JPH11259252A - 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム - Google Patents

印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム

Info

Publication number
JPH11259252A
JPH11259252A JP10061654A JP6165498A JPH11259252A JP H11259252 A JPH11259252 A JP H11259252A JP 10061654 A JP10061654 A JP 10061654A JP 6165498 A JP6165498 A JP 6165498A JP H11259252 A JPH11259252 A JP H11259252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
job
print job
printing
attribute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10061654A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Koike
尚司 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10061654A priority Critical patent/JPH11259252A/ja
Publication of JPH11259252A publication Critical patent/JPH11259252A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】急ぐ必要のない印字ジョブに、後から発生した
即時出力ジョブを割り込ませて処理させる。 【解決手段】即時出力要求の有無を属性として有する印
刷ジョブをホストコンピュータから発行し、印刷装置で
は、印刷ジョブの属性を判別して(S2)、通常ジョブ
については所定量の印刷データごとに区分して印刷出力
し(S5)、合間に後から即時出力ジョブが発行された
か判定してあればその終了を待ち(S7)、即時出力ジ
ョブについては、エンジン部が空いていれば直ちに(S
13)、空いていなければ、処理中のジョブが即時出力
ジョブであればその終了を待ち、そうでなければそのジ
ョブを中断させて印刷出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数のユー
ザがネットワーク等を通じて使用する印刷制御装置及び
方法及び記憶媒体と印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷制御装置は、ジョブを一時に
一つしか処理できず、並列ジョブ処理が可能であっても
入力された順に処理するのが一般的である。このため、
ネットワークに接続されている場合にも、先に印刷要求
されたジョブが先に印刷処理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、一ジョブ
しか同時に処理できない印刷装置はもちろん、並行ジョ
ブ処理可能な印刷装置であっても、1つの印刷ジョブが
その印刷装置の印字エンジン資源を一度占有してしまう
と、ジョブが終了するまで解放しない。そのため、特に
急ぐ必要がなくとも、一旦大量のドキュメント印字や大
量のコピーを開始してしまうと、その出力が終了するま
でその他のジョブは処理されず、もし後から緊急な小量
のドキュメント印字やコピーのジョブが発生した場合で
も、それを必ず待たせてしまうことになる。それを避け
るためには、ユーザが印刷装置を監視したり、自分の手
でドキュメントやコピーを複数の印刷ジョブに分割し、
分割された印刷部に出力物を再び集積するなどの作業を
行なわなければばらない。
【0004】本発明は上記従来例を鑑みてなされたもの
で、ユーザが大量印字を実行させたとき、それを監視し
たり分割する手間をかけることなく、また後から発生し
た急ぎの印字を待たせることなく印字結果を得る印刷制
御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のような構成からなる。すなわち、即時出
力要求の有無を属性として有する印刷ジョブを入力と
し、印刷ジョブに含まれる印刷データを処理して印刷部
から印刷部に出力する印刷制御装置であって、印刷ジョ
ブの属性を判別する判別手段と、属性として即時出力要
求を有さない印刷ジョブについては所定量の印刷データ
ごとに区分して印刷部に出力し、即時印刷要求を有する
印刷ジョブについては、印刷部が空いていれば直ちに、
空いていなければ所定の処理の後に印刷部に出力する印
刷処理手段とを備える。
【0006】あるいは、即時出力要求の有無を属性とし
て有する印刷ジョブを入力とし、印刷ジョブに含まれる
印刷データを処理して印刷部から印刷部に出力する印刷
装置による印刷制御方法であって、印刷ジョブの属性を
判別する判別工程と、属性として即時出力要求を有さな
い印刷ジョブについては所定量の印刷データごとに区分
して印刷部に出力し、即時印刷要求を有する印刷ジョブ
については、印刷部が空いていれば直ちに、空いていな
ければ所定の処理の後に印刷部に出力する印刷処理工程
とを備える。
【0007】あるいは、上記印刷装置と、該印刷装置に
印刷ジョブを発行するホストコンピュータとを備える印
刷システム。
【0008】あるいは、即時出力要求の有無を属性とし
て有する印刷ジョブを入力とし、印刷ジョブに含まれる
印刷データを処理して印刷部から印刷部に出力させるコ
ンピュータプログラムを格納するコンピュータ可読の記
憶媒体であって、前記プログラムは、印刷ジョブの属性
を判別する判別処理工程と、属性として即時出力要求を
有さない印刷ジョブについては所定量の印刷データごと
に区分して印刷部に出力し、即時印刷要求を有する印刷
ジョブについては、印刷部が空いていれば直ちに、空い
ていなければ所定の処理の後に印刷部に出力する印刷処
理工程とを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>以下、添付
図面を参照して第1の発明の好適な実施例を詳細に説明
する。 <印刷システム及び装置の構成>図1は第1の実施例の
印刷システムの概略構成を示す図である。
【0010】各ホストコンピュータ101,102は、
スキャナ103と印刷装置104とにネットワーク10
5で接続されており、各装置相互間でデータの送受信が
可能である。
【0011】図2は印刷装置104の概略構成を示すハ
ードウェア構造図である。
【0012】図2において、入力インターフェース2
は、ネットワーク105を経由してホストコンピュータ
101,102から印字データを受けとる。印字データ
は例えばアドビ社のポストスクリプトなどのページ記述
言語(PDL)と、ジョブランゲージ(JL)の制御コ
マンドから構成されている。CPU3は、後述するフロ
ーチャートに沿った制御など、装置全体を司る。ROM
4は、CPU3の制御プログラムやビットマップフォン
ト等の各種データを記憶している。RAM5は、各種デ
ータやプログラム等を一時的に記憶する。RAM5は、
CPU3のワークエリアやPDLを展開したビットマッ
プデータを格納する出力バッファから構成されている。
印字出力インターフェース7は、印字処理結果を印字エ
ンジンに出力する。印字エンジン8は、印字出力インタ
フェース7から送られた印字処理結果を紙等の印刷媒体
に出力する。これら各構成要素は、システムバス6に接
続されている。この構成により、ネットワーク105を
介して受信した印刷データをエンジン8により印刷出力
する。 <エンジンの構成>図6は、エンジン8の一例であるレ
ーザビームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造
を示す断面図で、このLBPは、文字パターンデータ等
を入力して記録紙に印刷することができる。
【0013】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0014】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0015】尚、本実施例の画像形成装置として、レー
ザビームプリンタを例にして説明したが、これに限定さ
れるものでなく、以下で説明するインクジェットプリン
タ等にも適応可能である。 <装置本体の概略説明>図7は、エンジン8として適用
しえるインクジェット記録装置IJRAの概観図であ
る。同図において、駆動モータ5013の正逆回転に連
動して駆動力伝達ギア5011,5009を介して回転
するリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対し
て係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、矢
印a,b方向に往復移動される。このキャリッジHCに
は、インクジェットカートリッジIJCが搭載されてい
る。紙押さえ板5002は、キャリッジの移動方向に亙
って紙をプラテン5000に対して押圧する。フォトプ
ラ5007,5008は、キャリッジのレバー5006
のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方
向切り換え等を行うためのホームポジション検知手段で
ある。支持部材5016は、記録ヘッドの前面をキャッ
プするキャップ部材5022を支持する。吸引手段50
15は、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの
吸引回復を行う。部材5019は、クリーニングブレー
ド5017を前後方向に移動可能にする部材であり、本
体支持板5018にこれらが支持されている。ブレード
5017は、この形態でなく周知のクリーニングブレー
ドが本例に適用できることは言うまでもない。又、レバ
ー5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバー
で、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って
移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等
の公知の伝達手段で移動制御される。
【0016】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。 <印刷ジョブ処理手順>次に、図3のフローチャートに
従って印刷装置104の処理内容を説明する。このフロ
ーチャートの手順は、図2のCPU3により、ROM4
あるいはRAM5に格納されたプログラムを実行するこ
とで実現される。なお、このフローチャートは、各ジョ
ブごとに行われる処理を示している。
【0017】まず、ホストコンピュータ等情報処理装置
からネットワーク1を経由して送られた入力データもし
くは、スキャナから送られた入力イメージを印刷装置が
受信し、ジョブとして処理する。なお、ジョブには2通
りある。第1が通常印刷ジョブ、第2が即時印刷ジョブ
である。この指定はホストコンピュータにおいて行わ
れ、ジョブ属性情報(例えばジョブのヘッダに付された
ジョブの属性を示すフラグ等により設定される)によ
り、そのジョブがどちらであるか示される。
【0018】このジョブの展開処理を行ない(ステップ
S1)、そのジョブのヘッダ部等を解析し即時印字要求
の属性をチェックする(ステップS2)。
【0019】即時印字要求でなければ、印刷装置の印字
エンジン8の状態を見て(ステップS3)もし他のジョ
ブが使用していてビジー(busy)だったら第1の所
定時間待ち(ステップS4)、ステップS3へ戻り再度
印字エンジンの状態をチェックする。
【0020】エンジンが空いていれば、1ページもしく
は数ページ、すなわち所定量の印刷データを印字出力し
(ステップS5)、その後、本ジョブの処理開始後に受
信された即時要求の印刷ジョブ(即時出力ジョブ)がな
いかチェックする(ステップS6)。
【0021】もし後から即時出力ジョブが受信されてい
れば、そのジョブが終了するまで待ち(ステップS
7)、即時出力ジョブ終了後、全ページ終了しているか
テストして(ステップS8)、終了していなければ、ス
テップS5で再度1ページもしくは数ページ印字出力す
る。もしジョブの全ページに達していれば処理を終了す
る。
【0022】また、ステップS6で後から発生した即時
出力ジョブがなければ、ステップS8で全ページ終了し
ているか調べる。
【0023】一方、ステップS2においてこのジョブが
即時出力ジョブであれば、印刷装置の印字エンジンの状
態を見る(ステップS9)。
【0024】もし他のジョブが既に使用しているなら、
それが即時出力ジョブであるかテストし(ステップS1
0)、そうであれば第2の所定時間待ち(ステップS1
1)、それからエンジン状態を見る。もし他のジョブに
よりエンジンが使用されていてもそれが即時出力ジョブ
でなければ、その既に印字を行なっている通常ジョブを
停止し(ステップS12)、即時出力ジョブの印字を行
なう(ステップS13)。
【0025】また、ステップS9でエンジンが空いてい
れば、ステップS13でジョブ印字出力を行ない、処理
を終了する。
【0026】ネットワーク上に接続されている印刷装置
が以上のような処理を行なうと、急ぐ必要のない大量の
データを含む印刷ジョブは、即時出力ジョブが発生する
都度それを割り込ませながら印字される。即時出力ジョ
ブは、最大でも現在処理されている紙排出処理時間(ス
テップ5で出力される定められた出力ページ数)の待ち
だけで実行が開始される。
【0027】なお、ステップS4及びステップS11に
おける待ち時間は、エンジンが使用中の場合にその空き
を待つ待ち時間であるため、例えば1ページの印刷に要
する時間など、適当な値が設定される。 <第2の実施の形態>以下、添付図面を参照して第2の
発明の好適な実施例を詳細に説明する。
【0028】第2の実施形態の印刷システム及び印刷装
置の構成は、概略構成は図1、図2と同様なので、その
説明は省略する。
【0029】次に、図4のフローチャートに従って印刷
装置の処理内容を説明する。
【0030】まず、ホストコンピュータ101等情報処
理装置からネットワーク105を経由して送られた入力
データもしくは、スキャナ103から送られた入力イメ
ージを印刷装置が受信し、印刷ジョブとして処理する。
なお、ジョブ属性情報は、スキャナ103の図示省略し
た操作パネルから設定でき、入力イメージのヘッダに付
加されて印刷装置に送信される。
【0031】図4において、まずこの印刷ジョブの展開
処理を行ない(ステップS21)、そのジョブのヘッダ
部等を分析して即時印字要求の属性をチェックする(ス
テップS22)。
【0032】即時印字要求でなければ、印刷装置の印字
エンジンの状態を見る(ステップS23)。もし印字エ
ンジンが空いていれば、1ページもしくは数ページ印字
出力を行ない(ステップS24)、その後全ページの出
力が終っていれば(ステップS25)処理を終了し、終
っていなければ印字を停止して指定された時間の間待ち
(ステップS26)、ステップS3へ戻り再度印字エン
ジンの状態をチェックする。
【0033】もしステップS23で印字エンジンが空い
ていなければ、そのままステップS26で指定された時
間だけ待ち、ステップS23で印字エンジンの状態を見
る。ステップS22においてこのジョブが即時出力ジョ
ブであれば、印刷装置の印字エンジンの状態を見る(ス
テップS27)。
【0034】もし他のジョブが既に使用していれば、所
定時間待ち(ステップS28)、またエンジン状態を見
る。もし使用されていなければ、そのジョブの印字を行
ない(ステップS29)、処理を終了する。
【0035】上記手順によれば、通常ジョブは、ステッ
プS24で印刷出力したあと、そのまま終了するか、あ
るいは指定された時間ステップS26で待つことにな
る。そのため、通常ジョブが待ちに入っている間に、即
時出力ジョブはステップS28の処理を行うように、ス
テップS26の待ち時間と、ステップS28の待ち時間
とが決定される。例えば、ステップS26の待ち時間を
ステップS28の待ち時間よりも長く設定すれば、通常
ジョブがステップS26で処理を中断している間に、即
時出力ジョブは、ステップS27のテストを少なくとも
1回は行える。このように、待ち時間は設定される。
【0036】ネットワーク上に接続されている印刷装置
が以上のような処理を行なうと、急ぐ必要のない大量の
印字を行うあいまに、急ぎの小量の印字はほとんど待た
されることなく実行される。特に指定された時間待ちの
間に発生した印字は全く待たされない。 <第3の実施の形態>以下、添付図面を参照して第3の
発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0037】第3の実施例の印刷システム及び印刷装置
は、図1、図2と同様なので、その説明は省略する。
【0038】次に、図5のフローチャートに従って印刷
装置の処理内容を説明する。
【0039】まず、ホストコンピュータ101等情報処
理装置からネットワーク105を経由して送られた入力
データもしくは、スキャナ103から送られた入力イメ
ージを印刷装置104が受信し、ジョブとして処理す
る。
【0040】このジョブの展開処理を行ない(ステップ
S41)、そのジョブのヘッダ部等を解析し即時印字要
求の属性をチェックする(ステップS42)。
【0041】即時印字要求でなければタイマを見て、タ
イマが動いていれば満了するまで処理を停止する(ステ
ップS43)。なお、このタイマは、CPU3が備えて
いるものを利用する。また、このタイマは、ステップS
52でセットされたタイマと同じものである。その後、
発生した即時出力ジョブがあれば(ステップS44)、
再度ステップS43で処理を停止し、そのジョブがなく
なるまで繰り返す。なければ所定のページ数を出力し
(ステップS45)、ステップS46で全ページ終了し
たか調べ、全ページ終了すれば処理を終了する。
【0042】ステップS42においてこのジョブが即時
出力ジョブであれば、印刷装置の印字エンジンの状態を
見る(ステップS47)。もし他のジョプが既に使用し
ていて、それが即時印字要求されたものであれば(ステ
ップS48)、所定時間待ち(ステップS49)、また
エンジン状態を見る。もし使用されていてもそれが即時
印字要求されていなければ、その既に印字を行なってい
るジョブを停止し(ステップS50)、新たなジョブの
印字を行ない(ステップS51)、タイマをリセットし
てスタートをかける(ステップS52)。ここで設定す
るタイマ値は、ステップS51でジョブが終了してか
ら、実際にエンジンから紙が排出され、次の印刷ジョブ
を処理できる状態になるまでに要する時間である。この
ため、ステップS43でタイマの満了を待つ場合には、
後から発生した即時出力ジョブは終了し、出力の完了を
待つ状態となっている。このため、エンジンの状態をチ
ェックせずに、印刷を開始することができる。
【0043】また、ステップS47でエンジンが空いて
いれば、ステップS51でジョブ印字出力を行ない、タ
イマをリセットしてスタートをかけ、処理を終了する。
【0044】ネットワーク上に接続されている印刷装置
が以上のような処理を行なうと、急ぐ必要のない大量の
印字が行われる途中であっても、即時出力ジョブとして
入力された急ぎの小量の印字はほとんど待たされること
なく実行される。特にコピー処理のように連続して小量
のジョブが発生する場合に待たされないので効果的であ
る。
【0045】以上説明したように第1の実施例では、急
ぐ必要のない印字ジョブの実行を停止することにより、
ユーザの手間をかけることなく、後から発生した急ぎの
ジョブを、先に印字することができる。
【0046】以上説明したように第2の実施例では、急
ぐ必要のない印字ジョブを間欠的に実行することによ
り、ユーザの手間をかけることなく、後から発生した急
ぎジョブを、先に印字することができる。
【0047】以上説明したように第3の実施例では、急
ぐ必要のない印字ジョブを他のジョブから一定時間おい
て実行することにより、ユーザの手間をかけることな
く、後から発生した急ぎのジョブを、先に印字すること
ができる。
【0048】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0049】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0050】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0053】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
急ぐ必要のない印字ジョブに、後から発生した即時出力
ジョブを割り込ませて処理することができ、大量のジョ
ブが先行していても、その終了までまつ必要がなくな
る。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の印刷システムの概略構成を
示す図である。
【図2】本発明に係る印刷装置の概略構成を示すハード
ウェア構造図である。
【図3】本発明に係る印刷装置の第1の実施例を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明に係る印刷装置の第2の実施例を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係る印刷装置の第3の実施例を示すフ
ローチャートである。
【図6】レーザビームプリンタの断面図である。
【図7】インクジェットプリンタの斜視図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 入力インタフェース 3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 システムバス 7 印字出力インタフェース 8 印字出力エンジン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 即時出力要求の有無を属性として有する
    印刷ジョブを入力とし、印刷ジョブに含まれる印刷デー
    タを処理して印刷部に出力する印刷制御装置であって、 印刷ジョブの属性を判別する判別手段と、 属性として即時出力要求を有さない印刷ジョブについて
    は所定量の印刷データごとに区分して印刷部に出力し、
    即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、印刷部が
    処理中でなければ直ちに、処理中であれば所定の処理の
    後に印刷出力する印刷処理手段とを備えることを特徴と
    する印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷処理手段は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、印刷部が空い
    ていなければ所定時間ごとに空きをテストしてながら待
    ち、印刷部が空いていれば所定量の印刷データごとに区
    分して印刷部に出力し、区分した間には、即時出力要求
    を属性として有する印刷ジョブが発生したか判定して発
    生していればその印刷ジョブの終了を待ち、即時印刷要
    求を有する印刷ジョブについては、印刷部が空いていれ
    ば直ちに、空いていなければ現在処理中の印刷ジョブを
    調べて、それが即時出力ジョブならそれが終了してか
    ら、そうでなければそのジョブを停止させてから印刷部
    に出力することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷処理手段は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、印刷部が空い
    ていなければ所定時間ごとに空きをテストしてながら待
    ち、印刷部が空いていれば所定量の印刷データごとに区
    分して印刷部に出力し、区分した間には第1の所定時間
    待機し、即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、
    印刷部が空いていれば直ちに印刷部に出力し、空いてい
    なければ第2の所定時間待機した後に印刷部が空いてい
    ることをテストすることを特徴とする請求項1に記載の
    印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷処理手段は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、タイマが起動
    されていればそのタイマが満了するまで待ってから所定
    量の印刷データごとに区分して印刷部に出力し、区分し
    た間には、即時出力要求を属性として有する印刷ジョブ
    が発生したか判定して発生していればタイマの満了を待
    ち、即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、印刷
    部が空いていれば直ちに印刷部に出力し、空いていなけ
    れば、現在処理中の印刷ジョブが即時出力要求を有して
    いなければそれを停止させてから、有していればそのジ
    ョブが終了してから印刷部に出力することを特徴とする
    請求項1に記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 即時出力要求の有無を属性として有する
    印刷ジョブを入力とし、印刷ジョブに含まれる印刷デー
    タを処理して印刷部から印刷部に出力する印刷装置によ
    る印刷制御方法であって、 印刷ジョブの属性を判別させる判別工程と、 属性として即時出力要求を有さない印刷ジョブについて
    は所定量の印刷データごとに区分して印刷部に出力し、
    即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、印刷部が
    空いていれば直ちに、空いていなければ所定の処理の後
    に印刷部に出力させる印刷処理工程とを備えることを特
    徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記印刷処理工程は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、印刷部が空い
    ていなければ所定時間ごとに空きをテストしてながら待
    ち、印刷部が空いていれば所定量の印刷データごとに区
    分して印刷部に出力させ、区分した間には、即時出力要
    求を属性として有する印刷ジョブが発生したか判定して
    発生していればその印刷ジョブの終了を待ち、即時印刷
    要求を有する印刷ジョブについては、印刷部が空いてい
    れば直ちに、空いていなければ現在処理中の印刷ジョブ
    を調べて、それが即時出力ジョブならそれが終了してか
    ら、そうでなければそのジョブを停止させてから印刷部
    に出力させることを特徴とする請求項5に記載の印刷制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記印刷処理工程は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、印刷部が空い
    ていなければ所定時間ごとに空きをテストしてながら待
    ち、印刷部が空いていれば所定量の印刷データごとに区
    分して印刷部に出力させ、区分した間には第1の所定時
    間待機し、即時印刷要求を有する印刷ジョブについて
    は、印刷部が空いていれば直ちに印刷部に出力させ、空
    いていなければ第2の所定時間待機した後に印刷部が空
    いていることをテストすることを特徴とする請求項5に
    記載の印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 前記印刷処理工程は、属性として即時出
    力要求を有さない印刷ジョブについては、タイマが起動
    されていればそのタイマが満了するまで待ってから所定
    量の印刷データごとに区分して印刷部に出力させ、区分
    した間には、即時出力要求を属性として有する印刷ジョ
    ブが発生したか判定して発生していればタイマの満了を
    待ち、即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、印
    刷部が空いていれば直ちに印刷部に出力させ、空いてい
    なければ、現在処理中の印刷ジョブが即時出力要求を有
    していなければそれを停止させてから、有していればそ
    のジョブが終了してから印刷部に出力させることを特徴
    とする請求項5に記載の印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷
    制御装置と、該印刷制御装置に印刷ジョブを発行するホ
    ストコンピュータとを備えることを特徴とする印刷シス
    テム。
  10. 【請求項10】 即時出力要求の有無を属性として有す
    る印刷ジョブを入力とし、印刷ジョブに含まれる印刷デ
    ータを処理して印刷部から印刷部に出力させるコンピュ
    ータプログラムを格納するコンピュータ可読の記憶媒体
    であって、前記プログラムは、 印刷ジョブの属性を判別する判別処理工程と、 属性として即時出力要求を有さない印刷ジョブについて
    は所定量の印刷データごとに区分して印刷部に出力し、
    即時印刷要求を有する印刷ジョブについては、印刷部が
    空いていれば直ちに、空いていなければ所定の処理の後
    に印刷部に出力する印刷処理工程とを含むことを特徴と
    する記憶媒体。
  11. 【請求項11】 印刷部を更に備えることを特徴とする
    請求項1に記載の印刷制御装置。
JP10061654A 1998-03-12 1998-03-12 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム Withdrawn JPH11259252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10061654A JPH11259252A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10061654A JPH11259252A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259252A true JPH11259252A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13177439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10061654A Withdrawn JPH11259252A (ja) 1998-03-12 1998-03-12 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129986A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kyocera Mita Corp 印刷制御システム及び印刷制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129986A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kyocera Mita Corp 印刷制御システム及び印刷制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5978557A (en) Printing device control apparatus and method
JPH09240070A (ja) プリンタ装置及びその制御方法
US6760120B2 (en) Printing device control apparatus and method
JP2002200825A (ja) 印刷装置及び印刷システム及び制御方法及び記憶媒体及びプログラム
JPH06149494A (ja) 印刷情報処理方法および装置
JP3495893B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
JP3344268B2 (ja) 印刷制御装置
US6052204A (en) Output apparatus and output method
JP2005202912A (ja) 印刷システム及びその制御方法、印刷方法、ホスト装置、プリンタ
US6862100B2 (en) Determining a type of print data to be sent to a printer based on the number of unprocessed files residing in a print queue
JP2000062292A (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JPH11212745A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷システムおよび記憶媒体
JPH11259252A (ja) 印刷制御装置及び方法及び記憶媒体と印刷システム
JP3134539B2 (ja) プリンタ制御装置
JP3442002B2 (ja) 画像出力装置及びその制御方法
US6750980B1 (en) Information processing apparatus and output apparatus
JPH09319532A (ja) 印刷制御装置及び方法
JP3056948B2 (ja) 印刷装置及びその制御装置、及び印刷装置の制御方法
JPH0664251A (ja) 印刷装置及びその制御方法
JP3209857B2 (ja) 印刷システムおよび印刷装置およびデータ分配装置および印刷システムの制御方法および印刷装置の制御方法およびデータ分配装置の制御方法
JPH1049314A (ja) プリンタシステム及びプリンタ制御方法
JPH07319647A (ja) 印刷装置およびその制御方法
JPH0930088A (ja) プリンタ装置及びその制御方法
JPH07239763A (ja) 印刷制御装置及びその制御方法
JPH0664252A (ja) エミュレーション・モードを有する印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607