JPH11263266A - 自動2輪車のステップブラケット装置 - Google Patents
自動2輪車のステップブラケット装置Info
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- JPH11263266A JPH11263266A JP10088165A JP8816598A JPH11263266A JP H11263266 A JPH11263266 A JP H11263266A JP 10088165 A JP10088165 A JP 10088165A JP 8816598 A JP8816598 A JP 8816598A JP H11263266 A JPH11263266 A JP H11263266A
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- brake
- kick
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- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Abstract
側面にステップブラケット50を取付け、その前端にラ
イダー用ステップ44を設けるとともに、一部を側方へ
突出させてストッパプレート72とし、その突出端をブ
レーキストッパ54とし、車体後方側の縁部を回動スト
ッパ53とする。回動ストッパ53にはステップブラケ
ット50の近傍に設けたキック軸56をキックペダル4
9で回転させるとき、所定の回動範囲でキックアーム5
5が当接して停止し、ブレーキペダル48を踏み込んだ
後の戻り時にブレーキアーム60に設けたアジャストボ
ルト66がブレーキストッパ54へ当接して所定の戻り
位置で停止する。
Description
ップブラケットに係り、特に多機能集約型に構成したも
のに関する。
レームへ取付けられるステップブラケットに対して折り
たたみ自在に取付けられるようになっていることが多い
(一例として実公平1−37348号)。一方、キック
スタート式エンジンの場合は、キック時におけるキック
ペダルの回動位置を決める回動ストッパと、ブレーキペ
ダルの戻り位置を決めるためのブレーキストッパとをそ
れぞれ車体側へ設けることが知られている。
ート式エンジンを採用し、かつキックペダルとブレーキ
ペダルをエンジンの同一側へ配設した形式を採用する場
合、上記各ストッパを各別に設けるとすれば、部品点数
が増加し、さらには車体構造も複雑化する。そこで、係
る各ストッパの集約を図ることが望まれており、本願発
明はこの要請を満足するものである。
め、本願における自動2輪車のステップブラケット装置
に係る発明は、キックスタート式エンジンを搭載し、キ
ックペダルとブレーキペダルをエンジンの同一側に配設
した自動2輪車において、キックペダルの側方かつ下方
にステップブラケットを設け、このステップブラケット
に、キックペダルの回動位置時における回動ストッパ
と、ブレーキペダルの戻り位置を決めるブレーキストッ
パとを設けたことを特徴とする。
ラケットを利用し、ここに回動ストッパとブレーキスト
ッパを設けたので、一つのステップブラケットに多機能
を集約でき、部品点数の削減が可能となってコストダウ
ンできるとともに、車体構造も簡単になる。
輪車の構造を概説する。図2は自動2輪車の外観におけ
る進行方向左側面図、図3はその部分拡大上面視図を示
し、この自動2輪車はアメリカンタイプとして構成さ
れ、ロングホイールベースをなす前輪1及び後輪2、キ
ャスター角の大きなフロントフォーク3、ドロップハン
ドル4、涙滴型燃料タンク5並びに比較的取付位置の低
いタンデムシート6、その後部に設けられた背もたれ7
等の特徴的な構造を備えている。
式のシリンダ部9が前後方向へ略水平に寝かされた水平
型エンジンである。このエンジン8は、シリンダ部9上
方に配置された気化器10から混合気を吸気し、シリン
ダ部9の下部から後方へ延出する排気管11及びマフラ
ー12を介して排気される。
され、後方のエアクリーナ13より新気を供給される。
また気化器10は、燃料タンク5の下方に左右一対で設
けられるフロントサイドカバー14で挟まれた空間内へ
配設されている。
の前部下方かつシリンダ部9上方の空間内に設けられ、
前端部はホーン15の側方を覆うとともに、ホーン15
と気化器10の間にも各種電装品を配置するようになっ
ている。なお、ホーン15も電装品である。
をなす車体フレームの前部に支持され、この前部はヘッ
ドパイプ16、上部パイプ17、下部パイプ18及びピ
ボットプレート20で構成され、上部パイプ17は車体
中心に沿ってヘッドパイプ16から後方へ延びて燃料タ
ンク5を支持するとともに、車体略中央部で屈曲して下
方へ延びてピボットプレート20へ接続している。
ッドパイプ16から車幅方向へ広がって下方へ延び、シ
リンダ部9の下方で屈曲してさらに後方へ向かい、側面
視でピボットプレート20の側方へ重なるように延び、
ここでピボットプレート20を貫通して車幅方向へ延び
るクロスパイプ21(図2)と接続している。
屈曲部から左右一対で略水平に後方へ延出してタンデム
シート6を支持するシートレール22と、下部パイプ1
8と連続してピボットプレート20の側方から斜め上が
りに後方へ延びてシートレール22の中間部へ接続する
サイドフレーム23とで略トラス状に構成されている。
24の前端部がピボット軸25で上下方向へ揺動自在に
支持され、このリヤフォーク24は後方へ延出してその
後端部へ後輪2が回転自在に支持される。また、シート
レール22とサイドフレーム23の連結部とリヤフォー
ク24の後端部間には緩衝器26が設けられている。
ブンスプロケット27とエンジン8のドライブスプロケ
ット28間に巻き掛けられたチェーン29によりチェー
ン駆動される。
ク式であり、その上部はボトムブリッジ30とトップブ
リッジ31を介してヘッドパイプ16へ回動自在に支持
されている。ボトムブリッジ30には砲弾型のヘッドラ
イト32及び左右一対のフロントウインカ33が支持さ
れ、トップブリッジ31上にはメータ34が支持されて
いる。
はフロントナンバープレート、37はキャリヤ、38は
リヤフェンダ、39はテールランプ、40はマッドガー
ド、41はリヤウインカ、42はリヤナンバープレート
である。
シリンダ部9の下方となる前方位置に設けられている。
44はライダー用ステップ、45はメインスタンド、4
6はサイドフレーム23へ取付けられるステップブラケ
ットであり、その後端部にタンデム用ステップ47が取
付けられている。
右対称位置に設けられたライダー用ステップ44近傍に
ブレーキペダル48が設けられ、その後方にキックペダ
ル49が設けられている。
る。図1は車体右側におけるライダー用ステップ44部
分近傍を示す図であり、図4はこの部分を車体後方から
示す図、図5はステップブラケットの平面図、図6はそ
の側面図である。
の下方を前後方向へ通る下部パイプ18の側面にステッ
プブラケット50が2ヶ所でボルト51により取付けら
れ、その前端側に側方へ突出して設けられた斜めに平行
する一対のステー52にライダー用ステップ44が折り
たたみ自在に取付けられている。
ストッパ53及びブレーキストッパ54がそれぞれ一体
に設けられる。回動ストッパ53はキックペダル49の
踏み込みによって下方(図1のA矢示方向)へ回動した
ときの回動を規制し、ブレーキストッパ54はブレーキ
ペダル48を踏み込んだ後の戻りを規制するようになっ
ている。
端部へ折りたたみ自在に取付けられており、キックアー
ム55の他端部はエンジン8の変速機内に車幅方向と平
行に設けられて一端部がエンジン8の一側面から突出す
るキック軸56の軸端部へ連結され、キックペダル49
を踏み込んでキックアーム55をA矢示方向へ回動させ
ることにより、キック軸56が回転してエンジン8を始
動するキックスタート機構をなしている。
は大きく屈曲しており、この屈曲部57から先端部側の
略中間部が回動ストッパ53との当接部になっている。
ブレーキアーム60は、ステップブラケット50の後方
で下部パイプ18へ取付けられているステー61により
回動自在に支持されている。このステー61に支持され
る部分は車幅方向へ曲がった回動軸62をなし、その一
端にレバー63が一体回動するように取付けられてい
る。
示省略)を作動させるためのロッド64の一端が取付け
られており、ブレーキペダル48を踏み込むと、ブレー
キアーム60と連続一体の回動軸62が回動してレバー
63を一体に回動させ、その先端部のロッド64を介し
て後輪ブレーキを作動させて制動するようになってい
る。
ーム60側面には側方へ突出するステー65が設けら
れ、ここにアジャストボルト66が取付けられている。
アジャストボルト66はブレーキペダル48を踏み込ん
でから戻すとき、ブレーキストッパ54へ当接して戻し
量を規制するための部材であり、ステー65に対する進
退量を調節することにより、ブレーキストッパ54に対
する当接位置を調節可能になっている。
ップブラケット50は、下部パイプ18の側面へ当接す
る本体部70にボルト51の通し穴71を設け、かつ先
端部にはステー52が溶接されている。
(図5)で右三角形状のストッパプレート72が一体に
突出し、その先端部は若干上方へめくれあがるように傾
斜したブレーキストッパ54をなし、この下面にアジャ
ストボルト66の頭部が当接するようになっている。
する縁部は車幅方向へ略平行な直線状をなし、キックス
タート時に回動されたキックアーム55がここに当接す
ることにより回動を規制される回動ストッパ53になっ
ている。
るストッパプレート72の先端部がブレーキストッパ5
4をなし、車体後方側の縁部が回動ストッパ53をな
し、一つのストッパプレート72により2つのストッパ
ー部が同時に形成されている。
び図2においてキックペダル49を出して踏み込めば、
キックアーム55をA矢示方向へ回転させてエンジンを
始動するとともに、キックアーム55が回動ストッパ5
3へ当接して所定回動範囲で停止される。
ら足を離せば、ブレーキアーム60がステー61の支持
点を中心に戻り方向(図1の反時計回り方向)へ回動
し、アジャストボルト66の頭部がブレーキストッパ5
4へ当接することによりやはり所定の戻り量で停止され
る。
ッパプレート72は単一部材でありながら同時に回動ス
トッパ53とブレーキストッパ54の2つのストッパ機
能を有する。
イダー用ステップ44を支持するものであるから、合計
3つの機能をステップブラケット50に集約でき、多機
能を図ることができる。
コストダウンも可能になる。そのうえ、複数のストッパ
を各別に設ける場合と比べれば車体構造を簡素にでき
る。また、ストッパプレート72だけで回動ストッパ5
3とブレーキストッパ54を形成できるので、ステップ
ブラケット50の形状が簡単になり、製造も容易にな
る。
とんどの車両に予め設けられる必要があるから、必然的
にステップブラケット50も予めほとんどの車両に設け
られるものであり、このステップブラケット50を利用
することにより前記2つのストッパを設けることが容易
になる。
を示す図
示す図
ム、44:ライダー用ステップ、48:ブレーキペダ
ル、49:キックペダル、50:ステップブラケット、
52:ステー、53:回動ストッパ、54:ブレーキス
トッパ、55:キックアーム、56:キック軸、60:
ブレーキアーム、66:アジャストボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 キックスタート式エンジンを搭載し、キ
ックペダルとブレーキペダルをエンジンの同一側に配設
した自動2輪車において、キックペダルの側方かつ下方
にステップブラケットを設け、このステップブラケット
に、キックペダルの回動位置時における回動ストッパ
と、ブレーキペダルの戻り位置を決めるブレーキストッ
パとを設けたことを特徴とする自動2輪車のステップブ
ラケット装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08816598A JP4130005B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 自動2輪車のステップブラケット装置 |
CN99104009A CN1091711C (zh) | 1998-03-17 | 1999-03-16 | 机动两轮车的踏板托架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08816598A JP4130005B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 自動2輪車のステップブラケット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263266A true JPH11263266A (ja) | 1999-09-28 |
JP4130005B2 JP4130005B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=13935322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08816598A Expired - Fee Related JP4130005B2 (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 自動2輪車のステップブラケット装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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CN101559761B (zh) * | 2009-06-05 | 2010-12-01 | 重庆隆鑫机车有限公司 | 后制动踏板在车架上的装配结构 |
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---|---|---|---|---|
JPS6046385U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-04-01 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車の前面構造 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP08816598A patent/JP4130005B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-03-16 CN CN99104009A patent/CN1091711C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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