JPH11262429A - 椅子のクッション体の取付構造 - Google Patents

椅子のクッション体の取付構造

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JPH11262429A
JPH11262429A JP6899398A JP6899398A JPH11262429A JP H11262429 A JPH11262429 A JP H11262429A JP 6899398 A JP6899398 A JP 6899398A JP 6899398 A JP6899398 A JP 6899398A JP H11262429 A JPH11262429 A JP H11262429A
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JP
Japan
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head
hole
cushion body
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shell
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JP6899398A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Morino
芳通 森野
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
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Publication of JPH11262429A publication Critical patent/JPH11262429A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/02Upholstery attaching means
    • A47C31/023Upholstery attaching means connecting upholstery to frames, e.g. by hooks, clips, snap fasteners, clamping means or the like

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減でき、コストパフォーマン
ス、デザイン的に優れた椅子のクッション体の取付構造
の提供。 【解決手段】 シェル10の取付孔20に、係合部材1
9を、その先端から挿入して、その中間頭部をシェル1
0に当接させて、係合部材をシェル10に植設するとと
もに、芯材12にクッション材14及び張り材24を取
り付けてなるクッション体11を形成し、このクッショ
ン体11の芯材12に穿設しただるま孔22の大径孔
に、係合部材19の頭部を通過させた後、小径孔に係合
部材19を係止させて、係合部材19の頭部及び中間頭
部との間に、芯材12を位置させることにより、クッシ
ョン体11をシェル10に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子のクッション
体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子の背板の取付構造として、例
えば実開平4-86446号公報記載のものが公知である。同
公報には、背部と座部とが一体に成形されたクッション
体を、シェル本体に取り付ける取付構造が開示されてい
る。また、同公報には、従来の技術として、クリップを
シェル本体表面から突出するように取り付け、このクリ
ップを利用して、クッション体をシェル本体に取り付け
るようにした取付構造が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記実開平4-
8644号公報記載の取付構造を、椅子の座部が分割されて
いる背部のみのクッション体に適用すると、クッション
体が上下方向にずれたときに、クッション体がシェル本
体から外れ易いという問題がある。しかも、金具を取り
付けるビスが必要であるために、部品点数の増加、組立
作業の工程数の増加を招く。
【0004】一方、同公報に従来の技術として記載され
た取付構造の場合は、シェル本体からクリップが凸状に
出っ張っているため、椅子の製造時に、シェル本体を積
み重ねて載置することができず、部品置き場が、別途必
要になるという問題がある。さらに、ビスをシェル本体
に取り付けるための孔が、裏面に穿設されているため
に、最終的に、この孔を塞ぐ等する必要があり、デザイ
ン上も好ましいとはいえない。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、クッション体が、簡
単にシェル本体から外れる虞がなく、部品点数が少なく
てすみ、コストパフォーマンスやデザイン的にも優れた
椅子のクッション体の取付構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1)クッション材と表皮材とによって芯材を覆ってなる
クッション体を、中空のシェル本体に取り付ける椅子の
クッション体の取付構造において、大径孔及び小径孔の
2つの孔を連続させてなるだるま孔を前記芯材に穿設
し、前記だるま孔の大径孔を通過可能で、かつ小径孔を
通過不能な頭部と、この頭部から離隔して形成された中
間頭部と、この中間頭部及び頭部間を接続し、かつ前記
だるま孔の小径孔を通過可能な中間軸と、前記中間頭部
から前記頭部と反対方向に延設された係合軸とを有する
係合部材を設け、前記芯材のだるま孔のうち、大径孔か
ら前記係合部材の頭部を差し込んで、頭部と中間頭部と
の間に芯材が位置した状態にしながら芯材のだるま孔の
小径孔に係合部材を係止するとともに、係合軸の先端を
前記シェル本体の取付孔に嵌挿して前記クッション体を
シェル本体に取り付けてなる。
【0007】(2)上記(1)項において、係合部材の中
間頭部に、傾斜部が形成されている。
【0008】(3)上記(1)項または(2)項において、
上下の向きが異なるだるま孔を、芯材に穿設している。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は、本実施形態の椅子のクッション体
の取付構造が適用された椅子の一部を示す。この椅子
は、ブロー成形された中空状のシェル(10)を備え、背部
に取り付けられるクッション体(11)は、芯材(12)と、芯
材(12)を覆うクッション材(14)等とからなっている。シ
ェル(10)の下部には、図示しない脚杆が取り付けられ
る。
【0011】シェル(10)は、座部(16)と背部(18)とから
なり、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂を用いて
ブロー成形することによって形成されている。シェル(1
0)の背部(18)には、後述する係合部材(19)が嵌挿される
取付孔(20)が、4箇所穿設されている。
【0012】図2は、クッション体(11)の主要部を構成
する芯材(12)を示しており、図1及び図2に示すよう
に、芯材(12)には、その上部に等間隔で3箇所、下部中
央に1箇所、だるま孔(22)が穿設されている。
【0013】だるま孔(22)は、芯材(12)に穿設された大
径孔(22a)及び小径孔(22b)の2つの孔を連続させて形成
されている。
【0014】図1に示すように、芯材(12)には、例え
ば、ウレタン製のクッション材(14)が取り付けられると
ともに、このクッション材(14)を張り材(24)によって覆
うことにより、全体としてクッション体(11)を構成す
る。
【0015】図3は、係合部材(19)を示す。係合部材(1
9)は、頭部(26)と、中間頭部(28)と、中間軸(30)と、係
合軸(32)とから構成されている。頭部(26)は、だるま孔
(22)の大径孔(22a)を通過可能で、かつ小径孔(22b)を通
過不能な直径に形成されている。
【0016】中間頭部(28)と頭部(26)とは、芯材(12)の
厚み分に、若干量を加えた長さLを有する中間軸(30)に
よって接続されている。中間軸(30)は、だるま孔(22)の
小径孔(22b)を通過可能な直径を有している。
【0017】中間頭部(28)には、下方にいくにしたがっ
て大径となるテーパ状の傾斜部(28a)が形成されてい
る。このため、係合部材(19)を、シェル(10)の取付孔(2
0)に嵌挿させたときに、中間頭部(28)は、シェル(10)に
対して当接する面積が大きくなる。
【0018】係合軸(32)は、中間頭部(28)から頭部(26)
と反対方向に延設されており、その先端(32a)は、先細
状に形成され、前記取付孔(20)への挿入を案内する。係
合軸(32)の側面には、取付孔(20)に係合する係合溝(32
b)が刻設されている。
【0019】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0020】図4は、本実施形態の取付構造の要部を示
す。同図に示すように、クッション体(11)は、シェル(1
0)の背部(18)に取り付けられているが、その取付は、以
下のようにして行われる。
【0021】まず、クッション体(11)の芯材(12)のだる
ま孔(22)のうち、大径孔(22a)から、係合部材(19)の頭
部(26)を差し込んで通過させた後、この状態で、合計4
個の係合部材(19)を小径孔(22b)に係止させる。
【0022】その後、係合部材(19)を、シェル(10)の4
箇所の取付孔(20)に、それぞれ挿入し、その係合溝(32
b)を取付孔(20)に係合させることによって取り付ける。
この状態で、係合部材(19)は、中間頭部(28)の大径部分
が、シェル(10)と当接している。
【0023】このとき、芯材(12)の上部と下部における
だるま孔(22)は、上下対称に穿設されているので、係合
後の芯材(12)は、係合部材(19)から簡単に抜けることが
ない。本実施形態では、だるま孔(22)は、上下対称に穿
設しているが、例えば、左右対称のように、向きが異な
れば、どのように穿設してもよい。
【0024】この結果、図4に示すように、係合部材(1
9)の頭部(26)と中間頭部(28)との間に芯材(12)が位置し
た状態で、クッション体(11)が、シェル(10)の背部(18)
に取り付けられる。
【0025】このように、本実施形態によれば、クッシ
ョン体(11)を、シェル(10)に凸状に取り付けられた係合
部材(19)を利用して取り付けるようにしているので、従
来、クッション体の取付けに必要であった金具等の部品
が不要となり、部品点数、工程数の削減を図ることがで
きる。また、シェル(10)の外部に露出する部分に、従来
必要とされた金具を挿入するための孔を設ける必要がな
く、美観が向上する利点がある。
【0026】更に、クッション体(11)から突出する部材
がないので、組み立て時に、複数のクッション体(11)を
積み重ねて載置することもでき、そのため、作業スペー
スが少なくてすみ、作業効率の向上に寄与する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1の発明によると、部品点数、工程数が削減
され、コストダウンを図ることができるとともに、クッ
ション体がシェルから外れるのを防止することができ
る。
【0028】(b)請求項2の発明によると、背中に位置
するクッション体をより確実に固定することができる。
【0029】(c)請求項3の発明によると、芯材の上部
と下部のだるま孔は、異なる向きに穿設されているの
で、係合後の芯材は、係合部材から簡単に抜けることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された椅子の分解斜
視図である。
【図2】同じく、本実施形態の要部である芯材の平面図
である。
【図3】同じく、本実施形態に使用される係合部材の正
面図である。
【図4】同じく、本発明の一実施形態の要部を示す側断
面図である。
【符号の説明】
(10)シェル (11)クッション体 (12)芯材 (14)クッション材 (16)座部 (18)背部 (19)係合部材 (20)取付孔 (22)だるま孔 (22a)大径孔 (22b)小径孔 (24)張り材 (26)頭部 (28)中間頭部 (28a)傾斜部 (30)中間軸 (32)係合軸 (32a)先端 (32b)係合溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション材と表皮材とによって芯材を
    覆ってなるクッション体を、中空のシェル本体に取り付
    ける椅子のクッション体の取付構造において、 大径孔及び小径孔の2つの孔を連続させてなるだるま孔
    を前記芯材に穿設し、前記だるま孔の大径孔を通過可能
    で、かつ小径孔を通過不能な頭部と、この頭部から離隔
    して形成された中間頭部と、この中間頭部及び頭部間を
    接続し、かつ前記だるま孔の小径孔を通過可能な中間軸
    と、前記中間頭部から前記頭部と反対方向に延設された
    係合軸とを有する係合部材を設け、前記芯材のだるま孔
    のうち、大径孔から前記係合部材の頭部を差し込んで、
    頭部と中間頭部との間に芯材が位置した状態にしながら
    芯材のだるま孔の小径孔に係合部材を係止するととも
    に、係合軸の先端を前記シェル本体の取付孔に嵌挿して
    前記クッション体をシェル本体に取り付けてなることを
    特徴とする椅子のクッション体の取付構造。
  2. 【請求項2】 係合部材の中間頭部に、傾斜部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の椅子のクッシ
    ョン体の取付構造。
  3. 【請求項3】 異なる向きのだるま孔を、芯材に穿設し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の椅子のクッ
    ション体の取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136383A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Okamura Corp 椅子におけるクッション体の取付構造
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