JPH11260937A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11260937A
JPH11260937A JP10062721A JP6272198A JPH11260937A JP H11260937 A JPH11260937 A JP H11260937A JP 10062721 A JP10062721 A JP 10062721A JP 6272198 A JP6272198 A JP 6272198A JP H11260937 A JPH11260937 A JP H11260937A
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forming
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insulating film
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Masahiro Ishida
雅宏 石田
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
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    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/50Assembly of semiconductor devices using processes or apparatus not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326, e.g. sealing of a cap to a base of a container
    • H01L21/60Attaching or detaching leads or other conductive members, to be used for carrying current to or from the device in operation
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる導電型の不純物領域を接続する配線を
有する半導体装置において、配線と不純物領域間のコン
タクト抵抗を低減するとともにリーク電流の発生をも抑
制する。 【解決手段】 半導体基板1の主表面上に、コンタクト
ホール15a〜17aを有する層間絶縁膜12を形成す
る。層間絶縁膜12上には金属シリサイド膜13が形成
される。コンタクトホール15a〜17a内から金属シ
リサイド膜13上に延在するように多結晶シリコン膜1
8が形成される。この多結晶シリコン膜18と金属シリ
サイド膜13とによって局所配線19aが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、より特定的には、異なる導電型
の不純物領域を接続する局所配線を有する半導体装置お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】異なる導電型の不純物領域を局所配線に
よって接続する半導体装置の一例として、スタティック
ランダムアクセスメモリ(以下、単に「SRAM」と称
する)は知られている。図71には、たとえば特開平2
−150062号公報に開示された従来のCMOS(Co
mplementary Metal Oxide Semiconductor )型SRAM
の等価回路図が示されている。
【0003】図71に示されるように、SRAMのメモ
リセルは、2つの負荷用pMOSトランジスタT1,T
3と、4つのnMOSトランジスタT2,T4,T5,
T6とを含む。
【0004】1対のドライバnMOSトランジスタT
2,T4の各ドレインが他方のゲート電極に接続され、
各々のドレインには負荷用pMOSトランジスタT1,
T3の各ドレインが接続される。ドライバnMOSトラ
ンジスタT2,T4のソースは所定の電位(たとえば接
地電位)に固定され、負荷用pMOSトランジスタT
1,T3のソースには電源電圧Vccが印加される。そ
の結果、ドライバnMOSトランジスタT2,T4と負
荷用pMOSトランジスタT1,T3からなるフリップ
フロップ回路に電流が供給されることとなる。
【0005】上記のフリップフロップ回路の蓄積ノード
17a,17bには、アクセスnMOSトランジスタT
5,T6が接続される。アクセスnMOSトランジスタ
T5,T6のゲート電極はワード線6と接続される。
【0006】次に、図72を用いて、上記のCMOS型
SRAMのメモリセルの構成についてより具体的に説明
する。図72は、CMOS型SRAMの1ビット分のメ
モリセルの平面図である。
【0007】図72に示されるように、半導体基板の主
表面における素子分離領域には分離酸化膜2が形成され
ている。この分離酸化膜2により囲まれる素子形成領域
には、n+ 不純物領域11a1,11a2,11a3,
11b1,11b2,11b3が形成される。また、素
子形成領域には、p+ 不純物領域10a1,10a2,
10b1,10b2が形成される。n+ 不純物領域11
a1〜11b3は、ドライバnMOSトランジスタT
2,T4とアクセスnMOSトランジスタT5,T6の
ソース/ドレイン領域となる。また、p+ 不純物領域1
0a1〜10b2は、負荷用pMOSトランジスタT
1,T3のソース/ドレイン領域となる。
【0008】たとえば多結晶シリコンにより構成される
ゲート電極8は、負荷用pMOSトランジスタT3とド
ライバnMOSトランジスタT4のゲート電極として機
能する。また、ゲート電極8は、負荷用pMOSトラン
ジスタT1近傍に延出する延出部を有している。ゲート
電極7は、負荷用pMOSトランジスタT1とドライバ
nMOSトランジスタT2のゲート電極として機能し、
ドライバnMOSトランジスタT4近傍にまで延出する
延出部を有している。ゲート電極6は、アクセスnMO
SトランジスタT5,T6のゲート電極であるとともに
ワード線としても使用される。
【0009】上記のゲート電極6〜8を覆うように絶縁
膜(図示せず)が形成されており、この絶縁膜上にアル
ミニウム膜からなる局所配線39a,39bが形成され
る。p+ 不純物領域10a2と、ゲート電極7の延出部
と、n+ 不純物領域11a2は、上記絶縁膜に形成され
たコンタクトホール17a,16a,15aを介して局
所配線39aによって相互に接続されている。また、p
+ 不純物領域10b2と、ゲート電極8の延出部と、n
+ 不純物領域11b2は、上記の絶縁膜に形成されたコ
ンタクトホール15b,16b,17bを介して局所配
線39bによって相互に接続されている。
【0010】次に、図73を用いて、図72におけるX
1−X2線に沿う断面構造について説明する。図73を
参照して、半導体基板1の主表面には、pウェル3とn
ウェル4とが形成される。pウェル3内にn+ 不純物領
域11a2,11a3が形成され、nウェル4内にp+
不純物領域10a2が形成される。
【0011】ゲート電極6〜8の側壁上にはサイドウォ
ール絶縁膜9が形成される。ゲート電極6〜8を覆うよ
う層間絶縁膜12が形成される。層間絶縁膜12には、
+不純物領域11a2に達するコンタクトホール15
aと、ゲート電極7に達するコンタクトホール16a
と、p+ 不純物領域10a2に達するコンタクトホール
17aとが設けられる。
【0012】コンタクトホール15a〜17a内から層
間絶縁膜12上に延在するようにアルミニウム膜からな
る局所配線39aが形成される。この局所配線39aを
覆うように層間絶縁膜20が形成される。層間絶縁膜2
0と層間絶縁膜12とを貫通してn+ 不純物領域11a
3に達するようにコンタクトホール21が形成される。
コンタクトホール21内から層間絶縁膜20上に延在す
るようにアルミニウム配線22が形成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、p+
純物領域10a2とn+ 不純物領域11a2とを接続す
る局所配線39aは、アルミニウム膜等の金属膜により
構成されている。それは、異なる導電型の不純物領域を
接続する際に配線内にpn接合が形成されないようにす
るためである。
【0014】しかしながら、局所配線39aとしてアル
ミニウム膜等の金属膜を使用することにより、次に説明
するような問題が生じていた。
【0015】局所配線39aは、コンタクト部40を介
してn+ 不純物領域11a2と接触し、コンタクト部4
1を介してゲート電極7と接し、コンタクト部42を介
してp+ 不純物領域10a2と接している。そのため、
局所配線39aによってn+不純物領域11a3中の不
純物、p+ 不純物領域10a2中の不純物およびゲート
電極7中の不純物が吸い上げられる。それにより、コン
タクト部40〜42においてコンタクト抵抗が増大する
という問題が生じていた。
【0016】また、たとえばコンタクト部40,42で
は、局所配線39a中の金属成分が半導体基板1内に拡
散し、リーク電流を生じさせるという問題もあった。
【0017】その結果、SRAMの信頼性が低下すると
いう問題があった。なお、上述の問題は、SRAMに限
らず、n型不純物領域とp型不純物領域とを接続する配
線を有する半導体装置においても懸念される。
【0018】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、異なる
導電型の不純物領域を接続する配線を有する半導体装置
において、該配線と不純物領域間のコンタクト抵抗を低
減し、かつリーク電流の発生を抑制することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、第1導電型の第1の不純物領域と、第2導電型の
第2の不純物領域と、配線とを備える。第1の不純物領
域は、半導体基板の主表面に形成される。第2の不純物
領域は、第1の不純物領域と間隔をあけて主表面に形成
される。配線は、第1と第2と第3の導体部を含む。第
1と第2の導体部は、金属を含まない導電膜により構成
され第1と第2のコンタクト部を介して第1と第2の不
純物領域とそれぞれ接する。第3の導体部は、金属を含
む導電膜により構成され第1と第2のコンタクト部の直
上に位置する第1と第2の導体部の一部表面と接するこ
となく第1と第2の導体部を介して第1と第2の不純物
領域を電気的に接続する。なお、「金属を含まない」と
は、意図的に第1と第2の導体部中に金属を導入しない
という意味であり、不可避的金属不純物等が第1と第2
の導体部中に含まれる場合もあり得る。
【0020】上述のように、金属を含まない導電膜によ
り構成される第1と第2の導体部が第1と第2の不純物
領域と接しているので、従来例のように第1と第2の不
純物領域から不純物が吸い上げられてコンタクト抵抗が
増大するのを効果的に抑制することが可能となる。ま
た、第1と第2の導体部が金属を含まない導電膜により
構成されるので、金属が半導体基板中に拡散することに
よるリーク電流の発生をも抑制することが可能となる。
さらに、第1と第2のコンタクト部直上に位置する第1
と第2の導体部の一部表面と第3の導体部が接していな
いので、第1と第2の導体部中に導電性向上のための不
純物が導入された場合に、第3の導体部により該不純物
が吸収されるのを効果的に抑制することも可能となる。
このことも、第1と第2の導体部と、第1と第2の不純
物領域間のコンタクト抵抗低減に寄与し得る。
【0021】上記の第3の導体部は、第1と第2の導体
部の一部表面上に開口を有してもよい。
【0022】第3の導体部が上記のような開口を有する
ことにより、第3の導体部と上記の一部表面とが接する
ことを回避できる。それにより、上述のようにコンタク
ト抵抗を低減することが可能となる。
【0023】また、上記の主表面上には、第1と第2の
不純物領域に達する第1と第2のコンタクトホールを有
する層間絶縁膜が形成されてもよい。このとき、第1と
第2の導体部は、第1と第2のコンタクトホール内に形
成され、第1と第2のコンタクトホールの側壁上に延在
する第1と第2の延在部をそれぞれ有してもよい。第3
の導体部は、層間絶縁膜上に形成され、第1と第2のコ
ンタクトホール上に開口を有し、第1および第2の延在
部と接続される。
【0024】上記のように第1と第2の導体部が第1と
第2のコンタクトホール内に形成された場合には、第3
の導体部が第1と第2のコンタクトホール上に開口を有
することにより、第1と第2の導体部の一部表面と第3
の導体部とが接することを回避できる。また、第3の導
体部は、第1および第2の延在部と接続されるので、第
1と第2のコンタクト部から離れた位置で第1および第
2の導体部と第3の導体部とが接続されることとなる。
それにより、第1と第2のコンタクト部近傍に位置する
第1と第2の導体部から第3の導体部によって不純物が
吸収されるのを抑制することが可能となる。これらのこ
とも、第1および第2の不純物領域と配線間のコンタク
ト抵抗低減に寄与し得る。
【0025】また、第1と第2の導体部には、該第1と
第2の導体部の導電性向上のための不純物が導入されて
もよい。そして、第1と第2の導体部の一部表面上に
は、上記不純物が第3の導体部に吸収されるのを防止す
るための不純物拡散防止膜を介在して第3の導体部が延
在してもよい。なお、上記不純物は、第1と第2の不純
物領域からの拡散により下方から導入されてもよいし、
イオン注入等の手法により上方から導入されてもよい。
【0026】上記のように第1と第2の導体部の一部表
面上に不純物拡散防止膜を形成することにより、第1と
第2のコンタクト部直上に位置する第1と第2の導体部
から導電性向上のための不純物が第3の導体部によって
吸収されるのを防止することが可能となる。それによ
り、第1と第2のコンタクト部におけるコンタクト抵抗
を低減することが可能となる。
【0027】また、上記の主表面上には第1と第2の不
純物領域に達する第1と第2のコンタクトホールを有す
る層間絶縁膜が形成されてもよい。このとき、第1と第
2の導体部は、第1と第2のコンタクトホール内にそれ
ぞれ形成され、第1と第2のコンタクトホールの側壁上
に延在する第1と第2の延在部それぞれを有してもよ
い。不純物拡散防止膜は、第1と第2のコンタクトホー
ル内にそれぞれ形成される。第3の導体部は、上記の第
1と第2の延在部と接続される。
【0028】上記のように不純物拡散防止膜が第1と第
2のコンタクトホール内に形成された場合にも、上述の
場合と同様に、第1と第2のコンタクト部直上に位置す
る第1と第2の導体部から第3の導体部によって不純物
が吸収されるのを効果的に阻止できる。それにより、第
1と第2のコンタクト部におけるコンタクト抵抗を低減
することが可能となる。
【0029】また、上記の半導体装置は、1対のドライ
バMOSトランジスタと、1対のアクセスMOSトラン
ジスタと、1対の負荷用MOSトランジスタとを含むメ
モリセルを備えてもよい。このとき、ドライバMOSト
ランジスタあるいはアクセスMOSトランジスタが、上
記の第1の不純物領域を有し、負荷用MOSトランジス
タが上記の第2の不純物領域を有する。
【0030】異なる導電型の不純物領域を接続する配線
を有する半導体装置としてSRAMを挙げることがで
き、かかるSRAMにおいて本発明を適用することによ
り、高性能かつ高信頼性のSRAMが得られる。
【0031】また、上記の第1と第2の導体部は、導電
性向上のための不純物が導入された多結晶シリコン膜を
含んでもよい。第3の導体部は、金属シリサイド膜を含
んでもよい。
【0032】金属を含まない導電膜の一例として不純物
が導入された多結晶シリコン膜を挙げることができ、こ
の多結晶シリコン膜を第1と第2の導体部として用いる
ことにより、半導体基板中に金属が拡散してリーク電流
を発生させるという従来例の問題を解消することができ
る。また、第3の導体部は、上述のように、第1と第2
の導体部の一部表面と接していないため、第3の導体部
が金属シリサイド膜を含んだとしても、その金属シリサ
イド膜によって第1と第2のコンタクト部近傍に位置す
る第1と第2の導体部から不純物が吸収されることを効
果的に抑制できる。その結果、第1および第2の不純物
領域と配線とのコンタクト抵抗を低減することが可能と
なる。なお、第1と第2の導体部が一体の多結晶シリコ
ン膜により構成された場合には、多結晶シリコン膜中に
pn接合が形成され得る。しかしながら、第3の導体部
が金属シリサイド膜を含むため、この第3の導体部によ
り第1と第2の導体部を電気的に接続することが可能と
なる。そのため、多結晶シリコン膜中にpn接合が形成
されたとしても、配線の抵抗値が上昇することを効果的
に抑制することができる。
【0033】この発明に係る半導体装置の製造方法は、
下記の各工程を備える。半導体基板の主表面に第1導電
型の第1の不純物領域と第2導電型の第2の不純物領域
とを間隔をあけて形成する。第1と第2のコンタクト部
を介して第1と第2の不純物領域とそれぞれ接するよう
に金属を含まない導電膜により構成される第1と第2の
導体部を主表面上に形成する。第1と第2のコンタクト
部直上に位置する第1と第2の導体部の一部表面と接す
ることなく第1と第2の導体部を介して第1と第2の不
純物領域を電気的に接続するように金属を含む導電膜に
より構成される第3の導体部を主表面上に形成する。
【0034】上記のように、第1と第2の不純物領域と
接するように金属を含まない導電膜により構成される第
1と第2の導体部を形成することにより、金属成分が半
導体基板中に拡散してリーク電流が発生することを効果
的に抑制できる。また、第1と第2の導体部が金属を含
まない導電膜により構成されることにより、第1と第2
の不純物領域から不純物が吸い上げられる程度を従来よ
り低減できる。それにより、第1と第2のコンタクト部
におけるコンタクト抵抗を低減することが可能となる。
また、第1と第2の導体部の一部表面と接することなく
第1と第2の導体部を介して第1と第2の不純物領域を
電気的に接続するように第3の導体部を形成することに
より、第1と第2の導体部に導電性向上のための不純物
がドープされた場合に、第1と第2のコンタクト部近傍
に位置する第1と第2の導体部から第3の導体部によっ
て上記の不純物が吸収されるのを抑制することも可能と
なる。このことも、コンタクト抵抗低減に寄与し得る。
【0035】上記の第3の導体部を形成する工程は、主
表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜
上に金属を含む導電膜を形成する工程と、金属を含む導
電膜と層間絶縁膜とを貫通して第1と第2の不純物領域
にそれぞれ達する第1と第2のコンタクトホールを形成
する工程を含んでもよい。また、第1と第2の導体部を
形成する工程は、第1と第2のコンタクトホール内から
第3の導体部上に延在し、第3の導体部と電気的に接続
されるように第1と第2の導体部を形成する工程を含ん
でもよい。
【0036】上記のように層間絶縁膜上に形成された金
属を含む導電膜を貫通するように第1と第2のコンタク
トホールを形成することにより、第1と第2のコンタク
トホール上に貫通孔を有する第3の導体部を層間絶縁膜
上に形成することができる。また、第1と第2のコンタ
クトホール内から第3の導体部上に延在するよう第1と
第2の導体部を形成することにより、第1と第2の導体
部の一部表面と第3の導体部とが接することを回避しつ
つ第1と第2の導体部を介在して第1と第2の不純物領
域を第3の導体部により接続することが可能となる。そ
れにより、前述の場合と同様の効果が得られる。
【0037】また、第1と第2の導体部を形成する工程
は、主表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、第1と第
2の不純物領域に達する第1と第2のコンタクトホール
を層間絶縁膜に形成する工程と、第1と第2のコンタク
トホール内に第1と第2の導体部を形成する工程と、第
1と第2の導体部に、第1導電型の不純物と第2導電型
の不純物とをそれぞれ導入する工程と、第1と第2の導
体部から不純物が第3の導体部により吸収されるのを防
止するための不純物拡散防止膜を一部表面上に形成する
工程とを含んでもよい。また、第3の導体部の形成工程
は、層間絶縁膜上に第1と第2の導体部と電気的に接続
されるように第3の導体部を形成する工程を含んでもよ
い。
【0038】上記のように第1と第2の導体部の一部表
面上に不純物拡散防止膜を形成することにより、その上
に第3の導体部が形成されたとしても第1と第2のコン
タクト部近傍に位置する第1と第2の導体部から第3の
導体部によって不純物が吸収されることを効果的に阻止
することが可能となる。それにより、第1と第2のコン
タクト部におけるコンタクト抵抗を低減することが可能
となる。
【0039】また、上記の第1と第2の導体部は、多結
晶シリコン膜を含み、層間絶縁膜上に延在してもよい。
この場合、第3の導体部の形成工程は、第1と第2の導
体部と不純物拡散防止膜とを覆うように金属膜を形成す
る工程と、金属膜に熱処理を施して不純物拡散防止膜に
より覆われていない第1と第2の導体部の表面をシリサ
イド化することにより第3の導体部を形成する工程を含
んでもよい。
【0040】上記のように第1と第2の導体部の一部表
面上に不純物拡散防止膜を形成することにより、不純物
拡散防止膜により覆われていない第1と第2の導体部の
表面を選択的にシリサイド化することが可能となる。こ
のシリサイド化された部分を接続することにより、第1
と第2の導体部の一部表面と接することなく第1と第2
の導体部を電気的に接続する第3の導体部を形成するこ
とが可能となる。それにより、前述のように、第1と第
2のコンタクト部におけるコンタクト抵抗を低減するこ
とが可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図70を用いて、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0042】(実施の形態1)まず、図1〜図6を用い
て、この発明の実施の形態1について説明する。図1
は、この発明の実施の形態1におけるCMOS型SRA
Mのメモリセルの断面図であり、図73に示される断面
に対応する断面を示す図である。
【0043】図1を参照して、半導体基板1の主表面に
はpウェル3とnウェル4とが形成される。pウェル3
内には、n+ 不純物領域11a2,11a3が形成され
る。nウェル4内には、p+ 不純物領域10a2が形成
される。ゲート電極6は、pウェル3上にゲート酸化膜
5を介在して形成される。ゲート電極7,8は、分離酸
化膜2上に延在している。ゲート電極6〜8の側壁上に
は、サイドウォール絶縁膜9が形成される。
【0044】ゲート電極6〜8を覆うようにシリコン酸
化膜等からなる層間絶縁膜12が100〜500nm程
度の厚みに形成される。層間絶縁膜12上には金属シリ
サイド膜13が形成され、この金属シリサイド膜13と
層間絶縁膜12とを貫通するようにコンタクトホール1
5a,16a,17aが形成される。金属シリサイド膜
13上からコンタクトホール15a,16a,17a内
に延在するように多結晶シリコン膜18が形成される。
【0045】多結晶シリコン膜18はノンドープ状態で
形成され、多結晶シリコン膜18中には、n+ 不純物領
域11a3,ゲート電極7およびp+ 不純物領域10a
2から不純物が拡散する。それにより、多結晶シリコン
膜18は、p+ 不純物領域10a2と接するp型多結晶
シリコン部と、n+ 不純物領域11a3あるいはゲート
電極7と接するn型多結晶シリコン部とを有することに
なる。そのため、多結晶シリコン膜18中にはpn接合
が形成される場合があるが、金属シリサイド膜13が多
結晶シリコン膜18下に形成されるので、金属シリサイ
ド膜13によりp型多結晶シリコン部とn型多結晶シリ
コン部とを電気的に接続できる。
【0046】なお、上記の多結晶シリコン膜18の厚み
は、たとえば50〜200nm程度であり、多結晶シリ
コン膜18と金属シリサイド膜13とで局所配線19a
が構成される。
【0047】図1に示されるように、金属を含まない導
電膜である多結晶シリコン膜18がn+ 不純物領域11
a3と接するので、n+ 不純物領域11a3内に含まれ
るn型の不純物が局所配線19aに吸収される程度を従
来よりも低減できる。それにより、局所配線19aとn
+ 不純物領域11a3とのコンタクト抵抗を従来例より
も低減することが可能となる。コンタクト部41,42
においても同様のことがいえる。
【0048】また、多結晶シリコン膜18には実質的に
金属が含まれていないので、局所配線19aとn+ 不純
物領域11a3等とのコンタクト部40〜42から金属
が半導体基板1中に拡散することをも回避できる。それ
により、金属が半導体基板1中に拡散することに起因す
るリーク電流の発生をも効果的に阻止することが可能と
なる。
【0049】さらに、金属シリサイド膜13は、コンタ
クトホール15a,16a,17a上に貫通孔13a,
13b,13cをそれぞれ有している。そのため、コン
タクト部40〜42の直上に位置する多結晶シリコン膜
18の一部表面上には金属シリサイド膜13は形成され
ない。それにより、コンタクト部40〜42近傍に位置
する多結晶シリコン膜18から不純物が金属シリサイド
膜13によって吸収されることを効果的に抑制できる。
このことも、コンタクト抵抗低減に効果的に寄与し得
る。なお、金属シリサイド膜13の代わりに金属を含む
他の導電膜を採用してもよい。
【0050】上記の局所配線19aを覆うように100
〜1000nm程度の厚みのシリコン酸化膜等からなる
層間絶縁膜20が形成される。この層間絶縁膜20と層
間絶縁膜12とを貫通してn+ 不純物領域11a2に達
するようにコンタクトホール21が形成される。コンタ
クトホール21内と層間絶縁膜20上とに500〜20
00nm程度の厚みのアルミニウム配線22が形成され
る。
【0051】次に、図2〜図6を用いて、図1に示され
るSRAMの製造方法について説明する。図2〜図6
は、図1に示されるSRAMの製造工程の第1工程〜第
5工程を示す断面図である。
【0052】まず図2を参照して、周知の方法で、層間
絶縁膜12までを形成する。この層間絶縁膜12上に、
CVD(Chemical Vapor Deposition )法あるいはスパ
ッタリング法等を用いて、金属シリサイド膜13を形成
する。
【0053】次に、図3に示すように、金属シリサイド
膜13上にレジスト14aを塗布し、これを所定形状に
パターニングする。パターニングされたレジスト14a
をマスクとして用いて、金属シリサイド膜13と層間絶
縁膜12とをエッチングする。それにより、コンタクト
ホール15a,16a,17aをそれぞれ形成する。
【0054】次に、図4を参照して、CVD法等を用い
て、コンタクトホール15a〜17a内から金属シリサ
イド膜13上に延在するように導電性向上のための不純
物のドープされていない多結晶シリコン膜18を50〜
200nmの厚みに堆積する。
【0055】次に、図5に示されるように、多結晶シリ
コン膜18上に所定形状にパターニングされたレジスト
14bを形成する。このレジスト14bをマスクとして
用いて多結晶シリコン膜18と金属シリサイド膜13と
をパターニングする。それにより、局所配線19aが形
成される。
【0056】次に、図6に示されるように、レジスト1
4bを除去した後、CVD法等を用いて、局所配線19
aを覆うようにシリコン酸化膜等からなる層間絶縁膜2
0を堆積する。その際あるいはその後の熱処理により、
+ 不純物領域10a2,n + 不純物領域11a3およ
びゲート電極7中から多結晶シリコン膜18中に不純物
が拡散する。次に、フォトリソグラフィとエッチングに
より層間絶縁膜20と層間絶縁膜12とを貫通してn+
不純物領域11a2に達するコンタクトホール21を形
成する。
【0057】次に、スパッタリング法等を用いて、50
0〜2000nm程度の厚みのアルミニウム膜をコンタ
クトホール21内と層間絶縁膜20上とに堆積する。こ
のアルミニウム膜を所定形状にパターニングすることに
より、アルミニウム等の金属配線22が形成される。以
上の工程を経て図1に示されるSRAMが形成されるこ
ととなる。
【0058】(実施の形態2)次に、図7〜図12を用
いて、この発明の実施の形態2について説明する。図7
は、この発明の実施の形態2におけるSRAMを示す断
面図である。
【0059】図7を参照して、本実施の形態2では、金
属シリサイド膜13の上下に多結晶シリコン膜18,2
3が形成されている。それ以外の構造に関しては実施の
形態1の場合と同様である。
【0060】上記のように局所配線24aが多結晶シリ
コン膜18,23を有することにより、SRAMの製造
プロセスにおける金属シリサイド膜13の膜減りを抑制
することが可能となる。それにより、局所配線24aの
抵抗値が増大するのを効果的に抑制することが可能とな
る。
【0061】次に、図8〜図12を用いて、図7に示さ
れるSRAMの製造方法について説明する。図8〜図1
2は、図7に示されるSRAMの製造工程の特徴的な第
1工程〜第5工程を示す断面図である。
【0062】図8を参照して、実施の形態1と同様の工
程を経て層間絶縁膜12までを形成する。この層間絶縁
膜12上に、CVD法等を用いて、不純物のドープされ
ていない多結晶シリコン膜23と、金属シリサイド膜1
3とを堆積する。
【0063】次に、図9を参照して、金属シリサイド膜
13上にレジスト14aを塗布し、このレジスト14a
を所定形状にパターニングする。そして、パターニング
されたレジスト14aをマスクとして用いて、金属シリ
サイド膜13、多結晶シリコン膜23、層間絶縁膜12
を順次エッチングする。それにより、コンタクトホール
15a〜17aが形成される。
【0064】次に、図10を参照して、CVD法等を用
いて、コンタクトホール15a〜17a内から金属シリ
サイド膜13上に延在するように多結晶シリコン膜18
を形成する。次に、図11に示されるように、実施の形
態1の場合と同様の方法でレジスト14bを形成する。
このレジスト14bをマスクとして用いて、多結晶シリ
コン膜18、金属シリサイド膜13および多結晶シリコ
ン膜23をパターニングする。それにより、局所配線2
4aが形成される。
【0065】次に、図12を参照して、局所配線24a
を覆うようにCVD法等を用いて層間絶縁膜20を形成
する。この層間絶縁膜20と層間絶縁膜12とを選択的
にエッチングすることにより、コンタクトホール21を
形成する。それ以降は上記の実施の形態1と同様の工程
を経て図7に示されるSRAMが形成されることとな
る。
【0066】(実施の形態3)次に、図13〜図19を
用いて、この発明の実施の形態3について説明する。図
13は、この発明の実施の形態3におけるSRAMを示
す断面図である。
【0067】図13を参照して、本実施の形態3では、
コンタクトホール15a〜17a内に位置する多結晶シ
リコン膜18の表面上にシリコン酸化膜等の絶縁膜26
が形成されている。そして、絶縁膜26によって覆われ
ていない多結晶シリコン膜18の表面に金属シリサイド
膜25が形成されている。この金属シリサイド膜25
は、多結晶シリコン膜18の表面をシリサイド化するこ
とにより形成される。それ以外の構造に関しては実施の
形態1の場合と同様である。
【0068】図13に示されるように、コンタクトホー
ル15a〜17a内に絶縁膜26を埋込むことにより、
金属シリサイド膜25がコンタクト部40〜42直上に
位置する多結晶シリコン膜18の表面上に形成されるこ
とを阻止できる。それにより、前述の各実施の形態の場
合と同様に、コンタクト抵抗を低減することが可能とな
る。
【0069】次に、図14〜図19を用いて、本実施の
形態におけるSRAMの製造方法について説明する。図
14〜図19は、本実施の形態3におけるSRAMの製
造工程の特徴的な第1工程〜第6工程を示す断面図であ
る。
【0070】図14を参照して、実施の形態1と同様の
工程を経て層間絶縁膜12までを形成し、層間絶縁膜1
2上にレジスト14aを塗布する。レジスト14aを所
定形状にパターニングした後、パターニングされたレジ
スト14aをマスクとして用いて層間絶縁膜12をエッ
チングする。それにより、コンタクトホール15a〜1
7aを形成する。
【0071】次に、図15を参照して、レジスト14a
を除去した後、CVD法等を用いて、コンタクトホール
15a〜17a内から層間絶縁膜12上に延在するよう
に多結晶シリコン膜18を形成する。この多結晶シリコ
ン膜18上にCVD法等を用いて、シリコン酸化膜等か
らなる絶縁膜26を100〜500nm程度の厚みに堆
積する。
【0072】次に、図16を参照して、エッチバックあ
るいはCMP(Chemical Mechanical Polishing )法等
を用いて、絶縁膜26の厚みを減じる。それにより、コ
ンタクトホール15a〜17a内に絶縁膜26を残余さ
せる。
【0073】次に、多結晶シリコン膜18と絶縁膜26
上とに金属膜(図示せず)を堆積する。この金属膜にR
TA(Rapid Thermal Aneal )等の熱処理を施す。それ
により、絶縁膜26によって覆われていない多結晶シリ
コン膜18の表面をシリサイド化する。それにより、金
属シリサイド膜25を多結晶シリコン膜18の表面に選
択的に形成する。
【0074】次に、図18を参照して、金属シリサイド
膜25を覆うようにレジスト14bを塗布し、このレジ
スト14bを所定形状にパターニングする。パターニン
グされたレジスト14bをマスクとして用いて、金属シ
リサイド膜25と多結晶シリコン膜18とを順次エッチ
ングする。それにより、局所配線27aが形成される。
【0075】次に、図19を参照して、実施の形態1と
同様の方法で層間絶縁膜20とコンタクトホール21と
を形成する。それ以降は実施の形態1と同様の工程を経
て図13に示されるSRAMが形成されることとなる。
【0076】(実施の形態4)次に、図20〜図23を
用いて、この発明の実施の形態4について説明する。図
20は、この発明の実施の形態4におけるSRAMを示
す断面図である。
【0077】図20を参照して、本実施の形態4では、
金属シリサイド膜25aが絶縁膜26上にまで延在して
いる。それ以外の構造については実施の形態3の場合と
同様である。
【0078】上述のように絶縁膜26上にまで延在する
ように金属シリサイド膜25aを形成することにより、
局所配線28a内における金属シリサイド膜25aの割
合を上述の実施の形態3の場合よりも増大させることが
可能となる。それにより、上述の実施の形態3の場合よ
りもさらに局所配線28aの抵抗値を低減することが可
能となる。
【0079】なお、金属シリサイド膜25aが絶縁膜2
6上に延在しているが、絶縁膜26は、コンタクト部4
0〜42近傍に位置する多結晶シリコン膜18から金属
シリサイド膜25aによって不純物が吸収されるのを防
止する不純物拡散防止膜としての機能を有するので、コ
ンタクト抵抗増大を回避できる。なお、絶縁膜26の代
わりに、不純物拡散防止機能を有しかつシリサイド化反
応においてマスクとして機能し得る材質からなる膜を使
用できる。
【0080】次に、図21〜図23を用いて、本実施の
形態4におけるSRAMの製造方法について説明する。
図21〜図23は、本実施の形態4におけるSRAMの
製造工程の特徴的な第1工程〜第3工程を示す断面図で
ある。
【0081】まず図21を参照して、実施の形態3と同
様の工程を経て絶縁膜26までを形成する。この絶縁膜
26上と多結晶シリコン膜18上とに、スパッタリング
法あるいはCVD法等を用いて、金属シリサイド膜25
aを堆積する。
【0082】次に、図22を参照して、金属シリサイド
膜25a上に、所定形状にパターニングされたレジスト
14bを形成する。このレジスト14bをマスクとして
用いて、金属シリサイド膜25aと多結晶シリコン膜1
8とをエッチングする。それにより、局所配線28aが
形成される。
【0083】次に、図23を参照して、実施の形態1と
同様の方法で層間絶縁膜20とコンタクトホール21と
を形成する。それ以降は実施の形態1の場合と同様の工
程を経て図20に示されるSRAMが形成されることと
なる。
【0084】(実施の形態5)次に、図24〜図28を
用いて、この発明の実施の形態5について説明する。図
24は、この発明の実施の形態5におけるSRAMを示
す断面図である。
【0085】図24を参照して、本実施の形態5では、
コンタクトホール15a〜17a内に充填されかつコン
タクトホール15a〜17aの側壁上に位置する多結晶
シリコン膜18上にまで延在するように絶縁膜29が形
成されている。この絶縁膜29の材質は、絶縁膜26の
材質と同様である。そして、絶縁膜29に覆われていな
い多結晶シリコン膜18の表面上に金属シリサイド膜3
0が形成される。この金属シリサイド膜30と多結晶シ
リコン膜18とにより局所配線31aが構成される。そ
れ以外の構造に関しては実施の形態1と同様である。
【0086】上記のようにコンタクトホール15a〜1
7aを覆うように絶縁膜29を形成することにより、コ
ンタクトホール15a〜17a内に位置する多結晶シリ
コン膜18がシリサイド化されるのを阻止できる。
【0087】次に、図25〜図28を用いて、本実施の
形態5におけるSRAMの製造方法について説明する。
図25〜図28は、本実施の形態5におけるSRAMの
製造工程の特徴的な第1工程〜第4工程を示す断面図で
ある。
【0088】図25を参照して、実施の形態3の場合と
同様の工程を経て多結晶シリコン膜18までを形成す
る。次に、CVD法等を用いて、コンタクトホール15
a〜17a内に充填されかつ多結晶シリコン膜18を覆
うようにシリコン酸化膜等の絶縁膜29を堆積する。こ
の絶縁膜29上に、所定形状にパターニングされたレジ
スト14cを形成する。このとき、パターニングされた
レジスト14cは、コンタクトホール15a〜17aの
直上に形成される。このレジスト14cをマスクとして
用いて絶縁膜29をエッチングする。それにより、コン
タクトホール15a〜17aにそれぞれ充填される絶縁
膜29が形成される。
【0089】次に、図26を参照して、実施の形態3の
場合と同様の方法で金属シリサイド膜30を形成する。
この金属シリサイド膜30上に、図27に示すように、
所定形状にパターニングされたレジスト14bを形成す
る。このパターニングされたレジスト14bをマスクと
して用いて、金属シリサイド膜30と多結晶シリコン膜
18とを順次エッチングする。それにより、局所配線3
1aが形成される。
【0090】次に、図28を参照して、実施の形態1の
場合と同様の方法で層間絶縁膜20とコンタクトホール
21とを形成する。それ以降は実施の形態1と同様の工
程を経て図24に示されるSRAMが形成されることと
なる。
【0091】(実施の形態6)次に、図29〜図32を
用いて、この発明の実施の形態6について説明する。図
29は、この発明の実施の形態6におけるSRAMを示
す断面図である。
【0092】図29を参照して、本実施の形態6では、
絶縁膜29上に金属シリサイド膜32が延在している。
この金属シリサイド膜32と多結晶シリコン膜18とに
よって局所配線33aが形成される。それ以外の構造に
関しては、上述の実施の形態5と同様である。
【0093】上述のように絶縁膜29上にまで金属シリ
サイド膜32が延在することにより、実施の形態4の場
合と同様に、局所配線33aの抵抗値を低減することが
可能となる。
【0094】次に、図30〜図32を用いて、本実施の
形態6におけるSRAMの製造方法について説明する。
図30〜図32は、この発明の実施の形態6におけるS
RAMの製造工程の特徴的な第1工程〜第3工程を示す
断面図である。
【0095】図30を参照して、実施の形態5の場合と
同様の工程を経て絶縁膜29までを形成する。この絶縁
膜29上と多結晶シリコン膜18上とに、CVD法ある
いはスパッタリング法等を用いて、金属シリサイド膜3
2を堆積する。
【0096】次に、図31を参照して、金属シリサイド
膜32上に所定形状にパターニングされたレジスト14
bを形成し、このレジスト14bをマスクとして用いて
金属シリサイド膜32と多結晶シリコン膜18とを順次
エッチングする。それにより、局所配線33aが形成さ
れる。
【0097】次に、レジスト14bを除去した後、図3
2に示されるように、実施の形態1の場合と同様の方法
で層間絶縁膜20とコンタクトホール21とを形成す
る。それ以降は実施の形態1の場合と同様の工程を経て
図29に示されるSRAMが形成されることとなる。
【0098】(実施の形態7)次に、図33〜図38を
用いて、この発明の実施の形態7について説明する。図
33は、この発明の実施の形態7におけるSRAMを示
す断面図である。
【0099】図33を参照して、本実施の形態7では、
コンタクトホール15a〜17a内に位置する多結晶シ
リコン膜18の表面を覆うようにシリコン酸化膜あるい
はシリコン窒化膜等の絶縁膜34が形成されている。こ
の絶縁膜34も、実施の形態6の場合と同様にコンタク
トホール15a〜17aを覆うように形成されている。
この絶縁膜34は、好ましくは、50〜100nm程度
の厚みを有する。そして、絶縁膜34によって覆われて
いない多結晶シリコン膜18の表面には金属シリサイド
膜35が形成される。この金属シリサイド膜35と多結
晶シリコン膜18とによって局所配線36aが形成され
る。それ以外の構造に関しては実施の形態1の場合と同
様である。
【0100】次に、図34〜図38を用いて、本実施の
形態7におけるSRAMの製造方法について説明する。
図34〜図38は、この発明の実施の形態7におけるS
RAMの製造工程の特徴的な第1工程〜第5工程を示す
断面図である。
【0101】図34を参照して、実施の形態3と同様の
工程を経て多結晶シリコン膜18までを形成する。この
多結晶シリコン膜18の表面を酸化あるいは窒化するこ
とにより、多結晶シリコン膜18の表面にシリコン酸化
膜あるいはシリコン窒化膜等の絶縁膜34を50〜10
0nm程度の厚みに形成する。
【0102】次に、図35を参照して、絶縁膜34上
に、コンタクトホール15a〜17aを覆うようにパタ
ーニングされたレジスト14dを形成する。このレジス
ト14dをマスクとして用いて、絶縁膜34をエッチン
グする。それにより、コンタクトホール15a〜17a
内に位置する多結晶シリコン膜18の表面を覆うように
絶縁膜34を形成する。
【0103】次に、図36を参照して、実施の形態3の
場合と同様の方法で絶縁膜34によって覆われていない
多結晶シリコン膜18の表面をシリサイド化する。それ
により、多結晶シリコン膜18の表面に選択的に金属シ
リサイド膜35を形成する。
【0104】次に、図37を参照して、金属シリサイド
膜35上に所定形状にパターニングされたレジスト14
bを形成する。このレジスト14bをマスクとして用い
て金属シリサイド膜35と多結晶シリコン膜18とを順
次エッチングする。それにより、局所配線36aが形成
される。
【0105】次に、図38を参照して、実施の形態1の
場合と同様の方法で層間絶縁膜20とコンタクトホール
21とを形成する。それ以降は実施の形態1の場合と同
様の工程を経て図33に示されるSRAMが形成される
こととなる。
【0106】(実施の形態8)次に、図39〜図42を
用いて、この発明の実施の形態8について説明する。図
39は、この発明の実施の形態8におけるSRAMを示
す断面図である。
【0107】図39を参照して、本実施の形態8では、
絶縁膜34上にも金属シリサイド膜37が延在してい
る。この金属シリサイド膜37と多結晶シリコン膜18
とによって局所配線38aが形成される。それ以外の構
造に関しては実施の形態7の場合と同様である。
【0108】上述のように、絶縁膜34上にまで延在す
るように金属シリサイド膜37を形成することにより、
実施の形態4の場合と同様に、局所配線38aの抵抗値
を低減することが可能となる。
【0109】次に、図40〜図42を用いて、本実施の
形態8におけるSRAMの製造方法について説明する。
図40〜図42は、この発明の実施の形態8におけるS
RAMの製造工程の特徴的な第1工程〜第3工程を示す
断面図である。
【0110】図40を参照して、実施の形態7と同様の
工程を経て絶縁膜34までを形成する。この絶縁膜34
上に、CVD法あるいはスパッタリング法等を用いて、
金属シリサイド膜37を堆積する。
【0111】次に、図41を参照して、金属シリサイド
膜37上に所定形状にパターニングされたレジスト14
bを形成する。このパターニングされたレジスト14b
をマスクとして用いて金属シリサイド膜37と多結晶シ
リコン膜18とを順次エッチングする。それにより、局
所配線38aが形成される。
【0112】次に、図42を参照して、実施の形態1の
場合と同様の方法で層間絶縁膜20とコンタクトホール
21とを形成する。それ以降は実施の形態1と同様の工
程を経て図39に示されるSRAMが形成されることと
なる。
【0113】(実施の形態9)次に、図43〜図45を
用いて、この発明の実施の形態9について説明する。図
43は、この発明の実施の形態9におけるSRAMを示
す断面図である。
【0114】図43を参照して、本実施の形態9では、
多結晶シリコン膜18が、p+ 不純物領域10a2と接
するp型多結晶シリコン部と、ゲート電極7と接するn
型多結晶シリコン部と、n+ 不純物領域11a3と接す
るn型多結晶シリコン部とに分割されている。そして、
それらは、金属シリサイド膜13により電気的に接続さ
れている。それ以外の構造に関しては実施の形態1の場
合と同様である。
【0115】上記のように多結晶シリコン膜18を分割
することにより、多結晶シリコン膜18中にpn接合が
形成されるのを阻止することができる。
【0116】次に、図44と図45とを用いて、本実施
の形態9におけるSRAMの製造方法について説明す
る。図44と図45は、この発明の実施の形態9におけ
るSRAMの製造工程の特徴的な第1と第2工程を示す
断面図である。
【0117】図44を参照して、実施の形態1と同様の
工程を経て多結晶シリコン膜18までを形成する。この
多結晶シリコン膜18上にレジスト14eを塗布し、こ
のレジスト14eを所定形状にパターニングする。そし
て、パターニングされたレジスト14eをマスクとして
用いて、多結晶シリコン膜18をエッチングする。それ
により、多結晶シリコン膜18を分割する。
【0118】次に、図45を参照して、実施の形態1の
場合と同様の方法でレジスト14bを形成し、このレジ
スト14bをマスクとして用いて金属シリサイド膜13
をパターニングする。それにより、局所配線19aを形
成する。
【0119】それ以降は実施の形態1の場合と同様の工
程を経て図43に示されるSRAMが形成されることと
なる。
【0120】(実施の形態10)次に、図46と図47
とを用いて、この発明の実施の形態10について説明す
る。図46は、この発明の実施の形態10におけるSR
AMを示す断面図である。
【0121】図46を参照して、本実施の形態10で
は、多結晶シリコン膜18が、コンタクトホール15
a,16a,17a内にのみ形成され、多結晶シリコン
膜18の上端部から層間絶縁膜12上に延在するように
金属シリサイド膜13が形成されている。それ以外の構
造に関しては実施の形態1の場合と同様である。
【0122】上記のように金属シリサイド膜13によっ
て多結晶シリコン膜18を接続することにより、実施の
形態9の場合と同様に、多結晶シリコン膜18中にpn
接合が形成されるのを阻止できる。
【0123】次に、図47を用いて、本実施の形態10
におけるSRAMの製造方法について説明する。図47
は、本実施の形態10におけるSRAMの特徴的な製造
工程工程を示す断面図である。
【0124】図47を参照して、実施の形態1と同様の
工程を経て多結晶シリコン膜18までを形成する。そし
て、RTA等の熱処理を施し、層間絶縁膜12上に位置
する多結晶シリコン膜18をシリサイド化する。それに
より、コンタクトホール15a〜17a内にのみ多結晶
シリコン膜18を残余させるとともにこれらを電気的に
接続する金属シリサイド膜13を層間絶縁膜12上に形
成することができる。
【0125】なお、上記のRTA処理は、図4に示され
る状態の多結晶シリコン膜18上に選択的に金属膜を形
成した後に行なってもよい。また、予め金属シリサイド
膜13をメタルリッチな状態として上記RTA処理を行
なってもよい。
【0126】上記のようにして金属シリサイド膜13を
形成した後は、実施の形態1と同様の工程を経て図46
に示されるSRAMが形成されることとなる。
【0127】(実施の形態11)次に、図48と図49
とを用いて、この発明の実施の形態11について説明す
る。図48は、この発明の実施の形態11におけるSR
AMを示す断面図である。
【0128】図48を参照して、本実施の形態11で
は、図10に示される多結晶シリコン膜18,23をシ
リサイド化することにより金属シリサイド膜13を形成
している。そのため、実施の形態10の場合よりも厚み
の大きい金属シリサイド膜13が形成されている。それ
以外の構造に関しては図46に示される場合と同様であ
る。このように金属シリサイド膜13の厚みを大きくす
ることにより、局所配線24aの抵抗低減に寄与するば
かりでなく、金属シリサイド膜13の膜減りによる不利
益も回避できる。
【0129】次に、図49を用いて、本実施の形態11
におけるSRAMの製造方法について説明する。図49
は、本実施の形態11におけるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【0130】図49を参照して、実施の形態2と同様の
工程を経て図10に示される多結晶シリコン膜18まで
を形成する。その後、実施の形態10と同様の方法で、
層間絶縁膜12上に位置する多結晶シリコン膜18,2
3をシリサイド化する。それ以降は実施の形態2と同様
の工程を経て図48に示されるSRAMが形成されるこ
ととなる。
【0131】(実施の形態12)次に、図50と図51
とを用いて、この発明の実施の形態12について説明す
る。図50は、この発明の実施の形態12におけるSR
AMを示す断面図である。
【0132】図50を参照して、本実施の形態12で
は、図13における層間絶縁膜12上に位置する多結晶
シリコン膜18がすべて金属シリサイド膜25に変換さ
れている。それ以外の構造に関しては図13に示される
実施の形態3の場合と同様である。
【0133】次に、図51を用いて、本実施の形態12
におけるSRAMの製造方法について説明する。図51
は、本実施の形態12におけるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【0134】図51を参照して、実施の形態3の場合と
同様の工程を経て絶縁膜26までを形成する。次に、図
16に示される状態の多結晶シリコン膜18上に金属膜
(図示せず)を形成し、これにRTA等の熱処理を施
す。それにより、図16における層間絶縁膜12上に位
置する多結晶シリコン膜18をすべてシリサイド化す
る。それにより、図51に示される金属シリサイド膜2
5が形成される。それ以降は実施の形態3の場合と同様
の工程を経て図50に示されるSRAMが形成されるこ
ととなる。
【0135】(実施の形態13)次に、図52〜図54
を用いて、この発明の実施の形態13について説明す
る。図52は、この発明の実施の形態13におけるSR
AMを示す断面図である。
【0136】図52を参照して、本実施の形態13で
は、実施の形態9の場合と同様に多結晶シリコン膜18
が分割され、その分割された多結晶シリコン膜18上に
絶縁膜26が形成されている。この絶縁膜26上から層
間絶縁膜12上に延在するように金属シリサイド膜25
が形成されている。それ以外の構造に関しては実施の形
態3の場合と同様である。
【0137】次に、図53と図54とを用いて、本実施
の形態13におけるSRAMの製造方法について説明す
る。図53と図54は、本実施の形態13におけるSR
AMの製造工程の特徴的な第1と第2工程を示す断面図
である。
【0138】図53を参照して、実施の形態4の場合と
同様の工程を経て図16に示される絶縁膜26までを形
成する。次に、実施の形態9の場合と同様の方法でレジ
スト14eを形成し、これをマスクとして用いて多結晶
シリコン膜18をパターニングする。
【0139】次に、スパッタリング法あるいはCVD法
等を用いて、図54に示すように全面に金属シリサイド
膜25を堆積する。それ以降は実施の形態4の場合と同
様の工程を経て図52に示されるSRAMが形成される
こととなる。
【0140】(実施の形態14)次に、図55と図56
とを用いて、この発明の実施の形態14について説明す
る。図55は、この発明の実施の形態14におけるSR
AMを示す断面図である。
【0141】図55を参照して、本実施の形態14で
は、層間絶縁膜12上に位置する局所配線31aがすべ
てシリサイド化されている。それ以外の構造に関しては
図24に示される実施の形態5の場合と同様である。
【0142】次に、図56を用いて本実施の形態14に
おけるSRAMの製造方法について説明する。図56
は、本実施の形態14におけるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【0143】図56を参照して、実施の形態5の場合と
同様の工程を経て絶縁膜29までを形成する。次に、全
面に金属膜(図示せず)を堆積した後、RTA等の熱処
理を施す。それにより、層間絶縁膜12上に位置する多
結晶シリコン膜18をすべてシリサイド化する。それに
より、図56に示される金属シリサイド膜30が形成さ
れる。それ以降は実施の形態5の場合と同様の工程を経
て図55に示されるSRAMが形成されることとなる。
【0144】(実施の形態15)次に、図57〜図59
を用いて、この発明の実施の形態15について説明す
る。図57は、この発明の実施の形態15におけるSR
AMを示す断面図である。
【0145】図57を参照して、本実施の形態15で
は、多結晶シリコン膜18が分割され、金属シリサイド
膜32のみが層間絶縁膜12上に延在している。それ以
外の構造に関しては図29に示される実施の形態6にお
けるSRAMと同様である。
【0146】次に、図58と図59とを用いて本実施の
形態15におけるSRAMの製造方法について説明す
る。図58と図59は、本実施の形態15におけるSR
AMの製造工程の特徴的な第1と第2工程を示す断面図
である。
【0147】図58を参照して、実施の形態6の場合と
同様の工程を経て絶縁膜29までを形成し、その後引続
いて多結晶シリコン膜18をエッチングする。それによ
り、層間絶縁膜12上に位置する多結晶シリコン膜18
を除去する。
【0148】次に、図59を参照して、CVD法あるい
はスパッタリング法等を用いて、全面に金属シリサイド
膜32を堆積する。それ以降は実施の形態6の場合と同
様の工程を経て図57に示されるSRAMが形成される
こととなる。
【0149】(実施の形態16)次に、図60と図61
とを用いて、この発明の実施の形態16について説明す
る。図60は、この発明の実施の形態16におけるSR
AMを示す断面図である。
【0150】図60を参照して、本実施の形態16で
は、多結晶シリコン膜18が分割され、層間絶縁膜12
上には金属シリサイド膜35のみが延在している。それ
以外の構造に関しては図33に示される実施の形態7に
おけるSRAMと同様である。
【0151】次に、図61を用いて本実施の形態16に
おけるSRAMの製造方法について説明する。図61
は、本実施の形態16におけるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【0152】図61を参照して、実施の形態7の場合と
同様の工程を経て絶縁膜34までを形成する。次に、図
35における多結晶シリコン膜18上に金属膜(図示せ
ず)を形成し、RTA等の熱処理を施す。それにより、
層間絶縁膜12上に位置する多結晶シリコン膜18をす
べてシリサイド化する。それ以降は実施の形態7の場合
と同様の工程を経て図60に示されるSRAMが形成さ
れることとなる。
【0153】(実施の形態17)次に、図62〜図64
を用いて、この発明の実施の形態17について説明す
る。図62は、この発明の実施の形態17におけるSR
AMを示す断面図である。
【0154】図62を参照して、本実施の形態17で
は、多結晶シリコン膜18が分割され、金属シリサイド
膜37のみが層間絶縁膜12上に延在している。それ以
外の構造に関しては図39に示される実施の形態8にお
けるSRAMと同様である。
【0155】次に、図63と図64とを用いて、図62
に示される本実施の形態17におけるSRAMの製造方
法について説明する。図63と図64は、本実施の形態
17におけるSRAMの製造工程の特徴的な第1と第2
工程を示す断面図である。
【0156】図63を参照して、実施の形態7の場合と
同様の工程を経て絶縁膜34までを形成し、引続いて多
結晶シリコン膜18をパターニングする。
【0157】その後、レジスト14dを除去し、CVD
法あるいはスパッタリング法等を用いて、全面に金属シ
リサイド膜37を堆積する。それ以降は実施の形態8の
場合と同様の工程を経て図62に示されるSRAMが形
成されることとなる。
【0158】(実施の形態18)次に、図65と図66
とを用いて、この発明の実施の形態18について説明す
る。図65と図66は、本実施の形態18におけるSR
AMの製造工程の特徴的な第1工程と第2工程とを示す
断面図である。
【0159】前述の各実施の形態では、ノンドープの多
結晶シリコン膜18を堆積し、この多結晶シリコン膜1
8中にp+ 不純物領域10a2等から不純物を拡散する
ことにより多結晶シリコン膜18の導電性を向上させて
いた。しかしながら、本実施の形態18および後述する
実施の形態19,20では、p+ 不純物領域10a2と
接する多結晶シリコン膜18にはp型不純物を導入し、
+ 不純物領域11a3およびゲート電極7と接する部
分における多結晶シリコン膜18にはn型不純物を注入
している。それにより、前述の各実施の形態の場合より
もp型多結晶シリコン部とn型多結晶シリコン部の濃度
を高くでき、それらの抵抗を低減できる。
【0160】図65を参照して、実施の形態1,9ある
いは10と同様の工程を経て多結晶シリコン膜18まで
を形成する。この多結晶シリコン膜18上にレジスト1
4fを塗布し、これをパターニングする。それにより、
コンタクトホール15a,16aを覆うレジスト14f
が形成される。このレジスト14fをマスクとして用い
て、多結晶シリコン膜18にp型不純物を注入する。そ
れにより、p型多結晶シリコン部が形成されている。
【0161】次に、レジスト14fを除去した後、コン
タクトホール17aを覆うようにレジスト14gを形成
する。このレジスト14gをマスクとして用いて、n型
不純物を多結晶シリコン膜18に注入する。それによ
り、n型多結晶シリコン部が形成される。それ以降は実
施の形態1,9あるいは10の場合と同様の工程を経て
本実施の形態18におけるSRAMが形成されることと
なる。
【0162】(実施の形態19)次に、図67と図68
とを用いて、この発明の実施の形態19について説明す
る。図67と図68は、本実施の形態19におけるSR
AMの製造工程の特徴的な第1工程と第2工程とを示す
断面図である。
【0163】本実施の形態19は、実施の形態18の思
想を前述した実施の形態2,11におけるSRAMに適
用したものである。図67を参照して、実施の形態2,
11と同様の工程を経て多結晶シリコン膜18までを形
成した後、実施の形態18の場合と同様の方法でレジス
ト14fを形成する。このレジスト14fをマスクとし
て用いてp型不純物を多結晶シリコン膜18,23に注
入する。
【0164】次に、図68を参照して、実施の形態18
と同様の方法でレジスト14gを形成し、このレジスト
14gをマスクとして用いてn型不純物を多結晶シリコ
ン18,23に注入する。それ以降は実施の形態2,1
1の場合と同様の工程を経て本実施の形態19における
SRAMが形成されることとなる。
【0165】(実施の形態20)次に、図69と図70
とを用いて、この発明の実施の形態20について説明す
る。図69と図70は、本実施の形態20におけるSR
AMの製造工程の特徴的な第1工程と第2工程とを示す
断面図である。
【0166】本実施の形態20は、実施の形態18の思
想を、実施の形態3〜8あるいは12〜17に適用した
ものである。
【0167】図69を参照して、実施の形態3〜8ある
いは12〜17と同様の工程を経て多結晶シリコン膜1
8までを形成する。次に、実施の形態18と同様の方法
でレジスト14fを形成し、これをマスクとして用いて
p型不純物を多結晶シリコン膜18に注入する。
【0168】次に、図70を参照して、実施の形態18
と同様の方法でレジスト14gを形成し、これをマスク
として用いてn型不純物を多結晶シリコン18に注入す
る。それ以降は実施の形態3〜8あるいは12〜17と
同様の工程を経て本実施の形態20におけるSRAMが
形成されることとなる。
【0169】なお、上述の各実施の形態は、CMOS型
SRAMに本発明を適用した場合について説明を行なっ
たが、異なる導電型の不純物領域を接続する配線を有す
る半導体装置であれば本発明を適用可能である。
【0170】以上のようにこの発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、金属を含まない導電膜より構成される第1と第2の
導体部が第1と第2の不純物領域とそれぞれ接するの
で、第1および第2の不純物領域と配線との間のコンタ
クト抵抗を従来例よりも低減することができるばかりで
なく、リーク電流の発生をも抑制できる。それにより、
半導体装置の性能および信頼性を向上させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるSRAMの
断面図である。
【図2】 図1に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第1工程を示す断面図である。
【図3】 図1に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第2工程を示す断面図である。
【図4】 図1に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第3工程を示す断面図である。
【図5】 図1に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第4工程を示す断面図である。
【図6】 図1に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第5工程を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるSRAMを
示す断面図である。
【図8】 図7に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第1工程を示す断面図である。
【図9】 図7に示されるSRAMの製造工程の特徴的
な第2工程を示す断面図である。
【図10】 図7に示されるSRAMの製造工程の特徴
的な第3工程を示す断面図である。
【図11】 図7に示されるSRAMの製造工程の特徴
的な第4工程を示す断面図である。
【図12】 図7に示されるSRAMの製造工程の特徴
的な第5工程を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態3におけるSRAM
を示す断面図である。
【図14】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図15】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図16】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図17】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第4工程を示す断面図である。
【図18】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第5工程を示す断面図である。
【図19】 図13に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第6工程を示す断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態4におけるSRAM
を示す断面図である。
【図21】 図20に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図22】 図20に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図23】 図20に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図24】 この発明の実施の形態5におけるSRAM
を示す断面図である。
【図25】 図24に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図26】 図24に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図27】 図24に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図28】 図24に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第4工程を示す断面図である。
【図29】 この発明の実施の形態6におけるSRAM
を示す断面図である。
【図30】 図29に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図31】 図29に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図32】 図29に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図33】 この発明の実施の形態7におけるSRAM
を示す断面図である。
【図34】 図33に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図35】 図33に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図36】 図33に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図37】 図33に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第4工程を示す断面図である。
【図38】 図33に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第5工程を示す断面図である。
【図39】 この発明の実施の形態8におけるSRAM
を示す断面図である。
【図40】 図39に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図41】 図39に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図42】 図39に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第3工程を示す断面図である。
【図43】 この発明の実施の形態9におけるSRAM
を示す断面図である。
【図44】 図43に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図45】 図43に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図46】 この発明の実施の形態10におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図47】 図46に示されるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【図48】 この発明の実施の形態11におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図49】 図48に示されるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【図50】 この発明の実施の形態12におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図51】 図50に示されるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【図52】 この発明の実施の形態13におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図53】 図52に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図54】 図52に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図55】 この発明の実施の形態14におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図56】 図55に示されるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【図57】 この発明の実施の形態15におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図58】 図57に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図59】 図57に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図60】 この発明の実施の形態16におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図61】 図60に示されるSRAMの特徴的な製造
工程を示す断面図である。
【図62】 この発明の実施の形態17におけるSRA
Mを示す断面図である。
【図63】 図62に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第1工程を示す断面図である。
【図64】 図62に示されるSRAMの製造工程の特
徴的な第2工程を示す断面図である。
【図65】 この発明の実施の形態18におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図66】 この発明の実施の形態18におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図67】 この発明の実施の形態19におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図68】 この発明の実施の形態19におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図69】 この発明の実施の形態20におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図70】 この発明の実施の形態20におけるSRA
Mの製造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図71】 従来のSRAMの等価回路図である。
【図72】 図71に示されるSRAMの平面図であ
る。
【図73】 図72におけるX1−X2線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 分離酸化膜、3 pウェル、4
nウェル、5 ゲート酸化膜、6〜8 ゲート電極、9
サイドウォール絶縁膜、10a1,10a2,10b
1,10b2 p+ 不純物領域、11a1,11a2,
11a3,11b1,11b2,11b3 n+ 不純物
領域、12,20 層間絶縁膜、13,25,25a,
30,32,35,37 金属シリサイド膜、13a〜
13c貫通孔、14a,14b,14c,14d,14
e,14f,14g レジスト、15a,15b,16
a,16b,17a,17b,21 コンタクトホー
ル、18,23 多結晶シリコン膜、19a,19b,
24a,27a,28a,31a,33a,36a,3
8a,39a,39b 局所配線、22 アルミニウム
配線、26,29,34 絶縁膜、40,41,42
コンタクト部、T1,T3 負荷用pMOSトランジス
タ、T2,T4 ドライバnMOSトランジスタ、T
5,T6 アクセスnMOSトランジスタ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に形成された第1導
    電型の第1の不純物領域と、 前記第1の不純物領域と間隔をあけて前記主表面に形成
    された第2導電型の第2の不純物領域と、 金属を含まない導電膜により構成され第1と第2のコン
    タクト部を介して前記第1と第2の不純物領域とそれぞ
    れ接する第1と第2の導体部と、金属を含む導電膜によ
    り構成され前記第1と第2のコンタクト部の直上に位置
    する前記第1と第2の導体部の一部表面と接することな
    く前記第1と第2の導体部を介して前記第1と第2の不
    純物領域を電気的に接続する第3の導体部とを含む配線
    と、 を備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の導体部は、前記第1と第2の
    導体部の一部表面上に開口を有する、請求項1に記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記主表面上には前記第1と第2の不純
    物領域に達する第1と第2のコンタクトホールを有する
    層間絶縁膜が形成され、 前記第1と第2の導体部は、前記第1と第2のコンタク
    トホール内に形成され、前記第1と第2のコンタクトホ
    ールの側壁上に延在する第1と第2の延在部をそれぞれ
    有し、 前記第3の導体部は、前記層間絶縁膜上に形成され、前
    記第1と第2のコンタクトホール上に開口を有し、前記
    第1および第2の延在部と接続される、請求項2に記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の導体部には、該第1と
    第2の導体部の導電性向上のための不純物が導入され、 前記第1と第2の導体部の一部表面上には、前記不純物
    が前記第3の導体部に吸収されるのを防止するための不
    純物拡散防止膜を介在して前記第3の導体部が延在す
    る、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記主表面上には前記第1と第2の不純
    物領域に達する第1と第2のコンタクトホールを有する
    層間絶縁膜が形成され、 前記第1と第2の導体部は、前記第1と第2のコンタク
    トホール内にそれぞれ形成され、前記第1と第2のコン
    タクトホールの側壁上に延在する第1と第2の延在部を
    それぞれ有し、 前記不純物拡散防止膜は、前記第1と第2のコンタクト
    ホール内にそれぞれ形成され、 前記第3の導体部は、前記第1および第2の延在部と接
    続される、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体装置は、1対のドライバMO
    Sトランジスタと、1対のアクセスMOSトランジスタ
    と、1対の負荷用MOSトランジスタとを含むメモリセ
    ルを備え、 前記ドライバMOSトランジスタあるいは前記アクセス
    MOSトランジスタが、前記第1の不純物領域を有し、 前記負荷用MOSトランジスタが前記第2の不純物領域
    を有する、請求項1から5のいずれかに記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2の導体部は、導電性向上
    のための不純物が導入された多結晶シリコン膜を含み、 前記第3の導体部は、金属シリサイド膜を含む、請求項
    1から6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板の主表面に第1導電型の第1
    の不純物領域と第2導電型の第2の不純物領域とを間隔
    をあけて形成する工程と、 第1と第2のコンタクト部を介して前記第1と第2の不
    純物領域とそれぞれ接するように金属を含まない導電膜
    により構成される第1と第2の導体部を前記主表面上に
    形成する工程と、 前記第1と第2のコンタクト部直上に位置する前記第1
    と第2の導体部の一部表面と接することなく前記第1と
    第2の導体部を介して前記第1と第2の不純物領域を電
    気的に接続するように金属を含む導電膜により構成され
    る第3の導体部を前記主表面上に形成する工程と、 を備えた、半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第3の導体部を形成する工程は、 前記主表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に前記金属を含む導電膜を形成する工
    程と、 前記金属を含む導電膜と前記層間絶縁膜とを貫通して前
    記第1と第2の不純物領域にそれぞれ達する第1と第2
    のコンタクトホールを形成する工程とを含み、 前記第1と第2の導体部を形成する工程は、 前記第1と第2のコンタクトホール内から前記第3の導
    体部上に延在し、前記第3の導体部と電気的に接続され
    るように前記第1と第2の導体部を形成する工程を含
    む、請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1と第2の導体部を形成する工
    程は、 前記主表面上に層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1と第2の不純物領域に達する第1と第2のコン
    タクトホールを前記層間絶縁膜に形成する工程と、 前記第1と第2のコンタクトホール内に前記第1と第2
    の導体部を形成する工程と、 前記第1と第2の導体部に第1導電型の不純物と第2導
    電型の不純物とをそれぞれ導入する工程と、 前記第1と第2の導体部から前記不純物が前記第3の導
    体部により吸収されるのを防止するための不純物拡散防
    止膜を前記一部表面上に形成する工程とを含み、 前記第3の導体部の形成工程は、前記層間絶縁膜上に前
    記第1と第2の導体部と電気的に接続されるように前記
    第3の導体部を形成する工程を含む、請求項8に記載の
    半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1と第2の導体部は、多結晶シ
    リコン膜を含み、前記層間絶縁膜上に延在し、 前記第3の導体部の形成工程は、 前記第1と第2の導体部と前記不純物拡散防止膜とを覆
    うように金属膜を形成する工程と、 前記金属膜に熱処理を施して前記不純物拡散防止膜によ
    り覆われていない前記第1と第2の導体部の表面をシリ
    サイド化することにより前記第3の導体部を形成する工
    程とを含む、請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
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