JPH11262716A - インキカ―テン塗布装置 - Google Patents

インキカ―テン塗布装置

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JPH11262716A
JPH11262716A JP11019951A JP1995199A JPH11262716A JP H11262716 A JPH11262716 A JP H11262716A JP 11019951 A JP11019951 A JP 11019951A JP 1995199 A JP1995199 A JP 1995199A JP H11262716 A JPH11262716 A JP H11262716A
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coating
sensor
material web
amount
brushing
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JP11019951A
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Martin Dr Kustermann
クスターマン マーティン
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Voith Patent GmbH
Original Assignee
Voith Sulzer Papiertechnik Patent GmbH
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Publication date
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    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • B05C5/008—Slide-hopper curtain coaters
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00—Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H23/00—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
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    • G01—MEASURING; TESTING
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    • G—PHYSICS
    • G05—CONTROLLING; REGULATING
    • G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D5/00—Control of dimensions of material
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    • G05D5/03—Control of dimensions of material of thickness, e.g. of rolled material characterised by the use of electric means
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S118/00—Coating apparatus
    • Y10S118/04—Curtain coater

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体またはペースト状の塗布媒体を、例えば
紙またはカートンからなる運動する材料ウェブに直接ま
たは間接的に塗布する装置を提供することである。 【解決手段】 インキカーテン塗布機構と、少なくとも
１つのセンサ装置と、少なくとも１つの調整装置と、制
御ユニットとを有し、前記センサ装置は、材料ウェブに
塗布される塗布媒体層のブラッシング量を検出し、相応
のブラッシング量信号を生成し、前記調整装置は、イン
キカーテン塗布機構の少なくとも１つの調整量を変化さ
せ、当該調整量には、材料ウェブに塗布された塗布媒体
層のブラッシング量が依存し、前記制御ユニットは、セ
ンサ装置の少なくとも１つにより生成されたブラッシン
グ量信号を受信し、当該ブラッシング量信号に依存して
少なくとも１つの目標値を少なくとも１つ調整量に対し
て検出し、少なくとも１つの調整装置を少なくとも１つ
の調整量目標値に基づいて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体またはペース
ト状の塗布媒体を、例えば紙またはカートンから成る運
動する材料ウェブに直接または間接的に塗布するための
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】液体またはペースト状の塗布媒体を材料
ウェブにインキカーテンないしインキヴェール（いわゆ
るカーテンコーティング）を用いて塗布することは公知
である。例えばＵＳ−ＰＳ５６２４７１５には、材料ウ
ェブに直接被覆するためのインキカーテン塗布機構が記
載されている。正確に言うなら、ＵＳ−ＰＳ５６２４７
１５には、塗布媒体ヴェールを材料ウェブの上に均一に
分散させるのが、運動する材料ウェブと共に移動する空
気によって損なわれるという問題がある。さらにＥＰ０
５１７２２３Ｂ１から、塗布カーテンの前フィールドで
気泡を塗布媒体から除去する装置が公知である。これに
より気泡が塗布の均一性を損なうことがない。
【０００３】前記の刊行物では論じられていない“カー
テンコーティング”での別の問題は、塗布媒体の調量で
ある。すなわち通常は、“カーテンコーティング”によ
って塗布される塗布媒体は引き続くドクターによっては
調量せれず、そのため塗布媒体をインキカーテン塗布機
構から調量するという課題には高い要求が課せられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、液体またはペースト状の塗布媒体を、例えば紙また
はカートンからなる運動する材料ウェブに直接または間
接的に塗布する装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、インキカーテン塗布機構と、少なくとも１つのセン
サ装置と、少なくとも１つの調整装置と、制御ユニット
とを有し、前記センサ装置は、材料ウェブに塗布される
塗布媒体層のブラッシング量を検出し、相応のブラッシ
ング量信号を生成し、前記調整装置は、インキカーテン
塗布機構の少なくとも１つの調整量を変化させ、当該調
整量には、材料ウェブに塗布された塗布媒体層のブラッ
シング量が依存し、前記制御ユニットは、センサ装置の
少なくとも１つにより生成されたブラッシング量信号を
受信し、当該ブラッシング量信号に依存して少なくとも
１つの目標値を少なくとも１つ調整量に対して検出し、
少なくとも１つの調整装置を少なくとも１つの調整量目
標値に基づいて制御するように構成して解決される。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のブラッシング量制御装置
によって、塗布媒体をインキカーテン塗布機構から良好
に調量して送出することができ、これにより全体として
材料ウェブへの所望の均一な塗布が達成される。さらに
本発明のブラッシング量制御装置は簡単に構成すること
ができる。なぜならこの制御装置は塗布結果を制御する
パラメータをそれぞれ別個に監視するのではなく、ブラ
ッシング量の検出に依存して、時間単位当たりに送出さ
れる塗布媒体量を調整するからである。インキカーテン
塗布機構はここで例えば分配装置を有し、この装置は塗
布媒体を材料ウェブの横方向に均一に分散させる。この
ためにこの装置は、分配チャネル、分配チャネルに塗布
媒体を導くための供給開口部、塗布媒体を塗布媒体カー
テンないしヴェールの形態で均一に送出するための少な
くとも１つの出射スリット、並びに所望の場合は、分配
チャネルに導かれた過剰の塗布媒体を排出するための排
出開口部を有する。
【０００７】塗布の均一性を材料ウェブの長手方向だけ
でなく、横方向でも確実にするため、インキカーテン塗
布機構から時間単位当たりで送出される塗布媒体量を、
材料ウェブの横方向に順次配置された複数の塗布区分で
相互に依存せずに制御することが提案される。このこと
は例えば次のようにして達成される。すなわち、調整装
置が材料ウェブの横方向に配置された複数の調整ユニッ
ト有し、この調整ユニットがインキカーテン塗布機構の
少なくとも１つの出射スリットの幅を区分毎に調整する
のである。
【０００８】多くの場合では、インキカーテン塗布機構
により単位時間当たりに送出される塗布媒体量を所望の
値に調整すれば十分である。このために調整装置は例え
ば、インキカーテン塗布機構に配属された塗布媒体ポン
プの吐出出力を調整するための装置を有する。付加的に
または択一的に調整装置は弁装置を有し、これにより単
位時間当たりに供給開口部により分配チャネルに導入さ
れる塗布媒体の量を制御する。さらに付加的にまたは択
一的に調整装置は調整ユニットを有し、これによりイン
キカーテン塗布機構の少なくとも１つの出射スリットの
幅を調整する。さらに調整装置は弁装置を有し、これに
より排出開口部から再び排出される塗布媒体の一部を制
御する。この塗布媒体は供給開口部を介して分配チャネ
ルに導入された塗布媒体である。
【０００９】ブラッシング量センサ装置は、材料ウェブ
に塗布された塗布媒体層のブラッシング量を直接または
間接的に検出するよう構成することができる。
【００１０】直接検出のためには、ブラッシング量セン
サ装置は第１のセンサユニットを有し、この第１のセン
サユニットは材料ウェブの運動方向でインキカーテン塗
布機構の前方に配置され、第１のセンサ信号を生成す
る。さらにブラッシング量センサ装置は第２のセンサユ
ニットを有し、この第２のセンサユニットは材料ウェブ
の運動方向でインキカーテン塗布機構の後方には位置さ
れ、第２のセンサ信号を生成する。さらに差形成ユニッ
トを有しており、この差形成ユニットは第１のセンサ信
号を第２のセンサ信号から減算し、差信号をブラッシン
グ量信号として生成する。ここでは第１のセンサユニッ
トは“加工前状態”での材料ウェブの特性を測定する。
すなわち、ここで注目する塗布過程の前の状態で測定す
る。しかしこのことは、材料ウェブがすでに１回または
複数回塗布されていることを除外するものではない。そ
して第２のセンサ装置は達成された終了状態を測定す
る。これにより塗布は２つの測定信号の差に表れる。第
１のセンサユニットと第２のセンサユニットとの間の材
料ウェブの伝搬時間は、差信号形成の際に考慮すること
ができる。しかし基本的に、２つのセンサユニットから
送出される信号は擬似的に定常な信号であり、これらは
緩慢にのみ変化するので伝搬時間を考慮しなくてもよい
と考えることもできる。
【００１１】ブラッシング量は例えば光学的測定方法を
用いて検出することができ、この測定方法では材料ウェ
ブの反射係数または透明度が測定される。しかし放射線
測定方法も公知であり、この方法では既知の強度の放射
線源、通常はβ線源のビームの、材料ウェブによる吸収
を検出する。後者の測定方法は、線源を材料ウェブの傍
らで走行させ、減衰されない放射線源の強度を検出する
ことによりときどき較正することができる。
【００１２】前記の測定方法はすべて、材料ウェブの横
方向でブラッシング量を局所的に検出するのに適する。
このために例えば測定ヘッドが材料ウェブの横方向に延
在する案内部に沿って往復運動される。
【００１３】間接的ブラッシング量検出は例えば、次の
ようなブラッシング量センサ装置により行われる。すな
わちこのセンサ装置は、分配装置の供給開口部に配属さ
れた（すなわち所望の場合にはこれから大きな間隔をお
いて配置されるが、しかしこれとはセンシング的に接続
された）第１のセンサユニットと、分配装置の排出開口
部に配属された第２のセンサユニットと、差形成ユニッ
トとを有し、この差形成ユニットは２つのセンサユニッ
トにより生成されたセンサ信号を相互に減算し、差信号
をブラッシング量信号として生成するのである。第１の
センサユニットと第２のセンサユニットとは、供給開口
部ないし排出開口部で分配チャネルに開口する管路に配
置することができる。しかしこれらは直接、供給開口部
ないし排出開口部に設けることもできる。
【００１４】前記の間接的ブラッシング量測定では、第
１と第２のセンサユニットがそれぞれ１つの容積流測定
装置を有することができる。しかし第１と第２のセンサ
ユニットがそれぞれ１つの質量流測定装置を有すること
もできる。
【００１５】ブラッシング量検出の精度をさらに改善す
るために、本発明の塗布装置がセンサ装置を有し、材料
ウェブの運動速度を検出するか、および／または塗布媒
体の固体物質含有量ないし塗布された材料ウェブ幅を検
出する。
【００１６】
【実施例】図１には、本発明の塗布装置が１０により一
般的に示されている。この装置は塗布機構１２を有し、
塗布機構は液体またはペースト状の塗布媒体１４をイン
キカーテンないしインキヴェール１６の形態で、矢印Ｌ
の方向に運動する材料ウェブ１８に塗布する。材料ウェ
ブ１８はこの実施例では塗布機構１２の領域で、矢印Ｐ
の方向に回転する支持ドラム２０の周囲に案内される。
しかし他の適切なウェブ供給も考えられる。
【００１７】図２に示すように塗布機構１２は、分配チ
ャネル２４を備えた分配装置２２を有する。この分配チ
ャネルには塗布媒体１４３が供給開口部２６を介して、
供給ポンプ２８により塗布媒体タンク３０から供給され
る。供給開口部２６を介して分配チャネル２４に導入さ
れた塗布媒体１４の大部分は、この分配チャネルから再
び排出開口部３２を介して排出され、僅かな部分だけが
出射チャネル３４を介して出射スリット３６（図１参
照）に供給され、そこでインキヴェール１６の形態で送
出される。このようにして、塗布媒体１４が分配チャネ
ル２４で高い流動速度で運動することが保証される。こ
の高い流動速度は、塗布媒体１４に含まれる固体物質の
堆積を確実に回避するためである。
【００１８】出射スリット３６の幅を定義するために、
材料ウェブ１８の横方向Ｑには分散配置された多数のス
ライド要素３８が設けられている。このスライド要素は
アクチュエータ４０により調整することができる（図１
の二重矢印Ａの方向）。スライド要素３８により、出射
スリット３６の区分調整が可能であり、材料ウェブに塗
布された塗布層１４ａのプロフィールを材料ウェブ１８
の横方向Ｑで調整することができる。
【００１９】アクチュエータ４０は制御ユニット４２か
ら制御され、この制御ユニットはアクチュエータ４０に
対する目標値を種々のセンサ信号に基づいて検出する。
ここでこれらセンサ信号は、材料ウェブ１８に塗布され
た層のブラッシング量について情報が得られるように選
択される。
【００２０】図１によれば材料ウェブ１８の運動方向Ｌ
で塗布機構１２の前方に第１の測定フレーム４４を塗布
されていない材料ウェブ１８の特性を検出するために配
置することができ、運動方向Ｌで塗布機構１４の後方に
第３の測定フレームを設けることができる。この測定フ
レームの構造および機能は第１の測定フレーム４４と同
じである。測定フレーム４４と４６の各々は、（詳細に
は図示しない）測定ヘッドを有し、この測定ヘッドは
（同じように詳細には図示しない）案内部に沿って材料
ウェブ１８の横方向Ｑに往復運動することができる。測
定フレーム４４，４６の測定ヘッドの測定原理は例えば
材料ウェブ１８の吸収度および／または透明度の光学的
測定に基づくことができる。しかし放射線ビーム、有利
にはβビーム対する材料ウェブ１８の吸収能力を検出す
ることもできる。
【００２１】第１および第２の測定フレーム４４と４６
はブラッシング量信号Ｇ１とＧ２を生成する。これらの
信号は信号線路４４ａと４６ａを介して差形成素子４８
に供給される。差形成素子４８は第１の測定フレーム４
４のブラッシング量信号Ｇ１を第２の測定フレーム４２
のブラッシング量信号Ｇ２から減算し、差信号ΔＧを形
成する。この差信号は、材料ウェブ１８に塗布された塗
布層１４ａのブラッシング量特性を表す。この差信号Δ
Ｇは制御ユニット４２に信号線路４８ａを介して供給さ
れる。制御ユニット４２はこの差信号ΔＧと、所望の場
合には別のセンサの検出信号に基づいて、アクチュエー
タ４０に対する調整信号Ｓ１を検出し、これを信号線路
４２ａを介してアクチュエータ４０に出力する。
【００２２】制御ユニット４２によりアクチュエータ４
０に対する調整信号Ｓ１の検出に、差形成素子４８の差
信号ΔＧに加えて使用される前記の別のセンサ信号の数
には制限がない。例としてここでは２つのセンサ信号を
あげると、１つは速度センサ５０の速度信号Ｖであり、
１つは塗布媒体センサ５３の信号Ｆである。速度センサ
は材料ウェブ１８の運動速度を例えば対向ドラム２０の
回転数から導出する。塗布媒体センサは、塗布媒体タン
ク３０にある塗布媒体１４の組成および固体物質含有量
についての情報を提供する。これら２つの検出信号Ｖと
Ｆは制御ユニット４２に信号線路５０ａないし５２ａを
介して供給される。
【００２３】スライド要素３８および所属のアクチュエ
ータ４０により形成される調整装置は、材料ウェブ１８
に送出される塗布媒体１４の調量を基本的に単独で処理
することができる。しかし付加的にまたは択一的に、出
力された塗布媒体量を別の調整装置を介して調量するこ
ともできる。
【００２４】例えば搬送ポンプ２８の吐出出力は、制御
ユニット４２が信号線路４２ｂを介して相応の調整信号
Ｓ２をポンプ２８の駆動ユニット５４に出力することに
よって変化することができる。制御を行う別の付加的ま
たは択一的手段は、信号線路４２ｃを介して弁装置５８
の調整ユニット５６を相応に制御することである（制御
信号Ｓ３）。弁装置５８は図２の実施例では、スライド
弁として構成されており、分配チャネル２４の排出開口
部３２に続く排出管路６０に配置されている。スライド
弁５８を用いて、供給開口部２６を介して分配チャネル
２４に導入される塗布媒体１４の一部を変化させること
ができる。この塗布媒体は出射スリット３６によりイン
キカーテン１６の形態で材料ウェブ１８に送出される。
【００２５】測定フレーム４４と４６による前記の直接
的ブラッシング量測定の他に、材料ウェブ１８に塗布さ
れる塗布層１４ａのブラッシング量を間接的に検出する
こともできる。例えばこれは２つの流量計６２と６４を
用いて行い、これらのうちの一方６２は供給開口部２６
に至る供給管路６６に配置されており、他方の６４は排
出管路６０に配置されている。流量計はここで例えば容
積流測定器６２と６４とすることができる。しかし質量
流または質量流量測定器６２’および６４’であっても
よい。流量計６２と６４ないし６２’と６４’の検出信
号Ｇ１’とＧ２’は信号線路６２ａと６４ａを介して差
形成素子６８にさらに供給される。差形成素子は排出側
の流量計６４の信号Ｇ２’を供給側の流量計６２の検出
信号Ｇ１’から減算し、差信号ΔＧ’を生成する。この
信号は、出射スリットを通って材料ウェブ１８に送出さ
れた塗布媒体量についての情報を提供する。この差信号
ΔＧ’は信号線路６８ａを介して制御ユニット４２に伝
送され、制御ユニットはここから所望の場合には別のセ
ンサ信号、例えば材料ウェブ１８の運動速度および／ま
たは塗布媒体の固体物質含有量についての信号を利用し
て塗布層１４ａのブラッシング量を検出する。
【００２６】もちろん、１つの同じインキカーテン塗布
装置１０に測定フレーム４４と４６、容積流量計６２と
６４および質量流量計６２’と６４’を任意の組合せで
設け、種々のブラッシング量信号の比較によりブラッシ
ング量検出の全体精度を向上させることもできる。さら
に例えば、供給ポンプ２８の吐出出力を変化させること
により、および／または排出横断面を弁装置５８の制御
により変化させることにより、材料ウェブ１８に送出さ
れる塗布媒体１４の量を予め調量し、この塗布量をスラ
イダ３８およびアクチュエータ４０を用いて微調整して
調量することができる。
【００２７】さらに塗布機構１２と第２の測定フレーム
４６との間に、それ自体公知の乾燥装置７０を設けるこ
とができる。この乾燥装置７０によって、例えば塗布層
１４ａにまだ残っている湿気に起因する測定誤差を減少
し、有利には完全に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のインキカーテン塗布装置の概略図であ
る。
【図２】図１のインキカーテン塗布機構のラインＩＩ−
ＩＩの縦断面図である。
【符号の説明】 １０ 塗布装置 １２ 塗布機構 １４ 塗布媒体 １８ 材料ウェブ ２０ 支持ドラム ２２ 分配装置 ２６ 供給開口部 ３２ 排出開口部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 液体またはペースト状の塗布媒体（１
    ４）を、例えば紙またはカートンから成る運動する材料
    ウェブ（１８）に直接または間接的に塗布するための装
    置（１０）において、 インキカーテン塗布機構（１２）と、少なくとも１つの
    センサ装置（４６，４８，４８；６２，６４，６８；６
    ２’、６４’、６８）と、少なくとも１つの調整装置
    （３８，４０；２８，５４；５８，５６）と、制御ユニ
    ット（４２）とを有し、 前記センサ装置は、材料ウェブ（１８）に塗布される塗
    布媒体層（１４ａ）のブラッシング量を検出し、相応の
    ブラッシング量信号（ΔＧ、ΔＧ’）を生成し、 前記調整装置は、インキカーテン塗布機構（１２）の少
    なくとも１つの調整量を変化させ、 当該調整量には、材料ウェブ（１８）に塗布された塗布
    媒体層（１４ａ）のブラッシング量が依存し、 前記制御ユニットは、センサ装置（４６，４８，４８；
    ６２，６４，６８；６２’、６４’、６８）の少なくと
    も１つにより生成されたブラッシング量信号（ΔＧ、Δ
    Ｇ’）を受信し、当該ブラッシング量信号（ΔＧ、Δ
    Ｇ’）に依存して少なくとも１つの目標値を少なくとも
    １つ調整量に対して検出し、少なくとも１つの調整装置
    （３８，４０；２８，５４；５８，５６）を少なくとも
    １つの調整量目標値に基づいて制御する、ことを特徴と
    する塗布装置。
  2. 【請求項２】 インキカーテン塗布機構（１２）は、分
    配装置（２２）と、分配チャネル（２４）と、供給開口
    部（２６）と、少なくとも１つの出射スリット（３６）
    とを有し、 前記分配装置は、塗布媒体（１４）を材料ウェブ（１
    ８）の横方向（Ｑ）に均一に分配し、 前記出射スリットは、塗布媒体（１４）を塗布媒体カー
    テンないし塗布媒体ヴェールの形態で均一に送出するた
    めのものであり、 さらに所望の場合には、分配チャネル（２４）に導入さ
    れた過剰の塗布媒体を排出するための排出開口部（３
    ２）を有する、請求項１記載の塗布装置。
  3. 【請求項３】 調整装置（３８，４０）は少なくとも１
    つの調整ユニット（４０）を、インキカーテン塗布機構
    （１２）の少なくとも１つの出射スリット（３６）の幅
    を調整するために有する、請求項１または２記載の塗布
    装置。
  4. 【請求項４】 調整装置（３８，４０）は、材料ウェブ
    （１８）の横方向（Ｑ）に分散は位置された複数の調整
    ユニット（４０）を有し、 該調整ユニットは、インキカーテン塗布機構（１２）の
    少なくとも１つの出射スリット（３６）の幅を区分毎に
    調整するためのものである、請求項３記載の塗布装置。
  5. 【請求項５】 調整装置（２８，５４）は、インキカー
    テン塗布機構（１２）に配属された塗布媒体ポンプ（２
    ８）の吐出出力を調整するための装置（５４）を有す
    る、請求項１または２記載の塗布装置。
  6. 【請求項６】 調整装置は弁装置を有し、 該弁装置は、供給開口部を通って分配チャネルへ導入さ
    れる塗布媒体の単位時間当たりの量を制御する、請求項
    ２から５までのいずれか１項記載の塗布装置。
  7. 【請求項７】 調整装置（５８）は弁装置（５８）を有
    し、 該弁装置は、供給開口部（２６）を介して分配チャネル
    （２４）に導入された塗布媒体（１４）のうち、排出開
    口部（３２）から再び排出される量を制御する、請求項
    ２から６までのいずれか１項記載の塗布装置。
  8. 【請求項８】 材料ウェブ（１８）に塗布される塗布媒
    体層（１４ａ）のブラッシング量を検出するためのブラ
    ッシング量センサ装置（４４，４６，４８）は、第１の
    センサユニット（４４）と、第２のセンサユニット（４
    ６）と、差形成ユニット（４８）とを有し、 前記第１のセンサユニットは、材料ウェブ（１８）の運
    動方向（Ｌ）でインキカーテン塗布機構（１２）の前方
    には位置されており、第１のセンサ信号（Ｇ１）を生成
    し、 前記第２のセンサユニットは、材料ウェブ（１８）の運
    動方向（Ｌ）でインキカーテン塗布機構（１２）の後方
    に配置されており、第２のセンサ信号（Ｇ２）を生成
    し、 前記差形成ユニット（４８）は、第１のセンサ信号（Ｇ
    １）を第２のセンサ信号（Ｇ２）から減算し、差信号
    （ΔＧ）をブラッシング量信号として生成する、請求項
    １から７までのいずれか１項記載の塗布装置。
  9. 【請求項９】 材料ウェブ（１８）に塗布される塗布媒
    体層（１４ａ）のブラッシング量を検出するためのブラ
    ッシング量センサ装置（６２，６４，６８；６２’，６
    ４’，６８）は、第１のセンサユニット（６２，６
    ２’）と、第２のセンサユニット（６４，６４’）と、
    差形成ユニット（６８）とを有し、 前記第１のセンサユニットは、分配装置（２２）の供給
    開口部（２６）と連結しており、第１のセンサ信号（Ｇ
    １’）を生成し、 前記第２のセンサユニットは、分配装置（２２）の排出
    開口部（３２）に配属されており、第２のセンサ信号
    （Ｇ２’）を生成し、 前記差形成ユニットは、第１のセンサ信号（Ｇ１’）を
    第２のセンサ信号（Ｇ２’）から減算し、差信号（Δ
    Ｇ’）をブラッシング量信号として生成する、請求項２
    から８までのいずれか１項記載の塗布装置。
  10. 【請求項１０】 第１および第２のセンサユニット（６
    ２，６４）はそれぞれ１つの容積流量測定装置を有して
    いる、請求項９記載の塗布装置。
  11. 【請求項１１】 第１および第２のセンサユニット（６
    ２’、６４’）はそれぞれ１つの質量流量測定装置を有
    している、請求項９記載の塗布装置。
  12. 【請求項１２】 材料ウェブ（１８）の運動速度を検出
    するためのセンサ装置（５０）を有している、請求項１
    から１１までのいずれか１項記載の塗布装置。
  13. 【請求項１３】 塗布媒体（１４）の組成（Ｆ）、例え
    ば固体物質含有量と、塗布される材料ウェブの幅を検出
    するためのセンサ装置（５２）をさらに有する、請求項
    １から１２までのいずれか１項記載の塗布装置。
  14. 【請求項１４】 材料ウェブ（１８）の運動方向（Ｌ）
    でインキカーテン塗布機構（１２）の方向に、乾燥装置
    （７０）が設けられている、請求項１から１３までのい
    ずれか１項記載の塗布装置。
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