JPS6224001A - 増圧器 - Google Patents

増圧器

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JPS6224001A
JPS6224001A JP16260585A JP16260585A JPS6224001A JP S6224001 A JPS6224001 A JP S6224001A JP 16260585 A JP16260585 A JP 16260585A JP 16260585 A JP16260585 A JP 16260585A JP S6224001 A JPS6224001 A JP S6224001A
Authority
JP
Japan
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control valve
diameter piston
fluid
piston
switching
Prior art date
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Pending
Application number
JP16260585A
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English (en)
Inventor
Shigeo Yoshida
重男 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukushima Ltd
Original Assignee
Fukushima Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6224001A publication Critical patent/JPS6224001A/ja
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 +11  産業上の利用分野 ポンプなどの圧力を何倍かした高圧を得るためにピスト
ンの有効面積比を利用する作動流体の連続増圧器に関す
る。
(2)従来の技術 従来普通のポンプなどの液体圧力を何倍がした高圧を得
るために往復運動するピストンの有効面積比を利用する
増圧器は、1次側の低圧の作動流体である一次流体が制
御弁により大径ピストンに供給されて作動し、前記大径
ピストンに駆動される小径のピストンによって吐出され
る2次側の高圧の作動流体である2次流体を、逆止弁を
組合せた流路により吐出させて得るものである。前記制
御弁はピストンの動きに連動しピストンの行程端で切換
わり、大径のピストンの両端に交互に1次流体を供給す
る。ピストンに連動して交互に前記制御弁を切換える方
法は種々行なわれているが、通常ピストンの行程端でビ
ス1−ンによって制御弁を切換えるための切換弁を強制
的に押し開き、それによって制御弁の端面上に一次流体
圧を加えて切換える方法が行なわれている。
上記従来装置の一例を図面により説明する。第6図は従
来の一例を示す増圧器の液圧回路図である。1次流体は
供給流路101より制御弁102を介して大径シリンダ
103の一端側に供給され、大径シリンダ103の他端
側の流体の排出は制御弁102を介して排出流路108
よりタンクなどの低圧側に行なわれる。大径シリンダ1
03に嵌装される大径ピストン104の両端に連結され
ている小径ピストン105A、105Bは小径シリンダ
106A、106Bに嵌装されている。前記小径シリン
ダ106A、106Bの両端には切換弁107A、10
7Bが連結されており、小径ピストン105A、105
Bの行程端で切換えられる。前記切換弁107A、10
7Bは供給流路101と排出流路108とを切換えて1
次流体を小径ピストン105A、10jBの行程端の時
に制御弁102の一端に供給する。小径シリンダ106
A、106Bにはその内部の流体の体積が増加の場合は
一次流体を供給し、体積の減少の場合は高圧の流体を外
部に吐出するように4個の逆止弁109Aないし109
Dが交互に使用できるよう組合せて配設されており、小
径シリンダ106A、106Bは小径ピストン105A
、105Bが往復運転をすると一次流体を吸い込み、大
径ピストン104と小径ピストン105A、105Bの
有効面積比に逆比例した高圧の2次流体を吐出すること
になる。
次に上記従来装置の作用を述べる。制御弁102が第6
図のa位置にある場合、−次流体は供給流路101より
制御弁102を介して大径シリンダ103の左側に供給
される。−力制御弁102の右側は制御弁102を介し
て排出流路108に連通ずるため大径ピストン104は
図中右方へ移動する。この時、切換弁107A、107
Bは内装されたバネによって第6図のように切換えてあ
り、制御弁102の弁両端は排出流路108に連通した
ままとなっているので制御弁102は動かない。大径ピ
ストン104の右方への移動により小径シリンダ106
Bの内部の流体は大径ピストン104と小径ピストン1
05Bの有効面積比に逆比例した圧力を1次圧力に加算
され逆止弁109Bを介して吐出される。この時、左側
の小径シリンダ106Aには逆止弁109Cを介して1
次流体が供給される。さらに大径ピストン104が右方
に移動すると、小径ピストン105Bはその先端でもっ
て切換弁107Bを強制的に切換えることになり、1次
流体を制御弁102の右端に供給する。すると制御弁1
02は右端に一次流体が供給され左端は排出流路108
に連通ずるため第6図中す位置に切換わる。すると今度
は逆に大径シリンダ103の右側に一次流体が供給され
、左端は排出流路108に連通ずるため大径ピストン1
04は左方に移動を始める。
この時は小径シリンダ106Aが2次流体を吐出し、小
径シリンダ106Bには1次流体が供給される。さらに
左方への移動が進むと今度は切換弁107Aが小径ピス
トン105Aの先端の移動によって切換えられ再び制御
弁102が第6図中a位置に切換わり大径ピストン10
4は右方への移動を始める。すなわち小径ピストン10
5A。
105Bは大径ピストン104のその行程端でもって切
換弁107A、107Bを切換え、そのとき切換弁10
7A、107Bは制御弁102を切換えて、連続的にこ
の往復運動をくり返し小径ピストン105A、105B
の往復運動により逆止弁109A、109Bを介して2
次流体が吐出されることになる。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来の増圧器において、2次流体の吐出量が少ない
場合や1次流体の供給される圧力が低い場合は、大径ピ
ストン104はゆっ(り移動を行い、小径ピストン10
5A、105Bによって切換弁107A、107Bも徐
々に切換ねり出し、これらが十分切換わらないままで絞
られた一次流体が制御弁102の端面に供給されるため
制御弁102もゆっくり移動をする。制御弁102が切
換の中立点になると大径シリンダ103への一次流体の
供給は停止するが、制御弁102はその後も移動を続け
、その後に制御弁102が切換わって大径ピストン10
4は逆方向に移動を始める。
すると切換弁107A、107Bもバネの復元力によっ
て切換わってしまい、制御弁への一次流体の供給が停止
して十分に制御弁102が切換わらないまま、大径ピス
トン104は移動をすることになる。すると制御弁10
2によって絞られた1次流体が大径シリンダ103に供
給されることになり増圧器の効率が悪くなってしまう。
この制御弁が十分に切換ねるように切換弁を1ケとして
制御弁が中立位置を短時間で通過し、絞った位置で1次
流体を大径シリンダ103に供給しないように改良した
増圧器もある。
いずれの場合も大径ピストンに1次流体を交互に供給す
るためには制御弁と切換弁を必要とし構造も複雑で高価
であるという問題点があり、本発明は上記問題点を解決
して安価な増圧器を提供することを目的とする。
(4)問題を解決するための手段 本発明の問題解決の手段は切換弁をなくし、制御弁には
その移動端での位置止め装置を付加しその蓄勢手段であ
るばねを介してピストンの行程端で該位置止め装置を外
してピストンに連動するよう構成したものである。
(5)作用 上記構成よりなる本発明によれば、ピストンの行程端に
おける制御弁の切換わる作用は、制御弁が位置止め装置
により一定以上の作用力を加えられるまで移動しないた
め、制御弁が切換ねる直前まで、制御弁とピストンとの
間に設置されたバネがピストンに押されて蓄勢され、そ
の後ピストンの工程端で強制的に制御弁に一定以上の作
用力が加えられ付設された位置止め装置が外れるときに
、前記バネの蓄勢力によって制御弁は瞬時に移動をして
切換ねることである。これによって大径ピストンは前と
は逆に制御弁により一次流体が供給されるため、逆に移
動を始めることになり、これが繰り返されて小径ピスト
ンにより連続的に高圧の2次流体が吐出される。
(6)実施例 ・第1実施例 本発明の第1実施例を図面に基き説明する。第1図は本
発明による第1実施例の増圧器の断面図を示す。■はそ
の内孔2に大径ピストン3を摺動自在に嵌装する大径シ
リンダであり、大径ピストン3には内孔4が形成され、
制御弁5が摺動自在に嵌装されている。内孔4には環状
溝6A、6B。
7A、7Bが形成され、中央側の環状溝6A、6Bは流
路8A、8Bで大径ビス′トン3の外周に軸方向に設け
た溝9に連通している。大径シリンダ1の内孔2に開口
する供給流路10と溝9は大径ピストン3が往復動じて
も常に連通ずるように配置される。供給流路10には低
圧の1次流体である作動液2作動油、空気などが外部よ
り常に供給される。溝9に1次流体の圧力が加わると大
径ピストン3は内孔2に押しつけられるため対向する位
置に溝9と同一の大きさの溝を形成し1次流体の圧力を
バランスさせる方法も可能であり、2個以上の溝を形成
しそれらに1次流体を連通させることでバランスさせる
ことも良い。また溝9と供給流路10との連通が遮断さ
れないように図示のない装置によって大径ピストン3は
回転しないようになされる。大径ピストン3の内孔4の
外側の環状溝7A、7Bは流路11A、IIBで大径ピ
ストン3の外周に軸方向に設けた溝12に連通している
。さらに大径シリンダ1の内孔2に開口する排出流路1
3と溝12は大径ピストン3が移動しても常に連通ずる
ように配置されている。排出流路13は図示のないタン
クなどの低圧の部分に流路を通して連通され一次流体が
排出される。大径ピストン3の両端には図示のないボル
トなどによって小径ピストン14A、14Bが突設され
、大径シリンダ1の両端に取付られた小径シリンダ15
A、15Bの内室16A、16Bを貫通している。制御
弁5は略円柱形状をなしその両端近傍に環状117A、
17Bを形成しており、大径ピストン3.小径ピストン
14A、14Bのフランジ部を貫通する流路18A、1
8Bを介して、内孔2.大径ピストン3.小径ピストン
14A。
14B、小径シリンダ15A、15Bとで囲まれた1次
流体の作動室19A、19B内で制御弁5が移動しても
常に前記各々は連通している。制御弁5の中央部に一定
間隔でU字形環状溝20A。
20Bが形成され、内孔4には孔21が穿設されて球2
2とバネ23が収納され、該U字形環状溝20A、20
Bには球22がバネ23の蓄勢力で押し付けられており
、球22とU字形環状溝20A、20Bが一致すると最
も制御弁5が安定するよう位置止め作用が働く。すなわ
ち第1図よりも制御弁5を右方に移動させようとするに
は一定以上の作用力を必要とする。これら、′U字形環
状溝2OA、20B、球22.バネ23は本発明の位置
止め装置を構成するものである。一定収上の作用力が働
くと制御弁5は移動し、球22がバネ23を圧縮してU
字形環状溝2OAから外れると、制御弁5の作用力は小
さくても移動する。一方、球22とU字形環状溝20B
とが一致しだすとバネ23の蓄勢力によって右方に移動
させられ、球22とU字形環状/n 20 Bとが完全
に一致するとその位置で制御弁5は安定する。小径シリ
ンダ15A、15Bは大径シリンダ1に図示のないボル
トなどによって結合され、作動流体がもれないように適
宜なガスケット等が使用されている。小径シリンダ15
A、15Bには1次流体供給用の逆止弁24A、24B
が設けられ、供給流路10の分岐流路10A、IOBよ
り1次流体を導入し、逆止弁24A、24Bを介して内
室L6A、16Bに連通し、供給流路10より内室16
A、16Bへの流体の流れは許容するが内室isA、t
6Bより供給流路10への流れは阻止するように逆止弁
24A、24Bが配置されている。また大径シリンダ1
には吐出流路25が設けられ分岐されて分岐流路25A
、25Bとなり、吐出用の逆止弁26A、26Bを介し
て内室16A、16Bに連通し、内室16A、16Bよ
り吐出流路25への流れは許容するが、吐出流路25よ
り内室16Ai6Bへの流れは阻止するように逆止弁2
6A、26Bが配置されている。逆止弁24A。
24B、26A、26Bは一方向のみの流れを許容する
ものであれば種々の形式のものが使用でき、第1図では
球とハネを使用したものが図示しである。内室16A、
16Bにはカバー27A、27Bが図示のないボルトな
どで流体がもれないように取付られ、その中央部には小
径ピストン14A。
14Bの中心を貫通するように突設部28A。
28Bが形成され、さらに、その先端部には内孔が形成
され切換ハネ29A、29Bとビン30A。
30Bが摺動自在に嵌装され、ビン30A、30Bは図
示のない方法で飛び出しを防止されている。
この切換ハネ29A、29B、  ビン30A、30B
は本発明の蓄勢手段を構成するものである。またビン3
0A、30Bが移動した時、先端部の内孔内の流体が圧
縮膨張しないようにビン30A。
30Bの外周には溝が形成される。制御弁5の両端は小
径に形成されて大径ピストン3の移動によってビン30
A、30Bおよび突設部28A。
28Bと当接するようになされている。また小径ピスト
ン14A、14Bの中心の穴は、制御弁5゜ビン30A
、30Bの動きに対し流体による悪影響を与えることが
ないように流路11C,11Dによって排出流路13に
連通しである。
上記構成よりなる第1実施例の作用を説明する。
制御弁5が第1図の状態にある時には、低圧の一次流体
は供給流路10より供給され、溝9より流路8A、8B
両方に入るが、流路8B側は環状溝6Bが制御弁5で遮
断されているため流路8Aより環状溝6A、環状溝17
A、流路18Aを連通し、作動室19Aに入る。一方作
動室19Bの流体は流路18B、環状溝713.環状溝
17B、流路11Bより溝12に入る。溝12は流路1
1Aで環状溝7Aに連通しているが制御弁5によって遮
断されているため、作動室19Bの流体は溝12、排出
流路13より流体のタンク等に戻るか、空気の場合は空
中に排出される。すると大径ピストン3は第1図中左方
への作用力が一次流体の圧力によって作用するから、左
方へ移動を始める。
内室16B内の流体は小径ピストン14Bが大径ピスト
ン3の移動に連動して左方に移動するため圧縮され、流
体は逆止弁2・IBを通過できないので逆止弁26Bよ
り2次流体として分岐流路25Bを通り、吐出流路25
より必要なa械に供給される。他方室16Aは小径ピス
トン14Aが左方に移動するために膨張し室16Aの流
体の圧力が低下するため、逆止弁24Aが開き一次流体
が室16Aに供給される。この時逆止弁26Aは室16
Aよりも分岐流路25Aの流体の圧力が高いため閉じた
ままである。さらにこの時1次流体の圧力が作用するの
は大径ピストン3と小径ビス1ヘン14Aの有効断面積
であり、吐出される2次流体の圧力が作用するのは小径
ピストン14Bの有効断面積のみであるため、2次流体
の最大圧力はそれらの有効断面積に逆比例する高い圧力
となる。
大径ピストン3がさらに左方に移動してゆくとビン30
Bと制御弁5の左端が当接し、切換バネ29Bを圧縮し
蓄勢してゆく。この時制御弁5はU成形環状420Aと
球22.バネ23から成る位置止め装置によって位置止
めされており、大径ピストン3と共に移動し相対運動は
ない。さらに移動すると今度は制御弁5の左端と突設部
28Bとが当接する。すると第2図に示すように制御弁
5はそれ以上の左方への移動が制限され大径ピストン3
のみが左方へ移動し、制御弁5と大径ピストン3に相対
運動が発生し、U字形環状溝20Aによってバネ23を
さらに蓄勢しながら球22が押し上げられ、球22がU
字形環状溝20Aより外れる。すると制御弁5の移動は
移動力が小さくても可能となり、切換バネ29Bの蓄勢
力がビン30Bを介して制御弁5の左端に加わっている
ため、制御弁5を瞬時に右方へ移動させ、U字形環状溝
20Bと球22とが一致するまで移動させて位置止めさ
せる。今度は、−次流体は供給流路10、溝9゜流路8
B、環状46B、環状溝17B、流路18Bを連通し作
UJ室19Bに導入される。他方作動室19A内の流体
は流路18A、環状溝17A、環状溝7A、流路11A
、溝12゜排出流路13より排出され、大径ピストン3
は図中右方へ移動を始める。この制御弁5の流路の切換
わりはU字形環状溝2OA、20Bの中間部で行なわれ
、球22がU字形環状溝2OA、20Bより外れるまで
は切換わらないように各環状溝6A、6B、7A、7B
、17A、17Bが構成されている。大径ピストン3の
右方への移動によっ。
で、内室16Aの流体は逆止弁26Aを押し開き分岐流
路25Aを連通し吐出流路25より吐出され、一方向室
16Bへは一次流体が分岐流路10Bより逆止弁24B
を押し開き内室16Bに導入される。このまま大径ピス
トン3が摺動をすると今度は制御弁5の右端でビン30
Aを介して切換バネ29Aを蓄勢し、さらに移動すると
突設部28Aの先端によって制御弁5はそれ以上の移動
が阻止され、ついで位置止め装置が外れると瞬時に制御
弁5は左方へ切換り再び一次流体の供給。
排出が逆になり作動室19A(−次流体を供給し作動室
19Bの流体を排出し、大径ピストンは左方に移動を始
め内室16Bの2次流体を吐出し内室16Aに一次流体
を導入する。このくり返しが行なわれ連続的に吐出が行
なわれる。2次流体の必要流体量が少なかったり、1次
流体の供給される圧力が低い場合などはピストンの移動
速度が遅くなるが、この場合でも前述のように制御弁5
は完全に切換るため、制御弁5によって絞られることも
なく1次流体が大径ピストンに作用するので効率は下ら
ない。
・第2実施例 第2実施例を図面により説明する。第3図は第2実施例
を示す増圧器の断面図を示す。第1実施例と異なるのは
蓄勢手段である切換バネ29A。
29B、ビン30A、30Bの設置位置のみ異なる。即
ち本実施例では第1実施例の切換バネ29A、29Bを
第3図の切換バネ31の様に1個とし、制御弁5の中心
に内孔5Aを設けて摺動自在に嵌装し、その両端部にビ
ン30A、30Bの径の段差により制御弁5の内孔5A
からの飛び出しを防止している。その作用は、大径ピス
トン3が左方に移動し行程端に近づくと、突設部28B
でビン30Bを介しビン30Aが制御弁5に対して移動
しないため切換バネ31は圧縮され、それ以上左方に移
動すると突設部28Bの先端で制御弁5のそれ以上の動
きを阻止するため第1の実施例と同じく位置止めが外れ
て制御弁5は切換バネ31の蓄勢力によって瞬時に切換
わる。以降の作動は第1実施例と同じなので詳細は省略
する。
・第3実施例 第3実施例を図面により説明する。第4図は第3実施例
を示す増圧器の断面図を示す。第3実施例は大径ピスト
ン3と小径ピストン14を分離し連結ロッド3Aで連動
するようになされており制外弁5も大径ピストン内に設
けず外部に設けである。大径ピストン3が一次流体によ
って移動し、その作用力によって小径ピストン14が同
時に動き、小径シリンダ15に設けられた逆止弁24A
24B、26A、26Bによって1次流体を一方の内室
に供給し、他方の内室の流体を2次流体として吐出する
のは第1,2の実施例と同じである。
制御弁5には環状溝が3ケ所形成され、制御弁5を摺動
自在に嵌装する制御弁本体の内孔の環状溝は2ケ所形成
され、制御弁5の端部には球22゜バネ23より成る位
置止め装置のU字形環状溝20A、20Bが2ケ所形成
されている。しがし第1,2実施例と同じく一方の位置
止め位置より他方の位置止め位置に切換ねると大径ピス
トン3へ1次流体の供給、排出が逆になる作用は同じで
ある。制御弁5の中心には内孔5Aが形成され、切換バ
ネ31が設けられ大径ピストン3より延長されたロンド
3Bが貫通している。切換ハネ31は座金状の板33に
よって制限されており、前記ロンド3Bが大径ピストン
3の行程端に近ずくと前記ロンド3Bにより板33が移
動し切換ハふ31が圧縮される。さらにロンド3Bが移
動すると前記板33が制御弁5の内孔5Aの段差に当り
、ロンド3Bによって強制的に制御I弁5が動かされる
ことになって位置止め装置が外される。すると今度は切
換バネ31の蓄勢力が前記板33を介して制御弁5に伝
達され、制御弁5は瞬時に切換わることになり、大径ピ
ストン3への1次流体の供給、排出を逆にする。詳細は
第1.第2とほぼ同様であるので省略する。
・第4実施例 第4実施例を図面により説明する。第5図は第4実施例
を示す増圧器の断面図を示す。第1↓実施例は、大径ピ
ストン3の両端に小径ピストン14A、14Bを配置し
たのは第1,2実施例と同しで、小径ピストンの往復移
動によって一方の端に1次流体を導入し、他方の端の流
体を逆止弁を介して吐出する。しかし制御弁5は第3実
施例と同様に別置しである。切換バネの配置は異なり、
制御弁5の延長部の内孔5Aに設けてあって、小径ピス
トンより延長されたロンド14Cによって切換バネ29
A、29Bを介してピストンの作用力が制御弁5に伝達
される。また制御弁5が位置止め位置より外れるのは切
換ハネ29A、29Bが密着するか制御弁5の位置止め
位置より移動に必要な作用力よりも切換バネ29A、2
9Bの蓄勢力が大きくなった時に行なわれる。制御弁5
の中心の内孔5Bは制御弁5が流体による移動の制限が
加わらないように排出流路13と制御弁5の端面部の室
5Dを連通ずるためのものである。位置止め装置は第1
〜3実施例とは異なりバネが使用されていない。代りに
先端を半球状にしたプランジャ32が使用され一次流体
の圧力が流路によって専大され常に一定の作用力として
制御弁の位置止め用U字形環状溝20A、20Bに押し
つけるようになされている。作用の説明は第1〜3実施
例とほぼ同様であるので省略する。
・その他の実施例 (イ)第1〜第4実施例では1次流体を2次流体として
増圧して吐出する形式としであるが、1次流体と異種の
2次流体を使用することも可能である。
この時は1次流体を小径シリンダに導入する代わりに、
流路を設けて2次流体を逆止弁を介して小径シリンダに
導入し、反対側のシリンダにて前に導入された2次流体
を増圧して吐出させれば良い。
1次流体を空気、2次流体を作動油として組合されるこ
とが多い。
(IT)位置止め装置は第1〜3実施例のバネと球を使
用したもの、第4実施例の1次流体の圧力によるプラン
ジャを使用したものを例として示したが、2位置で位置
止めがなされる装置であればどのような形式のものでも
良い。
第1〜3実施例ではU学理状溝に球が当接する環状溝を
V字型としたりスリバチ状の穴としても良い。また溝に
当接するのは球でなく先端が円すい状、半球等の形状を
した円筒状のピンでも良い。
第4実施例では1次流体をプランジャに導入しているが
2次流体を導入しても良い。またプランジャは単に円筒
状のものを使用し球を介して環状溝に当接させても良い
第1〜4実施例ではIMlの球またはプランジャを環状
溝に押しつけているが制御弁の回りに円周上に数個配置
し制御弁の内孔に押しつける力をバランスさせ、環状溝
の中間部での制御弁の移動力をさらに低下させることも
可能である。位置止め装置の設置位置は必ずしも制御弁
の部分でなくとも良く位置止め装置を別に設置し制御弁
と連動して動くようになされても良い。
(ハ)制御弁は4ポート切換弁であり各々2ボートを交
互に切換える形式のものであればどのような形式でも良
く逆止弁を4ヶ強制的に切換える形式なども使用できる
。また第1〜4実施例で制御弁が摺動自在に嵌装された
孔に形成された環状溝の代りに各ポーI−が開口してい
るだけでも良い。
(7)発明の効果 前記したように本発明は、制御弁にはその移動端での位
置止め装置を付加し蓄勢手段のバネを介してピストンに
よってその行程端で連動するように構成しであるため、
従来大径ピストンに交互に1次流体を供給するために必
要とした切換弁と制御弁を制御弁のみとすることができ
るため安価で構造の簡単な増圧器を提供できる。また2
次流体の必要流体量が少なかったり1次流体の供給圧力
が低い場合、ピストンはゆっくり移動することになり、
従来制御弁が完全に切換らないままピストンが移動を行
うため制御弁によって絞られた1次流体が大径ピストン
に供給される結果効率が悪くなるが、本発明は切換バネ
によっ瞬時にかつ完全に制御弁が切換るため、効力の低
下がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明による第1実施例の増圧器の断
面図、第3図は本発明による第2実施例の増圧器の断面
図、第4図は本発明による第3実施例の増圧器の断面図
、第5図は本発明による第4実施例の増圧器の断面図、
第6図は従来の増圧器の回路図である。 1・・・大径シリンダ   2・・・内 孔3・・・大
径ピストン   4・・・内 孔5・・・制御弁   
   6A、6B・・・環状溝7A、7B・・・環状溝
  8A、8B・・・流 路9・・・溝       
 10・・・供給流路10A、LOB・・・分岐流路 11A、 IIB、 IIC,zv・・・流路12・・
・溝       13・・・排出流路14.14.A
、14B・・・小径ピストン15.1.5A、15B・
・・小径シリンダ16A、16B・・・内 室 17A、17B・・・環状溝 18A、18B・・・流 路 19A、19B・・・作動室 20A、20B・・・U字形環状溝 21・・・孔     22・・・球 23・・・バ ネ   24八、24B・・・逆止弁2
5・・・吐出流路  25A、25B・・・分岐流路2
6A、、26B・・・逆止弁 27A、27B・・・カバー 28A、28B・・・突設部 29.29A、29B・・・切換バネ 30A、30B・・・ビ ン  31・・・切換バネ3
2・・・プランジャ    33・・・板101・・・
供給流路   102・・・制御弁103・・・大径シ
リンダ 104・・・大径ピストン105A、105B
・−・小径ピストン106A、106B・・・小径シリ
ンダ107A、LO7B・・・切換弁 108・・・排出流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  大径ピストンの行程端で前記大径ピストンへの1次流
    体の供給を制御弁により切換えて前記大径ピストンを作
    動し該大径ピストンによって駆動される小径ピストンに
    より吐出される高圧の2次流体を得る増圧器において、
    前記制御弁には位置止め装置を付加し、蓄勢手段を介し
    て前記大径ピストンもしくは前記小径ピストンにより前
    記位置止め装置を外して前記切換えをすべく構成したこ
    とを特徴とする増圧器。
JP16260585A 1985-07-23 1985-07-23 増圧器 Pending JPS6224001A (ja)

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