JPH11264275A - 自動開閉式窓の開閉検知機構 - Google Patents

自動開閉式窓の開閉検知機構

Info

Publication number
JPH11264275A
JPH11264275A JP10066568A JP6656898A JPH11264275A JP H11264275 A JPH11264275 A JP H11264275A JP 10066568 A JP10066568 A JP 10066568A JP 6656898 A JP6656898 A JP 6656898A JP H11264275 A JPH11264275 A JP H11264275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
closing
opening
switch
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10066568A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujimoto
利之 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10066568A priority Critical patent/JPH11264275A/ja
Publication of JPH11264275A publication Critical patent/JPH11264275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動開閉式窓が閉状態になったこ
とを確認できるようにして、自動開閉式窓を駆動するモ
ータに負荷が加わるのを防止することができ、モータを
長期に亘って使用することができるとともに、雨の侵入
および盗難を防止することができる自動開閉式窓の開閉
検知機構を提供するものである。 【解決手段】 検知スイッチ30a〜30dによって窓21が
閉状態になったことを検知して報知ランプ35によって報
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動開閉式窓の開
閉検知機構に関し、詳しくは、自動車に設けられた自動
開閉式窓の開閉状態を検知して報知することができる自
動開閉式窓の開閉検知機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の自動車にあっては、窓を自動的に
開閉する機構、所謂パワーウィンドを備えたものが主流
となっており、このパワーウィンドとしては、例えば、
図3、4に示すように構成されたものがある。図3にお
いて、1は図示しないドアに装着された窓であり、この
窓1の下方には開閉機構2が設けられている。この開閉
機構2は、一端部が窓1に連結された一対のリンク3、
4と、リンク3の他端部に一端部が連結され、その他端
部がベース5に連結されたリンク6と、リンク4の他端
部に所定箇所が連結され、その他端部がベース5に連結
されたリンク7と、リンク7の一端部に設けられ、外周
部に凹凸部が形成されたギヤ部材8と、該ギヤ部材8の
凹凸部に噛合する出力軸9aを有するモータ9と、から
構成されている。また、リンク6にはスリット6aが形
成されており、このスリット6aにはリンク7に取付け
られた軸7aが挿通されている。
【0003】また、図4はスイッチ回路を示す図であ
り、このスイッチ回路はダウンスイッチ10とアップスイ
ッチ11を有し、ダウンスイッチ10をONするとアップス
イッチ11がOFFとなってモータ9が一方向に駆動され
る。このとき、モータ9が時計方向に回転するため、ギ
ヤ部材8を介してリンク7がベース5側を支点として反
時計方向に揺動するため、窓1が開放される。
【0004】また、アップスイッチ11をONするとダウ
ンスイッチ10がOFFとなってモータ9が他方向に駆動
される。このとき、モータ9が反時計方向に回転するた
め、ギヤ部材8を介してリンク7がベース5側を支点と
して時計方向に揺動するため、窓1が閉められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパワーウィンドにあっては、窓1の閉状態を
検知する手段がなかったため、運転手が自動車から離れ
る度にダウンスイッチ10を必要以上にONしてしまっ
た。このため、モータ9に負荷が加わってしまい、モー
タ9の寿命が短くなってしまうという不具合が発生して
しまった。
【0006】また、ダウンスイッチ10のON時間が短い
と、窓1が開いたままの状態で車が放置されることにな
り、車内に雨が侵入したり、盗難に合うおそれがあっ
た。そこで本発明は、自動開閉式窓が閉状態になったこ
とを確認できるようにして、自動開閉式窓を駆動するモ
ータに負荷が加わるのを防止することができ、モータを
長期に亘って使用することができるとともに、雨の侵入
および盗難を防止することができる自動開閉式窓の開閉
検知機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、車両に装着された自動的に
開閉される少なくとも1つ以上の窓の開閉状態を検知す
る開閉検知機構において、前記窓の開閉状態を検知する
検知手段と、該検知手段が窓の閉状態を検知したとき、
該検知手段の検知情報に基づいて報知する報知手段と、
を有することを特徴としている。
【0008】その場合、検知手段によって自動開閉式窓
が閉状態になったことが検知されたときに、報知手段に
よって報知されるため、運転者は窓が閉状態にあったこ
とを確実に認識することができる。この結果、自動開閉
式窓を閉めるダウンスイッチを必要以上に操作するのを
防止することができ、自動開閉式窓を駆動するモータに
負荷が加わるのを防止して、モータを長期に亘って使用
することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記検知手段
が窓毎に設けられ、前記報知手段は、検知手段が全ての
窓の閉状態を検知したときに報知することを特徴として
いる。その場合、検知手段によって全ての自動開閉式窓
が閉状態になったことが検知されたときに、報知手段に
よって報知されるため、何れかの窓の閉め忘れを防止す
ることができる。このため、車内に雨が侵入したり、盗
難されるを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、2は本発明に係る自動開閉式
窓の開閉検知機構の一実施形態を示す図である。まず、
構成を説明する。図1において、21は図示しないドアに
装着された自動開閉式窓であり、この窓21の下方には開
閉機構22が設けられている。この開閉機構22は、一端部
が窓21に連結された一対のリンク23、24と、リンク23の
他端部に一端部が連結され、その他端部がベース25に連
結されたリンク26と、リンク24の他端部に所定箇所が連
結され、その他端部がベース25に連結されたリンク27
と、リンク27の一端部が設けられ、外周部に凹凸部が形
成されたギヤ部材28と、該ギヤ部材28の凹凸部に噛合す
る出力軸29aを有し、図示しないダウンスイッチまたは
アップスイッチによって正逆回転するモータ29と、から
構成されている。また、リンク26にはスリット26aが形
成されており、このスリット26aにはリンク27に取付け
られた軸27aが挿通されている。
【0011】また、ドアの上端部には検知スイッチ(検
知手段)30が設けられており、この検知スイッチ30は窓
21に当接してONすることにより、窓21が閉状態になっ
たことを検知するようになっている。この検知スイッチ
30は各窓21毎に応じて設けられており、本実施形態で
は、4つの窓を有するものとして、図2に示すように4
つのスイッチ30a〜30dが設けられている。
【0012】このスイッチ30a〜30dからの検知情報は
アンド回路31〜33を介してCPU(Central Processing
Unit)34に出力されるようになっている。CPU34は各
スイッチ30a〜30dの全てがONとなったときに、アン
ド回路33を介して入力される信号に基づいて報知ランプ
35を点灯するようになっている。本実施形態では、CP
U34および報知ランプ35が報知手段を構成している。な
お、窓21の閉状態を報知できるものであれば、報知ラン
プ35に代えて報知ブザーを設けても良い。
【0013】次に、作用を説明する。まず、ダウンスイ
ッチをONすると、モータ29が一方向に駆動される。こ
のとき、モータ29が時計方向に回転するため、ギヤ部材
28を介してリンク27がベース25側を支点として反時計方
向に揺動する。このため、リンク23、24の他端部が離隔
するように移動してリンク23、24の一端部が下方に移動
し、窓21が開放される。このとき、軸27aがスリット26
aを沿って移動するため、リンク27の揺動がスムーズに
行なわれる。
【0014】また、アップスイッチをONすると、モー
タ29が他方向に駆動される。このとき、モータ29が反時
計方向に回転するため、ギヤ部材28を介してリンク27が
ベース25側を支点として時計方向に揺動する。このた
め、リンク23、24の他端部が近接するように移動してリ
ンク23、24の一端部が上方に移動し、窓21が閉められ
る。このとき、軸27aがスリット26aを沿って移動する
ため、リンク27の揺動がスムーズに行なわれる。
【0015】一方、窓21が閉められたことが検知スイッ
チ30a〜30dによって検知されると、アンド回路31、32
を介してアンド回路33に信号が出力された後、CPU34
に出力される。CPU34はこの検知情報に基づいて報知
ランプ35を点灯する。このように本実施形態では、検知
スイッチ30a〜30dによって窓21が閉状態になったこと
を検知して報知ランプ35によって報知しているため、運
転者は窓21が閉状態にあったことを確実に認識すること
ができる。この結果、窓21を閉めるダウンスイッチを必
要以上に操作するのを防止することができ、窓21を駆動
するモータ29に負荷が加わるのを防止して、モータ21を
長期に亘って使用することができる。
【0016】本実施形態では、特に、全ての窓21が閉状
態になったことを検知したときに、報知ランプ35を点灯
させているため、何れかの窓21の閉め忘れを防止するこ
とができるため、車内に雨が侵入したり、盗難されるを
防止することができる。なお、全ての窓21の閉状態を検
知して報知ランプ35を点灯する代わりに1つあるいは2
つの窓21だけに検知スイッチを設け、この検知スイッチ
からの検知情報に基づいて報知ランプ35を点灯させるよ
うにしても良い。この場合には、搭乗者が運転手だけの
場合には運転者側の窓しか開閉しないことが多いため、
運転者側の窓にだけ検知スイッチを設けたりすることが
考えられる。また、この運転者側の窓に加えて閉め忘れ
の多いハッチバックの窓に検知スイッチを設けることが
考えられる。このようにすれば、検知スイッチの数を最
小限にしてコストを低減することができる。
【0017】また、窓21の下方に検知スイッチを設け、
窓21の全開状態を検知してこの全開情報を検知して報知
ランプ35を点灯させるようにすれば、窓21の全開時にダ
ウンスイッチを必要以上にONしてモータ29に負荷が加
わるのを防止することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検知手段
によって自動開閉式窓が閉状態になったことが検知され
たときに、報知手段によって報知されるため、運転者は
窓が閉状態にあったことを確実に認識することができ
る。この結果、自動開閉式窓を閉めるダウンスイッチを
必要以上に操作するのを防止することができ、自動開閉
式窓を駆動するモータに負荷が加わるのを防止して、モ
ータを長期に亘って使用することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、検知手段に
よって全ての自動開閉式窓が閉状態になったことが検知
されたときに、報知手段によって報知されるため、何れ
かの窓の閉め忘れを防止することができる。このため、
車内に雨が侵入したり、盗難されるを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動開閉式窓の開閉検知機構の一
実施形態を示す図であり、その自動開閉式窓を開閉する
開閉機構と開閉検知機構の一部を示す図である。
【図2】一実施形態の開閉検知機構の回路図である。
【図3】一般的な自動開閉式窓の開閉機構を示す図であ
る。
【図4】一般的なダウンスイッチおよびアップスイッチ
を有する回路機構を示す図である。
【符号の説明】
21 自動開閉式窓 30、30a〜30d 検知スイッチ(検知手段) 34 CPU(報知手段) 35 報知ランプ(報知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に装着された自動的に開閉される少な
    くとも1つ以上の窓の開閉状態を検知する開閉検知機構
    において、 前記窓の開閉状態を検知する検知手段と、該検知手段が
    窓の閉状態を検知したとき、該検知手段の検知情報に基
    づいて報知する報知手段と、を有することを特徴とする
    自動開閉式窓の開閉検知機構。
  2. 【請求項2】前記検知手段が窓毎に設けられ、前記報知
    手段は、検知手段が全ての窓の閉状態を検知したときに
    報知することを特徴とする請求項1記載の自動開閉式窓
    の開閉検知機構。
JP10066568A 1998-03-17 1998-03-17 自動開閉式窓の開閉検知機構 Pending JPH11264275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10066568A JPH11264275A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 自動開閉式窓の開閉検知機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10066568A JPH11264275A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 自動開閉式窓の開閉検知機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11264275A true JPH11264275A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13319701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10066568A Pending JPH11264275A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 自動開閉式窓の開閉検知機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11264275A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001241242A (ja) 車両用ルーフロック装置及びその作動制御装置
JPH1025961A (ja) パワーウインドウ閉め忘れ防止装置
JPH11264275A (ja) 自動開閉式窓の開閉検知機構
JP2009057038A (ja) 車両用セキュリティ装置及び車両用開閉体制御装置
JP3640061B2 (ja) 車両用開閉体の開閉装置
JP2003182365A (ja) 自動車の衝突事故防止装置
JP4167958B2 (ja) 車両用ドア制御装置
KR100309827B1 (ko) 스윙도어의안전제어장치
JP4262641B2 (ja) 車両用自動開閉装置
KR100216035B1 (ko) 자동차용 전자식 도어 개폐장치
KR0125829Y1 (ko) 자동차 경보장치
JP2018168553A (ja) スライドドア開閉装置
JP4018494B2 (ja) 車両用バックドアの自動開閉装置
JP4128046B2 (ja) サイドドアの開閉制御構造
JP2005054466A (ja) 自動車用開閉体の開閉制御装置
JP3604607B2 (ja) オートスライドドア制御装置
JPH08216836A (ja) 車両の表示灯コントローラ及びこれを使用した車両の施錠確認システム
JP4292563B2 (ja) 車両用ドアの自動開閉制御装置
KR0137310Y1 (ko) 자동차 도어 록킹장치
KR0173633B1 (ko) 차량의 자동 도어 개폐 장치
JP2004137785A (ja) 電気式ドアラッチ装置
KR200165850Y1 (ko) 차량의 윈도우 글래스 개폐 확인장치
JP2001132328A (ja) 車両用開閉体の開閉装置
JPH0341939Y2 (ja)
JP2005113618A (ja) 車両用ドアロック装置