JPH11259360A - 半導体集積装置及び不揮発性メモリ書き込み方式 - Google Patents

半導体集積装置及び不揮発性メモリ書き込み方式

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JPH11259360A
JPH11259360A JP10057207A JP5720798A JPH11259360A JP H11259360 A JPH11259360 A JP H11259360A JP 10057207 A JP10057207 A JP 10057207A JP 5720798 A JP5720798 A JP 5720798A JP H11259360 A JPH11259360 A JP H11259360A
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JP
Japan
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memory
data
writing
writable
address
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Withdrawn
Application number
JP10057207A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Nasu
弘明 那須
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的に消去・書き込み可能な不揮発性メモリ
の書き込み速度の遅さに伴うシステム処理能力の低下防
止及び書き換え回数の向上。 【解決手段】不揮発性メモリとRAMのアドレスをオー
バーラップさせ、不揮発性メモリのデータをRAM上へ
置き処理後、書き戻す必要なデータを判別して専用のバ
スを用いて不揮発性メモリへ書き込む。 【効果】データ処理をRAM上で高速に行え、RAMと
不揮発性メモリとのデータのやり取りを専用のバスで行
う為、不揮発性メモリへ書き込む際のシステムの処理能
力の低下を防ぐ事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上に構
成された不揮発性メモリを内蔵する半導体集積装置及び
その不揮発性メモリの書き込み方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュメモリブロックを内蔵
する半導体集積装置及び不揮発性メモリ書き込み方式に
於いては、高速に読み出し・書き込みを行う場合フラッ
シュメモリでは書き込みが遅いため、特開平8−147
186号公報,特開平8−129509号公報に開示さ
れるようにフラッシュメモリの任意のアドレス領域によ
り高速なSRAMを重ねる様に配置して、前記SRAM
上でデータ処理を行いデータ処理を行う方法を取ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記構成をとっ
ていた為、SRAM上に置かれたデータに変更が無い場
合でも全てのデータをフラッシュメモリに書き戻す為処
理時間が増大するという大きな欠点を有していた。同時
にフラッシュメモリにデータを書き戻す際はそれまで実
行していた処理を中断し書き戻しが終了するまで次の処
理ができないという大きな欠点を有していた。又、フラ
ッシュメモリは構造上消去・書き込みを繰り返すと特性
が徐々に劣化するという欠点を有しているが、書き込み
の不要な領域まで消去・書き込みを行う為特性の劣化を
早めるという大きな欠点も有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に係わる半導体集積装置は、電気的に書き込み
・消去可能な不揮発性メモリを内蔵する半導体集積装置
に於いて、前記不揮発性メモリの一部の領域とアドレス
を重ねて配置する事ができる書き込み・読み出しが可能
なメモリを複数有し、前記書き込み・読み出しが可能な
メモリに対して複数のバスを接続する為に選択手段をそ
れぞれ付加した事を特徴とする。
【0005】請求項2に係わる半導体集積装置は、請求
項1記載の半導体集積装置に於いて、前記不揮発性メモ
リのデータを前記書き込み・読み出しが可能なメモリへ
予め転送する事を特徴とする。
【0006】請求項3に係わる半導体集積装置は、電気
的に書き込み・消去可能な不揮発性メモリを内蔵する半
導体集積装置に於いて、前記不揮発性メモリの一部の領
域とアドレスを重ねて配置する事ができ、重ね合わせる
位置を任意に設定する為の手段を有する書き込み・読み
出しが可能なメモリを複数有し、前記書き込み・読み出
しが可能なメモリに対して書き込みが行われた事を判別
するための記憶手段を設け、前記不揮発性メモリに書き
込みを行う際に前記記憶手段の情報を制御に使用し、前
記書き込み・読み出しが可能なメモリの内の一つのメモ
リのデータを前記不揮発性メモリに書き込み中に残りの
メモリを使用して処理を継続する事を特徴とする。
【0007】請求項4に係わる半導体集積装置は、請求
項3記載の半導体集積装置に於いて、前記不揮発性メモ
リのデータを前記書き込み・読み出しが可能はメモリへ
予め転送する事を特徴とする。
【0008】請求項5に係わる半導体集積装置は、電気
的に書き込み・消去可能な不揮発性メモリを内蔵する半
導体集積装置に於いて、前記不揮発性メモリのー任意の
アドレスと重ねて配置する事ができる書き込み・読み出
しが可能なメモリを複数有し、前記書き込み・読み出し
が可能なメモリに書き込みが行われた事を判別するため
の記憶領域を設け、前記記憶領域の判別情報が有効な場
合は以後書き込み・読み出しが可能なメモリのデータを
使用し、前記判別情報が無効な場合は前記不揮発性メモ
リのデータを使用し、また前記不揮発性メモリにデータ
を書き戻す際に、前記記憶領域の情報を元に必要なデー
タのみ書き戻しを行い、前記書き込み・読み出しが可能
なメモリの内の一つのメモリのデータを前記不揮発性メ
モリに書き込み中に残りのメモリを使用して処理を継続
する事を特徴とする。
【0009】請求項6に係わる不揮発性メモリ書き込み
方式は、電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メモリ
に書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に於い
て、前記不揮発性メモリの一部の領域とアドレスを重ね
て配置する事ができる書き込み・読み出しが可能なメモ
リを複数有し、前記書き込み・読み出しが可能なメモリ
に対して複数のバスを接続する為に選択手段をそれぞれ
付加した事を特徴とする不揮発性メモリ書き込み方式。
【0010】請求項7係わる不揮発性メモリ書き込み方
式は、請求項6記載の不揮発性メモリ書き込み方式に於
いて、前記不揮発性メモリのデータを前記書き込み・読
み出しが可能なメモリへ予め転送する事を特徴とする。
【0011】請求項8に係わる不揮発性メモリ書き込み
方式は、電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メモリ
に書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に於い
て、前記不揮発性メモリの一部の領域とアドレスを重ね
て配置することができ、重ね合わせる位置を任意に設定
する為の手段を有する書き込み・読み出しが可能なメモ
リを複数使用し、前記書き込み・読み出しが可能なメモ
リに対して書き込みが行われた事を判別するための記憶
手段を設け、前記不揮発性メモリに書き込みを行う際に
前記記憶手段の情報を制御に使用し、前記書き込み・読
み出しが可能なメモリの内の一つのメモリのデータを前
記不揮発性メモリに書き込み中に残りのメモリを使用し
て処理を継続する事を特徴とする。
【0012】請求項9に係わる不揮発性メモリ書き込み
方式は、請求項8記載の不揮発性メモリ書き込み方式に
於いて、前記不揮発性メモリのデータを前記書き込み・
読み出しが可能なメモリへ予め転送する事を特徴とす
る。
【0013】請求項10に係わる不揮発性メモリ書き込
み方式は、電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メモ
リに書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に於い
て、前記不揮発性メモリの任意のアドレスと重ねて配置
する事ができる書き込み・読み出しが可能なメモリを複
数使用し、前記書き込み・読み出しが可能なメモリに書
き込みが行われた事を判別するための記憶領域を設け、
前記不揮発性メモリにデータを書き戻す際に、前記記憶
領域の情報を元に前記書き込み・読み出しが可能なメモ
リの必要なデータのみ書き戻す際に、残りのメモリを使
用して処理を継続する事を特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1及び請求項2に係わる半導体集積装置
では、専用バスを通して不揮発性メモリのデータを前記
書き込み・読み出しが可能なメモリに書き込む事及び書
き込み・読み出しが可能なメモリのデータを不揮発性メ
モリに書き込む事ができる。
【0015】請求項3及び請求項4に係わる半導体集積
装置では、書き込み・読み出しが可能なメモリのデータ
に変更が有った場合データを識別して不揮発性メモリに
書き込みを行う事ができ、不揮発性メモリに書き込み中
に残った書き込み・書き込み読みだしが可能なメモリを
使用して処理を継続できる。
【0016】請求項5に係わる半導体集積装置では、最
初データを読み出す際は不揮発性メモリより行い処理を
行った後書き込み・読み出しが可能なメモリへ書き込み
合わせて判別情報を有効とし、以後の読み出しは前記書
き込み・読み出しが可能なメモリより行い、不揮発性メ
モリへ書き戻す場合は有効なデータのみを転送する事が
できる。
【0017】請求項6及び請求項7に係わる不揮発性メ
モリ書き込み方式では、専用バスを通して不揮発性メモ
リのデータを前記書き込み・読み出しが可能なメモリに
書き込む事及び書き込み・読み出しが可能なメモリのデ
ータを不揮発性メモリに書き込む事ができる。
【0018】請求項8及び請求項9に係わる不揮発性メ
モリ書き込み方式では、書き込み・読み出しが可能なメ
モリのデータに変更が有った場合データを識別して不揮
発性メモリに書き込みを行う事ができ、不揮発性メモリ
に書き込み中に残った書き込み・書き込み読みだしが可
能なメモリを使用して処理を継続できる。
【0019】請求項10に係わる不揮発性メモリ書き込
み方式では、最初データを読み出す際は不揮発性メモリ
より行い処理を行った後書き込み・読み出しが可能なメ
モリへ書き込み合わせて判別情報を有効とし、以後の読
み出しは前記書き込み・読み出しが可能なメモリより行
い、不揮発性メモリへ書き戻す場合は有効なデータのみ
を転送する事ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明における実施例を図を
用いて説明する。
【0021】図1は本発明による半導体集積装置及び不
揮発性メモリ書き込み方式の一実施例の構成の一部を表
すブロック図である。RAMを不揮発性メモリ(以下フ
ラッシュメモリと称する)20のどのアドレス領域と重
ねるかを制御する為のアドレスレジスタと等価なエミュ
レーション領域レジスタを設け、RAMの選択信号を制
御する。前記RAMは通常のRAM領域27と前記フラ
ッシュメモリ20とアドレス領域が重ね合わさったエミ
ュレーションRAM24,27とに分割されている。本
実施例ではRAMを3つに分割しているが、構成によっ
ては3つ以上に分割される場合もある。前記エミュレー
ションRAMを前記フラッシュメモリのどのアドレス領
域と重ねるかをエミュレーション領域レジスタ25,2
9で制御する。前記エミュレーション領域レジスタに設
定したアドレスを使用してエミュレーションRAM2
4,27の選択信号をデコードする事により、不揮発性
メモリの特定の領域とRAMを重ね合わせる事が可能と
なる。エミュレーションRAM24,27をアクセスす
るためのアドレスはエミュレーション領域レジスタ2
5、29にてそれぞれ生成される。ユーザープログラム
によって初めてエミュレーション領域レジスタ25又は
29へアドレスがセットされるとフラッシュメモリ制御
回路32はフラッシュメモリ20のデータをCPU21
が使用するデータバス2a及びアドレスバス1aを介さ
ず、専用のデータバス10及びアドレスバス11を使用
してエミュレーションRAMへ転送する。フラッシュメ
モリ制御回路32が動作してエミュレーションRAMの
アクセスを行う場合はバス選択回路23又は28は、デ
ータバス10を選択してエミュレーションRAMへ接続
を行う。転送されるデータのフラッシュメモリ20上の
配置はエミュレーション領域レジスタに設定されたアド
レスにより決定される。フラッシュメモリ制御回路の制
御のもとエミュレーション領域レジスタがエミュレーシ
ョンRAMのアドレス及びフラッシュメモリのアドレス
を生成する。フラッシュメモリ制御回路32の信号は専
用アドレスバス11を通してエミュレーション領域レジ
スタへ入力される。エミュレーション領域レジスタには
CPU21が出力するアドレスバス1aも入力されるが
データ転送時は専用アドレスバスの信号がエミュレーシ
ョンRAMのアクセスに使用される。データ転送中で有
ってもCPU21はアドレスバス1a及びデータバス2
aが使用できるのでエミュレーションRAMを使用しな
い処理を行う事ができる。データ転送が終了後CPU2
1がエミュレーション領域のアドレスをアクセスする場
合はエミュレーションRAMがアクセスされ、フラッシ
ュメモリ20へのアクセスは禁止される。ユーザープロ
グラムに添ってCPU21がエミュレーションRAM2
4又は29のデータを変更した場合アクセスページ判別
レジスタ26又は30にアクセスしたエミュレーション
RAM24又は27のアドレス領域が書き込まれる。ユ
ーザープログラムがフラッシュメモリ20の他のアドレ
ス領域のデータが必要になった場合、2つ有るエミュレ
ーション領域レジスタ25又は29の最初に使用しなか
った方に新しいアドレスを書き込む事により、フラッシ
ュメモリ制御回路32はフラッシュメモリ20の該当ア
ドレス領域よりデータを読み出しエミュレーションRA
M24又は27の最初に使用されなかった方へ転送す
る。この場合もCPU21はアドレスバス1a及びデー
タバス2aが使用できるのでエミュレーションRAMを
使用しない処理を行う事ができる。エミュレーションR
AMへのデータ転送終了後最初に使用された方のエミュ
レーションRAMに書かれたデータのフラッシュメモリ
20への再書き込みが行われる。以後2つのエミュレー
ション領域レジスタ及びエミュレーションRAMを使用
してデータのロード再書き込みを繰り返し行う事ができ
る。
【0022】図2はフラッシュメモリ20とエミュレー
ションRAM24及び27のアドレス領域が重なった状
態のアドレスマップのイメージ図である。本実施例では
アドレス64Byte分を1ページとして扱い、フラッ
シュメモリ20に対する再書き込みの際の消去の最小ブ
ロック単位となる。フラッシュメモリはその構成上消去
の最小ブッロクに含まれるデータを再度書き込む必要が
有る。本実施例ではエミュレーションRAM24及び2
7はそれぞれ前記64Byte単位のページを8ページ
分有し、各ページのデータに変更が有ったかどうか判定
する為の8bitのアクセスページ判別レジスタを有し
ている。本実施例では64Byteを1ページとして扱
い、エミュレーションRAMには8ページ=512By
teを使用しているが、ページの大きさ並びにエミュレ
ーションRAMの容量はシステムの構成により、これよ
り大きくても小さくても良い。
【0023】図3は前記アクセスページ判別レジスタ2
5及び29のブロック図である。アドレスコンパレータ
40,42と比較結果を格納する為の8bitレジスタ
41,43から構成されている。前記エミュレーション
領域レジスタ24,29に設定されたエミュレーション
RAM24,27のアドレス領域は前記アドレスコンパ
レータ40,42へも入力されCPUがアクセスしたア
ドレスが前記エミュレーション領域のどのページに該当
するかを検出する。該当するページへの書き込みを検出
した場合はレジスタ41,43の該当するbitをセッ
トする。前記レジスタはリセット信号により初期化され
ている。例えばフラッシュメモリ20へエミュレーショ
ンRAM24のデータを書き戻す場合、フラッシュメモ
リ制御回路32の制御のもとエミュレーション領域レジ
スタ25からエミュレーションRAM24の読み出しア
ドレスが出力される。読み出しを行うデータの存在する
ページのアクセス判別レジスタが有効で有れば読み出し
を行い、フラッシュメモリ20の該当するページの消去
・書き込みを行う。前記アクセス判別レジスタが無効で
あれば読み出し処理並びにフラッシュメモリへの書き込
み動作は行わない。
【0024】上記構成を取ることにより、エミュレーシ
ョンRAM24又は27のどのページのデータに変更が
加わったかを検出でき、変更されたページのみフラッシ
ュメモリ20へ再度書き込みを行う。
【0025】図4は本発明による半導体集積装置及び不
揮発性メモリ書き込み方式の他の実施例の構成の一部を
表すブロック図である。RAMをEEPROM120の
どの領域と重ねるかを制御するためのアドレスレジスタ
と等価なエミュレーション領域制御レジスタを設け、R
AMの選択信号を制御する。前記RAMは通常のRAM
領域22と前記EEPROM120とドレス領域が重ね
合わさった2つのエミュレーションRAM124,12
7とに分割されている。本実施例ではRAMを3つに分
割しているが、構成によっては3つ以上に分割される場
合も有る。前記エミュレーションRAMを前記EEPR
OMのどのアドレス領域と重ねるかをそれぞれのエミュ
レーション領域制御レジスタ125及び129で制御す
る。前記エミュレーション領域レジスタに設定したアド
レスを使用してエミュレーションRAM124,127
の選択信号をデコードする事により、不揮発性メモリの
特定の領域とRAMを重ね合わせる事が可能となる。エ
ミュレーションRAM124,127をアクセスするた
めのアドレスはそれぞれエミュレーション領域制御レジ
スタ125,129にて生成される。ユーザープログラ
ムによって最初にエミュレーション領域制御レジスタ1
25又は129へアドレスがセットされると該当アドレ
スのデータを最初はEEPROMより読み出し処理を行
う。処理が済んだデータはエミュレーションRAMへ書
き込まれアクセスページ判定bitがセットされる。以
後アクセスページ判定bitがセットされているアドレ
スはエミュレーションRAMより読み出されたデータを
使用するようエミュレーション領域制御レジスタ及びE
EPROM制御回路132によって制御される。EEP
ROMの他の領域のデータが必要になった場合は最初に
使用しなかった他方のエミュレーション領域制御レジス
タ125又は129に新しいアドレスを書き込む事によ
り、EEPROM制御回路は専用のデータバス10及び
アドレスバス11を使用してアクセスページ判別bit
がセットされたデータのみをEEPROMへ書き戻す。
EEPROM制御回路132が動作してエミュレーショ
ンRAMをアクセスする場合は、データバス選択回路2
3又は28はデータバス10を選択してエミュレーショ
ンRAMへ接続を行う。エミュレーション領域制御レジ
スタにはCPU21が出力するアドレスバス1aも入力
されるがデータ転送時は専用アドレスバスの信号がエミ
ュレーションRAMのアクセスに使用される。CPU2
1はアドレスバス1a及びデータバス2aが使用できる
のでエミュレーションRAMを使用しない処理を行う事
ができる。EEPROMへの書き込みが終了すると、ア
クセスページ判定bitは全てクリアされEEPROM
の該当アドレスの読み出しが可能となる。
【0026】図5はEEPROM120とエミュレーシ
ョンRAM124及び127のアドレス領域が重なった
状態のアドレスマップのイメージ図である。本実施例で
は1アドレス分の1Byteのデータを1ページとして
扱い、EEPROM120に対する再書き込みの際の最
小消去ブロック単位となる。本実施例ではエミュレーシ
ョンRAM124及び127は前記1Byte単位のペ
ージを256ページ分有し、各ページのデータが有効か
無効かを判別する為のアクセスページ判別bitを各ペ
ージアドレスに1bitづつ有している。例えばEEP
ROM120へエミュレーションRAM124のデータ
を書き戻す場合、EEPROM制御回路132の制御の
もとエミュレーション領域制御レジスタ125からエミ
ュレーションRAM124の読み出しアドレスが出力さ
れる。エミュレーションRAM124からはデータと合
わせてアクセスページ判別bitの情報も出力される。
前記アクセス判別bitが有効で有ればEEPROM1
20の該当するページの消去・書き込みを行う。前記ア
クセス判別bitが無効であればEEPROMへの書き
込み動作は行わない。
【0027】本実施例では1Byteを1ページとして
扱い、エミュレーションRAMには256ページ=25
6Byteを使用しているが、ページの大きさ並びにエ
ミュレーションRAMの容量はシステムの構成により、
これより大きくても小さくても良い。例えばデータ4b
itを単位として取り扱う4bitマイクロコンピュー
タでは4bitが1ページの単位となり、16bitを
単位として取り扱う16bitマイクロコンピュータで
は16bitが1ページの単位となる。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1及び請求項2に係
わる半導体集積装置によれば、RAM上で処理が終了し
たデータを不揮発性メモリに書き込む際、専用のアドレ
スバス並びにデータバスを使用するのでCPUが処理を
待たされる事がなくなり、読み出し速度と比較して書き
込み速度が10〜30倍遅い不揮発性メモリを、システ
ム全体の処理速度を大きく損なう事無く使用する事が可
能となる。
【0029】請求項3及び請求項4に係わる半導体集積
装置によれば、不揮発性メモリのデータを使用した後に
変更が加わったか判定する事ができ、変更されたデータ
のみ書き戻し書き戻し中もエミュレーションRAMを使
用する事によりシステムの処理能力に影響を与える事無
く不揮発性メモリの寿命を大幅に延ばす事が可能とな
る。
【0030】請求項5に係わる半導体集積装置によれ
ば、最初のデータは直接不揮発性メモリから読み出し、
処理後のデータをエミュレーションRAMへ書き込み込
むため不揮発性メモリをRAMと等価に使用する事が可
能となり、アクセスページ判定ビットが有効になってい
るデータのみを前記不揮発性メモリへ書き戻す為、シス
テムの処理能力に影響を与える事無く不揮発性メモリの
寿命を大幅に延ばす事が可能となる。
【0031】請求項6及び請求項7に係わる不揮発性メ
モリ書き込み方式によれば、RAM上で処理が終了した
データを不揮発性メモリに書き込む際、専用のアドレス
バス並びにデータバスを使用するのでCPUが処理を待
たされる事がなくなり、読み出し速度と比較して書き込
み速度が10〜30倍遅い不揮発性メモリを、システム
全体の処理速度を大きく損なう事無く使用する事が可能
となる。
【0032】請求項8及び請求項9に係わる不揮発性メ
モリ書き込み方式によれば、不揮発性メモリのデータを
使用した後に変更が加わったか判定する事ができ、変更
されたデータのみ書き戻し書き戻し中もエミュレーショ
ンRAMを使用する事によりシステムの処理能力に影響
を与える事無く不揮発性メモリの寿命を大幅に延ばす事
が可能となる。
【0033】請求項10に係わる不揮発性メモリ書き込
み方式によれば、最初のデータは直接不揮発性メモリか
ら読み出し、処理後のデータをエミュレーションRAM
へ書き込み込むため不揮発性メモリをRAMと等価に使
用する事が可能となり、アクセスページ判定ビットが有
効になっているデータのみを前記不揮発性メモリへ書き
戻す為、システムの処理能力に影響を与える事無く不揮
発性メモリの寿命を大幅に延ばす事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体集積装置及び不揮発性メモ
リ書き込み方式の構成の一部を表すブロック図である。
【図2】本発明によるフラッシュメモリ及びエミュレー
ションRAMのアドレスマップ図である。
【図3】本発明によるアクセスページ判別レジスタの構
成を表すブロック図である。
【図4】本発明による半導体集積装置及び不揮発性メモ
リ書き込み方式の他の構成の一部を表すブロック図であ
る。
【図5】本発明によるEEPROM及びエミュレーショ
ンRAMのアドレスマップ図である。
【符号の説明】
1a アドレスバス 1b アドレスバス 1c アドレスバス 1d アドレスバス 1e アドレスバス 1f アドレスバス 1g アドレスバス 1h アドレスバス 1i アドレスバス 2a データバス 2b データバス 2c データバス 2d データバス 2e データバス 2f データバス 2g データバス 3 フラッシュメモリ制御バス 4 エミュレーションRAMデータバス 5 エミュレーションRAMデータバス 6 エミュレーションRAMアドレス・制御バス 7 エミュレーションRAMアドレス・制御バス 8 エミュレーション領域アドレス信号 9 エミュレーション領域アドレス信号 10 専用データバス 11 専用アドレスバス 20 フラッシュメモリ 21 CPU 22 RAM 23 バス選択回路 24 エミュレーションRAM 25 エミュレーション領域レジスタ 26 アクセスページ判別レジスタ 27 エミュレーションRAM 28 バス選択回路 29 エミュレーション領域レジスタ 30 アクセスページ判別レジスタ 31 フラッシュメモリ制御レジスタ 32 フラッシュメモリ制御回路 40 アドレスコンパレータ 41 レジスタ 42 アドレスコンパレータ 43 レジスタ 103 EEPROM制御バス 106 エミュレーションRAMアドレス・制御バス 107 エミュレーションRAMアドレス・制御バス 120 EEPROM 124 エミュレーションRAM 125 エミュレーション領域制御レジスタ 127 エミュレーションRAM 129 エミュレーション領域制御レジスタ 131 EEPROM制御レジスタ 132 EEPROM制御回路 140 エミュレーションRAM領域 141 アクセスページ判別bit 142 エミュレーションRAM領域 143 アクセスページ判別bit

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メ
    モリを内蔵する半導体集積装置に於いて、前記不揮発性
    メモリの一部の領域とアドレスを重ねて配置する事がで
    きる書き込み・読み出しが可能なメモリを複数有し、前
    記書き込み・読み出しが可能なメモリに対して複数のバ
    スを接続する為に選択手段をそれぞれ付加した事を特徴
    とする半導体集積装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積装置に於いて、
    前記不揮発性メモリのデータを前記書き込み・読み出し
    が可能なメモリへ予め転送する事を特徴とする半導体集
    積装置。
  3. 【請求項3】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メ
    モリを内蔵する半導体集積装置に於いて、前記不揮発性
    メモリの一部の領域とアドレスを重ねて配置する事がで
    き、重ね合わせる位置を任意に設定する為の手段を有す
    る書き込み・読み出しが可能なメモリを複数有し、前記
    書き込み・読み出しが可能なメモリに対して書き込みが
    行われた事を判別するための記憶手段を設け、前記不揮
    発性メモリに書き込みを行う際に前記記憶手段の情報を
    制御に使用し、前記書き込み・読み出しが可能なメモリ
    の内の一つのメモリのデータを前記不揮発性メモリに書
    き込み中に残りのメモリを使用して処理を継続する事を
    特徴とする半導体集積装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の半導体集積装置に於いて、
    前記不揮発性メモリのデータを前記書き込み・読み出し
    が可能はメモリへ予め転送する事を特徴とする半導体集
    積装置。
  5. 【請求項5】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メ
    モリを内蔵する半導体集積装置に於いて、前記不揮発性
    メモリのー任意のアドレスと重ねて配置する事ができる
    書き込み・読み出しが可能なメモリを複数有し、前記書
    き込み・読み出しが可能なメモリに書き込みが行われた
    事を判別するための記憶領域を設け、前記記憶領域の判
    別情報が有効な場合は以後書き込み・読み出しが可能な
    メモリのデータを使用し、前記判別情報が無効な場合は
    前記不揮発性メモリのデータを使用し、また前記不揮発
    性メモリにデータを書き戻す際に、前記記憶領域の情報
    を元に必要なデータのみ書き戻しを行い、前記書き込み
    ・読み出しが可能なメモリの内の一つのメモリのデータ
    を前記不揮発性メモリに書き込み中に残りのメモリを使
    用して処理を継続する事を特徴とする半導体集積装置。
  6. 【請求項6】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メ
    モリに書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に於
    いて、前記不揮発性メモリの一部の領域とアドレスを重
    ねて配置する事ができる書き込み・読み出しが可能なメ
    モリを複数有し、前記書き込み・読み出しが可能なメモ
    リに対して複数のバスを接続する為に選択手段をそれぞ
    れ付加した事を特徴とする不揮発性メモリ書き込み方
    式。
  7. 【請求項7】請求項6記載の不揮発性メモリ書き込み方
    式に於いて、前記不揮発性メモリのデータを前記書き込
    み・読み出しが可能なメモリへ予め転送する事を特徴と
    する不揮発性メモリ書き込み方式。
  8. 【請求項8】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性メ
    モリに書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に於
    いて、前記不揮発性メモリの一部の領域とアドレスを重
    ねて配置することができ、重ね合わせる位置を任意に設
    定する為の手段を有する書き込み・読み出しが可能なメ
    モリを複数使用し、前記書き込み・読み出しが可能なメ
    モリに対して書き込みが行われた事を判別するための記
    憶手段を設け、前記不揮発性メモリに書き込みを行う際
    に前記記憶手段の情報を制御に使用し、前記書き込み・
    読み出しが可能なメモリの内の一つのメモリのデータを
    前記不揮発性メモリに書き込み中に残りのメモリを使用
    して処理を継続する事を特徴とする不揮発性メモリ書き
    込み方式。
  9. 【請求項9】請求項8記載の不揮発性メモリ書き込み方
    式に於いて、前記不揮発性メモリのデータを前記書き込
    み・読み出しが可能なメモリへ予め転送する事を特徴と
    する不揮発性メモリ書き込み方式。
  10. 【請求項10】電気的に書き込み・消去可能な不揮発性
    メモリに書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み方式に
    於いて、前記不揮発性メモリのー任意のアドレスと重ね
    て配置する事ができる書き込み・読み出しが可能なメモ
    リを複数有し、前記書き込み・読み出しが可能なメモリ
    に書き込みが行われた事を判別するための記憶領域を設
    け、前記記憶領域の判別情報が有効な場合は以後書き込
    み・読み出しが可能なメモリのデータを使用し、前記判
    別情報が無効な場合は前記不揮発性メモリのデータを使
    用し、また前記不揮発性メモリにデータを書き戻す際
    に、前記記憶領域の情報を元に必要なデータのみ書き戻
    しを行い、前記書き込み・読み出しが可能なメモリの内
    の一つのメモリのデータを前記不揮発性メモリに書き込
    み中に残りのメモリを使用して処理を継続する事を特徴
    とする不揮発性メモリ書き込み方式。
JP10057207A 1998-03-09 1998-03-09 半導体集積装置及び不揮発性メモリ書き込み方式 Withdrawn JPH11259360A (ja)

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