JPH11262646A - 分散装置 - Google Patents

分散装置

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JPH11262646A
JPH11262646A JP10069028A JP6902898A JPH11262646A JP H11262646 A JPH11262646 A JP H11262646A JP 10069028 A JP10069028 A JP 10069028A JP 6902898 A JP6902898 A JP 6902898A JP H11262646 A JPH11262646 A JP H11262646A
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JP
Japan
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dispersing
basket
side wall
tank
dispersion
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JP10069028A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Araki
嘉孝 荒木
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ARAKI TEKKO KK
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ARAKI TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗料やインキ等の顔料などの固形物を含む液状
の配合物をガラス球、鋼球などの分散媒体により分散せ
しめる媒体分散装置において、短時間で分散効果の高
い、また分散媒体の衝突による摩耗に対して耐久性があ
り且つ修復が容易である連続的に分散処理可能な分散装
置を提供する。 【解決手段】送出口41を設けたタンク40上方部に内
接固定されたバスケット20内と、該バスケット20の
側壁22上部に設けたベッセル30内で分散室50を形
成し、該分散室50内に攪拌羽根12を有する回転駆動
する攪拌軸11を設置及び分散媒体51を収容し、また
前記分散室50に供給口31を設けた固形物を含む配合
物を分散せしめる分散装置において、前記バスケット2
0の側壁22に前記配合物を通過する小孔26を多数穿
設し、底壁23を前記小孔26を設けていないメクラ底
板で形成することにより、連続的に良好な分散処理が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、塗料、染
料、インキなどの顔料の固形物を含む液状の配合物を、
媒体及び攪拌羽根により微細に分散させる処理を、特に
連続的に処理する分散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料やインキ等の顔料などの固形物を含
む塗料組成物の製造は、一般に顔料、樹脂ワニス、溶
剤、さらに添加物などから成る液状の配合物を高濃度に
分散させて行われている。従来よりこの分散工程では、
一般的にサンドミル、ボールミル、バスケットミルなど
のサンド、鋼球などの分散媒体を用いて前記配合物を攪
拌し、分散処理する媒体分散装置が用いられている。
【0003】これらの媒体分散装置の内、サンドミルは
分散装置であり、分散媒体としてサンド又はガラス球を
主として用い、顔料などの固形物を含む前記配合物をタ
ンク内に圧送し、タンク内に設けられた攪拌翼により強
制的に流動せしめ、前記配合物を分散させるものであ
る。分散された配合物は機外に送出され、タンク内には
新たな配合物が供給される。一方、ボールミルは分散媒
体として主として鋼球を用い、配合物をタンク内に供給
して1回ごとに分散処理するバッチ式媒体分散装置であ
る。
【0004】また、バスケットミルは、タンク内に前記
配合物を装填し、該タンク内に設けられた攪拌軸の先端
に攪拌羽根を付設し、該攪拌羽根を回転駆動装置により
回転することにより、配合物の分散を行うものである。
この分散効果を上げるために、前記攪拌羽根の外側を、
側壁及び底壁に小孔が多数穿設されている細かいメッシ
ュの金網などから成るバスケットで囲み、該バスケット
内にガラス球、鋼球などの分散媒体を投入し、攪拌羽根
の回転により前記配合物内の固形物の大きな粒子が、前
記バスケット内で磨砕混合作用により分散されるという
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体分散装置に
あっては、以下の問題点があった。
【0006】サンドミルでは、連続的に分散処理を行え
るが、前処理として固形物と液とを混合しておく必要が
あり、また洗浄が困難という問題があった。
【0007】加えて、連続式の分散装置では、多品種少
量生産には品種替えの点でバッチ式の分散装置より劣っ
ている。
【0008】ボールミルでは、タンクそのものが分散室
を形成するために、媒体の充填量が多くなり全体として
大きな構造となってしまうことや、回転駆動トルクが極
めて大きく、動力消費が大きくなるという問題があっ
た。
【0009】また、バスケットミルは上記問題点は解消
するものの、攪拌羽根の回転により分散媒体がバスケッ
ト側壁周辺に集まり、少なくとも攪拌軸周辺の配合物は
全く分散されずにバスケット底壁の小孔から流出してタ
ンク内下方に沈殿してしまうという配合物の循環の上で
問題が生じた。
【0010】さらに、バスケット内に投入した前記分散
媒体は、攪拌羽根が回転するとその回転遠心力によりバ
スケット、特に側壁の小孔が多数穿設されている板材又
は細かいメッシュの金網などに衝撃を与えるために、側
壁が磨耗し頻繁に交換しなければならないことや、バス
ケットの洗浄の際、小孔に詰まった顔料をピンなどで突
いて除去するなど、洗浄作業が繁雑であるという問題が
あった。
【0011】以上の問題点を解決するために、本出願人
は少量多品種向きのバッチ式媒体分散装置として短時間
で分散効果が高く、またバスケット内の分散媒体の衝撃
による摩耗に対して耐久性があり、かつ部分的な交換を
容易にできると共に、洗浄も簡単に行える分散装置(以
下、リングミルと称する)を開発した(特公平8−17
930号公報)。
【0012】本発明は途上の問題点を解決するために、
さらに、前記リングミルの利点を生かしながらを連続処
理を可能にし、分散性能が良くしかも大量生産可能な分
散装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の固形物を含む配合物を分散せしめる連続式
の媒体による分散装置においては、配合物の送出口41
を有するタンク40に、前記配合物を通過する小孔26
を設けたバスケット20を収納し該バスケット20上に
配合物の供給口31を有するベッセル30を装着し前記
タンク及びベッセルで分散室50を形成すると共に、該
分散室50内に分散媒体51を収容し、且つ前記バスケ
ット及びベッセル内に攪拌羽根12を有する攪拌軸11
を設けたことを特徴とする。
【0014】前記バスケット20の底壁23を前記小孔
26を設けていないメクラ底板で形成し、側壁22にの
み小孔26を形成することで、分散効果を上げることが
できる。
【0015】また、前記ベッセル30の周囲又は前記ベ
ッセル30の周囲及び前記タンク40の底壁を、配合物
を攪拌する際に生じる摩擦熱により高温となる前記配合
物を冷却する手段として、冷媒の入口33及び出口34
に連通するジャケット32で形成する。
【0016】さらに、前記バスケット20の側壁22に
穿設された小孔は、バスケット20の側壁22の少なく
とも一部に、側壁平板24と、側壁22の周囲方向で前
記側壁平板24より短い隙間板25とをそれぞれ交互に
複数個重ねて、上下に対向する隙間板25とで形成され
るスリットから成る小孔26を設けても良い。
【0017】なお、前記底壁23の内面をテーパ状にす
ることが好ましい。
【0018】そして、前記攪拌羽根12に、該攪拌羽根
12の回転軌跡に対して垂直方向に突起体を設け、好ま
しくは複数の前記攪拌羽根12に前記突起体を2以上の
異なる回転軌跡上に配設せしめると効果的である。
【0019】また、前記タンク40の底壁を傾斜させ、
該底壁の最下部又は該最下部に接する側壁下方に送出口
41を設けることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】図面を参照して説明すると、図1
において、側壁上部が外周方向に突出したフランジを有
するタンク40内に、該タンク40の内径より小さい外
径を有するバスケット20を、該バスケット20の側壁
22上部のバスケット外周方向に突出して設けた固定フ
ランジ21を介して固定する。
【0021】前記タンク40の底壁は傾斜しており、該
底壁の最下部に接する側壁下方に送出口41を備え、ま
た、前記底壁は冷媒の入口33及び出口34を有するジ
ャケット32で形成されている。
【0022】前記バスケット20の側壁22上方には、
ベッセル30が前記固定フランジ21を介して、前記バ
スケット20に固定され、前記バスケット20内と前記
ベッセル30内で分散室50を形成し、該分散室50内
に、ガラス球、鋼球、セラミック球、ジルコニア球など
の分散媒体51を収容している。前記ベッセル30の外
側壁は、冷媒の入口33及び出口34を有するジャケッ
ト32を周設形成され、また、前記側壁上方にはフィー
ドポンプ60に連通する供給口31が設けられ、さらに
該供給口31上方にはドレーン排出口35が設けられて
いる。
【0023】そして、前記分散室50内には、図示せざ
る回転駆動機構に連結した攪拌軸11が設置され、該攪
拌軸11には複数の支持体13を介して攪拌羽根12が
設けられている。
【0024】また、前記バスケット20は、側壁22に
多数の小孔を設けているが、バスケット20の底壁23
はメクラ底壁となっているために、液体中では重量物で
ある固形物は液体中を下方に落下しようとするが、バス
ケット20外へ落下することはない。この分散室50内
では、攪拌羽根12の回転によって分散室50内を周回
する渦流が生じており、かかる渦流によって固形物は分
散室50内を周回移動する。
【0025】さらに、前記攪拌羽根12の回転によって
生じた渦流は、分散室50内に投入された分散媒体51
を分散室50の側壁内周で攪拌しているので、配合物及
び配合物中の固形物は攪拌羽根12によって生じた渦流
によって分散室50内を周回し、バスケット20の側壁
22に設けられた小孔26からバスケット20外へ流出
しようとする。したがって、かかる配合物及び配合物中
の固形物はバスケット20の側壁22の内側、すなわち
小孔26近辺に集合している分散媒体51中を常に通過
し、固形物相互及び固形物と分散媒体51間のずり応力
により細かく分散されてバスケット20外へ流出する。
そのため配合物の分散効果は極めて良好である。
【0026】バスケット20の側壁に設けられる小孔2
6は、細孔あるいはスリットが多数穿設されている金属
製薄板材、又は細かいメッシュの金網であっても良い
が、分散媒体51等の衝突による摩耗や小孔26の大き
さの変更、バスケット20の側壁22特にスリット部分
が摩耗、破損した場合の修理の便を考えれば、図2〜3
に示すように、側壁22の厚さ方向に一定幅を持つ平板
である側壁平板24と、側壁22の周囲方向で前記側壁
平板24より短い隙間板25とをそれぞれ交互に複数重
ね、隙間板25は側壁22の周囲の適宜位置に配置し、
上下に方向する側壁平板24、24と側壁周囲方向に対
向する隙間板25、25で構成したスリットから成る小
孔26に形成するのが好適である。
【0027】すなわち、このように構成されたスリット
は、小孔26の大きさの変更が隙間板25の板厚のみを
変化させることにより可能であり、単一のバスケットに
より種々の用途に応じた分散処理に対応することができ
る。また、スリットが摩耗、破損した場合も摩耗、破損
したスリットのみを交換又は修理すればよく、迅速にし
かも経済的にバスケット20の修復を行うことができ
る。
【0028】この側壁平板24と隙間板25の重合は、
固定フランジ21の下面にメクラ側壁28を側壁22の
全周に設け、該メクラ側壁28の下面に側壁22の全周
に及んで側壁平板24と隙間板25を交互に重ねて側壁
22を形成するが、前記メクラ側壁28及び側壁平板2
4の全周の同一位置に複数の固定穴を設け、さらに前記
隙間板25に固定穴を設けて、例えばワッシャなどの形
状にし、メクラ側壁28、側壁平板24、隙間板25の
それぞれの固定穴に側壁固定ロッド27を挿通せしめ
て、該側壁固定ロッド27の上に設けたネジ部を前記固
定フランジ21に螺着し、底壁23を側壁固定ロッド2
7の下端に設けたネジ部を介してナットで固定する。
【0029】また、前記バスケット20の底壁23は、
その内面を中心から側壁22方向に下降するテーパ状に
しており、したがってバスケット20底部に前記配合物
が滞留しない。
【0030】上記のように構成された分散装置をより詳
細に説明すると、供給口31から投入された配合物は、
ベッセル30内を通りバスケット20内に流入する。バ
スケット20の底壁23はメクラ底板であり、配合物内
の沈殿しやすい固形物の粒子はバスケット20の底壁2
3から下方に落下することなくバスケット20内とベッ
セル30内で形成される分散室50内に滞留する。
【0031】前記分散室50内の攪拌羽根12が攪拌軸
11の回転駆動により回転すると、該攪拌羽根12の回
転により生じた渦流により、分散室50内の配合物及び
該配合物内の固形物は、分散媒体51とのずり応力及び
固形物相互のずり応力により細かい粒子に分散される。
この際、前記攪拌羽根12の遠心力で、分散室50に収
容された分散媒体51は分散室50の側壁又はバスケッ
ト20の側壁22の内周に沿って押圧され、底壁がメク
ラのためバスケット20の側壁22に設けられた小孔2
6からバスケット20外へ流出しようとする配合物は、
常にバスケット20の側壁22の内周に沿ってバスケッ
ト20内を周回する分散媒体51中を通過して、細かく
分散され、バスケット20からタンク40内に流出され
る。
【0032】また、前記分散室50内は分散媒体51と
配合物及び分散媒体51と前記分散室内壁との摩擦及び
衝撃により高温に加熱されるために、その加熱による原
料の劣化を防ぐために前記ベッセル30の周囲及び前記
タンク40の底壁を、前記配合物の冷却手段として冷媒
の入口33及び出口34に連通するジャケット32で形
成している。
【0033】なお、小孔26の幅より大きい粒子はバス
ケット20内に止まり、固形物間のずり応力及び分散媒
体51と固形物間のずり応力によりさらに細かく分散さ
れる。
【0034】また、バスケット20の側壁22に、側壁
平板24と隙間板25との重ね合わせによってスリット
を形成した場合には、異なる配合物の分散に際して、配
合物中に含まれる固形物の粒径に応じてバスケット20
の側壁22に設けられた小孔26の大きさを変える場合
には、隙間板25の厚みを変更すれば良く、単一のバス
ケットで各種配合物の分散を行うことができる。
【0035】かように、分散処理終了後、別の種類の配
合物を分散する場合には、その前に分散装置を洗浄する
必要があるが、この時スリット内に固着した固形物はヘ
ラ等で比較的容易に洗浄できる。また、側壁平板24が
分散媒体51との衝突により摩耗、破損した場合には、
複数重ねた側壁平板24の中で、摩耗、破損した部分の
みを修理及び交換すれば良い。
【0036】さらに、前記底壁23の内面をテーパにす
ることは、液切れを早めるためである。
【0037】タンク40内に収容された分散後の配合物
は、該タンク40に設けられた送出口41から回収され
る。ここで、前記タンク40の底壁を傾斜させ、該底壁
の最下部又は該最下部に接する側壁下方に送出口41を
設けると、配合物をタンク40内に滞留させることなく
効率的に送出口41から回収することができる。
【0038】すなわち、前記供給口31から常時配合物
を供給し、分散された配合物を送出口から回収すること
で連続的に分散処理を行うことができる。また、前記供
給口31と前記送出口41とを循環ポンプなどの循環装
置を介して連通させても良い。
【0039】なお、分散装置の上方から配合物を供給
し、該分散装置の下方より分散後の配合物を回収するこ
とにより、前記分散室50内の分散媒体51が分散室5
0の下方に密集して、該分散媒体51間及び分散媒体5
1と配合物間のずり応力が増大して、分散効果が上が
る。
【0040】例えば、塗料やインキ等の顔料などの固形
物と樹脂ワニス、溶剤さらに添加物などから成る液状の
配合物をフィードポンプ60により供給口30から投入
する。投入された前記配合物は分散室50内に流入し、
攪拌羽根12の回転運動により攪拌され、分散室50内
の分散媒体51と配合物間のずり応力で配合物内の固形
物が細かく分散されるが、分散された固形物の粒子や、
液などの流動体は攪拌羽根14の回転による遠心力によ
って、バスケット20の側壁22に設けられたスリット
から成る小孔26を通過してタンク40内へ流入する。
【0041】タンク50内に流入した分散後の配合物
は、送出口41から回収されるが、常時供給口31から
配合物を供給ないしは循環し、配合物を分散後、送出口
41より回収することで、連続的に分散処理を行う。
【0042】次に、分散効果をより一層高めるための攪
拌羽根の実施例について説明すると、図4に示すような
攪拌軸11に付設した攪拌羽根12に、該攪拌羽根12
の回転軌跡に対して垂直方向に突起体14を設け、しか
も複数の攪拌羽根12に設けたそれぞれの突起体14を
2以上の異なる回転軌跡面上に配置せしめるものであ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】供給口から送出口に至る配合物の通過経路
に、攪拌羽根の回転により配合物を攪拌する分散室を有
し、該分散室を形成するバスケットの側壁にのみ配合物
の通過する小孔を設けることにより、分散効果が高く、
しかも、前記小孔を前記バスケットの側壁を長さの異な
る側壁平板及び隙間板で形成してスリットとすること
で、前記バスケットの修復を容易である分散処理を連続
的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における分散装置の全体図であ
る。
【図2】バスケットの側壁の部分詳細図である。
【図3】バスケットの側壁の部分斜視図である。
【図4】他の実施例における攪拌羽根の平面図である。
【符号の説明】 10 分散装置本体 11 攪拌軸 12 攪拌羽根 13 攪拌羽根支持体 14 突起体 20 バスケット 21 固定フランジ 22 側壁 23 底壁 24 側壁平板 25 隙間板 26 小孔 27 側壁固定ロッド 28 メクラ側壁 30 ベッセル 31 供給口 32 ジャケット 33 冷媒入口 34 冷媒出口 35 ドレーン排出口 40 タンク 41 送出口 50 分散室 51 分散媒体 60 フィードポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配合物の送出口を有するタンクに、前記
    配合物を通過する小孔を設けたバスケットを収納し該バ
    スケット上に配合物の供給口を有するベッセルを装着し
    前記タンク及びベッセルで分散室を形成すると共に、該
    分散室内に分散媒体を収容し、且つ前記バスケット及び
    ベッセル内に攪拌羽根を有する攪拌軸を設けたことを特
    徴とする分散装置。
  2. 【請求項2】前記バスケットは、側壁に前記配合物を通
    過する小孔を多数穿設し、底壁を前記小孔を設けていな
    いメクラ底板で形成した請求項1記載の分散装置。
  3. 【請求項3】前記ベッセルの外周に又は前記ベッセルの
    外周及び前記タンクの底壁に、冷媒の入口及び出口に連
    通するジャケットを設けた請求項1又は2記載の分散装
    置。
  4. 【請求項4】前記バスケットの側壁に穿設された小孔
    は、バスケットの側壁の少なくとも一部に、側壁平板
    と、側壁の周囲方向で前記側壁平板より短い隙間板とを
    それぞれ交互に複数個重ねて、上下に対向する隙間板と
    で形成されるスリットから成る小孔であることを特徴と
    する請求項1,2又は3記載の分散装置。
  5. 【請求項5】前記底壁の内面がテーパ状である請求項1
    〜4いずれか1項記載の分散装置。
  6. 【請求項6】前記攪拌羽根に、該攪拌羽根の回転軌跡に
    対して垂直方向に突起体を設け、好ましくは複数の前記
    攪拌羽根に前記突起体を2以上の異なる回転軌跡上に配
    設せしめた請求項1〜5いずれか1項記載の分散装置。
  7. 【請求項7】前記タンクの底壁を傾斜させ、該底壁の最
    下部又は該最下部に接する側壁下方に送出口を設けた請
    求項1〜6いずれか1項記載の分散装置。
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