JPH11262111A - 車両の駆動モーター制御装置 - Google Patents

車両の駆動モーター制御装置

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JPH11262111A
JPH11262111A JP10059744A JP5974498A JPH11262111A JP H11262111 A JPH11262111 A JP H11262111A JP 10059744 A JP10059744 A JP 10059744A JP 5974498 A JP5974498 A JP 5974498A JP H11262111 A JPH11262111 A JP H11262111A
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JP
Japan
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handle
vehicle
force
sensor
motor
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JP10059744A
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English (en)
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Yoshikazu Sugiura
▲吉▼和 杉浦
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SUGIKUNI KOGYO KK
Original Assignee
SUGIKUNI KOGYO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Handcart (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】把手に加える操作力を小さくでき、走行のため
の操作を手動式運搬車と同等の感覚にすること。 【解決手段】進行方向制御用把手16付き電動車両に
おいて、前記把手16を押す力又は引張る力を検出する
センサーを設け、かつ、該センサーで検出した前記押す
力又は引張る力の大きさ及び方向に応じて前記車両の駆
動輪17を駆動するモーター34の回転方向及び速度の
制御をすることを特徴とする車両の駆動モーター制御装
置。更に、前記把手16を押す力又は引張る力が所定
値より小さいときは、前記モーター34の電源供給を停
止すること。更に、前記把手16の左部分及び右部分
のそれぞれにセンサーを配設し、各センサーで検出した
前記押す力又は引張る力を比較して、前記車両の直進か
旋回かを判断して、前記モーター34の回転方向を決め
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の駆動モータ
ー制御装置に関し、特に操作が容易で省電力を図ること
ができる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から工場内等において、荷物の運搬
のために、車両の操作用把手付き電動車両が用いられ、
この電動車両を駆動する駆動モーターの制御装置が使用
されている。図9は第1の従来例を示している。図9に
おいて、電動車両の荷台50の端の上に把手51が設け
られ、制御盤52が把手51に固定されている。前進用
押しボタンスイッチ53、後進用押しボタンスイッチ5
4及び速度切変えスイッチ55が制御盤52に設けられ
ている。速度切替えスイッチ55は低速及び高速を切替
えるものである。更に、制御ユニット56が荷台50の
端の上に配設されている。この制御ユニット56は制御
盤52の各スイッチ53〜55の操作により車両の図示
しない駆動輪を駆動するモーターを制御するものであ
る。
【0003】更に、図10は第2の従来例を示してい
る。第2の従来例は前記第1の従来例の変形である。図
10において、前記制御盤52の代わりに制御箱57が
把手51に固定され、レバー58が制御箱57に設けら
れている。レバー58を前進方向58b又は後進方向5
8cに回すことにより車両の進行方向を決め、更に、レ
バー58の回転角度を大きくすることにより車両の速度
を加速することができる。なお、58aはレバー58の
回動中心軸である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1及び
第2の従来例においては、手動式の台車の場合と比較す
ると、舵取りするためには把手51を必ず握っていなけ
ればなら上に、更に、走行させるための各スイッチ53
〜55又はレバー58を操作する必要があった。このた
め、手動式のものに比較して、運転技術が必要となり、
安全上においても、慣れない者が運転した場合に、事故
につながる場合が多々発生していた。また、スイッチ5
3〜55やレバー58を操作する側の手は把手51から
浮き上がらせる必要があるために、台車を押したり引い
たりしながらの操作は不可能であり、走行時は常に車両
の駆動輪を駆動するモーターを駆動させる必要が生じ、
そのために台車に搭載するバッテリーの容量を大きくす
る必要があった。
【0005】そこで、本願発明の目的は、上述の従来例
の欠点をなくし、走行のための操作を手動式運搬車と同
等の感覚にして、特別な運転技術を要しなくても操作で
きるようにするとともに、バッテリーの消費を極力少な
くして小型のバッテリーにて充分対応できるようにした
車両の駆動モーター制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の発明の構成は、車両の操作用把手付き電動車
両において、前記把手を押す力又は引張る力を検出する
センサーを設け、かつ、該センサーで検出した前記押す
力又は引張る力の大きさ及び方向に応じて前記車両の駆
動輪を駆動するモーターの回転方向及び速度の制御をす
ることを特徴とする車両の駆動モーター制御装置であ
る。
【0007】上記第1の発明の構成により、車両の操作
用把手付き電動車両の前記把手を押す力又は引張る力を
センサーで検出し、かつ、該センサーで検出した前記押
す力又は引張る力の大きさ及び方向に応じて前記車両の
駆動輪を駆動するモーターの回転方向及び速度の制御を
するので、前記モーターにより把手を押す力又は引く力
の方向に前記車両を進ませ、前記押す力又は引く力の大
きさが大きくなれば前記モーターにより前記車両の速度
を速くし、前記押す力又は引く力の大きさが小さくなれ
ば前記モーターにより前記車両の速度を遅くすることが
できる。
【0008】更に、第2の発明の構成は、請求項1記載
の発明の構成において、前記把手を押す力又は引張る力
が所定値より小さいときは、前記モーターの電源供給を
停止することである。
【0009】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記把手を押す力又は
引張る力が所定値より小さいときは、前記モーターの電
源供給を停止するので、モーターで消費する電力を節約
し、省エネルギーを図ることができる。
【0010】更に、第3の発明の構成は、請求項1記載
の発明の構成において、前記把手の左部分及び右部分の
それぞれにセンサーを配設し、各センサーで検出した前
記押す力又は引張る力を比較して、前記車両の直進又は
旋回を判断して、前記モーターの回転方向を決めること
である。
【0011】上記第3の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記把手の左部分及び
右部分のそれぞれにセンサーを配設し、各センサーで検
出した前記押す力又は引張る力を比較して、前記車両の
直進又は旋回を判断して、前記モーターの回転方向を決
めるので、前記把手に加える操作力の方向に応じて前記
車両の直進又は旋回の制御を容易に行うことができる。
このため、前記把手に加える操作力の方向に前記車両を
進めることができる。
【0012】更に、第4の発明の構成は、請求項1記載
の発明の構成において、前記把手の動きに連動してパイ
プ内を摺動する部材の該摺動方向の両端に圧力センサー
を配置し、各圧力センサーが前記パイプの内面側に形成
されたストッパーから受ける力を検出することにより、
前記押す力又は引張る力を検出することである。
【0013】上記第4の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記把手の動きに連動
してパイプ内を摺動する部材の該摺動方向の両端に圧力
センサーを配置し、各圧力センサーが前記パイプの内面
側に形成されたストッパーから受ける力を検出すること
により、前記押す力又は引張る力を検出するので、簡単
な構造により、前記押す力又は引張る力を容易に検出す
ることができる。
【0014】更に、第5の発明の構成は、請求項1、
2、3又は4記載の把手を電動車両の前記請求項1、
2、3又は4記載の把手以外の車両の操作用把手に固定
可能としたことを特徴とする請求項1、2,3又は4記
載の車両の駆動モータ制御装置である。
【0015】上記第5の発明の構成により、上記第1、
第2、第3又は第4の発明の構成による車両の駆動モー
ター制御装置を前記第1〜第4の発明に係わる電動車両
以外の電動車両の操作用把手に取り付けることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本願発明
の実施の形態を説明する。図1は本願発明の実施の形態
に関わる電動車両の側面を示し、図2は図1に示すもの
の平面を示している。図3は該実施の形態の主要部分の
軸方向の断面構造を示し、図4は図3に示すもののIV−
IV断面構造を示し、図5は図3に示すものの一部分を説
明している。更に、図6は該実施の形態の制御回路を示
している。
【0017】図1〜図6において、手押し電動台車の荷
台10の端の上面に操作用把手となるフレーム11が取
り付けられている。パイプ状支柱14がクランプ12に
よりフレーム11に固定され、パイプ状支柱15がクラ
ンプ13によりフレーム11に固定されている。なお、
クランプ12は第1部分12aと第2部分12bとから
なり、パイプ状支柱14の一端が第1部分12aに溶接
されている。第1部分12aと第2部分12bによりフ
レーム11を挟み、ボルト12c,12dにより第1部
分12aと第2部分12bとが固定されている。クラン
プ13の構造はクランプ12の構造と同じである。走行
用駆動輪17、駆動しない固定車輪18a、18b(回
転軸が荷台10に対して変化しない車輪)及び自在車輪
19a、19b(回転軸が荷台10に対して変化する車
輪)が荷台10を支えている。
【0018】右側センサーユニット20は、車両の操作
用把手16を操作する力(操作力)を検出するものであ
り、外筒21、パイプ状支柱14、摺動棒22、圧力セ
ンサー24、25及び配線26、27により構成されて
いる。外筒21一端はパイプ状把手16の基部16a
(把手16の右部分)に溶接されている。なお、パイプ
状把手16に孔16cが形成されている。外筒21の他
端は開放され、外筒21の一端を塞ぐ壁21aが外筒2
1の一端に形成されている。孔21bが壁21aに形成
されている。パイプ状支柱14の他端を塞ぐ壁14a
(圧力センサー24のストッパーとなる。)がパイプ状
支柱14の他端に形成され、孔14bが壁14aに形成
されている。隔壁状ストッパー14c(圧力センサー2
5のストッパーとなる。)がパイプ状支柱14の内面に
形成され、孔14dがストッパー14cに形成されてい
る。一対の長孔14e、14fがパイプ状支柱14の外
面の反対側に形成されている。
【0019】摺動棒22に孔22aが形成され、連結ピ
ン23が孔22aを挿通するように摺動棒22に固定さ
れている。なお、連結ピン23と孔22aとの間にはガ
タがないようになっている。摺動棒22はパイプ状支柱
14内において壁14aとストッパー14cとの間に配
置され、連結ピン23はパイプ状支柱14の長孔14
e、14fを挿通して外筒21の孔21c、21dに嵌
合するように配置されている。なお、連結ピン23と孔
21c、21dとの間にはガタがないようになってい
る。
【0020】長孔14e、14fの矢印21x、21y
方向の長さDと連結ピン23の径dとは、 (D−d)/2≧K の関係がある。なお、Kは、把手16の操作のために把
手16を押す力又は引張る力を圧力センサー24、25
が検知するために必要な摺動棒22の摺動量である。ま
た、長孔14e、14fは直径Dの円形孔としてもよ
い。このため、摺動棒22は連結ピン23を介して外筒
21に固定され、外筒21及び摺動棒22がパイプ状支
柱14に沿って矢印21x、21y方向に摺動可能であ
る。
【0021】左側センサーユニット20xはセンサーユ
ニット20と同様のものであり、把手16の基部16b
(把手16の左部分)側に設けられている。パイプ状支
柱15の一部分はセンサーユニット20xを構成し、パ
イプ状支柱15の一端はクランプ13によりフレーム1
1に固定されている。なお、センサーユニット20、2
0x及びパイプ状支柱14、15は把手16の一部分と
なる。
【0022】配線26は孔14b、21b、16cを挿
通するように配設され、配線27は孔14d、14gを
挿通するように配設されている。センサー24は配線2
6によりセンサーアンプ31に接続され、センサー25
は配線27によりセンサーアンプ31に接続されてい
る。センサーアンプ31はセンサーユニット20、20
xの出力信号(圧力センサー24、25の出力信号及び
センサーユニット20xの圧力センサー(圧力センサー
24、25に相当する。)の出力信号)を増幅し、左右
センサー比較回路32はセンサーアンプ31の出力信号
から左右センサーユニット20、20xの出力を比較演
算する。モーターコントロール回路33は左右センサー
比較回路32の出力信号により制御されて、走行モータ
ー34を駆動する。走行モーター34は駆動輪17を駆
動する。なお、センサーアンプ31、左右センサー比較
回路32及びモーターコントロール33は制御ユニット
30内に配設されている。なお、制御ユニット30は荷
台10上に固定されている。また、上記電気的装置の電
源となるバッテリーが制御ユニット30内に配設されて
いる。また、41は地面である。
【0023】以上の構成により、作業者は把手16を引
張ると、外筒21も同時に引張られることになり、その
力は連結ピン23を介して摺動棒22に伝えられ、摺動
棒22も引き手(作業者)の方向(矢印21yの方向)
に移動する。その時、圧力センサー24は壁14aから
圧縮力を受けることになる。圧力センサー24に加わる
圧力が大きく加わる程、圧力センサー24の出力も大き
くなる。なお、このとき、摺動棒22が圧力センサー2
5の圧縮方向とは反対の方向に動くため、外力が圧力セ
ンサー25に加わらないので、圧力センサー25の出力
はゼロの状態になる。
【0024】次に、把手16を押すと、外筒21も押さ
れて、連結ピン23を介して摺動棒22は矢印21xの
方向に移動する。そのとき、圧力センサー25はストッ
パー14cから圧縮力を受けることにより、出力を出
す。反対に、圧力センサー24には外力が加わらないの
で、圧力センサー24の出力はゼロとなる。なお、圧力
センサー24の特性は圧力センサー25の特性と同じで
ある。このように、簡単な構造のセンサーユニット2
0,20xにより把手16を押す力又は引張る力を容易
に検出することができる。把手16に加える力の大小及
び方向により、モーター34の正逆回転及び回転速度の
高低の切り替えをする制御ができる。この結果、把手1
6を押す力又は引く力の方向に車両を進ませ、前記押す
力又は引く力の大きさが大きくなればモーター34によ
り車両の速度を速くし、前記押す力又は引く力の大きさ
が小さくなればモーター34により車両の速度を遅くす
ることができる。
【0025】次に、図8に示すように、走行モーター3
4が回転を始めるときのモーターコントロール33への
入力レベルを0でなくVtとすると、把手16に加わる
力がある一定値以上になるとモーター34が回転を始め
るようになる。このため、作業者が容易に操作できる範
囲(空車時又は軽量積載時)には、モーター34が起動
しないようにすることにより、モーター34で消費する
電力を節約し、バッテリーの消費が少なくなり、小型の
バッテリーで対応できるので、台車自体の自重も軽くな
り、車両をコンパクトにすることができる。
【0026】次に、作業者が車両を旋回しようとすると
きには、把手16に加わる力の配分が左右で異なってく
る。例えば、右側に旋回(時計廻り方向旋回)にしよう
とすると、右側センサーユニット20には引張り力が加
わり、左側センサーユニット20xには押す力が加わる
ことになる。こうした場合のモーター34の回転方向制
御については、図7に示されている。図7は、「状態
1」から「状態12」までを示している。ここで、「右
センサー」は右センサーユニット20の出力を示し、
「左センサー」は左センサーユニット20xの出力を示
す。「押側」の「ON」は把手16を押す力を検出した
ことを示し、「引側」の「ON」は把手16を引く力を
検出したことを示す。「比較」の「=」(等号)又は
「<、>」(不等号)は右側センサーユニット20の出
力と左側センサーユニット20xの出力が等しいこと又
はどちらかが大きいことを示している。「モーター回
転」はモーターコントロール33によるモーター34の
回転方向を示す。
【0027】「状態1」は車両が前方に直進する場合で
あり、「状態2」は車両が左旋回(反時計廻り方向の旋
回)しつつ前進する場合であり、「状態3」は車両が右
旋回しつつ前進する場合である。「状態4」は車両が後
方に直進する場合であり、「状態5」は右側に旋回しつ
つ後退する場合であり、「状態6」は車両が左旋回しつ
つ後退する場合である。「状態7」は車両が左方向にそ
の場旋回する場合であり、「状態8」は車両が左側に旋
回しつつ前進する場合であり、「状態9」は車両が左旋
回しつつ後退する場合である。「状態10」は車両が右
方向にその場旋回する場合であり、「状態11」は車両
が車両が右側に旋回しつつ後退する場合であり、「状態
12」は車両が右側に旋回しつつ前進する場合である。
【0028】このため、作業者は手動式の場合の操作感
覚とかわりなく運転操作をすることができる。更に、ク
ランプ12、13により従来の車両操作用把手付き電動
車両にも本願発明に係わる車両の駆動モーター制御装置
を取り付けることができる。
【0029】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わる車両の駆動モ
ーター制御装置により、モーターにより把手を押す力又
は引く力の方向に前記車両を進ませ、前記押す力又は引
く力の大きさが大きくなれば前記モーターにより前記車
両の速度を速くし、前記押す力又は引く力の大きさが小
さくなれば前記モーターにより前記車両の速度を遅くす
ることができる。このため、把手に加える小さな操作力
により前記モーターを制御し、前記モーターによる大き
な力で車両の操作をすることができるとともに、走行の
ための操作を手動式運搬車と同等の感覚にして特別の運
転技術を要しなくても操作できるようになる。
【0030】更に、第2の発明により上記第1の発明の
効果とともに、前記把手を押す力又は引張る力が所定値
より小さいときは、前記モーターの電源供給を停止する
ので、モーターで消費する電力を節約し、省エネルギー
を図ることができる。このため、前記車両の電源用バッ
テリーの容量を小さくすることができるので、該バッテ
リーの形状を小さくし、その重量を軽くすることができ
る。その結果、前記車両全体の重量を軽くすることがで
きる。
【0031】更に、第3の発明により上記第1の発明に
よる効果とともに、前記把手に加える操作力の方向に応
じて前記車両の直進又は旋回の制御を容易に行うことが
できる。このため、前記把手に加える操作力の方向に前
記車両を進めることができる。
【0032】更に、第4の発明により上記第1の発明に
よる効果とともに、簡単な構造により、前記押す力又は
引張る力を容易に検出することができる。このため、簡
単な構造で前記センサーの動作を確実に行うことができ
る。
【0033】更に、第5の発明により、上記第1の発明
による効果とともに、上記第1、第2、第3又は第4の
発明の構成による車両の駆動モーター制御装置を前記第
1〜第4の発明に係わる電動車両以外の車両の操作用把
手付き電動車両に取り付けることができる。このため、
本願発明に係わる車両の駆動モーター制御装置の用途を
著しく広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】前記実施の形態を示す平面図である。
【図3】前記実施の形態の主要部の説明図である。
【図4】前記図3に示すもののIV−IV断面図である。
【図5】前記図3に示すものの一部分の説明図である。
【図6】前記実施の形態の制御回路のブロックダイヤグ
ラムである。
【図7】前記実施の形態の動作を説明する表である。
【図8】前記実施の形態の動作を説明するグラフであ
る。
【図9】第1の従来例の斜視図である。
【図10】第2の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
11 把手 12,13 クランプ 14、15 パイプ状支柱 14a,14c ストッパー 16 把手 17 駆動輪 20、20x センサーユニット 22 摺動棒 24,25 圧力センサー 30 制御ユニット 34 モーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の操作用把手付き電動車両におい
    て、前記把手を押す力又は引張る力を検出するセンサー
    を設け、かつ、該センサーで検出した前記押す力又は引
    張る力の大きさ及び方向に応じて前記車両の駆動輪を駆
    動するモーターの回転方向及び速度の制御をすることを
    特徴とする車両の駆動モーター制御装置。
  2. 【請求項2】 前記把手を押す力又は引張る力が所定値
    より小さいときは、前記モーターの電源供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両の駆動モーター制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記把手の左部分及び右部分のそれぞれ
    にセンサーを配設し、各センサーで検出した前記押す力
    又は引張る力を比較して、前記車両の直進又は旋回を判
    断して、前記モーターの回転方向を決めることを特徴と
    する請求項1記載の車両の駆動モーター制御装置。
  4. 【請求項4】 前記把手の動きに連動してパイプ内を摺
    動する部材の該摺動方向の両端に圧力センサーを配置
    し、各圧力センサーが前記パイプの内面側に形成された
    ストッパーから受ける力を検出することにより、前記押
    す力又は引張る力を検出することを特徴とする請求項l
    記載の車両の駆動モーター制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の把手を電
    動車両の前記請求項1、2、3又は4記載の把手以外の
    車両の操作用把手に固定可能としたことを特徴とする請
    求項1、2,3又は4記載の車両の駆動モータ制御装
    置。
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