JPS591440Y2 - モ−タの駆動回路 - Google Patents

モ−タの駆動回路

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Publication number
JPS591440Y2
JPS591440Y2 JP1979101028U JP10102879U JPS591440Y2 JP S591440 Y2 JPS591440 Y2 JP S591440Y2 JP 1979101028 U JP1979101028 U JP 1979101028U JP 10102879 U JP10102879 U JP 10102879U JP S591440 Y2 JPS591440 Y2 JP S591440Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
pulse
rotor
motor drive
drive circuit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979101028U
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English (en)
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JPS5620399U (ja
Inventor
司長 高橋
秀夫 飯沼
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水晶時計などのモータの駆動回路に関するもの
である。
従来、水晶時計などに用いられている、いわゆるスイー
プモータは第1図Aのような矩形パルスによって駆動し
ており、コイルに流れる電流波形は第1図Bのようにな
る。
上記パルスの前半部aはロータの加速に用いられ、後半
部すは減速に用いられている。
そのため減速時の大きな電流はモータの出力トルクに活
用されず、損失となる部分が大きかった。
また減速時の電流が大きいため、ロー/ 夕の回転がぎこちなくなるもので゛あった。
11さらにコイルの抵抗値は、周囲温度に応じて増減す
るものであるため、温度変化によってロータの回転が不
安定になるものであった。
そこで本考案は駆動パルスの後半部の電圧を低くするこ
とにより、消費電流を削減するとともに回転を円滑にし
、さらに温度補償も行なうようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において水晶発振器O3Cの出力は分周器りによ
って分周され、インバータT 1.T2からはそれぞれ
第3図A、Bのパルスが発生するように設定しである。
インバータT1からの第3図Aのパルスは電界効果のト
ランジスタFT5に供給され、インバータT2からの第
3図Bのパルスは電界効果トランジスタFT1.FT2
に供給され、その反転パルスが電界効果トランジスタF
T3.FT4に供給される。
したがって電界効果トランジスタFT1.FT2および
電界効果トランジスタFT2.FT3が交互にオンにな
り、コイルLには双方向の駆動パルスが印加される。
しかも各駆動パルスの前半部には、第3図Aのパルスに
よって電界効果トランジスタFT5がオンになり、後半
部には電界効果トランジスタFT5がオフになるため、
後半部の電圧が制御回路を構成するサーミスタThを介
した分だけ低降する。
したがってコイルLには第3図Cの階段状パルスが印加
され、その電流波形は第3図りのごとくなり、減速時の
電流が減少する。
さらに周囲温度が上昇すると、コイルLの抵抗値が増大
し、コイルLに印加される階段状パルスの前半部の電圧
が降下するが、サーミスタThの抵抗値が減少するため
後半部の電圧は上昇する。
すなわち階段状パルスの前半部の電圧降下によってロー
タの加速力が低下し、前半部の電圧だけでロータは所望
位置まで回転しえず、後半部の電圧の一部が加速用とし
て用いられ、その電圧を上昇することによってロータを
す早く所望位置まで回転した後、減速させるものである
また逆に周囲温度が低下してコイルLの抵抗値が減少す
ると、階段状パルスの前半部の電圧が上昇するサーミス
タThの抵抗値が増大するため後半部の電圧が降下する
すなわち階段状パルスの前半部の電圧上昇によってロー
タの加速力が増大し、前半部の途中でロータが所望位置
に達し、それ以降の電圧が減速用として用いられる。
したがって後半部の電圧は通常時よりも低くてもよいも
のである。
なお上記の実施例では階段状パルスの後半部の電圧のみ
を温度に応じて制御したが、これに限らずコイルLに直
列にサーミスタを接続して前半部および後半部の両方の
電圧を制御するようにしてもよい。
また電界効果トランジスタFT5に直列にサーミスタを
接続して前半部の電圧のみを制御するようにしてもよい
以上のように本考案によれば、後半部の電圧を前半部よ
り低くした階段状パルスによってモータを駆動するとと
もに前半部および後半部の少なくともいずれか一方の電
圧を温度に応じて制御するようにしたので゛、モータの
出力トルクを減少させることなく、消費電力を削減でき
るとともに周囲温度が変化しても常に一定の回転を保持
できる。
しかもロータの回転が円滑になる効果も有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータ駆動電圧波形および電流波形を示
した波形図、第2図は本考案の一実施例を示した電気回
路図、第3図は第2図の動作説明のための波形図である
。 FT1〜FT5・・・・・・電界効果トランジスタ、L
・・・・・・コイル、Th・・・・・・制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前半部より後半部の電圧が低い階段状パルスを発生して
    ロータを連続回転せしめるパルス発生回路と、上記階段
    状パルスの前半部および後半部の少なくともいずれか一
    方の電圧を温度変化に応じて制御する制御回路とからな
    るモータの駆動回路。
JP1979101028U 1979-07-20 1979-07-20 モ−タの駆動回路 Expired JPS591440Y2 (ja)

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JPS5620399U JPS5620399U (ja) 1981-02-23
JPS591440Y2 true JPS591440Y2 (ja) 1984-01-14

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