JPH11264380A - プランジャポンプ - Google Patents
プランジャポンプInfo
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- JPH11264380A JPH11264380A JP10068337A JP6833798A JPH11264380A JP H11264380 A JPH11264380 A JP H11264380A JP 10068337 A JP10068337 A JP 10068337A JP 6833798 A JP6833798 A JP 6833798A JP H11264380 A JPH11264380 A JP H11264380A
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- retainer
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
くする。 【解決手段】 吸入口11eから加圧室23に至る吸入
路24をプランジャ18の内部に設け、この吸入路24
の出口を開口させたプランジャ先端に吸入路出口を取巻
く吸入弁28の弁座25を形成し、プランジャ18のリ
ターンスプリング30、吸入弁28の弁体26、この弁
体を弁座25に押し当てる閉弁用スプリング27、この
閉弁用スプリング27及び弁体26を内側に収容するリ
テーナ29を加圧室23に配置する。弁体26の中心に
関してプランジャ18と反対側に位置しリターンスプリ
ング30の一端を受けるリターンスプリング受け部29
cをリテーナ29に設けると共に、このリターンスプリ
ング受け部29cよりもプランジャ寄りのリテーナ部分
29aにリテーナ内側から外側へ作動液を流す通孔31
を設ける。
Description
ユニットの液圧源として用いるプランジャポンプに関す
るものである。
いられている従来のプランジャポンプとしては、例えば
特開平6−323241号公報に記載されたものがあ
る。このプランジャポンプにおいては、吸入口から加圧
室に至る吸入路をプランジャの内部に設け、この吸入路
の出口を開口させたプランジャ先端に吸入路出口を取巻
く吸入弁の弁座を形成し、プランジャのリターンスプリ
ング、吸入弁の弁体、この弁体を弁座に押し当てる閉弁
用スプリング、この閉弁用スプリング及び弁体を内側に
収容するリテーナをプランジャ先端が臨む加圧室に配置
しており、リテーナのプランジャ側端部にフランジを形
成し、このフランジにリターンスプリングの一端を受け
させている。リテーナにはリテーナ内側から加圧室へ作
動液を流す通孔を形成している。
吸入抵抗をより小さくして吸入効率をより高くすること
が要求されているが、従来のプランジャポンプは、弁体
の外周側にリテーナ及びリターンスプリングが位置して
いることから、弁体の直径が小径となり、これにより吸
入路が小径となって吸入抵抗の低減を妨げる。また、吸
入路からリテーナの内側へ流入した作動液がリテーナと
弁体との間の隙間を通って加圧室へ流れ、これも吸入抵
抗の低減を妨げる。更に、リテーナの外周側にリターン
スプリングが位置していることから、リテーナの内側の
作動液がリターンスプリングのコイル間隙間を通って加
圧室へ流れ、これも吸入抵抗の低減を妨げる。従って、
従来のプランジャポンプは、吸入抵抗をより小さくして
吸入効率をより高くするとの要求に応えることが困難で
ある。
プに比べて吸入抵抗を小さくして吸入効率を高くするこ
とができるプランジャポンプを提供することを目的とす
る。
明は、吸入口から加圧室に至る吸入路をプランジャの内
部に設け、この吸入路の出口を開口させたプランジャ先
端に前記出口を取巻く吸入弁の弁座を形成し、プランジ
ャのリターンスプリング、吸入弁の弁体、この弁体を前
記弁座に押し当てる閉弁用スプリング、この閉弁用スプ
リング及び前記弁体を内側に収容するリテーナをプラン
ジャ先端が臨む前記加圧室に配置したプランジャポンプ
において、前記弁体の中心に関して前記プランジャと反
対側に位置し前記リターンスプリングの一端を受けるリ
ターンスプリング受け部を前記リテーナに設けると共
に、このリターンスプリング受け部よりも前記プランジ
ャ寄りのリテーナ部分にリテーナ内側から前記加圧室へ
作動液を流す通孔を設けたことを特徴とするプランジャ
ポンプである。
リテーナを段付き筒状に形成し、その段部の外側面で前
記リターンスプリング受け部を構成させたたことを特徴
とする請求項1に記載のプランジャポンプである。
リテーナの前記段部の内側面で前記弁体のリフト量を必
要最小限に規制させたことを特徴とする請求項2に記載
のプランジャポンプである。
ナを段付き筒状に形成し、その大径部の内側に前記弁体
を、またその小径部の内側に前記閉弁用スプリングをそ
れぞれ収容し、前記プランジャ先端には前記大径部を外
嵌してリテーナの芯出しするガイド部を設け、前記小径
部により前記閉弁用スプリングの芯出しガイド部を構成
したことを特徴とする請求項1に記載のプランジャポン
プである。
ンジャポンプの一実施形態の断面図であり、図2は図1
の一部の拡大図である。図1及び図2において、プラン
ジャポンプ10のボデー11は、孔11aと。この孔1
1aの軸線と直交する軸線を有し一端で孔11aと連通
する孔11bと、この孔11bと同軸で孔11bの他端
と連通する孔11cと、孔11bの両端間の周壁に形成
された環状溝11dに連通する吸入口11e、及び孔1
1cに連通する吐出口11fとを有している。
と、この駆動軸12をボデー11に回転自在に支持させ
る一対のボールベアリング13、14が収容されてい
る。駆動軸12は偏心部12aを有しており、この偏心
部12aの外周にはボールベアリング15が装着されて
いる。
壁の環状溝11dに連通する環状溝18aが外周に形成
され且つ外周にシール部材16、17が環状溝18aの
両側に装着されたプランジャ18が液密的摺動自在に嵌
合されている。このプランジャ18はその一端でボール
ベアリング15を介して駆動軸12の偏心部12aと係
合されている。
ル部材19が装着されたプラグ20が嵌合される。この
プラグ20が孔11cの開口部に螺合された環状ナット
21と孔11cの底面とで挟持されてボデー11に固定
されている。プラグ20の外周と孔11cの内周との間
には吐出口11fに連通した通路22が郭成され、また
プラグ20の内周によりプランジャ18の先端(他端)
が臨む加圧室23が郭成されている。
に連通する径方向孔18bとこの径方向孔に一端で連通
し他端でプランジャ18先端に開口する軸方向孔18c
とで構成される吸入路24が設けられている。プランジ
ャ18の先端には、吸入路24の出口を取巻く弁座25
が形成されている。
及び離間するボール状の弁体26とこの弁体26を弁座
25に押し当てる閉弁用スプリング27から成る吸入弁
28と、プランジャ18先端に取り付けられて吸入弁2
8を内側に収容するリテーナ29と、プランジャ18を
ボールベアリング15の側へ付勢するリターンスプリン
グ30とが配置されている。
部29aと閉弁用スプリング27を収容する小径部29
bとを有する段付筒状であり、大径部29aにてプラン
ジャ18のガイド部18dに嵌合されている。ガイド部
18dはリテーナ29の芯出しをし、また小径部29b
は閉弁用スプリング27の芯出しをする。大径部29a
にはその内側から外側へ作動液を流すための通孔31が
弁体26の外径側に位置するように形成されている。
テーナ29の段部29cの外側面との間に張架されてお
り、段部29cの内側面は弁体26の弁座25からのリ
フト量を必要最小限に規制する。リテーナ29の段部2
9cはリターンスプリング受け部を構成する。
9aの外径側の位置に、加圧室23と通路22とを連通
する段付孔32が形成されており、この段付孔32内に
は弁体33と閉弁用スプリング34とを含む吐出弁35
が配置されている。
0の作動を次に説明する。プランジャ18がリターンス
プリング30によって、プランジャ18の一端とボール
ベアリング15との当接を維持するように付勢されてい
ることから、駆動軸12が電気モータ等の駆動手段(図
示省略)によって回転駆動されると、偏心部12aの偏
心運動によってプランジャ18が往復運動をする。
程を終えて下死点にある状態を示しており、この状態か
ら駆動軸12の回転によってプランジャ18が吐出行
程、つまり加圧室23の容積が減少する方向へ摺動する
と、加圧室23内が加圧され、加圧室23と吐出口11
fとの間の差圧(加圧室23の圧力>吐出口11eの圧
力)が吐出弁35の開弁差圧を上回ると吐出弁35が開
弁して加圧室23内の作動液が吐出弁35を通して吐出
口11fから吐出される。プランジャ18の吐出行程が
終了し吸入行程に移行すると、加圧室23の容積の増大
により加圧室23の圧力が下がり、加圧室23と吸入路
24との間の差圧(加圧室の圧力<吸入路24の圧力>
が吸入弁28の開弁差圧を超えると吸入弁28が開弁し
て吸入口11eの作動液が吸入路24と吸入弁28とを
順次通して加圧室23に吸入される。その際、吸入路2
4から弁座25と弁体26との間隙通路を通ってリテー
ナ29の大径部29aの内側に流入した作動液はリテー
ナ29の大径部29aの通孔31を通って大径部29a
の外側へ流れる。
テーナ29の段部29cの外側面との間に張架されてい
ることから、弁体26の径はリターンスプリング30に
影響されることなく大きくすることができ、これにより
吸入路24の径を大きくすることができ、吸入抵抗の低
減に有利である。また、吸入路24からリテーナ29の
大径部29aの内側に流入した作動液が弁体26の外径
側に位置する通孔31を通って大径部29aの外側へと
流れ、リテーナ29やリターンスプリング30により妨
げられることがないので、吸入抵抗の低減に有利であ
る。コイル間間隙は通らない。従って、従来のプランジ
ャポンプに比べて吸入抵抗を小さくして吸入効率を高く
することができる。
に係るプランジャポンプによれば、従来のプランジャポ
ンプに比べて吸入抵抗を小さくして吸入効率を高くする
ことができる。
構成を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 吸入口から加圧室に至る吸入路をプラン
ジャの内部に設け、この吸入路の出口を開口させたプラ
ンジャ先端に前記出口を取巻く吸入弁の弁座を形成し、
プランジャのリターンスプリング、吸入弁の弁体、この
弁体を前記弁座に押し当てる閉弁用スプリング、この閉
弁用スプリング及び前記弁体を内側に収容するリテーナ
をプランジャ先端が臨む前記加圧室に配置したプランジ
ャポンプにおいて、前記弁体の中心に関して前記プラン
ジャと反対側に位置し前記リターンスプリングの一端を
受けるリターンスプリング受け部を前記リテーナに設け
ると共に、このリターンスプリング受け部よりも前記プ
ランジャ寄りのリテーナ部分にリテーナ内側から前記加
圧室へ作動液を流す通孔を設けたことを特徴とするプラ
ンジャポンプ。 - 【請求項2】 前記リテーナを段付き筒状に形成し、そ
の段部の外側面で前記リターンスプリング受け部を構成
させたたことを特徴とする請求項1に記載のプランジャ
ポンプ。 - 【請求項3】 前記リテーナの前記段部の内側面で前記
弁体のリフト量を必要最小限に規制させたことを特徴と
する請求項2に記載のプランジャポンプ。 - 【請求項4】 前記リテーナを段付き筒状に形成し、そ
の大径部の内側に前記弁体を、またその小径部の内側に
前記閉弁用スプリングをそれぞれ収容し、前記プランジ
ャ先端には前記大径部を外嵌してリテーナの芯出しする
ガイド部を設け、前記小径部により前記閉弁用スプリン
グの芯出しガイド部を構成したことを特徴とする請求項
1に記載のプランジャポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06833798A JP4058792B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プランジャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06833798A JP4058792B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プランジャポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11264380A true JPH11264380A (ja) | 1999-09-28 |
JP4058792B2 JP4058792B2 (ja) | 2008-03-12 |
Family
ID=13370939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06833798A Expired - Fee Related JP4058792B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | プランジャポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4058792B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016070239A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 日信工業株式会社 | ソレノイドポンプ |
CN107917055A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-17 | 浙江三浪润滑科技有限公司 | 一种柱塞机构 |
CN111255678A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-06-09 | 北京天地玛珂电液控制系统有限公司 | 一种水介质矿用高压矿用柱塞泵 |
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JP2001501273A (ja) * | 1997-07-30 | 2001-01-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
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-
1998
- 1998-03-18 JP JP06833798A patent/JP4058792B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4058792B2 (ja) | 2008-03-12 |
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