JP2574609Y2 - クリップ - Google Patents

クリップ

Info

Publication number
JP2574609Y2
JP2574609Y2 JP1991103748U JP10374891U JP2574609Y2 JP 2574609 Y2 JP2574609 Y2 JP 2574609Y2 JP 1991103748 U JP1991103748 U JP 1991103748U JP 10374891 U JP10374891 U JP 10374891U JP 2574609 Y2 JP2574609 Y2 JP 2574609Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
clip
elastic locking
side edge
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991103748U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0545215U (ja
Inventor
浩治 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP1991103748U priority Critical patent/JP2574609Y2/ja
Publication of JPH0545215U publication Critical patent/JPH0545215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574609Y2 publication Critical patent/JP2574609Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は各種の部品類をパネル
等の板状物に堅固に取付けるためのクリップ、特に板状
物の取付け穴に挿入止着されるクリップの脚部がS字状
の横断面形状とされている所謂Sセクションクリップの
提供に関する。
【0002】
【従来の技術】部品取付け用のブラケットをボディパネ
ル面に組付ける場合、図8及び図9で示されるような挿
入脚部100 が、支柱101 と、この支柱101 の先端から頭
部103の側に向けて漸次拡開して設けられている一対の
弾性係止片102、102 とで構成され、しかも挿入脚部100
の横断面の形状が支柱101 と弾性係止片102、102 との間
で略S字状となる所謂Sセレクションクリップを用いて
いた。
【0003】図8で示されるSセレクションクリップは
ブラケットB等のU字状切欠部Hに収まる頚部104 の上
下に対をなす頭部103 が設けてあると共に、下部鍔103a
から突設されている支柱101 の先端側には該頭部103 に
一体に連設されている一対の弾性係止片102a、102a が該
支柱101 の両側に、相互間の間隔を拡開した後窄めるよ
うにしてクリップ本体Mを構成してあり、しかも、この
クリップ本体Mの支柱101 と弾性係止片102a、102a の周
面が軟質樹脂材M’で一体に被覆されていると共に、こ
の軟質樹脂材M’を用いて前記クリップ本体Mの支柱10
1 と弾性係止片102a、102a とを順次に連設することで、
このSセクションクリップの挿入脚部100 の横断面が略
S字状となるように構成されている。
【0004】又、図9で示されるSセクションクリップ
は、前記クリップと同様にブラケットB等のU字状切欠
部Hに収まる頚部104 の上下に対をなす鍔をもって頭部
103が設けてあると共に、下部鍔103aから突設されてい
る支柱101 の先端側には該下部鍔103aの側に向けて互の
間隔が漸次拡開する一対の弾性係止片102b、102b を設け
ることでクリップ本体M構成してあり、しかも、このク
リップ本体Mの支柱101 と弾性係止片102b、102b の周
面が軟質樹脂材Mで一体に被覆されていると共に、この
軟質樹脂材Mを用いて前記の支柱101 と弾性係止片102
b、102b とを支柱101 と直交する向きに漸次連設するこ
とで、挿入脚部100 の横断面が略S字状となるように構
成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】かゝるSセクションク
リップは取付け安定性が良好であって自動車用諸部品を
ボディパネルに組付ける等の場合に重宝されている。し
かしながら、図8で示されるSセクションクリップは、
挿入脚部100 に対し二色成形によって軟質樹脂材M’を
設ける場合の成形特性に優れている反面、対をなす弾性
係止片102a、102a が下部鍔103aと支柱101 の先端間で連
設されていることから、この挿入脚部100 をパネルP等
の取付け穴H’に組付ける際に強い挿入力を要する不都
合があった。
【0006】又、図9で示されるSセクションクリップ
では、挿入脚部100 を構成する弾性係止片102b、102b は
自由端が下部鍔103aと分離した構成とされていることか
ら、パネルP等の取付け穴H'に対する組付け時の挿入力
が弱くても良い反面、挿入脚部100 に対し二色成形の方
法で、軟質樹脂材M’を設ける場合、この弾性係止片10
2bの自由端側に向けた金型内における軟質樹脂材M’の
流動性が悪く、この為軟質樹脂材M’の被覆成形に際し
てのショット条件が悪く、形成される軟質樹脂材M’の
膜厚にムラを生ずる不都合があった。
【0007】本考案は、かゝる従来クリップにおける不
都合に鑑み、Sセクションクリップとしての機能を有
し、しかも、パネル等に対する組付け性が良く、さらに
挿入脚部に設けられる軟質樹脂材M’の成形特性に優れ
たクリップの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、かゝる目的を
達成するものとして、このクリップ本体Aの構成を、頭
部1と該頭部1から一体に突設されいてる支柱2と、こ
の支柱2の先端側から前記頭部1の側に向けて設けら
れ、且つ前記頭部1との間で該クリップの取付け穴H'の
穴縁を挾持する一対の弾性係止片3、3とで構成し、次
いで、少なくとも前記支柱2の側にある頭部1の面と、
前記支柱2及び弾性係止片3とが軟質樹脂材からなる被
覆材A’で覆われていると共に、前記弾性係止片3の自
由端側と、前記頭部1との間、及び、前記弾性係止片3
の前記支柱2に沿った一方の側縁3aと該弾性係止片3の
該側縁3aの側にある前記の支柱2の側縁2aと該側縁3a,
2a間にある頭部1との間並びに前記支柱2の前記側縁2a
と対角線位置にある該支柱2の側縁2a'と、この側縁2
a'に沿った前記弾性係止片3の側縁3a'と該側縁2
a’、 3a'間にある頭部1との間とが、前記被覆材A’
で一体に連設された脚部Kとしてあり、前記支柱2に直
交する向きの被覆材A’を有する脚部Kの断面がS字状
となる構成としてある。尚、こゝで軟質樹脂材とはクリ
ップ本体Aの構成素材と比較した相対的な意味を有して
おり、例えばクリップ本体Aをポリカーボネートで構成
した場合、被覆材A’を該ポリカーボネートと比較して
軟質な、例えばポリアセタールのエラストマーで形成す
る。
【0009】
【作用】脚部Kを構成する弾性係止片3が頭部1と区分
して構成されていると共に、前記脚部Kの側にある頭部
1の面と、前記脚部Kとが軟質樹脂材からなる被覆材
A’で覆われていると共に、前記弾性係止片3の自由端
側と、前記頭部1との間、及び前記弾性係止片3の前記
支柱2に沿った一方の側縁3aと該弾性係止片3の該側縁
3aの側にある前記の支柱2の側縁2aと該側縁3a、2a間に
ある頭部1との間、並びに前記支柱2の前記側縁2aと対
角線位置にある該支柱2の側縁2a'と、この側縁2a' に
沿った前記弾性係止片3の側縁3a' と該側縁2a' 、3a'
間にある頭部1との間とが一体に連設されており、前記
支柱2に直交する向きの被覆材A’を有する脚部Kの断
面がS字状となる構成としてあることから、パネル等の
取付け穴Hに対する脚部Kの組付け時の挿入圧が小さ
く、しかも脚部Kの周面に対し二色成形手法による被覆
材A’の形成が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係る典型的なクリップの一実
施例を添付の図面について説明する。図1は本実施例に
係るクリップを脚部Kの側から示しており、図2は該ク
リップを正面から見た状態で左半分を断面で示し、図3
は該クリップの一部を破断して側面から見た状態で示し
ている。又、図4は該クリップを底面側から見て示して
おり、図4は図2の切断線LーLの方向で、図5は切断
線L’ーL’の方向で切断した状態を示している。又、
図7はブラケットBに取付けたクリップをパネルPに止
着した状態を一部断面で示してある。
【0011】この実施例で示されクリップは、インジェ
クション成形により提供されるクリップ本体Aの支柱2
と該支柱2の弾性係止片3と、これらに対応している頭
部1の一部とに別途軟質樹脂材からなる被覆材A’を設
けることで構成されるものであって、成形用意されたク
リップ本体Aを金型内に保持し、この金型内に保持され
たクリップ本体Aの周面に、通例クリップ本体Aの成形
樹脂材よりも軟化点が低く、しかも軟質の樹脂材を充填
することで被覆材A’がクリップ本体Aに一体となるよ
うに形成している。
【0012】このクリップを構成するクリップ本体A
は、比較的硬質の、例えばポリカーボネートで形成して
あり、被覆材A’を該クリップ本体Aに比較して軟質
の、例えばポリアセタールエラストマーで形成してあ
る。本明細書で用いられる軟質樹脂材とは、かゝるクリ
ップ本体Aと比較した相対的な意味合で用いられてい
る。
【0013】先ず、構成されるクリップ本体Aは、頭部
1と、この頭部1から一体に突設されている支柱2と、
この支柱2の先端側から前記頭部1の側に向けて設けら
れることで前記頭部1との間でパネルPの取付け穴H’
の穴縁を挾持する一対の弾性係止片方3、3とで構成さ
れている。
【0014】かゝる基本的な構成を有するクリップ本体
Aの頭部1は、ブラケットB等のU字状切欠き部Hに収
まる頚部4を介して上部鍔1bと、下部鍔1aとで構成され
ていると共に、上面に操作孔5が凹設されており、ブラ
ケットBのU字状切欠き部Hの周側が該頭部の上部鍔1b
と下部鍔1aとの間に密に収まる構成としてある。
【0015】次いで、前記頭部1から突設されている支
柱2は、この支柱2の突き出し方向と直交する向きの断
面が長方形状をなしていると共に、該支柱2の頂端側の
夫々に対向している長辺縁から前記頭部1の側に向けて
比較的幅広の弾性係止片3、3を設けることで、この弾
性係止片3が前記支柱2の幅広の面2bの前方を覆う構
成としてある。又、この弾性係止片3、3は互の間隔が
漸次拡がる向きに傾斜されていると共に、自由端側の外
側部分に前記支柱2の側に傾斜する段部3bと、この段部
3bから前記支柱2と略平行に前記頭部1の側に突き出さ
れる係止凸縁3cとを有し、この段部3bと前記頭部1との
間でパネルPの取付け穴H’の穴縁を挾持する構成とし
てある。
【0016】かゝる構成からなるクリップ本体Aを金型
内にセットした後、このクリップ本体Aに被覆材A’を
形成する。この被覆材A’は前記頭部1の下部鍔1aの下
面、即ち支柱2の設けられている側の面を覆って設けら
れ、しかも周側に前記支柱2の側に向けて傘状に拡がる
鍔縁6aを有する座肉部6と、支柱2及び弾性係止片3の
周面を覆っている覆肉部7と、更に形成される脚部Kの
支柱2と直交する向きの断面が略S字状となるように各
弾性係止片3、3と支柱2及び頭部1との空間を塞ぐ連
設肉部8とを有している。
【0017】この各弾性係止片3、3と支柱2及び頭部
1の空間を塞ぐ連設肉部8は、前記弾性係止片3の自由
端側と、これに向き合っている頭部1の面との間、及び
前記支柱2の一つの側縁2aと該側縁2aに沿っている弾性
係止片3の側縁3aと該間にある頭部1の面との間、並び
に前記支柱2の前記側縁2aの対角線位置にある該支柱2
の側縁2a' と該側縁2a' に沿っている弾性係止片3の側
縁3a' と該間にある頭部1の面との間に設けてあり、前
記クリップ本体Aに該被覆材A’を設けることで構成さ
れる脚部Kの、支柱2に直交する向きの断面が略S字状
をなす構成としてある。
【0018】尚、上記で構成されるクリップは、クリッ
プ本体Aを金型内に保持するためのピン当て部9と、抜
き穴10とを有する構成としてあり、金型内においてクリ
ップ本体Aの所望部分に目的とする被覆材A’を形成す
ることができる。
【0019】
【考案の効果】叙上構成からなるSセクションクリップ
は、Sセクションクリップとしての機能を該クリップ本
体Aに被覆材A’を設けることで効果的にもたらすと共
に、パネルPの取付け穴H’の穴縁をクリップ本体Aの
頭部1と共に挾持する弾性係止片3の自由端が前記頭部
1に連設されない構成とすることで、ブラケットBに組
付けたクリップの脚部KをパネルPの取付け穴H’に挿
入、止着する際に強い挿入力が不要とされ、クリップの
組付け操作が容易、円滑になされる特長と共に、クリッ
プの組付け操作に際してパネルPの歪み出し等を防止で
きる特長を有している。
【0020】又、クリップ本体Aの支柱2と弾性係止片
3とは、夫々連接肉部8で都合良く連設されており、特
に弾性係止片3の自由端側に向けた金型成形時の樹脂の
円滑、確実な流動が可能な連設肉部8の構成を有するこ
とから、構成されるSセクションクリップでは、前記弾
性係止片3の自由端側にも所望の被覆材Kの容易な形成
が可能な構成上の特長を有している。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の典型的な実施例に係るクリップの脚部
側から見た斜視図
【図2】同クリップの一部を断面で示した正面図
【図3】同クリップの一部を破断して示した側面図
【図4】同底面図
【図5】図2のLーL線断面図
【図6】図2のL’ーL’線断面図
【図7】組付け使用状態を要部断面で示した正面図
【図8】従来クリップを示す正面図
【図9】他の従来クリップを示す断面図
【符号の説明】
1 頭部 2 支柱 3 弾性係止片 4 頚部 5 操作孔 6 座肉部 7 覆肉部 8 連設肉部 9 ピン当て部 10 抜き穴 A クリップ A’ 被覆材 K 脚部 P パネル B ブラケット H’ 取付け穴 H U字状切欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部と該頭部から一体に突設されている
    支柱と、この支柱の先端側から前記頭部の側に向けて設
    けられ、且つ前記頭部との間で該クリップの取付け穴の
    穴縁を挾持する一対の弾性係止片とを有するクリップ本
    体が、 少なくとも前記支柱の側にある頭部の面と前記支柱及び
    弾性係止片とが軟質樹脂材からなる被覆材で覆われてい
    ると共に、前記弾性係止片の自由端側と前記頭部との
    間、及び前記弾性係止片の前記支柱に沿った一方の側縁
    と該弾性係止片の該側縁の側にある前記の支柱の側縁と
    該側縁間にある頭部との間、並びに前記支柱の前記側縁
    と対角線位置にある該支柱の側縁と、この側縁に沿った
    前記弾性係止片の側縁と該側縁間にある頭部との間とが
    前記被覆材で一体に連設された脚部とされていると共
    に、 前記クリップ本体の支柱に直交する向きの前記被覆材を
    有する脚部の断面がS字状とされていることを特徴とす
    るクリップ。
JP1991103748U 1991-11-22 1991-11-22 クリップ Expired - Fee Related JP2574609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991103748U JP2574609Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991103748U JP2574609Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0545215U JPH0545215U (ja) 1993-06-18
JP2574609Y2 true JP2574609Y2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=14362206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991103748U Expired - Fee Related JP2574609Y2 (ja) 1991-11-22 1991-11-22 クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574609Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080515A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Nifco Inc 留め具
EP3693620A1 (en) * 2019-02-07 2020-08-12 Newfrey LLC Fastener made of two different materials and fastening arrangement

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425528Y2 (ja) * 1988-08-02 1992-06-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0545215U (ja) 1993-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050095064A1 (en) Molded product assembly and fastener
JPS59136016U (ja) 係止ピン
JP2574609Y2 (ja) クリップ
JPH0534055U (ja) ピラートリムの接合構造
JPH068925Y2 (ja) 屈曲モール
JPH0425528Y2 (ja)
JPH0347841U (ja)
JPH01114346U (ja)
JPH0238850Y2 (ja)
JPS6218087Y2 (ja)
JPH01111054U (ja)
JPH0419225Y2 (ja)
JP2002166793A (ja) モール装置及びモール接合構造
JP2585139Y2 (ja) ドアガラスのスタビライザー
JPH0738014Y2 (ja) 自動車用内装部品の接合構造
JPH0214518Y2 (ja)
JP2593832Y2 (ja) 保持具
JP2649551B2 (ja) 筆記具用クリップの装飾片取付方法
JPH01162847U (ja)
JPS6245361Y2 (ja)
JP2530755Y2 (ja) ランチャンネル構造
JPH074413A (ja) プラスチックファスナー
JPH07145807A (ja) 部品の取付構造
JPH0544166Y2 (ja)
JPS6229275Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees