JPH11259510A - 情報流通システム及び情報流通方法並びに情報流通プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報流通システム及び情報流通方法並びに情報流通プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH11259510A
JPH11259510A JP6114198A JP6114198A JPH11259510A JP H11259510 A JPH11259510 A JP H11259510A JP 6114198 A JP6114198 A JP 6114198A JP 6114198 A JP6114198 A JP 6114198A JP H11259510 A JPH11259510 A JP H11259510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
destination
evaluation
user
interest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6114198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3284962B2 (ja
Inventor
Yusuke Ariyoshi
勇介 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6114198A priority Critical patent/JP3284962B2/ja
Publication of JPH11259510A publication Critical patent/JPH11259510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3284962B2 publication Critical patent/JP3284962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が作成した情報を掲載するのに適した
情報システムを選択する。 【解決手段】 情報記憶部11は、利用者端末20や情
報システム30から情報が送られて来た情報を記憶す
る。情報分析手段12は、送られてきた情報から特徴と
なる属性(例えば、キーワード)を抽出し属性記憶部1
3に格納する。送付先決定手段14は、属性記憶部に格
納されている情報の属性を使って、利用者の興味に合う
情報を選び、結果を送付先記憶部15に格納する。情報
送付手段17は、送付先記憶部15に記憶されている利
用者に推薦する情報を、送付方式記憶部16に格納され
ている情報システムに情報を登録するための手順やフォ
ーマットを参照しながら、情報システム30や利用者端
末20に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報流通システム
及び情報流通方法並びに情報流通プログラムを記録した
記録媒体に関わり、特に、利用者(クライアント)側で
作成された情報またはサーバ側で蓄積されている情報
(コンテンツ)の流通(送付、推薦、掲載、投稿、登録
など)を行う情報流通システム及び情報流通方法並びに
情報流通プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の急激なインターネットの普及に伴
い、様々な情報を参照することが可能となったが、この
様々な情報の中から自分に合う情報を見つけだすのは非
常に煩わしいものである。
【0003】この煩わしさを軽減するために、従来で
は、情報の洪水の中から利用者の興味に合う情報を取り
出す、“情報フィルタリング”と呼ばれる技術が研究さ
れ、この技術を使ったサービスが幾つかの情報プロバイ
ダが提供するサーバで始まっているが、従来の情報フィ
ルタリング技術は、サーバ側からクライアント側までの
情報の流れに適用されていた。
【0004】しかし、利用者と他の利用者との情報の流
通を行うことを支援するためには、情報の発信者(クラ
イアント)から情報を保持し提供する側(サーバ)の間
にも情報フィルタリング技術を適用する必要がある。実
際、情報の洪水は、情報を受信する側の利用者だけでは
なく、情報を発信する利用者にとっても近年大きな問題
となっている。というのも、情報を発信する利用者は、
発信する情報に興味をもつ受信者全てに読んでもらいた
いが、情報を登録すべき適切なサーバを探すことは非常
に面倒な作業であるためである。
【0005】情報を発信する側において、この種の問題
点を解決しようとする従来技術としては、特開平5−2
27203号公報(最適掲示板自動選択サービス方式)
に記載されている技術が知られている。
【0006】この従来技術は、電子メールセンタ内の複
数の電子掲示板から、利用者が作成した情報を掲載する
のに適したものを選択するものである。以下、図24を
参照してこの技術の概略を説明する。
【0007】電子メ−ルセンタ500では、利用者端末
700からの送信メ−ルをメ−ル受付部501が受付
け、メ−ル内容解析部502で解析し、メ−ル内容解析
結果蓄積部520に蓄積する。最適掲示板選択部503
は、このメ−ル解析結果をもとに、辞書530を用いて
最適な掲示板を選択し、掲示板登録部504は、該選択
結果にもとづいてメ−ルを最適な掲示板540に登録す
る。選択結果送付部505は、選択された掲示板の掲示
板名を利用者端末700へ通知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術は、以下の点で問題点がある。
【0009】まず、第1の問題点は情報を提供するサー
バが複数存在する時に、適切な送付先を選択できないこ
とである。
【0010】その理由は、従来の技術はサーバ内の複数
の掲示板から適切な送付先を選択するものであるため、
サーバが複数存在する場合については一切考慮されてお
らず、複数存在するサーバのうち、適切なサーバを選択
することはできないからである。
【0011】次に、第2の問題点は、ネットワークのト
ラフィックが浪費されることである。
【0012】その理由は、従来技術は、サーバが複数存
在する場合について考慮されていないため、利用者は自
分が作成した情報を提供するのに適切なサーバを探した
り、知っているサーバに手当たりしだいに登録しようと
するために、自分が作成した情報をその内容に興味を持
つ利用者に届けること以外のことに、多くのネットワー
クのトラフィックが消費されてしまうからである。
【0013】本発明の目的は、従来技術のこれらの問題
点を解決した情報流通システム及び情報流通方法並びに
情報流通システムを構築するプログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、情報フィル
タリング技術を、情報を発信する側において、情報の送
付先を選択する際にも適用して、情報の発信者から情報
の受信者までをつなぐことによって情報の流通を行って
いる。また本発明は、大きく分けて以下の第1〜第7の
発明から成る。
【0015】第1の発明の情報流通システムは、送付先
決定手段(図1の14)において属性記憶部(図1の1
3)に格納されている情報の属性を使って(本明細書で
は、情報の作成者名などの書誌情報や、情報の中に含ま
れているキーワードや単語頻度などデータのことを属性
と記載する。)、利用者端末20において利用者が作成
した情報を送付するのに適切な情報システム30を選択
する。また、送付先決定手段は、電子掲示板やWWWな
どの情報システムから情報を送付すべき送付先も決定す
る。情報送付手段(図1の17)は、この送付先決定手
段の決定に基づき、決定された送付先に対して、利用者
が作成した情報、もしくは、情報システムが流通したい
情報を送付する。
【0016】第1の発明の第1の実施例では、類似度算
出手段(図5の141)において情報の属性から情報間
の類似度を求め、送付先選択手段(図5の142)にお
いて、この求めた類似度を使って、利用者が作成した情
報に類似した情報が登録されている情報システム、もし
くは、過去に類似した情報を作成した利用者を送付先と
して決定する。
【0017】また、第1の発明の第2の実施例では、興
味学習手段(図8の143)において情報の属性から利
用者の興味や情報システムが扱う興味を学習し、適合度
算出手段(図8の144)において学習した興味と情報
の適合度を計算し、送付先選択手段(図8の145)に
おいて前記適合度を利用して、利用者が作成した情報に
対して興味が適合した情報システムを選択し、また、各
利用者に対して利用者の興味と適合した情報を選択する
ことで、利用者が作成した情報を登録するのに適切な情
報システムを選択し、また、各利用者に対しては利用者
の興味に合う情報を推薦する。
【0018】第2の発明の情報流通システムは、送付先
決定手段(図10の43)において、評価記憶部(図1
0の42)に記憶されている利用者毎の情報に対する評
価を使って、送付すべき情報の送付先を決定している。
【0019】第3の発明の情報流通システムは、送付先
決定手段(図10の43)において、属性記憶部(図1
0の13)に格納されている情報の属性と、評価記憶部
(図10の42)に記憶されている送付先選択装置の利
用者の情報に対する評価を使って、送付すべき情報の送
付先を決定している。
【0020】第4の発明の情報流通システムは、評価記
憶部(図16の61)において、情報送付先選択装置の
利用者の情報に対する評価を評価された情報を送付して
きた情報システムに送付し、情報システムから送付先選
択装置が登録した情報に対する情報システム利用者の評
価を受け取る。それによって、送付先決定手段(図16
の43)において、属性記憶部(図16の13)に格納
されている情報の属性と、評価記憶部(図16の61)
に記憶されている利用者の情報に対する評価と情報シス
テム利用者の評価を使って、送付すべき情報の送付先を
決定している。
【0021】第5の発明の情報流通システムは、送付先
決定手段(図18の81)において、送付先選択装置の
利用者の興味を情報システムに送付し、情報システムか
ら情報システム利用者の興味を受け取る。それによっ
て、送付先決定手段(図18の81)において、属性記
憶部(図18の13)に格納されている情報の属性と、
評価記憶部(図18の42)に記憶されている送付先選
択装置の利用者の情報に対する評価と、情報システムか
ら送られてきた情報システム利用者の興味を使って、送
付すべき情報の送付先を決定している。
【0022】第6の発明の情報流通システムは、評価記
憶部(図20の101)において、評価を評価された情
報を送付してきた送付先選択装置に送付し、他の送付先
選択装置から該送付先選択装置に送付した情報に対する
利用者の評価を受け取る。それによって、送付先決定手
段(図20の101)において、属性記憶部(図20の
13)に格納されている情報の属性と、評価記憶部(図
20の101)に記憶されている送付先選択装置の利用
者の情報に対する評価と他の情報送付先選択装置利用者
の情報に対する評価を使って、送付すべき情報の送付先
を決定している。
【0023】第7の発明の情報流通システムは、送付先
決定手段(図22の111)において、他の送付先選択
装置に、利用者の興味を送付し、他の送付先選択装置か
ら利用者の興味を受け取る。それによって、送付先決定
手段(図22の111)において、属性記憶部(図22
の13)に格納されている情報の属性と、評価記憶部
(図22の42)に記憶されている送付先選択装置の利
用者の情報に対する評価と、他の送付先選択装置から送
られてきた他の送付先選択装置の利用者の興味を使っ
て、送付すべき情報の送付先を決定している。
【0024】また、上記第2の発明から第7の発明は送
付先決定手段において以下の機能から構成されていても
よい。
【0025】第1の適合度推定手段(図13の432)
は利用者の評価から適合度を推定しているので、従来の
キーワードなどの属性や単語出現頻度に基づいて情報を
選択する方式の、利用者が興味を持っている話題(つま
り、キーワードなどの属性)についての情報を得ること
が出来るが情報に価値があるかは結局利用者が読んで判
断しないといけないという欠点が軽減されている。
【0026】第2の適合度推定手段(図13の435)
は、情報の属性を利用して適合度を推定しているので、
誰も推薦・評価していない情報であっても従来のキーワ
ードなどの属性や単語出現頻度に基づいて情報を選択す
る方式と同様に適合度を推定できる。
【0027】興味学習手段(図13の433)は、第1
の適合度推定手段が推定した適合度を利用しているた
め、利用者の評価した情報に無い属性値や未知語に対し
ても、他の利用者が評価した情報に含まれていれば、第
2の適合度推定手段における適合度の推定に利用でき
る。
【0028】そのため、従来のキーワードなどの属性や
単語出現頻度に基づいて情報を選択する方式の、適合度
を推定に利用者が評価済みの情報の属性とその利用者の
評価履歴から学習した利用者の興味を使っていたため、
情報がその利用者の評価済み情報にあらわれない未知の
単語や未知の属性値を持っていた場合に、未知の単語や
属性値を適合度にどのように反映すれば良いか分から
ず、情報の選択精度が低くなるという問題が軽減されて
いる。
【0029】適合度統合手段(図13の434)で第1
の適合度推定手段が推定した適合度と第2の適合度推定
手段が推定した適合度を統合したことにより、利用者の
評価から適合度を推定している第1の適合度推定手段の
利用者のうちの誰かが評価した情報しか得られず、ま
た、ある程度の量の評価が集まらなければ情報選択の精
度が低いという問題が軽減されている。
【0030】本願発明はこれらの構成要素により、従来
技術より情報選択の精度が高く、より利用者の興味や嗜
好に合った情報の推薦や、情報を掲載するのに適した情
報システムの選択を行うことができ、上記従来技術の問
題点を解決した情報の流通を行える情報流通システム及
び情報流通方法並びに情報流通プログラムを記録した記
録媒体を提供することが可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳しく説明する。
【0032】(第1の発明の実施の形態) [構成の説明]本発明の第1の実施の形態の構成のブロ
ック図を図1に示す。図1を参照すると、本実施の形態
では、送付先選択装置10、クライアント側である利用
者端末20、サーバ側である情報システム30で構成さ
れている。また、利用者端末20及び情報システム30
は図面上ではそれぞれ単数であるが、もちろん複数でも
かまわない。本実施の形態では、利用者端末及び情報シ
ステムはそれぞれ複数存在するものとして説明する。
【0033】また、送付先選択装置10は、情報記憶部
11、情報分析手段12、属性記憶部13、送付先決定
手段14、送付先記憶部15、送付方式記憶部16、情
報送付手段17で構成されている。
【0034】情報記憶部11は、情報入力部22を介し
て利用者が作成した情報や情報システムから情報送付部
31を介して送られてきた情報を記憶する。ここで、情
報入力部22から入力される情報は、例えば情報システ
ム30が電子掲示板システムである場合には、利用者が
作成した電子掲示板システムで掲示したい記事内容等で
ある。また、情報送付部31から入力される情報は、情
報システム30が保持する記事(コンテンツ)の内、例
えば新着情報など利用者端末20に対して推薦したい記
事の内容である。また、本明細書では、利用者端末に対
しての情報の流れを「推薦」と記載し、情報システムに
対しての情報の流れを「登録」と記載する。
【0035】情報分析手段12は、情報記憶部11に記
憶された情報から特徴となる属性を抽出し属性記憶部1
3に格納する。
【0036】送付先決定手段14は、情報記憶部11に
新たに記憶された情報の送付先を決定する。その際に
は、属性記憶部13に格納されている情報の属性を用い
て、複数存在する情報システム30の中から、登録(送
付)すべき情報システムの決定、もしくは、送付先選択
装置10に接続されている複数の利用者端末20のう
ち、情報記憶部11に記憶されている情報の推薦(送
付)すべき利用者端末の決定を行うことで送付先の決定
を行っている。
【0037】送付先記憶部15は、送付先決定手段14
が決定した送付先を記憶する。
【0038】送付方式記憶部16は、情報システムに情
報を登録するための手順や、利用者端末に情報を推薦す
るための手順などのフォーマットを格納している。
【0039】情報送付手段17は、送付先記憶部15に
記憶されている送付先が、情報システムへの登録を示す
ものであれば、送付方式記憶部16に格納されている情
報システムに情報を登録するための手順やフォーマット
を参照しながら、当該情報を情報システム30に送付す
る。また、送付先記憶部15に記憶されている送付先
が、利用者端末への推薦を示すものであれば、送付方式
記憶部16に格納されている利用者端末に情報を登録す
るための手順やフォーマットを参照しながら、当該情報
を利用者端末20に送付する。
【0040】[動作の説明]次に、図面を参照して本実
施の形態の動作について説明する。
【0041】本実施の形態の動作の流れ図を図2に示
す。以下では、この流れ図に沿って各構成の動作を説明
する。
【0042】情報記憶部11は、利用者端末20や情報
システム30から情報が送られてくるとその情報を登録
する(A1)。ここで、情報入力部22や情報送付部3
1から送られてくる情報の例を図3に示す。図3の例で
は、青木温子さんのクライアントから、電子メールによ
ってサーバに登録もしくは他のクライアントに推薦した
い情報が送信されており、電子掲示板Aのサーバ(情報
システム)からは、クライアントに推薦したい情報が送
信されていることを示している。情報記憶部11は、こ
のような情報を受け付けたら、図4のように各情報にI
Dを付与して保存しておく。
【0043】情報分析手段12は、情報記憶部11に記
憶された情報から、特徴となる属性を抽出し属性記憶部
13に格納する(A2)。
【0044】送付先決定手段14は、属性記憶部13に
格納されている情報の属性を使い、情報記憶部11に新
たに記憶された情報の登録すべき情報システムの選択、
及び、推薦すべき利用者端末の選択を行い、送付先を送
付先記憶部15に格納する(A3)。
【0045】情報送付手段17は、送付先記憶部15に
記憶されている送付先を参照して、送付すべき情報(情
報記憶部11に新たに記憶された情報)を送付方式記憶
部16に格納されている手順やフォーマットを参照しな
がら、情報システム30や利用者端末20に送る(A
4)。
【0046】第1の発明は、このように構成されること
によって、情報の送付先を意識することなく適切な相手
に情報を送付することが可能である。
【0047】(第1の発明の第1の実施例)次に、第1
の発明の送付先決定手段14の動作を具体的な実施例を
用いてさらに詳しく説明する。
【0048】本実施例における送付先決定手段14の構
成を図5に示す。この図5を参照すると、送付先決定手
段14は、類似度度算出手段141、情報選択手段14
2を備えている。
【0049】類似度算出手段141は、属性記憶部13
に記憶された情報の属性から、利用者端末20もしくは
情報システム30から情報記憶部11に送付され、情報
記憶部11が新たに記憶した情報と、既に情報記憶部1
1に記憶済みの情報の間の類似度を算出する。
【0050】送付先選択手段142は、類似度算出手段
141で算出した類似度を使って、新たに記憶された情
報と既に登録済みの情報との類似度が高い情報を選択
し、この類似度が高い情報を保持する情報システム3
0、もしくは、この類似度が高い情報を作成した利用者
端末20を送付先として決定し、この送付先を送付先記
憶部15に記憶させる。
【0051】次に、本実施例における送付先決定手段1
4の動作を、図7を参照して説明する。また、先に説明
した第1の実施の形態と同一な動作を行う箇所について
は、同一番号を付与し、その箇所について特に説明はし
ない。
【0052】類似度算出手段141は、属性記憶部13
に記憶された情報の属性から、登録された情報と登録済
みの情報の間の類似度を算出する(A301)。
【0053】送付先選択手段142は、類似度算出手段
141で算出した類似度を使って、入力された情報と既
に登録されている情報との類似度を比較し、登録されて
いる情報のうち、類似度が高い情報を選択し、この類似
度が高い情報を保持する情報システム30、もしくは、
この類似度が高い情報を作成した利用者端末20を送付
先として選択し、この選択結果を送付先記憶部15に記
憶する(A302)。
【0054】ここで、さらに具体的な例を用いて本実施
例を詳しく説明する。
【0055】情報記憶部11に記憶されている情報の例
を図4に示すものであるとする。この例では、各情報は
情報について一意に識別するための情報ID、情報を作
成した作成者名、情報を送付してきた端末名、ネットワ
ークニュース等のように情報システム内で情報が分類さ
れている時その情報の分類をあらわすジャンル名、情報
の本体の項目がある。また、端末名は、利用者端末20
から情報が送付された場合には、送付した利用者の電子
メールアドレスや、IPアドレス等、その利用者端末が
一意に特定できる情報であり、情報システム30から情
報が送付された場合には、送付した情報システムが一意
に特定できる情報(例えば、URL等)であることが望
ましい。また、情報記憶部11には、情報IDが18の
情報が新たに登録され、この情報の登録・推薦先を決定
する場合の例で説明する。
【0056】図6は属性記憶手段13において記憶され
ている属性の例である。この図6における例では、情報
を送付するために必要な端末名などの情報の送付元と図
4の情報の本体における単語の出現頻度(以下、単語頻
度と記載する。)を属性として使用している。
【0057】このとき類似度算出手段141において情
報間の類似度を算出する方法として、例えば相関係数を
使うことができ、情報AとBの単語頻度の相関係数は、
次の式で算出できる。
【0058】
【数1】Σi(情報Aにおける単語iの頻度×情報Bにお
ける単語iの頻度)/(√(Σi情報Aにおける単語iの
頻度の2乗)×√(Σi情報Bにおける単語iの頻度の2
乗)) 例えば図6の情報IDが10と18の情報の類似度は、
上記相関係数の式より
【0059】
【数2】 (0.1*0.3+0.2*0.2+.3*0.1+0.4*0.4) / (√(0.1*0.1+0.2*0.2+0.3*0.3+0.4*0.4) *√(0.3*0.3+0.2*0.2+0.1*0.1+0.4*0.4)) =(0.03+0.04+0.03+0.16)/(√(0.01+0.04+0.09+0.16) *√(0.09+0.04+0.01+0.16)) = (0.26)/(√0.3*√0.3) = 0.26/0.3 = 0.866… となり、1に近ければ近いほど、その情報間の類似度が
高いことになる。本実施例における送付先選択手段14
2では、情報記憶部11において新たに入力された情報
と、既に登録済みの情報との類似度を算出し、類似度が
高い情報IDの端末である情報システムもしくは利用者
端末を送付先として決定し、送付先を送付先記憶部15
に記憶させる。
【0060】この図4、図6の例の場合、情報IDが1
8の情報に対して、情報IDが10の情報の類似度が一
番近いとすると、送付先選択手段142で選択される送
付先として、青木温子さんが決定され、送付先記憶手段
15では、この青木温子さんの電子メールアドレス(at
suko@×××.ne.jp)が送付先として登録される。
【0061】情報送付手段17は、送付先記憶手段15
に記憶されている送付先を参照し、この送付先に適合し
た送信方式を、送付方式記憶部16を参照することで得
る。そして、情報IDが18の情報を青木温子さん宛に
送付(推薦)する。
【0062】しかし、情報IDが18の情報を直接送付
しなくてもよい。例えば、青木温子さん宛に、青木温子
さんに適合する情報があることを伝えるようにしてもよ
い。
【0063】(第1の発明の第2の実施例)次に、第1
の発明の送付先決定手段14の動作を具体的な別の実施
例を用いてさらに詳しく説明する。
【0064】本実施例における送付先決定手段14の構
成を図8に示す。この図8を参照すると送付先決定手段
14は、興味学習手段143と、適合度推定手段144
と、情報選択手段145と、興味記憶手段146を備え
ている。
【0065】興味学習手段143は、属性記憶部13に
格納されている情報の属性から、利用者の興味や、情報
システムが提供する情報の興味を学習する。
【0066】興味記憶手段146は、興味学習手段14
3が学習した興味を利用者毎もしくは情報システム毎に
記憶しておく。
【0067】適合度推定手段144は、興味記憶手段1
46を参照して、興味学習手段143で学習した利用者
または情報システムの興味と、属性記憶部13に格納さ
れている情報の属性から、利用者及び情報システムと情
報記憶部11に新たに記憶された情報との適合度を算出
する。
【0068】送付先選択手段145は、適合度算出手段
144で算出した適合度を使って、新たに記憶された情
報と、利用者及び情報システムとの適合度の高い利用者
もしくは情報システムを送付先と決定し、決定した送付
先を送付先記憶部15に記録する。
【0069】次に、本実施例の動作例を、図9を参照し
て説明する。
【0070】興味学習手段143は、属性記憶部13に
格納されている情報の属性から、利用者と情報システム
の興味を学習し(A311)、学習結果を興味記憶手段
146に記憶させる。
【0071】利用者の興味としては、利用者が作成した
情報の属性、例えば単語頻度などが利用できる。この場
合に、図4の情報ID11と12の情報のように同じ利
用者が複数の情報を作成している場合は、同じ利用者が
作成した情報の単語頻度の平均を利用者の興味として利
用することが考えられる。
【0072】また、情報システムが扱う興味としては、
情報の属性、例えば単語頻度が利用できる。単語頻度を
利用する場合、その情報システムから登録された情報の
単語頻度の平均を、情報システムが扱う興味とすること
が考えられる。また、図4のパソコン通信Cのように情
報システムの中で複数のジャンルに分類されて情報が管
理されているときは、ジャンル毎に興味を学習すること
が望ましい。また、興味学習手段143が学習するタイ
ミングは、属性記憶部13に新たに属性が加えられた時
などが考えられる。
【0073】適合度算出手段144は、興味記憶手段1
46に記憶している利用者と情報システムの興味と、情
報記憶部11に新たに記憶された情報の属性とから、新
たに記憶された情報と、興味記憶手段146に記憶して
いる利用者と情報システムとの適合度を算出する(A3
12)。
【0074】このとき適合度を算出する方法として、例
えば相関係数を使うことができる。ここで、新たに記憶
された情報を情報Aとし、興味記憶手段146に記憶さ
れている利用者を利用者Bとすると、情報Aと利用者B
との相関関係は、次の式で算出できる。
【0075】
【数3】Σi(情報Aにおける単語iの頻度×利用者Bの
興味における単語iの頻度)/(√(Σi情報Aにおける
単語iの頻度の2乗)×(√(Σi利用者Bの興味におけ
る単語iの頻度の2乗)) 適合度算出手段144では、このように、興味記憶手段
146に記憶されている利用者と情報システムと、新た
に記憶された情報との適合度を算出し、適合度の高い情
報システムもしくは利用者端末を送付先として決定し、
この送付先を送付先記憶部15に記憶させる。
【0076】また、この例では、新たに登録された情報
Aと、興味記憶手段146に記憶されている利用者もし
くは情報システムの興味との適合度を算出して、送付先
として決定した。しかし、この情報Aを送信した利用者
の興味が興味記憶手段146に記憶されている場合も考
えられる。この場合は、適合度算出手段144は、興味
記憶手段146を参照して、この情報Aを送信した利用
者(情報システム)の興味を利用して、この情報Aを送
信した利用者に適合する他の利用者もしくは情報システ
ムを送信先として決定するようにしてもよい。
【0077】(第2の発明の実施の形態)次に、本発明
の第2の発明の実施の形態について説明する。
【0078】[構成の説明]第2の発明の構成のブロッ
ク図を図10に示す。図10の構成は、第1の発明の構
成に送付先選択装置において、評価記憶部42が加わっ
ており、利用者端末において、評価入力部23が加わっ
ている。以下、第1の発明と機能が異なる箇所のみ説明
する。
【0079】評価入力部23は、推薦された情報に対し
て、何らかの評価を入力できる機能を持つ。
【0080】評価記憶部42は、評価入力部23を介し
て入力された利用者の評価を受け取り格納する。
【0081】送付先決定手段43は、評価記憶部42に
記憶されている利用者の評価を参照して、情報記憶部1
1に新たに記憶された情報の送付先を決定する。
【0082】また、利用者端末側では、送付先選択装置
40から推薦された情報を受け取ると、この推薦された
情報に対する評価を入力し、評価入力部23はこの評価
を評価記憶部42に送付する。
【0083】評価入力部23からこの評価を受け取った
評価記憶部42は、内部に記憶しているユーザ毎の評価
を更新する。この更新された評価は、送付先決定手段4
3が次回送付先を決定する際に利用される。
【0084】[動作の説明]次に、図11を参照してこ
の第2の発明の動作を説明する。
【0085】情報記憶部11は、利用者端末20や情報
システム30から情報が送られてくるとその情報を登録
する(A1)。
【0086】情報分析手段12は、情報記憶部11に記
憶された情報から、特徴となる属性を抽出し属性記憶部
13に格納する(A2)。ここまでは、第1の発明と同
様である。
【0087】次に、送付先決定手段43は、評価記憶部
42に記憶されている利用者毎の評価を参照して、情報
記憶部11に新たに記憶された情報の送付先を決定(A
31)し、決定した送付先を送付先記憶部15に記憶す
る。
【0088】次に、情報送信手段17は、送付先記憶部
15に記憶されている送付先に、情報記憶部11に新た
に記憶された情報を、送付方式記憶部16に記憶されて
いる送信方式に従って送信する(A4)。
【0089】次に、評価記憶部42は、情報送付手段1
7が送付した情報に対する評価を受け取り、その評価を
利用者毎に記憶・更新する(A32)。
【0090】ここで、評価記憶部42に記憶されている
利用者毎の評価の例を図12に示す。この図12の例で
は、送付(推薦)先の利用者A〜Eに対して、過去に送
付した情報に対する評価の平均値が保持されている。な
お、この評価は5点満点であるものとする。
【0091】この図12では、例えば利用者Aは、パソ
コン通信Fが送付した情報に対する評価が一番高く(5
点)、利用者Bから送付される情報が一番低い(0点)
事を示している。また、図中の“−”は、未評価の情報
を示す。
【0092】評価記憶部42が、この図12の状態であ
り、パソコン通信F(情報システム30)から情報記憶
部11に対して、新たに情報が入力されたものとして、
この第2の発明の動作を詳しく説明する。
【0093】情報記憶部11に新たに情報が記憶される
と、情報分析手段12がその情報の属性を抽出して、そ
の抽出した属性を属性記憶部13に記憶させるととも
に、送付元を評価記憶部42に送付する。
【0094】次に、送付先決定手段43は、情報記憶部
11に新たに記憶された情報の送付先を決定する。この
例の場合、パソコン通信Fから送付された情報であるの
で、評価記憶部42の評価を参照して、パソコン通信F
の情報に高い評価をしている利用者を送付先とする。こ
の例では、4点以上の評価をしている利用者を送付先と
して決定するものとすると、パソコン通信Fに対して、
利用者A及び利用者Eが4点以上の評価をしているの
で、利用者A及び利用者Eを送付先として決定する。
【0095】情報送付手段17を介して、情報を受け取
った利用者A及び利用者Eの利用者端末50では、評価
入力部23を介して受け取った情報に対する評価を入力
する。
【0096】評価記憶部42は、評価入力部23を介し
て利用者からの評価を受け取り、評価情報を更新する。
【0097】(第3の発明の実施の形態)次に、第3の
発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0098】[構成の説明]第3の発明の実施の形態の
構成のブロック図を図10に示す。このブロック図は、
先の第2の発明の構成と同様である。しかし、第3の発
明の実施の形態は、送付先決定手段43の機能が第2の
発明と異なる。この第3の発明の実施の形態における送
付先決定手段43のブロック図を図13に示す。
【0099】図13を参照すると、送付先決定手段43
は利用者間類似度算出手段431、適合度推定手段43
2、興味学習手段433、第2の適合度推定手段43
4、適合度統合手段435、送付先選択手段436から
構成される。これらの構成は、本出願人が本発明の出願
以前に出願した特願平9−38696号に記載されてお
り、本実施の形態では、この特願平9−38696号に
記載されている手法を適用して構成している。以下で
は、この特願平9−38696号を適用した場合の実施
の形態について説明する。
【0100】利用者間類似度算出手段431は、評価記
憶部42に記憶された情報に対する利用者の評価を利用
して利用者間の類似度を算出する。
【0101】第1の適合度推定部432は、評価記憶部
42が記憶している利用者の評価と、利用者間類似度算
出手段431が算出した利用者間類似度から、情報の適
合度を推定する。
【0102】興味学習手段433は、属性記憶部13に
記憶された情報の属性と評価記憶部42に記憶された評
価と第1の適合度推定部432で推定された適合度か
ら、利用者の興味を学習する。利用者の興味はキーワー
ドなどの情報の属性とその重みで表現することが考えら
れる。
【0103】興味学習手段433は、属性記憶部13に
記憶された情報の属性と評価記憶部42に記憶された評
価から、ある属性が付いた情報に対して、過去に利用者
がどのような評価を付けたかという関係を興味として学
習する。例えば、「要求者は、過去に「野球」というキ
ーワードが含む情報について高い評価をしている。」と
いう属性と利用者の評価との関係を興味として学習す
る。
【0104】さらに、興味学習手段433は、属性記憶
部13に記憶された情報の属性と第1の適合度推定手段
432で推定された情報に対する利用者の適合度から、
情報の属性と要求者に対する適合度の関係も興味として
学習する。例えば、利用者は「野球」というキーワード
が含まれる情報に対して過去に高い評価をしていたこと
を考える。この場合、この利用者と同様に「野球」とい
うキーワードを含む情報について高い評価をしている別
の利用者がいたとする。この別の利用者は評価している
が、利用者がまだ評価していない情報について、情報の
属性と別の利用者の評価との間の関係を学習する。例え
ば、利用者と似た嗜好を持つ別の利用者が、「野球」の
他に「釣り」というキーワードを持つ情報に対して高い
評価をしている場合は、「利用者には、「野球」の他に
「釣り」というキーワードを持つ情報について適合度が
高そうだ。」という、属性と利用者に対する適合度の関
係を興味として学習する。
【0105】次に、第2の適合度推定手段434は属性
記憶部13が記憶している情報の属性と、興味学習手段
433が学習した利用者の興味から、どの利用者も評価
していない情報の利用者に対する適合度を算出し、適合
度統合手段434に伝える。
【0106】また、適合度推定手段434は、誰も評価
していない情報に加えて評価した利用者数が少ない情報
の適合度も推定することも考えられる。
【0107】適合度統合手段435は第1の適合度推定
部432と第2の適合度推定部434から算出される適
合度を統合して、送付先選択手段436に伝える。
【0108】[動作の説明]次に、本実施例の動作を図
14を参照して説明する。
【0109】利用者間類似度算出手段431は、評価記
憶部42に記憶された要求者と要求者以外の利用者の評
価を利用して利用者間の類似度を算出する(A31
1)。第1の適合度推定手段432は、評価記憶部42
が記憶している利用者の評価と、利用者間類似度算出手
段431が算出した利用者間類似度から、各情報の利用
者に対する適合度を推定する(A312)。
【0110】興味学習手段433は、属性記憶部13に
記憶された情報の属性と評価記憶部42に記憶された利
用者の評価と第1の適合度推定手段432で推定された
適合度から、情報の属性と、利用者の評価や利用者に対
する適合度との関係を興味として学習する(A31
3)。
【0111】第2の適合度推定部434は属性記憶部1
3が記憶している情報の属性と、興味学習手段433が
学習した利用者の興味から、誰も評価していない各情報
の利用者に対する適合度を推定し、適合度統合手段43
5に伝える(A314)。このとき、誰も評価していな
い情報に加えて評価した利用者数が少ない情報の要求者
に対する適合度を推定しても良い。
【0112】適合度統合手段435は第1の適合度推定
手段432と第2の適合度推定手段434から適合度を
統合して、送付先選択手段436に伝える。適合度統合
手段435では2つの適合度推定手段432と434が
同じ情報について異なる適合度を推定したときに、適合
度の一本化を行なう(A315)。
【0113】送付先選択手段435は、適合度統合手段
435が一本化した適合度を利用して、利用者の興味に
合う情報を選択し、結果を送付先記憶部15に格納する
(A316)。
【0114】図15は評価記憶部42に記憶された利用
者の情報に対する評価の例である。評価は評価された情
報を表わす情報ID、評価した利用者名、評価値の3項
目からなっている。
【0115】利用者間類似度は、例えば、利用者の各情
報に対する評価値を要素としたベクトルを評価ベクトル
として、利用者間の類似度を利用者の評価ベクトル間の
相関係数を使うことが考えられる。
【0116】興味学習方法としては、情報の属性と評価
値と情報の属性と第1の適合度推定部が推定した適合度
との関係を学習すればよい。例えば興味の学習結果は
【0117】
【数4】
【0118】で計算できる。この[式1]中の、評価値
もしくは推定適合度、とは評価があれば評価値を、評価
が無ければ推定適合度を用いることを示している。
【0119】第2の適合度推定手段で用いる適合度の推
定方法は、例えば情報の特徴ベクトルとプロファイルと
の相関係数を使うことが考えられる。
【0120】第2の適合度推定手段では、第1の適合度
推定手段で適合度が推定できない情報や、推定できても
精度が低い情報について、適合度を推定すれば良い。例
えば、利用者が誰も評価していない情報や、評価した利
用者人数が少ない情報について適合度を推定すれば良
い。
【0121】情報統合手段435で2つの適合度推定手
段432と434が同じ情報について異なる適合度を推
定したときに、適合度の一本化を行なう方法としては、
適合度の高い方を選ぶ、適合度の低い方を選ぶ、2つの
適合度の平均を取る、適合度の信頼性の高い方を選ぶ等
が考えられる。これらの方法から情報の属する分野に合
わせて、一本化した後の適合度の信頼性が高くなるよう
に、方法を選べば良い。また、本実施例では、利用者に
対して情報を推薦する場合の例について説明したが、情
報システムに対して情報を登録する場合も同様な動作で
実現可能である。
【0122】(第4の発明の実施の形態)次に、第4の
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0123】[構成の説明]図16を参照すると、送付
先選択装置60と情報システム70は、それぞれの評価
記憶部61と評価記憶部71が利用者の評価情報を互い
に送付するところが、第2や第3の発明と異なってい
る。
【0124】評価記憶部61は、評価を受け取るとそれ
を記憶するとともに、評価された情報を送付してきた情
報システム70の評価記憶部71に評価を送付する。
【0125】また評価記憶部71は、送付先選択装置6
0から評価情報を受け取ると、それを記憶するととも
に、評価された情報を送付してきた送付先選択装置60
の評価記憶部61に評価を送付する。
【0126】[動作の説明]次に、第4の発明の動作に
ついて図17を参照して説明する。
【0127】評価記憶部61は評価を受け取るとそれを
記憶し(B1)、評価された情報を送付してきた情報シ
ステム名を情報記憶部11から取得する(B2)。情報
システム名が送付先選択装置自身でなければ(B3)、
その情報システムに評価情報を送付する(B4)。
【0128】評価記憶部71は、送付先選択装置60か
ら評価情報を受け取るとそれを記憶し(C1)、評価さ
れた情報を送付してきた送付先選択装置名を情報記憶部
72から取得する(C2)。その情報送付先選択装置に
評価を送付する(C3)。
【0129】これらの動作により評価記憶部61は、他
の情報送付先選択装置の利用者による該情報選択掲載装
置の利用者が作成した情報に対する評価を、情報システ
ムを経由して受け取ることができる。
【0130】このように構成することにより、送付先決
定手段43において、属性記憶部13に格納されている
情報の属性と、評価記憶部61に記憶されている送付先
選択装置の利用者の情報に対する評価と他の情報送付先
選択装置の利用者による該情報選択掲載装置の利用者が
作成した情報に対する評価を使って、情報送付先選択装
置の利用者が作成した情報を登録するのに適した情報シ
ステムを選択し、また、送付先選択装置の各利用者に対
しては利用者の興味に合う情報を推薦することができる
ようになる。
【0131】(第5の発明の実施の形態)次に、第5の
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0132】[構成の説明]図18を参照すると、送付
先選択装置80の送付先決定手段81と情報システム9
0の興味記憶部91が利用者もしくは情報システムの興
味に関する情報を互いに送付するところが、第2及び第
3の発明と異なっている。また、ここでいう興味とは、
上記した第1の発明の第2の実施例で説明したものと同
様である。
【0133】送付先決定手段81は利用者の興味もしく
は情報システムの興味を学習すると、情報システム90
の興味記憶部91に、この学習した興味を送付する。
【0134】また興味記憶部91は、送付先選択装置8
0から学習した興味を受け取ると、それを記憶するとと
もに、別の情報送付先選択装置80の送付先決定手段8
1に受け取った利用者の興味を送付する。
【0135】[動作の説明]次に第5発明の動作につい
て図19を参照して説明する。
【0136】第5の発明の動作は第2の発明の動作の興
味学習(A313)と適合度推定(A314)の間に次
のように処理が加わる。
【0137】送付先決定手段81は利用者の興味を学習
する(A313)。利用者の所属する情報システム名を
情報記憶手段11から取得する(D1)。情報システム
名が該送付先選択装置であれば(D2)、情報システム
90の興味記憶部91に利用者の興味を送付する(D
3)。適合度を推定する(A314)。
【0138】また、興味記憶部91は送付先選択装置8
0から利用者の興味を受け取ると、それを記憶する(E
1)。受け取った利用者の興味を別の情報送付先選択装
置に送付する(E2)。
【0139】これらの動作により、送付先決定手段81
は、他の情報送付先選択装置の利用者の興味を、情報シ
ステム経由で受け取ることができる。
【0140】これにより、送付先決定手段81におい
て、属性記憶部13に格納されている情報の属性と、評
価記憶部42に記憶されている送付先選択装置の利用者
の情報に対する評価と、情報システムから送られてきた
他の情報送付先選択装置の利用者の興味を使って、送付
先選択装置の利用者が作成した情報を登録するのに適し
た情報システムを選択し、また、送付先選択装置の各利
用者に対しては利用者の興味に合う情報を推薦すること
ができる。
【0141】(第6の発明の実施の形態)次に、第6の
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0142】[構成の説明]図20を参照すると、送付
先選択装置100は評価記憶部101が、別の情報送付
先選択装置100と利用者の評価情報を互いに送付する
ところが、第2及び第3の発明と異なっている。また、
第6の発明の実施の形態では、送付先選択装置100が
情報システムを兼ねている。
【0143】評価記憶部101は評価を受け取ると、そ
の評価を記憶するとともに、評価を評価された情報を送
付してきた情報送付先選択装置100の評価情報記憶部
101に送付する。また、評価記憶部101は、他の情
報送付先選択装置100から該情報送付先選択装置が送
付した情報に対する利用者の評価を受け取る。
【0144】[動作の説明]次に第6の発明の動作につ
いて図21を参照して説明する。
【0145】評価記憶部101は評価を受け取るとそれ
を記憶する(F1)。評価された情報を送付してきた情
報送付先選択装置名を情報記憶手段11から取得する
(F2)。情報送付先選択装置名が該送付先選択装置自
身でなければ(F3)、その情報送付先選択装置に評価
情報を送付する(F4)。
【0146】これらの動作により評価記憶部101は、
他の情報送付先選択装置の利用者による情報に対する評
価を受け取ることができる。
【0147】これにより、送付先決定手段101におい
て、属性記憶部13に格納されている情報の属性と、評
価記憶部101に記憶されている送付先選択装置の利用
者の情報に対する評価と他の情報送付先選択装置の利用
者の情報に対する評価を使って、送付先選択装置の利用
者が作成した情報を送付するのに適した他の情報送付先
選択装置を選択し、また、送付先選択装置の各利用者に
対しては利用者の興味に合う情報を推薦することができ
る。
【0148】(第7の発明の実施の形態)次に、第7の
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0149】[構成の説明]図22を参照すると、送付
先選択装置110は送付先決定手段111が、別の情報
送付先選択装置110と利用者の興味に関する情報を互
いに送付するところが、第2及び第3の発明と異なって
いる。また、第7の発明の実施の形態では、送付先選択
装置110が情報システムを兼ねている。
【0150】送付先決定手段111は利用者の興味を学
習すると、別の情報送付先選択装置の送付先決定手段1
11に利用者の興味を送付する。
【0151】[動作の説明]次に第7の発明の動作につ
いて図23を参照して説明する。
【0152】第7の発明の動作は第2の発明の動作の興
味学習(A313)と適合度推定(A314)の間に次
のように処理が加わる。
【0153】送付先決定手段111は利用者の興味を学
習し(A313)、別の情報送付先選択装置110の送
付先決定手段111に利用者の興味を送付し(G1)、
適合度を推定する(A314)。
【0154】これらの動作により送付先決定手段111
は、他の送付先選択装置の利用者の興味を受け取ること
ができる。
【0155】これにより、送付先決定手段111におい
て、属性記憶部13に格納されている情報の属性と、評
価記憶部42に記憶されている送付先選択装置の利用者
の情報に対する評価と、他の情報送付先選択装置から送
られてきた他の情報送付先選択装置の利用者の興味を使
って、送付先選択装置の利用者が作成した情報を送付す
るのに適した他の情報送付先選択装置を選択し、また、
送付先選択装置の各利用者に対しては利用者の興味に合
う情報を推薦することができる。
【0156】また、上述した第1〜7の発明における送
付先選択装置をコンピュータによって実現するために、
上述した各機能をコンピュータ上に生成せしめるプログ
ラムが提供される形でも本発明の効果は変わらない。こ
の場合は、このプログラムが、コンピュータ読み取り可
能な記録媒体に格納されている。
【0157】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、情報の属性から
情報間の類似度を求めることで、各情報を類似した情報
を作成した利用者が分かり、類似した情報が登録されて
いる情報システムが分かることである。その結果、送付
先選択装置の利用者が作成した情報を掲載するのに適切
な情報システムを選択でき、送付先選択装置の各利用者
に対しては利用者の興味に合う情報を選択できる。
【0158】第2の効果は、情報の属性から利用者の興
味や情報システムが扱う興味を学習し、学習した興味と
情報の適合度を計算することで、送付先選択装置の利用
者が作成した情報を掲載するのに適切な情報システムを
選択でき、送付先選択装置の各利用者に対しては利用者
の興味に合う情報を選択できることである。
【0159】また、第2の発明から第7の発明の効果
は、従来のキーワードなどの属性や単語出現頻度に基づ
いて情報を選択する方式の情報に価値があるかは結局人
が読んで判断しないといけないという問題を軽減してい
ることである。その理由は、適合度推定に人による情報
の価値評価が導入されるからである。
【0160】さらに、第2の発明から第7の発明の別の
効果は、従来のキーワードなどの属性や単語出現頻度に
基づいて情報を選択する方式の未知の属性値や単語を持
つ情報に対してフィルタリング精度が低いという欠点を
軽減していることである。その理由は、利用者が評価し
た情報に無い属性値や未知語であっても、他の利用者が
評価した情報に含まれていれば、適合度の推定に利用で
きるからである。
【0161】さらに、第2の発明から第7の発明の別の
効果は従来の利用者の評価に基づいて情報を選択する方
式の問題である誰かが評価・推薦した情報しか得られな
いことと、ある程度の量の評価が集まらなければ情報選
択の精度が低いことを解決していることである。その理
由は、情報の属性も利用して適合度を推定しているため
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の構成の一実施の形態を示すブロッ
ク図
【図2】第1の発明の動作の一例を示す流れ図
【図3】本発明の情報記憶部に送付される情報の例
【図4】本発明の情報記憶部おいて保持している情報の
【図5】第1の発明の第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図
【図6】本発明の属性記憶部において保持している情報
の例
【図7】第1の発明の第1の実施例の動作を示す流れ図
【図8】第1の発明の第2の実施例の構成を示すブロッ
ク図
【図9】第1の発明の第2の実施例の動作を示す流れ図
【図10】第2及び第3の発明の構成の一実施の形態を
示すブロック図
【図11】第2の発明の動作の一例を示す流れ図
【図12】本発明の評価記憶部において保持している情
報の例
【図13】第3の発明の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図
【図14】第3の発明の実施の形態の動作を示す流れ図
【図15】本発明の評価記憶部において保持している情
報の他の例
【図16】第4の発明の構成の一実施の形態を示すブロ
ック図
【図17】第4の発明の動作の一例を示す流れ図
【図18】第5の発明の構成の一実施の形態を示すブロ
ック図
【図19】第5の発明の動作の一例を示す流れ図
【図20】第6の発明の構成の一実施の形態を示すブロ
ック図
【図21】第6の発明の動作の一例を示す流れ図
【図22】第7の発明の構成の一実施の形態を示すブロ
ック図
【図23】第7の発明の動作の一例を示す流れ図
【図24】従来の技術の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 送付先選択装置 11 情報記憶部 12 情報分析手段 13 属性記憶部 14 送付先決定手段 15 送付先記憶部 16 送付方式記憶部 17 情報送付手段 20 利用者端末 21 情報提示部 22 情報入力部 23 評価入力部 30 情報システム 31 情報送付部 32 情報受付部 40 送付先選択装置 41 情報分析手段 42 評価記憶部 43 送付先決定手段 50 利用者端末 60 送付先選択装置 61 評価記憶部 70 情報システム 71 評価記憶部 80 送付先選択装置 81 送付先決定手段 90 情報システム 91 興味記憶部 100 送付先選択装置 101 評価記憶部 110 送付先選択装置 111 送付先決定手段 141 類似度算出手段 142 送付先選択手段 143 興味学習手段 144 適合度算出手段 145 送付先選択手段 146 興味記憶手段 431 利用者間類似度算出手段 432 適合度推定手段 433 興味学習手段 434 適合度推定手段 435 適合度統合手段 436 送付先選択手段 500 電子メールセンタ 501 メール受付部 502 メール内容解析部 503 最適掲示板選択部 504 掲示板登録部 505 選択結果送付部 520 メール内容解析結果蓄積部 530 掲示板選択用辞書 540 掲示板 600 通信網 700 利用者端末

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を蓄積しておき、この蓄積した情報を
    提供する複数のサーバと、該サーバが提供する情報の閲
    覧する機能を少なくとも有する単数もしくは複数からな
    るクライアントとの間で情報のやり取りが可能な情報流
    通システムにおいて、 前記サーバと前記クライアントとの間でやり取りされる
    情報を入力して記憶しておき、この記憶した該情報の属
    性を抽出し、この抽出された属性に従って前記やり取り
    される情報の送付先を決定して、この送付先に前記やり
    取りされる情報を送付する送付先選択装置を有すること
    を特徴とする情報流通システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報流通システムにおい
    て、 前記クライアントが、前記やり取りされる情報を作成
    し、この作成した情報を前記送付先選択装置に送付し、 前記送付先選択装置は、前記クライアントで作成された
    情報を受け取ると、この情報の送付先を決定することを
    特徴とする情報流通システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の情報流通システ
    ムにおいて、 前記サーバが、蓄積されている情報の内、前記クライア
    ントまたは他のサーバに対してやり取りされるべき情報
    を前記送付先選択装置に送付し、 前記送付先選択装置は、前記サーバから前記やり取りさ
    れるべき情報を受け取ると、この情報の送付先を決定す
    ることを特徴とする情報流通システム。
  4. 【請求項4】情報を蓄積しておき、この蓄積した情報を
    提供する複数のサーバと、該サーバが提供する情報の閲
    覧する機能を少なくとも有する単数もしくは複数からな
    るクライアントとの間で情報のやり取りが可能な情報流
    通方法において、 前記サーバと前記クライアントとの間でやり取りされる
    情報を入力して記憶しておき、この記憶した該情報の属
    性を抽出し、この抽出された属性に従って前記やり取り
    される情報の送付先を決定して、この送付先に前記やり
    取りされる情報を送付することを特徴とする情報流通方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報
    流通システムにおいて、 前記抽出する属性が、やり取りされる情報の類似度を算
    出できるものであって、やり取りされる情報と、過去に
    やり取りされた情報の類似度を比較することにより前記
    やり取りされる情報の送付先を決定することを特徴とす
    る情報流通システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報
    流通システムにおいて、 前記属性を使って、該クライアントを利用する利用者の
    興味と該サーバが提供する情報の興味を学習し、この学
    習した興味とやり取りされる情報との適合度を求め、こ
    の適合度に応じて前記やり取りされる情報の送付先を決
    定することを特徴とする情報流通システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報
    流通システムにおいて、 前記クライアントが該情報の送付先となった場合には、
    送付された情報に対する利用者の評価を入力し、入力さ
    れた評価を蓄積しておき、この蓄積された評価を基に前
    記やり取りされる情報の送付先を決定することを特徴と
    する情報流通システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の情報流通システムにおい
    て、 前記情報の属性と該送付された情報に対する評価を用い
    て情報と利用者との適合度を求め、この適合度を用いて
    前記やり取りされる情報に適合する利用者を送付先と決
    定することを特徴とする情報流通システム。
  9. 【請求項9】情報を蓄積しておき、この蓄積した情報を
    提供する複数のサーバと、該サーバが提供する情報の閲
    覧する機能を少なくとも有する単数もしくは複数からな
    るクライアントとの間で情報のやり取りが可能な情報流
    通システムにおいて、 前記サーバと前記クライアント間でやり取りされる情報
    を入力して記憶する情報記憶部と、 前記情報記憶部に記憶された情報から属性を抽出する情
    報分析手段と、 前記情報分析手段が抽出した属性を記憶する属性記憶部
    と、 前記属性記憶部に記憶されている属性にしたがって、前
    記やり取りされる情報の送付先を決定する送付先決定手
    段と、 前記送付先決定手段で決定された送付先に対して前記や
    り取りされる情報を送付する情報送付手段と、を有する
    送付先選択装置を有することを特徴とする情報流通シス
    テム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の情報流通システムにお
    いて、 前記情報分析手段が抽出する属性が、前記やり取りされ
    る情報間の類似度を算出できるものであって、 前記送付先決定手段は、 前記やり取りされる情報と、過去にやり取りされた情報
    の類似度を算出する類似度算出手段と、 前記類似度算出手段で算出された類似度を比較し、前記
    やり取りされる情報と類似する情報をやり取りした前記
    サーバもしくは前記クライアントを送付先として決定す
    る送付先決定手段と、から構成されることを特徴とする
    情報流通システム。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の情報流通システムにお
    いて、 前記送付先決定手段は、 前記属性記憶部に記憶されている属性を利用して前記ク
    ライアントを利用する利用者の興味と該サーバが提供す
    る情報の興味を学習する興味学習手段と、 前記興味学習手段が学習した興味と前記やり取りされる
    情報との適合度を求める適合度算出手段と、 前記適合度算出手段が算出した適合度に応じて前記やり
    取りされる情報の送付先を決定する送付先選択手段と、
    から構成されることを特徴とする情報流通システム。
  12. 【請求項12】請求項9に記載の情報流通システムにお
    いて、 前記クライアント側には、前記送付先選択装置から送ら
    れてくる情報に対する利用者の評価を入力する評価入力
    部をさらに有し、 前記送付先選択装置は、前記評価入力部を介して入力さ
    れる情報に対する利用者の評価を蓄積する評価記憶部を
    さらに有し、 前記送付先決定手段は、前記評価記憶部に蓄積された評
    価を基に、前記やり取りされる情報の送付先を決定する
    ことを特徴とする情報流通システム。
  13. 【請求項13】請求項9に記載の情報流通システムにお
    いて、 前記クライアント側には、前記送付先選択装置から送ら
    れてくる情報に対する利用者の評価を入力する評価入力
    部をさらに有し、 前記送付先選択装置は、前記評価入力部を介して入力さ
    れる情報に対する利用者の評価を蓄積する評価記憶部を
    さらに有し、 前記送付先決定手段は、 前記情報の属性と前記送付先選択装置から送られてくる
    情報に対する利用者の評価を用いて情報と利用者との適
    合度を求め、この適合度を用いて、やり取りされる情報
    に適合する利用者を送付先と決定することを特徴とする
    情報流通システム。
  14. 【請求項14】請求項12または13に記載の情報流通
    システムにおいて、 前記サーバ側に、情報に対する利用者の評価を蓄積する
    第2の評価記憶部を設け、 前記送付先選択装置側の評価記憶部は、前記クライアン
    ト側の評価入力部から送付した情報に対する評価を受け
    取った場合には、その評価を記憶すると共に、その情報
    を送付してきたサーバの前記第2の評価記憶部に前記評
    価を送付することを特徴とする情報流通システム。
  15. 【請求項15】請求項11に記載の情報流通システムに
    おいて、 前記サーバ側に、情報に対する興味を蓄積する興味記憶
    部を設け、 前記送付先決定手段は、前記興味学習手段によって興味
    を学習すると、この学習した興味を前記サーバに送付
    し、 前記送付先決定手段から前記興味を受け取ったサーバ側
    は、この受け取った興味を前記興味記憶部に記憶すると
    共に、この興味を送付した前記送付先選択装置とは別の
    送付先選択装置に対して前記興味を送付することを特徴
    とする情報流通システム。
  16. 【請求項16】請求項14に記載の情報流通システムに
    おいて、 前記送付先選択装置が、前記サーバの機能も兼ねている
    ことを特徴とする情報流通システム。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の情報流通システムに
    おいて、 前記送付先選択装置が、前記サーバの機能も兼ねている
    ことを特徴とする情報流通システム。
  18. 【請求項18】情報を蓄積しておき、この蓄積した情報
    を提供する複数のサーバと、該サーバが提供する情報の
    閲覧する機能を少なくとも有する単数もしくは複数から
    なるクライアントとの間で情報のやり取りが可能な情報
    流通プログラムを記録した記録媒体において、 コンピュータに、 前記サーバと前記クライアント間でやり取りされる情報
    を入力して記憶する情報記憶機能と、 前記情報記憶機能によって記憶された情報から属性を抽
    出する情報分析機能と、 前記情報分析機能が抽出した属性を記憶する属性記憶機
    能と、 前記属性記憶機能によて記憶された属性にしたがって、
    前記やり取りされる情報の送付先を決定する送付先決定
    機能と、 前記送付先決定機能で決定された送付先に対して前記や
    り取りされる情報を送付する情報送付機能と、を有する
    送付先選択機能を生成せしめることを特徴とする情報流
    通プログラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の情報流通プログラム
    を記録した記録媒体において、 前記情報分析機能が抽出する属性が、前記やり取りされ
    る情報間の類似度を算出できるものであって、 前記送付先決定機能は、 前記やり取りされる情報と、過去にやり取りされた情報
    の類似度を算出する類似度算出機能と、 前記類似度算出機能で算出された類似度を比較し、前記
    やり取りされる情報と類似する情報をやり取りした該サ
    ーバもしくは該クライアントを送付先として決定する送
    付先決定機能と、からなることを特徴とする情報流通プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】請求項18に記載の情報流通プログラム
    を記録した記録媒体において、 前記送付先決定機能は、 前記属性記憶機能によって記憶された属性を利用して該
    クライアントを利用する利用者の興味と該サーバが提供
    する情報の興味を学習する興味学習機能と、 前記興味学習機能によって学習された興味と前記やり取
    りされる情報との適合度を求める適合度算出機能と、 前記適合度算出機能によって算出された適合度に応じて
    前記やり取りされる情報の送付先を決定する送付先選択
    機能と、からなることを特徴とする情報流通プログラム
    を記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】請求項18に記載の情報流通プログラム
    を記録した記録媒体において、 前記クライアント側に、前記送付先選択機能から送られ
    てくる情報に対する利用者の評価を入力する評価入力機
    能を生成せしめ、 前記送付先選択機能は、前記評価入力機能によって入力
    される情報に対する利用者の評価を蓄積する評価記憶機
    能をさらに有し、 前記送付先決定機能は、前記評価記憶機能によって蓄積
    された評価を基に、前記やり取りされる情報の送付先を
    決定することを特徴とする情報流通プログラムを記録し
    た記録媒体。
JP6114198A 1998-03-12 1998-03-12 情報流通システムおよび情報流通プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3284962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114198A JP3284962B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 情報流通システムおよび情報流通プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114198A JP3284962B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 情報流通システムおよび情報流通プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11259510A true JPH11259510A (ja) 1999-09-24
JP3284962B2 JP3284962B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=13162534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6114198A Expired - Fee Related JP3284962B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 情報流通システムおよび情報流通プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3284962B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132674A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Open Door:Kk コミュニケーションシステム
JP2002157264A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Mitsubishi Electric Corp 配信情報送付先選出システム
JP2002230411A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Isao:Kk コミュニケーションシステム、コミュニケーション情報処理装置、情報端末装置、商品リコメンド方法、および、プログラム
JP2003016109A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hitachi Ltd 文書情報管理方法および装置、および管理サーバ
JP2003308458A (ja) * 2002-04-17 2003-10-31 Ntt Data Corp 情報通知システム及び方法
US7424487B2 (en) 2004-12-28 2008-09-09 International Business Machines Corporation Bulletin board system (BBS) implemented on server computer in which BBS items are stored as files in accordance with native file system of server computer
JP2011186854A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 質問推薦装置及び方法及びプログラム
WO2017026561A1 (ko) * 2015-08-13 2017-02-16 주식회사 밸류포션 고객 가치 기반 고객 교환 시스템 및 그 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482443A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報流通システム
JPH05227203A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 最適掲示板自動選択サービス方式
JPH09153063A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Toshiba Corp 情報フィルタリング装置
JPH1049469A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 即時型選択情報分配方法・システム及びカスタマイザ装置及び大規模選択情報分配システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482443A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報流通システム
JPH05227203A (ja) * 1992-02-10 1993-09-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 最適掲示板自動選択サービス方式
JPH09153063A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Toshiba Corp 情報フィルタリング装置
JPH1049469A (ja) * 1996-08-02 1998-02-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 即時型選択情報分配方法・システム及びカスタマイザ装置及び大規模選択情報分配システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132674A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Open Door:Kk コミュニケーションシステム
JP2002157264A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Mitsubishi Electric Corp 配信情報送付先選出システム
JP2002230411A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Isao:Kk コミュニケーションシステム、コミュニケーション情報処理装置、情報端末装置、商品リコメンド方法、および、プログラム
JP2003016109A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Hitachi Ltd 文書情報管理方法および装置、および管理サーバ
JP2003308458A (ja) * 2002-04-17 2003-10-31 Ntt Data Corp 情報通知システム及び方法
US7424487B2 (en) 2004-12-28 2008-09-09 International Business Machines Corporation Bulletin board system (BBS) implemented on server computer in which BBS items are stored as files in accordance with native file system of server computer
JP2011186854A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 質問推薦装置及び方法及びプログラム
WO2017026561A1 (ko) * 2015-08-13 2017-02-16 주식회사 밸류포션 고객 가치 기반 고객 교환 시스템 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3284962B2 (ja) 2002-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8676716B2 (en) System and method for managing information flow between members of an online social network
US7703030B2 (en) Method and system for providing customized recommendations to users
US20070143128A1 (en) Method and system for providing customized recommendations to users
EP2383943A2 (en) Semantic information-oriented network (SION)
JPH10240749A (ja) 情報フィルタリング方法及びその装置並びに情報フィルタリングプログラムを記録した記録媒体
EP2472453A1 (en) System and method for providing augmented reality service
US20120295633A1 (en) Using user&#39;s social connection and information in web searching
Shen et al. SocialQ&A: An online social network based question and answer system
JP3813850B2 (ja) 検索方法および検索装置
KR100462542B1 (ko) 신뢰성 있는 컨텐츠를 제공하는 컨텐츠 검색 시스템 및 그방법
JP3284962B2 (ja) 情報流通システムおよび情報流通プログラムを記録した記録媒体
WO2006076472A2 (en) Method and system for providing customized recommendations to users
JP5000351B2 (ja) コンテンツ分類システム、サーバ、端末装置、プログラム、および記録媒体
CN101072194B (zh) 一种利用即时通信系统进行信息搜索的方法及系统
CN109299368B (zh) 一种用于环境信息资源ai智能个性化推荐的方法及系统
KR100566778B1 (ko) 네트워크 링 구조를 이용한 콘텐츠 공유 서비스 시스템 및방법
CN108984582B (zh) 一种查询请求处理方法
US20100036837A1 (en) Information search method and information search apparatus
JP3617331B2 (ja) 情報提供サーバ及び情報提供方法
KR20050112882A (ko) 신뢰성 있는 컨텐츠를 제공하는 컨텐츠 검색 시스템 및 그방법
JP2003067410A (ja) 情報提供システム、サーバコンピュータ、プログラム、及び記録媒体
EP1806904B1 (en) Method for managing electronic information, the related user terminal and the related information source
JPH1166098A (ja) 情報取得伝達方法および装置
JP2002051085A (ja) メール管理サーバ、メール管理システム、メール管理方法、中継サーバ、記録媒体、およびプログラム
JP2000105764A (ja) 情報フィルタリングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees