JPH11262558A - 図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置 - Google Patents
図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置Info
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- JPH11262558A JPH11262558A JP10069608A JP6960898A JPH11262558A JP H11262558 A JPH11262558 A JP H11262558A JP 10069608 A JP10069608 A JP 10069608A JP 6960898 A JP6960898 A JP 6960898A JP H11262558 A JPH11262558 A JP H11262558A
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- voltage
- motor
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- stepping motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転振動を抑制し節電効果を高めた図柄組合
せ遊技機用回転図柄表示装置を提供する。 【解決手段】 相励磁信号φ1によりトランジスタTR
1をオンにしてモータ駆動電圧VMをモータコイルL1
(他のL2等も同様)に供給し、ステッピングモータを
駆動して図柄表示を変化させる。このモータコイルL1
に流れる電流を、抵抗R8で検出したフィードバック電
圧VFと、マイクロコンピュータのデジタル制御信号に
よりD/Aコンバータで予め最適値に設定した基準電圧
VRとをコンパレータIC1に入力比較し、その出力で
TR6,TR5をオン/オフしてフィードバック電圧V
Fが基準電圧VRと同値に維持するように自動制御す
る。抵抗R7によりコンパレータIC1にヒステリシス
特性を持たせて発振を防止する。
せ遊技機用回転図柄表示装置を提供する。 【解決手段】 相励磁信号φ1によりトランジスタTR
1をオンにしてモータ駆動電圧VMをモータコイルL1
(他のL2等も同様)に供給し、ステッピングモータを
駆動して図柄表示を変化させる。このモータコイルL1
に流れる電流を、抵抗R8で検出したフィードバック電
圧VFと、マイクロコンピュータのデジタル制御信号に
よりD/Aコンバータで予め最適値に設定した基準電圧
VRとをコンパレータIC1に入力比較し、その出力で
TR6,TR5をオン/オフしてフィードバック電圧V
Fが基準電圧VRと同値に維持するように自動制御す
る。抵抗R7によりコンパレータIC1にヒステリシス
特性を持たせて発振を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、ステッピング
モータの回転によって図柄を変動させる図柄組合せ遊技
機用回転図柄表示装置に関するものである。
モータの回転によって図柄を変動させる図柄組合せ遊技
機用回転図柄表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の遊技機、例えばパチンコ機の遊
技盤に設けられ、ステッピングモータの回転によって機
械的に図柄が変動する回転図柄表示装置の一例について
以下図面を参照して説明する。
技盤に設けられ、ステッピングモータの回転によって機
械的に図柄が変動する回転図柄表示装置の一例について
以下図面を参照して説明する。
【0003】 図1はパチンコ機1の正面図であって、
その遊技盤2のほぼ中央に複数(図示の場合3列)の図
柄表示部4により構成された回転図柄表示装置3が配設
されている。図2は回転図柄表示装置3を遊技盤2に取
付けた状態を示す側断面図であって、各図柄表示部4に
はステッピングモータ8に直結された駆動プーリ9、テ
ンションプーリ10及びアイドルプーリ11が所定の位
置に取着され、これらの外周に弛みなく接して図柄表示
体としての図柄表示ベルト5がステッピングモータ8の
駆動により回動可能に装着されている。また、図柄表示
ベルト5を挟んで図柄位置検出用フォトセンサ12及び
13が装着されている。図柄表示ベルト5は図3に示す
ように、透光性フィルムをループ状に形成し、外周面に
複数の図柄が描かれたものであって、各図柄に対応して
マーク14が設けられ、されに特定の一箇所には、前記
フォトセンサ12,13を同時に遮光できる長さのホー
ムポジションマーク14aが設けられている。
その遊技盤2のほぼ中央に複数(図示の場合3列)の図
柄表示部4により構成された回転図柄表示装置3が配設
されている。図2は回転図柄表示装置3を遊技盤2に取
付けた状態を示す側断面図であって、各図柄表示部4に
はステッピングモータ8に直結された駆動プーリ9、テ
ンションプーリ10及びアイドルプーリ11が所定の位
置に取着され、これらの外周に弛みなく接して図柄表示
体としての図柄表示ベルト5がステッピングモータ8の
駆動により回動可能に装着されている。また、図柄表示
ベルト5を挟んで図柄位置検出用フォトセンサ12及び
13が装着されている。図柄表示ベルト5は図3に示す
ように、透光性フィルムをループ状に形成し、外周面に
複数の図柄が描かれたものであって、各図柄に対応して
マーク14が設けられ、されに特定の一箇所には、前記
フォトセンサ12,13を同時に遮光できる長さのホー
ムポジションマーク14aが設けられている。
【0004】 図5に従来のユニポーラ型ステッピング
モータの駆動制御回路の一例を示す。マイクロコンピュ
ータから出力される相励磁信号φ1,φ2,φ3,φ4
はトランジスタTR1,TR2,TR3,TR4をオン
/オフし、モータコイルL1,L2,L3,L4に流す
電流を順次切り替えて回転制御する。このように従来の
ステッピングモータの駆動電流は、常に一定の駆動電圧
VMとモータコイルL1等の抵抗値によって定まる固定
電流であった。そして、その電流値は、遊技機として要
請される図柄の組合せを的確に達成するため、各図柄表
示部4ごとにフォトセンサ12,13により図柄表示ベ
ルト5のマーク14,14aを読み取ることによって図
柄の位置を判断し、その位置から所定の組合せ位置まで
図柄表示ベルト5を回動させる場合を想定し、最も回動
量の多い図柄表示部4のステッピングモータ8を、その
負荷条件下における最大速度で回動させるために必要と
する高トルクが得られる値としていた。
モータの駆動制御回路の一例を示す。マイクロコンピュ
ータから出力される相励磁信号φ1,φ2,φ3,φ4
はトランジスタTR1,TR2,TR3,TR4をオン
/オフし、モータコイルL1,L2,L3,L4に流す
電流を順次切り替えて回転制御する。このように従来の
ステッピングモータの駆動電流は、常に一定の駆動電圧
VMとモータコイルL1等の抵抗値によって定まる固定
電流であった。そして、その電流値は、遊技機として要
請される図柄の組合せを的確に達成するため、各図柄表
示部4ごとにフォトセンサ12,13により図柄表示ベ
ルト5のマーク14,14aを読み取ることによって図
柄の位置を判断し、その位置から所定の組合せ位置まで
図柄表示ベルト5を回動させる場合を想定し、最も回動
量の多い図柄表示部4のステッピングモータ8を、その
負荷条件下における最大速度で回動させるために必要と
する高トルクが得られる値としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来の回転図柄表示装置では、ステッピングモータの
高速回転時には駆動電流が適合するため円滑に動作する
が、図柄組合せの変化に従って必要となる低速回転時に
は駆動電流が過大となり、ステッピングモータの1ステ
ップごとの回転速度は必要以上に早く、次の1ステップ
開始までに待ち時間が発生すると同時に、ステッピング
モータの回転子や負荷の慣性により、図4において回転
角θで1ステップづつ回転したときに細線で示すような
回転振動が発生していた。そのため図柄が動揺して見
え、遊技者に違和感を与えるという問題があった。
の従来の回転図柄表示装置では、ステッピングモータの
高速回転時には駆動電流が適合するため円滑に動作する
が、図柄組合せの変化に従って必要となる低速回転時に
は駆動電流が過大となり、ステッピングモータの1ステ
ップごとの回転速度は必要以上に早く、次の1ステップ
開始までに待ち時間が発生すると同時に、ステッピング
モータの回転子や負荷の慣性により、図4において回転
角θで1ステップづつ回転したときに細線で示すような
回転振動が発生していた。そのため図柄が動揺して見
え、遊技者に違和感を与えるという問題があった。
【0006】 そこで、本発明は、上述の従来の技術の
有していた問題点を解決するため、ステッピングモータ
の駆動電流を、高速回転時には十分な高トルクが得られ
る値とし、低速回転時には必要最小限のトルクが得られ
る値まで減少させることによって前記回転振動を抑制
し、同時に不必要な電流を排除することによって消費電
力を節減できる回転図柄表示装置を提供することを目的
とする。
有していた問題点を解決するため、ステッピングモータ
の駆動電流を、高速回転時には十分な高トルクが得られ
る値とし、低速回転時には必要最小限のトルクが得られ
る値まで減少させることによって前記回転振動を抑制
し、同時に不必要な電流を排除することによって消費電
力を節減できる回転図柄表示装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本発明に係る回転図柄表示装置は、図柄表示体を回
動させるステッピングモータの駆動電流を、必要とする
回転速度が得られる最適値に設定する自動制御手段を有
するものとした。
め、本発明に係る回転図柄表示装置は、図柄表示体を回
動させるステッピングモータの駆動電流を、必要とする
回転速度が得られる最適値に設定する自動制御手段を有
するものとした。
【0008】 本発明によれば、上記のように構成され
ているので、例えば、パチンコ機の遊技中に特定の入賞
口に球が入賞したとき、各図柄表示部のステッピングモ
ータが回転を始め、各図柄表示体に描かれた特定の図柄
が停止時に横一列又は斜一列に並んで大当たり状態等に
なる過程で、従来発生していた回転振動が図4において
太線で示すように抑制されるので、図柄の変化が円滑に
行われ遊技者に図柄の動揺による違和感を与えることも
なく、しかも消費電力も節減できることになる。
ているので、例えば、パチンコ機の遊技中に特定の入賞
口に球が入賞したとき、各図柄表示部のステッピングモ
ータが回転を始め、各図柄表示体に描かれた特定の図柄
が停止時に横一列又は斜一列に並んで大当たり状態等に
なる過程で、従来発生していた回転振動が図4において
太線で示すように抑制されるので、図柄の変化が円滑に
行われ遊技者に図柄の動揺による違和感を与えることも
なく、しかも消費電力も節減できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、従来例と同様の箇
所については同一の名称・符号を用い、また、回転図柄
表示装置としての機構的構成については、前述した従来
例とほぼ同様であるので図1,2,3をそのまま引用す
る。
いて図面を参照して説明する。なお、従来例と同様の箇
所については同一の名称・符号を用い、また、回転図柄
表示装置としての機構的構成については、前述した従来
例とほぼ同様であるので図1,2,3をそのまま引用す
る。
【0010】 図6に、本発明に係る回転図柄表示装置
3が採用したステッピングモータ8の駆動制御回路の一
実施例を示す。以下便宜上、ステッピングモータ8のモ
ータコイルL1に駆動電流を流す場合を代表例として説
明する。TR1は相励磁信号φ1の印加によりモータコ
イルL1にモータ駆動電圧VMを供給するトランジスタ
であり、TR6とTR5はモータコイルL1へのモータ
駆動電圧VMの供給を必要に応じて断接してモータコイ
ルL1に流れる電流値を制御するトランジスタである。
R8はモータコイルL1に流れる電流値を電圧降下(以
下フィードバック電圧VFという)として常時取り出す
ための電流検出抵抗である。D1はモータコイルL1に
生起した逆起電力によって発生する循環電流IFを電流
検出抵抗R8に流通させてフィードバック電圧VFを得
るためのフライホイールダイオードである。IC1は、
マイクロコンピュータから入力されたデジタル制御信号
をD/Aコンバータで変換して設定された基準電圧VR
とフィードバック電圧VFとを入力比較することによっ
てトランジスタTR6,TR5をオン/オフし、モータ
コイルL1に流れる電流を所定の最適値に制御する自動
制御手段としてのコンパレータである。
3が採用したステッピングモータ8の駆動制御回路の一
実施例を示す。以下便宜上、ステッピングモータ8のモ
ータコイルL1に駆動電流を流す場合を代表例として説
明する。TR1は相励磁信号φ1の印加によりモータコ
イルL1にモータ駆動電圧VMを供給するトランジスタ
であり、TR6とTR5はモータコイルL1へのモータ
駆動電圧VMの供給を必要に応じて断接してモータコイ
ルL1に流れる電流値を制御するトランジスタである。
R8はモータコイルL1に流れる電流値を電圧降下(以
下フィードバック電圧VFという)として常時取り出す
ための電流検出抵抗である。D1はモータコイルL1に
生起した逆起電力によって発生する循環電流IFを電流
検出抵抗R8に流通させてフィードバック電圧VFを得
るためのフライホイールダイオードである。IC1は、
マイクロコンピュータから入力されたデジタル制御信号
をD/Aコンバータで変換して設定された基準電圧VR
とフィードバック電圧VFとを入力比較することによっ
てトランジスタTR6,TR5をオン/オフし、モータ
コイルL1に流れる電流を所定の最適値に制御する自動
制御手段としてのコンパレータである。
【0011】 次に、本発明に係る上記構成のステッピ
ングモータ駆動制御回路の動作について説明する。トラ
ンジスタTR1がオフの時、モータコイルL1には電流
が流れていないので、電流検出抵抗R8にフィードバッ
ク電圧VFは生起せず、基準電圧VRよりも当然に低い
のでコンパレータIC1の出力レベルはハイレベルを維
持し、トランジスタTR6,TR5はオンになってい
る。この状態で相励磁信号φ1によりトランジスタTR
1がオンになるとモータコイルL1に電流が流れ、同時
にフィードバック電圧VFが生起し上昇する。このフィ
ードバック電圧VFが基準電圧VRよりも高くなった
時、コンパレータIC1の出力レベルは反転しローレベ
ルになる。よってトランジスタTR6,TR5はオフに
なり、モータ駆動電圧VMの供給が遮断される。その瞬
間にモータコイルL1に逆起電力が発生し、循環電流I
FがフライホイールダイオードD1を通じて流れ、電流
を維持しようとする。モータコイルL1に蓄積されたエ
ネルギーの減少に伴い、除々に循環電流IFが減少し、
フィードバック電圧VFが下降して基準電圧VRより低
くなった時、コンパレータIC1の出力がハイレベルに
転換し、トランジスタTR6,TR5がオンになる。再
びモータコイルL1にモータ駆動電圧VMが供給され、
フィードバック電圧VFが基準電圧VRと等しくなるま
でコイル電流を増加させる。この動作を繰り返し、モー
タコイルL1に流れる電流は基準電圧VRの設定値に応
じた一定の電流値に維持されることになる。
ングモータ駆動制御回路の動作について説明する。トラ
ンジスタTR1がオフの時、モータコイルL1には電流
が流れていないので、電流検出抵抗R8にフィードバッ
ク電圧VFは生起せず、基準電圧VRよりも当然に低い
のでコンパレータIC1の出力レベルはハイレベルを維
持し、トランジスタTR6,TR5はオンになってい
る。この状態で相励磁信号φ1によりトランジスタTR
1がオンになるとモータコイルL1に電流が流れ、同時
にフィードバック電圧VFが生起し上昇する。このフィ
ードバック電圧VFが基準電圧VRよりも高くなった
時、コンパレータIC1の出力レベルは反転しローレベ
ルになる。よってトランジスタTR6,TR5はオフに
なり、モータ駆動電圧VMの供給が遮断される。その瞬
間にモータコイルL1に逆起電力が発生し、循環電流I
FがフライホイールダイオードD1を通じて流れ、電流
を維持しようとする。モータコイルL1に蓄積されたエ
ネルギーの減少に伴い、除々に循環電流IFが減少し、
フィードバック電圧VFが下降して基準電圧VRより低
くなった時、コンパレータIC1の出力がハイレベルに
転換し、トランジスタTR6,TR5がオンになる。再
びモータコイルL1にモータ駆動電圧VMが供給され、
フィードバック電圧VFが基準電圧VRと等しくなるま
でコイル電流を増加させる。この動作を繰り返し、モー
タコイルL1に流れる電流は基準電圧VRの設定値に応
じた一定の電流値に維持されることになる。
【0012】 なお、フィードバック電圧VFの検出方
法としてモータコイルL1の回路に直接に電流検出抵抗
R8を挿入して、ステッピングモータ8の駆動電流を制
御するため、モータ駆動電圧VMの電圧変動や、モータ
コイルL1の温度上昇による抵抗値の変化等に影響され
ることがなく、安定した定電流制御動作を維持すること
ができる利点がある。
法としてモータコイルL1の回路に直接に電流検出抵抗
R8を挿入して、ステッピングモータ8の駆動電流を制
御するため、モータ駆動電圧VMの電圧変動や、モータ
コイルL1の温度上昇による抵抗値の変化等に影響され
ることがなく、安定した定電流制御動作を維持すること
ができる利点がある。
【0013】 また、基準電圧VRの値は、遊技中の図
柄の変化に応じて図柄表示ベルト5に必要な回動速度を
与えるためのステッピングモータ8に対する最適の駆動
電流から算定されるのであるが、ステッピングモータ自
身及びその負荷の慣性等の諸特性も影響するので、一般
に実験的方法で容易に選定することができる。
柄の変化に応じて図柄表示ベルト5に必要な回動速度を
与えるためのステッピングモータ8に対する最適の駆動
電流から算定されるのであるが、ステッピングモータ自
身及びその負荷の慣性等の諸特性も影響するので、一般
に実験的方法で容易に選定することができる。
【0014】 図7は、基準電圧VRを例えばVR1
(高)又はVR2(低)に設定されている場合のモータ
コイルに流れる電流波形を図示したもので、各々一定の
電流値に制御されている状態を示す。ここで、電流波形
が鋸歯状に制御されているのは、図6に示すように、コ
ンパレータIC1にR7を付加してヒステリシス特性を
持たせ、基準電圧VRをヒステリシス分変化させてコン
パレータIC1のオン/オフに一定の時間差を与えるこ
とにより、基準電圧VRの中心値近傍でコンパレータI
C1がオン/オフを頻繁に繰り返して発振状態に陥るこ
とを防止するためである。
(高)又はVR2(低)に設定されている場合のモータ
コイルに流れる電流波形を図示したもので、各々一定の
電流値に制御されている状態を示す。ここで、電流波形
が鋸歯状に制御されているのは、図6に示すように、コ
ンパレータIC1にR7を付加してヒステリシス特性を
持たせ、基準電圧VRをヒステリシス分変化させてコン
パレータIC1のオン/オフに一定の時間差を与えるこ
とにより、基準電圧VRの中心値近傍でコンパレータI
C1がオン/オフを頻繁に繰り返して発振状態に陥るこ
とを防止するためである。
【0015】 上述の実施状態は、パチンコ機の回転ベ
ルト方式による回転図柄表示装置について説明したが、
同様に回転ドラム方式の回転図柄表示装置、或いは、ス
ロットマシン等の遊技機にも適用可能であることはいう
までもない。
ルト方式による回転図柄表示装置について説明したが、
同様に回転ドラム方式の回転図柄表示装置、或いは、ス
ロットマシン等の遊技機にも適用可能であることはいう
までもない。
【0016】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、以下に記載されるような効果を奏する。ステッピン
グモータの駆動電流からフィードバック電圧を抽出する
電流検出手段と、マイクロコンピュータ等によるデジタ
ル制御信号で予め選定してある基準電圧を必要に応じて
設定するD/Aコンバータ等の基準電圧設定手段と、こ
れらの手段で得られたフィードバック電圧と基準電圧と
を入力比較することによって、ステッピングモータに常
に最適の駆動電流を与えるコンパレータ等による自動制
御手段を有する構成をとったことにより、ステッピング
モータが高トルクを必要とする高速回転時には駆動電流
を増加させ、高トルクを必要としない低速回転時には駆
動電流を減少させるので、図柄の異常な動揺の原因とな
る回転振動を抑制し、消費電力を大幅に節減できるほ
か、電圧変動等の環境変化にも影響されず、安定した動
作を確保することができる。
ば、以下に記載されるような効果を奏する。ステッピン
グモータの駆動電流からフィードバック電圧を抽出する
電流検出手段と、マイクロコンピュータ等によるデジタ
ル制御信号で予め選定してある基準電圧を必要に応じて
設定するD/Aコンバータ等の基準電圧設定手段と、こ
れらの手段で得られたフィードバック電圧と基準電圧と
を入力比較することによって、ステッピングモータに常
に最適の駆動電流を与えるコンパレータ等による自動制
御手段を有する構成をとったことにより、ステッピング
モータが高トルクを必要とする高速回転時には駆動電流
を増加させ、高トルクを必要としない低速回転時には駆
動電流を減少させるので、図柄の異常な動揺の原因とな
る回転振動を抑制し、消費電力を大幅に節減できるほ
か、電圧変動等の環境変化にも影響されず、安定した動
作を確保することができる。
【図1】 パチンコ機の外観正面図である。
【図2】 図柄表示部の要部側断面図である。
【図3】 図柄表示ベルトの要部正面図である。
【図4】 ステッピングモータの回転振動の発生状況を
示す図である。
示す図である。
【図5】 従来のステッピングモータ駆動制御回路図で
ある。
ある。
【図6】 本発明に係るステッピングモータ駆動制御回
路図である。
路図である。
【図7】 本発明に係るステッピングモータの駆動電流
波形図である。
波形図である。
3 回転図柄表示装置 4 図柄表示部 5 図柄表示ベルト 8 ステッピングモータ
Claims (1)
- 【請求項1】 ステッピングモータにより回動される図
柄表示体を有する複数の図柄表示部を併設した回転図柄
表示装置であって、前記ステッピングモータの駆動電流
を、前記図柄表示体が必要とする回動速度を得るための
最適値に設定する自動制御手段を有することを特徴とす
る図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069608A JPH11262558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069608A JPH11262558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262558A true JPH11262558A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13407747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10069608A Withdrawn JPH11262558A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 図柄組合せ遊技機用回転図柄表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11262558A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004056898A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Daiman:Kk | 遊技機 |
JP2011091971A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Brother Enterprise:Kk | 遊技機におけるステッピングモータの駆動制御装置 |
JP2014073327A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Sammy Corp | 遊技機 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10069608A patent/JPH11262558A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004056898A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Daiman:Kk | 遊技機 |
JP2011091971A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Brother Enterprise:Kk | 遊技機におけるステッピングモータの駆動制御装置 |
JP2014073327A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Sammy Corp | 遊技機 |
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