JPH034099A

JPH034099A - 潤滑剤ポンプ

Info

Publication number: JPH034099A
Application number: JP2125617A
Authority: JP
Inventors: Franz Henke; フランツ・ヘンケ
Original assignee: Pressol Schmiergeraete GmbH
Current assignee: Pressol Schmiergeraete GmbH
Priority date: 1989-05-19
Filing date: 1990-05-17
Publication date: 1991-01-10
Anticipated expiration: 2010-11-01
Also published as: ES2045371T3; US5092746A; EP0397922A2; EP0397922A3; ATE94967T1; DE3916422A1; DE3916422C2; EP0397922B1; DE58905701D1; JPH07101031B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、圧縮空気ピストン機関を備えて、潤滑剤容器
から流出口へ潤滑剤を搬送する潤滑剤ポンプであって、
圧縮空気ピストン機関においては、 −ピストンロッドの一端部に、直径の大きな圧縮空気ピ
ストンが圧縮空気シリンダ内で支持されており、ピスト
ンロッドの他端部に作業突出部が支持されており、一圧縮空気のための供給導管が、制御装置に通じており
、押出し行程用導管が、制御装置から上記圧縮空気ピス
トンの一方の側へ通じており、戻し行程用導管が、制御
装置から上記圧縮空気ピストンの他方の側へ通じており
、 −上記制御装置が、上記ピストンロッド上に配置された
スプールを有しており、スプールが通路孔を有しておら
ず、かつピストンロッドの往復運動によシ制御されて、
２つの位置の間を往復運動させられており、この場合、
これら２つの位置とは、上記スプールが圧縮空気供給導
管を押出し行程用導管に接続させる位置と、圧縮空気供
給導管を戻し行程用導管に接続させる位置とになってお
シ、一上記スプールが、このスプールに係合した保持装置が
ばね負荷されることによって上記２つの位置に保持され
てお）、かつ、この保持装置の力が圧縮された圧縮ばね
力により克服された後で、往復運動するようになってい
る形式のものに関する。

〔従来の技術〕

上記形式の公知潤滑剤ポンプ（ｇｐ−ｏｓ第００３９４
１８号明細書）では、スプールが回転弁として形成され
ている。この回転弁は滑動案内部を介してピストンロッ
ドと接続されている。

ピストンロッドの２つの最終位置における回転弁の各回
転位置は、ヘアピンスプリングの圧力だけによって変化
させられており、ピストンロッドの２つの最終位置の間
における、回転弁の複数の回転位置は、制御ディスクに
よって保持されている。圧縮空気が、スプールの運動す
る管室内へ案内され、さらに、導管開口部を介して管室
の端壁へ案内される。上記ヘアピンスプリング及びディ
スクは、常に圧縮空気にさらされている。従って、いわ
ゆるシーケンス制御装置及びヘアピンスプリングが損傷
を受は易くなる。また、シーケンス制御装置の長さは、
圧縮空気ピストンの行程にほぼ相当していなければなら
ない。その結果、この制御装置の組立ては困難となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、シーケンス制御装置及びヘアピンスプ
リングが使用されておらず、かっばね装置が圧縮空気流
から隔離されているような、はじめに述べた形式の潤滑
剤ポンプを提供することにある。

〔課題を解決するだめの手段〕

上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の潤滑
剤ポンプにおいて、 −ピストンロッド上に配置されるスプールが、公知形式
（ＤＥ−ＰＳ第３５２７９２５号明細書）でシリンダ壁
部を軸方向に移動するスプールとして形成されており、
シリンダ壁部に設けられた複数の通路が、スプールの外
周部に形成された複数の環状溝を介して連通するように
なっており、−スプールに係合する保持装置が、半径方
向で作用するばね係止装置として形成されており、ばね
係止装置が、係止ばねと、係止行程のために互いに軸方
向で間隔を置いた複数の係止溝とを有しており、一ピストンロッドが、スプールの中空室内に圧縮コイル
ばねを支持しており、かつこの圧縮コイルばねによって
中空室内を往復運動させられて、解放行程を行うように
なっており、−解放行程後に上記ピストンロッドが、圧
縮コイルばねによって移動させられて、ばね行程を行う
ようになっておシ、かつ、ピストンロッドに設けられた
制御ストッパによるばね係止装置の克服によって移動さ
せられて、係止行程を行うようになっていることによっ
て解決されている。

〔作用及び効果〕

本発明による潤滑剤ポンプでは、圧縮コイルばねがピス
トンロッドとスプールとの間に配置されており、それに
よって、圧縮空気流から隔離されている。また、圧縮空
気ピストンの行程は、上記圧縮コイルばねのばね行程よ
りも大きい。さらに、従来のようなヘアピンスプリング
ではなくて圧縮コイルばねが使用されているので、制御
装置は損傷を受けにくい。また、ばね係止装置は、制御
ストッパによって解放される。

このような結果、本発明による制御装置の組立ては容易
となる。

ばね係止装置の係止部材がスプールの一端部に取付けら
れていると、特に有利である。これによっても、本発明
による制御装置の組立てが容易となる。さらに、上記ば
ね係止装置はスプールの軸線に対して垂直にスプールに
係合しているので、摩耗しにくい。

特に有利には、ばね係止装置が、周方向で互いに間隔を
置いてばね負荷される係止円錐部を有している。それに
よって、スプール上の係止部材に半径方向で作用する力
が、相殺される。

請求項４の構成によれば、制御装置が容易なものとなる
。というのは、ただ３つの環状溝だけが制御装置に形成
されれば充分であシ、それによって、制御装置のシール
も良好に行われるからである。さらに、これらの環状溝
は、丸味を付けられて制御装置の外周面へ移行している
。

それによっても、制御装置は良好にシールされる。

請求項５の構成及び請求項乙の構成によっても、制御装
置の構成が簡略化される。即ち、圧縮空気のための通路
が鋳造又は切削加工によって製作されるのではなくて、
横断面の大きな貫通孔がシリンダ壁に形成されればよい
のである。

さらに、各係止溝に開口する１つの作用通路が、ばね係
止装置の係止ばねに対して周方向でずらされて設けられ
ていると、特に有利である。

スプールが締付けられてしまい、圧縮空気に応動しなく
なった場合には、上記作用通路を介して、工具によって
スプールを移動させることができる。

請求項８の構成によれば、圧縮空気モータの直径を縮小
することができる。この場合、ストップディスクは支持
機能だけを有している。請求項９の構成によれば、本発
明による制御装置は極めて損傷を受けにくくなる。

〔実施例〕

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

図示された圧縮空気ピストン機関は、圧縮空気シリンダ
１を有しており、圧縮空気シリンダ１内では、直径の大
きな圧縮空気ピストン２が軸方向に往復運動するように
なっている。シリンダ壁部３内に延びる押出し行程用導
管４が、圧縮空気シリンダ１の一端面に開口しており、
戻し行程用導管５が、圧縮空気シリンダ１の他端面に開
口している。圧縮空気シリンダ１の他端面は制御ケーシ
ング６によって形成されている。ピストンロッドＴがこ
の制御ケーシング６内を貫通しており、かつブシュ８に
より案内されて制御ケーシング６内に支承されており、
かつ環状バッキング９によってシールされており、かつ
圧縮空気ピストン２を支持しており、かつ圧縮空気ピス
トン２とは反対側で作業突出部１０に移行している。作
業突出部１０は、潤滑剤ポンプの直径の小さな高圧ピス
トンとして形成されており、かつ７ランジ突出部１１か
ら突出しは作業ピストンの直径は、場合によっては圧縮
空気ピストン２の直径よシも大きくてもよい。

ピストンロッド７は２つのロッド部材と１つの中間部材
１２とから形成されており、中間部材１２はこれらロッ
ド部材間にねじはめられている。

制御ケーシング６内にはシリンダ室１３が形成されてお
り、ピストンロッド７がシリンダ室１３内を貫通してい
る。長手方向のスプール１４が、シリンダ室１３内でピ
ストンロッドア上に配置されており、かつ係止行程を行
うためにシリング室１３よシも軸方向で短く形成されて
いる。スプール１４の、作業突出部１１側には係止部材
１５が取付けられている。係止部材１５は２つの環状の
係止溝１６を有しており、これらの係止溝１６は、スプ
ール１４の係止行程のために軸方向で互いに間隔を置い
ている。制御ケーシング６の７ランジ突出部１１内に設
けられたコイル状の係止ばね１７は、半径方向に作用し
て係止円錐部３２をばね負荷しており、かつこの係止円
錐部３２を押圧して係止溝１６内へ係合させている。こ
の場合、それぞれ係止ばねと係止円錐部とから成る３つ
の係止装置が、係上部材１５の周方向にわたって均一に
分配されて設けられている。７ランジ突出部１１内に形
成された乱形状の作用通路（図示せず）が、上記６つの
係止装置のうちで２つの係止装置により規定された、ピ
ストンロッド７の中心軸線に対して垂直な平面内に位置
しており、かつこれら２つの係止装置から周方向でずら
されて配置されている。締付けられたスプール１４を解
放させるか、もしくはこのスプール１４に容易に接近す
るために、上記作用通路を介して、工具によって係止部
材１５ひいてはスプール１４に作用を及はすことができ
る。

シリンダ室１３の壁部は、室のほぼ全長にわたってパイ
ル１８によって形成されている。パイル１８は、制御ケ
ーシング６内にはめ込まれておシ、かつ、安定板１９、
シールリング２０及びスペーサリング２１がこの順序で
繰返し積重ねられる仁とによって形成されている。安定
板１９は金属からほぼ平らに製作されており、かつ一方
の側に平らで環状の突起部を有している。この突起部は
、安定板１９に続くシールリング２０の、環状のトラフ
内に係合している。

シールリング２０は、弾性で変形可能なプラスチック又
はゴムから製作されており、かつ両側に環状のトラフを
有しており、かつ半径方向内側へ向かって安定板１９及
びスペーサリング２１かられずかに突出している。スペ
ーサリング２１はプラスチックからディスク状に製作さ
れており、かつ一方の側に平らで環状の突起部を、他方
の側に半径方向で切離されたスペーサウェブ２２を有し
ている。制御ケーシング６の壁部におけるスペーサウェ
ブ２２の範囲では、圧縮空気が周方向及び半径方向で通
過する。シリンダ室１３内に設けられた複数の通路２３
のうちで、圧縮空気ピストン２に最も近い第１の通路が
供給導管２４の一部として形成されており、この通路に
隣合う第２の通路が、戻し行程用導管５の一部として形
成されており、第２の通路に続く第６の通路が、排出導
管２５の一部として形成されており、第３の通路に続く
第４の通路が、押出し行程用導管４の一部として形成さ
れており、第４の通路に続く、係止部材１５に最も近い
第５の通路が、上記供給導管２４の一部として形成され
ている。

軸方向で互いに間隔を置いた３つの環状溝２６．２７．
２８が、スプール１４に形成されており、かつこのスプ
ール１４により軸方向に往復運動させられて、第１図に
よる第１の位置と第２図による第２の位置とへ移動する
。第１図による戻し行程のための第１の位置では、供給
導管２４へ通じた第１の通路が、戻し行程用導管５へ通
じた第２の通路に第１の環状溝２６を介して接続されて
いる。さらに、排出導管２５へ通じた第３の通路が、押
出し行程用導管４へ通じた第４の通路に第２の環状溝２
７を介して接続されている。さらに、上記供給導管２４
へ通じた第５の通路が／第３の環状溝２８と共に、他の
通路から遮断されている。第２図による押出し行程のた
めの第２の位置では、供給導管２４へ通じた第１の通路
が第１の環状溝２６と共に、他の通路から遮断されてい
る。さらに、戻し行程用導管５へ通じた第２の通路が、
排出導管２５へ通じた第３の通路に第２の環状溝２７を
介して接続されている。さらに、押出し行程用導管４へ
通じた第４の通路が、上記供給導管２°４へ通じた第５
の通路に第６の環状溝２８を介して接続されている。ピ
ストンロッド７の、直径の小さな中央範囲には、圧縮コ
イルばね２９が配置されている。圧縮コイルばね２９の
両端部は、それぞれストップディスク３０によって支持
されており、ストップディスク３０は、ピストンロッド
７の段部３１にそれぞれ当接している。

ピストンロッド７の解放行程のために、上記圧縮コイル
ばね２９か、スプール１４内で軸方向に往復運動するよ
うになっている。

上記２つのストップディスク３０間でピストンロッド７
の中央には、ブロック形状の制御ストッパ３３が支持さ
れている。第１図でハ、圧縮コイルばね２９が緊張解除
された後で戻し行程中の圧縮空気ピストン２が示されて
いる。この圧縮空気ピストン２が左側へ移動すると、左
側のストップディスク３０が、スプール１４の左側端部
に当接する。圧縮空気ピストン２がさらに左側へ移動す
ると、圧縮コイルばね２９が圧縮されて、制御ストッパ
３３の左側縁部が、左側のストップディスク３０を介し
てスプール１４に係合し、係止円錐部３２が、係止ばね
１７の力に抗して左側の環状溝１６から押出される。

その結果、圧縮コイルばね２９が緊張解除されて、スプ
ール１４をさらに左側へ移動させ、ピストンロッド７が
係止行程を行う。この場合、圧縮コイルばね２９は、滑
シ摩擦だけは克服しなければならない。このような第１
の位置に対して〆第２図による第２の位置では、圧縮空
気ピストン２がスプール１４内での圧縮コイルばね２９
の移動によって、押出し行程のために右側へ移動する。

圧縮空気ピストン２がさらに右側へ移動して、圧縮コイ
ルばね２９が圧縮されると、制御ストッパ３３の右側縁
部がスプール１４に係合し、係止円錐部３２が右側の環
状溝１６から押出される。その結果、スプール１４が、
上記戻し行程のための位置へ向かってさらに右側へ移動
し、ピストンロッド７が係止行程を行う。その後、圧縮
空気ピストン２の運動が再び開始される。上記圧縮コイ
ルばね２９が実際に行う圧縮行程は、最大可能な圧縮行
程のうちでわずかな割合しか占めていない。従って、ス
プール１４が上記戻し行程と押出し行程とのうちで一方
の行程から他方の行程へ移行する移動時に、圧縮コイル
ばね２９は完全に緊張解除される。即ち、最大長さを得
た状態となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による潤滑剤ポンプの１実施例を示すもの
で、第１図はスプールが一方の位置を占めた場合における潤
滑剤ポンプの圧縮空気ピストン機関の断面図、第２図は
スプールが他方の位置を占めた場合における潤滑剤ポン
プの圧縮空気ピストン機関の断面図である。１・・・圧縮空気シリンダ、２・・・圧縮空気ピストン
、３・・・シリンダ壁部、４・・・押出し行程用導管、
５・・・戻し行程用導管、６・・・制御ケーシング、７
・・・ピストンロッド、８・・・ブシュ、９・・・環状
バッキング、１０・・・作業突出部、１１・・・７ラン
シ突出部、１２・・・中間部材、１３・・・シリンダ室
、１４・・・スプール、１５・・・係止部材、１６・・
・係止溝、１７・・・係止ばね、１８・・・パイル、１
９・・・安定板、２０・・・シールリング、２１・・・
スペーサリング、２２・・・スペーサウェブ、２３・・
・通路、２４・・・供給導管、２５・・・排出導管、２
６，２７゜２８・・・環状溝、２９・・・圧縮コイルば
ね、３０・・・ストップディスク、３１・・・段部、３
２・・・係止円錐部、３３・・・制御ストツパ

Claims

【特許請求の範囲】１、圧縮空気ピストン機関を備えて、潤滑剤容器から流
出口ヘ潤滑剤を搬送する潤滑剤ポンプであつて、圧縮空
気ピストン機関においては、 −ピストンロッドの一端部に、直径の大きな圧縮空気ピ
ストンが圧縮空気シリンダ内で支持されており、ピスト
ンロッドの他端部に作業突出部が支持されており、 −圧縮空気のための供給導管が、制御装置に通じており
、押出し行程用導管が、制御装置から上記圧縮空気ピス
トンの一方の側へ通じており、戻し行程用導管が、制御
装置から上記圧縮空気ピストンの他方の側へ通じており
、−上記制御装置が、上記ピストンロッド上に配置され
たスプールを有しており、スプールが通路孔を有してお
らず、かつピストンロッドの往復運動により制御されて
、２つの位置の間を往復運動させられており、この場合
、これら２つの位置とは、上記スプールが圧縮空気供給
導管を押出し行程用導管に接続させる位置と、圧縮空気
供給導管を戻し行程用導管に接続させる位置とになつて
おり、 −上記スプールが、このスプールに係合した保持装置が
ばね負荷されることによつて上記２つの位置に保持され
ており、かつ、この保持装置の力が圧縮された圧縮ばね
力により克服された後で、往復運動するようになつてい
る形式のものにおいて、 −ピストンロッド上に配置されるスプールが、シリンダ
室（１３）内を軸方向に移動するスプール（１４）とし
て形成されており、シリンダ壁部に設けられた複数の通
路（２３）が、スプール（１４）の外周部に形成された
複数の環状溝（２６、２７、２８）を介して連通するよ
うになつており、 −スプール（１４）に係合する保持装置が、半径方向で
作用するばね係止装置として形成されており、ばね係止
装置が、係止ばね（１７）と、係止行程のために互いに
軸方向で間隔を置いた複数の係止溝（１６）とを有して
おり、−ピストンロッド（７）が、スプール（１４）の
中空室内に圧縮コイルばね（２９）を支持しており、か
つこの圧縮コイルばね（２９）によつて中空室内を往復
運動させられて、解放行程を行うようになつており、 −解放行程後に上記ピストンロッド（７）が、圧縮コイ
ルばね（２９）の圧縮によつて移動させられて、ばね行
程を行うようになつており、かつ、ピストンロッド（７
）に設けられた制御ストッパ（３３）によるばね係止装
置（１６、１７）の克服によつて移動させられて、係止
行程を行うようになつていることを特徴とする潤滑剤ポ
ンプ。２、ばね係止装置（１６、１７）の係止部材（１５）が
、スプール（１４）の一端部に取付けられている、請求
項１記載の潤滑剤ポンプ。３、ばね係止装置（１６、１７）の係止円錐部（３２）
が、互いに周方向で間隔を置いて設けられており、かつ
ばね負荷されている、請求項１又は２記載の潤滑剤ポン
プ。４、スプール（１４）の軸方向中央に環状溝（２７）が
形成されており、この環状溝（２７）が、上記２つの位
置において排出導管（２５）と接続されており、上記環
状溝（２７）の両側にそれぞれ環状溝（２６、２８）が
形成されており、これら環状溝（２６、２８）が、上記
２つの位置において供給導管（２４）と接続されており
、上記２つの環状溝（２６、２８）のうちで一方の環状
溝（２８）が、上記２つの位置のうちで一方の位置にお
いて押出し行程用導管（４）と接続されており、他方の
環状溝（２６）が、他方の位置において戻し行程用導管
（５）と接続されている、請求項１から３までのいずれ
か１項記載の潤滑剤ポンプ。５、ピストンロッド（７）が、２つのロッド部材と、こ
れらロッド部材の間にねじ締められかつ圧縮コイルばね
（２９）を支持する中間部材（１２）とから形成されて
いる、請求項１から４までのいずれか１項記載の潤滑剤
ポンプ。６、複数の通路（２３）を形成するシリンダ壁が、パイ
ル（１８）として形成されており、パイル（１８）が、
安定板（１９）、シールリング（２０）及びスペーサリ
ング（２１）の積重みによつて形成されており、これら
３つの部材（１９、２０、２１）によつて、上記半径方
向の複数の通路（２３）が押出し行程用導管（４）の一
部として、かつ戻し行程用導管（５）の一部として、か
つ供給導管（２４）の一部として形成される、請求項１から５まで
のいずれか１項記載の潤滑剤ポンプ。７、各係止溝（１６）に開口する１つの作用通路が、ば
ね係止装置（１６、１７）の係止ばね（１７）に対して
周方向でずらされて設けられている、請求項１から６ま
でのいずれか１項記載の潤滑剤ポンプ。８、圧縮コイルばね（２９）が２つのストップディスク
（３０）の間に配置されており、各ストップディスク（
３０）が、圧縮コイルばね（２９）へ向かう方向でピス
トンロッド（７）上を移動可能であり、かつ圧縮コイル
ばね（２９）から離れる方向でピストンロッド（Ｔ）の
段部（３１）へ向かつてピストンロッド（７）上を移動
可能である、請求項１から７までのいずれか１項記載の
潤滑剤ポンプ。９、圧縮コイルばね（２９）及びコイル状の係止ばね（
１７）が、常に完全には密着していない状態に維持され
ており、かつ最大可能な圧縮行程のうちで一部のばね行
程しか行わない、請求項１から８までのいずれか１項記
載の潤滑剤ポンプ。