JPH11263341A - 自立性薄肉容器 - Google Patents
自立性薄肉容器Info
- Publication number
- JPH11263341A JPH11263341A JP8025698A JP8025698A JPH11263341A JP H11263341 A JPH11263341 A JP H11263341A JP 8025698 A JP8025698 A JP 8025698A JP 8025698 A JP8025698 A JP 8025698A JP H11263341 A JPH11263341 A JP H11263341A
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- JP
- Japan
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- container
- flange
- sheet material
- self
- neck
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 口頚部を有する薄肉にして自立安定性のある
容器にする。 【解決手段】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジ２を有するカップ状に形成した器体１の前記フラ
ンジ２に、口頚部５を立設した肩部１０を熱溶着して構
成した。また、口頚部と肩部とを合成樹脂製シート材を
用いて射出成形方法により一体形成することができる。
また、合成樹脂製シート材を開口端にフランジ２を有す
る倒立したカップ状に形成した記器体の頂壁に口頚部を
立設して本体部を形成するとともに、前記フランジに合
成樹脂製シート材で形成した底部を熱溶着して構成し、
器体と口頚部とを一体に成形することができる。
容器にする。 【解決手段】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジ２を有するカップ状に形成した器体１の前記フラ
ンジ２に、口頚部５を立設した肩部１０を熱溶着して構
成した。また、口頚部と肩部とを合成樹脂製シート材を
用いて射出成形方法により一体形成することができる。
また、合成樹脂製シート材を開口端にフランジ２を有す
る倒立したカップ状に形成した記器体の頂壁に口頚部を
立設して本体部を形成するとともに、前記フランジに合
成樹脂製シート材で形成した底部を熱溶着して構成し、
器体と口頚部とを一体に成形することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品や食品、医
薬品、諸雑貨等、の汎用容器として使用される蓋の装着
が可能な口頚部を有する薄肉にして自立性のある容器に
関する。
薬品、諸雑貨等、の汎用容器として使用される蓋の装着
が可能な口頚部を有する薄肉にして自立性のある容器に
関する。
【０００２】
【従来の技術】日用品として大量消費される小型容器
は、環境問題に対応して使用材料を少なく薄肉に形成し
て省資源化した安価なものが好ましく、また、使い易さ
や掴み易さの点から蓋の装着された自立性のある容器が
好まれる。
は、環境問題に対応して使用材料を少なく薄肉に形成し
て省資源化した安価なものが好ましく、また、使い易さ
や掴み易さの点から蓋の装着された自立性のある容器が
好まれる。
【０００３】薄肉にして蓋のある自立性の小型容器とし
て、例えば、実開昭６４ー２７５０号公報や実開平７ー
１７７４２号公報に開示された容器のように、柔軟性の
合成樹脂材料を用いてブロー成形方法で形成された容器
の胴部に底板を接着したチューブ状のものが知られてい
る。
て、例えば、実開昭６４ー２７５０号公報や実開平７ー
１７７４２号公報に開示された容器のように、柔軟性の
合成樹脂材料を用いてブロー成形方法で形成された容器
の胴部に底板を接着したチューブ状のものが知られてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の小型容器
は、自立性がありその胴部の肉厚をブロー成形により
０．５〜０．７ミリ程度に形成できるので薄肉ではあ
る。しかしながら、柔軟性の合成樹脂の容器胴部の肉厚
を更に薄く形成すると、ブロー成形固有の偏肉により内
容物を収納したとき容器の自立安定性が損なわれ、使用
の際に軟弱な取り扱い難い容器になる。
は、自立性がありその胴部の肉厚をブロー成形により
０．５〜０．７ミリ程度に形成できるので薄肉ではあ
る。しかしながら、柔軟性の合成樹脂の容器胴部の肉厚
を更に薄く形成すると、ブロー成形固有の偏肉により内
容物を収納したとき容器の自立安定性が損なわれ、使用
の際に軟弱な取り扱い難い容器になる。
【０００５】また、柔軟性合成樹脂で容器胴部を径大に
形成すると自立性が悪くなり、容量の大きな薄肉容器に
することが難しかった。
形成すると自立性が悪くなり、容量の大きな薄肉容器に
することが難しかった。
【０００６】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、薄肉にして自立安定性の良い口頚部を有する軽量小
型容器を提供することにある。
で、薄肉にして自立安定性の良い口頚部を有する軽量小
型容器を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有するカップ状に形成した器体の前記フランジ
に、口頚部を立設した肩部を熱溶着して構成し、容器胴
部が薄肉にして均一な肉周りの自立性容器にした。
に、本発明は、合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有するカップ状に形成した器体の前記フランジ
に、口頚部を立設した肩部を熱溶着して構成し、容器胴
部が薄肉にして均一な肉周りの自立性容器にした。
【０００８】口頚部と肩部とを合成樹脂製シート材を用
いて一体形成することにより、口頚部を有する更に安価
で軽量な容器とすることができる。
いて一体形成することにより、口頚部を有する更に安価
で軽量な容器とすることができる。
【０００９】口頚部と肩部とを射出成形方法により一体
形成してもよい。
形成してもよい。
【００１０】合成樹脂製シート材を開口端にフランジを
有するカップ状に形成した器体の前記フランジに、広口
に形成した口頚部を熱溶着して薄肉軽量にして安価なジ
ャータイプの容器とすることができる。
有するカップ状に形成した器体の前記フランジに、広口
に形成した口頚部を熱溶着して薄肉軽量にして安価なジ
ャータイプの容器とすることができる。
【００１１】合成樹脂製シート材を開口端にフランジを
有する倒立したカップ状に形成した記器体の頂壁に口頚
部を立設して本体部を形成するとともに、前記フランジ
に合成樹脂製シート材で形成した底部を熱溶着して構成
し、薄肉にして座り安定性の良い容器とすることができ
る。
有する倒立したカップ状に形成した記器体の頂壁に口頚
部を立設して本体部を形成するとともに、前記フランジ
に合成樹脂製シート材で形成した底部を熱溶着して構成
し、薄肉にして座り安定性の良い容器とすることができ
る。
【００１２】また、器体と口頚部とを一体に成形するこ
とにより、更に軽量して安価な座りの良い容器とするこ
とができる。
とにより、更に軽量して安価な座りの良い容器とするこ
とができる。
【００１３】合成樹脂製シート材を用いて開口端にフラ
ンジを有する倒立したカップ状に形成した器体の頂壁に
口頚部を立設して本体部を形成するとともに、前記フラ
ンジに合成樹脂製シート材を用いてカップ状に形成した
底部を熱溶着して構成し、容量の大きな自立性の軽量容
器とすることもできる。
ンジを有する倒立したカップ状に形成した器体の頂壁に
口頚部を立設して本体部を形成するとともに、前記フラ
ンジに合成樹脂製シート材を用いてカップ状に形成した
底部を熱溶着して構成し、容量の大きな自立性の軽量容
器とすることもできる。
【００１４】以下、本発明の好適な実施の形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
面を参照しながら詳細に説明する。
【００１５】図１乃至図７は、それぞれ本発明の多様な
実施の形態を示しており、図１は第一の実施の形態を示
している。
実施の形態を示しており、図１は第一の実施の形態を示
している。
【００１６】図１に示す容器は、合成樹脂製シート材を
真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法によ
り開口端にフランジ２を有するカップ状に形成した器体
１の前記フランジ２に、口頚部５を立設した皿状の肩部
１０を熱溶着して構成されている。
真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法によ
り開口端にフランジ２を有するカップ状に形成した器体
１の前記フランジ２に、口頚部５を立設した皿状の肩部
１０を熱溶着して構成されている。
【００１７】器体１を形成する合成樹脂製シート材は、
ＰＰ単体のシートやＰＰ．ＥＶＯＨ．ＰＰの積層シー
ト、ＰＰ．ＥＶＯＨ．ＰＥの積層シート等、可撓性のあ
る比較的硬質のシート材が用いられている。これらのシ
ート材は真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形
方法により成形型の表面に沿って極めて均一に薄肉に延
びる。従って、器体１は成形型に忠実なカップ状にシャ
ープに形成されている。
ＰＰ単体のシートやＰＰ．ＥＶＯＨ．ＰＰの積層シー
ト、ＰＰ．ＥＶＯＨ．ＰＥの積層シート等、可撓性のあ
る比較的硬質のシート材が用いられている。これらのシ
ート材は真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形
方法により成形型の表面に沿って極めて均一に薄肉に延
びる。従って、器体１は成形型に忠実なカップ状にシャ
ープに形成されている。
【００１８】器体１の胴部３の形成時のシート材の延伸
度合いは他の部分に比較して大きく、０．２〜０．４ミ
リの肉厚に形成することが好ましい。その肉厚は従来の
ブロー成形方法によるものに比較して薄肉であるが、肉
まわりはより均一であり、材質が硬質であるので、器体
１は自立性に優れたものとなる。
度合いは他の部分に比較して大きく、０．２〜０．４ミ
リの肉厚に形成することが好ましい。その肉厚は従来の
ブロー成形方法によるものに比較して薄肉であるが、肉
まわりはより均一であり、材質が硬質であるので、器体
１は自立性に優れたものとなる。
【００１９】肩部１０は、器体１と同じ材質のシート材
を用いて形成されており、その中央には取り付け孔１３
が穿孔され、周縁にフランジ状の外縁部１１設けた皿状
にして器体１のフランジ２の外径と同じ大きさに形成さ
れている。
を用いて形成されており、その中央には取り付け孔１３
が穿孔され、周縁にフランジ状の外縁部１１設けた皿状
にして器体１のフランジ２の外径と同じ大きさに形成さ
れている。
【００２０】外周面に雄ネジ６を螺設した口頚部５は、
肩部１０とは別部材であって、射出成形方法で形成され
ており、肩部１０の取り付け孔１３に熱溶着して取り付
けられている。
肩部１０とは別部材であって、射出成形方法で形成され
ており、肩部１０の取り付け孔１３に熱溶着して取り付
けられている。
【００２１】容器の組立は、器体１のフランジ２と肩部
１０の外縁部１１とを周知の熱溶着手段で熱溶着する。
図示しない収容物（流体、粒体、粉体等）は口頚部５の
開口７から充填し、蓋１５によって密閉する。
１０の外縁部１１とを周知の熱溶着手段で熱溶着する。
図示しない収容物（流体、粒体、粉体等）は口頚部５の
開口７から充填し、蓋１５によって密閉する。
【００２２】以上のように形成された本実施の形態の容
器は、その大部分を硬質薄肉のシート材で形成されてい
るので軽量にして自立性に優れており、従来のチューブ
タイプの自立性容器に比較して胴部３の径を大きくして
容量の大きな容器に形成することができる。また、バリ
ヤー性の高い多層シート材を選択することにより収容物
の保全の良い容器とすることができる。
器は、その大部分を硬質薄肉のシート材で形成されてい
るので軽量にして自立性に優れており、従来のチューブ
タイプの自立性容器に比較して胴部３の径を大きくして
容量の大きな容器に形成することができる。また、バリ
ヤー性の高い多層シート材を選択することにより収容物
の保全の良い容器とすることができる。
【００２３】図２は、本発明の自立性薄肉容器の第二の
実施の形態を示すものであり、以下図において、上記第
一の実施形態と共通する部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
実施の形態を示すものであり、以下図において、上記第
一の実施形態と共通する部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
【００２４】同図に示すように、本実施の形態における
容器の口頚部５と肩部１０は、合成樹脂製シート材を用
いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法
により一体形成されている。口頚部５の開口７は打ち抜
き形成したものである。
容器の口頚部５と肩部１０は、合成樹脂製シート材を用
いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法
により一体形成されている。口頚部５の開口７は打ち抜
き形成したものである。
【００２５】肩部１０の一段下がった外縁部１１には、
その先端を下方に折り曲げた周壁１２が垂設されてお
り、器体１のフランジ２は周壁１２の内側にはめ込まれ
て周知の熱溶着手段で熱溶着されている。本実施の形態
にあっては、熱溶着部が外部に露出しないので見映えが
良く、口頚部５を有する部品数の少ない安価で軽量な容
器となっている。
その先端を下方に折り曲げた周壁１２が垂設されてお
り、器体１のフランジ２は周壁１２の内側にはめ込まれ
て周知の熱溶着手段で熱溶着されている。本実施の形態
にあっては、熱溶着部が外部に露出しないので見映えが
良く、口頚部５を有する部品数の少ない安価で軽量な容
器となっている。
【００２６】図３は、本発明の自立性薄肉容器の第三の
実施の形態を示している。口頚部５と肩部１０は射出成
形方法により一体形成されおり、更に、口頚部５にはヒ
ンジ１６で開閉自在に連結された開閉蓋１５ａが一体に
形成されている。器体１のフランジ２は肩部１０外縁部
１１の下面に垂設された周壁１２の外側に沿って外縁部
１１の下面に熱溶着されている。
実施の形態を示している。口頚部５と肩部１０は射出成
形方法により一体形成されおり、更に、口頚部５にはヒ
ンジ１６で開閉自在に連結された開閉蓋１５ａが一体に
形成されている。器体１のフランジ２は肩部１０外縁部
１１の下面に垂設された周壁１２の外側に沿って外縁部
１１の下面に熱溶着されている。
【００２７】口頚部５と開閉蓋１５ａと肩部１０とを射
出成形により一体成形したことにより、開閉蓋１５ａを
有する部品数の少ない薄肉の自立性容器となっている。
出成形により一体成形したことにより、開閉蓋１５ａを
有する部品数の少ない薄肉の自立性容器となっている。
【００２８】図４は、本発明の自立性薄肉容器の第四の
実施の形態を示している。器体１を合成樹脂製シート材
を用いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形
方法により開口端にフランジ２を有するカップ状に形成
し、前記フランジ２に、雄ネジ６が螺設され広口に形成
された口頚部５ａを熱溶着してジャータイプの容器とし
たものである。
実施の形態を示している。器体１を合成樹脂製シート材
を用いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形
方法により開口端にフランジ２を有するカップ状に形成
し、前記フランジ２に、雄ネジ６が螺設され広口に形成
された口頚部５ａを熱溶着してジャータイプの容器とし
たものである。
【００２９】従来、クリーム容器のようにジャータイプ
の容器は厚肉であったが、本実施の形態の構成とするこ
とにより、薄肉軽量にして安価な広口の容器が提供でき
る。
の容器は厚肉であったが、本実施の形態の構成とするこ
とにより、薄肉軽量にして安価な広口の容器が提供でき
る。
【００３０】図５は、本発明の自立性薄肉容器の第五の
実施の形態を示している。この容器は、器体１を合成樹
脂製シート材を用いて真空成形方法又は圧空成形方法、
真空圧空成形方法により開口端にフランジ２ａを有する
倒立したカップ状に形成し、この器体１の頂壁４の中央
に取り付け孔１３ａを設け、この取り付け孔１３に外周
面に雄ネジ６を螺設した口頚部５を熱溶着により立設し
て本体部９を形成し、本体部９の前記フランジ２ａに器
体１と同じ材質の合成樹脂製シート材による底部８を熱
溶着して構成したものである。
実施の形態を示している。この容器は、器体１を合成樹
脂製シート材を用いて真空成形方法又は圧空成形方法、
真空圧空成形方法により開口端にフランジ２ａを有する
倒立したカップ状に形成し、この器体１の頂壁４の中央
に取り付け孔１３ａを設け、この取り付け孔１３に外周
面に雄ネジ６を螺設した口頚部５を熱溶着により立設し
て本体部９を形成し、本体部９の前記フランジ２ａに器
体１と同じ材質の合成樹脂製シート材による底部８を熱
溶着して構成したものである。
【００３１】本実施の形態にあっては、器体１の上方よ
りも下方が径大となっており、薄肉にして座り安定性の
高い容器となっている。また、収納物を本体部９の下方
開口から充填した後で底部８を熱溶着することも可能で
あり、収納物の充填速度を速くすることができる。
りも下方が径大となっており、薄肉にして座り安定性の
高い容器となっている。また、収納物を本体部９の下方
開口から充填した後で底部８を熱溶着することも可能で
あり、収納物の充填速度を速くすることができる。
【００３２】図６は、本発明の自立性薄肉容器の第六の
実施の形態を示している。この容器の本体部９は、器体
１と口頚部５と合成樹脂製シート材を用いて真空成形方
法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法により一体成形
したものであり、器体１の頂壁４に立設した口頚部５の
開口７は打ち抜き形成したものである。
実施の形態を示している。この容器の本体部９は、器体
１と口頚部５と合成樹脂製シート材を用いて真空成形方
法又は圧空成形方法、真空圧空成形方法により一体成形
したものであり、器体１の頂壁４に立設した口頚部５の
開口７は打ち抜き形成したものである。
【００３３】この実施の形態は前記第五の実施の形態よ
りも更に部品数を少なくして、軽量にして安価な座り安
定性の良い容器としたものである。
りも更に部品数を少なくして、軽量にして安価な座り安
定性の良い容器としたものである。
【００３４】図７は、本発明の自立性薄肉容器の第七の
実施の形態を示している。この容器の本体部９は既述し
た第五の実施の形態に示した本体部９と同一である。即
ち、合成樹脂製シート材を真空成形方法又は圧空成形方
法、真空圧空成形方法により開口端にフランジ２ａを有
する倒立したカップ状に形成した器体１の頂壁４の中央
に取り付け孔１３を設け、この取り付け孔１３に別部材
からなる口頚部５を熱溶着して形成したものであり、本
体部９の前記フランジ２ａに器体１と同じ材質の合成樹
脂製シート材を真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧
空成形方法によりカップ状に形成した底部８ａのフラン
ジ２ｂを熱溶着して構成されている。
実施の形態を示している。この容器の本体部９は既述し
た第五の実施の形態に示した本体部９と同一である。即
ち、合成樹脂製シート材を真空成形方法又は圧空成形方
法、真空圧空成形方法により開口端にフランジ２ａを有
する倒立したカップ状に形成した器体１の頂壁４の中央
に取り付け孔１３を設け、この取り付け孔１３に別部材
からなる口頚部５を熱溶着して形成したものであり、本
体部９の前記フランジ２ａに器体１と同じ材質の合成樹
脂製シート材を真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧
空成形方法によりカップ状に形成した底部８ａのフラン
ジ２ｂを熱溶着して構成されている。
【００３５】本実施の形態は、熱溶着した本体部のフラ
ンジ２ａと底部８ａのフランジ２ｂとがリブとなって胴
部３の強度を補強しており、自立性のある容量の大きな
軽量容器となっている。
ンジ２ａと底部８ａのフランジ２ｂとがリブとなって胴
部３の強度を補強しており、自立性のある容量の大きな
軽量容器となっている。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したような形態で実施される本
発明の自立性薄肉容器は、以下に記載されるような効果
を奏する。
発明の自立性薄肉容器は、以下に記載されるような効果
を奏する。
【００３７】容器の器体を硬質な合成樹脂製シート材を
用いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方
法によりカップ状に形成し、器体の胴部を均一にして薄
肉に形成したので、少ない材料で軽量にして剛性のある
安価な自立安定性の良い容器が提供できる。
用いて真空成形方法又は圧空成形方法、真空圧空成形方
法によりカップ状に形成し、器体の胴部を均一にして薄
肉に形成したので、少ない材料で軽量にして剛性のある
安価な自立安定性の良い容器が提供できる。
【００３８】また、収納物の性質に対応した多層のシー
ト材を選択して容器の成形できるので、収納物が変質し
ない保存性の良い薄肉容器とすることができる。
ト材を選択して容器の成形できるので、収納物が変質し
ない保存性の良い薄肉容器とすることができる。
【図１】本発明の自立性薄肉容器の第一の実施の形態を
示す半断面図。
示す半断面図。
【図２】本発明の自立性薄肉容器の第二の実施の形態を
示す半断面図。
示す半断面図。
【図３】本発明の自立性薄肉容器の第三の実施の形態を
示す破砕断面図。
示す破砕断面図。
【図４】本発明の自立性薄肉容器の第四の実施の形態を
示す半断面図。
示す半断面図。
【図５】本発明の自立性薄肉容器の第五の実施の形態を
示す半断面図。
示す半断面図。
【図６】本発明の自立性薄肉容器の第六の実施の形態を
示す破砕断面図。
示す破砕断面図。
【図７】本発明の自立性薄肉容器の第七の実施の形態を
示す半断面図。
示す半断面図。
１ 器体，２ フランジ，２ａ フランジ，４ 頂壁，
５ 口頚部，５ａ 口頚部，８ 底部，９ 本体部，１
０ 肩部，
５ 口頚部，５ａ 口頚部，８ 底部，９ 本体部，１
０ 肩部，
Claims (7)
- 【請求項１】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有するカップ状に形成した器体の前記フランジ
に、口頚部を立設した肩部を熱溶着して成ることを特徴
とする自立性薄肉容器。 - 【請求項２】 口頚部と肩部とを合成樹脂製シート材を
用いて一体形成したことを特徴とする請求項１記載の自
立性薄肉容器。 - 【請求項３】 口頚部と肩部とを射出成形方法により一
体形成したことを特徴とする請求項１記載の自立性薄肉
容器。 - 【請求項４】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有するカップ状に形成した器体の前記フランジ
に、広口に形成した口頚部を熱溶着してなることを特徴
とする自立性薄肉容器。 - 【請求項５】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有する倒立したカップ状に形成した器体の頂壁
に口頚部を立設して本体部を形成するとともに、前記フ
ランジに合成樹脂製シート材で形成した底部を熱溶着し
て成ることを特徴とする自立性薄肉容器。 - 【請求項６】 器体と口頚部とを一体成形したことを特
徴とする請求項５記載の自立性薄肉容器。 - 【請求項７】 合成樹脂製シート材を用いて開口端にフ
ランジを有する倒立したカップ状に形成した器体の頂壁
に口頚部を立設して本体部を形成するとともに、前記フ
ランジに合成樹脂製シート材を用いてカップ状に形成し
た底部を熱溶着して成ることを特徴とする自立性薄肉容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025698A JPH11263341A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 自立性薄肉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8025698A JPH11263341A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 自立性薄肉容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263341A true JPH11263341A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13713244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8025698A Withdrawn JPH11263341A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 自立性薄肉容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263341A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012153401A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器 |
| JP2020138776A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | セイコーエプソン株式会社 | 液体容器 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP8025698A patent/JPH11263341A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2020138776A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | セイコーエプソン株式会社 | 液体容器 |
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