JPH06280743A - 油圧系のためのポンプ - Google Patents
油圧系のためのポンプInfo
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- JPH06280743A JPH06280743A JP5314953A JP31495393A JPH06280743A JP H06280743 A JPH06280743 A JP H06280743A JP 5314953 A JP5314953 A JP 5314953A JP 31495393 A JP31495393 A JP 31495393A JP H06280743 A JPH06280743 A JP H06280743A
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- pump
- piston
- ring
- cylinder
- pump piston
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/0404—Details or component parts
- F04B1/0452—Distribution members, e.g. valves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
- B60T13/16—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using pumps directly, i.e. without interposition of accumulators or reservoirs
- B60T13/168—Arrangements for pressure supply
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/40—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
- B60T8/4031—Pump units characterised by their construction or mounting
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/22—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves
- F04B49/24—Bypassing
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- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダを備えた油圧系のためのポンプにお
いて、圧力上昇の遅れつまり圧力上昇の緩衝を、僅かの
支出で実現できるようにする。 【構成】 このため絞り個所に配設された閉鎖部材が、
ピストンリング(16)の形式で構成されており、かつ
シリンダ(2)に摩擦力で接してポンプピストン(1
4)によってスライド可能であり、またポンプピストン
(14)に対し相対的に、軸方向遊び(33)と半径方
向遊び(34)との両方を有している。 【効果】 このポンプは、自動車のスキッドコントロー
ルの油圧制動系のための戻しポンプとして使用可能であ
る。
いて、圧力上昇の遅れつまり圧力上昇の緩衝を、僅かの
支出で実現できるようにする。 【構成】 このため絞り個所に配設された閉鎖部材が、
ピストンリング(16)の形式で構成されており、かつ
シリンダ(2)に摩擦力で接してポンプピストン(1
4)によってスライド可能であり、またポンプピストン
(14)に対し相対的に、軸方向遊び(33)と半径方
向遊び(34)との両方を有している。 【効果】 このポンプは、自動車のスキッドコントロー
ルの油圧制動系のための戻しポンプとして使用可能であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念に基
くポンプに関する。
くポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のポンプはヨーロッパ特許第04
68833A1号明細書によって公知である。
68833A1号明細書によって公知である。
【0003】このようなポンプは、スキッドコントロー
ルの油圧制動系に使用されかつ制動系を吐出側で充填し
て保持するのに役立っており、ポンプが、ブレーキシリ
ンダから排出されて低圧蓄圧器内に集められたブレーキ
油を高圧蓄圧器へ搬送するか又はマスタシリンダの吐出
側へ直接フィードバックするかのどちらかを行うように
構成されている。従ってこのポンプは“フィードバック
ポンプ”とも呼ばれている。
ルの油圧制動系に使用されかつ制動系を吐出側で充填し
て保持するのに役立っており、ポンプが、ブレーキシリ
ンダから排出されて低圧蓄圧器内に集められたブレーキ
油を高圧蓄圧器へ搬送するか又はマスタシリンダの吐出
側へ直接フィードバックするかのどちらかを行うように
構成されている。従ってこのポンプは“フィードバック
ポンプ”とも呼ばれている。
【0004】フィードバックポンプを運転すると騒音が
発生し、これが乗用車の運転の際に特に不都合なもの又
は全く厄介なものとして感じられる。
発生し、これが乗用車の運転の際に特に不都合なもの又
は全く厄介なものとして感じられる。
【0005】騒音は往復動するポンプピストンの下死点
通過後の圧力衝撃によって発生する。つまりポンプピス
トンの吐出ストローク又は作業ストロークの開始の際、
ポンプ作業室内の圧力の急激な上昇によって発生する。
通過後の圧力衝撃によって発生する。つまりポンプピス
トンの吐出ストローク又は作業ストロークの開始の際、
ポンプ作業室内の圧力の急激な上昇によって発生する。
【0006】冒頭で述べた明細書に基く公知の構造型式
にあっては、余りにも急激な圧力上昇とそれによって発
生する騒音問題とを、ポンプピストンの端面領域のリン
グ溝によって解決しようと試みられている。ピストン作
業ストロークの開始時にこのリング溝は、なを短時間の
間ポンプの作業室と入口側との間の結合部を真直ぐに保
持しており、これによって作業室内の圧力が、余りにも
急激に又は全く衝撃的に上昇するのではなく、遅らされ
て上昇するようになる。しかしこのために従来技術で
は、1つのリング溝だけでなく更にポンプピストン内に
半径方向孔も必要である。更に第3の手段としてポンプ
シリンダ内にリング状の切欠きが必要であり、該切欠き
を介してリング溝は入口接続部に接続されている。この
3つの手段によって公知の構造型式にあっては、遅れた
圧力上昇ひいては緩衝された圧力上昇のために構造上の
経費が極めて高くなるという欠点を有している。
にあっては、余りにも急激な圧力上昇とそれによって発
生する騒音問題とを、ポンプピストンの端面領域のリン
グ溝によって解決しようと試みられている。ピストン作
業ストロークの開始時にこのリング溝は、なを短時間の
間ポンプの作業室と入口側との間の結合部を真直ぐに保
持しており、これによって作業室内の圧力が、余りにも
急激に又は全く衝撃的に上昇するのではなく、遅らされ
て上昇するようになる。しかしこのために従来技術で
は、1つのリング溝だけでなく更にポンプピストン内に
半径方向孔も必要である。更に第3の手段としてポンプ
シリンダ内にリング状の切欠きが必要であり、該切欠き
を介してリング溝は入口接続部に接続されている。この
3つの手段によって公知の構造型式にあっては、遅れた
圧力上昇ひいては緩衝された圧力上昇のために構造上の
経費が極めて高くなるという欠点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ポン
プを改良して上述の欠点を除去し、圧力上昇の遅れつま
り圧力上昇の緩衝を僅かの支出だけで実現できるように
することにある。従って本発明のこのポンプは公知のポ
ンプよりもより簡単かつより安価でなければならない。
更に駆動部の過大な応力が阻止されて厄介な騒音が発生
しないようになっていなければならない。
プを改良して上述の欠点を除去し、圧力上昇の遅れつま
り圧力上昇の緩衝を僅かの支出だけで実現できるように
することにある。従って本発明のこのポンプは公知のポ
ンプよりもより簡単かつより安価でなければならない。
更に駆動部の過大な応力が阻止されて厄介な騒音が発生
しないようになっていなければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、請求項1に
記載の特徴によって上記課題を解決することができた。
本発明の別の有利な特徴が請求項2以下及び次の記述で
説明されている。
記載の特徴によって上記課題を解決することができた。
本発明の別の有利な特徴が請求項2以下及び次の記述で
説明されている。
【0009】
【実施例】本発明の複数の実施例を図面に図示し、次に
これを詳細に説明する。
これを詳細に説明する。
【0010】本発明のポンプ1は円筒形のケーシング2
を有し、該ケーシング2は、直径が数回段付きされかつ
2つのシールリング3及び4を保持しており、該シール
リング3,4によってポンプ1は、図示なしのケーシン
グ受容部にシールされて挿入されている。
を有し、該ケーシング2は、直径が数回段付きされかつ
2つのシールリング3及び4を保持しており、該シール
リング3,4によってポンプ1は、図示なしのケーシン
グ受容部にシールされて挿入されている。
【0011】ポンプケーシング2は2部分状に構成され
ており、この両部分はリング状縁曲り部5によって互い
に結合されている。この縁曲り部5の領域にはポンプの
出口弁6が配置されており、該出口弁6は側方通路7を
介して吐出導管8に接続されている。吐出導管8は高圧
蓄圧器に導かれているか又はマスタシリンダの吐出側に
直接戻るように案内されている。しかしここには蓄圧器
及びマスタシリンダは図示されていない。
ており、この両部分はリング状縁曲り部5によって互い
に結合されている。この縁曲り部5の領域にはポンプの
出口弁6が配置されており、該出口弁6は側方通路7を
介して吐出導管8に接続されている。吐出導管8は高圧
蓄圧器に導かれているか又はマスタシリンダの吐出側に
直接戻るように案内されている。しかしここには蓄圧器
及びマスタシリンダは図示されていない。
【0012】出口弁6はディスク状の閉鎖部材9と弁座
10とを有し、該弁座10に対して閉鎖部材9が圧縮ば
ね11によって押圧されている。吐出弁6は、その内方
に圧縮ばね13の配置されたポンプ作業室12の後方端
部に位置している。圧縮ばね13は、作業室12を運動
可能な壁として制限しているポンプピストン14に作用
を及ぼしている。
10とを有し、該弁座10に対して閉鎖部材9が圧縮ば
ね11によって押圧されている。吐出弁6は、その内方
に圧縮ばね13の配置されたポンプ作業室12の後方端
部に位置している。圧縮ばね13は、作業室12を運動
可能な壁として制限しているポンプピストン14に作用
を及ぼしている。
【0013】ポンプピストン14は、シリンダ15内に
挿入されて2つのシールリング16及び17によってシ
ールされており、また偏心輪18によって圧縮ばね13
の力に抗して駆動されている。ポンプピストン14の円
筒形套面19の両シールリング16及び17の間にはリ
ング溝20が設けられており、該リング溝20は、一方
ではケーシング2の半径方向孔21を介して、油圧系の
低圧側から導かれている導管に恒久的に接続されてい
る。他方でリング溝20にはポンプピストン14の半径
方向通路23が接続されており、該通路23は、ポンプ
ピストン14内に設けられて同心的な、かつ入口弁25
の弁座24に開口している軸方向通路26に接続されて
いる。入口弁25にはディスク状の閉鎖部材27が属し
ており、該閉鎖部材27は圧縮ばね28によってその弁
座24に押圧されている。圧縮ばね28はばねケーシン
グ29内に配置されており、該ばねケーシング29は、
作業室12内に位置してリングフランジ30を有してお
り、該フランジ30上に圧縮ばね13が載置されてい
る。圧縮ばね13はフランジ30を、ポンプピストン1
4の肩部31に向って常時押圧している。
挿入されて2つのシールリング16及び17によってシ
ールされており、また偏心輪18によって圧縮ばね13
の力に抗して駆動されている。ポンプピストン14の円
筒形套面19の両シールリング16及び17の間にはリ
ング溝20が設けられており、該リング溝20は、一方
ではケーシング2の半径方向孔21を介して、油圧系の
低圧側から導かれている導管に恒久的に接続されてい
る。他方でリング溝20にはポンプピストン14の半径
方向通路23が接続されており、該通路23は、ポンプ
ピストン14内に設けられて同心的な、かつ入口弁25
の弁座24に開口している軸方向通路26に接続されて
いる。入口弁25にはディスク状の閉鎖部材27が属し
ており、該閉鎖部材27は圧縮ばね28によってその弁
座24に押圧されている。圧縮ばね28はばねケーシン
グ29内に配置されており、該ばねケーシング29は、
作業室12内に位置してリングフランジ30を有してお
り、該フランジ30上に圧縮ばね13が載置されてい
る。圧縮ばね13はフランジ30を、ポンプピストン1
4の肩部31に向って常時押圧している。
【0014】ポンプピストン14の両シールリング16
及び17の一方のシールリング16が、ピストンリング
として形成されかつシリンダ15の内壁にシールされて
接触している。ピストンリングを受容するポンプピスト
ンのリング溝32は、軸方向及び半径方向においてピス
トンリングの寸法よりも大きく、従ってピストンリング
は、ポンプピストン14に対し相対的に、軸方向遊び3
3と半径方向遊び34とを有している。このためリング
溝32と作業室12との間に位置する、ポンプピストン
14の円筒形套面19の区分35は、シリンダ15に対
してブレーキ油の自由貫流のための充分に大きな軸方向
のギャップを有している。
及び17の一方のシールリング16が、ピストンリング
として形成されかつシリンダ15の内壁にシールされて
接触している。ピストンリングを受容するポンプピスト
ンのリング溝32は、軸方向及び半径方向においてピス
トンリングの寸法よりも大きく、従ってピストンリング
は、ポンプピストン14に対し相対的に、軸方向遊び3
3と半径方向遊び34とを有している。このためリング
溝32と作業室12との間に位置する、ポンプピストン
14の円筒形套面19の区分35は、シリンダ15に対
してブレーキ油の自由貫流のための充分に大きな軸方向
のギャップを有している。
【0015】ピストン套面19とシリンダ15との壁と
の間の、リング溝32とリング溝20との間の領域に狭
いギャップ36が設けられている。このギャップ36
は、シリンダ15の壁と区分35の直径との間のギャッ
プよりも狭い。
の間の、リング溝32とリング溝20との間の領域に狭
いギャップ36が設けられている。このギャップ36
は、シリンダ15の壁と区分35の直径との間のギャッ
プよりも狭い。
【0016】図1においてポンプピストン14は下死点
位置で図示されている。上死点から下死点への運動は既
に行われており、その際入口弁25が開放されかつピス
トンリング16は、段部35の肩部に当接していて、該
肩部35によって連行されている。図示の下死点におい
て運動が反転する際この肩部はピストンリング6から離
れて運動し、その結果ブレーキ油は、軸方向ギャップ3
3によって発生しかつ半径方向ギャップ34を貫通して
存在している自由空間を介して、作業室12から導管2
2の方へ逆流せしめられる。この工程は、リング溝32
の入口側の肩部がピストンリング16に当接した時に終
了する。つまり軸方向遊び33を通過した後ピストンリ
ング16がポンプの作業室12を導管22に対して相対
的に密に閉鎖した時に終了する。
位置で図示されている。上死点から下死点への運動は既
に行われており、その際入口弁25が開放されかつピス
トンリング16は、段部35の肩部に当接していて、該
肩部35によって連行されている。図示の下死点におい
て運動が反転する際この肩部はピストンリング6から離
れて運動し、その結果ブレーキ油は、軸方向ギャップ3
3によって発生しかつ半径方向ギャップ34を貫通して
存在している自由空間を介して、作業室12から導管2
2の方へ逆流せしめられる。この工程は、リング溝32
の入口側の肩部がピストンリング16に当接した時に終
了する。つまり軸方向遊び33を通過した後ピストンリ
ング16がポンプの作業室12を導管22に対して相対
的に密に閉鎖した時に終了する。
【0017】肩部がピストンリング16に付き当る前に
この周囲を流れる流体は狭いギャップ36を貫流しなけ
ればならない。その際ギャップ36は絞り個所として作
用する。この手段によってポンプピストン14の吐出ス
トロークの開始時における作業室12の圧力の増圧が、
吐出弁6が開放されるまで遅延せしめられる。これに伴
って駆動装置に作用する力が減少して衝撃的な騒音が減
少せしめられる。上死点においてポンプピストン14の
次の運動転換を行った後、ピストンリング16はポンプ
ピストン14に対して再度図示の位置を占めるようにな
る。入口弁25はそれ自体で開放する。
この周囲を流れる流体は狭いギャップ36を貫流しなけ
ればならない。その際ギャップ36は絞り個所として作
用する。この手段によってポンプピストン14の吐出ス
トロークの開始時における作業室12の圧力の増圧が、
吐出弁6が開放されるまで遅延せしめられる。これに伴
って駆動装置に作用する力が減少して衝撃的な騒音が減
少せしめられる。上死点においてポンプピストン14の
次の運動転換を行った後、ピストンリング16はポンプ
ピストン14に対して再度図示の位置を占めるようにな
る。入口弁25はそれ自体で開放する。
【0018】図2には、方形横断面のピストンリング1
6の替りに、丸い横断面のシールリング37の挿入され
た実施例が図示されている。このシールリング37はピ
ストンリング16と同じ様に作業する。
6の替りに、丸い横断面のシールリング37の挿入され
た実施例が図示されている。このシールリング37はピ
ストンリング16と同じ様に作業する。
【0019】図3には変化態様が図示されている。その
際互いに対応する部材には同一の符号が使用されてい
る。ここに図示の変化態様は、前述の実施例に比較し
て、リング溝32の作業室側の肩部がばねケーシング2
9のフランジ30によって形成されている点だけが異な
っている。図3に基く構成の作業形式は、その他の点で
は図1に基くものと全く同一である。
際互いに対応する部材には同一の符号が使用されてい
る。ここに図示の変化態様は、前述の実施例に比較し
て、リング溝32の作業室側の肩部がばねケーシング2
9のフランジ30によって形成されている点だけが異な
っている。図3に基く構成の作業形式は、その他の点で
は図1に基くものと全く同一である。
【0020】図4にはポンプの別の変化態様が図示され
ている。この例ではポンプシリンダ38が平滑な円筒状
の孔39を有し、かつポンプピストン40にはピストン
リング42のための肩部41が設けられている。この例
においてもピストンリング42は、肩部41とフランジ
30との間の軸方向遊び33と半径方向遊び34とを有
している。その外絞り貫通部が形成されている。肩部4
1から出発するノッチ43が、ギャップ44の替りにポ
ンプピストン40に配置されている。この変化態様の作
用形式はその他の点では図1に基く実施例の作用形式と
同じである。
ている。この例ではポンプシリンダ38が平滑な円筒状
の孔39を有し、かつポンプピストン40にはピストン
リング42のための肩部41が設けられている。この例
においてもピストンリング42は、肩部41とフランジ
30との間の軸方向遊び33と半径方向遊び34とを有
している。その外絞り貫通部が形成されている。肩部4
1から出発するノッチ43が、ギャップ44の替りにポ
ンプピストン40に配置されている。この変化態様の作
用形式はその他の点では図1に基く実施例の作用形式と
同じである。
【0021】ここに説明したポンプは、長さ公差がギャ
ップ36及び44の大きさに影響されないひいては圧力
増圧の遅延作業に影響されないという利点を有してお
り、従って圧力増圧の遅延作業が良好に保たれている。
ポンプは簡単でコスト的に有利な構成部材を有してお
り、従ってポンプは経済的な大量生産に適している。
ップ36及び44の大きさに影響されないひいては圧力
増圧の遅延作業に影響されないという利点を有してお
り、従って圧力増圧の遅延作業が良好に保たれている。
ポンプは簡単でコスト的に有利な構成部材を有してお
り、従ってポンプは経済的な大量生産に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプの第1実施例の図である。
【図2】図1のポンプの変化態様の詳細図である。
【図3】本発明のポンプの第2実施例の図である。
【図4】ポンプの変化態様の詳細図である。
1 ポンプ 2 ケーシング 3,4 シールリング 5 リング縁曲り部 6 出口弁 7 側方通路 8 吐出導管 9 閉鎖部材 10 弁座 11 圧縮ばね 12 ポンプ作業室 13 圧縮ばね 14 ポンプピストン 15 シリンダ 16,17 シールリング 18 偏心輪 19 套面 20 リング溝 21 孔 22 導管 23 半径方向通路 24 弁座 25 入口弁 26 軸方向通路 27 閉鎖部材 28 圧縮ばね 29 ばねケーシング 30 リングフランジ 31 肩部 32 リング溝 33 軸方向遊び 34 半径方向遊び 35 区分 36 ギャップ 37 シールリング 38 ポンプシリンダ 39 孔 40 ポンプピストン 41 肩部 42 ピストンリング 43 ノッチ 44 ギャップ
Claims (6)
- 【請求項1】 油圧系のためのポンプであって、シリン
ダと、シリンダ内を往復動可能でかつ作業室を運動する
壁として制限しているポンプピストンと、閉鎖部材及び
弁座を有して逆止弁状に閉ぢる入口弁と、出口弁と、入
口弁を橋絡しているバイパスとを備えており、該バイパ
スは、絞り個所を形成しかつポンプピストンがポンプピ
ストンの下死点に位置する時には開放され、かつポンプ
ピストンが作業ストロークを行っている間は閉ぢられて
いてる形式のものにおいて、 バイパス/絞り個所に配設された閉鎖部材が、ピストン
リング(16,37,42)の形式で構成されかつシリ
ンダ(2)に摩擦力で接してポンプピストン(14)に
よってスライド可能であり、またポンプピストン(1
4)に対し相対的に、軸方向遊び(33)と半径方向遊
び(34)との両方を有していることを特徴とする、油
圧系のためのポンプ。 - 【請求項2】 バイパスがポンプピストン(14)にお
けるギャップとして設けられていることを特徴とする、
請求項1記載のポンプ。 - 【請求項3】 バイパスがポンプピストンに配置された
ノッチ(43)によって制限されたギャップ(44)と
して構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
ポンプ。 - 【請求項4】 ピストンリング(16,42)が方形の
横断面を有していることを特徴とする、請求項1から3
までのいづれか1項記載のポンプ。 - 【請求項5】 ピストンリング(37)が円形の横断面を
備えたシールリングであることを特徴とする、請求項1
から3までのいづれか1項記載のポンプ。 - 【請求項6】 ポンプ作業室(12)から出発してばね
ケーシング(29)のフランジ(30)が、ストッパと
してピストンリング(16,37,42)に向けられて
いることを特徴とする、請求項1から5までのいづれか
1項記載のポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19924242420 DE4242420A1 (de) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | Pumpe für ein hydraulisches System |
DE4242420.8 | 1992-12-16 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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DE (1) | DE4242420A1 (ja) |
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-
1993
- 1993-12-15 JP JP5314953A patent/JPH06280743A/ja active Pending
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