手段と、基板搬送経路途中の少なくとも一箇所に設
けられた基板位置ずれ検出装置とを有し、該基板位置ず
れ検出装置により前記基板の位置ずれが検出された場
合、前記基板搬送手段が次の搬送動作を開始する前に前
記基板を搬送元に戻し、その後再度搬送動作をやり直す
半導体製造装置に於ける基板位置ずれ修正方法に係り、
前記位置ずれ検出装置により前記基板の位置ずれを検出
し、前記基板搬送手段が次の搬送動作を開始する前に前
記基板を搬送元に戻し、その後再度搬送動作をやり直
す。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。尚、図1〜図12中、図13〜
図16と同等のものには同符号を付し説明は省略する。
【0018】先ず、図1に於いて基板位置ずれ検出装置
が設けられた搬送室1を説明する。
【0019】該搬送室1の内部には図示しないセンサ固
定部材を介し第1センサ22が設けられ、該第1センサ
22は第1投光器22aと第1受光器22bで一対を成
し、複数対(図示では4対)設けられている。前記第1
投光器22aはツィーザ16の上方に配設され、前記第
1受光器22bは前記ツィーザ16の下方に配設され、
前記第1投光器22aから前記第1受光器22bに至る
各検出光の投射軸である第1光軸23は前記ツィーザ1
6に受載されたウェーハ7に対して交差する方向となっ
ている。
【0020】前記各第1光軸23は、前記ツィーザ16
が前記第1ゲートバルブ3に正対した位置で前記ツィー
ザ16に載置した前記ウェーハ7の外周より僅かに外側
且該ウェーハ7と同心の円周を4等分した位置を通過す
る様になっている。
【0021】次に、図2、図3に於いて基板位置ずれ検
出装置が設けられたウェーハ収納室4を説明する。
【0022】該ウェーハ収納室4内には図示しないセン
サ固定部材を介し第2センサ24が設けられ、該第2セ
ンサ24は第2投光器24aと第2受光器24bで一対
を成し、複数対(図示では4対)設けられている。前記
第2投光器24aは天井下面に配設され、前記第2受光
器24bは床上面に配設され、前記第2投光器24aか
ら前記第2受光器24bに至る各検出光の投射軸である
第2光軸25は前記ウェーハ収納室4に収納された前記
ウェーハ7に対して交差する方向となっている。
【0023】前記各第2光軸25はウェーハ棚8に正し
く載置された前記ウェーハ7の外周より僅かに外側且該
ウェーハ7と同心の円周を4等分した位置を通過する様
になっている。
【0024】次に、図8に於いて搬送制御機器を説明す
る。
【0025】前記第1受光器22bは第1信号増幅器2
6を経由し、又、前記第2受光器24bは第2信号増幅
器27を経由し、それぞれ機構部コントローラ28と電
気的に接続され、前記第1受光器22b、前記第2受光
器24bからの信号は前記第1信号増幅器26、前記第
2信号増幅器27により増幅された後、前記機構部コン
トローラ28に送信される。又、該機構部コントローラ
28は第1モータ制御部29を経由して搬送モータ14
と電気的に接続されると共に第2モータ制御部30を経
由して外部搬送装置17と電気的に接続されている。
【0026】以下、作動を説明する。
【0027】第3ゲートバルブ6を介して外部搬送装置
17により搬送元である外部の図示しないウェーハカセ
ットから前記ウェーハ7が前記ウェーハ収納室4内に搬
入され、前記ウェーハ棚8の爪11上に載置される。
【0028】前記ウェーハ7が載置された直後に該ウェ
ーハ7の位置ずれ検出が行われ、該ウェーハ7の前記ウ
ェーハ棚8に対する位置ずれの有無は前記第2投光器2
4aからの検出光が前記ウェーハ7により遮られたかど
うかにより判断される。即ち、前記ウェーハ7が位置ず
れなく載置されている場合は、前記第2投光器24aか
らの検出光が前記第2受光器24bに到達し、該第2受
光器24bからの受光信号が前記第2信号増幅器27を
介して前記機構部コントローラ28に入力される。該機
構部コントローラ28は前記第2信号増幅器27からの
信号に基き、位置ずれ無しの判断をし、継続して搬送動
作が行われる。前記ウェーハ7が位置ずれした状態で載
置されている場合には、前記第2投光器24aからの検
出光が前記ウェーハ7に遮られ、前記第2受光器24b
に到達せず、前記機構部コントローラ28が位置ずれ有
りの判断をする。該機構部コントローラ28は前記第2
モータ制御部30を介して前記外部搬送装置17を停止
させ、搬送動作を中断させる。
【0029】前記ウェーハ7の位置ずれ有りの判定があ
った場合、次のウェーハ搬送は行わず、前記外部搬送装
置17は位置ずれの状態の前記ウェーハ7を前記ウェー
ハ棚8から引出し、前記ウェーハカセット(図示せず)
に装填し直し、前記外部搬送装置17のレベルを調整し
た後、図7に示す様に、再び前記ウェーハ7を前記ウェ
ーハ棚8の所要位置に載置し直す。従って、前記ウェー
ハ7の位置ずれを早期に検出し、所要位置に位置ずれ無
く、前記ウェーハ7を載置し直すことができる。
【0030】搬送モータ14を駆動し、搬送アーム15
を回転、伸縮させ、第2ゲートバルブ5を通して前記ウ
ェーハ収納室4内に前記ツィーザ16を挿入し、前記搬
送アーム15を介してツィーザ16を若干上昇させ、前
記ウェーハ棚8の前記爪11上の前記ウェーハ7を前記
ツィーザ16上に受載し、前記搬送室1内に搬送する。
該搬送室1から前記反応室2への搬送過程に於いて前記
ウェーハ7の位置ずれ検出が行われる。即ち、前記ツィ
ーザ16が前記第1ゲートバルブ3に正対した時点で、
前記第1投光器22aからの検出光が前記ウェーハ7に
より遮られたかどうかにより、前記ツィーザ16上の前
記ウェーハ7の位置ずれの有無が判断される。前記ツィ
ーザ16上に前記ウェーハ7が位置ずれなく載置されて
いる場合は、前記第1投光器22aからの検出光が前記
第1受光器22bに到達し、該第1受光器22bから受
光信号が前記第1信号増幅器26を介して前記機構部コ
ントローラ28に入力される。該機構部コントローラ2
8は前記第1信号増幅器26からの信号に基き、位置ず
れ無しの判断をし、継続して搬送動作が行われる。
【0031】前記ツィーザ16上に前記ウェーハ7が位
置ずれした状態で載置されている場合には、前記第1投
光器22aからの検出光が前記ウェーハ7に遮られ、前
記第1受光器22bに到達せず、前記機構部コントロー
ラ28が位置ずれ有りの判断をする。該機構部コントロ
ーラ28は前記第1モータ制御部29を介して前記搬送
モータ14を停止させ、搬送動作を中断させると共に前
記ウェーハ7を前記ウェーハ棚8に戻し、再度前記ツィ
ーザ16上に前記ウェーハ7を載置し直す。
【0032】従って、前記ウェーハ7が成膜処理される
前に位置ずれを発見でき、前記反応室2内の載置台(図
示せず)にずれて載置され前記ウェーハ7の膜質が不均
一となるのを防ぐことができる。
【0033】前記第1ゲートバルブ3を開放し、前記搬
送モータ14を駆動し、前記搬送アーム15を回転、伸
縮し、前記ウェーハ7を受載した状態の前記ツィーザ1
6を前記反応室2内に挿入する。前記搬送モータ14の
駆動により前記搬送アーム15を若干下降させ、前記ウ
ェーハ7を前記載置台(図示せず)に載置する。
【0034】前記搬送モータ14を駆動し、前記搬送ア
ーム15を後退させ、前記ツィーザ16を前記搬送室1
内に移動させる。前記第1ゲートバルブ3を閉塞し、前
記反応室2内を加熱し、該反応室2内に反応ガスを導入
しつつ、前記ウェーハ7に薄膜を生成する。
【0035】成膜処理が完了すると、前記反応室2内を
排気し、前記第1ゲートバルブ3を開放し、前記搬送モ
ータ14を駆動して、前記搬送アーム15を伸縮し、前
記ツィーザ16を前記反応室2内に挿入する。前記搬送
モータ14の駆動により前記搬送アーム15を若干上昇
させ、前記ウェーハ7を前記ツィーザ16上に受載す
る。前記搬送アーム15を後退させ、前記ウェーハ7を
前記反応室2から搬出する。搬出したウェーハ7は、前
述した作動と逆の作動により、前記ウェーハ収納室4を
介して外部に搬出する。
【0036】尚、上記実施の形態に於いて、前記第1セ
ンサ22、前記第2センサ24は4対ずつ配設されてい
るが、3対又は5対以上であってもよく、又、図9に示
す様に前記ウェーハ7の搬出入方向に沿って該ウェーハ
7を挾んで前後に2対設けてもよい。この場合、該ウェ
ーハ7の前後方向のずれを検出することができる。
【0037】次に、図10、図11に於いて他の基板位
置ずれ検出装置を設けたウェーハ収納室4を説明する。
【0038】該ウェーハ収納室4の内部には図示しない
センサ固定部材を介し面状センサ31が設けられてい
る。該面状センサ31は第3投光器31aと第3受光器
31bで一対を成し、前記第3投光器31aは天井下面
に配設され、前記第3受光器31bは床上面に配設さ
れ、複数対(図示では2対)設けられている。前記第3
受光器31bは多数の受光素子(図示せず)が平面的に
規則正しく配列され構成され、平面的に矩形を成し、各
受光素子がそれぞれ受光信号を発するものであり、前記
第3投光器31aは前記第3受光器31bに光束32或
は平行光線を発し、該光束32或は平行光線は前記ウェ
ーハ収納室4に正しく載置された前記ウェーハ7に一部
を遮られる様になっている。
【0039】該実施の形態に於ける半導体製造装置に於
いても、前述した場合と同様の手順及び方法で搬送が行
われる。
【0040】前記ウェーハ7を外部の前記ウェーハカセ
ット(図示せず)と前記ウェーハ棚8との間で搬送する
際、前記面状センサ31のスイッチは常時オンとする。
前記第3受光器31bは、前記第3投光器31aから投
射された前記光束32或は平行光線の内、前記ウェーハ
棚8上の前記ウェーハ7に遮られずに前記第3受光器3
1bに到達した検出光のパターンを認識することによ
り、前記ウェーハ7の外周部分の形状を認識する。従っ
て、前記ウェーハ棚8に前記ウェーハ7が位置ずれの状
態で載置された場合には、前記第3投光器31aから投
射され、前記第3受光器31bに到達した前記検出光の
パターンと事前に認識している検出光のパターンとの相
違を検出し、前記ウェーハ7の位置ずれ有りの判定がな
される。
【0041】尚、上記実施の形態に於いては、前記面状
センサ31が2対配設されているが、1対又は3対以上
であってもよい。又、前記面状センサ31は前記ウェー
ハ収納室4内に設けられているが、前記搬送室1内の前
記ツィーザ16上の前記ウェーハ7の位置ずれを検出す
るセンサとしても使用できるのは勿論である。更に、面
状センサに限らず、多数のセンサを1列に配列したライ
ンセンサでもよく、又、CCD(charge cou
pled device)センサであってもよい。
【0042】又、上記実施の形態に於いては、前記ウェ
ーハ収納室4には前記ウェーハ7の搬出入用として対向
する2側面に前記第2ゲートバルブ5、前記第3ゲート
バルブ6が設けられているが、図12に示す様に前記ウ
ェーハ収納室4の4側面全てが前記ウェーハ7の搬出入
用として使用されていてもよい。又、センサの検出媒体
として光を用いたが超音波でもよく、又、検出形式とし
て透過式でなく、反射式であってもよい。又、検出対象
基板としてはウェーハに限らずガラス基板等各種基板に
実施可能であることは勿論である。更に、光軸は鉛直で
なく傾けてもよい。更に又、前記第1センサ22が設け
られている位置は前記ウェーハ7の搬送経路途中の適宜
な箇所でよく、例えば前記ツィーザ16が前記第2ゲー
トバルブ5に正対する位置であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、被処理
基板を搬送する際、被処理基板が位置ずれしても、早期
に発見することができ、被処理基板が棚等に衝突して破
損するのを未然に防止でき、更に被処理基板の搬送途
中、或は搬送直後に位置ずれを検出できるので、位置ず
れしたウェーハを別途検出する機構を設ける必要がな
く、又、位置ずれ検出後、直に位置ずれ修正を行うので
半導体製造装置を停止させる必要がなく、スループット
の向上を図ることが可能となる。
【0044】又、位置ずれして載置された状態で、成膜
処理等の各種処理が行われることがない為、被処理基板
の膜厚等が均一となり、製品品質が向上する等種々の優
れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】該実施の形態に於けるウェーハ収納室の断面図
である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】該実施の形態に於けるウェーハ収納室内でのセ
ンサの配置例を示す説明図である。
【図5】該実施の形態に於けるウェーハ収納室内でのセ
ンサの他の配置例を示す説明図である。
【図6】該実施の形態に於けるウェーハ収納室内のウェ
ーハが位置ずれしている状態を示す説明図である。
【図7】(A)(B)(C)は該実施の形態に於けるウ
ェーハ収納室内にウェーハを搬送する作動説明図であ
る。
【図8】該実施の形態に於ける搬送制御動作を示すブロ
ック図である。
【図9】該実施の形態に於けるウェーハ収納室内にセン
サを2対配置した状態を示す説明図である。
【図10】該実施の形態に於いてウェーハ収納室内に他
のセンサを設けた状態を示す断面図である。
【図11】図10のB−B矢視図である。
【図12】該実施の形態に於けるウェーハ収納室の4側
面がウェーハ搬送用として使用される場合のセンサの配
置を示す説明図である。
【図13】従来例を示す斜視図である。
【図14】従来のウェーハ収納室の断面図である。
【図15】図14のC−C矢視図である。
【図16】(A)(B)は従来のウェーハ収納室内にウ
ェーハを搬送する作動説明図である。
【符号の説明】
1 搬送室 2 反応室 4 ウェーハ収納室 8 ウェーハ棚 13 基板搬送用ロボット 14 搬送モータ 15 搬送アーム 16 ツィーザ 17 外部搬送装置 22 第1センサ 24 第2センサ 31 面状センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿引 真一郎 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 吉田 祐治 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 米満 修司 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 志村 日出男 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 油谷 幸則 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板搬送用ロボットと、該基板搬送用ロ
    ボットに対峙して設けられた反応室と、基板収納室とを
    少なくとも具備し、該基板収納室から前記反応室に至る
    搬送経路途中の少なくとも一箇所に基板位置ずれ検出装
    置を設けたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記基板位置ずれ検出装置が前記基板収
    納室に設けられ、基板収納状態を検知する請求項1の半
    導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記基板位置ずれ検出装置が、前記基板
    搬送用ロボットにより搬送される基板の搬送途中に設け
    られた請求項1の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 前記基板位置ずれ検出装置が、検出媒体
    を投射する投射器と検出媒体を受取る媒体受感器とで一
    対を成すセンサを有し、前記投射器と前記媒体受感器が
    検出対象基板の上下に対向して設けられ、検出媒体投射
    軸が前記検出対象基板の外周縁近傍に位置する様、前記
    センサを配置した請求項2及び請求項3の半導体製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記投射器が投光器であり、前記媒体受
    感器が受光器であり、前記投光器の光軸が正規位置の基
    板の周縁近傍を通過する請求項4の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記投射器が所要の断面積を有する光束
    を投射し、前記媒体受感器が面状受光器であり、前記光
    束の一部が正規位置の基板により遮蔽される請求項4の
    半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 基板を中継する基板収納室と、基板を搬
    送する搬送手段と、基板搬送経路途中の少なくとも一箇
    所に設けられた基板位置ずれ検出装置とを有し、該基板
    位置ずれ検出装置により前記基板の位置ずれが検出され
    た場合、前記基板搬送手段が次の搬送動作を開始する前
    に前記基板を搬送元に戻し、その後再度搬送動作をやり
    直すことを特徴とする半導体製造装置に於ける基板位置
    ずれ修正方法。
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