JPH11264570A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機

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JPH11264570A
JPH11264570A JP10069833A JP6983398A JPH11264570A JP H11264570 A JPH11264570 A JP H11264570A JP 10069833 A JP10069833 A JP 10069833A JP 6983398 A JP6983398 A JP 6983398A JP H11264570 A JPH11264570 A JP H11264570A
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air conditioner
heat insulating
decorative panel
ceiling
insulating material
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Yoshihiro Gunji
義浩 郡司
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧パネルの四辺に設けられた吹出口に沿っ
て配置された断熱材を簡便に、且つ正確に組付できるよ
うにようにするとともに、前記吹出口に回動自在に軸支
した風向変更板を連結する連結部に駆動力の伝達ロスが
生じないようにした天井埋込型空気調和機を提供する。 【解決手段】 保護カバー7に、化粧パネル1に対向し
て断熱材13および14の両側部を押圧する押圧片7aおよび
7bを設けるとともに、ジョイントシャフトの基端部を保
持する保持手段を設け、前記押圧片と前記化粧パネルと
で前記断熱材を挟持するとともに、前記保持手段によ
り、前記ジョイントシャフトの基端部が軸受けリブの軸
受部から遊離しないように保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、より詳細には、化粧パネルの四辺に設け
られた吹出口に沿って配置された断熱材を簡便に、且つ
正確に組付できるようにようにするとともに、前記吹出
口に回動自在に軸支した風向変更板を連結する連結部に
駆動力の伝達ロスが生じないようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機は、例えば
図1と、図10(A)乃至図10(B)とで示すよう
に、化粧パネル1の四辺に吹出口2を設け、同吹出口2
の長手方向の両側であって前記化粧パネル1の裏面に断
熱材13および14を配置し、前記吹出口2に、支軸部4に
より風向変更板3の支軸を夫々回動自在に軸支し、これ
ら相隣る風向変更板3を、前記化粧パネル1のコーナ部
1aで駆動装置に連係するとともに、前記支軸に付設され
たジョイント継手4bと、同ジョイント継手4bに連結され
る連結部材5と、同連結部材5に先端部が係合するジョ
イントシャフト5aと、前記化粧パネル1の裏面に立設し
て、前記ジョイントシャフト5aの基端部を回動自在に軸
支する略U字状断面の軸受部1eを備えた軸受けリブ1dと
からなる連結部により互いに連結し、前記コーナ部1a
に、前記連結部を保護する保護カバー7を被着してなる
構成であった。
【0003】しかしながら、前記断熱材13および14は、
接着剤によって前記化粧パネル1の裏面に貼着したり、
もしくは、ねじ15によって前記化粧パネル1の裏面に螺
着するようにした構成であるため、作業性が悪くコスト
的に不利になってしまう構造になるとともに、前記断熱
材13および14によって前記化粧パネル1の強度を補強す
るという二次的な効果を期待できにくいという問題を有
していた。
【0004】また、前記ジョイントシャフト5aが回動し
た際、図10(C)で示すように、同ジョイントシャフ
ト5aの基端部が前記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離し
てしまうことによって、相隣る風向変更板3に伝達され
る前記駆動装置の駆動力に伝達ロスが生じてしまうとい
う問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、化粧パネルの四辺に設けられた吹出
口に沿って配置された断熱材を簡便に、且つ正確に組付
できるようにようにするとともに、前記吹出口に回動自
在に軸支した風向変更板を連結する連結部に駆動力の伝
達ロスが生じないようにした天井埋込型空気調和機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹出
口の長手方向の両側であって前記化粧パネルの裏面に断
熱材を配置し、前記吹出口に、支軸部により風向変更板
の支軸を夫々回動自在に軸支し、これら相隣る風向変更
板を、前記化粧パネルのコーナ部で駆動装置に連係する
とともに、前記支軸に付設されたジョイント継手と、同
ジョイント継手に連結される連結部材と、同連結部材に
先端部が係合するジョイントシャフトと、前記化粧パネ
ルの裏面に立設して、前記ジョイントシャフトの基端部
を回動自在に軸支する略U字状断面の軸受部を備えた軸
受けリブとからなる連結部により互いに連結し、前記コ
ーナ部に、前記連結部を保護する保護カバーを被着して
なる天井埋込型空気調和機において、前記保護カバー
に、前記化粧パネルに対向して前記断熱材の両側部を押
圧する押圧片を設けるとともに、前記ジョイントシャフ
トの基端部を保持する保持手段を設け、前記押圧片と前
記化粧パネルとで前記断熱材を挟持するとともに、前記
保持手段により、前記ジョイントシャフトの基端部が前
記軸受けリブの軸受部から遊離しないように保持した構
成となっている。
【0007】また、前記駆動装置をカバーする駆動カバ
ーに、前記化粧パネルに対向して前記断熱材の両側部を
押圧する補助押圧片を設け、同補助押圧片と前記化粧パ
ネルとで前記断熱材を挟持するようにした構成となって
いる。
【0008】また、前記断熱材の一部が、前記吹出口の
一部を構成するようにした構成となっている。
【0009】また、前記吹出口の一部を構成する前記断
熱材の下部に、凹条の係止部を設ける一方、同係止部に
対応して前記吹出口の周縁に凸条の係止爪を設けた構成
となっている。
【0010】また、前記化粧パネルの裏面に、前記吹出
口の長手方向に沿って延びる複数のリブを立設する一
方、同リブに対応して、前記断熱材に切欠部を設けた構
成となっている。
【0011】また、前記化粧パネルの裏面に、前記リブ
に平行な補助リブを立設し、同補助リブにより前記断熱
材の端部を規制するようにした構成となっている。
【0012】また、前記断熱材に、前記駆動装置に連な
る配線を導く配線路を設けた構成となっている。
【0013】また、前記断熱材を、前記化粧パネルの四
辺に対応して同一の寸法形状により形成した構成となっ
ている。
【0014】また、前記支軸部が、前記吹出口の長手方
向の両側部に夫々設けられた略U字状の軸受溝と、同軸
受溝にストッパを両側に備えて嵌合され、前記支軸に連
続形成されたスリーブブッシュとからなる構成となって
いる。
【0015】また、前記保護カバーに、前記軸受溝に沿
って前記スリーブブッシュの上部を押さえる押え片を垂
下した構成となっている。
【0016】また、前記押え片の先端部を、前記スリー
ブブッシュの外形に対応して曲面状に形成した構成とな
っている。
【0017】また、前記保持手段が、前記ジョイントシ
ャフトに対応して前記保護カバーの裏面に突設された押
えリブからなり、同押えリブは、前記ジョイントシャフ
トを保持するとともに、その先端を前記軸受けリブの先
端に当接させるようにした構成となっている。
【0018】また、前記押えリブを、前記保護カバーと
一体的に形成した構成となっている。
【0019】また、前記保持手段が、前記ジョイントシ
ャフトに対応して前記保護カバーの裏面に設けられた弾
性片からなり、同弾性片により、前記ジョイントシャフ
トを保持するようにした構成となっている。
【0020】更に、前記弾性片を、前記保護カバーと一
体的に形成した構成となっている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1と、図2
と、図3と、図4(A)乃至図4(C)と、図5と、図
6(A)および図6(B)と、図7(A)乃至図7
(C)と、図8(A)乃至図8(C)と、図9とにおい
て、1は天井埋込型空気調和機を構成し、運転情報を表
示する表示部1cを備えて四辺に吹出口2を設けた化粧パ
ネル、3は前記吹出口2に支軸部4により夫々回動自在
に軸支された風向変更板である。
【0022】前記吹出口2の長手方向の両側であって前
記化粧パネル1の裏面には、断熱材13および14を配置し
た構成となっている。
【0023】また、前記化粧パネル1の中央部に設けら
れ、内側にフィルタ9を備えた吸込口8と前記吹出口2
とを結ぶ空気通路には、ファンモータ10を備えた送風フ
ァン11と熱交換器12とが設けられた構成となっている。
【0024】また、前記相隣る風向変更板3は、前記化
粧パネル1のコーナ部1aで駆動装置6に連係するととも
に、前記支軸3aに付設されたジョイント継手4bと、同ジ
ョイント継手4bに連結される連結部材5と、同連結部材
5に先端部が係合するジョイントシャフト5aと、前記化
粧パネル1の裏面に立設して、前記ジョイントシャフト
5aの基端部を回動自在に軸支する略U字状断面の軸受部
1kを備えた軸受けリブ1jとからなる連結部により互いに
連結し、前記コーナ部1aには、前記連結部材5を保護す
る保護カバー7を、同保護カバー7に設けた挿通孔aを
挿通したねじを前記コーナ部1aに設けたねじ孔bに螺着
して被着するようにした構成となっている。
【0025】前記保護カバー7には、図4(A)で示す
ように、前記化粧パネル1に対向して前記断熱材13およ
び14の両側部を押圧する押圧片7aおよび7bを設けるとと
もに、前記ジョイントシャフト5aの基端部を保持するた
めの後述する保持手段を設け、前記押圧片7aおよび7bと
前記化粧パネル1とで前記断熱材13および14を挟持する
とともに、後述する保持手段により、前記ジョイントシ
ャフト5aの基端部が前記軸受けリブ1jの軸受部1kから遊
離しないように保持した構成となっており、これによっ
て、前記断熱材13および14を、上記に従来技術として説
明したように、作業性が悪くなったりコスト的に不利に
なってしまうことなく、前記化粧パネル1の四辺に設け
られた前記吹出口2の長手方向に沿って、前記化粧パネ
ル1の裏面に断熱材13および14を容易に、且つ正確に取
付できるようにした構造となり、また、前記ジョイント
シャフト5aが回動した際、同ジョイントシャフト5aの基
端部が前記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離しないよう
に防止できるので、前記相隣る風向変更板3に伝達され
る前記駆動装置6の駆動力に伝達ロスが生じないように
した構造となる。
【0026】また、前記駆動装置6をカバーするための
駆動カバーに、前記化粧パネル1に対向して前記断熱材
13および14の両側部を押圧する補助押圧片6aを設け、同
補助押圧片6aと前記化粧パネル1とで前記断熱材13およ
び14を挟持するようにした構成となっており、これによ
って、前記化粧パネル1の裏面に断熱材13および14をよ
り正確に取付できるようにした構造となる。
【0027】また、前記断熱材13の一部が、図7で示す
ように、前記吹出口2の一部を構成するようにしたこと
により、前記吹出口2に効果的に断熱効果をもたせると
ともに、同吹出口2を、簡便な構成によりコスト的に有
利に形成できるようにした構成となっている。
【0028】また、前記吹出口2の一部を構成する前記
断熱材13の下部に、図8(A)および図9で示すよう
に、凹条の係止部13b を設ける一方、同係止部13b に対
応して前記吹出口2の周縁に凸条の係止爪1fを設けた構
成となっており、これによって、正確に位置決めした前
記断熱材13より、前記吹出口2の一部を形成できるよう
にした構造となっている。
【0029】また、前記化粧パネル1の裏面に、前記吹
出口2の長手方向に沿って延びる複数のリブ1eおよび1h
を立設する一方、同リブ1eおよび1hに対応して、前記断
熱材13および14に切欠部13a および14a を設けた構成と
なっており、これによって、前記化粧パネル1の強度を
増強できるとともに、前記断熱材13および14を容易に、
且つ正確に位置決めできるようにした構造となってい
る。
【0030】また、前記化粧パネル1の裏面に、図8
(A)乃至図8(C)と図9とで示すように、前記1eお
よび1hリブに平行な補助リブ1gを立設し、同補助リブ1g
により前記断熱材13および14の端部を規制するようにし
た構成となっており、これによって、前記化粧パネル1
の強度をより増強できるとともに、前記断熱材14を必要
な寸法形状に制限して正確に位置決めできるようにした
構造となっている。
【0031】また、前記断熱材13に、前記駆動装置6や
前記表示部1cに連なる配線(図示せず)を導く配線路13
a を設けたことにより、該配線(図示せず)を容易に導
くことができるようにした構成となっている。
【0032】また、前記断熱材13および14を、前記化粧
パネル1の四辺に対応して同一の寸法形状により形成し
たことにより、該断熱材13および14の標準化をはかって
コスト的に有利にした構成となっている。
【0033】また、前記支軸部4が、図4(B)および
図4(C)で示すように、前記吹出口2の長手方向の両
側部に夫々設けられた略U字状の軸受溝1bと、同軸受溝
1bに対応するストッパを両側に備えて嵌合された筒状の
スリーブブッシュ4aと、同スリーブブッシュ4aに接続さ
れると同時に前記風向変更板3の支軸3aに連結されたジ
ョイント4bとからなる構成となっており、これによっ
て、前記風向変更板3を簡便な構成によって容易に、且
つ正確に軸支できるようにした構造となる。
【0034】また、前記保護カバー7に、図4(A)で
示すように、前記軸受溝1bに沿って前記スリーブブッシ
ュ4aの上部を押さえる押え片4'を垂下したことにより、
前記スリーブブッシュ4aを押さえて、前記軸受溝1bに正
確に固定できるようにした構成となっている。
【0035】また、前記押え片4'の先端部を、図4
(A)で示すように、前記スリーブブッシュ4aの外形に
対応して曲面状に形成したことにより、該押え片4'の先
端部を前記スリーブブッシュ4aの外形上部に密接させ
て、より正確に押圧できるようにした構成となってい
る。
【0036】また、前記連結部材5が、ユニバーサルジ
ョイントからなる構成となっており、これによって、四
つの前記風向変更板3を自動的に、且つ正確に駆動し回
動させて快適な空気調和を実現できるようにした構造と
なっている。
【0037】また、前記連結部材5が、フレキシブルジ
ョイントからなる構成となっており、これによって、前
記ユニバーサルジョイントよりも簡便でコスト的に有利
に構成できるようにした構造となっている。
【0038】また、前記ジョイントシャフト5aの基端部
が前記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離しないように保
持するための保持手段が、第一の実施例として図7
(A)で示すように、前記ジョイントシャフト5aに対応
して前記保護カバー7の裏面に突設された押えリブ7cか
らなり、同押えリブ7cは、前記ジョイントシャフト5aを
保持するとともにその先端を前記軸受けリブ1jの先端に
当接させるようにした構成となっており、これによっ
て、前記ジョイントシャフト5aが回動した際、同ジョイ
ントシャフト5aの基端部が、前記押えリブ7cによって前
記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離しないように正確に
防止できるので、上記に説明したとおり、前記相隣る風
向変更板3に伝達される前記駆動装置6の駆動力に伝達
ロスが生じることがないようにした構造となる。
【0039】また、前記押えリブ7cを、前記保護カバー
7と一体的に形成したことにより、寸法形状を正確に仕
上げることができるとともに、コスト的に有利な構成と
なっている。
【0040】また、前記ジョイントシャフト5aの基端部
が前記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離しないように保
持するための保持手段が、第二の実施例として図7
(B)で示すように、前記ジョイントシャフト5aに対応
して前記保護カバー7の裏面にねじ止めなどによって取
り付けられた弾性片7cからなり、同弾性片7cにより、前
記ジョイントシャフト5aを保持するようにした構成とな
っており、これによって、第一の実施例で説明したのと
同様に、前記ジョイントシャフト5aが回動した際、同ジ
ョイントシャフト5aの基端部が、前記弾性片7cによって
前記軸受けリブ1dの軸受部1eから遊離しないように正確
に防止できるので、上記に説明したとおり、前記相隣る
風向変更板3に伝達される前記駆動装置6の駆動力に伝
達ロスが生じることがないようにした構造となる。
【0041】更に、前記弾性片7cを、第三の実施例とし
て図7(C)で示すように、前記保護カバー7と一体的
に形成したことにより、寸法形状を正確に仕上げること
ができるとともに、コスト的に有利な構成となってい
る。
【0042】以上の構成により、図1と、図2と、図3
と、図4(A)乃至図4(C)と、図5と、図6(A)
および図6(B)と、図7(A)乃至図7(C)と、図
8(A)乃至図8(C)と、図9とで示すように、前記
保護カバー7には、前記化粧パネル1に対向して前記断
熱材13および14の両側部を押圧する押圧片7aおよび7bを
設けるとともに、前記ジョイントシャフト5aの基端部を
保持するための前記押えリブ7cまたは前記弾性片7cから
なる保持手段を設け、前記押圧片7aおよび7bと前記化粧
パネル1とで前記断熱材13および14を挟持するととも
に、前記保持手段により、前記ジョイントシャフト5aの
基端部が前記軸受けリブ1jの軸受部1kから遊離しないよ
うに保持したので、前記断熱材13および14を、上記に従
来技術として説明したように、作業性が悪くなったりコ
スト的に不利になってしまうことなく、前記化粧パネル
1の四辺に設けられた前記吹出口2の長手方向に沿っ
て、前記化粧パネル1の裏面に断熱材13および14を容易
に、且つ正確に取付できるようにした構造となり、ま
た、前記ジョイントシャフト5aが回動した際、同ジョイ
ントシャフト5aの基端部が前記軸受けリブ1dの軸受部1e
から遊離しないように防止できるので、前記相隣る風向
変更板3に伝達される前記駆動装置6の駆動力に伝達ロ
スが生じないようにした天井埋込型空気調和機となる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によると、化粧パネ
ルの四辺に設けられた吹出口に沿って配置された断熱材
を簡便に、且つ正確に組付できるようにようにするとと
もに、前記吹出口に回動自在に軸支した風向変更板を連
結する連結部に駆動力の伝達ロスが生じないようにした
天井埋込型空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例による天井埋込型空気調和
機の断面図である。
【図2】本発明による天井埋込型空気調和機の要部分解
斜視図で、断熱材を組み付ける前の状態を示す。
【図3】本発明による天井埋込型空気調和機の要部分解
斜視図で、断熱材を組み付けた状態を示す。
【図4】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明
図で、(A)は化粧パネルのコーナ部の分解斜視図であ
り、(B)は風向変更板の支軸部の分解斜視図であり、
(C)は支軸部の分解正面図である。
【図5】本発明による天井埋込型空気調和機の要部斜視
図である。
【図6】本発明による天井埋込型空気調和機の説明図
で、(A)は斜視図であり、(B)は要部斜視図であ
る。
【図7】本発明による天井埋込型空気調和機の要部説明
図で、(A)は保持手段の第一の実施例を示し、(B)
は第二の実施例を示し、(C)は第三の実施例を示す。
【図8】本発明による天井埋込型空気調和機の要部断面
図で、(A)は断熱材を組み付ける前の状態を示し、
(B)および(C)は組み付けた状態を示す。
【図9】本発明による天井埋込型空気調和機の要部拡大
断面図である。
【図10】従来例による天井埋込型空気調和機の説明図
で、(A)は要部分解斜視図であり、(B)は要部斜視
図であり、(C)は要部側面図である。
【符号の説明】
1 化粧パネル 1a コーナ部 1b 軸受溝 1c 表示部 2 吹出口 3 風向変更板 3a 支軸 4 支軸部 4a スリーブブッシュ 4' 押え片 4b ジョイント継手 5 連結部材 5a ジョイントシャフト 6 駆動装置 6a 補助押圧片 7 保護カバー 7a,7b 押圧片 7c 押えリブまたは弾性片 8 吸込口 9 フィルタ 10 ファンモータ 11 送風ファン 12 熱交換器 13,14 断熱材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧パネルの四辺に吹出口を設け、同吹
    出口の長手方向の両側であって前記化粧パネルの裏面に
    断熱材を配置し、前記吹出口に、支軸部により風向変更
    板の支軸を夫々回動自在に軸支し、これら相隣る風向変
    更板を、前記化粧パネルのコーナ部で駆動装置に連係す
    るとともに、前記支軸に付設されたジョイント継手と、
    同ジョイント継手に連結される連結部材と、同連結部材
    に先端部が係合するジョイントシャフトと、前記化粧パ
    ネルの裏面に立設して、前記ジョイントシャフトの基端
    部を回動自在に軸支する略U字状断面の軸受部を備えた
    軸受けリブとからなる連結部により互いに連結し、前記
    コーナ部に、前記連結部を保護する保護カバーを被着し
    てなる天井埋込型空気調和機において、 前記保護カバーに、前記化粧パネルに対向して前記断熱
    材の両側部を押圧する押圧片を設けるとともに、前記ジ
    ョイントシャフトの基端部を保持する保持手段を設け、
    前記押圧片と前記化粧パネルとで前記断熱材を挟持する
    とともに、前記保持手段により、前記ジョイントシャフ
    トの基端部が前記軸受けリブの軸受部から遊離しないよ
    うに保持したことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置をカバーする駆動カバー
    に、前記化粧パネルに対向して前記断熱材の両側部を押
    圧する補助押圧片を設け、同補助押圧片と前記化粧パネ
    ルとで前記断熱材を挟持するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記断熱材の一部が、前記吹出口の一部
    を構成するようにしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記吹出口の一部を構成する前記断熱材
    の下部に、凹条の係止部を設ける一方、同係止部に対応
    して前記吹出口の周縁に凸条の係止爪を設けたことを特
    徴とする請求項3に記載の天井埋込型空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記化粧パネルの裏面に、前記吹出口の
    長手方向に沿って延びる複数のリブを立設する一方、同
    リブに対応して、前記断熱材に切欠部を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4に記載の天井埋込型空気
    調和機。
  6. 【請求項6】 前記化粧パネルの裏面に、前記リブに平
    行な補助リブを立設し、同補助リブにより前記断熱材の
    端部を規制するようにしたことを特徴とする請求項5に
    記載の天井埋込型空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記断熱材に、前記駆動装置に連なる配
    線を導く配線路を設けたことを特徴とする請求項1乃至
    請求項6に記載の天井埋込型空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記断熱材を、前記化粧パネルの四辺に
    対応して同一の寸法形状により形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7に記載の天井埋込型空気調和
    機。
  9. 【請求項9】 前記支軸部が、前記吹出口の長手方向の
    両側部に夫々設けられた略U字状の軸受溝と、同軸受溝
    にストッパを両側に備えて嵌合され、前記支軸に連続形
    成されたスリーブブッシュとからなることを特徴とする
    請求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記保護カバーに、前記軸受溝に沿っ
    て前記スリーブブッシュの上部を押さえる押え片を垂下
    したことを特徴とする請求項1または請求項9に記載の
    天井埋込型空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記押え片の先端部を、前記スリーブ
    ブッシュの外形に対応して曲面状に形成したことを特徴
    とする請求項10に記載の天井埋込型空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記保持手段が、前記ジョイントシャ
    フトに対応して前記保護カバーの裏面に突設された押え
    リブからなり、同押えリブは、前記ジョイントシャフト
    を保持するとともに、その先端を前記軸受けリブの先端
    に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の天井埋込型空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記押えリブを、前記保護カバーと一
    体的に形成したことを特徴とする請求項12に記載の天
    井埋込型空気調和機。
  14. 【請求項14】 前記保持手段が、前記ジョイントシャ
    フトに対応して前記保護カバーの裏面に設けられた弾性
    片からなり、同弾性片により、前記ジョイントシャフト
    を保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の天井埋込型空気調和機。
  15. 【請求項15】 前記弾性片を、前記保護カバーと一体
    的に形成したことを特徴とする請求項14に記載の天井
    埋込型空気調和機。
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